三愛石油グループ CSR報告書2013 C O N T E N T S CSR報告書2012アンケート結果 CS活動と ご協力ありがとうございました 環境保全活動への取り組み トップコミットメント 「新たな価値の創造」 を掲げ “ぶれない姿勢” で取り組む 01 トップコミットメント 「新たな価値の創造」を掲げ“ぶれない姿勢”で取り組む 02 目次、編集方針 三愛石油グループでは経営基盤はお客様にあることを認識 「CSR報告書2012」で興味を持たれた内容はどの項目ですか。(回答者数:324名) 03 社員CSR座談会 し、 グループ全社でCS活動に取り組んでおります。 1997年に ~地震対策を考える~ P3∼4 トップコミットメント 開始したCS活動発表会も今年で16年目となりますが、 継続 150 名 46% P5∼6 数字で見る三愛石油グループ してきた活動の成果がようやく現れてきたように感じていま 186 名 57% P7∼10 特集お客様の立場で物事を考え、 沿革 す。お客様と本音で接し、 常日頃 110 名 34% 09 三愛石油グループの倫理行動憲章 P11∼14 特集 お客様と共に歩む から気配りや心配りを大切にすることが当社グループのCS 101 名 31% 10 コーポレート・ガバナンス P15 活動の原点です。 三愛石油グループの倫理行動憲章 55 名 17% 07 三愛石油グループの事業概要 11 CSR活動 実績と計画 P16∼18 コーポレート・ガバナンス、CSR活動 また、環境保全活動として取り組んでいる協働の森づくり 74 名 23% 安全への取り組み も6年目を迎えました。 私も毎年、この体験型環境研修に参 117 名 36% お客様満足の実現 加していますが、高知県 ・本山町の皆様と共に実際に森に入 130 名 40% 真空装置用精密化学研磨技術 ❶ 15 太陽光発電所の開設 ❷ 地域社会貢献活動 り、間伐を体験することで、 自然の大切さや地元の方々のお 108 名 33% 16 ネガワットプロジェクト ❸ P27∼30 働きやすい職場づくり もてなしを肌で感じることができる貴重な機会です。 体験型 134 名 41% 環境への取り組み 環境研修は参加した社員全員が 「楽しい体験でした」 「また行 95 名 29% 三愛石油グループは三愛精神「人を愛し、国を愛し、勤めを愛す」という、 第三者意見、 アンケート結果 きたい」と感じる研修であり、 今後も環境を大切に思う社員 65 名 20% 創業の精神を経営理念として守り続けてまいりました。 の育成を続けてまいります。 三愛石油株式会社 代表取締役社長 金田 凖 P20∼21 P22∼24 P25∼26 P31∼36 2012年度よりスタートした中期経営計画では「Re:Creation(新たな価値の創造)」を掲げています。 これは、新たなビジネス領域への参入を最優先するのではなく、三愛石油が60余年の歴史のなかで培ってきた 基幹ビジネスを見直すことで、販売基盤の再構築を目指すものです。 P37 ご意見・ご感想 ●第三者意見の内容が特に興味深い内容でした。社内を内側から評価するより客観性が高く、 環境への取り組み 今後の課題につい て考えさせられる内容でした。今後のCSR活動の「進化と深化」 環境ビジョン・三愛石油オブリの森 29。建前だけではなく数値目標や実績を掲げていく 31 事業を通じた環境負荷の低減 皆様に安心感と信頼感を 32 三愛石油グループの環境活動 ●化石エネルギーを扱う当社にとって環境を無視することはできません。環境対策について今まで以上に行動して もっていただくために 35 第三者意見 いくことが重要と考えます。 社会のニーズへの対応 お会いする機会があり、その際に 「三愛石油の歴代営業担当者 内研修の取組み等、 「地球」だけでなく 「人」にも優しい企業であることを知りました。 は誠実であり、 営業姿勢にぶれがないところが気に入って取引 を決断した」 というお話を伺うことができました。 これは、 取引 国に多数のSS(サービスステーション)や貯蔵タンクなどの 太陽光発電システムの販売に着手してまいりましたが、今年 に結び付くまでの歴代営業担当者が、 信念を持って新規の訪問 エネルギー供給施設を所有しています。災害時のエネルギー 度は新たに電力事業を事業目的に加え、太陽光発電システム 供給は社会的な課題として認識され、これら施設の安全を確 による売電事業を開始しました。これは、安定した収益を確 保し、迅速な供給体制を構築することは、当社グループの重 保すると共に、再生可能エネルギーの活用による環境への貢 要な責務です。 