東大和市行政評価表(事務事業目的評価) 記入日 平成 23 年 5 月 20 日 保険年金 課 国民健康保険給付 係 評価対象事務事業名 人間ドック等受診料助成事業 評価対象事務事業が 社会保障の充実 属する上位施策 (総合計画書 ページ) 保健衛生諸事業 事業予算名 款 8 保健事業費 項 2 保健事業費 目 1 保健衛生諸費 事業 種別 自治事務(法令に基づくもの) ○ 自治事務(その条例等に基づくもの) 法定受託事務 事務処理特例 根拠法令等 東大和市国民健康保険人間ドック等受診料助成規則 関連計画 (1)手段〔具体的な事業の手順や方法等〕 (5)活動指標〔事務事業の活動量を表す指標〕の名称 1 東大和市国民健康保険の被保険者(40歳以上)が、人間 ① 支給件数 329件(平成22年度) ドックまたは脳ドックを受診した場合に、受診費用の一部を助 支給件数 332件(平成21年度) 事 成(上限23,000円)し、疾病の早期発見と予防により健康の保 支給件数 338件(平成20年度) 務 持増進を図る。 ② 事 手順は下記のとおり。 ①受診→②申請受付(資格確認・納税確認・書類審査)→③ 業 の 支給決定→④支払事務 目 (2)事業の対象〔誰、何を対象にしているか〕 (6)対象指標〔対象の大きさを表す指標〕の名称 的 人間ドック等を受診した40歳以上の国民健康保険被保険者 ① 国民健康保険被保険者(年度末) / で次の条件を満たす者 指 ① 受診日において被保険者であること 標 ② 申請日において、納期到来の国保税を完納していること ② の 推 (3)意図〔何が狙いか、対象をどのような状態にしたい (7)成果指標〔対象と意図の達成度を表す指標〕の名称 移 のか〔明確に市民がわかりやすく表現する〕 ※「意図された対象」/「対象」が基本 / 疾病の早期発見と予防により健康の保持増進を図る。 ①人間ドック等受診率(受診者数/国民健康保険被保険 事 者) 務 ② 事 業 経 (4)結果〔上記の上位施策における対象と意図〕 (8)上位成果指標〔「結果」の達成度を表す指標〕の名称 費 市民が、日頃から健康に留意し、健康の保持増進を図り、も ① / って医療費の適正化により、国民健康保険財政の健全化を図 環 る。 ② 境 変 化 (9)事務事業の各指標の実績及び事務事業経費の内訳等 / 単位 平成20年度実績 平成21年度実績 平成22年度実績 市 (5)①の数値 人 338 332 329 民 活動指標 (5)②の数値 等 (6)①の数値 人 25,497 25,592 25,336 意 対象指標 見 (6)②の数値 1.33% 1.30% 1.30% (7)①の数値 % 成果指標 (7)②の数値 (8)①の数値 % 上位成果指標 (8)②の数値 円 7,799,990 7,662,560 7,589,820 a 事業費〔b+c〕 b特定財源( 円 c一般財源 7,589,820 円 7,799,990 7,662,560 0.02 0.02 0.02 d 所要人数 人 188,000 188,000 188,000 e 職員人件費〔d×9,400千円(平均人件費)〕 円 7,987,990 7,850,560 7,777,820 円 f 事務事業経費〔a+e〕 (11)この事務事業を取り巻く環境の変化について (10)この事務事業の開始時期及び具体的な開始理由 平成4年度 平成20年度から、高齢者の医療の確保に関する法律 人間ドック等の受診に際し、受診費用の一部を助成 に基づき、生活習慣病の予防を目的に、40歳以上の被 し、疾病の早期発見と予防により健康の保持増進を図 保険者を対象に特定健康診査を実施しており、一定の健 る。 診を受けることができる。 (12)この事務事業に関する市民・議会等の意見、また、市民・サービス利用者等の実態やその意識について 市民・議会等からの意見は特にない。 2 事務事業の評価 (1)政策体系との整合性 この事務事業の目的は市の政策体系に結びつく か?意図することが結果に結びついているか? 目 的 妥 当 性 評 価 (2)公共関与の妥当性 なぜこの事業を市がおこなわなければならないの か?