教 育 要 項 第5学年・第6学年 教 育 要 項 第5学年・第6学年 2010 (平 成 22 年 度) ( ) 2 0 1 0 平 成 22 年 度 福 島 県 立 医 科 大 学 医 学 部 福島県立医科大学医学部 福島県立医科大学の理念 福島県立医科大学は、県民の保健・医療・福祉に貢献する医療人の教育および育成を目的に 設立された大学である。同時に、研究機関として、不断の研究成果を広く世界に問いかけると いう重要な使命を担っている。 もとより医療は、医学と看護学が共に手を携えて、すべてのひとのいのちと健康の問題に真 摯に向き合い、その未来を拓く営為である。その基盤とすべきところは、個人の尊厳に対する 深い配慮と、高い倫理性である。 福島県立医科大学は、以下に掲げることを本学の理念として、教育、研究および医療を幅広 く推進していくものとする。 1 ひとのいのちを尊び倫理性豊かな医療人を教育・育成する。 2 最新かつ高度な医学および看護学を研究・創造する。 3 県民の基幹施設として、全人的・統合的な医療を提供する。 ― ― 国公私立を問わず全国の大学は今、大きな改革の流れにあります。特に、国公立の医学 部・医科大学では教育・研究・診療の質的内容から、独立行政法人化を視野に置く大学の 設置形態や構造改革の問題まで、さまざまな面からの見直しが求められています。そのよ うな中で、福島県立医科大学医学部が県立大学としての特異性と、大学としての調和性を 保ちつつ時代の要請に対応してゆくためには、統一した理念に基づいて改革を進める必要 があることは論を待ちません。そのために、医学部内に将来構想委員会を設けて改革の基 本理念をまとめると共に、現在、それに基づいて大学院再編整備など具体的な作業に着手 しています。「福島県立医科大学医学部00年宣言」としてまとめられた理念は、本学ホー ムページなども活用し、学内外に公表しております。その内容は、世紀における福島県 立医科大学医学部の基本的な方向性を示し、今後の指針になるものです。 福島県立医科大学医学部2001年宣言 本学は、地域医療の牽引車となるべき使命をおびて、県立の医科大学として創立された。以来0年余にわ たり、高水準の専門知識と技術を有する数多くの医療人を育成し、県民はもとより広く国民の健康と福祉の 増進に寄与してきた。 今世紀を迎え、最新の生命科学の知識や技術を応用した高度先進医療が急速に進歩しつつある。また本 格的な高齢社会を迎えて、より多くの人々が健康を保ったまま長生きできるようにするための新たな取り組 みが展開されつつある。このような状況の下、「生涯にわたる健康なくらし」を願う県民の本学に対する期 待は一層強まっている。本学は、これら県民の期待に的確かつ迅速に対応しつつ、より高度な技術、判断力 を持った医療人を今後も供給し続ける責務がある。また同時に、大学として普遍的問題の解決に果敢に挑戦 し、その成果を県民のみならず広く世界へ発信し続けなければならない。 生涯にわたる健康なくらしを願う人々が安心して受けられる医療とは何か? そのような医療を提供する ために我々は何を目指し何をなすべきか? 我々はこれらの問いかけに対して、これまで培った実績と伝統 をもとに、大胆な自己改革を行いながら応えていかなければならない。 【基本理念】 1)“ともに拓こういのちの未来” 世紀は、特に生命科学の分野において、大いなる変革の時代となる。そのような時代であるからこそ、 我々福島県立医科大学(医学部)の構成員は、一人ひとりの命を尊ぶ教育・診療・研究を推進していかなけ ればならない。「心暖まる医療」を常に志向する心が、ひいては我々の“いのちの未来”を拓く礎となる。 2)“福島から世界へ、世界から福島へ” 地域に密着した大学としての特殊性を生かし、日々の診療の中から新たな課題を発見して解決し、その結 果を県内、日本、そして世界へ向けて広く発信していかなければならない。地域や国境を越えた広い情報交 換や人材交流を促進することは、県民の医療と医学水準の向上の大きな駆動力となる。 3)“持続的発展を可能にする果敢な挑戦” 本学が持続的に発展していくために、現状を甘受することなく、医療や社会の変化を先取りする柔軟な発 想をもって、大学のあるべき姿や構想を常に進化させなければならない。 この宣言は大学の発展、ひいては県民の健康増進に貢献しようとする我々医科大学(医学部)構成員の決 意を表わしたものである。 ― ― 「福島県立医科大学医学部の教育理念」 福島県立医科大学医学部は、心を感じ、知を持ち、技を活かし、和を育み、地域を創造する医 師を養成します。 「福島県立医科大学医学部の教育目標」 “君の持つ力を見つけ出し育てよう” 心:真摯な心、共感する心、探求する心 知:命を救う知識、病める人を癒す知恵、明日を生きる知性 技:確かな技、未知に挑む技、未来へ繋ぐ技 和:患者や家族との和、働く仲間との和、地域や世界の人々との和 地:地域に学ぶ、地域を創る、地域から発信する ― ― 「福島県立医科大学医学部のカリキュラムの特徴」 教育目標の達成のために、本学医学部では、6年一貫らせん型カリキュラムによる教育を行ないます。こ のカリキュラムでは、本学独自の発展的科目群が、基本的な内容のコア・カリキュラムの周辺にらせん型に 配置されており、学習者は、総合科学系科目、生命科学・社会医学系科目、臨床医学系科目を緊密に行き来 しながら、あるいはそれらを融合した総合教育科目を、各自の成長・習熟度に合わせて6年間を通して繰り 返し発展的に学びます。また、県立の医科大学として、常に地域社会を意識し、学習者が大学から地域に出 かけ、そこに暮らす人々から謙虚に学ぶという機会を数多く設けています。 最初の1年から2年前半(一部)にかけては、語学・自然科学・人文社会科学系科目群と総合教育科目群 が配置されています。これらの科目群の履修を通して、医学を学ぶ上で基本となる学力の向上を図ることと 共に、医学を取り巻くさまざまな課題を多面的にとらえる考え方を学び、自分がどのような医師になろうと するのか考え始める動機付けを目指しています。また、医療現場や地域社会の見学・調査を通して、チーム ワーク、相手の立場を思いやる想像力、自分の考えを伝えるコミュニケーション能力などの重要性について の理解を深めることも期待しています。 1年から2年前半は、医学生といっても臨床医学的知識は皆無に等しいので、その立場を活かし、いわゆ る“患者/市民の立場”をしっかり体験し、患者の気持ちを同じ立場で理解し、生活感を身につける段階で あると考えています。 次の2年(前半の一部と後半全部)-4年次では、生命科学・社会医学系および臨床医学系科目が主体と なります。この時期はまさに医学を学ぶ時期であり、“医学生の立場”を強く意識する段階です。 この時期の前半には、 「人体の正常構造と機能」と「疾病の病因や病態の基本」を学ぶ生命科学系科目群が、 後半には、社会医学と各器官系の疾病、診断と治療(各器官系別コース)を学ぶ臨床医学系科目群が配置さ れています。さらに、4年次の後半には、臨床実習開始に先立ち基本的かつ実践的な診療技術や生命倫理を 学ぶ医療入門が配置されています。学ぶべき内容は膨大ですが、それらを機械的に暗記するのではなく、自 学自習をベースに、自ら課題を発見し解決する能力を身につけて行かなければなりません。そのためのト レーニングとして、テュートリアルが配置されています。 生命科学系および社会医学系の各分野(各コース)は、それぞれ学問としての体系を持っていますが、そ れだけで完結したものではなく、臨床医学と密接に関連しています。そのような関連については、臨床医学 入門において多くの実例に基づいて紹介され、学習者の理解を深め学習意欲の高揚を図る配慮をしています。 生命科学系および社会医学系の各コースでは、実習が大きなウエイトを占めていますが、実習の多くはグ ループ単位で行われ、その過程で、チームの一員として自分の責任を果たし、他のメンバーの立場を思いや ることも学びます。さらに、社会医学系の実習では、学習計画を自主的に立てて、地域の保健、医療、福祉 の現場、さらには一般家庭に赴き、地域の環境や公衆衛生活動を理解したうえでそれらの問題点を把握し、 その解決策を考察することが行われており、地域に暮らす人々から、直接、謙虚に学ぶことを実践します。 ― ― 4年次の最後に、これまでの学習の総まとめとして共用試験が行われます。 4年最後と5年最初に行われる基礎上級は、医学全般を一通り学習した後に、生命科学・社会医学系講座 において、それまでの学習過程で湧いた疑問や問題意識をもとに課題を設定し研究を行うもので、課題を発 見し探究する心、科学的な思考能力の涵養を目指しています。 基礎上級が終わると、およそか月間にわたるプライマリーおよびアドバンストのベッドサイドラーニン グ(BSL)が始まります。いよいよ“医師としての立場”を強く意識する段階です。これまで学んできた医 学的知識、培ってきたコミュニケーション能力や問題解決能力を最大限発揮しながら、医療チームの一員と して医療に参加し、実践的な診療能力を身につけます。アドバンストコースの中には、住民の方の自宅にホー ムステイしながら、地域の第一線医療機関で長期の実習を行うコースも設定されています。 BSL 全体を通して、各々に異なる精神・社会的側面を持つ地域に暮らす患者さんたちとじかに接する体 験は、地域社会や日常生活の健康ニーズを肌で感じる絶好の機会です。そのニーズに応えるべく、「自分た ちがどのような医師になったらよいのか?」を真剣に考える時期でもあります。 BSL が終わるとこれまでの学習を総括する総括講義、さらに卒業試験となります。 医学生のそれぞれの成長過程に合わせて最も効果的に教育プログラムを展開することは大切ですが、医学 生に求められる能力は、必ずしも機械的に段階的に身につくものではありません。1-2年次にも、クラス の仲間や様々な人達と協力して学習したりするわけで、その中でチームワークや協調性を身につけていくこ とは言うまでもありません。6年一貫らせん型カリキュラムによって、教育目標に掲げられたような本学医 学部学生に求められる資質を伸ばす機会を繰り返し提供し、学習者がらせん型に発展しながら成熟していく ことを期待しています。表面的な技術としての態度の習得ではなく、豊かな人間性を備えた医師としての成 長を願っています。 ― ― 項目をクリックすると該当ページにジャンプします。 目 次 福島県立医科大学の理念………………………………………………………………………………………… 1 福島県立医科大学医学部2001年宣言…………………………………………………………………………… 2 福島県立医科大学医学部の教育理念…………………………………………………………………………… 3 福島県立医科大学医学部の教育目標…………………………………………………………………………… 3 福島県立医科大学医学部のカリキュラムの特徴……………………………………………………………… 4 2010年度(平成22年度)教務予定表…………………………………………………………………………… 7 2010年度(平成22年度)授業時間割表………………………………………………………………………… 8 教育課程表………………………………………………………………………………………………………… 20 臨床実習における個人情報の取り扱いに関する誓約書……………………………………………………… 21 福島県立医科大学医学部履修規程……………………………………………………………………………… 22 福島県立医科大学医学部履修規程に関する教授会申合せ…………………………………………………… 32 企画委員・コーディネーター一覧……………………………………………………………………………… 34 医学教育モデル・コア・カリキュラム(抜粋)………………………………………………………………… 37 各講座等連絡先…………………………………………………………………………………………………… 40 授業計画(シラバス) 第 5 学 年……………………………………………………………………………………………… 41 第 6 学 年………………………………………………………………………………………………105 大 学 施 設 略 図……………………………………………………………………………………………………175 ― ― 2010年度(平成22年度)教務予定表 学年 昭和の日 健診 月 健 診 ガイダンス 四 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 オリエン 1 入学式 テーション 健診 2 3 4 5 基礎上級 基礎上級 基礎上級 基礎上級 6 BSL BSL BSL BSL 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 1 ポリクリ 2 3 4 基礎上級 基礎上級 基礎上級 基礎上級 5 6 BSL BSL BSL 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 1 2 3 4 5 BSL BSL BSL BSL BSL 6 BSL BSL BSL BSL BSL 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 1 2 3 4 5 BSL BSL BSL BSL 6 BSL 総括講義 総括講義 総括講義 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 1 2 3 4 5 BSL BSL BSL 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 BSL BSL BSL BSL 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 1 2 3 4 5 BSL BSL BSL BSL BSL BSL 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 1 2 3 4 5 BSL BSL BSL 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 1 2 3 4 5 BSL BSL BSL 6 総括講義 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 スキー授業 1 2 3 CBT 基礎上級 基礎上級 4 5 BSL BSL BSL BSL 6 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 1 2 3 CBT 4 基礎 基礎上級 上級 追試 基礎上級 5 BSL BSL BSL 6 学年 こどもの日 みどりの日 月 憲法記念日 五 31 月 学年 前 六 月 学年 月 学年 期 海 の 日 七 八 月 31 土 31 火 学年 秋分の日 月 敬老の日 九 学年 光が丘祭 月 体育の日 十 31 日 学年 勤労感謝の日 月 文化の日 十 一 学年 後 天皇誕生日 月 OSCE 十 二 学年 二次試験(推薦) センター試験 学年 期 成人の日 月 元 日 一 学年 春分の日 月 二次試験(後期) 三 ― ― 31 月 (前期) 二次試験 月 建国記念の日 二 31 金 31 木 ○基礎上級(第5学年) 4月5日㈪~5月24日㈪ ○入学式 4月6日㈫午前 ○新入生オリエンテーション 4月6日㈫午後~8日㈭午前 ○学年ガイダンス(2・3・4 学年) 4月7日㈬午前 ○定期健康診断 第1学年 4月9日㈮午前 第2・3・4学年 4月7日㈬午後 第5・6学年 4月2日㈮午後 第4学年(ツ反判定) 4月7日㈬午後 ○ BSL アドバンストコース (第6学年) 4月5日㈪~7月2日㈮ ○早期ポリクリニック (第1学年) 5月12日㈬~5月14日㈮ ○白衣式(第5学年) 5月25日㈫ ○医療入門Ⅱ(第5学年) 5月25日㈫~5月28日㈮ ○ BSL プライマリーコース (第5学年) 5月31日㈪~3月18日㈮ 注)祝日で欠講となった BSL は各科で補講を行う ことがある ○開学記念日 6月18日㈮ ○医学概論(第1学年) 10月7日㈭~10月8日㈮ ○夏季休業 (第1・2学年) 7月28日㈬~9月17日㈮ (第3・4学年) 7月28日㈬~9月15日㈬ (第5学年) 7月28日㈬~9月3日㈮ (第6学年) 7月26日㈪~9月17日㈮ ○オープンキャンパス(未定) ○総括講義(第6学年)前半 7月5日㈪~7月23日㈮ ○解剖慰霊祭 10月27日㈬ 第1~4学年午後休講 ※第5学年 BSL 実施 ※第6学年卒業試験期間 ○光が丘祭 10月30日㈯~31日㈰ ※準備のための休講 (第1~4学年) 10月29日㈮午後 ○冬季休業 (第1学年) 12月22日㈬~1月7日㈮ (第2~5学年) 12月24日㈮~1月7日㈮ (第6学年) 12月20日㈪~1月7日㈮ ○共用試験 OSCE(第4学年) 12月22日㈬ ○総括講義(第6学年)後半 1月11日㈫~14日㈮ ○大学入試センター試験 1月15日㈯~16日(日) ○スキー授業(第1学年) 2月17日㈭~20日㈰ ○共用試験 CBT(第4学年) 2月14日㈪ ○入試第2次試験(未定) 推 薦 1月29日㈯ 前期日程 2月25日㈮~2月26日㈯ 後期日程 3月12日㈯ ○基礎上級(第4学年) 2月15日㈫~3月11日㈮ ○春季休業 (第1~4学年) 3月14日㈪~ (第5学年) 3月22日㈫~ ○学位記授与式 3月24日㈭午前 :授業時間 :定期試験 :補 講 :入学試験関係 2010年度(平成22年度)第1学年授業時間割 期 週 月 日 曜 時間 1 2 3 Ⅱ Ⅳ Ⅲ 体育実技 ⑤⑥Ⓛ コンピュータ演習 情 ◯ 情 ①◯ 人文社会科学 ① 4ゼ 生命倫理 ① 臨床医学セミナー ① スポーツと医学 ① 体育実技 体育実技 ドイツ語Ⅰ・フランス語Ⅰ・中国語Ⅰ ①⑤⑥Ⓛ 英語ⅠA・ⅠB ⑤⑥Ⓛ 情 コンピュータ演習 ◯ 人体機 能学概 論Ⅱ④ 人体機 能学概 論Ⅰ① 代数・解析学 代数・解析学 ① ① ⑤⑥Ⓛ 自然科 心理学 進化学 生命有 学実験 機化学 ① 情 ① ① 法①◯ ① 生命倫理① 補講 人文社 会科学 ①⑤⑥ 2ゼ ドイツ語Ⅱ・フランス語Ⅱ・中国語Ⅱ ①⑤⑥Ⓛ 英語ⅡA・ⅡB ⑤⑥Ⓛ 生物学実習 生実 電磁 気学 ① スポーツと 遺伝学 ① 医学① 体育 英語ⅡA・ⅡB 実技 ⑤⑥Ⓛ 独語Ⅱ・仏語Ⅱ・ 中国語Ⅱ①⑤⑥Ⓛ 