会議録(45KB) - 砺波地域市町村合併協議会

第17回
砺波地域市町村合併協議会
平成16年10月21日(木)
第17回
砺波地域市町村合併協議会
○日
時
平成16年10月21日(木)
○会
場
井波町社会福祉センター
午後4:00
○協議会委員
会
長
清都
邦夫
井波町長
副会長
長尾
益勇
城端町長職務代理者
副会長
米澤
博孝
利賀村長
委
中村
義則
平 村 長
委
山本
勝徳
上平村長
〃
伊東
浩
井口村長
〃
溝口
進
福野町長
〃
桃野
忠義
福光町長
〃
川合
友之
城端町議会議長
〃
水上
信一
平村議会議長
〃
安達
行成
上平村議会議長
〃
野原
彬孝
利賀村議会議長
〃
長谷
一之
井波町議会副議長
〃
塚田
久俊
井口村議会議長
〃
広瀬
正也
福野町議会議長
〃
嶋
信一
福光町議会議長
〃
西田
彌平
城端町学識経験者
〃
山田
美緒
城端町学識経験者
〃
上坂
義明
平村学識経験者
〃
宮本
佳子
平村学識経験者
〃
竹中
孝志
上平村学識経験者
〃
酒井
美雪
上平村学識経験者
〃
中河
展
利賀村学識経験者
〃
高田
芳子
利賀村学識経験者
〃
北田
正雄
井波町学識経験者
〃
浅田富美子
井波町学識経験者
〃
中島十八郎
井口村学識経験者
〃
川田
幸子
井口村学識経験者
〃
浦嶋
健一
福野町学識経験者
〃
長井久美子
福野町学識経験者
〃
西村
常次
福光町学識経験者
〃
吉江
福光町学識経験者
〃
黒野
嘉之
富山県経営企画部市町村課長
岩田
忠正
顧
員
問
員
哲子
○協議会事務局職員
事務局長
大家
信二
福野町
総務課長
山畔
勝博
城端町
主
青島
宏明
富山県
(井波町)
幹
事務局次長 中山
(計画課長兼務)
調整課長
-1-
松田
繁實
福光町
泰彦
井波町
○議事日程
1.開会
2.会長挨拶
3.会議録署名委員の指名
4.議事
(1)報告
報告第38号
砺波地域市町村合併協議会委員の変更について
報告第39号
新市の即時施行例規(専決処分条例)について
報告第40号
南砺市長職務執行者の選任について
5.その他
(1)南砺市誕生に係る広報について
6.閉会
-2-
開会
○大家事務局長
午後
4時00分
ご苦労さまです。
昨日は台風で、実は昨日の朝、天気予報を見ておりましたら、ちょうど今ごろこの
辺通るような予定で、すごい心配しておりました。
第17回の砺波地域市町村合併協議会をこれから開催させていだたきたいと思います。
まず初めに、会長からごあいさつ申し上げます。
○清都会長
どうもご苦労さまでございます。
今、局長が申し上げましたが、今年は台風とクマの当たり年のようでありまして、
昨日は大変心配いたしておりました。さっきからちょっと町村長さん方に聞いており
ましたら、やっぱり道路が土砂崩れで通行どめになったり、あるいはいつもと違った
向きの風だったせいか、倒木が結構あったようでございますが、幸い人身事故はなか
ったようでございまして、ひとまず喜んでいるところでございます。
昨年の4月1日に第1回のこの法定協を開かせていただきまして、数えること17回
になるわけでありますが、南砺市誕生まで、今日を含めまして11日間かと思っており
ます。まさに秒読みというような気分でございます。最終回のこの合併協議会にお揃
いでご出席いただきまして、厚くお礼申し上げます。
またあわせまして、今日まで本当に皆さん方の互助互恵の精神とでもいいますか、
ご協力をいただいて、円滑に南砺市誕生に向けてご尽力を賜りましたことも厚くお礼
申し上げるところであります。
今日は、特に条例関係、254本ですか、専決等もあるわけでございます。そんなよう
な大体の大まかな報告を申し上げさせていただきたい。
それと、そこへ追加で報告第40号を提出させていただきましたが、先ほどから、正
式には7町村長と言うべきなのですが、8町村、岩田さんにもお入りいただきまして、
職務執行者の協議をさせていただきました。福光町長の桃野さんにお願いいたしたい
ということで、後ほどまた改めて報告申し上げたいと思っておりますので、よろしく
お願い申し上げます。
また、今ちょっと触れましたが、岩田さんには、今回の県議の補選で無投票で当選
されまして、顧問の席にお座りいただいておりますが、昨日から、ご案内のとおり、
正式に県議会議員ということで活動いただいているわけでございまして、改めて皆さ
-3-
んと一緒にお祝いを申し上げたいと思います。おめでとうございました。(拍手)
なお、今日は、この後、解散という言葉が適当かどうかわかりませんが、みんなでこ
の17回を振り返りながら、簡単な懇親の席を用意させていただいておりますので、よ
ろしくお願い申し上げます。
それでは、会を始めさせていただきます。よろしくお願いします。
○大家事務局長
それでは、レジュメに従いまして会議を進めたいと思います。
それでは、第17回目の委員の出席状況をご報告申し上げたいと思います。
委員の方、33名中32人の方が出席されておられます。また、井波町の島田議長さんで
すけれども、公務のため、今日は欠席するという連絡をいただいております。かわり
