パナソニックグループサイトレポート2012 2011年度:2011年4月1日~2012年3月31日 島根三洋電機株式会社 所在地: 島根県雲南市木次町山方320番地1 設立: 1976年8月 ISO14001取 得: 主要製品: 問合せ: 従業員数: ISO14001最 2009年12月 新更新: 太陽電池HITセル、パソコン周辺機器、パワーコンディショナ、LED プリントヘッド、その他電子機器 1997年12月 管理部 企画課 TEL: 0854-42-2111 ごあいさつ 島根三洋電機では、太陽光HITセルとパワーコンディショナを中心としたエナジー関連製品の生 産と、電子機器製品の生産を担当しています。このうち、HITセルではクリーンルーム空調用とし てLNGを、生産設備には大量の電力を消費しています。これを受け、昨夏においてはクリーン ルーム空調の省エネを行い、LNG使用量を約30%削減することができました。 また、当社が宍道湖・中海水系の上流部に位置していることから、水質管理に関しては条例基 準値よりも厳しい自主基準値を設定し、適正処理により流域環境の保護に努めています。自然 豊かな当地域との共存を図るべく、引き続き環境配慮の取組みを推進していきたいと思ってい ます。 環境責任者 村尾 整優 環境パフォーマンスデータ グラフ表示年 11:2011年4月1日~2012年3月31日 単位:千kl エネルギー使用量 電気 LPG CO2排出量 単位:千t 33.62 重油 LNG 0.01 4.90 0.03 15.13 07 08 09 10 07 11 08 09 10 11 (年度) 自然エネルギー使用量 太陽光 (年度) 11年度 36.74 千kW/h 算出基準について エネルギー使用量原油換算: 電力=0.257L/KWh LNG=1.406L/㎥ 水の使用量 単位:千m³ 上水道 産業廃棄物・有価発生物 最終処分量 工業用水 単位:千t、% 発生量 リサイクル率 100.0 1.9 1,319.6 0.00 43.3 07 08 09 10 11 (年度) 07 08 09 10 11 (年度) 化学物質 マテリアルバランス 使用量 2397.85 単位:t 11年度 大気排出 14.34 化学物質 ヒト・環境影響度 単位:カウント リサイクル量 1344.48 除去処理量 991.48 製品出荷量 47.55 水域排出 0.00 移動量 0.00 3,225.42 1,388.54 土壌排出 0.00 10 11 パナソニックグループの工場化学物質管理について http://panasonic.co.jp/eco/factory/chemical_substance/ パナソニックグループサイトレポート2012 2011年度:2011年4月1日~2012年3月31日 島根三洋電機株式会社 環境法令等の順法状況 11年度 <大気汚染物質計測状況> 単位 SOx Nm³/h NOx ppm ばいじん g/Nm³ 施設名 法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値 吸収式冷温水発生機 5.86 0.10 0.00 0.00 2回/年 0.00 2回/年 小型貫流蒸気ボイラー 1.58 0.10 0.00 吸収式冷温水発生機 2.23 0.10 0.00 0.00 2回/年 吸収式冷温水発生機 150.00 60.00 25.00 26.00 2回/年 小型貫流蒸気ボイラー 150.00 60.00 19.00 24.00 2回/年 吸収式冷温水発生機 150.00 60.00 22.00 28.00 2回/年 吸収式冷温水発生機 0.10 0.01 0.00 0.00 2回/年 小型貫流蒸気ボイラー 0.10 0.01 0.00 0.00 2回/年 吸収式冷温水発生機 0.10 0.01 0.00 0.00 2回/年 <水質汚濁物質計測状況> 単位 施設名 法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値 計測頻度 計測頻度 COD mg/l 排水処理施設 160.00 128.00 4.19 8.20 12回/年 BOD mg/l 排水処理施設 160.00 128.00 7.92 25.00 12回/年 窒素 mg/l 排水処理施設 120.00 96.00 5.78 10.00 12回/年 リン mg/l 排水処理施設 16.00 12.80 0.14 0.86 12回/年 <騒音・振動> 計測場所 単位 騒音 dB 振動 dB 法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値 計測頻度 昼 N/A 夜 N/A 昼 N/A 夜 N/A 法令規制値:法または条例および協定の規制する値 N/A:法令規制対象外の項目 環境負荷削減の取り組み事例 600,000 過冷却制御方式の変更 当社ではクリーンルーム空調に大量のLNGを使用しており、2011年度において削減取 対前年比 550,000 21%削減 500,000 組みを実践しました。夏季は、過剰に冷却していた冷水温度設定を約5℃上昇させること で冷却するためのエネルギー消費を低下しました。中間期(春・秋)は湿度が低いことか ら除湿機能を停止することで冷水負荷を低減しました。 このように制御機能を追加したことによって、1,077tのCO2削減を達成しました。 450,000 400,000 350,000 300,000 250,000 200,000 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 LNG:2010年と2011年の比較 外気取入温度の低温化 クリーンルーム内部の製造装置からの発熱分を外気の過熱に活用することで、加熱負荷 とクリーンルーム内の空調機器の冷却負荷を低減しました。具体的には前工程を▲1℃、後 工程を▲4℃削減することで、251tのCO2削減を達成しました。 上記の過冷却制御方式の変更と合わせて、2011年度のLNG使用量は対前年比で約21% 削減することができました。 環境コミュニケーション事例 工業団地内の清掃活動 10社余りが入居する工業団地内の一帯の清掃活動を行っています。ポイ捨ての空き缶 や、弁当ガラなど、心無い方の行為に立ち向かうべく、継続的に活動を行っています。 工業団地内の清掃活動 小学生の工場見学受け入れ 1976年創業時より、近隣小学校児童の積極的な受け入れを行っています。2011年度で は地元雲南市立佐世(させ)小学校5年生28名をご案内しました。HITセルの発電の仕組 みや、パワーコンディショナーの役割とその組立の様子を間近に見た子どもたちは、普段 は見られないものづくりの現場に少し驚いた様子でした。また、太陽光HITセルの構造説 明では、やや専門的で難しい面があったものの、子どもたちは再生可能エネルギーに大 きな関心を寄せていました。 小学生を対象とした環境教育
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