4月25日発行 学校だより№1 - 富良野市

学 校 便 り
N O 1
富 良 野 市 東 小 学 校
平成26年 4月25日(金)
4月8日に入学式が行われ,54名の可愛い1年生
が東っ子の仲間入りをしました。このぴかぴかの1年
生を加え平成26年度は,全校児童263名でのスタ
-トとなりました。入学式では,一人一人が名前を呼
ばれて,元気に返事をすることができました。
式の終わりに全校児童で歓迎の歌「さんぽ」の合唱
をプレゼントして終了しました。一日も早く学校や友
達に慣れて,東っ子の一員として元気いっぱい楽しく
学校生活を送ることを願っています。
PTA総会終了
5月の主な行事
4月 1 3日(日)PTA 総会が行われました。
役員選考委員会より平成26年度の PTA 役員
が報告され承認されました。役員の皆様,ど
うぞよろしくお願いいたします。
○会長 工藤 大祐さん
○副会長 安齊 千善さん
○副会長 岡部真奈美さん
○庶務 安彦みつ美さん
○会計 松下寿美枝さん
○監査 山本 由美さん
氏 名
校長
塚澤
教頭
佐藤
教諭(教務)
8日(木)知能テスト 2・5 年
14日(水)参観日(4~6 年)
16日(金) 参観日(1~3 年)
22日(木)歯科健診,尿検査
28日(水) 集金日①
29日(木) 集金日②
30日(金) 集金日③
○副会長 岡平 卓巳さん
○副会長 高橋 克幸さん
○庶務 三上 秀雄さん
○監査 石川 英則さん
○監査 小坂小百合さん
◎平成26年度
職名
7日(水) 教育相談~ 16 日
本校教職員紹介
備 考
~よろしくお願いいたします。~
職名
氏 名
教諭どんぐり
内山 孝太(新採用)
徹
教諭ひまわり
野村美穂子
民輪
伸幸
教諭すずらん
永田
百代
教諭(1の1)
中原
慎也
教諭しらかば
野崎
知宏
教諭(1の2)
小柴和加子
教諭しらかば
柞山
孝則
教諭(2の1)
辻
鋭
教諭しらかば
中川
佳織
教諭(3の1)
久保
和良
教諭しらかば
佐々木舞子(新採用)
教諭(3の2)
内田
美幸
養護教諭
小西
尚美
教諭(4の1)
布施
朋子
事
広瀬
史明
教諭(4の2)
岡
義章
支援員
本多
美和
教諭(5の1)
小林
弘典
支援員
白井
雄郁
教諭(6の1)
杉本
英章
支援員
河内
綾子
教諭(TT)
鈴木
良人
支援員
増田美智子(新採用)
教諭つくし
川越
勝弘
業務吏員
波間
孝裕
教諭たんぽぽ
湯浅
光恵
業務吏員
二口
知余
栄一(名寄市立豊西小より)
名寄市立豊西小より)
務
備
考
木
を
植
え
る
校長 塚 澤 栄 一
ウォーキングを趣味の一つにしている。天気の良い休み
の日には、ラジオを聴きながら、約2時間程歩く。4月も
中旬が過ぎ、ウォーキングに最適な季節になってきた。あ
る週末、少々風が冷たかったものの、気持ちの良い青空が
広がった。東に富良野岳、西に芦別岳を眺めながら、いつ
もより足を伸ばした。東の方へ向かうと、とうとう鳥沼公
園まで行き着いた。日当たりの良い土手には福寿草の黄金
色の花が陽光にきらめいていた。遠くに目を向けると、夥
しい樹木が山肌を埋め尽くしている。いまから、新緑の季
節が楽しみである。そのような光景を思い描いていると、ジャン・ジオノが書いた絵
本「木を植えた男」を思い出した。
「木を植えた男」エルゼアール・ブフィエは、フランスのプロヴァンス地方の山深
い地域で羊飼いをしながら暮らしていた。アルプス山脈から冷たい北風が吹き下ろす
厳しい気候のため、土地は荒れ果てていた。そのため、村人の神経は皆いらだってお
り、争いも絶えなかった。そのような状況の中で、ブフィエは毎日、どんぐりを丹念
により分け、完全な形をした100粒を荒れた土地に植え続けた。10万個の種を植
え、そのうち2万個が芽を出し、その半分が育った。10年後には、人の背丈を超え
るほどにカシワの木は大きくなっていた。そして、それからもブフィエは黙々と木を
植え続け、30年後には荒涼としていた土地が緑の森となり、小鳥がさえずり、せせ
らぎが流れ、人々のいがみ合いもなくなっていた。
私がこの絵本でブフィエの生き様を知った時、教育に通ずるものがあると思った。
教育の営みも、未来を見定めて、長い年月をかけて子ども達の心に「種」を植える仕
事だと思うからだ。手で掘れるやわらかい土に埋める時もあれば、ブフィエのように
鉄の棒を突き立てて、穴を開けて埋めなければならない時もある。そうして植えた
「 種 」が 芽 を 出 し た 時 、私 た ち は 喜 び に 包 ま れ る 。そ の 苗 木 に 水 を や り 、肥 料 を 施 し 、
陽に当てて、長い時が経ち大木となる。その大木はそれぞれの心の拠り所となり、信
念ともなるだろう。
プレイル-ムに貼られてある『樹~卒業する子へ母の歌える~』という詩が目に留
まった。
お前が入学した時は まるでかわいい苗木のようだった
枝もなく葉もなかった
けれども今日お前を見る時 大きなおどろきに胸をうたれる
お前の幹はしっかりとし さしかわす知恵の枝々
風にそよぐやわらかい感情の茂り (後略)
この詩のように、小学校の6年間で子ども達は驚くほど成長するとともに、人生の
基盤を作る大切な時期である。私たち教職員はそのことを十分に踏まえ、水をやり、
肥料を与え、一人一人が大木となるよう努力したい。
よろしくお願いします
この度の人事異動により、東小学校に赴任しました校長の塚澤です。
毎月、私のこれまでの経験や人との出会いを通して、心に残っていることを
書かせていただきます。なお、文章にリズムを出すため、常体で書かせていた
だきますので、ご了承願います。少々乱暴な物言いをすることもあると思いま
すがご容赦願います。
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