に長谷副議長さんが出席される予定ですけれども、富山の方の飛行機がちょっと遅れ
ておりまして、今こちらの会場の方へ向かっておられる途中だという連絡が入ってお
ります。
以上、出席状況並びに会議が成立しているという報告にかえさせていただきたいと思
います。
それでは、規約に基づきまして、会長の方へ進行を譲りたいと思います。
○清都会長
それでは、最初に会議録の署名委員を私の方から指名申し上げたいと思いま
す。平村の上坂委員さん、城端町の山田委員さんにお願いいたしたいと思います。よ
ろしくお願いいたします。
それと、先ほどちょっと触れましたが、岩田町長さんが県議にご就任になられました
ので、今回1回だけになるかと思いますが、城端町の長尾助役が職務代理者というこ
とでご就任いただいていますので、今日はそういう形でご出席いただいております。
よろしくお願いいたします。
それでは、早速、報告事項に入らせていただきたいと思います。
今申し上げましたが、報告第38号につきましては、合併協議会委員の変更についてと
いうことで、長尾さんに委員にご就任いただいておりますので、よろしくお願い申し
上げます。
次に、報告第39号、新市の即時施行例規について、事務局から説明をお願いいたしま
す。
○大家事務局長
報告第39号です。
資料の方の3ページをお開きください。
-4-
今回、提案申し上げましたのは、新市に即時に制定する例規、非常にたくさんあるも
のですから、専決処分する条例のみについて一覧表を提出しております。
まず、3ページの方でありますけれども、下の方の参考をちょっと見ていただきたい
と思います。
前、第4回の協議会でしたけれども、条例、規則の整理の考え方について述べており
ます。
まず1番目、合併と同時に市長職務執行者の専決処分により即定めるものですね、こ
ういう形のものを1番目。2番目に、合併後においても、一定の地域に暫定的に施行
するもの。それから3番目、合併後において、逐次制定し、施行するものという3つ
の考え方で分類しておりました。
2番目の暫定的に施行するものという説明をちょっとしたいと思います。
暫定といいますと、何か二、三年ですぐなくなるというようなイメージがありますけ
れども、そういうものではありません。基本的には、暫定で条例を残して旧8町村の
条例をそのまま新市に引き継ぐというものであります。従いまして、暫定で残した条
例でも、新市の条例として生きてくることになります。それは、もちろんその町、村
独自の条例なものですから、その地域限定で引っ張る、そういう形のものであります。
ですから、廃止しようとか、その条例の一部を変更しようというときには、当然新し
い議会ができましたら、その場で新市の条例として一部改正なり廃止条例を可決して
いただかないと直らないということになります。
それで、今回提案するに当たりまして、これをさらに詳しく考え方をまとめてみまし
た。上の方であります。
専決処分する条例についてであります。
全国の協議会を見ておりますと、条例の数からいいますと、職務執行者が専決する条
例は、大体150前後が通常であります。多いところで180から200くらいでしょうか。先
ほど清都会長の方からちょっと触れましたけれども、今回、南砺市の場合ですと254本
という数になっております。
この専決処分する条例は具体的にどういうものかと申しますと、そこに書いてありま
すように、1番目、法定により、法律等で必ず設置しなさいというものがあります。
それから、2番目ですけれども、新市の組織、それから職員の勤務条件、給与とか勤
務時間に関するものであります。それから3番目、市民の権利・利益、こういうもの
-5-
を保護するもの、または義務を課すもの、こういうものが挙げられます。それから、
4番目ですけれども、公の施設の設置条例と言われるものです。5番目といたしまし
て、8町村のうち、ほとんどの町村が同じような制度を持っている、これをまとめた
もの、こういうものであります。これは、事務的に考え方を5つに分けたものであり
ます。後でまたご説明申し上げますけれども、必ず1番のみで条例が必要という場合
もありますし、1と3と5、みんな絡んでいるという条例もあります。
それから、大きい2番目ですけれども、暫定施行する条例というものがあります。
これはどういうものかと申しますと、条例名は類似しているが、8町村の現在の制度
に差があるということ。すぐ11月1日には新市長も決まっておりませんし、新しい条
例を統合して作るというものはちょっと難しいということで、改めて新しい議会がで
きてから提案して整理するという考え方のもの。それから、2番目ですけれども、8
町村のうち、一部の町村のみにある条例であります。その条例を、8町村全体に適用
させるのかどうか、そういう政策的判断が必要なものが出てきます。それから3番目
ですけれども、8町村のうち、これも一部のみに制定されている条例ですけれども、
地域特有のものということで、その地域にそのまま存続させたいという考え方のもの
であります。暫定施行には、この3つの分類を考えて分けております。
それから3番目、先ほど言いましたけれども、逐次施行するもの、漸次制定する条例
