Mail:[email protected] ◆「労災保険 」は ゼロ まだまだ「健康アンケー ト」の集約数は多くはあり ませんが、引き 続き 返送さ れてきています。 その特徴的なひとつが、 労災時の保険活用が、「国 民健康保険」や「会社の保 険」で おこ なわれ て い る 一 方で 、「労災保険」申請・ 適用はゼロとなっている点 です。配布地域が「小零細」 で 「家庭内手 工業 的な」状 況 に あ り 、労 災 保 険で の 治 療・補償などの困難性を示 しています。 ◆労働者保護、企業支援策 としての「労災救済支援基 金(仮称)」の創設急務 「2~3名の従業員」 (有田町)が多数と言いま す。しかし労 働者 の実態が つかまれていません。 自治体は建 交労 の提案 に 関心が高く、協力的な姿勢 で対応、今後も意見交換を 約束。国や県に協力を求め ながらの関係自治体での 「労災救済支援基金(仮称)」 の設置は急務と言えます。 http://www.kenkourou.or.jp/topmenu/topmenu.php 民間地場零細企業にとって「歓迎だ」と行政 21 29 29 29 29 43 14 14 Fax:0952-36-4488 Tel:0952-36-4424 浅川芳高 文責:執行委員長 実態調査・『健康アンケート』の 後援を県や佐賀労働局などへ要請 14 九州支部佐賀分会は、 月5日から6日に かけ 、第 回 「な くせ じん肺全国キャラ バン」を実施 し、 5日に有田町 、伊万里市、 6日 には佐賀労働局、佐賀県、長崎県松浦市に要請行動を行いました。 この 要 請 に 参 加 し た の は 、 建 交労 か ら は九 州 支 部 佐 賀 分 会 の 山 中 三義分会長や甲斐諭副分会 長、池崎基子分会書記 長、佐賀県本部の 浅川芳高委員長の4名。 6日 の要 請に は 建交労 を はじ め佐 賀中 央法 律事 務 所の弁 護士 、 佐 賀県労連やじん肺患者など 数名が参加しました。 14 佐賀市駅前中央3丁目16番15号 〒840-0801 誰でも、ひとりでも入れる労働組合 Fax・Mail ニュース 「実態知らずには 対応できない」 「健康アンケート」 中間集約結果発表 29 14 佐賀県本部 建交労さが 10 10 ◆「健康アンケート」が示す実 態は ①アンケート1「困っている 症状は?」・・耳鳴 り %、会 話が聞き 取りにくい % 、 手 指 のしびれ %、咳や痰 % 、他 、 ② ア ン ケ ー ト 2 「 診 療 や 治 療は ? 」 ・ ・ 国 民 健 康 保 険 % 、 会社 の 健 康 保 険 も し く は 何も して いない 各 % 、 労 災 保険で0%、他、③アン ケート3「職場環境は?」 ・ ・ 粉じ ん % 、 空 気 が 悪 い %、振動 工具 使用 % 、 騒 音 % 、他 、 ④ アンケート4「職種は?」・・ 窯 業 % 、 造 船 % 、大 工・左官 %、他 14 43 2010,10,10,No.107 全日本建設交運一般労働組合(建交労) 第21回「なくせじん肺」キャラバン実施、佐賀分会は独自の自治体要請 じん肺根絶・救済への具体的な提言 10 21 20 条 に基 づ く 、 「 特 定 建 設 業 者 」 の 「立 替 払 い 」 の 「 要 請 書 」 を 郵送し、 月7日に訪問。 21 10 ◆「コンプライア ンス」の 立場で対応を約束した元請 建設業G社◆ 月 7日 の 午後 1 時 に G社 を 訪 問 し「立 替払い」 の 要 請 を お 菊 池 市 発 注 工 事で の 不 払 い 問 題で は 、 7 日 午 後 4 時 か ら 市 に 要 請 、 交 渉 の結 果 、 元 請 業 者 O 社 を 呼 び 出 して の 行 政 指 導 を お こなうことを約束しました。 分会会議の定期開催 や「使用促進闘争」 の取り組みが たたかいの力に こないました。 熊本分会は、 こ の 要 請 には 、 西 九 州 ダ ン プ 財政的な問題 支部の浅川芳高執行委員長、熊 があり、西九 本 分 会 の 佐 保 愛 子 支 部 執 行 委 員、 州支部との組 さ ら に久 保 田猛 県本 部 顧 問 、 樋 織合同を行い 口 充 喜 佐 賀 県 生 公 連 議 長 が 参 加。 ましたが、元々 対 応し た G社 から は T 総 務 部 熊本分会は 長が出席しました。 「底力」がある組織です。 同 社は 「 コ ン プラ イ ア ン ス 」 佐 保 愛 子 支 部 執 行 委 員 も 、こ の 立 場 か ら 「 破 産 法 な ど の 処 理 れ まで の 困 難 を 分 会 の 役 員 や 組 で な く建 設 業 法 によ る 解 決 を 優 合 員と と も に 乗 り 越 え て 、 強 い 先したい」と述べ、不払い金額 信頼を得ています。 の 支 払い を 満 額 おこ な う 約 束 を 佐保さんの「育児休業」など し 、 「 誓 約 書」 を締 結 す るこ と に も 分 会 役 員 は 温 か く 見 守 り な となりました。 がら、組織統合を機に「使用促 ◆ 行 政 を 通 し て 支 払 い 求 め 進 闘争 」や 「 不 払 い 問 題 」で 、 る要請行動・・元請O社◆ 分 会 会 議 を 定 期 的 に 開 催 し 論 議 を 重ね した り 、国 や 県 へ の 要 請 行動もおこなってきました。 今回 の不 払い問 題 を 解 決 して いく「力」もこうした分会の努 力と「底力」があったからです。 10 業法 条に基づきダンプ不払い (約160万円)を元請G社約束 関係自治体への強力な要請で「検討していく」 と元請О社(不払金額約 万円) 熊本ダンプ分会は、9月 日・ 日 の両 日 、 浅 川支 部 委 員 長の 援 助と 佐賀 県 生公 連 や 熊 本 県 生 公連準備会の支援 受けて 対策 会 議 を 開 催 。 日 には 当 該 元 請 会 社 2 社 に 対 して 、 建 設 業 法 第 ◆ただちに支払い求めた 「要請書」を 元請建設業者 に◆ ◆ 組 織 拡 大 行 動 の 中 で 「 不 工 事 の 中で 、 賃 金 ・ 代 金 等 の 不 払いがあり、組合員など から相 払い問題」が明らかに◆ 西九州ダンプ支部は熊本分会 談を受けました。 の「使用促進闘争」の前進と合 ○元請G社による不払い金額 わ せ 組織 拡大 を 9 月 日 から 独 熊本県発注 自 の 「拡大 月間 」を 取 り 組 んで 5人 161万4千円 きました。その取り組みの中で、 ○元請O社 熊 本 県と 菊 池 市 が 発 注 す る 公 共 熊本県、菊池市各発注 3人 31万7千749円 30 41 41
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