税金を投入して、達成する目的か? (3)対象・意図の妥当性 対象を限定すべきか?意図を限定・拡充すべき か? (4)成果の向上余地 成果を向上させる余地はあるか?成果の現状水準 とあるべき水準との差異はないか?何が原因で成 果向上が期待できないのか? (5)廃止・休止の成果への影響 事務事業を廃止・休止した場合の影響の有無とそ の内容は? 有 効 性 評 価 (6)類似事業との統廃合・連携の可能性 見直し余地がある ○ 結びついている 【理由】 疾病の早期発見・予防等健康の保持増進(社会保障の充実)に結びついて いる。 ○ 見直し余地がある 妥当である 【理由】 国民健康保険の制度上、法定給付及び任意給付としての位置づけはなく、 保健事業として実施している。 見直し余地がある ○ 適切である 【理由】 国民健康保険被保険者対象(40歳以上)で妥当である。 ○ 向上余地がある 向上余地がない 【理由】 利用者が少ない。 影響無 ○ 影響有 【理由】 助成制度を前提に、毎年人間ドック等を受診する被保険者がいることが想 定されるため、制度改正にあたっては周知期間を取るとともに、特定健診事 業のPRと受診を促すことが必要となる。 他に手段がない ○ 他に手段がある 目的を達成するには、この事務事業以外他に方法 ○ 統廃合・連携ができる 統廃合・連携ができない はないか?類似事業との統廃合ができるか?類似 【他の手段】or【理由】 事業との連携を図ることにより、成果の向上が期待 平成20年度から実施している特定健康診査は、人間ドック等と比較して できるか? 検査項目は一部異なるが、疾病の早期発見や日常生活での健康管理への意識 高揚、啓発に効果がある。 (7)事業費の削減余地 成果を下げずに事業費を削減できないか?(仕様 や工法の適正化、住民の協力など) ○ 削減余地がある 削減余地がない 【理由】 平成21年度現在、都内26市中、12市で実施。助成額の平均は18,000 円。なお、助成金額20,001円以上の市は、当市(23,000円)を含む3市と なっている。 国保の財政運営が厳しい中、助成額の検討が必要である。 効 率 性 (8)人件費(延業務時間)の削減余地 削減余地がある ○ 削減余地がない 評 やり方を工夫して延業務時間を削減できないか? 【理由】 価 成果を下げずにより正職員以外の職員や委託でで 正規職員1名が係内事務分掌の一つとして担当しており、事務の負担割合 きないか?(アウトソーシングなど) は小さい。 このため、削減余地はない。 (9)受益機会・費用負担の適正化余地 ○ 見直し余地がある 公平・公正である 公 事業の内容が一部の受益者に偏っていて不公平 【理由】 平 ではないか?受益負担が公平・公正になっている 人間ドック等受診料は高額なため、一定の助成があっても被保険者の費用 性 か? 負担は大きく、受診率は定率である。 評 検査項目は異なるが、被保険者の費用負担が発生しない特定健康診査は、 価 受益機会及び費用負担の適正化が図れる。 (1)事務事業見直しの方向性及び具体的な改革・改善案(複数回答可) ○ 目的廃止・再設定:2(1)、(2)、(3) ○ 成果向上改善:2(4)、(5)、(6) ○ 経費削減改善:2(7)、(8) ○ 受益と負担の適正化:2(9) (3)改革・改善案による期待成果(○記入) (1)の改革・改善案を実施することで成果 面と経費面で現状からどのように変わるか 上記の方向性を踏まえた具体的な改革・改善案 3 今 後 の 方 向 性 事務事業経費〔1(9)f〕 各市の実施状況を見据えつつ、事業の廃止を前提に、当面、助成額を、半 額の11,500円に引下げる。 削減 向 上 (2)上記の改革・改善案を実現するために、克服すべき問題点、必要な調整・準備等が あれば具体的に記入する 受診後1年以内であれば申請が可能であることから、制度改正時には、十 分な周知と減額後の助成額の適用日の調整が必要である。 成 維 果 持 低 下 ○ 維持 増加
© Copyright 2025 ExpyDoc