意見書案第9号 妊婦健康診査と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの 2012 年度と同水準の公費助成を求める意見書 地方自治法第99条の規定による別紙意見書案を、小浜市議会会議規則 第14条第1項の規定により提出する。 平成24年12月21日 提出 提出者 小浜市議会議員 能 登 恵 子 賛成者 〃 藤 田 靖 人 賛成者 〃 今 井 伸 治 賛成者 〃 富 永 芳 夫 賛成者 〃 宮 崎 治宇蔵 妊婦健康診査と、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防3ワクチンへの 2012 年度と同水準の公費助成を求める意見書 2012 年度で終了する妊婦健康診査の 14 回分の公費助成と、ヒブ・小児用肺炎球 菌・子宮頸がん予防の3ワクチンの公費接種事業が、2011 年 12 月に内閣官房長官、 総務、財務、厚労の4大臣で合意された「2012 年度以降の子どものための手当等 の取扱いについて」 (以下「4大臣合意」)により、基金事業の財源に、年少扶養控 除の廃止による地方税増収分を充てる方針が示されました。 妊婦健康診査の 14 回分の公費助成は、妊婦健康診査の未受診や飛び込み分娩の 減少に重要な役割を果たしてきました。 また、ヒブ・小児用肺炎球菌・子宮頸がん予防の3ワクチンについては 2012 年 5月に厚生労働省予防接種部会で定期接種化の方針が出されましたが、そのための 予防接種法改正案は、未だ国会に提出もされていない状況です。 妊婦健康診査も3ワクチンも4大臣合意に沿って、2013 年度から一般財源化さ れれば、財政力の弱い市町村での負担はさらに増え、公費助成や公費接種事業が後 退することになりかねません。また、来年度の財源の方針が示されていないため、 市町村や、医療機関に混乱と不安を生じさせています。 よって、国におかれては、安心して子どもを産み育てることのできる環境整備を 図るため、妊婦健康診査の公費助成と3ワクチンの公費接種が来年度以降も安定的 に継続して実施できるよう、恒久的な制度整備と財政支援措置を講じるよう強く要 望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成24年12月21日 小 浜 市 議 会
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