英語ⅡA・ⅡB ⑤⑥Ⓛ 生物学実習 生実 展 附属展示室 2臨 第2臨床講義室 講義室の説明 ①第1講義室 ⑤第5講義室 ⓁLL教室 1ゼ 第1ゼミナール室 3ゼ 第3ゼミナール室 ◯ 実 実習室 2ゼ 第2ゼミナール室 4ゼ 第4ゼミナール室 ◯ 病 病理学実習室 ◯ 情 情報処理演習室 ②第2講義室 ⑥第6講義室 ◯ ④第4講義室 生実 生物学実習室 は祝祭日等のため休日 の時間は、解剖慰霊祭出席・光が丘祭準備のため休講 17 ~2/ 英語ⅠA・ⅠB ① ホーム ルーム 20 入 学 試 験 ドイツ語Ⅰ・フランス語Ⅰ・ 中国語Ⅰ ①⑤⑥Ⓛ ① 発生生物学 自然科学実験法 業 ① ① 力学 ホーム ルーム 休 臨床医学セミナー ①⑤⑥Ⓛ 補講 英語ⅡA・ⅡB 季 ① 4ゼ ① 基礎自然科学 医学セ ミナー ⑤⑥Ⓛ 春 人文社会科学 ① 英語ⅡA・ⅡB ⑤⑥Ⓛ 講 ① ① 基礎自 有機 ホーム 微 分 然科学 化学 ルーム 積分学 ① ① ① 英語ⅡA・ⅡB 人文社会科学 ①⑤⑥ 2ゼ 体育実技・スキー授業2/ ① 基礎自然科学 基礎自 医学セ ホーム 発 生 然科学 ミナー ルーム 生物学 人文社会科学 ①⑤⑥ 2ゼ ① 独語Ⅱ・仏語Ⅱ・ 中国語Ⅱ①⑤⑥Ⓛ 補 基礎自然科学 ド イ ツ語Ⅰ フランス語Ⅰ 中 国 語Ⅰ ①⑤⑥Ⓛ 原 子 物理学 業 ホーム ルーム 英語ⅠA・ⅠB ⑤⑥Ⓛ ドイツ語Ⅱ・フランス語Ⅱ・中国語Ⅱ 福島学① 験 ⑤⑥Ⓛ 福島学 ① 休 英語ⅠA・ⅠB 原子物理学① 季 人文社会科学 ①⑤⑥ 4ゼ 原子物理学 ① 試 ドイツ語Ⅰ・フランス語Ⅰ・中国語Ⅰ ①⑤⑥Ⓛ 生命有機化学① 期 医学セミナー ① ① 生命有機化学 ① 冬 備 考 ① 自然科学実 情 験法①◯ 進化学① 補講 Ⅳ 医学セミナー ①⑤⑥Ⓛ 補 講 進化学 ① ① Ⅲ ⑤⑥Ⓛ 医学概論 Ⅱ 英語ⅠA・ⅠB 有機化学 ① 基礎自 然科学 心理学① ド イ ツ語Ⅱ フランス語Ⅱ 中 国 語Ⅱ 情 ①◯ ① 金 有機化学 ① 人文社会科学 N301 発生生物学 ① ① 験 Ⅰ 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 発生生物学 健康診断 Ⅳ ① 試 Ⅲ 微分積分学 ① 進化学 ① 生命有 機化学 ① 原 子 物理学 ① 医学セ ミナー ① 期 木 Ⅱ 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 微分積分学 心理学 ① 自然科学実験法 業 Ⅰ 遺伝学① 早 期 ポ リ ク リ ニ ッ ク Ⅳ 遺伝学 ① 前 Ⅲ 後 期 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 7 ① 休 Ⅱ 6 ① 人体機能学概論Ⅰ ① 医学部オリエン テーション 水 5 電磁気学① 季 Ⅰ 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 4 電磁気学 ① 夏 ― ― Ⅳ 3 後 Ⅱ 2 医学セミナー 火 17 18 1 力 学 人体機能学概論Ⅱ ① 共通オリ 共通オリ 入学式 エンテー エンテー ション ション Ⅰ 前 期 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 基礎自然科学 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 6 前 期 試 験 Ⅲ 5 4/5 4/12 4/19 4/26 5/3 5/10 5/17 5/24 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12 7/19 7/26 8/2 9/20 9/27 10/4 10/11 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 12/20 12/27 1/10 1/17 1/24 1/31 2/7 2/14 2/21 2/28 3/7 3/14 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 4/9 4/16 4/23 4/30 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 7/30 9/17 9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 10/24 1/7 1/14 1/21 1/28 2/4 2/11 2/18 2/25 3/4 3/11 :40 Ⅰ 8 10:10 月 4 2010年度(平成22年度)第2学年授業時間割 期 週 1 月 日 4/5 ~ 4/9 曜 時間 :40 Ⅰ 8 10:10 3 4 5 人体解剖学入門 ③ 統計学Ⅰ ③ 細胞生物学 ③ 代謝生 化学③ (生化・分子学コース) (生化・分子学コース) (生化・分子学コース) 物理学 実 験 ③ 分子生物学1 ③ 体育実技 物実 病態生化学 ③ 病態生化学③ (生化・分子学コース) (解剖・組織学コースⅠ) (解剖・組織学コースⅠ) ③⑤⑥ 生化 ③ ③ 生化学実習 組織学1 組織学1 解 解剖学実習室 物実 物理学実習室 講義室の説明 ①第1講義室 ⑤第5講義室 ⓁLL教室 1ゼ 第1ゼミナール室 3ゼ 第3ゼミナール室 ◯ ②第2講義室 ⑥第6講義室 2ゼ 第2ゼミナール室 4ゼ 第4ゼミナール室 生化 生化学実習室 化実 化学実習室 組 組織学実習室 ③第3講義室 ◯ は祝祭日等のため休日 の時間は、解剖慰霊祭出席・光が丘祭準備のため休講 業 統計学Ⅰ ③ 補 講 休 肉 眼 補 肉 眼 解剖学 解剖学 講 ③ ③ 季 人体発生学 ③ ホーム ルーム ②③Ⓛ 春 ③ (解剖・組織学コースⅠ) 入 学 試 験 人体解剖学 入門Ⅰ ③ 講 人体発生学 ③ 肉眼解剖学 補 ③⑤⑥ 生化 1ゼ 2ゼ 分子生物学2 ③ 補 講 生化学実習 験 (生化・分子学コース) (解剖・組織学コースⅠ) (生化・分子学コース)(解剖・組織学コースⅠ) 試 補講 (生理学コースⅠ) 器官生理学 ② 臨床医 臨床医学入 学入門 門Ⅱ ③ Ⅱ③ 補 臨床医学 病態生 化 学 講 入門Ⅱ③ ③ 期 ホーム ルーム 英語Ⅳ ② 後 補 講 ② 肉眼解剖学③ 補 講 業 ホーム ルーム 休 補 講 季 臨床医学入門Ⅱ ② 臨床医学 入門Ⅱ③ 冬 (OSCE) (生理学コースⅠ) 器官生理学 ③ 肉眼解剖学③ 備 考 肉眼解剖学 分子生物学2 ③ 化学実験 化実 補 講 (解剖・組織学コースⅠ) 肉眼解剖学 (生化・分子学コース) 生命化学 ③ 英語ⅢA ホーム ・ⅢB ルーム ③ 神経生理学Ⅰ 英語Ⅳ ③ 肉眼解剖学③ Ⅳ 肉眼解剖学③ 看護学の基本 ③ ③ ③ ② 神経生理学Ⅰ③ 臨床医学入門Ⅰ ③ 肉眼解剖学 (生理学コースⅠ) ②⑤⑥ 生化 1ゼ 2ゼ 験 Ⅲ 神経生理学Ⅰ③ 情報生化学 ③ (解剖・組織学コースⅠ) 神経生理学Ⅰ (解剖・組織学コースⅠ) 試 (生化・分子学コース) ③ (生理学コースⅠ) (生化・分子学コース) 期 Ⅱ ③ 前 金 ③⑤⑥ 生化 1ゼ 2ゼ 英語ⅢA・ⅢB ⑤⑥Ⓛ ホーム ルーム 器官生理学 肉眼解剖学 生化学実習 業 Ⅰ 人体解剖学入門 ③ コミュニケーション論 ③ 学年ガイ ダンス (生理学コースⅠ) (解剖・組織学コースⅠ) 生化学実習 物理学実験 ③ 物実 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 後 期 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 (生化・分子学コース) 休 Ⅳ (解剖・組織学コースⅠ) 期 Ⅲ 8 ③ 夏 Ⅱ 7 器官生理学 代謝生化学 ③ :40 Ⅰ 8 10:10 木 6 (生理学コースⅠ) (生化・分子学コース) 健康診断 ― ― Ⅳ 14:40 16:10 5 人体解剖 学入門③ 英語ⅢA・ⅢB ⑤⑥Ⓛ 13:00 14:30 14:40 16:10 :00 Ⅲ 13 14:30 人体発生学 ③ ③ 3ゼ 4ゼ 5ゼ :20 Ⅱ 10 11:50 :20 Ⅱ 10 11:50 (解剖・組織学コースⅠ) テュートリアルⅠ :40 Ⅰ 8 10:10 水 4 代謝生化学 ③ :40 Ⅰ 8 10:10 Ⅳ 3 (生化・分子学コース) :00 Ⅲ 13 14:30 Ⅲ 2 臨床医学 入門Ⅱ ③ :20 Ⅱ 10 11:50 17 18 1 4/12 4/19 4/26 5/3 5/10 5/17 5/24 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12 7/19 7/26 8/2 9/20 9/27 10/4 10/11 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 12/20 12/27 1/10 1/17 1/24 1/31 2/7 2/14 2/21 2/28 3/7 3/14 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 4/16 4/23 4/30 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 7/30 9/17 9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 10/24 1/7 1/14 1/21 1/28 2/4 2/11 2/18 2/25 3/4 3/11 (解剖・組織学コースⅠ) :40 Ⅳ 14 16:10 火 前 期 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 6 前 期 試 験 月 2 2010年度(平成22年度)第3学年授業時間割 期 週 1 2 3 4 5 6 前 期 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 1 2 3 4 5 6 後 期 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 7 月 日 4/5 4/12 4/19 4/26 5/3 5/10 5/17 5/24 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12 7/19 7/26 8/2 9/13 9/20 9/27 10/4 10/11 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 12/20 12/27 1/10 1/17 1/24 1/31 2/7 2/14 2/21 2/28 3/7 3/14 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 曜 時間 4/9 4/16 4/23 4/30 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 7/30 9/10 9/17 9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 10/24 1/7 1/14 1/21 1/28 2/4 2/11 2/18 2/25 3/4 3/11 :40 Ⅰ 8 10:10 火 :00 Ⅲ 13 14:30 Ⅱ Ⅲ 微 ⑤⑥ 生化 ◯ (解剖・組織学コースⅡ) ④ 血液・輸血 ④ 医療と法 ④ 医学物理学 ④ 医学物理学 ④ 脳・神経Ⅰ ④ リウマチ・膠原病・アレルギー ④ 脳・神経Ⅰ ④ 業 微生物学 ④ リウマチ・膠原 病・アレルギー ④ 解 解剖学実習室 ◯ 微 微生物学実習室 1臨 第1臨床講義室 講義室の説明 ③第3講義室 ⑤第5講義室 1ゼ 第1ゼミナール室 3ゼ 第3ゼミナール室 ◯ 病 病理学実習室 2ゼ 第2ゼミナール室 4ゼ 第4ゼミナール室 ◯ 組 組織学実習室 2臨 第2臨床講義室 ⑥第6講義室 ◯ 生1 生理・薬理・衛生学実習室 生2 生理・公衆衛生学実習室 生化 生化学実習室 ⓁLL教室 ④第4講義室 は祝祭日等のため休日 の時間は、解剖慰霊祭出席・光が丘祭準備のため休講 (※1)「医療経済学」は、平成22年度は休講となる。 休 (免疫・微生物学コース) 消化器Ⅰ ④ 循環器 季 ④ 生1 生2 1ゼ 2ゼ ④ 微生物学 春 ④ 生理学・薬理学実習 医療情報学 ④ 講 神経生理学Ⅱ (免疫・微生物学コース) 補 講 入学試験 ④ 生1 1ゼ 2ゼ ④ 補 微生物学④ 薬理学コース (生理学コースⅡ) ④ 3ゼ 4ゼ 5ゼ 験 ④ (免疫・微生物学コース) 血液・輸血 テュートリアルⅡ 病 ④◯ 循環器 ④ 試 ④ 生1 1ゼ 2ゼ ④ 基礎特別講義 消化器Ⅰ ④ 期 生理学・薬理学実習 ④ 後 免疫学 ④ 循環器 業 備 考 (免疫・微生物学コース) 循環器 ④ ④ 病理学コース 基礎特別講義 消化器Ⅰ ④ 休 Ⅳ 英語Ⅴ ⑤⑥Ⓛ 3ゼ 内分泌・代謝 季 統計学Ⅱ ④ ④ 腎・泌尿器Ⅰ ④ 冬 Ⅲ 補 講 ④ (OSCE) Ⅱ ⑤⑥Ⓛ 3ゼ 病 ④◯ 験 Ⅰ 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 英語Ⅴ 病理学コース 医療経済学(※1) 金 Ⅳ 14:40 16:10 ④ 試 補 講 :20 Ⅱ 10 11:50 :00 Ⅲ 13 14:30 微生物学 組 組織学2 ④◯ :40 Ⅰ 8 10:10 木 補 講 (免疫・微生物学コース) (解剖・組織学コースⅡ) 学年ガイ ダンス 成長・発達Ⅰ 病 病理学コース ④◯ 病 ④◯ 業 Ⅳ 病理学コース 期 ④ 成長・発生Ⅰ ④ 免疫学 補 組織学2 組 講 ④◯ 腎・泌尿器Ⅰ 成長・発達Ⅰ ④ (解剖・組織学 統計学Ⅱ④ コースⅡ) 解◯ 組 脳解剖学 ④◯ 腎・泌尿器Ⅰ ④ 内分泌・代謝 ④ 前 Ⅲ 微生物学④ 免疫学 ④ ④ 休 水 Ⅱ (免疫・微生物学コース) (免疫・微生物学コース) :40 Ⅰ 8 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 病 ④◯ 乳腺・性差医療 期 Ⅳ 病理学 免疫学実習 コース 夏 Ⅰ 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 健康診断 ― ― 10 Ⅳ 14:40 16:10 (免疫・微生物 学コース) 薬理学コース ④ 呼吸器 ④ 呼吸器 ④ 微生物学 ④ 前 期 試 験 月 (免疫・微生物学コース) :20 Ⅱ 10 11:50 2010年度(平成22年度)第4学年授業時間割 期 週 1 月 日 4/5 ~ 4/9 曜 時間 1臨 生1 1ゼ 2ゼ 1臨 (社会医学コース) (社会医学コース) 1臨 1臨 法医学 法医学 の時間は、解剖慰霊祭出席・光が丘祭準備のため休講 入 学 試 験 (社会医学コース) 衛生学・公衆衛生学実習 業 1臨 休 運動器・リハ ビリテーション 季 感染・検査 2臨 春 級 上 麻酔・救急 1臨 CBT追再試 基 講 視覚 1臨 病 病理学実習室 1臨 第1臨床講義室 2臨 第2臨床講義室 生2 生理・公衆衛生学実習室 講義室の説明 ④第4講義室 ◯ 1ゼ 第1ゼミナール室 2ゼ 第2ゼミナール室 3ゼ 第3ゼミナール室 4ゼ 第4ゼミナール室 は祝祭日等のため休日 礎 補 験 ④ 試 プライマリケア と地域医療 期 1臨 + Ⅲ 1臨 放射線・画像 1臨 業 皮膚・形成 1臨 ④ 休 皮膚・形成 感染・ 検 査 ケーススタディ 季 備 考 1臨 1臨 症候論 補 講 Ⅳ 脳・神経Ⅱ 1臨 麻酔・救急 Ⅰ 期 試 験 Ⅲ (社会医学コース) 公衆衛生学 1臨 衛生学・ 予防医学 金 Ⅱ 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 皮膚・形成 1臨 衛生学・公衆衛生学実習 :40 Ⅰ 8 10:10 視 覚 1臨 + 医療と社会 1臨 医療と社会 + + 麻酔・救急 (医療入門コースⅠ) 冬 Ⅳ 皮膚・形成 放射線・画像 1臨 脳・神経Ⅱ 1臨 法医学 OSCE Ⅲ 1臨 1臨 Ⅱ 期 試 験 Ⅱ 精神 1臨 補 講 木 麻酔・救急 消化器Ⅱ 1臨 1臨 臨床実習入門 頭頸部・口腔 1臨 Ⅰ期試験 Ⅰ 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 頭頸部・口腔 1臨 業 Ⅳ 1臨 休 Ⅲ 頭頸部・口腔 季 Ⅱ 学年ガイ ダンス 1臨 (医療入門コースⅠ) 臨床薬理学 1臨 1臨 夏 水 臨 床 薬理学 精 神 1臨 健康診断 ― ― 11 Ⅰ 補講 衛生学・予防医学 1臨 :40 Ⅳ 14 16:10 8:40 10:10 10:20 11:50 13:00 14:30 14:40 16:10 生殖・周産期 1臨 (社会医学コース) (社会医学コース) 法医学 補 講 :00 Ⅲ 13 14:30 (社会医学コース) 1臨 生殖・周産期 1臨 :20 Ⅱ 10 11:50 補講 運動器・リハビリテーション 1臨 :40 Ⅰ 8 10:10 1臨 感染・検査 1臨 運動器・リ ハビリテー ション 成長・発達Ⅱ 1臨 :40 Ⅳ 14 16:10 火 感染・検査 1臨 :00 Ⅲ 13 14:30 頭頸部 ・口腔 補 講 補講 補講 月 Ⅲ 期 6 7 8 9 10 11 12 13 14 4/12 4/19 4/26 5/3 5/10 5/17 5/24 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12 7/19 7/26 8/2 9/13 9/20 9/27 10/4 10/11 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 12/20 12/27 1/10 1/17 1/24 1/31 2/7 2/14 2/21 2/28 3/7 3/14 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 4/16 4/23 4/30 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 7/30 9/10 9/17 