ということで、新しい市長が決まってから、政策的判断が非常に必要なもの、重要な
ものであります。それから2番目、議会議員に提案権のある案件というもの。大きく
分けまして、この2つがあるかと思います。
こちらの事務局の方で考えました政策的判断の必要な条例というものを幾つか挙げて
みたいと思います。まず基本的に、表彰関係であります。例えば、一番大きいものと
して考えられますのは、名誉市民条例、こういうものがあるかと思います。また、表
彰条例なんかもそれに該当するものだと思います。
それから、2番目ですけれども、非常に重要な問題でありまして、審議会とかそうい
うものに一度検討していただく、そういう性質のものの条例があるかと思います。例
えば、今全国的に非常に話題になっておりますけれども、個人情報の保護条例、こう
いうものというものは、やはりそれなりの審議会なりで検討していただいて、議会の
議決を得る必要があるというようなものであります。それから、総合計画の審議会、
最近一部ですと応募とか、委員の方の公募とかいう制度もとっている市がたまに見受
-6-
けられます。そういうことが必要なのかどうかということ。それからまた、これも最
近非常に注目されておりますけれども、男女共同参画、こういうものもやはり非常に
重要な、審議会を経て検討してもらう必要があるんじゃなかろうかというような条例
であります。
それから、3番目といたしましては、非常に大きな予算を伴うものが考えられます。
例えば、企業振興条例みたいなものが今現在でも各町村にそれぞれ制度的に持ってお
られますけれども、県で最近、こういう企業誘致に係る補助制度を大きく変えており
ます。非常に大きな金額になるものですから、新市の市長を待って、こういう大きな
予算のものは議会に提案するという手続をとりたいというふうに考えております。
それでは、4ページの方をちょっとお開きください。
今回、専決処分として挙げております例規であります。
先ほど言いましたように、専決処分条例254本、それから暫定として施行するもの29
本、隣の方には規則、規程、告示、訓令、内規というふうに分けておりますけれども、
今現在考えておりますのは、条例以下合わせまして706本の条例、規則等を専決するこ
とになります。
9月入ってから事務局、専門部会等で検討いただいた中身なんですけれども、非常に
困りますのは、ちょっとどこかをさわると、条例同士が引用している場合があります。
条例だけ直せばいいのに、これで済んだかなと思ったら、とんでもない条例に引用し
ていて、実は3条だったのを4条にしただけなのに、みんなぐちゃぐちゃになるとい
うような、そういう面倒な作業が出てきております。11月1日には、この254本、規則
220本、これを一度に職務執行者の方が専決いたしまして、告示をすることになります。
なお、条例等におきましては、記名押印じゃありませんでして、公布手続は署名にな
っております。ですから、次の条例を公布するには、254回サインをいただくという膨
大な仕事が残っております。
それで、資料的にはちょっと古いんですけれども、申しわけございません、15年3月
末、各町村の条例数が書いてあります。城端町さんの場合ですと156本、8町村合わせ
ますと1,129本というような数になっております。これを、先ほど言いましたように、
まとめられるものはまとめているということで、254本に統合しております。
それから、5ページの方をちょっと見ていただきたいと思います。
体系目次であります。
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順番に見ていただければいいわけですけれども、こういう編がありまして、章があっ
て、ここには書いてありませんけれども、節というような、編、章、節というふうな
分類で新しく編成し直しております。
今まで8町村の場合ですと、この第1編総規と書いてありますけれども、一部の町村
では第1類、類とか編とかいう分類の仕方がありまして、編に統一しております。
それから、第2編議会と書いてありますけれども、今までの町村のこういう分類です
と、議会に監査とか選挙というものをくっつけてこの第2編というものを編成してお
りました。新しい市になりますと、やはり条例数等が多くなるものですから、第3編
の中にこういう監査とか選挙というものを別に設けております。
それから、第3編ですけれども、これは執行機関、今までは行政通則とか行政一般と
か、言葉的、意味的には同じようなものでございますけれども、そういう言葉で使わ
れておりました。執行機関というふうに取りまとめております。
それから、ちょっと下の方に行きますけれども、第7編教育が入ってきております。
おおむね、今までの条例のつくり方というのは、教育というのは後ろの方にありまし
た。次のページでいいますと、建設あたりの次ぐらいでしょうか、そういうところに
分類されておりましたけれども、第7編ということで、財務の次に教育が入って、厚
生、民生関係が入っていくという、こういう組み立てをしております。こういう順番
