バイテックレポート第26期報告書

第26期報告書
2012年4月1日~2013年3月31日
株主の皆様へ
株主のみなさまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご理解とご
支援を賜り、誠にありがたく厚くお礼申し上げます。
当社グループは、厳しい経営環境の中、事業構造改革に取り組んでまいりました。このたび、新たな成長ス
テージに向けた取り組みとして経営体制を変更いたしました。営業体制を、創業より発展してまいりましたデ
バイスビジネスグループと新規事業として急成長しております環境エネルギービジネスグループで構成し、
新経営ビジョン、新経営方針のもと、新たな経営体制でさらなる飛躍を目指してまいります。
今後とも一層のご指導とご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役会長兼社長
経営ビジョン
経営方針
デバイスビジネスと
環境エネルギービジネスで、
豊かな生活と地球にやさしい
未来を創造する!
Ⅰ 高付加価値ビジネスの創造
Ⅱ 改革・変革の創造
Ⅲ 企業発展の世代交代
Innovation & Value Creation
─革新&価値創造─
1
今野 連結業績推移
2013年3月期売上高 102,242百万円
前年同期比
2014年3月期予想
△16.6%
2014年3月期予想
624百万円
前年同期比
2013年3月期1株当たり純利益
△9.9%
前年同期比
■経常利益
■当期純利益
〈百万円〉
〈百万円〉
120,000
121,782
2,000
122,662
1,700
120,000
102,242
1,500
90,000
1,103
800
1,157
892
60,000
0
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
1,150
1,067
600
693
624
400
500
0
1,043
1,000
1,275
1,000
30,000
1,200
△9.9%
98円34銭
■売上高
130,417
53円43銭
2014年3月期予想
1,150百万円
△22.9%
1,700百万円
〈百万円〉
150,000
892百万円
前年同期比
120,000百万円
2013年3月期純利益
2014年3月期予想
2013年3月期経常利益
200
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
0
2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
3月期
3月期
3月期
3月期
3月期
今期の業績について
① メガソーラー向け太陽光パネルが売上に寄与
② カーオーディオ向け半導体、多機能プリンタ向けCPU等が好調に推移
③ デジタルカメラ向けイメージセンサ/小型液晶パネルの売上が大幅減少
今後の見通しについて
デバイスビジネス
顧客の拡大、商材の拡充、利益率改善を推進するとともに多機能商社への転換を図る
環境エネルギービジネス
再生可能エネルギー活用によるシステムインテグレーター基盤確立
PPS(特定規模電気事業者)事業への参入
2
特集 バイテックの取り組み
エレクトロニクス商社の変貌
【デバイスビジネスと環境エネルギービジネスを2大コア事業とし、グローバル戦略を推進します】
バイテックはデバイスビジネスにおいて、エレクトロニクスに関わるあらゆるデバイスを取り揃え、
ソリューション提案を
始めとした様々なサービスの提供を行い、付加価値の高いビジネスを展開してまいります。また、環境エネルギービジ
ネスにおいて自治体や地元の民間企業と連携、地方の産業・経済を活性化することで、その発展に貢献してまいります。
デ
バイ
スビジネ
ス
情報
グローバル
投資
環
境
エネ
技術
インフラ
ス
ネ
ル ギ ービジ
これらのビジネスの推進を図る為、
グローバルマーケットから優れた製品をいち早く国内に提供すると共に、事業モデ
ルを海外へ展開してまいります。
当社グループでは、
ビジネスの可能性を見極めながら、様々な情報とインフラを活用し、パートナー企業との提携や技
術力の集結、発揮により、
ターゲット分野への積極的な事業投資や事業展開を進めてまいります。
3
バイテックメガソーラーが運転開始
2年間で100MWを目指す
バイテックは再生可能エネルギーの固定買取制度が施行されたことを受け、
3月4日福
岡県鞍手郡小竹町
(小竹団地)
にメガソーラー発電所第1号の運転を開始しました。
続いて3月27日には、栃木県那須塩原市青木に第2号発電所の運転を開始しました。
効率向上・監視システムも導入し、予想を上回る発電量が出ております。
当社は電力の地産地消を事業のコンセプトに、自治体向けに展開するメガソーラー発
電事業のノウハウを集結して遊休地および建物屋上を利用した発電設備の企画・運営・
管理を行うと共に、創エネ・省エネ・蓄エネまで広範囲なマーケットを対象とした環境と
エネルギーに関するソリューションビジネスを推進してまいります。
バイテックグループが展開するメガソーラー
第2号(栃木県那須塩原市)
日光(鬼怒川)
中之条
神流
藤岡
滝沢
富士
北広島
東広島
第1号(福岡県鞍手郡小竹町)
村山
笠間
今治
奈良
伊勢
龍ヶ崎
4
連結財務諸表(要約)
連結貸借対照表
科 目
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前期末
2012年3月31日現在
【資産の部】
流動資産
固定資産
有形固定資産
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
【負債の部】
流動負債
固定負債
負債合計
【純資産の部】
株主資本
その他の包括利益累計額
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
当期末
27,358
6,711
5,014
182
1,514
34,069
23,372
2,611
25,983
22,077
2,671
24,748
9,201
△400
─
8,801
34,785
9,475
△155
0
9,320
34,069
連結損益計算書
科 目
2013年3月31日現在
29,241
5,543
3,668
227
1,647
34,785
(単位:百万円)
前期累計期間
当期累計期間
自 2011年4月 1 日
至 2012年3月31日
自 2012年4月 1 日
