京都市立日吉ヶ丘高等学校 国際コミュニケーション科

京都市立日吉ヶ丘高等学校 国際コミュニケーション科
3月 13 日(土)
、14 日(日)
この日私たちはそれぞれのファミリーと過ごしました。横から吹き付けるよ
うな雨にたびたび見舞われながらも、外でバーベキューを楽しんだり、ファミ
リーと一緒にショッピングに出かけたりと様々でした。
3月 15 日(月)
海外研修は体力と気力の勝負、ということを実感したのがこの一日でした。
午前中はヌーサ高校への訪問 3 日目。私た
ちの 8 グループすべてが発表の機会を持ち
ました。あやとりの発表がおもしろくてベル
が鳴っても終わらなかったグループ、相手が
真剣で緊張したグループなど様々でした。先
週の 2 回の訪問の続きでバディとの交流も深
めることができました。午後は 3 月 9 日にポ
ントゥーン・ボートだった人はカヤックを、
カヤックだった人はポントゥーンボートを楽しみまし
た。ボートの人たちはヌーサリバーの中州に降り立ち、
映画のような光景を楽しみました。
3月 16 日(火)
この日の午前中に、私たちは久々に日
本の味を思い出しました。私たちが目に
したのはのりにくるまれたおにぎり 40 個。
握って下さったのは藤本先生と担任の熊
走先生。塩の効いたおにぎりを囲んで歓
声の輪が広がりました。午後の活動は半
分の人たちがアボリジニ文化体験、もう
半分の人たちはヘイスティングストリートでの英語活動。アボリジニ文化体験
では Lyndon さんという当地の有名人によるディジュリドゥ(木製の笛)の実
演や狩猟用の遺物の説明などがありました。ヘイスティングストリートではあ
らかじめ決められたインタビューを通りがかりの人にするという活動をしまし
た。
3月 17 日(水)
この土地の雨の特徴は、まず雲で薄暗
くなり、気温が下がって風が吹き、続い
て 10 分程度の猛烈なシャワーとうその
ような晴れ上がりというパターン。これ
がこの日も朝から何回か続きました。
ところが幸いにも午後の森林ウォー
クの時間帯には絶好のコンディション
となり、私たちは 40 分程度の散歩を楽
しみました。
「メアリー・ケアンクロス」という、個人が寄付したかなり広い森
林地帯の散歩でした。
帰りのバスの中では明後日に迫った本番に向けて合唱の練習が始まり、海外
研修の大詰め気分が盛り上がりました。
3月 18 日(木)
この日は快晴。午前中の英語レッスンの後、午後は 3 月 16 日にアボリジニ文
化体験だった人はヘイスティングストリートでのインタビュー活動を、ヘイス
ティングストリートだった人はアボリジニ文化体験を楽しみました。
さて明日は合唱の日。ピアノ担当の生徒 3 名が、あるホストファミリーのお
宅に行き練習をしました。ヌーサ高校での本番やホストファミリーの方々が集
まる場でのでき具合が楽しみです。
3月 19 日(金)
いよいよこの日は実質的な最終日。午前中の英語レッスンを終わると私たち
はヌーサ高校への 4 回目の訪問に向かいました。「Farewell Party」という
昼食会が開かれるためです。
昼食会の会場で
は双方あわせて約
90 名がサンドウィ
ッチを食べたり写
真を撮ったりして
過ごしました。
やがて私たちと
バディたちは向か
い合って整列。両
校から代表の生徒
6 名程度が、それ
ぞれ相手の言葉で
お礼の挨拶を述べ
ました。続いて「Top of the World」と「未来へ」を合唱し、バディたちに聞
いてもらいました。
この後集合写真を撮り、続く 20 分程度の自由時間に更に親交を深めました。
3 時前頃にベルが鳴りました、ヌーサ高校の人たちがスクールバスで帰る時間で
す。私たちは再開を誓い合ってお別れしました。
ヌーサ高校に別れを告げてから私たちはバスで約 30 分移動し、サンキューパ
ーティーの会場へ。今度はホストファミリーの皆さんへの感謝の会です。
到着してから 1 時間ほど、私たちはリハーサルをして最終チェックをしまし
た。そこへぽつぽつとファミリーの人たちが到着し始めて、バイキング形式の
食事が始まりました。
合唱やダンスの披露がひととおり終わると「修了証書渡し」。英語講師の先生
から一人一人がこの証書を受け取り、各グループからもお礼の言葉をつづった
色紙を先生方に渡しました。
この後私たち全員は再びステージに上がって「未来へ」の合唱。終わった時
には涙々で興奮さめやらぬひとときでした。
3月 20 日(土)
早朝の GV Noosa 付近で、ファミリーとのお別れをした私たち。涙が
乾ききった頃、シーワールドに到着。シャークベイなどで海洋生物に触
れ、パイレーツショーを見学するなどして過ごしました。
午後 3 時頃にここからバスで出発。到着
した「マントラ・レジェンド・ホテル」
付近でショッピングをしてからホテル
に戻り、中華料理に舌鼓。食事後にはホ
テルのプールで青春を満喫し、帰国を前
にしての至福のひとときを楽しみまし
た。
3月 21 日(日)
長いようで短かった海外研修も今日で終わり。ゴールドコーストの空港でま
たもや不慣れな出国手続きに目を回し、やっとの思いで搭乗、一路関西国際空
港へ。
9 時間弱のフライト後、同日の夜 9 時頃に京都駅に到着。先生方や保護者の
方々がお迎えに来て下さいました。濃かった 20 日間はこうして終わりました。
お世話になった保護者のみなさん、先生方、旅行会社の方々、オーストラリ
アのファミリーや GV ヌーサのスタッフ、ヌーサ高校の友達や先生方、その他数
え切れないみなさん、ありがとうございました。