というのは、どうして決めたのかと言われますと非常に困るわけなんですけれども、
最近、全国的にこういう流れの市が非常に多いということで、教育を前の方に持って
きております。
以上が、目次のところで変わったところであります。
それでは、7ページの方へ移りたいと思います。
具体的な条例名を挙げてあります。見ただけでうんざりするほどたくさんあるわけな
んですけれども、先ほど言いましたように、右側の備考欄ですけれども、1とか、1
と3、2とかいう番号が入っております。これは、先ほど言いましたように、専決処
分する条例、1番目ですと、先ほど言いましたように、法律によりすぐに制定しなけ
ればならないもの、空白期間を置いたらだめなもの、そういう条例であります。
まず1番目の、南砺市役所の位置を定める条例、これはすぐ決めなきゃならない、市
役所がどこにあるかわからないというような状態では困るわけなものですから、11月
1日にはすぐ施行するというものであります。備考欄には1番になっております。当
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然、この条例の中には、新事務所の位置と分庁舎の位置、そういうものが明記してあ
ります。
それから、2番目ですけれども、これは休日を定める条例。土曜、日曜以外に12月29
日から1月3日まででしょうか、そういう役所の休日を定めたものであります。
それから、3番目ですけれども、これは市の公告式条例であります。1番と3番と書
いてありますけれども、専決した条例をすぐ告示しなきゃならないものですから、そ
ういう手続が書いてあります。そういう意味で1番でありますし、3番というのは、
こういう条例の中身を知る住民の権利が当然ある。そういうものは告示行為であるも
のですから、1と3というような分類をしております。
それから、第3章表彰ですけれども、先ほど言いましたように、これは政策的判断が
必要であろうということで、現在のところ、表彰もすぐにないだろうということで、
新しい議会で新しく提案したいというもので抜けております。
それから、第2編の方にいきまして、議会であります。
ここに番号が入ってないものが2つあるかと思います。これは、合併に伴います廃置
分合に伴う南砺市の議会の議員の定数に関する協議書というもの、それから廃置分合
に伴う経過措置に関する協議書というもので、これはさきの議会で、この協議書につ
いては議決いただいているものです。そういうものを告示することによりまして効力
が発する、そういう手続のものであります。議員の定数については30人、それから経
過措置につきますものは、議員定数特例を使っておりますので、34人というものがこ
の協議書に書いてあったかと思います。
それから4番目、これは条例になるわけなんですけれども、その定数特例を受けまし
て34人の選挙区、それから選挙区の定数を定めた条例であります。
それから、この議会関係では、当然、先ほど言いましたように、議会議員のみが提出
権を持っているという案件があるかと思います。例えば、市議会の委員会条例、どう
いう常任委員会なりを持つのかというのは、これは議会の権限になっております。そ
れから、議会事務局の設置条例、そういうものは議会の方の提案権になっております。
一つ一つ説明していくと、すごい時間がかかるものですから、ちょっと重要な点また
は変わった点を申し上げたいと思います。
それぞれ、今申し上げました条例というものは、市役所の位置を定める条例等につき
ましては、当然8町村とも全部ありました。それを1本にまとめておりますので、ほ
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とんどの条例がそういうことになるかと思います。
それでは、次の8ページへ移りたいと思います。
22番目、一番上ですけれども、南砺市選挙公報に関する条例というものがあります。
新市になりましたら、選挙公報は発行しようというものであります。
それから23番目、議会議員、長の選挙におけるポスター掲示場を設置しようというも
のであります。
以下、それぞれ行政委員会に関する条例が主なものになっております。
それから、9ページ目をちょっとお開きください。
54番目であります。ここに南砺市税条例があります。
ここでは専決処分にしておりますけれども、基本的には、この新しい条例というもの
は平成17年4月1日から適用する、施行は11月1日にやりますけれども、適用は17年
4月1日という条例であります。ですから、後ほどまた説明申し上げますけれども、
平成16年度の税条例は暫定で引っ張ることになります。税条例につきましては、年度
途中で変えるというのは技術的にほとんど不可能なものですから、こういう取り扱い
にしております。
それから、同じページですけれども、62番目をちょっと見ていただきたいと思います。
公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例というもので、平成15年度に自治
法が改正されております。これからは、施設というものは、市の直営か、この指定管