至 2013年3月31日
689
624
△108
244
△3
5
△104
△38
為替換算調整勘定
△0
277
包括利益
580
868
親会社株主に係る包括利益
585
869
少数株主に係る包括利益
△4
△0
少数株主損益調整前当期純利益
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
(内訳)
(単位:百万円)
前期累計期間
科 目
自 2011年4月 1 日
至 2012年3月31日
122,662
116,095
6,567
5,525
1,041
359
243
1,157
55
110
1,102
413
689
△4
693
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税金等調整前当期純利益
法人税等
少数株主損益調整前当期純利益
少数株主損失(△)
当期純利益
当期累計期間
連結キャッシュ・フロー計算書
自 2012年4月 1 日
至 2013年3月31日
102,242
95,491
6,751
5,828
922
414
445
892
7
11
887
262
624
△0
624
(単位:百万円)
前期累計期間
科 目
当期累計期間
自 2011年4月 1 日
至 2012年3月31日
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
自 2012年4月 1 日
至 2013年3月31日
△166
△830
△534
△201
△167
705
29
△16
△838
△343
2,444
1,605
1,605
1,262
(自 2012年4月1日 至 2013年3月31日)
(単位:百万円)
その他の
包括利益
累計額
2012年4月1日残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
2013年3月31日残高
5
4,503
1,699
3,230
△350
624
─
4,503
─
1,699
273
3,504
△231
9,201
△0
△350
624
△0
△0
△231
273
9,475
△400
244
244
△155
─
8,801
0
0
0
△350
624
△0
245
518
9,320
会社概要(2013年3月末現在)
株主の状況(2013年3月末現在)
社
発行可能株式総数 …………………………………… 28,200,000株
名
株式会社バイテック(VITEC CO., LTD.)
発行済株式の総数 …………………………………… 12,076,358株
本社所在地
東京都品川区東品川3丁目6番5号
設
立
1987年4月1日
株主数 ………………………………………………………… 3,076名
金
45億386万円
■大株主の状況
(上位10名)
資
本
従 業 員 数
連結527名
持株数
持株比率
(千株)
(%)
大株主名
単体206名
役 員(2013年6月25日現在)
株式会社ケイエムエフ
3,570
30.5
みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託ソニー株008口
再信託受託者 資産管理サービス信託銀行株式会社
1,031
8.8
バイテック従業員持株会
444
3.8
株式会社みずほ銀行(常任代理人 資産管理サービス信託銀行株式会社)
321
2.8
321
2.8
代表取締役会長兼社長
今野 代表取締役副社長
松本 章治
取締役
清木 正信
株式会社三菱東京UFJ銀行
取締役
三坂 重雄
株式会社三井住友銀行
318
2.7
社外取締役
瀧本 和男
今野
223
1.9
常勤監査役
石戸 基康
社外監査役
松山 遥
社外監査役
金丸 和弘
※当社は自己株式を382,437株を保有しておりますが、上記の大株主からは除いております。
社外監査役
早 田 登喜大
■株式分布状況
執行役員専務
松本 誓之
自己株式/3.2%
執行役員常務
鈴木 俊幸
執行役員常務
稲葉 俊彦
執行役員
成瀬 達一
執行役員
小 牧 執行役員
佐々木 亮
執行役員
金 永曄
キヤノン電子株式会社
216
1.9
ローム株式会社
152
1.3
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
(信託口)
144
1.2
金融機関・証券会社/
21.6%
個人 その他/38.3%
所有者別
株式分布状況
修
その他法人・外国法人/36.9%
500単元以上/3.1%
1,000単元以上/23.7%
5,000単元以上/38.1%
所有株数別
株主分布状況
500単元未満/35.1%
6
株式Information
事
業
年
度 毎年4月1日~翌年3月31日
剰 余 金 の 配 当 基 準日 3月31日
(中間配当を行う場合は9月30日)
特別口座の口座管理機関
みずほ信託銀行株式会社
郵
同
〒168-8507 東京都杉並区和泉2-8-4
TEL.0120-288-324(通話料無料)
便
物
連
送 付
絡
先
先
定 時 株 主 総 会 毎年6月下旬
各種お手続のお取り扱いについて
単
数 100株
1. 株主様の住所変更その他各種お手続につきましては、原則としてお取引きを
法 電子公告(http://www.vitec.co.jp/)
されている証券会社等でのお取り扱いとなります。
公
元
告
株
式
方
ただし、
やむを得ない事由が生じたときは、
2. 特別口座の株式に関するお手続につきましては、みずほ信託銀行でのお取り
日本経済新聞に公告いたします。
扱いとなります。株主名簿管理人である三菱UFJ信託銀行ではお取り扱いで
株 主 名 簿 管 理 人 三菱UFJ信託銀行株式会社
きませんので、
ご注意ください。
郵 便 物 送 付 先 〒137-8081 東京都江東区東砂7-10-11
3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたし
同
ます。
連
絡
先 TEL.0120-232-711(通話料無料)
ホームページのご案内
バイテック
http://www.vitec.co.jp/
検 索
じょうほういちば
情報市場
情報市場
(サービスサイト)
を
開設いたしました。
情報市場は、エレクトロニクス・環境・グローバルをテーマ
に企業のニーズ・テクノロジー・ノウハウを結びつけ新たな
ビジネスを創造するオープンイノベーションサイトです。
http://www.joho-ichiba.com/