9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 10/24 1/7 1/14 1/21 1/28 2/4 2/11 2/18 2/25 3/4 3/11 腎・泌尿器Ⅱ 1臨 :20 Ⅱ 10 11:50 Ⅱ 期 4 5 6 7 8 9 10 11 1 2 3 4 5 C B T :40 Ⅰ 8 10:10 Ⅰ 期 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 1 2 3 2010年度(平成22年度) 第5学年BSLプライマリーコース他授業時間割 4/5 4/12 4/19 4/26 5/3 5/10 5/17 5/24 月 � � � � � � � � � 日 4/2 4/9 4/16 4/23 4/30 5/7 5/14 5/21 5/28 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12 7/19 7/26 9/3 9/13 9/20 9/27 10/4 10/11 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 12/20 1/10 1/17 1/24 1/31 2/7 2/14 2/21 2/28 3/7 3/14 3/21 � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � � 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 9/3 9/10 9/17 9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 1/7 1/14 1/21 1/28 2/4 2/11 2/18 2/25 3/4 3/11 3/18 注1)注2)注3) 注4) 16 心 医 療 入 門 Ⅱ(※) 基 礎 上 級 春 季 休 業 授 業 内 容 等 ― ― 12 身 医 科 療 科 春 季 休 業 15 児 P A B C D E F G H I J K L M N O 14 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 / 神 経 内 科 救急科/麻酔・疼痛緩和科、 集 中 治 療 部 O P A B C D E F G H I J K L M N 小 科 N O P A B C D E F G H I J K L M 13 人 M N O P A B C D E F G H I J K L 呼吸器内科/泌尿器科 婦 注5) L M N O P A B C D E F G H I J K 12 科 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 冬 季 休 業 3週 産 K L M N O P A B C D E F G H I J 11 J K L M N O P A B C D E F G H I 眼科/病理診断科 I J K L M N O P A B C D E F G H 10 H I J K L M N O P A B C D E F G 腎・高血圧内科、糖尿病・内 分泌・代謝内科(旧第3内科) G H I J K L M N O P A B C D E F 9 注5) F G H I J K L M N O P A B C D E 整形外科/形成外科 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 補 講 1週 8 注5) E F G H I J K L M N O P A B C D 消化器・一般外科、呼吸器 外科、小児外科(旧第1外科) 4 17 18 夏 季 休 業 6週 7 3 D E F G H I J K L M N O P A B C 心臓血管外科×皮膚科 2 C D E F G H I J K L M N O P A B 6 1 B C D E F G H I J K L M N O P A 5 循 環 器 内 科・ 血 液 内 科 (旧第1内科) 脳 神 経 外 科 / 感 染 制 御 部・ 検 査 部 低侵襲・最先端外科、乳腺・内 分泌・甲状腺外科(旧第2外科) 放射線科/歯科口腔外科・輸血移植 免疫部・薬剤部・地域家庭医療部 消化器内科・リウマチ・膠 原病・免疫内科(旧第2内科) A B C D E F G H I J K L M N O P BSL プライマリーコース 9 10 11 12 13 14 15 16 1~8 ※)「医療入門Ⅱ」には、安全管理学特講(1日間の集中講義と正規授業時間外の「安全管理講習会(日程等は別途通知)」を合わせて構成するもの) を含む。 注1)実習2週の科(部) 循環器内科・血液内科(旧第1内科)、消化器内科・リウマチ・膠原病・免疫内科(旧第2内科)、腎・高血圧内科、糖尿病・内分泌・代謝内科(旧第 3内科)、消化器・一般外科、呼吸器外科、小児外科(旧第1外科)、低侵襲・最先端外科、乳腺・内分泌・甲状腺外科(旧第2外科)、産科婦人科、 小児科、心身医療科 注2)実習1週の科(部) 第1週目/第2週目 脳神経外科/感染制御部・検査部、放射線科/歯科口腔外科・輸血移植免疫部・薬剤部・地域家庭医療部、整形外科/形成外科 呼吸器内科/泌尿器 科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科/神経内科、救急科/麻酔・疼痛緩和科、集中治療部 心臓血管外科×皮膚科は、各班を2分割し、班-1は心臓血管外科(1週目)→皮膚科(2週目)、班-2は皮膚科(1週目)→心臓血管外科(2週目) とする。 眼科×病理診断科は、各班を2分割し、班-1は眼科(1週目)→病理診断科(2週目)、班-2は病理診断科(1週目)→眼科(2週目)とする。 注3)その他 各科(部)において、祝祭日等で休講となった実習の補講を行うことがある。 注4)基礎上級機関 基礎上級の期間のうち4/5~4/30(4/29は祝日)及び5/3~5/24(5/3~5/5は祝日)を実施期間とする。 注5)補講期間 7月26日(月)・27日(火)、9月21日(火)・22日(水)・24日(金)及び12月20日(月)・21日(火)・22日(水)を補講期間とする。 第5学年 BSL プライマリーコース他授業時間割(各班ローテーション表) 月日 平成22年4月から 平成23年3月まで 実 習 班 1 A 2 B 8 H 9 I 10 J 11 K 12 L 13 M 14 N 15 O 16 P 12 13 14 歯・ 輸・ 薬・ 家 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 33 34 35 36 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 37 38 39 40 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 救急 麻酔 耳鼻 神内 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 1内 心身 救急 麻酔 耳鼻 神内 小児 呼吸 泌尿 産婦 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 感染 脳外 ・ 検査 眼科 病理 病理 眼科 1内 心身 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 耳鼻 神内 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 小児 呼吸 泌尿 産婦 小児 呼吸 泌尿 2外 感染 脳外 ・ 検査 2内 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 1内 感染 脳外 ・ 検査 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 2内 心外 皮膚 皮膚 心外 1外 整形 形成 救急 麻酔 耳鼻 神内 心身 救急 麻酔 耳鼻 神内 1内 心身 感染 脳外 ・ 検査 1内 心身 感染 脳外 ・ 検査 1内 心身 感染 脳外 ・ 検査 1内 心身 救急 麻酔 感染 脳外 ・ 検査 1内 心身 感染 脳外 ・ 検査 1内 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 2内 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 救急 麻酔 耳鼻 神内 2外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 救急 麻酔 耳鼻 神内 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 小児 救急 麻酔 耳鼻 神内 2外 感染 脳外 ・ 検査 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 耳鼻 神内 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 小児 呼吸 泌尿 産婦 眼科 病理 病理 眼科 3内 整形 形成 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 2内 産婦 眼科 病理 病理 眼科 1外 心外 皮膚 皮膚 心外 心身 32 1外 救急 麻酔 耳鼻 神内 心外 皮膚 皮膚 心外 救急 麻酔 耳鼻 神内 31 整形 形成 感染 脳外 ・ 検査 放射 20 3内 心身 2内 19 眼科 病理 病理 眼科 1内 2外 18 産婦 感染 脳外 ・ 検査 歯・ 輸・ 薬・ 家 17 呼吸 泌尿 心身 放射 16 小児 1内 2外 15 救急 麻酔 耳鼻 神内 小児 呼吸 泌尿 3内 整形 形成 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 救急 麻酔 耳鼻 神内 心身 救急 麻酔 耳鼻 神内 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 1内 心身 感染 脳外 ・ 検査 1内 心身 感染 脳外 ・ 検査 1内 心身 救急 麻酔 感染 脳外 ・ 検査 1内 心身 感染 脳外 ・ 検査 1内 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 2内 2外 放射 歯・ 輸・ 薬・ 家 救急 麻酔 耳鼻 神内 脳外 検査 2外 春 季 休 業 ― ― 13 7 G 11 冬 季 休 業(3週) 6 F 10 休 業(1週) 5 E 9 夏 期 休 業(6週) 4 D 1~8 基 礎 上 級 ・ 医 療 入 門 Ⅱ 3 C A-1 A-2 B-1 B-2 C-1 C-2 D-1 D-2 E-1 E-2 F-1 F-2 G-1 G-2 H-1 H-2 I-1 I-2 J-1 J-2 K-1 K-2 L-1 L-2 M-1 M-2 N-1 N-2 O-1 O-2 P-1 P-2 4/5 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12 7/19 7/26 9/6 9/13 9/20 9/27 10/4 10/11 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 12/20 1/10 1/17 1/24 1/31 2/7 2/14 2/21 2/28 3/7 3/14 3/21 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 9/3 9/10 9/17 9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 1/7 1/14 1/21 1/28 2/4 2/11 2/18 2/25 3/4 3/11 3/18 小児 救急 麻酔 耳鼻 神内 注意)歯科口腔外科、輸血・移植免疫部、薬剤部、地域・家庭医療部は、1週間で4科(部)の実習を行うが、歯科口腔外科は火曜日の午前、輸血・移植免疫部は火曜日の午後 及び水曜日の全日、薬剤部は月曜日及び金曜日の2日間、地域・家庭医療部は木曜日の全日に、それぞれ実習を予定している。 平成22年度5年生 BSL プライマリーコース班編成表 ― ― 14 (略) 2010年度(平成22年度)第6学年 BSL アドバンストコース・総括講義・卒業試験等時間割 4/5 4/12 4/19 4/26 5/3 5/10 5/17 5/24 5/31 6/7 6/14 6/21 6/28 7/5 7/12 7/19 7/26 9/20 9/27 10/4 10/11 10/18 10/25 11/1 11/8 11/15 11/22 11/29 12/6 12/13 12/20 1/10 1/17 1/24 1/31 2/7 2/14 2/21 2/28 3/7 3/14 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4/2 4/9 4/16 4/23 4/30 5/7 5/14 5/21 5/28 6/4 6/11 6/18 6/25 7/2 7/9 7/16 7/23 9/17 9/24 10/1 10/8 10/15 10/22 10/29 11/5 11/12 11/19 11/26 12/3 12/10 12/17 1/7 1/14 1/21 1/28 2/4 2/11 2/18 2/25 3/4 3/11 3/18 平成22年4月5日から 平成23年3月末日まで 実習週数 12 № (W) 診 療 科 ・ 部 1 4W 循環器内科・血液内科(旧第1内科) 2 4W 消化器内科・リウマチ・膠原病・免疫内科(旧第2内科) 3 4W 腎・高血圧内科、糖尿病・内分泌・代謝内科(旧第3内科) 4 4W 神 5 4W 呼 6 4W 消化器・一般外科、呼吸器外科、小児外科(旧第1外科) 7 4W 低侵襲・最先端外科、乳腺・内分泌・甲状腺外科(旧第2外科) 経 内 17 4W 泌 人 科 科 膚 科 科 尿 器 科 18 4W 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 19 4W 心 身 医 科 20 4W 放 21 4W 麻酔・疼痛緩和科、集中治療部 22 2W 救 23 4W 病 24 2W 輸 25 2W 薬 26 2W 地 射 療 線 科 急 理 血 科 診 ・ 移 植 断 免 科 疫 剤 域 医 療 アドバンストコース〈12週〉 部 部 コ ー ス 注1)「歯科口腔外科/感染制御部・検査部」は1週目に歯科口腔外科→2週目に感染制御部・検査部の順序で実習を行う。 注2)各科(部)において、祝祭日等で休講となった実習の補講を行うことがある。 注3)4/19~4/30の期間を実習期間とする。(4/29、5/3~5は祝日) 5月6日(木)及び5月7日(金)を補講日とする。 験 (予定 ) 眼 皮 婦 児 注2)BSL 試 15 2W 16 2W 科 科 家 産 小 外 科 国 歯科口腔外科/感染制御部・検査部 成 外 師 形 科 管 医 11 2W 注1)(1W/1W) 外 血 29 30 補 講 (1週間) 総 括 講 義 (1週間) 冬 季 休 業 (3週間) 心 形 科 補 講 (4週間) 整 10 4W 14 4W 外 卒 業 試 験 (8週間) 脳 臓 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 補 講 (1週間) 夏 季 休 業 (8週間) ― ― 15 8 4W 13 4W 経 科 9 4W 12 2W 神 内 総 括 講 義 (3週間) 器 ・ 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 科 春 季 休 業 吸 注3)3 平成22年度第6学年 BSL アドバンストコース学生配属一覧表 (略) ― ― 16 平成22年度第6学年 BSL アドバンストコース学生個人時間割表 ― ― 17 (略) 平成22年度第6学年 BSL アドバンストコース学生個人時間割表 ― ― 18 (略) 平成22年度第6学年 BSL アドバンストコース学生個人時間割表 ― ― 19 (略) 教育課程表2010年度(平成22年度) 2 年 前 期 後 期 前 期 後 期 前 期 後 期 英語Ⅰ 英語Ⅱ 英語Ⅲ 英語Ⅳ 英語Ⅴ 消化器Ⅰ 統計学Ⅰ 統計学Ⅱ 腎・泌尿器Ⅰ 仏語・独語・ 仏語・独語・ コミュニケー 中国語Ⅰ 中国語Ⅱ ション論 電磁気学 有機化学 原子物理学 発生生物学 生命有機化学 ※医学概論 ※早期ポリ クリニック ※コンピュータ 演習 ※人体機能学概論 (生化学系) 遺伝学 進化学 生物学実習 解剖・組織学Ⅰ (人体解剖学入門) (肉眼解剖学) (人体発生学) (組織学1) 生化・分子学 ※看護学の 基本 免疫・微生物学 (免疫学) (微生物学) リウマチ・膠原病 (免疫学実習) ・アレルギー ※体育実技 ※臨床医学 入門Ⅰ ※臨床医学 入門Ⅱ 血液・輸血 薬理学 脳・ 神経Ⅱ 麻酔・ 救急 医療と法 生殖・周産期 頭頸部・口腔 精 神 放射線・画像 皮膚・形成 視 覚 社会医学 (衛生学・予防医学) (公衆衛生学) ※医学 医療情報学 経済学 ※チュートリアルⅡ (衛生学・公衆衛生学実習) (法医学) ※基礎特別講義 医学物理学 前 期 臨床実習(BSL) (病理学標本示説を含む) 医療入門Ⅱ ※医学セミナー 呼吸器 解剖・ 内分泌・代謝 組織学Ⅱ (脳解剖学) 乳腺・ (組織学2) 性差医療 (代謝成化学) (情報成化学) (分子生物学1) ※人体機能学概論 ※体育実技 (分子生物学2) (生理学系) ※心理学 (病態生化学) ※臨床医学 ※生命倫理 ※テュートリアルⅠ (生化学実習) セミナー ※スポーツと医学 福島学 臨床 薬理学 循環器 病理学(病理学総論1) (病理学総論2) 細胞生物学 成長・ 発達Ⅱ 後 期 注)※=総合教育 共用試験 後 期 総 括 講 義 力学 生理学Ⅰ 生命化学 (器官生理学) (神経生理学Ⅰ) 生理学・ 薬理学実習 化学実験 脳・神経Ⅰ 前 期 Ⅲ期 卒 業 試 験 微分積分学 代数・解析学 感染・ 検査 腎・ 運動器・ 泌尿器 リハビリ 成長・発達Ⅰ Ⅱ テーション 生理学Ⅱ (神経生理学Ⅱ) 物理学実験 消化器Ⅱ Ⅱ期 6 年 総 括 講 義 ― ― 20 学 科 目 基礎自然科学 自然科学 実験法 Ⅰ期 5 年 基 礎 上 級 人文社会科学 4 年 3 年 ※医療入門Ⅰ (症候論とケーススタディー)(臨床実習入門) (プライマリケアと地域医療)(医療と社会) 1 年 誓 約 書 福島県立医科大学医学部 学部長 阿 部 正 文 様 私は、福島県立医科大学医学部在籍中に履修する臨床実習において、個人情報の取扱いに関する下記の事 項を遵守することを誓います。 