並列分散処理 - 前橋工科大学

開 講 学 科
生命情報学科
科
並列分散処理
目
名
担 当 教 員
授業の教育
目的・目標
冨澤眞樹
前橋工科大学
シラバス
標準対象年次
選択/必修
科目コード
3 年次
選択
15002701
単位数
学 期
曜 日
時 限
2 単位
後期
火曜日
4 時限
処理の高速化と情報サービスの広域化という2つの視点から、並列分散処理の機能やシステム
構成について理解する。
学科の学習・教育
コンピュータシステムの構築技術を習得するために必要な科目である。情報ネットワーク系研
目標との関係
究分野を目指す学生は受講することが望ましい。
キーワード
マルチプロセッサ、分散オペレーティングシステム、クラスタ、グリッド、クライアントサーバ、
共有メモリ、ネットワーク
授業の概要
処理の高速化と情報システムの広域化いう2つの視点で並列分散処理を概説する。そして、前
半では、並列処理システムと分散処理システムのそれぞれの基本的な事項を解説する。後半では、
並列分散システムのプログラミング環境を中心に、実践的な知識の修得を目指す。
授業の計画
第 1 回: 並列分散処理(1) 処理の高速化と情報サービスの広域化
第2回: 並列分散処理(2) スーパーコンピュータ
第3回:
第4回:
第5回:
第6回:
第7回:
第8回:
第9回:
第 10 回:
第 11 回:
第 12 回:
第 13 回:
第 14 回:
第 15 回:
並列処理のシステム構成(1)並列オペレーティングシステム
並列処理のシステム構成(2)ハードウェア構成
ネットワークコンピューティング TCP/IP、サーバクライアント
分散処理のシステム構成(1)分散オペレーティングシステム
分散処理のシステム構成(2)コミットメント制御と同期アルゴリズム
並列分散処理のシステム構成 クラスタ/グリッド/分散データベース
小テスト
プログラミング環境(1)並列化コンパイラ、並列記述言語
プログラミング環境(2)プログラミング言語 Java、Ruby、C
プログラミング環境(3)MPI と PVM
ファイルシステム(1) ネットワークファイルシステム NFS、NAS、WebDAV
ファイルシステム(2) ディスクアレイシステム RAID
期末試験
受講条件
関連科目
授業内容は、
「オペレーティングシステム」と連続しているため、
「オペレーティングシステム」
を受講していることが望ましい。
授業方法
教科書の予習を前提とし、スライドを使って授業を進める。話題が変わる毎に小テストを実施
する。
教科書・参考書
成績評価
履修上の注意
オフィスアワー
講義で伝える。
・期末試験(60%) ・レポート(20%) ・小テスト(20%)
・その他(
)
(
%)
プログラミングの課題を課すので、C 言語と UNIX ルームの使い方に慣れておくこと。
できるだけ、前もってメールでアポイントメントをとるようにしてください。
メールを送る場合は、件名を「並列分散処理」とし、本文に学籍番号、氏名を含めること。メー
ルアドレス:tomisawa@maebashi-it.ac.jp