理者という2つのやり方しかなくなります。今までみたいに委託というような運営の
仕方はできないことになります。全部がそういう法律適用を受けるのは平成18年9月
からだったかと思います。
それから、10ページをお開きください。
今までの条例の中でもざっと見ていただいておりますけれども、施設条例が非常に多
いように見受けられます。先ほど言いました254本というのは、なぜこういうふうに多
いのかと申しますと、やはり施設が非常に多いということであります。全部の条例を
数えたわけではありませんけれども、103番目、体育施設条例、これが統合した条例の
中のナンバーワンだと思います。数えてみますと、それぞれ8町村にありました22の
条例を1本にしたというものであります。体育施設条例なんかをつくります場合に、
例えば野球場の設置条例として条例をつくる場合、単独でも作れますし、こういう体
育施設として、一体としてそれぞれ施設名を挙げていくというテクニックの作り方も
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あるかと思います。そういうものをまとめております。
それから、終わりの方にいきまして、これは14ページから、ちょっと見ていただきた
いと思います。
14編その他というふうに挙げてあろうかと思います。これが、先ほど言っております
暫定で残す条例であります。
例えば、1番目として、井波町の男女共同参画推進条例というものです。これは、8
町村で井波町のみに制定されておったものです。ですから、これは新市になっても、
この井波町の男女共同参画条例は井波町のみ生きるということになります。この条例
をもう一度新市に広げるのかどうかということは、新しい議会または審議会等を経て
処理をしていきたいという意味で、こういう暫定の取り扱いをやっております。
それから、2番目、平村の自然環境及び文化的景観の保全に関する条例、上平さん、
利賀さん、こういう文化的遺産のもの、それから利賀村さんとか井波町さんとかのま
ちを美しくするとか、こういう条例があります。
それから、7番目にいきまして、国民健康保険条例があります。国民健康保険条例は、
すぐに制定すればいいんですけれども、これも税条例と同じように、今の段階で11月
1日施行して、17年4月1日に適用という書き方ができるんですけれども、16年度の
医療費の動向がまだはっきりつかめておりません。診療報酬とか、いろんなレセプト
が上がってくるのが2カ月遅れになります。今のところ、4カ月分の医療費の推計し
かつかんでおりません。今後以降のものについて見極めて、新しい条例を作りたいと
いうものであります。そういう意味を含めまして、15年度中は条例をこういうふうに
引っ張るというものであります。
それから、ちょっと変わった条例でありますけども、18、19、20、同じように低開発
地域工業促進の条例があります。これは、固定資産税の課税免除に関する条例を廃止
する条例という変な条例で、城端、井波、福野にあるわけなんですけれども、この条
例は、平成15年度だったでしょうか、もう廃止している条例なんです。ただ、経過措
置が残っております。15年度にもう廃止したんですけれども、それ以前に適用があっ
たものは、引き続き3カ年適用するというただし書きをつけました廃止する条例とい
うことで、これもすぐなくしますと、その経過措置が受けられないという、廃止した
条例をそのまま引っ張る、そういう意味の条例であります。
それから、21番目、22番目、23番目もそうでしょうか、利賀村さんの有林野条例とか、
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井口村分収造林条例、それから平村さんの特別条例等もありますけれども、これは主
に分収林造林に係るものであります。寄付していただいた山に、木を植え、それを売
った場合に、それぞれ地元に何割を戻すということをきちんと明記してある条例であ
ります。
それから、24番目以下、これは企業誘致に係る条例であります。これをなくしますと、
今引っ張っている事例がないかもしれませんけれども、適用があった場合は、この条
例でとりあえず適用しますよと。先ほど言いましたように、県の要綱等が非常に莫大
な金額になっております。その要綱等をそのまま適用させますと、補助金額が30億と
か、そういう金額になるというふうに聞いております。ということで、これは政策的
判断が必要な条例であろうということで、今回は専決処分には乗せておりません。
以上、簡単に、さっと注目すべきもの、変わったものについて説明を申し上げました。
○清都会長
条例の中身といいますより、考え方について、主として説明をしたわけであ
りますが、何かわかりにくかった点とかございますか。そこだけ聞いても、なかなか
難しいとこもありますけど。
専決も含めて、非常にたくさんの条例があるということでございます。
○大家事務局長
今、事務局の方でこの条例以下、要綱、規則、どのくらいの厚さになる
かと申しますと、多分70センチから80センチに、ペーパーにしますと、どのくらいの