また、これに反して、大学又は第三者に不当な損害を与えた場合は、自ら責任を負うほか、本学学則に基 づいた処分を受けることに異議ありません。 記 1.実習中に知り得た個人情報は、実習関係者以外に口外しないこと。 2.不用意に、患者の診断・治療に関する情報を本人、その家族に告げないこと。 3.個人情報を、実習に必要な範囲を超えて収集しないこと。 4.実習記録等(診療録等の形に整理されていないメモや、コンピューターに入力されたデータ等を含む。 以下同じ。)へ個人情報を記録する際には、当該個人を第三者が特定できないよう、氏名等の記入の際に は注意を払うこと。 5.実習上必要な場所以外(公共交通機関、待合室、食堂等)では、個人情報について話をしたり、実習記 録等を書いたりしないこと。 6.施設内で作成された個人情報を含む資料、用紙は、病棟あるいは施設から一切持ち出さないこと。やむ を得ず持ち出しが必要な場合には、病棟ないしは施設の責任者に相談して了解を得るなどし、その管理に は細心の注意を払うこと。 7.個人情報を含む実習記録等に関しては、置き忘れや紛失、盗難などのないよう、その管理に細心の注意 を払うこと。 8.実習後に不要となった実習記録等は、個人情報の判別し得ない形で、速やかに廃棄ないしは消去すること。 9.個人情報の取扱いに関して、実習を行う医療機関毎の方針に従い、規程等を遵守すること。 0.上記のほか、個人情報の取扱いに関しては、関係法令の規定に基づき、また、対象者の基本的人権に配 慮して、適切に行うこと。 平成 年 月 日 福島県立医科大学医学部 学年 番号 氏名 ㊞ 本誓約書において「個人情報」とは、「生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年 月日その他の記述、または個人別に付けられた番号、記号、その他の符号、画像若しくは音声によって当該個人 を識別できる情報(他の情報と照合することが出来、それによって当該個人を識別できる情報を含む。)」を言う。 ただし、当該個人が死亡した後においても、引き続き保有している当該個人に関する情報は、個人情報と同等 に取り扱うこととする。 ― ― 21 福島県立医科大学医学部履修規程 第1章 目 的 (目 的) 第1条 この規程は、福島県立医科大学学則(以下「学則」という。)第21条第2項の規定に基づき、医学 部授業科目の履修方法等に関し必要な事項を定めることを目的とする。 第2章 授業科目及び履修方法 (開設授業科目) 第2条 学則第21条第2項に定める授業科目の名称、単位数又は授業時間数、単位の計算方法及び履修年次 等については、次のとおりとする。ただし、教育上必要があると認めるときは、教授会に諮り変更するこ とができる。 ⑴ 総合科学系については、別表1のとおりとする。 ⑵ 生命科学・社会医学系及び臨床医学系については、別表2から別表3のとおりとする。ただし、臨床 実習は、別に定める臨床実習各科ローテーション表に基づいて履修するものとする。 ⑶ 総合科学系、生命科学・社会医学系及び臨床医学系の内容を総合した授業科目である「総合教育科目」 については、別表4のとおりとする。 ⑷ 病気、災害その他特別な事由により一部を履修できなかった者には、別の期間に補習させることがあ る。 (履修の登録及び変更) 第3条 総合科学系における選択授業科目の履修の届け出は、選択授業科目履修届(所定書式)により所定 の期日までに行うものとする。 2 選択授業科目履修届を提出した授業科目を他の科目に変更しようとする場合又は履修を取り消そうとす る場合は、当該授業科目担当責任者(以下「担当責任者」という。)の承認を得た後、所定の期日までに 学生課に届け出なければならない。 (同一時間重複履修の禁止) 第4条 同一時間に開講される授業科目は、重複して履修することができない。 (既修得授業科目の再履修) 第5条 既に単位を取得した授業科目は、履修することができない。 (単位の計算) 第6条 授業科目の単位の計算は、1単位45時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準とし、 授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間外に必要な学修等を考慮して、次の基準により計 算するものとする。 ― ― 22 ⑴ 講義及び演習は15時間又は30時間をもって1単位とする。 ⑵ 実験・実習及び実技等は30時間又は45時間をもって1単位とする。 (単位の授与等) 第7条 学則第22条に規定する単位の授与及び授業科目の修了の認定(以下「単位の授与等」という。)は、 次の各号に該当し、かつ担当責任者が行う学修評価に合格した者について、教務委員会の議を経て、教授 会が行う。 ⑴ 当該授業科目に係る講義及び演習においては、原則として3分の2以上出席した者 ⑵ 当該授業科目に係る実験・実習及び実技等においては、原則として5分の4以上出席した者 (入学前の既修得単位等の認定) 第8条 学則第25条に規定する入学前の既修得単位等の認定(以下「既修得単位の認定」という。)を受け ようとする者は、既修得単位認定申請書(所定書式)を別に定める期日までに、担当責任者を経由して、 学部長に提出しなければならない。 2 学部長は、前項に定める既修得単位認定申請書を受理したときは、担当責任者の既修得単位の認定の可 否について意見を附し、教授会に諮り30単位を限度としてこれを授与する。 第3章 成績評価、進級判定及び卒業認定 (成績評価) 第9条 各授業科目の成績は、平常の状態、諸記録、レポート、試験及びその他の方法により担当責任者が 評価する。 2 学則第23条に定める学修の評価区分と百点法の関係は次のとおりとし、60点以上を合格とする。 A(100点~80点) B(79点~70点) C(69点~60点) D(59点~0点) (進級判定) 第10条 進級判定は、第1学年、第2学年、第3学年、第4学年及び第5学年において行う。 2 第1学年、第2学年、第3学年及び第4学年における進級の判定は、原則として各学年で修得すべき全 ての授業科目の評価が合格である者について、また、第5学年における進級の判定は、基礎上級、医療入 門Ⅱ及び BSL プライマリーコースの評価に基づいて、総合的に判断して行う。 3 前項に定める進級の判定は、教務委員会の議を経て教授会が行う。 (卒業認定) 第11条 卒業認定は、原則として別表5に掲げる全ての授業科目の評価が合格である者について、総合的に 判断して行う。 2 前項に定める卒業の認定は、教務委員会の議を経て教授会が行う。 (再 履 修) 第12条 不合格授業科目があったため、進級を認められなかった者は、原級に1年間留まり、当該科目を再 履修しなければならない。この場合、第5条の規定にかかわらず、教務委員会は必要と認める授業科目に ついて再履修を命ずることができる。 2 不合格授業科目があったため、卒業を認定されなかった者は、第6学年に1年間留まり、当該授業科目 ― ― 23 を再履修しなければならない。この場合、教務委員会は必要と認める授業科目について再履修を命ずるこ とができる。 (成績の通知) 第13条 第1学年、第2学年、第3学年及び第4学年の成績は、毎年4月末頃までに文書により学生に通知 する。 2 第6学年の成績は、毎年2月末頃までに文書により学生に通知する。 第4章 試 験 (試験の種類等) 第14条 試験は、定期試験、卒業試験及び追試験とする。ただし、担当責任者の判断により随時試験を行う ことができる。 2 定期試験及び卒業試験の時間割は、原則として2週間前に公示する。 (受験資格) 第15条 卒業試験の受験資格者は、BSL アドバンストコースで選択した全ての科目を履修した者とする。 (追 試 験) 第16条 病気その他やむを得ない理由によって追試験を希望する者は、速やかに理由を付して学生部長に追 試験願を提出しなければならない。 2 追試験は、その理由の認められるものがある場合に限り許可され、担当責任者の定める期日に実施する。 (無届欠席者) 第17条 不可抗力の理由がある場合を除いて、試験を無届で受けない者は、その試験を放棄したものとみ なす。 (そ の 他) 第18条 この規程によりがたい特別の事情があると認められる事項については、教授会の議によるものと する。 附 則 この規程は、平成18年4月1日から施行する。 附 則 この規程は、平成19年4月1日から施行する。 附 則 この規程は、平成20年4月1日から施行する。 ― ― 24 別表1 総合科学系授業科目の学年別配当および単位数表 人 文・ 社会科学 人 文 ・ 社 会 科 学 2 微 1 代 分 数 積 ・ 分 解 析 学 学 統 計 学 Ⅰ 統 計 学 Ⅱ 自 然 科 学 総 合 科 学 系 発 生 生 遺 細 伝 胞 有 生 物 化 物 学 実 機 命 化 有 学 1 機 1 6 2 必 修 2 2 必 修 2 必 修 2 必 修 2 2 必 修 2 2 必 修 2 必 修 2 学 2 1 2 2 学 1 2 必 修 2 習 2 1 必 修 1 2 必 修 2 2 必 修 2 学 化 哲学・倫理学・歴史学・文学・経 済学・法学・美術など開講する12 科目のうち3科目を選択必修 1 1 備 考 前期 後期 6 1 学 生 進 生 物 1 前期 後期 毎週授業 コ マ 数 進級単位 前期 後期 毎週授業 コ マ 数 第3学年 単位数 毎週授業 コ マ 数 授 業 科 目 第2学年 単位数 区分 単位数 第1学年 1 学 1 生 命 化 学 1 2 必 修 2 化 学 実 験 2 1 必 修 1 2 必 修 2 力 学 電 磁 気 1 学 1 2 必 修 2 1 2 必 修 2 必 修 2 必 修 1 1 必 修 1 2 必 修 2 4 必 修 4 必 修 3 必 修 1 必 修 4 原 子 物 理 学 医 学 物 理 学 物 理 学 実 験 1 2 自 然 科 学 実 験 法 基 礎 自 然 科 1 語 学 学 2 英語ⅠA・B/ⅡA・B 2 2 英語ⅢA・B/ⅣA・B 英 語 Ⅴ A ・ 2 1 1 3 B ドイツ語・フランス語・ 中 国 語 Ⅰ / Ⅱ 1 2 2 2 1 4 合 計 備考 第2学年への進級判定においては、第2学年で取得可能な単位を除く。 ― ― 25 別表2 生命科学・社会医学系及び臨床医学系授業科目の学年別配当表及び時間数 第2学年、第3学年及び第4学年 区 分 2学年 授業総 授 業 科 目 開 設 科 目 時間数 人 体 解 剖 学 入 門 解 剖 ・ 組 織 学 Ⅰ 解 剖 ・ 組 織 学 Ⅱ 生 命 科 学 ・ 社 会 医 学 系 生 化 ・ 分 子 学 198.0 97.5 186.0 3学年 前期 後期 前期 後期 前期 後期 15週 16週 15週 16週 15週 16週 21.0 人 体 発 生 学 9.0 15.0 肉 眼 解 剖 学 117.0 36.0 組 織 学 1 脳 解 剖 学 28.5 組 織 学 2 69.0 代 謝 生 化 学 45.0 情 報 生 化 学 22.5 分 子 生 物 学 1 22.5 分 子 生 物 学 2 24.0 病 態 生 化 学 24.0 生 化 学 実 習 48.0 器 官 生 理 学 72.0 神 経 生 理 学 Ⅰ 48.0 生 理 学 Ⅰ 120.0 生 理 学 Ⅱ 15.0 神 経 生 理 学 Ⅱ 15.0 学 72.0 薬 学 72.0 生理学・薬理学実習 48.0 生 理 学・ 薬 理 学 実 習 48.0 免 疫 ・ 微 生 物 学 133.5 免 学 46.5 学 58.5 28.5 学 40.5 45.0 薬 理 病 理 社 会 基 医 礎 循 学 学 上 環 85.5 153.0 微 理 疫 生 病 物 理 衛生学・予防医学 33.0 公 33.0 衆 衛 生 学 衛生学・公衆衛生学実習 51.0 法 36.0 医 学 臨 床 医 学 系 級 87.0 87.0 器 48.0 48.0 30.0 消 化 器 Ⅰ 30.0 消 化 器 Ⅱ 33.0 器 42.0 42.0 21.0 呼 吸 4学年 33.0 腎 ・ 泌 尿 器 Ⅰ 21.0 腎 ・ 泌 尿 器 Ⅱ 33.0 内 分 泌 ・ 代 謝 36.0 36.0 乳 腺 ・ 性 差 医 療 18.0 18.0 33.0 ― ― 26 区 分 授業総 授 業 科 目 時間数 2学年 開 設 科 目 3学年 4学年 前期 後期 前期 後期 前期 後期 15週 16週 15週 16週 15週 16週 臨 床 医 学 系 リウマチ・膠原病・アレルギー 28.5 28.5 血 液 ・ 輸 血 31.5 31.5 脳 ・ 神 経 Ⅰ 22.5 22.5 脳 ・ 神 経 Ⅱ 49.5 49.5 成 長 ・ 発 達 Ⅰ 21.0 成 長 ・ 発 達 Ⅱ 33.0 33.0 生 殖 ・ 周 産 期 63.0 33.0 運動器・リハビリテーション 28.5 皮 成 31.5 16.5 15.0 覚 31.5 16.5 15.0 腔 31.5 16.5 15.0 神 31.5 16.5 15.0 像 31.5 16.5 15.0 膚 ・ 形 視 頭 頸 部 ・ 口 精 放 射 線 ・ 画 21.0 30.0 28.5 麻 酔 ・ 救 急 45.0 45.0 感 染 ・ 検 査 19.5 19.5 臨 床 薬 理 学 10.5 10.5 1966.5 120.0 384.0 378.0 372.0 330.0 382.5 合 計 備考 1 授業科目の学年別配当及び授業時間は、都合により変更することがある。 2 年間の総授業時間数算出の基本週数は上記表の週数を標準とする。 ※ 共用試験を受験すること。 ― ― 27 別表3 生命科学・社会医学系及び臨床医学系授業科目の学年別配当表及び時間数 第5学年及び6学年 学年 授業科目/授業時間数 基 礎 5 6 学期 前 期 後 期 前 期 後 期 週数 18 21 15 1 上 級 87.0 87.0 内 科 学 Ⅰ ・ Ⅱ ・ Ⅲ * * * 外 Ⅱ * * * 学 * * * 学 * * * 学 * * * 学 * * * 科 小 学 児 放 感 Ⅰ 射 科 線 染 ・ 神 ・ 経 検 医 査 内 医 科 呼 吸 器 内 科 学 * * * 脳 神 経 外 科 学 * * * 学 * * * 学 * * * 学 * * * 学 * * * 学 * * * 学 * * * 学 * * * 整 心 形 産 形 臓 外 血 成 外 科 外 科 婦 眼 科 人 科 科 皮 泌 管 科 膚 尿 科 器 科 耳 鼻 咽 喉 科 学 * * * 神 経 精 神 医 学 * * * 学 * * * 学 * * * 科 * * * 輸 血 ・ 移 植 免 疫 学 * * * 救 学 * * * 学 * * * 麻 臨 歯 酔 床 科 薬 科 口 腔 急 病 理 外 医 理 地 域 ・ 家 庭 医 療 学 B 総 医 L(臨 床 実 習) S 括 療 講 入 * 330.0 630.0 義 門 合 計 Ⅱ 授業総時間数 360.0 45.0 1320.0 15.0 24.0 441.0 60.0 24.0 630.0 405.0 15.0 備考 1 授業科目の学年別配当及び授業時間は、都合により変更することがある。 2 年間の総授業時間数算出の基本週数は上記表の週数を標準とする。 3 *印は、BSL(Bed Side Learning)を示す。 4 BSL は第5学年次の BSL プライマリーコース及び第6学年次の BSL アドバンストコースとする。 5 平成年度第5学年時の基礎上級は、7時間とする。 ― ― 28 1491.0 別表4 総合教育科目の学年別配当表及び時間数 第1学年、第2学年、第3学年及び第4学年 区 分 授 業 科 目 体 育 開 設 科 目 2学年 前期 後期 前期 後期 前期 後期 週 週 週 週 週 週 週 週 24.0 22.5 22.5 コンピュータ演習 45.0 45.0 生 命 倫 理 24.0 医 療 と 法 16.5 学 24.0 学 12.0 早期ポリクリニック 15.0 15.0 医 学 セ ミ ナ ー 22.5 22.5 論 9.0 9.0 スポーツと医学 24.0 人体機能学概論Ⅰ 22.5 22.5 人体機能学概論Ⅱ 22.5 22.5 臨床医学セミナー 22.5 22.5 福 学 22.5 コミュニケーション論 22.5 22.5 臨床医学入門Ⅰ 22.5 22.5 臨床医学入門Ⅱ 21.0 看 護 学 の 基 本 22.5 基 礎 特 別 講 義 13.5 テュートリアル 36.0 医 15.0 総 合 教 育 医 医 医 療 経 学 済 概 島 療 療 情 入 報 門 学 Ⅰ 198.0 24.0 16.5 24.0 12.0 24.0 22.5 21.0 22.5 9.0 18.0 4.5 18.0 15.0 症候論とケーススタディ 69.0 臨 床 実 習 入 門 64.5 医 会 30.0 プライマリケアと地域医療 15.0 OSCE ※ 12.0 療 と 社 CBT ※ 702.0 4学年 後期 69.0 理 3学年 前期 技 心 実 1学年 授業総 時間数 7.5 181.5 118.5 108.5 備考 1 授業科目の学年別配当及び授業時間は、都合により変更することがある。 2 年間の総授業時間数算出の基本週数は上記表の週数を標準とする。 ※ 共用試験を受験すること。 ― ― 29 21.0 21.0 54.0 0.0 198.0 別表5 卒業認定評価対象授業科目 区 分 科 目 区 分 科 目 生命科学・ 病理学標本示説 臨 社会医学系 医学系 科学Ⅱ、脳神経外科学、整形外科学、心臓血管外科学、形成外科学、産科婦 科 科 目 床 内科学Ⅰ、内科学Ⅱ、内科学Ⅲ、神経内科学、呼吸器内科学、外科学Ⅰ、外 目 人科学、小児科学、眼科学、皮膚科学、泌尿器科学、耳鼻咽喉科学、神経精 神医学、放射線医学、麻酔科学、臨床検査医学、処方調剤学、輸血・移植免 疫学、救急医学 ― ― 30 (指 定 様 式) 既修得単位認定申請書 (経 由) 講座(部)名 担当主任名 ㊞ 平成 年 月 日 福島県立医科大学医学部長 様 第 学年 番 申請者名 ㊞ 最終学歴: 大学 学部 学科( 専攻) 年卒業・年中退 既に修得した単位のうち、下記の科目について、福島県立医科大学医学部において修得したものとして認 定されますよう申請いたします。 記 他大学等で単位取得した科目名 単 位 数 本学の単位認定を希望する科目名 単 位 数 合計単位数 注:単位認定希望順に記入すること (関係書類) 1 成績証明書または単位取得証明書 2 卒業証明書または中途退学証明書 ◇上記認定に対する担当主任の意見 ― ― 31 備 考 福島県立医科大学医学部履修規程に 関する教授会申合せ 1 授業科目担当責任者について(第3条第2項関係) 授業科目担当責任者(以下「担当責任者」という。)は、講座等主任をいう。ただし、第1学年から第 4学年までの授業科目にあっては、コースコーディネーター、企画委員、主担当者等をいう。 2 成績評価について(第9条第1項関係) 成績評価は、複数の教員が担当する授業科目にあっては、担当責任者が他の担当者と協議の上行うもの とする。 3 成績について(第9条第2項関係) 学生課に廻付する成績評価は、00点法による。 4 第4学年における進級判定について(第10条関係) 第5学年から実施する BSL(臨床実習)を履修するために必要な知識・技能・態度について、進級判 定を行う。 5 再履修について(第12条関係) 複数の開設科目で構成される授業科目が不合格の場合、次年度における再履修の範囲は、当該不合格授 業科目(コース)を構成する全ての開設科目(ユニット)とする。 ただし、旧課程に属する不合格授業科目の現課程における再履修の内容及びその範囲は、担当責任者が 決める。 なお、3学年に留置となった者が、消化器Ⅰ、腎・泌尿器Ⅰ、脳・神経Ⅰ、成長・発達Ⅰにおいて合格 の判定を受けている場合であっても、原則として当該授業科目の再履修を命ずることとし、次年度におい て当該授業科目が不合格となった場合、4学年への進級は認められない。 6 追試験について(第16条関係) 忌引き、病気、交通事故、その他やむを得ない理由の場合は、次のとおりとする。 ア 忌引き……………………………届出書を提出すること イ 病気………………………………診断書を提出すること ウ 交通事故等………………………事故証明書又はこれに変わるものを提出すること エ その他やむを得ない事情………学部長が特に認めた場合 7 再試験について 所定の試験に合格できなかった者について、担当責任者の裁量により再試験を行うことができる。また、 再試験は、遅くとも進級判定の前までに終了しなければならない。 なお、再試験による成績評価は、0点を限度とする。 ― ― 32 8 試験における不正行為について 試験に際し、自己又は他人のために不正行為を行った者に対しては、その試験期間の成績を全て0点と し、その取扱いについては、教務委員会の議を経て教授会で決定する。 9 そ の 他 必要がある場合は、教授会の審議を経て、適当な措置をとることができる。 附 則 この申合せは、平成年4月1日から施行する。 附 則 この申合せは、平成0年4月1日から施行する。 ― ― 33 企 画 委 員 一 覧 授 業 科 目 名 22 年 度 開講時期 企 画 委 員 氏 名 22年度 21年度 20年度 19年度 18年度 臨床医学系対応 臨床医学セミナー 1年前期 スポーツと医学 1年後期 紺野教授 紺野教授 紺野准教授 紺野准教授 紺野助教授 BSL アドバンストコース 6年 大平教授 大平教授 竹之下教授 竹之下教授 竹之下教授 大森教授 大森教授 大森教授 大森教授 棟方教授 石川准教授 石川准教授 横山教授 横山教授 石川准教授 石川准教授 橋本教授 橋本教授 橋本教授 藤田教授 藤田教授 渡辺教授 渡辺教授 渡辺教授 渡辺教授 渡辺教授 八木沼教授 八木沼教授 八木沼教授 八木沼教授 八木沼教授 挾間教授 挾間教授 挾間教授 後藤教授 後藤教授 福島教授 福島教授 福島教授 安村教授 安村教授 渡辺教授 渡辺教授 渡辺教授 渡辺教授 渡辺教授 早期ポリクリニック 1年前期 細矢教授 村川教授 村川教授 村川教授 村川教授 横山教授 生命科学・社会医学・臨床医学系対応 臨床医学入門Ⅰ 2年前期 臨床医学入門Ⅱ 2年後期 総括講義 6年 生命科学・社会医学系対応 人体機能学概論Ⅰ 1年前期 香山教授 香山教授 香山教授 香山教授 香山教授 人体機能学概論Ⅱ 1年前期 藤田教授 藤田教授 藤田教授 藤田教授 藤田教授 基礎特別講義 3年 小林(和)教授 小林(和)教授 本間教授 和田教授 小林(和)教授 テュートリアルⅠ 2年前期 挾間教授 挾間教授 和栗教授 和栗教授 錫谷教授 岡田教授 岡田教授 和栗教授 和栗教授 挾間教授 挾間教授 福島教授 大平教授 大平教授 小林(恒)教授 小林(恒)教授 挾間教授 挾間教授 テュートリアルⅡ 3年後期 総合科学・生命科学系対応 医学物理学 3年後期 小林(恒)教授 (平成21年度は休講) 小林(恒)教授 挾間教授 細胞生物学 2年前期 挾間教授 松岡准教授 松岡准教授(生物)松岡准教授(生物)松岡准教授(生物)松岡助教授(生物) 和田教授 和田教授 和田教授 和田教授 和田教授 総合科学系対応 医学概論 1年前期 藤野教授 藤野教授 藤野教授 藤野教授 藤野教授 コンピュータ演習 1年前期 岡田教授 岡田教授 岡田教授 岡田教授 岡田教授 自然科学実験法 1年後期 岡田教授 岡田教授 岡田教授 岡田教授 岡田教授 体育実技 1年 2年前期 清水教授 清水教授 清水教授 清水教授 清水教授 福島学 1年後期 藤野教授 藤野教授 1年 福田准教授 福田准教授 福田准教授 福田准教授 福田助教授 福島教授 福島教授 福島教授 福島教授 木村教授 八木沼教授 大森教授 大森教授 大森教授 大森教授 石川准教授 八木沼教授 八木沼教授 八木沼教授 八木沼教授 石川准教授 葛西教授 葛西教授 葛西教授 全系対応 医学セミナー コミュニケーション論 2年前期 志賀教授 志賀教授 医療情報学 3年後期 竹内准教授 竹内准教授 ※平成22年度授業に関する企画(1一般学習目標 2具体的行動目標 3学習項目、担当、回数 4評価方法)及び評価 ― ― 34 平成22年度 コーディネーター一覧 (※)各学年コーディネーターは、22年度第1回目の教務委員会で決定予定 敬称略 № コース名 コースコーディネーター ユニット名 ユニットコーディネーター 人 体 解 剖 学 入 門 八木沼洋行 1 解剖・組織学Ⅰ 2 解剖・組織学Ⅱ 3 生 化 ・ 分 子 学 八木沼洋行 和栗 聡 八木沼洋行 和栗 聡 人 体 発 生 学 八木沼洋行 肉 眼 解 剖 学 八木沼洋行 組 織 学 1 和栗 聡 脳 解 剖 学 八木沼洋行 組 織 学 2 和栗 聡 代 謝 生 化 学 橋本 康弘 情 報 生 化 学 本間 好 分 子 生 物 学 Ⅰ 小林 和人 本間 好 橋本 康弘 分 子 生 物 学 Ⅱ 遠藤 雄一 病 態 生 化 学 橋本 康弘 生 化 学 実 習 橋本 康弘 器 官 生 理 学 挾間 章博 4 生 理 学 Ⅰ 香山 雪彦 挾間 章博 5 生 理 学 Ⅱ 香山 雪彦 挾間 章博 神 経 生 理 学 Ⅱ 香山 雪彦 学 木村 純子 薬 7 生理学・薬理学実習 挾間 章博 生理学・薬理学実習 挾間 章博 8 免疫・微生物学 錫谷 達夫 藤田 禎三 免 9 病 阿部 正文 千葉 英樹 病 理 学 総 論 Ⅰ 阿部 正文 6 薬 10 社 理 理 会 学 医 神 経 生 理 学 Ⅰ 香山 雪彦 微 公 法 脳 ・ 神 経 Ⅰ(3年) 杉浦 嘉泰(神経内科学) 脳 ・ 神 経 Ⅱ(4年) 佐久間 潤(脳神経外科学) 鈴木 弘行(臓器再生外科学) 器 千葉 英樹(基礎病理学) 棟方 充(呼吸器内科学) 環 器 生 学 藤田 禎三 物 学 錫谷 達夫 衆 衛 生 学 安村 誠司 衛生学・公衆衛生学実習 福島 哲仁・安村 誠司 12 14 循 疫 衛 生 学・ 予 防 医 学 福島 哲仁 平岩 幸一 学 福島 哲仁 安村 誠司 成長・発達Ⅰ(3年) 細矢 光亮(小児科学) 成長・発達Ⅱ(4年) 北條 洋(病理病態診断学) 吸 学 木村 純子 病 理 学 総 論 Ⅱ 千葉 英樹 11 13 呼 理 佐戸川弘之(心臓血管外科学) 斎藤 修一(循環器・血液内科学) 入澤 篤志 消 化 器 Ⅰ(3年)(消化器・リウマチ膠原病内科学) 15 消 化 器 Ⅱ(4年) 木暮 道彦(臓器再生外科学) 小山 善久(器官制御外科学) ― ― 35 医 学 平岩 幸一 № コース名 16 血 液 ・ 輸 コースコーディネーター 血 17 内 分 泌 ・ 代 謝 ユニット名 ユニットコーディネーター 小川 一英 (循環器・血液内科学) 大戸 斉 (輸血・移植免疫部) 佐藤 博亮(腎臓高血圧・ 糖尿病内分泌代謝内科学) 鈴木 眞一(器官制御外科学) 18 乳 腺 ・ 性 差 医 療 大竹 徹(器官制御外科学) 小宮ひろみ(産科婦人科学) 渡辺 浩志 リウマチ・膠原病・ (消化器・リウマチ膠原病内科学) 19 ア レ ル ギ ー 千葉 英樹(基礎病理学) 20 林 義満 腎・泌尿器Ⅰ(3年) (腎臓高血圧・糖尿病内分泌代謝内科学) 腎・泌尿器Ⅱ(4年) 相川 健(泌尿器科学) 21 運 動 器 ・ 紺野 慎一(整形外科学) リハビリテーション 北條 洋(病理病態診断学) 22 皮 膚 ・ 形 成 23 頭 頸 部 ・ 口 腔 24 生 殖 ・ 周 産 期 25 麻 酔 ・ 救 急 山本 俊幸(皮膚科学) 上田 和毅(形成外科学) 大森 孝一(耳鼻咽喉科学) 長谷川 博(歯科口腔外科) 藤森 敬也(産科婦人科学) 村川 雅洋(麻酔科学) 田勢長一郎(救急科) 26 放 射 線 ・ 画 像 宍戸 文男(放射線科学) 27 感 査 金光 敬二 (感染制御・臨床検査医学) 28 精 神 丹羽 真一(神経精神医学) 29 視 覚 古田 実(眼科学) 学 白坂 正良(薬剤部) 30 臨 染 床 ・ 薬 検 理 渡辺 毅 (腎臓高血圧・糖尿病内分泌代謝内科学) 症候論とケーススタディ 大平 弘正 (消化器・リウマチ膠原病内科学) 佐藤 薫(麻酔科学) 臨 床 実 習 入 門 藤野美都子(人間科学) 大平 弘正 医 療 と 社 会 31 医療入門Ⅰ (4年生) (消化器・リウマチ膠原病内科学) 渡辺 毅 プライマリケアと地域医療 (腎臓高血圧・糖尿病内分泌代謝内科学) O S C E C B T 横山 斉(心臓血管外科学) 佐藤 薫(麻酔科学) 藤野美都子(人間科学) 葛西 龍樹(地域・家庭医療部) 葛西 龍樹(地域・家庭医療部) 石川 和信(医療人育成・支援センター) 和栗 聡(解剖・組織学) 木村 純子(薬理学) 32 医療入門Ⅱ (5年生) 橋本 重厚(安全管理部) ※平成22年度授業に関する企画(1一般学習目標 2具体的行動目標 3学習項目、担当、回数 4評価方法)及び評価 ― ― 36 医学教育モデル・コア・カリキュラム(抜粋) 臨 床 実 習 平成年度に改訂された医学生が卒業時までに臨床実習で身につけるべき到達目標。 医学生自身、また、教育に携わる教員と病院スタッフがこの中味を良く理解し、知識・技能・態度のバラ ンスのとれた医学生を育成することが求められています。 1 全期間を通じて身につけるべき事項 1 診 療 の 基 本 一般目標: 受持ち患者の情報を収集し、診断して治療計画を立てることを学ぶ。 【問題志向型システム・科学的根拠にもとづいた医療】 到達目標: 1)基本的診療知識にもとづき、情報を収集・分析できる。 2)得られた情報をもとに、問題点を抽出できる。 3)病歴と身体所見等の情報を統合して、鑑別診断ができる。 4)診断・治療計画を立てられる。 5)科学的根拠にもとづいた医療〈EBM〉を実践できる。 【医 療 面 接】 到達目標: 1)礼儀正しく患者(家族)に接することができる。 2)プライバシーへの配慮し、患者(家族)との信頼関係を形成できる。 3)医療面接における基本的コミュニケーション技法を実践できる。 4)病歴聴取(主訴、現病歴、既往歴、家族歴、社会歴、システムレビュー)を実践できる。 【診療記録とプレゼンテーション】 到達目標: 1)診療録を POMR 形式で記載できる。 2)毎日の所見と治療方針を SOAP 形式で記載できる。 3)受持ち患者の情報を診療チームに簡潔に説明できる。 2 身 体 診 察 一般目標: 受持ち患者の基本的な身体診察ができる。 ― ― 37 【全身状態とバイタルサイン】 到達目標: 1)身長・体重を測定し、栄養状態を評価できる。 2)血圧・脈拍を測定できる。 3)呼吸数を測定し、呼吸パターンを観察できる。 4)体温を測定できる。 【頭 頸 部】 到達目標: 1)頭部の診察ができる。 2)眼(視野、瞳孔、眼球運動、結膜、眼底)の診察ができる。 3)耳(外耳道、鼓膜、聴力)の診察ができる。 4)口腔・鼻腔の診察ができる。 5)甲状腺を含めた頸部の診察ができる。 【胸 部】 到達目標: 1)胸部の視診、触診、打診、聴診ができる。 2)呼吸音を正しく聴診できる。 3)心音と心雑音を正しく聴診できる。 4)乳房を診察できる。 【腹部と泌尿生殖器】 到達目標: 1)腹部の視診、聴診、打診と触診ができる。 2)反跳痛と筋性防御の有無を判断できる。 3)直腸(前立腺を含む)指診ができる。 【神 経】 到達目標: 1)意識状態が判定できる。 2)脳神経を診察できる。 3)腱反射、病的反射、筋トーヌスを診察できる。 4)小脳・運動機能を診察できる。 5)感覚系の診察ができる。 6)髄膜刺激所見がとれる。 【四肢と脊柱】 到達目標: 1)四肢と脊柱を診察できる。 ― ― 38 2)関節(関節可動域を含む)を診察できる。 3)筋骨格系の診察ができる。 【小児と高齢者の診察】 到達目標: 1)新生児と小児の全身診察ができる(発達状況の評価も含む)。 2)高齢者を診察でき、総合機能評価〈CGA〉ができる。 3 基本的臨床手技 一般目標: 基本的臨床手技を学ぶ。 【一 般 手 技】 到達目標: 1)静脈採血の手順、部位と合併症を列挙し、正しく採血できる。 2)末梢静脈の血管確保を見学し、介助ができる。 3)中心静脈カテーテル挿入を見学し、介助ができる。 4)動脈血採血・動脈ラインの確保を見学し、介助ができる。 5)腰椎穿刺を見学し、介助できる。 6)胃管の挿入と抜去ができる。 7)尿道カテーテルの挿入と抜去ができる。 8)ドレーンの挿入と抜去を見学し、介助ができる。 9)注射の種類、各々の特徴と刺入部位を説明できる。 【外 科 手 技】 到達目標: 1)手術や手技のための手洗いができる。 2)手術室におけるガウンテクニックができる。 3)基本的な縫合ができる。 4)創の消毒やガーゼ交換ができる。 5)骨折時の良肢位と外固定を見学し、介助できる。 【検 査 手 技】 到達目標: 1)誘導心電図を適切に記録できる。 2)尿検査(尿沈渣を含む)を施行し、観察できる。 3)末梢血塗抹標本を作成し、観察できる。 4)微生物学検査の検体の採取と保存ができ、グラム染色を行い、観察できる。 5)妊娠反応検査を施行できる。 ― ― 39 (参 考) 各 講 座 等 連 絡 先 生命科学・社会医学系 臨 総 床 合 医 科 学 学 系 系 生体情報伝達研究所 講 座 等 名 神経解剖・発生学 解剖・組織学 細胞統合生理学 神経生理学 生化学 免疫学 薬理学 微生物学 病理病態診断学 基礎病理学 衛生学・予防医学 公衆衛生学 法医学 循環器・血液内科学 消化器・リウマチ膠原病内科学 腎臓高血圧・糖尿病内分泌代謝内科学 神経内科学 呼吸器内科学 臓器再生外科学 器官制御外科学 脳神経外科学 整形外科学 心臓血管外科学 形成外科学 産科婦人科学 小児科学 眼科学 皮膚科学 泌尿器科学 耳鼻咽喉科学 神経精神医学 放射線医学 麻酔科学 感染制御・臨床検査医学 輸血・移植免疫部 歯科口腔外科 救急科 病理部 薬剤部 地域・家庭医療部 人間科学 (人文社会科学) (外国語) 自然科学 (数学) (化学) (生物学) (物理学) 生体物質研究部門 細胞科学研究部門 生体機能研究部門 ― ― 40 電 話 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7-7 0-7-0 0-7- 0-7-0 0-7-0 0-7-0 0-7- 0-7-0 0-7- 0-7- 0-7- 0-7-7 0-7- 0-7- 0-7-0 0-7- 0-7-0 0-7-0 0-7- 0-7- 0-7- 0-7-7 0-7- 0-7-0 0-7- 0-7- 0-7- 0-7- 0-7-0 0-7- 0-7- 0-7-77 0-7- 0-7- 0-7-7 0-7-7 0-7-0 0-7- 0-7- 室 名(空欄は医局) 図書・集会室 事務室 集会室・受付 図書・カンファランス 図書・研究室 図書室 事務室 集会室 第4研究室 事務室・受付 助講室 受付 部員室 事務室 助講室1 助講室 助講室 研究実験室 第1研究室 助講室 図書室 研究室 助講室 第 ₅ 学 年 基 礎 上 級……………………………………… ₄₃ 医療入門Ⅱ……………………………………… ₄₄ BSL プライマリーコース 内 科 学 Ⅰ…………………………………… ₄₆ 内 科 学 Ⅱ…………………………………… ₄₉ 内 科 学 Ⅲ…………………………………… ₅₁ 神経内科学…………………………………… ₅₄ 呼吸器内科学………………………………… ₅₇ 外 科 学 Ⅰ…………………………………… ₅₉ 外 科 学 Ⅱ…………………………………… ₆₁ 脳神経外科学………………………………… ₆₃ 整形外科学…………………………………… ₆₅ 心臓血管外科学……………………………… ₆₈ 形成外科学…………………………………… ₇₀ 産科婦人科学………………………………… ₇₁ 小 児 科 学…………………………………… ₇₄ 眼 科 学…………………………………… ₇₇ 皮 膚 科 学…………………………………… ₇₉ 泌尿器科学…………………………………… ₈₁ 耳鼻咽喉科学………………………………… ₈₃ 神経精神医学………………………………… ₈₅ 放射線医学…………………………………… ₈₉ 麻 酔 科 学…………………………………… ₉₁ 救 急 医 学…………………………………… ₉₃ 歯科口腔外科学……………………………… ₉₅ 臨床検査医学………………………………… ₉₆ 病理診断科(病理病態診断学講座)……… ₉₇ 輸血・移植免疫学…………………………… ₉₉ 臨床薬理学……………………………………₁₀₀ 地域・家庭医療………………………………₁₀₂ ― ― 41 第5学年 科目名をクリックすると該当ページにジャンプします。 