社会教育委員の会議 会議録(要点筆記) 会議名 平成26年度第2回 社会教育委員の会議 日 時 平成 26年7月28日(月)14:00~16:00 場 所 日野市役所5階 506会議室 社会教育 委員 出 席 市職員・ 者 事務局 大杉 宏光(議長) 、山口 徹雄(副議長) 、能瀨 廉英、古宮 キヨ子、赤川 千賀子、影 山 輝國、宮崎 寛康、星野 美智代、鈴木 直美 増子 和男(生涯学習担当参事) 、木村 真理(生涯学習課長) 、阿井 康之(中央公民館長) 、 篠田 友子(図書館長) 、清野 利明(郷土資料館長) <WG> 佐藤 岳彦(公民館) 星 まゆみ(図書館) 秦 哲子(郷土資料館) 【事務局】長島 稔、加藤 吾郎 Ⅰ 報告・連絡事項 1 事務局より 2 平成 26年度 都市社連協定期理事会について 会議次第 Ⅱ 協議事項 1 生涯学習推進基本構想・基本計画について Ⅲ 次回日程 ① 平成 26 年 8 月行事予定表 ② 都市社連協第 1 回理事会(報告) 配布資料 (参考資料) ① 平成 26 年度 講座イベントガイド(7 月~9 月分) ② 平成 26 年度版 サークル団体施設ガイド ③ 平成 26 年度版 ひの21世紀みらい塾 ④ ひのアートフェスティバル ⑤ ひろば7月号 ⑥ 図書館読書パスポート ⑦ 水の中から空の下まで「日野の生き物写真展」 ⑧ 多摩平写真日記~すこし昔の日野の風景 ⑨ 2014 関東考古学フェア Ⅰ 報告・連絡事項 会議内容 (1)事務局より ①参事挨拶 ・生涯学習推進基本構想・基本計画は 12 月にパブリックコメント予定 ・パブリックコメントまで本会議を 3 回実施予定 1 ②配布資料の確認 事務局より配布資料の確認 ③各課より報告・連絡 (生涯学習課長) ・8 月 7 日 復原住居夏休み特別イベントを実施予定 (勾玉作り、かまどの修復など) ・8 月 23 日 ななお「土曜のひろば」 開催予定 ・参考資料のサークル団体施設ガイド、ひの 21 世紀みらい塾、講座イベント ガイドは市民の生涯学習を進めるために作成・発行 (公民館長) ・8 月 23 日~24 日 第 18 回ひのアートフェスティバルを開催 ・行事予定表にて各事業の説明 (図書館長) ・夏休みジュニアスタッフとして、市内在住の中学生の仕事体験を実施 (8 時 40 分~9 時 40 分 市内 5 館 計 13 名募集) ・8 月の平和月間にちなんだ図書展示を各館で実施 ・読書パスポートに押すスタンプは各館個別のものとなっている。 ・行事予定表にて各事業の説明 (郷土資料館長) ・ 「2014 関東考古学フェア」 (スタンプラリー)に平成 26 年から参加 ・ 「日野の生き物写真展」教育センターの 2 階廊下で実施 ・ 「多摩平写真日記」 8 月 3 日まで実施。昭和 40 年代からの多摩平の写真。 ・民俗収蔵展示室 8 月中改修作業 <質疑> Q 「多摩平写真日記」はネット上で公開されるのか? A 写真の寄贈を受けている。郷土資料館独自のHPで公開を検討する。 要望があれば出張展示も行う。 Q 公民館の障害者成年学級と少年学級の夏合宿はどのようなことをしているか? A 「青年学級」は健常者と障害者が一緒に合宿にいって、普段体験できないことを行う 障害者・ボランティアという位置づけではなく、仲間という位置づけで活動 「少年学級」は中央大学の学生と親子が参加し、普段体験できないことを行う 両学級ともに大成荘で実施 2 Q 図書館のボランティアスタッフの 8 時40分からの 1 時間という時間設定は 何が体験できるのか? A 開館前の1時間。ブックポストに返却されたものの中味のチェック、書架整理、書架 への返却と書架からの本出しなどの作業。 体験の最終日に参加者からお勧めの本を紹介してもらう。 最終的には図書館の館報やひのっ子教育で子どもたちの感想やお勧めの本を掲載して 行く予定。 