枚数になるか、何千枚になるのかわかりませんけれども、そのくらいの分量になりま
す。
○清都会長
特にご意見ございませんか。
〔発言する人なし〕
○清都会長
それでは、報告でございますけれども、39号につきましては、おおむね御理
解をいただいたということで、先へ進めさせていただきたいと思います。
先ほど追加でお願いいたしました報告第40号、南砺市長職務執行者の選出について、
資料を出させていただきましたので、事務局から説明をお願いします。
○大家事務局長
報告第40号であります。
この11月1日から市長さんが選挙で選ばれるまでの間、8町村の町村長さんの中か
ら協議して定めよという法律の規定がございます。8町村長さんの協議の結果、福光
町長さんの桃野さんが職務執行者として職務につくということになり、こういうます。
また、法律的には、別添のペーパーがついておったかと思いますけれども8町村長
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で協議書というものを取り交わすことになっております。
以上でございます。
○清都会長
職務執行者につきましては、8町村長がいろいろ相談させていただいて、桃
野さんにお願いしたいということでございますので、ひとつご理解いただきたいとい
うふうに思います。
拍手で承認してください。(拍手)
ここで、桃野さんにごあいさつをいただくために拍手をいただいたわけです。一言お
願いいたします。
○桃野委員
それでは、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
実は、先ほど、職務執行者をというわけでございまして、だれかがやらなければい
かんということでありますが、とりあえずは今ありましたように、公告式条例見てお
りませんが、少なくとも条例、規則ぐらいは署名するのかなということになりますと、
511、名前を書かせていただくことになります。
それから、寄せ集めではありますけれども、暫定的な予算も組まなければいけない、
非常に重要な仕事でございまして、非常に気が重いわけでありますが、市長が選任さ
れるまでの間、スムーズにこれを引き継ぐように頑張りたいというふうに思っており
ます。
一層ご支援をいただきますように、よろしくお願いします。ありがとうございます。
(拍手)
○清都会長
500サインするだけでも大変だと思うので、1カ月ぐらいになろうかと思い
ますが、ひとつよろしく、円滑にいくようによろしくお願いしたいと思います。
それでは次に、その他の方に入らせていただきたいと思います。
南砺市誕生に係る広報につきまして、事務局から説明をお願いいたします。
○大家事務局長
説明につきましては、松田課長の方からご説明申し上げたいと思います。
○松田調整課長
それでは、広報に関する件でございますが、別つづりで2枚物の用紙が
ございます。
もう既にお手元、あるいはテレビ等で、もう始まっております。簡単に説明させて
いただきます。
まず、これも振り返ることとなりますが、総務大臣の南砺市の告示を受けてから、
各庁舎に懸垂幕が既に掲げてございます。
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そしてまた、住居表示とか、住所が変わることによって生活の手続上の問題ですが、
そういったものについては、協議会だよりで別冊という形でご案内をしたところでご
ざいます。
それから、ポスターでございますけども、その1については、市章が決まったとい
うことで、南砺市になるまでまだちょっと早いということで目をつぶったもの。そし
て、今現在、こちらの会場に掲げてあるのは、その2ということで、もう満開が近い
という意味で「8つの花が1つに咲いた。」というポスターを掲げているところでご
ざいます。そしてまた、その3という分で、これも書いてございますが、一応「子供
のユメは、未来のホント。」という意味でのポスターも、今予定しているところでご
ざいます。
それから、エコーはがきにつきましては、前回ご説明し、既に皆さん方のご家庭に
も配布がなされているかと思います。
それから、南砺市のパンフレットにつきましても、8町村について、現在既に配置
されているかと思います。
それから、暮らしのガイドでございますが、10月25日には印刷が仕上がってまいり
ます。遅くとも、今月いっぱいには各家庭の皆さん方のところに届くかということで
ございます。中身につきましては、140ページございます。住所の表示、改めてそうい
ったもの、あるいは市役所の内部、あるいは仕事の内容、電話番号、そうした変わっ
た分についての主な住民サービスなどいったものが触れてございます。あるいは公共
施設の名称、どこが変わったという部分も、140ページ程度になるということでござい
ますが、また合併前にということで急いでいるところでございます。
それが、各広報関係でございます。
次に、報道機関による広報ということで、これもテレビ、ラジオ、各新聞の方では、
南砺市の誕生に向けて非常にご協力いただいております。
その中身でございますが、まずテレビ関係でございますけれども、BBTの富山テ
