研究戦略センターによる研究支援の取組み 東京農工大学研究戦略センター ※本報告は東京農工大学における取組みや検討をもとにしていますが、 必ずしも所属する組織の見解ではありません。 ※無断での一部及び全ての引用を禁止します。 学長直轄の研究戦略センターを設置し、大学戦略本部の意思決定の下、動く組織に ・全学の理事、部局長、評議員が集う大学戦略会議が研究戦略センターの提案を評価し、判断・指示をする。 ・重点研究戦略チームと次世代研究戦略チームに分け、研究支援へのアプローチ法を明確にする。 大学執行部の承認を受けた事項について、明確に目標を立て実施する体制の試み 重点研究戦略支援抽出 学会等での会長/副会長、 理事経歴(「新学術」重複 制限、既採択者除く) 科研費「基盤 (S)」 「基盤(A)」「特定領域 研究」「新学術領域」 研究代表者 重点研究戦略チーム 科研費(新学術領域) 科研費(基盤S・特推) 既存研究拠点・大型研究プロジェクトの発展 農工大 教員 その他、既存の大 型研究プロジェクト 次世代研究戦略チーム A. 大きなプロジェクトにこれから新たに挑戦 する研究者/チーム支援 (概ね 50 歳未満) * 学長裁量経費プロジェクト採択者 1課題1千万円以上の 外部資金獲得実績、等 B. 若手登竜門的なグラント獲得を狙う若手 研究者支援(目安45 歳未満) 当該分野の若手研究者として、 十分な研究実績(論文/特許等) YES NO 科研費獲得実績があり、 かつ、これまでに「若手 A」、「さきがけ」、「NEDO 若手グラント」に挑戦し たことがある、等 以下対象者も含む • 学長裁量経費プロジェクト申請者 • テニュアトラック出身で現在テニュア教員 C. 外部資金獲得実績は未だだが、論文実 績のある若手研究者支援(目安40 歳未満) 以下対象者も含む * テニュアトラック&女性未来育成機構教員 次世代研究戦略支援抽出 学会等での会長/副会長、 理事経歴(「新学術」重複 制限、既採択者除く) 科研費「基盤 (S)」 「基盤(A)」「特定領域 研究」「新学術領域」 研究代表者 重点研究戦略チーム 科研費(新学術領域) 科研費(基盤S・特推) 既存研究拠点・大型研究プロジェクトの発展 農工大 教員 その他、既存の大 型研究プロジェクト 次世代研究戦略チーム A. 大きなプロジェクトにこれから新たに挑戦 する研究者/チーム支援 (概ね 50 歳未満) * 学長裁量経費プロジェクト採択者 1課題1千万円以上の 外部資金獲得実績、等 B. 若手登竜門的なグラント獲得を狙う若手 研究者支援(目安45 歳未満) 当該分野の若手研究者として、 十分な研究実績(論文/特許等) YES NO 科研費獲得実績があり、 かつ、これまでに「若手 A」、「さきがけ」、「NEDO 若手グラント」に挑戦し たことがある、等 以下対象者も含む • 学長裁量経費プロジェクト申請者 • テニュアトラック出身で現在テニュア教員 C. 外部資金獲得実績は未だだが、論文実 績のある若手研究者支援(目安40 歳未満) 以下対象者も含む * テニュアトラック&女性未来育成機構教員 CopyrightⒸ 2012 TUAT‐URAC 4 研究戦略センターによる最適な外部資金ターゲットの提案 エビデンス 研究戦略センター 次世代研究者 ①現在の研究分野 ②論文、外部資金等の実績 ③研究やキャリアの将来ビジョン URA 《提案》 最適な外部資金ターゲット 研究戦略センターでは次世代研究者に対して、最適な外部資金ターゲットを 提案することをミッションの一つとしています。これによって、研究に必要な資 金調達の面で、研究者の過度な負担が掛かる状況を改善します。 1. 2. 3. 研究分野、資金規模、政策背景、政策目的、 審査システム、過去の採否の傾向、 過去の採択者の傾向(論文等の実績) 政府系ファンドや産学連携/民間ファンド等の各種ファンドについて、その 政策背景、目的、採否の傾向、過去の採択者の動向(論文等の実績)等 を調査・分析し、それらのエビデンス(ベンチマーク等)を構築します。 次世代研究プロジェクト対象研究者の論文、外部資金等の実績を調査・ 分析します。また、研究やキャリアの将来ビジョンについて面談を行って 把握します。 研究者が希望するファンドについて、そのエビデンスと比較することで、 事前にその可能性を示すほか、挑戦すべき最適な外部資金ターゲットを 提案します。
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