通常の中学校の職業体験では午後 3 時まで実施している (意見)貸し出し業務(接客業務)は図書館のメインの仕事の部分なので、そういう ことも体験できるようにしたほうがよい(開館後の仕事) (2)東京都市町村社会教育委員連絡協議会理事会より ・事務局より報告(資料2-1、-2) ・大杉議長より補足説明 Q (新)生涯学習審議会の所管は? A 都の地域教育支援部の生涯学習課。教育委員会の部門。 来春の教育委員会制度の改革は ①新教育長の設置 ②総合教育会議の設置③教育に関する大綱を首長が策定すること など。 現行の米田教育長の任期が切れるまではそのままでいくとなっているので 日野の場合は 4 年間現体制となる見込み。 ただし、市長を中心とした総合教育会議は設置し、教育大綱は市長のもとで 定める予定。 図書館・公民館・郷土資料館を市長が作ること、市長部局にいくことは 現行法上はない。 Q 総合教育会議の所管は? A 法に定めはないため、市長部局か教育委員会にするのかは現在調整中。 Q 2年後の社会教育委員の委嘱はどこからされるのか? A 社会教育委員の委嘱については教育委員会(社会教育法の位置付け) 現時点では、教育大綱の内容がどこまで言及していくのかということが 一番の注目点。 (先生の人事、教科書の採択など) 3 Ⅱ 協議事項 2 生涯学習推進基本構想・基本計画について 事務局による骨子案 及び スケジュールの説明 <意見など> ○=意見 ◆=事務局 ○市長と教育長のあいさつのタイトルは分かりやすく・平易にしたほうが良い ◆事務局案なので検討するが、市長の就任時の方針や第 2 次学校教育基本構想の文言を 使用している。 ○社会的背景の記載内容が古いように感じる。内容の見直しをするように。 例えば以下のような表現 →「情報化」…ファクシミリ、パソコン通信 →「価値観の変化と多様化」…生活水準に上昇(実際は下降している部分もある) 自由時間の増大(実際は減っている) →「国際化」…オリンピックのこと グローバル化、多文化社会の進展など →「少子高齢化」…既に少子高齢社会になっている。多摩平や程久保の高齢化は顕著 ※東京オリンピックがあること書いてほしい →計画期間の 32 年が東京オリンピックの年。具体的施策の中にいれた方がよい。 市長部局とのすり合わせも必要かも。 →P31のボランティアの育成だけでなく、国際交流とかスポーツ振興・健康づくり など他分野にわたるきっかけ作りにできる。 →上手く活用した方がよい。子どもたちは意識している。 (ボランティアが一番出る市になるなど) ○「データ」 (客観的な事実)が入っているほうがよい ◆現状に合った形で分かりやすく修正する ○(3)地域人材の活用と育成 ・ 「情報は各セクションで管理され、共有・一元化されていない」ことの解決策として 枠の中の文章があるならば、 「また」ではなく「従って」とした方がよい。 ○(4)地域団体・グループへの支援 ・交流センターのサークルの利用率が低下している。 ・有料化の影響もあるのか概ね80%→60%程度に利用率が減少。 ・サークルをやっている方々の高齢化に伴い活動が小さくなっているのが原因。 ・使用料も参加者が少ないため、年金から頭割りで出すのも困難なケースもある。 ・ 「新規会員の確保」だけではなく活動そのものが維持できなくなってきている。 ・団体間で会員の争奪戦になることもあり、裾野が広がらない。 ・高齢者は時間があり活動はしたいが、会の運営するのは大変とか、施設の予約が 電子化されて難しいというのが実情。 4 ○(5)学校・家庭・地域の教育力の向上 ・ 「保護者・PTAとともに」この二つだけでなく、もっと広いはず。 ・現実には地域の方が多くの人がボランティアしている。 ・現場では、働く母親が多くなかなか保護者やPTAからの支援が受けられない。 ・子どもたちの環境を整えるために、多くの人々が関わることが大事。 ・先生方も本来業務がとても多忙な状況にある。 ・学校と地域の間に入って学校支援コーディネーターが調整をしているのが現状。 ・登下校の通学路の整備(側溝のフタがない・外灯の設置など)は学校・自治会・ PTAが連名で依頼すると役所も動いてくれる。 ・ 「学校を支える地域の教育力の向上」というタイトルにしたらよい。 (学校教育基本構想につながる考え方) ・ネットワークや連携をしつらえた教育力の向上を図る。 ・ 「家庭」…「貧困な子育て世代」が増えているということを認識していることを言及 しておいた方がよい。ひとり親の家庭など。 ◆保護者の経済状況による子供への影響(負の連鎖)について、市長と教育委員との 話し合いの中で議題となっていた。 ○(6)施設の有効活用 ・アンケート結果に交流センターがないので、利用率を確認してほしい ・文章と枠の中の話がマッチしていない ・ 「施設の充実度」の表現がよくわからない。だからどうするのかということを 書いてほしい。 ・地域によってバラつきがあるとか、施設が多目的に使えるとか、逆に特化した ものにするとかということを加味してほしい。 ・老朽化だけの問題ではないはず。 ・地域の公平性が保たれていない。 (地域的偏在) ◆ハコがあれば良いということではなく、市民のニーズや人の流れなどを吟味して考える。 ◆目的に沿うような施設の在り方。 (複合化) ○第 4 節について ・P10 枠の中の「また」 「そして」はいらない。 ・ 「目的とした計画とします」に修正したほうが良い。 ・ 「市民のありとあらゆる場所での市民の」に修正したほうが良い。 ・生涯学習とは何かということを述べているところが重複している印象があるので 効果的にひとつのところで述べた方がよい。 ・ 「自治協働」を分かりやすく言うとどういうことか?固い印象がある。 ◆学びの根源は住民自治・民主主義ということ。結果としてみんなが幸せになること ◆学ぶことで人が育つこと、すなわち住民自治の形成ということ。 5 ・ 「このような状況の中で」とはどんな状況なのか分かりづらい。 ◆過去に比べて、各種施策は進展しているので、それらを体系的に結び付けて 構築していく仕組みや仕掛けを作りたいというイメージ。 ◆アンダーラインや太字を無くすようにする。 ・いまなぜ改めて、生涯学習推進基本構想・基本計画を作るのかということを はっきりし、第 2 章につなげていった方がよい。 ・ 「ものの豊かさ」より「心の豊かさ」が大事にするような社会が求められている、という ことがパッと分かるとよい。 ・節の名前( 「生涯学習のまち 日野へ」 )も変えた方が良い →これまでもこれだけ頑張っていて、これからもっと頑張るということが分かるとよい。 ○第 2 章 基本コンセプト「既存の枠を超えた学習環境の整備」 ・ 「豊かな学習環境を官民学の相互補完で実現」ではどうか? ・次回の会議までに各自案を考えて事務局に提出し検討する。 ○第 2 章 施策の体系 ・ “推進の展開”と“Action”を関連づけて具体的に実施すべき。 ・推進の展開は抽象的にならないようにする。 ◆教育機関、行政組織、首長部局がそれぞれ意識して施策の展開を図ってもらいたいと 考えている。 ◆取組事例については首長部局でやっている事業も入っている。 (まとめ) ◆基本構想・基本計画をどんな立ち位置で考えているかが「基本コンセプト」 ◆3つの視点「まなぶ」 「つながる」 「行動する」は全体を通じた視点。 それらを実現するために具体策として“特だし”したものが Action1~5。 ◆本構想・計画は「生涯学習社会という大きな傘」の中で物事を考えていこうとするもの。 個別具体的なことはそれぞれの個別計画などに委ねる。 ◆日野市・教育委員会で策定し、学びをツールとしてまちづくりを進めていく ◆学びは個人に帰属するだけでなく人づくり・まちづくりにつながるから、公的に 税金・人を投入していくということ。 ◆5つの action からまずは取りかかる。 (大枠を示したもの) ◆計画期間については2020プランとあわせている。 6 Ⅲ 次回日程 ・都市社連協第 3 ブロック研修会の出欠確認 ・次回会議について 平成26年9月1日(月)午後2時~ ・第 1 回要点禄について HPへの掲載確認→了承 【閉 会】16:10 7
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