レビさんの方では、11月1日月曜日、合併当日の晩でございます夜7時から7時55分、
福野町のヘリオスを会場にしまして生放送をやりたいということで、南砺市の誕生を
祝いたいというのがこの企画でございます。既に、各8町村の各団体によって、ちょ
っと流れてましたかもしれませんが、南砺市の歌というものが、この番組のテーマソ
ングといいますか、主題歌になりまして、南砺市の歌というものを歌いながら、この
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1時間ほどを構成していくということで、各町村の各団体が、既にその歌の練習をし
ております。そして、当日、このヘリオスに集まっていただいて、最後は大合唱とい
う形で、南砺市の誕生をテレビを通じて祝いたいというのがこの企画でございまして、
後ほど、また別の方でこの歌を聞いて、そしてまた粛々と練習もしてみたいなという
ことも考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
それから、MROさんの方でございますけども、これは金沢でございます。11月3
日水曜日、祝日でございますが、10時20分から、金沢の方で「南砺の魅力ドライブマ
ップ」ということで、お隣の石川県の番組でございますけども、隣の富山県に、南砺
市が誕生しましたということで、また皆さん遊びにきてくださいという、若い女の子
が南砺市の市内をドライブするというような旅番組的なものになっております。そう
いう部分で、MROさんの協力をいただき、それじゃあちょっともったいないという
ことで、事前に11月1日、これも10時20分から同じ系列ということでございますので、
チューリップテレビさんの配慮で、ちょっと石川県向きの番組ですけども、ちょっと
我々も見てみようかという時間帯がこの時間帯でございます。そういうふうにして祝
っていただいております。
一方、またKNB北日本放送につきましては、11月14日を予定されております。県
の広報番組ということで、「こんにちは富山県です。」ということで、南砺市、そし
て砺波市が紹介されるというふうに聞いております。
それから、既にごらんになられた方はあろうかと思いますが、昨日から、協議会だ
よりに出ました合併ファミリーが、いよいよ漫画からアニメになってテレビの画面で
お邪魔しているかと思います。「いよいよだね」という感じで、南砺市誕生という部
分で、アニメで流れております。民放3社の協力を得まして、10日間の間に219本流れ
ますし、もちろんTSTとなみ衛星通信テレビも流していただいて、ひとつ盛り上げ
ていただきたいと、そんなことでお願いしております。
当然、ラジオにつきましても、KNBさん、そしてFMとなみ、FMとやま、この
間でも、音声向けのスポットを流しております。これも120本ほど、どこかでお耳に入
ってくるというような形でございます。
それから、新聞広告でございますが、11月1日の朝刊、全紙統一企画ということで、
市章をもじった形での統一の広告記事を出します。大きさには大小あるわけでござい
ますが、北日本さんにつきましては、本編の方に見開きということですから、両手を
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広げて見るというようなことで、その市章がどんと目の前に飛び込んでくるかと思い
ます。それから、読売新聞さんにつきましても、石川県の方でも取り扱うとか、それ
から富山新聞さん、その他につきましても、いろいろな面で紙面を割いて、南砺市の
誕生をという部分でご協力をいただく予定になっております。
それから、まだ調整中ということでございますが、まだはっきりしてませんが、も
うはやNHKのど自慢ということで、南砺市誕生1周年記念ということで、まだ合併
してございませんが、来年10月2日で、一応南砺市福野体育館でお願いしたいという
ことで、今NHKさんにお願いしております。決まるのが2月ぐらいで、一応お邪魔
しようというような話になりますが、これはこういう話を今進めているということで、
早々と1周年まで考えとるということで、ちょっと気の早いところもあるかもしれま
せんが、そういうことで、広報関係については、簡単ですけども報告をさせていただ
きます。
以上です。
○清都会長
テレビとか、ラジオとか、新聞社等、いろいろ調整をしながら、なるべく少
ない予算で、より効果があるようにということで、事務局も大変苦労してくれて、大
体こういう形で今ご協力をいろいろいただいているわけでありますが、こういう予定
であるということでございます。
ぜひ、ひとつ皆さんには、これらを残らず全部見てやっていただくようにお願いし
たいと思います。
何かご意見ございますか。
今日、報道の関係もたくさん来ていただいていますが、なるべくPRをしっかりし
てやっていただきたいと思います。
特にございませんか。
〔「はい」と言う人あり〕
○清都会長
それでは、これでレジュメは終わるわけですが、11月1日、南砺市誕生とい
うことになるわけですが、大体当日の流れというか、主なものだけ事務局から、せっ
