平成２４年１２月３日保健だより № ８新座市立第二中学校長橋本政幸養護教諭藤村幸乃佐藤智代２０１２年の暦も最後の一枚です。周囲の人々に感謝できる一年を過ごせましたか？気温が低くなると風邪やインフルエンザの流行が心配されます。生活リズムを整えて寒さに負けず、健康で２学期をしめくくりましょう。かぜを予防しよう！１２月の保健目標冬の健康づくり１３つのキイワード冬の感染症を防ごう冬季になると心配されるのが、インフルエンザやノロウィルスによる感染性胃腸炎などの感染症ですが、特にこの冬は感染性胃腸炎の流行の兆しが見られるようです。インフルエンザは感染した人の呼気やくしゃみや咳などで、空気を介して感染します。感染性胃腸炎はノロウィルスに感染した人の手指により汚染された食べ物を食べた場合や、感染した人の便や吐物が手指を介してか、またはその飛沫が乾燥して舞い上がり、体内に入った場合などがあげられます。いずれも、予防の基本の第一はトイレの後や食事の前の石けん手洗いです。また、マスクの着用も効果的です。２教室（部屋）の換気に注意暖房の季節です。教室で３７名が授業を受けている場合、窓を閉めたままでは、約１５～２０分後には二酸化炭素が充満し、頭痛や吐き気など体調不良の原因になります。エアコンによる暖房では換気は出来ません。休み時間は寒くても必ず窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。３バランスの良い朝ごはんで体温を高めよう保健室来室者の多くは平熱が低いと訴えています。生活習慣アンケートによると二中生は、ほとんどの人が「朝食を食べている」と答えていますが、その内容はどうでしょうか？ある実験データがあります。大学生のＡさんに３日間、別々の食べ物を食べてもらって、食後の体温の変化を調べてみました。１日目はバター（３５０カロリー）だけです。脂肪たっぷりですね。２日目はごはんだけ、炭水化物の代表です。そして３日目は卵の白身だけ、これはタンパク質です。３日間とも食事のカロリーは同じです。質問です：それぞれ食べた後の体温変化はどうでしょうか？答え：実験の結果、食べてすぐに体温を上げるのがごはん（炭水化物）、しばらくしてから上げるのは卵（タンパク質）、そして脂肪はじっくりと長い時間、体温を保つことがわかりました。体温を高めて元気良く過ごすためには、バランスのとれた朝ごはんが大切ですね。 -1- 性に関する講演会～助産師桜井裕子先生のお話先日、２年生対象に講演会がありました。中学生としての望ましい男女交際のあり方や生命の大切さについて考えさせられる貴重な時間でした。参観された保護者の方の感想を載せますので、ご家庭でも一緒に読んで考えてみてください。昨年よりというか、東北小の時から先生の講演を聴き始め、今回で４度目になりました。今回も子ども達に伝えて欲しい本題にズバット切り込んで下さったお話に感謝しています。息子は性に関してはまだうといと思っていましたが、友達からの情報で私が思っている以上に知っている？興味を持っていることに気付きました。でも、年頃的に全く知らないのも心配なので、良い意味で友達からの情報も必要かなと思いました。また、今日は親が面と向かって教えるのが難しい内容だったので本当に在難かったです。（２年生男子保護者）２年生に聞きました「中学生として望ましい男女交際とは何ですか？」講演会実施前後のアンケート結果の違い（意識調査）去年よりも「内容がよく理解できた」「来年もお話を聞きたい」という感想がたくさんありました。大切な学習は繰り返しが効果的ですね。保護者の皆様へ第二回学校保健委員会のお知らせ先にお知らせしましたとおり、下記の日程で開催します。今回は講師として元新座市小中学校教員、教育相談室相談員、現在は都留文科大学講師跡見学園スクールカウンセラーの早川恵子先生に思春期の子育てについて講話をいただきます。同じ悩みを共感できる出会いの場になればと思いますので、ご都合をつけて是非ご参会ください！１日時平成２４年１２月２１日（金）午後１４時～１５時３０分２場所３階３演題「親子で語ろう！思春期の悩み」図書室 ※参加については、申込書をご提出ください。 ※当日は上履きをご持参ください。 -2-