授 業 科 目 科 目 名 (コ ー ス 名) 基 礎 上 級 細目又はテーマ 開講年次等 必修・選択の別 5年前期 必修 (ユニット名) 担当責任者 生命科学・社会医学系の 各講座・研究部門主任 生命科学・社会医学系の各講座・研究部門(の教官)に学生を短期間配属し、学生は実験研究を行い、さらには、 セミナーや抄読会を通じて、科学的な考え方、方法論を身につける。 研究テーマ等の詳細は別に示す。 評 価 方 法 出席や、研究等に取り組む態度を考慮し、さらには研究成果のレポート提出等により、配属先の各所属主任が、評 価を行う。 ― ― 43 第5学年 概要/方針等 授 業 科 目 科 目 名 医 療 入 門 Ⅱ (コ ー ス 名) 細目又はテーマ 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年前期 必修 橋本 重厚 (ユニット名) 概要/方針等 附属病院等での臨床実習(BSL)を開始する直前の学生に対して、オリエンテーションの意味合いも含め、臨床の 現場で必要となる最低限の知識・技能を身につけさせ、また、併せて実際の患者に接する現場へ出るための態度・心 構えを醸成させることを目的に、集中的に講義を行う。 なお、その中でも、医療人の一員として患者だけでなく自己のためにも特に重点的に身につけておくべき医療安全 管理に関する事項については、特に講義に時間を割いて学習させるほか、附属病院の職員等を対象とした「医療安全 講習会」への出席を、本科目履修のための必須条件として位置づける。 学 習 目 標 一般目標 学習者が、5年生で開始される臨床実習(BSL)に際して必要とされる最低限度の態度・技能を習得し、 安全かつ効率的に実習の効果をあげるための基礎とする。 行動目標 ① 医療機関における安全管理の基礎から実践的な事項について、講義及び講習会における具体的な事項 を通じて学び、知識・技能として示すことができるようになる。 ② 患者やチーム医療のスタッフに対する心構えを示すことができる。 ③ 電子カルテシステムなど医療行為に付随するシステム等の操作方法や注意事項などを説明できる。 ④ 画像診断の基礎、その他医療機関で行われる検査に関する基礎的な事項を説明できる。 評 価 方 法 正規授業時間内の授業への出席のほか、附属病院医療安全講習会への出席、その他の方法を総合して判定する。 授 業 計 画 回数 月 日 曜日 時限 内容(キーワード等) 講 義 室 担当者 1 5 25 火 Ⅰ 白衣式・オリエンテーション 第2臨床講義室 2 5 25 火 Ⅱ 臨床実習に向けて/患者さんに対する心構え 第2臨床講義室 竹之下誠一 3 5 25 火 Ⅲ 看護師の役割とチーム医療 第2臨床講義室 北原 和子 4 5 25 火 Ⅳ 心電図/読み方の基本 第2臨床講義室 鈴木 均 5 5 26 水 Ⅰ 補講 第2臨床講義室 6 5 26 水 Ⅱ 腹部画像診断 第2臨床講義室 高橋 敦史 7 5 26 水 Ⅲ 院内感染対策 第2臨床講義室 金光 敬二 8 5 26 水 Ⅳ 実習を通して学ぶ院内感染防止対策の実際 第2臨床講義室 森 浩子 9 5 27 木 Ⅰ 地域医療への貢献/地域における家庭医療の実際 第2臨床講義室 石井 敦 10 5 27 木 Ⅱ 補講 第2臨床講義室 11 5 27 木 Ⅲ 補講 第2臨床講義室 12 5 27 木 Ⅳ 病院情報システムと診療情報の適切な管理 第2臨床講義室 竹内 賢 13 5 28 金 Ⅰ 胸部レントゲン写真/読影の基本 第2臨床講義室 金沢 賢也 14 5 28 金 Ⅱ 血液ガス・水電解質検査/検査の基本 第2臨床講義室 旭 浩一 15 5 28 金 Ⅲ 医療事故防止/患者の権利と医師の義務 第2臨床講義室 橋本 重厚 16 5 28 金 Ⅳ 神経系診察/診察の基本 第2臨床講義室 望月 仁志 ※附属病院主催の医療安全講習会への出席も「医療入門Ⅱ」の成績判定の基礎とします。医療安全講習会の開催計画に ついては後日、別途掲示により周知します。 ― ― 44 担当教員一覧 職 所 属 竹之下 誠 一 附属病院長 北 原 和 子 附属病院副病院長 金 光 敬 二 教 竹 内 賢 副 (兼)看護部長 授 感染制御・臨床検査医学講座 長 医療情報部 森 浩 子 看 護 師 長 感染制御部 鈴 木 均 学 内 講 師 循環器・血液内科学講座 高 橋 敦 史 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 旭 浩 一 准 授 腎臓高血圧・糖尿病内分泌代謝内科学 講座 金 沢 賢 也 学 内 講 師 呼吸器内科学講座 望 月 仁 志 助 教 神経内科学講座 石 井 敦 助 教 地域・家庭医療部 橋 本 重 厚 部 長 医療安全管理部 部 教 備 考 ― ― 45 (兼)神経精神医学講座 准教授 腎臓高血圧・糖尿病内分泌代謝 内科学講座 第5学年 教員氏名 授 業 科 目 科 目 名 内 科 学 Ⅰ 細目又はテーマ BSL プライマリコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必須 竹石 恭知 概要/方針等 入院患者を主治医とともに2週間担当することにより、基本的な医療面接、身体診察法を習得する。期間中には講 義室では実施できない聴診シミュレーター、心電図、心エコー、心臓カテーテル、核医学、血液標本顕微鏡実習など の講義や実習を行う。終了時には担当患者についてのレポート発表会を行い、症例についてのプレゼンテーション能 力、担当患者の臨床経過や診断・治療の要点を理解しているかどうかを評価する。さらに、外来患者の診療について も経験する。循環器内科、血液内科の基本的診療について理解するために積極的に診療スタッフとコミュニケーショ ンをとりながら学習する。 学 習 目 標 一般目標(GIO) 循環器内科、血液内科の診療を理解するために基本的な医療面接、身体診察法、検査法、診断へのプロセ ス、治療法について幅広く積極的に学習する。 行動目標(SBO) ① 担当患者を毎日診察し良好なコミュニケーションの下に必要な情報を聴取できる。 ② 基本的な身体診察とバイタルサインの測定が正確に迅速にできる。 ③ 基本的な心音、心雑音を鑑別できる。 ④ 基本的な心電図・胸部レントゲン所見を読影できる。 ⑤ 基本的な心エコー・核医学・心臓カテーテル検査所見を評価できる。 ⑥ 基本的な血液学的検査所見を評価できる。 ⑦ 基本的な骨髄像を評価できる。 ⑧ 主要な循環器および血液疾患の病態生理、診断法、治療法を理解する。 ⑨ 患者の抱える全身的な問題点について局所臓器に留まらず系統的にリストアップできる。 ⑩ チーム医療を意識して協調性と責任感を養う。 ⑪ 最新の診療に関するエビデンス(EBM)を検索し担当患者に適応できる。 テ キ ス ト Year note 内科・外科等編(MEDIC MEDIA 発行) 参 考 書 Braunwald’s Heart Disease (8th Edition, Saunders) Harrison’s Principles of Internal Medicine (16th Edition, McGraw Hill) Wintrobe’s Clinical Hematology (11th Edition, Williams & Wilkins) 評 価 方 法 担当入院グループによる診療の様子の評価、担当患者レポート発表会でのプレゼンテーション、および指導後の提 出レポート等により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 実習上の留意事項 1.指導医の下に患者さんの状態に応じて真摯に診療にあたること。 2.担当患者の治療方針、病名の告知に関しては主治医に予め状況をきいてから対応すること。 ― ― 46 3.月曜日が祝日の際には火曜日朝8:00に10階東病棟に集合すること。 4.時間厳守で行動すること。 5.病棟用上履きを用意し、手洗いに努めるなど院内感染防止を意識すること。 臨床実習計画(プライマリコース) 曜日 時 限 午前 月 第 1 週 午後 午前 火 木 金 月 9:00 病棟実習 13:00 心臓カテーテル実習(中里・國井・坂本) 16:00 心電図の読み方(鈴木) 18:00 心カテカンファランス 8:00 クリニカルカンファランス 総回診(竹石、斎藤、鈴木) 第 2 週 16:00 心エコー(義久) 午前 9:00 EPS ablation(鈴木、神山) 午後 13:30 病棟実習 8:30 病棟実習 10:30 新患外来実習(竹石) 午後 13:00 病棟実習 午前 8:30 病棟実習 午後 13:00 病棟実習 午前 8:30 病棟実習 13:00 病棟実習 17:00 血液標本実習(小川) 18:00 心カテカンファランス 8:00 クリニカルカンファランス 午前 午後 火 総回診(竹石、斎藤、鈴木) 13:00 病棟実習 14:00 心臓核医学について(杉本) 午前 8:30 病棟実習 午後 13:00 病棟実習 8:30 病棟実習 9:00 経食道心エコー(小林) 13:00 病棟実習 8:00 症例ディスカッション(小川) 8:30 骨髄採取(小川) 13:00 病棟実習 16:00 レポート発表会(竹石、鈴木、野地) 午後 木 オリエンテーション、症例のまとめ方(鈴木、野地) スキルラボ・循環器の聴診(斎藤) 午前 水 8:00 14:00 午後 水 プ ラ イ マ リ コ ー ス 午前 午後 午前 金 午後 ― ― 47 第5学年 週 担当教員一覧 教員氏名 職 竹 石 恭 知 教 石 橋 敏 幸 准 斎 藤 修 一 所 属 授 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 授 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 講 師 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 小 川 一 英 講 師 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 鈴 木 均 学内講師(助教) 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 中 里 和 彦 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 野 地 秀 義 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 大河原 浩 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 國 井 浩 行 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 杉 本 浩 一 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 神 山 美 之 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 上 北 洋 徳 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 小 林 淳 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 坂 本 信 雄 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 義 久 精 臣 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 松 本 勇 人 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 教 ― ― 48 備 考 授 業 科 目 科 目 名 内 科 学 Ⅱ 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 大平 弘正 当科の入院患者を病棟医とともに2週間受け持ち、問診や身体所見のとり方などの診断技術を実習する。患者の抱 えている問題点を的確に把握し、治療方針について指導医および病棟医とディスカッションをすることで疾患に対す る理解を深める。また、当科でおこなわれる消化管内視鏡、エックス線検査、腹部血管撮影検査および腹部超音波検 査の実際を見学することで検査に対する理解を深める。さらにミニ講義やグループカンファランスを通じて当科が担 当する消化器、リウマチ・膠原病の診療に必要とする実践的な知識を修得する。 学 習 目 標 一般目標 ① 実際に患者を受け持ち、患者と医師の適切な人間関係を学びながら、診断学(問診、身体診察、血清 学的検査、各種画像診断など)と治療法の原則について学ぶ。 ② 自ら得た診察所見をもとに検査・治療計画を立案する方法を学ぶ。 行動目標 ① 医師としての基本的なマナーを身につける。 ② 患者との接し方を学び、患者との信頼関係を修得するように努力する。 ③ 医療の基本である適切かつ十分な問診のしかたと診察の方法を修得する。 ④ 診察結果ならびに検査所見から正しい診断、鑑別診断にいたるプロセスを理解する。 ⑤ POS 方式にて、患者の情報をもとに、疾患の問題点を把握し、問題点の解決のための計画を立て、 その結果を評価できるようにする。 ⑥ 受け持ち患者の病態を十分に理解し、病態に基づいた治療法を理解する。 ⑦ 消化器疾患の診断(画像診断を含む)、治療の基本を理解する。 ⑧ 消化器治療内視鏡(食道静脈瘤硬化療法、消化管出血止血術、粘膜切除術など)の基本を理解する。 ⑨ リウマチ・膠原病の診断、治療の基本を理解する。 ⑩ 症例を要領よくまとめプレゼンテーションし、診断、鑑別診断、問題点などについてディスカッショ ンする。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 Harrison's Principles of Internal Medicine Textbook of Rheumatology 評 価 方 法 出席日数、レポート等により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.患者は常に病気に対する不安があることを認識し、患者の立場で思いやりをもって接すること。患者の心のケア をいつも忘れないこと。 2.患者さんに不快感を与えないような清潔で端整な服装を望む。また言動や態度にも十分注意すること。 3.わからないことは積極的に指導医や病棟医に質問すること。黙っているときにはすべて理解しているものと解釈 する。 4.カンファランスではディスカッションに積極的に参加すること。自分の力で手に入れた知識はなかなか忘れない。 5.病状に関する患者からの質問に対しては、受け持ち医から解答してもらうこと。 ― ― 49 第5学年 概要/方針等 臨床実習計画 曜日 時限 午前 月 午後 火 午前 午後 水 午前 午後 午前 木 午後 午前 金 午後 1 W 2 W 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 8:45 オリエンテーション 9:00 大腸内視鏡検査 9:00 内視鏡実習 13:30 病棟臨床実習 13:30 病棟臨床実習 16:00 リウマチ・膠原病症例の解説 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 上部消化管内視鏡検査・治療 9:00 上部消化管内視鏡検査・治療 12:00 腹部超音波検査実習 15:30 准教授回診 15:30 准教授回診 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 ERCP 検査 9:00 腹部血管造影検査 13:30 病棟臨床実習・シミュレーション実習 13:30 ESD 治療見学 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 教授回診 9:00 教授回診 15:00 消化器病症例解説 16:30 症例検討会 16:30 症例呈示 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 消化管造影検査 9:00 病棟臨床実習 13:30 病棟臨床実習 12:00 総括 15:00 胆・膵の画像診断 16:00 内視鏡レビュー 担当教員一覧 教員氏名 職 大 平 弘 正 教 入 澤 篤 志 准 渡 辺 浩 志 所 属 授 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 授 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 講 師 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 小 林 浩 子 講 師 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 片 倉 響 子 学内講師 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 高 木 忠 之 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 岩 舘 治 代 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 高 橋 敦 史 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 阿 部 和 道 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 斎 藤 広 信 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 佐 藤 匡 記 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 鈴 木 良 麿 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 池 田 恒 彦 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 小 原 勝 敏 准 授 内視鏡診療部 引 地 拓 人 助 教 内視鏡診療部 西間木 友 衛 非常勤講師 医療法人西間木医院 海 上 雅 光 非常勤講師 医療生協わたり病院 近 藤 祐一郎 非常勤講師 公立藤田総合病院 高 木 徹 非常勤講師 ク リ ニ ッ ク 21 黒 田 聖 仁 非常勤講師 福島赤十字病院 教 教 ― ― 50 備 考 授 業 科 目 科 目 名 内 科 学 Ⅲ 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 渡辺 毅 入院患者を計2週間受け持ち、指導医の直接指導の基に、医師・患者関係の確立法と診断技術の習得及び患者の問 題の把握・解決を目標とする。