かくの機会ですから報告していただいたらと思います。
○大家事務局長
11月1日の予定でありますけれども、今現在考えておりますのは、開庁
式と申しましょうか、それを福野庁舎の方でやりたいと考えております。午前8時か
らテープカット等を行いたいというふうに考えております。
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また、それぞれ分庁舎、行政センターがあるものですから、行政センター、ほかの
分庁舎につきましては、10時半から、それぞれの分庁舎、行政センターで行う予定に
しております。
また、8時半からは、職員の辞令交付式を考えております。全員に、1,000人に渡す
ことはちょっと不可能なものですから、今回は課長職以上の者のみを職務執行者の方
から辞令交付いただくと。あとの職員につきましては、課長から課内の職員へ辞令を
渡すというような方法をとりたいと考えております。
それ以降、職務執行者の方におかれましては、9時から事務引き継ぎ、それから専
決の決裁、10時ごろからですけれども、行政委員会、教育委員会とか選挙管理委員会、
農業委員会、固定資産評価審査委員会とか、15分おきに会合に出ることになるかと思
います。
また、お昼からは、県の方へあいさつ回りが必要になってきますし、夕方には、病
院関係の辞令交付式ということを考えております。
1日は、びっしり予定が詰まっている予定であります。
以上であります。
○清都会長
ここにいらっしゃる皆さんにも、それぞれご協力いただくのでしょう。
○大家事務局長
はい、こちらの方で今進めておりますのは、今現在の町村長さん方、助
役さん方、ぜひ福野の庁舎の方へテープカットのときにおいでいただきたいと思いま
す。
申しわけありませんけれども、それぞれの行政センターのところに、またそこのテ
ープカット等をやりたいと思いますので、それぞれの行政センター、分庁舎のところ
へ戻っていただきたいというふうに考えております。
また、町議会議員の方には、それぞれ地元のところのテープカット等にご参加して
いただければというふうに考えております。また、議員の方には、それぞれ、今現在
の役場から案内なりお知らせが届くと思いますので、よろしくお願いしたいと思いま
す。
○清都会長
11月1日、予定に入れておいてやってください。
○桃野委員
監査委員はどのようになるのでしょうか。
○大家事務局長
○清都会長
監査委員は、市議会で選任されるまでは空白です。
どうでしょうか、今日、ご相談申し上げたいというか、報告事項も含めて大
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体終わらせていただきますが、これで最後の協議会でもあります。何か、全体を振り
返りながら、あるいは今日の話も含めてでございますけど、ご意見とかご要望とか、
そういうのがあれば、せっかくの機会ですので承りたいと思いますので、いかがでし
ょうか。
特にないですか。あるいはまた、後からということにしましょうか。
最終回の合併協でございましたが、今回も円滑に進めさせていただきましてありがと
うございました。
各町村、閉庁式や閉村式を行って、それぞれの町村の特徴を生かして行っていただい
ていると思っております。昨日は平村であったと思っておりますが、連日報道を見さ
せていただいておりまして、この後、明日は利賀村の閉村式、24日には上平村で閉村
式が行われるというふうに聞いているわけであります。それで、8町村、大体閉庁式、
閉村式が終るのかなというふうに思っております。
それぞれのそういう式典をやっておりまして、非常に感慨深いものがあるわけでござ
いますが、同時に新しい南砺市、8町村、またみんなで力を合わせて頑張っていこう
という気概をいただいているわけでございまして、そういう気持ちをいただきながら、
南砺市の将来に向けて、また皆さん方、いろんなご協力、ご尽力を賜りたいなという
ふうに思っているところでございます。
なお、事務局の話、私が申し上げるというのも何でございますが、大体事務の引き継
ぎ、引っ越し、そして電算関係の調整といいますか、統一しなきゃいけない、これも
大変なようでありますけれども、2日も3日も徹夜している職員が何人かいるような
話さえ聞いているわけでありますけど、大変苦労しながら頑張ってくれているようで
ございます。そういうことで、水面下でみんな頑張ってくれているということもご報
告申し上げ、皆さんとともに感謝いたしたいというふうに思っております。
いろんな関係のたくさんの皆さんのご協力で、すばらしい南砺市が誕生するように、
今後ともご尽力をお願い申し上げまして、閉会のごあいさつにさせていただきます。
今日はありがとうございました。(拍手)
閉会
午後4時45分
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平成16年
月
日
砺波地域市町村合併協議会委員
砺波地域市町村合併協議会委員
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