第107号 - 建交労中央本部

Mail:[email protected]
◆「労災保険 」は ゼロ
まだまだ「健康アンケー
ト」の集約数は多くはあり
ませんが、引き 続き 返送さ
れてきています。
その特徴的なひとつが、
労災時の保険活用が、「国
民健康保険」や「会社の保
険」で おこ なわれ て い る 一
方で 、「労災保険」申請・
適用はゼロとなっている点
です。配布地域が「小零細」
で 「家庭内手 工業 的な」状
況 に あ り 、労 災 保 険で の 治
療・補償などの困難性を示
しています。
◆労働者保護、企業支援策
としての「労災救済支援基
金(仮称)」の創設急務
「2~3名の従業員」
(有田町)が多数と言いま
す。しかし労 働者 の実態が
つかまれていません。
自治体は建 交労 の提案 に
関心が高く、協力的な姿勢
で対応、今後も意見交換を
約束。国や県に協力を求め
ながらの関係自治体での
「労災救済支援基金(仮称)」
の設置は急務と言えます。
http://www.kenkourou.or.jp/topmenu/topmenu.php
民間地場零細企業にとって「歓迎だ」と行政
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Fax:0952-36-4488
Tel:0952-36-4424
浅川芳高
文責:執行委員長
実態調査・『健康アンケート』の
後援を県や佐賀労働局などへ要請
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九州支部佐賀分会は、 月5日から6日に かけ 、第 回 「な くせ
じん肺全国キャラ バン」を実施 し、 5日に有田町 、伊万里市、 6日
には佐賀労働局、佐賀県、長崎県松浦市に要請行動を行いました。
この 要 請 に 参 加 し た の は 、 建 交労 か ら は九 州 支 部 佐 賀 分 会 の 山 中
三義分会長や甲斐諭副分会 長、池崎基子分会書記 長、佐賀県本部の
浅川芳高委員長の4名。
6日 の要 請に は 建交労 を はじ め佐 賀中 央法 律事 務 所の弁 護士 、 佐
賀県労連やじん肺患者など 数名が参加しました。
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佐賀市駅前中央3丁目16番15号
〒840-0801
誰でも、ひとりでも入れる労働組合
Fax・Mail
ニュース
「実態知らずには
対応できない」
「健康アンケート」
中間集約結果発表
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佐賀県本部
建交労さが
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◆「健康アンケート」が示す実
態は
①アンケート1「困っている
症状は?」・・耳鳴 り %、会
話が聞き 取りにくい % 、 手 指
のしびれ %、咳や痰
% 、他 、 ② ア ン ケ ー ト 2
「 診 療 や 治 療は ? 」 ・ ・
国 民 健 康 保 険 % 、 会社
の 健 康 保 険 も し く は 何も
して いない 各 % 、 労 災
保険で0%、他、③アン
ケート3「職場環境は?」
・ ・ 粉じ ん % 、 空 気 が
悪 い %、振動 工具 使用
% 、 騒 音 % 、他 、 ④
アンケート4「職種は?」・・
窯 業 % 、 造 船 % 、大
工・左官 %、他
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2010,10,10,No.107
全日本建設交運一般労働組合(建交労)
第21回「なくせじん肺」キャラバン実施、佐賀分会は独自の自治体要請
じん肺根絶・救済への具体的な提言
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条 に基 づ く 、 「 特 定 建 設 業 者 」
の 「立 替 払 い 」 の 「 要 請 書 」 を
郵送し、 月7日に訪問。
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◆「コンプライア ンス」の
立場で対応を約束した元請
建設業G社◆
月 7日 の 午後 1 時 に G社 を
訪 問 し「立 替払い」 の 要 請 を お
菊 池 市 発 注 工 事で の 不 払 い 問
題で は 、 7 日 午 後 4 時 か ら 市 に
要 請 、 交 渉 の結 果 、 元 請 業 者 O
社 を 呼 び 出 して の 行 政 指 導 を お
こなうことを約束しました。
分会会議の定期開催
や「使用促進闘争」
の取り組みが
たたかいの力に
こないました。
熊本分会は、
こ の 要 請 には 、 西 九 州 ダ ン プ
財政的な問題
支部の浅川芳高執行委員長、熊
があり、西九
本 分 会 の 佐 保 愛 子 支 部 執 行 委 員、
州支部との組
さ ら に久 保 田猛 県本 部 顧 問 、 樋
織合同を行い
口 充 喜 佐 賀 県 生 公 連 議 長 が 参 加。
ましたが、元々
対 応し た G社 から は T 総 務 部
熊本分会は
長が出席しました。
「底力」がある組織です。
同 社は 「 コ ン プラ イ ア ン ス 」
佐 保 愛 子 支 部 執 行 委 員 も 、こ
の 立 場 か ら 「 破 産 法 な ど の 処 理 れ まで の 困 難 を 分 会 の 役 員 や 組
で な く建 設 業 法 によ る 解 決 を 優 合 員と と も に 乗 り 越 え て 、 強 い
先したい」と述べ、不払い金額 信頼を得ています。
の 支 払い を 満 額 おこ な う 約 束 を
佐保さんの「育児休業」など
し 、 「 誓 約 書」 を締 結 す るこ と に も 分 会 役 員 は 温 か く 見 守 り な
となりました。
がら、組織統合を機に「使用促
◆ 行 政 を 通 し て 支 払 い 求 め 進 闘争 」や 「 不 払 い 問 題 」で 、
る要請行動・・元請O社◆ 分 会 会 議 を 定 期 的 に 開 催 し 論 議
を 重ね した り 、国 や 県 へ の 要 請
行動もおこなってきました。
今回 の不 払い問 題 を 解 決 して
いく「力」もこうした分会の努
力と「底力」があったからです。
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業法 条に基づきダンプ不払い
(約160万円)を元請G社約束
関係自治体への強力な要請で「検討していく」
と元請О社(不払金額約 万円)
熊本ダンプ分会は、9月 日・
日 の両 日 、 浅 川支 部 委 員 長の
援 助と 佐賀 県 生公 連 や 熊 本 県 生
公連準備会の支援 受けて 対策 会
議 を 開 催 。 日 には 当 該 元 請 会
社 2 社 に 対 して 、 建 設 業 法 第
◆ただちに支払い求めた
「要請書」を 元請建設業者
に◆
◆ 組 織 拡 大 行 動 の 中 で 「 不 工 事 の 中で 、 賃 金 ・ 代 金 等 の 不
払いがあり、組合員など から相
払い問題」が明らかに◆
西九州ダンプ支部は熊本分会 談を受けました。
の「使用促進闘争」の前進と合 ○元請G社による不払い金額
わ せ 組織 拡大 を 9 月 日 から 独
熊本県発注
自 の 「拡大 月間 」を 取 り 組 んで
5人 161万4千円
きました。その取り組みの中で、 ○元請O社
熊 本 県と 菊 池 市 が 発 注 す る 公 共
熊本県、菊池市各発注
3人
31万7千749円
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