献を期待するものです。また、電力不足という社会的な課題 編集方針 本報告書は、 三愛石油グループの2012年度のCSR (企業の社会的責 任) 活動をステークホルダー※の皆様にわかりやすくお伝えすること に対応して、東京電力とビジネスアライアンス契約を締結し、 を重ね、 お客様に誠実な姿勢で当社の方針を説明してきたこと 商 号 三愛石油株式会社 への評価であり、 とても清々しい気持ちになりました。 会社概要 代 表 者 代表取締役社長 金田 凖 私たちはこれからもお客様と共に発展し、ステークホル 創 業 1952年6月9日 ダーの皆様に「安心感」と「信頼感」を抱いていただける企業 資 本 金 101億2,715万円 となるよう、社員一人ひとりの行動を積み重ねてまいります。 をし、そこからたくさんの教訓を得ることとなりました。その 東京電力管轄の企業を対象に電力需要抑制策であるネガ そして、仕事を前向きに捉え、 連結業績の推移 誠実さを貫く“ぶれない姿勢”で、 教訓を風化させないためにも体験者の話を聞き、継続して地 ワットプロジェクトを推進しています。 中期経営計画 「Re:Creation 」 の達成に取 (百万円) (新たな価値の創造) (百万円) ●売上高 ●経常利益 このように社会のニーズを捉え、そのニーズに対応するこ とが、将来の成長を支える原動力になると考えております。 ることが重要であり、 訓練を行う際の課題としております。 p3社員CSR座談会 p19安全への取り組み り組んでまいります。 888,583 928,813 882,403 を目的に発行しています。 今年度は 「エネルギーを取り扱う企業の社 会的役割」 として社員座談会を開催しました。 従 業 員 数 534名(2013年3月31日現在) 報告対象範囲 本店所在地 〒140-8539 三愛石油の活動を中心に、一部の項目では三愛石油グループ全体 東京都品川区東大井五丁目22番5号 やグループ各社の活動について取り上げています。 株 式 報告対象期間 上 場 東京証券取引所市場第一部 2012年度(2012.4.1~2013.3.31)を基本としていますが、一部 2013年度の発行時点までの事象も含んでいます。 発行時期 ●当期純利益(百万円) 2013年9月(次回発行予定 2014年9月) 13,126 今後とも皆様の変わらぬご支援、ご指導を賜りますようよ 10,406 ろしくお願い申し上げます。また、本報告書についての忌憚 p15太陽光発電所の開設 p16ネガワットプロジェクト 36 アンケート結果 ●天然ガスや石油等の地球資源を取り扱っているという責任感がしっかり伝わりました。また、メンタルヘルスや社 企業として新規事業に取り組むことは重要です。従来から 生した場合には、現場の責任者が自ら判断し、主体的に行動す 17 CS活動発表会 19 安全への取り組み 21 お客様満足の実現 ●東日本大震災以降の継続的な支援(募金・ボランティア活動等)が必要と考えます。 p17CS活動発表会 p29三愛石油オブリの森 三愛石油グループは、エネルギーを取り扱う企業として全 震対策に取り組んでいかなければなりません。もし災害が発 社会と共に 23 地域社会貢献活動 25 働きやすい職場づくり ●石油事業部の「共走共汗」の姿勢がとても魅力的でした。 私は昨年、 新規取引を開始して間もない石油事業のお客様と 2011年に発生した東日本大震災では、本当に多くの体験 13 社会に貢献する事業活動 ❶~❸ ことの必要性を強く感じました。 三愛石油グループは、業容の拡大と業績の向上を図ると共に、社会的責任を果たしてまいります。 東日本大震災の教訓を活かして 特集 参考にしたガイドライン 6,462 8,430 2012年 3月期 2013年 3月期 免責事項 2,637 本報告書には、将来予測も記載しています。これらは記述した時点 のないご意見を頂戴できれば幸甚に存じます。 2011年 3月期 環境省「環境報告ガイドライン (2012年版)」 4,822 で入手できた情報に基づいたものであり、実際の活動結果が予測 2013年9月 2011年 3月期 と異なる可能性があります。 2012年 3月期 2013年 3月期 2011年 3月期 2012年 3月期 2013年 3月期 ※ス テークホルダー…お客様、取引先、株主、地域社会、従業員他、 三愛石油グループをとりまく人たちのこと。 ※SS(サービスステーション)…ガソリンスタンド 1 2 36
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