1週目の教日間はカルテ、検査結果を参考とせず1対1で医師・患者関係を確立し、 問診と身体的検査にてできるだけ情報を得て、問題点の把握・解決方針を立てる。その後は、患者受け持ちグループ の一員として常に行動する(クラークシップの考え方)。2週目はカルテ、検査結果も参考にして所属グループの中 で議論を通じて、受け持ち症例の病因、病態、診療について、より深い考察を行う。不明な問題点に関しては、文献 情報の検索、評価も行うよう心掛ける。教授試問は試験ではなく学生のグループ内議論を主体に進行することを理想 とする(チュートリアルの考え方で)。教授による外来患者診察実習や身体診察実習も同様の考え方で、また、学生 自身でのインタビュー、身体診察を重視する。さらに各専門診療グループのカンファーへの参加、外部施設での実習 を通じて腎臓、高血圧、内分泌・代謝疾患の診療に必要な知識の総括も行う。 学 習 目 標 一般目標 症例に対する実践をとおして、患者・医師関係の組み立て方、情報収集(問診、身体診察、検査)及び情 報の解釈、論理的思考に基づく臨床的問題解決の方法及び治療の原則を学ぶ。 行動目標 ① 患者と人間関係の構築法、コミュニケーション技術を修得する。 ② 基本的医療技術(問診、身体診察)を修得する。 ③ POS 方式に基づく問題点の把握と問題解決計画作成と結果の評価ができる。 ④ 患者の疾患の背景にある病因と病態の把握ができる。 ⑤ 腎疾患の診断・治療の基本を理解する。 ⑥ 代謝・栄養(糖尿病含む)・内分泌疾患の診断・治療の基本を理解する。 ⑦ 高血圧の診断、治療の基本を理解する。 ⑧ チーム医療の理解と他の医療スタッフとの関係を構築できる。 ⑨ 科学的情報収集法と情報(支献等)の評価法を修得する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 「Harrison's Principles of Internal Medicine」 評 価 方 法 実習の評価:出席日数+試問+レポートにより総合的に判定 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.患者への対応:患者は「病める弱者」との認識を持ち、思いやりを持って接すること。服装、態度、言葉遣いに 気をつけること。病状に関する患者からの質問には原則として解答しないこと。 2.クリニカルクラークシップの概念に基づき、教官、受け持ち医、他の医療スタッフとチームワークを形成する こと。 3.チュートリアルの考え方に基づき、グループ討論、学生同士教官と自由かつ自主的な議論を実施すること。 4.科学的思考、証拠(EBM)と倫理性を基本とした問題解決による問題解決型医療を実践すること。 ― ― 51 第5学年 概要/方針等 5.自主的勉学態度によって未知なこと、理解できないことは自主的に質問、検索をしてその場で修得すること。 6.IT 時代の情報収集に必須な英語による医学用語を用いた訓練を、日常的に行うよう心掛ける。 7.時間厳守。 臨床実習計画 第 1 週 午前 月 午後 午前 火 入退院報告 9:00~ オリエンテーション(渡辺)、患者紹介・病棟実習(担当助教) 15:00 診断学実習(シミュレーション人形を用いる) 18:30 内分泌・外科カンファランス 8:30 入退院報告 9:00~ 外来新患診察実習(渡辺) 13:30~14:30 チャートカンファランス 午後 午前 水 午後 木 プ ラ イ マ リ ー コ ー ス 8:30 午前 14:30~15:30 病棟ラウンド 18:30 医局症例カンファランス(不定期) 8:30 入退院報告 9:00~10:00 セミナー 13:00~ 病棟実習(担当助教) 15:00~ 糖尿病・内分泌・代謝・内科カンファランス 8:30 入退院報告 9:00~ セミナー(旭) 病棟実習(担当助教) 午後 午前 13:00~ 病棟実習(担当助教) 8:30 入退院報告 9:00~ セミナー(佐藤) 11:00~12:00 中間試問(症例提示)(渡辺) 金 13:30~15:00 中間試問(症例提示)(渡辺) 午後 15:00~16:00 腎組織カンファランス(旭、永路、林、@二研) 16:00~17:00 腎症例カンファランス(旭、永路、林、@病棟カンファランスルーム) 第 2 週 月 午前 午後 午前 火 水 木 8:30 入退院報告 9:00~ セミナー(緑川) 18:30 内分泌・外科カンファランス 8:30 入退院報告 9:00~ 外来新患診察実習(渡辺) 13:30~14:30 チャートカンファランス 午後 14:30~15:30 病棟総回診 18:30~ 医局症例カンファランス(不定期) 午前 9:00 透析見学:外部実習(阪上) 13:00~ セミナー 15:00~ 糖尿病・内分泌・代謝・内科カンファランス 8:30 入退院報告 午後 午前 9:00~ セミナー(旭) 病棟実習(担当助教) 午後 金 プ ラ イ マ リ ー コ ー ス 午前 13:00~ 病棟実習(担当助教) 8:30 入退院報告 9:00~ セミナー(佐藤) 11:00~12:00 最終試問(症例総括、発表)(渡辺) 午後 13:30~15:00 最終試問(症例総括、発表)(渡辺) ― ― 52 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 授 福島県立医科大学附属病院安全管理部(糖尿病・内 分泌代謝内科) 講 師 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 緑 川 早 苗 講 師 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 旭 浩 一 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 中 嶋 真 一 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 林 義 満 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 櫻 井 薫 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 長谷川 浩 司 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 工 藤 明 宏 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 重 富 秀 一 臨床教授 非常勤講師 双葉厚生病院 佐 藤 衛 臨床教授 客員講師 非常勤講師 太田西ノ内病院 佐 藤 啓 二 臨床教授 客員講師 公立藤田総合病院 谷 牧 夫 臨床教授 客員講師 大原綜合病院 渡 部 良一郎 臨床教授 非常勤講師 竹田綜合病院 亘 理 裕 昭 臨床教授 大原医療センター 阪 上 通 明 客員講師 非常勤講師 蓬萊東クリニック 柳 沼 健 之 客員講師 社会保険二本松病院 教 橋 本 重 厚 准 佐 藤 博 亮 教 ― ― 53 第5学年 授 渡 辺 毅 備 考 授 業 科 目 科 目 名 神 経 内 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 宇川 義一 概要/方針等 内科学における神経系疾患は非常に広範である。我々、神経内科医の関心領域は内科のみにとどまらず、救急医学、 脳神経外科、整形外科、神経精神科、心療内科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科などと接点を有する領域であ る。そして、大脳皮質疾患、間脳、脳幹、小脳、脊髄、末梢神経系、筋肉疾患が神経内科のカバーする領域である。 神経疾患を理解するためには、その基礎となるニューロサイエンス、特に神経解剖学、神経生理学的知識が必須であ る。このような基礎的知識を基盤として、神経疾患を学ぶことにより、神経疾患をより身近に感じられるようになる と思われる。 神経内科学の教育内容は以下に列記する。 神経症候学・神経局在診断学:これらは、神経疾患の部位診断を神経解剖学、生理学的理解を基に演繹するもので ある。神経疾患には場所的に局所的病変、びまん性病変、散在性病変、非対称病変があり、症状の経過として持続的 病変、進行性病変、一過性病変などがある。解剖局所診断学を活用して、これらの病態を理解することが重要である。 4年次に学んだ講義内容を臨床の場でより深めていくことが重要である。 学 習 目 標 基本的な身体診察及び神経診察法を身につける。 ① 問診を適切にとり、記載できる。 ② 一般身体所見(理学的所見、血管雑音の聴取)、神経学的所見を系統立ててとることができる。 ③ 神経症候を正しく理解し、神経局在診断をすることができる。 ④ 眼底所見(直像鏡)をとり、評価することができる。 ⑤ 髄液所見の意味を理解することができる。 ⑥ 神経画像検査(頭部単純写真、脊椎単純写真、頭部 CT、頭部ヘリカル CT、頭部 MRI、頭頸部 MR アンギオ グラフィー、脊椎 MRI、脳血流シンチグラフィー等)の検査の意味を理解し、正常と異常の区別が出来る。 ⑦ 神経生理学的検査法(脳波、末梢神経伝導検査、筋電図、聴性誘発電位、体性感覚誘発電位、視覚誘発電位、 磁気刺激検査等)の原理とデータの意味するところを理解する。 ⑧ 筋生検、神経生検の病理学的所見を理解できる。 ⑨ 意識障害の鑑別と治療方針が立てることができる。 ⑩ めまいの鑑別ができる。 ⑪ 脳脊髄血管障害の鑑別ができる。 ⑫ 髄膜炎、脳炎の鑑別ができる。 ⑬ 中枢神経系脱髄性疾患の鑑別ができる。 ⑭ 末梢神経疾患の鑑別ができる。 ⑮ 痴呆性疾患の鑑別ができる。 ⑯ 神経変性疾患の鑑別ができる。 ⑰ 筋疾患の鑑別ができる。 ⑱ 神経筋接合部疾患の鑑別ができる。 ⑲ 内科疾患に伴う神経系障害の診断ができる。 ⑳ 脊髄障害の高位診断を正確にすることができる。 脳死判定法を理解し、必要な検査を列記することができる。 評 価 方 法 評価方法:実習への出席、入院患者受け持ち症例のレポート発表及びそのまとめの提出により総合的に判定される。 ― ― 54 テ キ ス ト ○ The Chapters of Neurological Disorders, Cecil's Textbook of Internal Medicine, 23rd ed. 2007, WB Saunders Co. ○ The Chapters of Neurological Symptoms, Harrison's Principles of Internal Medicine, 16th ed. 2004, McGraw-Hill. これらは内科書として過去数十年間世界中で読まれてきているものであり、数年毎に改版されている。神経系の ○ Adams and Victor's Principles of Neurology, RD Adams & M Victor, 8th ed. 2005, McGraw-Hill. 本書は Harrison の著書による神経系疾患の章をより深めたものであり、神経学の教科書として程度は高く、優れ たものである。 ○ 平山惠造編 臨床神経内科学第5版 2006年 南山堂 最も新しい内容に改版された、詳しい教科書である。 ○ 水野美邦、栗原照幸編 標準神経病学 新しく再編された教科書 2000年 医学書院 ○ Correlative Neuroanatomy, Waxman, Stephen G, 23rd. 1996, Appleton & Lange 神経解剖からの機能、局在診断の方法を豊富な図によって解説したもので、研修医にいたる迄有用な参考書で ある。 ○ ベットサイドの神経の診かた 南山堂 週間スケジュール 5 年 次 月 午前 午後 火 午前 実 習 内 容 8:30 病棟回診(7F東)、担当患者紹介 9:30 診察実習(第4ゼミナール室)(神経所見の取り方など) 14:00 病棟実習(担当患者診察など) 8:30 病棟回診 9:30 新患外来 午後 午前 水 午後 午前 木 午後 午前 金 午後 病棟実習(担当患者の所見チェック) 8:30 病棟回診 病棟実習 15:00 担当教官によるレポート(カルテ)チェック(神経内科外来) 18:00 内科合同カンファランス(月1回) 8:30 病棟回診 10:00 症例検討会(神経内科病棟) 13:00 総回診 17:00 抄読会参加 8:30 病棟回診 9:30 腰椎穿刺実習(スキルラボ・アドバンス) 12:30 レポート発表(教授室) 17:00 脳神経外科ジョイントカンファランス(2週に1回) 概要・方針:外来では、教官と共に外来患者を診察し、各患者の罹患している疾患の病態、経過、診断へのプロセス、 エビデンスに基づいた治療法選択の意志決定過程を学ぶ。入院患者を主治医とともに1週間受け持ち、患 者の罹患している疾患の病態、経過、診断へのプロセス、エビデンスに基づいた治療法選択の意志決定過 程を学ぶ。 ― ― 55 第5学年 内容は健全であり、up-to-date である。Cecil は各論が優れており、Harrison はむしろ総論的記述が良い。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 宇 川 義 一 教 授 神経内科学講座 杉 浦 嘉 泰 准 教 授 神経内科学講座 本 間 真 理 講 師 枡記念病院神経内科部長 非常勤講師 熊 巳 真 澄 講 師 松村総合病院神経内科診療部長 非常勤講師 斎 藤 直 史 講 師 大原綜合病院神経内科主任部長 非常勤講師 熊 谷 智 広 助 教 神経内科学講座 榎 本 博 之 講 師 神経内科学講座 小 林 俊 輔 助 教 神経内科学講座 望 月 仁 志 助 教 神経内科学講座 榎 本 雪 助 教 神経内科学講座 星 明 彦 助 教 神経内科学講座 中 村 耕一郎 助 教 神経内科学講座 吉 原 章 王 助 手 神経内科学講座 守 谷 新 助 手 神経内科学講座 ― ― 56 授 業 科 目 科 目 名 呼吸器内科学 細目又はテーマ BSL プライマリコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 棟方 充 このコースでは、実際の呼吸器内科臨床の現場で必要な基本的技術を習得します。具体的には、患者さんとの医療 面接、身体診察、基本的検査(胸部レントゲン写真など)から、的確に情報を収集し、それらの情報を基に鑑別すべ き疾患を考え、さらに確定診断に至るプロセスを理解し、適切な治療方針を考えます。このために、実習の冒頭で、 医療面接、胸部聴診、胸部レントゲン写真撮影についての Small Group Teaching(SGT)により基本技術の復習を行 います。これらの技術を応用して、入院患者さん、外来患者さんを直接担当し、診断のプロセスを勉強します。また、 確定診断に必要な特殊検査(気管支鏡検査、呼気 NO 検査など)の実際について学びます。さらに2~3人ごとに診 療グループに加わり、日常呼吸器臨床にも参加してもらいます。 学 習 目 標 一般目標 呼吸器疾患診断に必要な診断技術を体得し、呼吸器病学の知識を個別の症例にあわせて総合的に応用し、 正しい鑑別診断及び治療計画を組み立てられるようになることを目標とする。 行動目標 ① 患者の悩みと問題点を的確に把握し、疾患の診断に結びつけることができる。 ② 胸部打聴診・腹部触診・神経学的診察・その他の身体所見を系統立てて行うことができる。 ③ 胸部X線・心電図の読影ができる。 ④ 呼吸機能検査法を理解するとともに、その結果を解釈できる。 ⑤ 問診・身体所見・基本検査所見から問題点を抽出し、これに基づいて鑑別診断確定のための特殊検査 の組み立てができる。 ⑥ 診断のプロセスを含めた病歴を正しく記載し系統立てて発表することができる。 テ キ ス ト 特になし 参 考 書 内科学 第2版:黒川 清、松沢裕次編集(文光堂) 内科学 第9版:上田英雄、武内重五郎編集(朝倉書店) 新臨床内科学 第8版:高久史麿他編(医学書院) Harrison's Principles of Internal Medicine. Mc-Graw Hill. Diagnosis of Diseases of the Chest. Fraser and Pare, WB Saunders. 評 価 方 法 出席日数、指導医の評価、実習態度、討論の仕方、内容、発表技術、試問、試験、実習の記録(用紙配布) そ の 他(メッセージ等) 1.火曜日が実習初日の場合、9:00AM に医局でガイダンスを行うので、医局に集合すること。 2.病棟に出入りする際には必ず白衣を着用すること。患者さんは、皆さんの先輩です。礼節をもって接すること。 感染疑いのあるゴミ(針、マスク、手袋)は決められた汚染物質の段ボール箱に捨てること。患者表などの書類は 機密文書のゴミとして処理すること。病棟カンファランスルームは飲食禁止です。 ― ― 57 第5学年 概要/方針等 呼吸器科臨床実習計画(プライマリーコース) 曜日 月 火 水 木 金 9:00~9:10 9:00~12:00 9:00~12:00 9:00~9:30 9:00~12:00 ガイダンス 病棟実習 病棟実習 病棟実習 病棟実習 (棟方―医局) 9:10~11:00 9:30~12:30 問診・所見のとり方 ポリクリ (石井―医局、7F西) (棟方―外来) 時刻・内容︵担当者・場所︶ 13:30~16:00 13:30~17:00 13:30~16:00 13:30~15:00 検査見学(外来)ま たは病棟実習 検査見学(外来)ま たは病棟実習 総回診 病棟実習 (検査部カンファラ ンス室) 15:00~16:30 担当症例検討会 (棟方―医局) 15:30~17:00 16:00~17:00 SGT:肺音 SGT:胸部写真読影 (棟方―医局) 16:00~17:00 気管支鏡カンファ ランス (呼吸器内科外来) (石田―医局) 17:00~18:00 炎症性肺疾患カン ファランス (病棟カンファラ ンス室) 17:00~18:00 17:00~18:30 癌治療カンファラ 症例検討会 ンス (呼吸器内科外来) フィルムカンファラ ンス (検査部カンファラ ンス室) 〔カッコ付き希望者のみ〕 SGT; small group teaching 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 棟 方 充 教 授 福島県立医科大学呼吸器内科 石 田 卓 准 教 授 福島県立医科大学呼吸器内科 谷 野 功 典 講 師 福島県立医科大学呼吸器内科 斎 藤 純 平 助 教 福島県立医科大学呼吸器内科 金 沢 賢 也 助 教 福島県立医科大学呼吸器内科 佐 藤 俊 助 教 福島県立医科大学呼吸器内科 大 島 謙 吾 助 教 福島県立医科大学呼吸器内科 石 井 妙 子 助 手 福島県立医科大学呼吸器内科 ― ― 58 備 考 臨床腫瘍センター臨床教授 授 業 科 目 科 目 名 外 科 学 Ⅰ 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 後藤 満一 病棟実習、シミュレーション実習、手術実習を通して、外科診療の実際、特に基本的外科手技・処置、術前術後管 理と術後合併症、救急外科等、講義で学習困難な事項を学ぶ。 消化管外科、肝胆膵・移植外科、呼吸器外科、小児外科の4グループのうち2グループを選択し、1週間ずつロー テートする。 病棟実習においては、主治医の監督のもと、積極的に患者との対話、外科処置を行う。 シミュレーション実習では縫合、静脈・動脈穿刺を行う。 手術実習においては積極的に手洗いをおこない、外科手術の実際を体験する。 また各種カンファランスや抄読会では、不明な点を積極的に質問し、理解に努める。 学 習 目 標 一般目標 ① 症例に対する実践を通して、問診、診察、検査、治療の実際を学ぶ。 行動目標 ① 受け持ちグループの手術に参加、手洗いができる。 ② 受け持ちグループの主治医と共に病棟を回診し、患者と対話ができる。 ③ 回診での所見と検査結果から手術侵襲の評価ができる。 ④ 手術経験症例につきテーマを定め、レポートを作成し、発表できる。 ⑤ シミュレーション実習で縫合、静脈・動脈穿刺が行える。 ⑥ 手術に際し、皮膚縫合の糸結びができる。 ⑦ 新規入院患者の問診、診察を行いその内容をカルテに記載できる。 ⑧ 医師の指導の下、動脈血採血、皮内反応テスト、血液型判定を行える。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 標準外科学 (医学書院) 外 科 学 (朝倉書店) 外 科 学 (南山堂) 新臨床外科学(医学書院) 外 科 学 (へるす出版) Digestive Surgery Now(メジカルビュー社) 評 価 方 法 実習の評価:出席日数、実習態度、症例プレゼンテーション、レポート等を含め総合的に判定される。 そ の 他(実習中の注意事項) 1.福島県立医科大学医学部の学生としての自覚と誇りを持って行動すること。 2.言動、服装に留意する。患者に不安感、不信感あるいは不快感を与えるような言葉使い、服装などは学生として 厳に慎むべきである。 3.実習期間中は何を聞いても恥ずかしいことはない。“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”という言葉があるが、 どんな些細な質問でも何の恥にもならない。 ― ― 59 第5学年 概要/方針等 4.病院内は禁酒、禁煙である。 5.連絡先を明らかにする。病気等の都合により欠席する場合は必ず電話連絡をすること。(連絡先:臓器再生外科 医局、内線2334) 臨床実習計画 曜日 月 時間 内 容 場 所 8:00 抄読会、学会予演、リサーチカンファランス 7階西カンファランス室 9:30 手術見学 手術室 病棟回診 (9階西、7階西、4階西) 外来見学 9:00 火 水 第1外科外来 病棟回診 (9階西、7階西、4階西) 外来見学 第1外科外来 各種検査見学 透視室、内視鏡室 8:00 術後症例検討会 7階西カンファランス室 9:30 手術見学 手術室 病棟回診 (9階西、7階西、4階西) 外来見学 9:00 木 金 第1外科外来 病棟回診 (9階西、7階西、4階西) 外来見学 第1外科外来 各種検査見学 透視室、内視鏡室 8:00 術前症例検討会 7階西カンファランス室 9:30 総回診/ ICU /(9階西、7階西、4階西) 手術見学 手術室 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 後 藤 満 一 教 授 臓器再生外科学講座 木 暮 道 彦 講 師 臓器再生外科学講座 消化管グループ 大須賀 文 彦 助 教 臓器再生外科学講座 消化管グループ 大 谷 聡 助 教 臓器再生外科学講座 消化管グループ 佐 瀬 善一郎 助 教 臓器再生外科学講座 消化管グループ 土 屋 貴 男 講 師 臓器再生外科学講座 肝胆膵グループ 見 城 明 助 教 臓器再生外科学講座 肝胆膵グループ 穴 澤 貴 行 助 教 臓器再生外科学講座 肝胆膵グループ 鈴 木 弘 行 講 師 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 樋 口 光 徳 助 教 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 星 野 実 加 助 教 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 大 杉 純 助 教 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 伊 勢 一 哉 助 教 臓器再生外科学講座 小児グループ 山 下 方 俊 助 教 臓器再生外科学講座 小児クループ ― ― 60 授 業 科 目 科 目 名 外 科 学 Ⅱ 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 竹之下誠一 実際の入院患者を2週間受け持ち、指導医、研修医の指導の基に、患者の問題を把握し解決することを目標として、 医師・患者関係の確立法、診断技術、外科的治療法を学習し修得する。学生は各グループ(消化管、肝胆膵、乳腺、 内分泌)に分かれて、それぞれに担当患者を受け持ち実習を行う。担当患者の疾患に関しては教科書的な事項は必ず 把握する。問診、身体所見、検査結果、手術を含めた治療に関してできるだけ情報を得、また不明なところは担当医 と議論を行い、問題点を把握して解決方針を立てる修練を行う。手術日は可能な限り手術に立ち会い、解剖、手術法 などを理解する。 学 習 目 標 一般目標 症例に対する実践を通して患者、医師関係を構築する。情報収集(問診、身体診察、画像診断、血液検査 等)、情報の解釈、論理的思考による臨床問題解決の方法及び外科的治療の原則を学ぶ。 行動目標 ① 患者との人間関係の構築法、コミュニケーション技術を習得する。 ② 基本的医療技術(問診、身体診察)を修得する。 ③ 各疾患における画像診断を修得する。 ④ POS 方式に基づく問題点の把握と問題解決計画作成と結果の評価ができる。 ⑤ 消化器系疾患の診断、治療の基本を理解する。 ⑥ 乳腺疾患の診断、治療の基本を理解する。 ⑦ 内分泌系疾患の診断、治療の基本を理解する。 ⑧ 悪性腫瘍の診断と進行度を把握し、適切な治療法を討論する ⑨ 患者の疾患の背景にある病因と病態の把握ができる。 ⑩ チーム医療の理解と他の医療スタッフとの関係を構築できる。 ⑪ 各疾患における手術法を理解する。 ⑫ 各疾患の術後経過をとおしてその合併症について理解する。 ⑬ 患者、医師間におけるインフオームドコンセントの重要性を理解する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 医学生のための外科学(南山堂)、外科学(朝合書店) 標準外科学(医学書院)、外科臨床研修(ヘルス出版) 評 価 方 法 実習の評価:出席日数、レポート、その他により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 希望により1ないし2名、1週間の関連病院実習が可能である。 学習上の留意事項 1.患者には思いやりを持って接し、服装、態度、言葉使いに気をつけること。 2.病状に関する患者からの質問には原則として回答しないこと。 3.時間厳守。 4.個人情報の取り扱いには十分配慮すること。 ― ― 61 第5学年 概要/方針等 臨床実習計画 学年 週 曜日 午前 5 1 月 8:30 火 木 金 8:30 8:15 8:30 オリエンテーション Clinical BSL Clinical Clinical 8:45 conference 検査見学 conference conference Clinical 9:15 外来見学 9:15 BSL conference 手術見学 手術見学 検査見学 9:15 8:15 水 (外来見学) (外来見学) 外来見学 手術症例検討会 教授総回診 午後 縫 合・ 外 科 基 本 手技トレーニング BSL 午前 5 2 BSL BSL BSL 8:45 8:15 8:30 8:15 8:30 Clinical Clinical BSL Clinical Clinical conference conference 検査見学 conference conference 9:15 9:15 外来見学 9:15 BSL 教授総回診 手術見学 手術見学 検査見学 手術症例検討会 午後 BSL BSL (外来見学) BSL (外来見学) BSL BSL (外来見学) 13:00 反省会 レポート提出 BSL *第1日目のオリエンテーションは臨床医学系研究棟2F 器官制御外科学講座1研に集合して行う。 * Bed side learning(BSL)は各グループ担当教官のもと実習を行う。 ― ― 62 授 業 科 目 科 目 名 脳神経外科学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 齋藤 清 1週間のプログラムで、担当指導医のもとで入院患者の神経学的所見のチェックに始まり、頭部単純X線写真、 CT、MRI、3D-CT angiography、脳血管撮影の読影、その他の特殊検査や手術手技に至るまでできるだけ触れること ができるようにしている。また、手術はすべて手術室で見学し、可能であれば1名ずつ手洗いをして参加する。時間 が空いた時には手術顕微鏡による血管吻合実習や、ビデオや DVD により学生諸君が自ら学習できるような体制もとっ ている。 学 習 目 標 一般目標 系統講義で学んだ知識をもとに臨床の現場を体験し、意識状態・神経学的所見がどのような神経解剖学的・ 神経生理学的根拠によるのかを考察するとともに、脳神経外科で扱う疾患の診断・治療の基本を理解する。 行動目標 ① 脳神経疾患を有する患者とコミュニケーションをとることの難しさを実感。患者に配慮した正しい言 葉遣い、態度がとれ、プライバシーに配慮した診察ができる。 ② 意識障害の程度と神経所見(脳神経症状、運動障害、感覚障害など)を的確に評価することができる。 ③ 患者さんの神経所見について、神経解剖学的・神経生理学的根拠を説明できる。 ④ 頭部 X-P、CT、MRI で、各種疾患におる異常所見を的確に指摘でき、基本的な診断をすることがで きる。 ⑤ 正確な医学用語を用いて基本的な診療録(神経学的所見の記載、画像所見の記載など)を作成するこ とができる。 ⑥ 術野にみえる神経や血管の名前を述べることができる。 ⑦ 脳神経外科手術の特殊性を理解し、基本的な脳神経外科手術手技について説明することができる。 ⑧ 基本的な外科的手技を理解し、担当医の指導下に手技を行ったり、適切な介助を行うことができる。 テ キ ス ト 特に指定しない。 参 考 書 標準脳神経外科学:山浦 晶、田中隆一、児玉南海雄(医学書院) ベッドサイドの神経の診かた:田崎義昭、斎藤佳雄(南山堂) 脳神経外科学:太田富雄、松谷雅生(金芳堂) 評 価 方 法 授業の評価は実習態度、欠席の有無等により総合的に判定する。最終日に評価票を用いて知識、技能、態度を採点する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.臨床は人間学であり、医学の内容もさることながら人間に対する真の思いやりとは何かを学んでほしい。 2.限られた時間しかないので、できるだけ Bedside での実習を心掛けること。創処置や患者搬送には積極的に参加 すること。傍観者的実習はしないこと。全ての面で積極的に行動してほしい。 3.時間を守ることは、社会人としてのマナーである。遅れる場合は連絡すること(内線2352)。また実習中の所在 をはっきりさせ、常に連絡が取れるようにしておくこと。 ― ― 63 第5学年 概要/方針等 臨床実習計画 曜日 時限 午前 午後 午前 朝会(7階東病棟カンファランスルーム) 8:30 担当指導医とのブリーフィング(7階東病棟カンファランスルーム) 手術見学 17:00頃 病棟回診 8:00 朝会(7階東病棟カンファランスルーム) 8:30 担当指導医とのブリーフィング(7階東病棟カンファランスルーム) 9:00~ 病棟実習(担当患者の神経学的検査、術後処置の見学・補助) 火 病棟実習(担当患者の神経学的検査、術後処置の見学・補助)または血管吻合実習 午後 午前 17:00頃 病棟回診 17:30 術後症例検討会(医局カンファランス室) 7:30 術前・術後症例検討会(医局カンファランス室) 13:00 総回診 午後 午前 病棟実習(担当患者の神経学的検査、術後処置の見学・補助) 17:00 抄読会(医局カンファランス室) 8:00 朝会(7階東病棟カンファランスルーム) 8:30 担当指導医とのブリーフィング(病棟カンファランス室) 9:00~ 手術見学 木 午後 金 7:30 9:00~ 手術見学 月 水 プ ラ イ マ リ ー コ ー ス 午前 手術見学 18:00頃 病棟回診 9:00~ 病棟実習(術後処置の見学・補助) 17:00 回診と評価 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 齋 藤 清 教 授 脳神経外科学講座 佐久間 潤 准 教 授 脳神経外科学講座 渡 邉 督 講 師 脳神経外科学講座 佐 藤 拓 講 師 脳神経外科学講座 市 川 優 寛 学内講師 脳神経外科学講座 伊 藤 英 治 助 脳神経外科学講座 教 ― ― 64 備 考 授 業 科 目 科 目 名 整 形 外 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 紺野 愼一 整形外科学は機能外科とも呼ばれ、四肢と体幹の運動機能を追求する学問である。すなわち、疾病や外傷により障 害された運動機能を再建したり、疹痛対策をすることで患者の QOL を回復あるいは向上させることである。整形外 科学に於ける臨床実習の目標は、整形外科の診断技法と整形外科的治療手技の基本を習得すること、並びに患者の全 人的問題を把握し、医師として必要な医療倫理や医師・患者関係の構築法を身につけることである。その方策として マンツーマン方式を採用し、学生1名に対して担当教官2名を配置して学生を直接指導する体制で教育する。実習中 は担当教官と行動を伴にし、担当教官の指導のもとに整形外科医療を体験してもらう。 学 習 目 標 一般目標 ① 整形外科医療の体験を通じて、運動器疾患についての知識を深める。 ② 患者の全人的問題を把握し、医師として必要な医療倫理や医師・患者関係について学ぶ。 ③ 運動器疾患の診察手技と治療手技の基本を習得する。 行動目標 ① 整形外科外来を受診する患者の症状、病態、および疾患について理解する。 ② 運動機能障害に対する診察法、評価法、および診断手順を述べることができる。 ③ 運動機能障害の画像診断の方法と異常所見を学ぶ。 ④ 整形外科的治療手段(保存的治療と手術的治療)の基本を述べることができる。 ⑤ 入院治療を要する整形外科疾患・病態について述べることができる。 ⑥ 手術を体験し、手術的治療の基本を理解する。 ⑦ 皮膚縫合の手技を修得する。 ⑧ 医師・患者間の信頼関係の重要性について述べることができる。 ⑨ チーム医療の重要性について述べることができる。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 標準整形外科 医学書院 整形外科プライマリーケアハンドブック 片田重彦、石黒隆共著、南江堂 NEW MOOK 整形外科シリーズ 越智隆弘、菊地臣一編集、金原出版 整形外科外来シリーズ 越智隆弘、菊地臣一、龍順之助編集、メジカルビュー社 (上記の4冊は5階西病棟カンファランスルームに常備してある) 評 価 方 法 口頭試問等により総合的に評価 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.週間スケジュールに沿って担当教員と伴に行動してもらうことにより、臨床医とはどんなことに喜びを見出し、 悲しみにくれるのかを実見する。また、医療の矛盾も見聞する。これにより臨床医に必要な社会常識を身につけて 貰いたい。一人の患者に対応する場合、どんな手続きが必要で、それがどれほど大変かを知って貰いたい。 2.学生は教えて貰うという態度ではなく、自ら学ぶ姿勢で臨床実習に臨んで貰いたい。特に臨床実習では、何ごと にも疑問を持ち、担当教官に質問をぶつけてほしい。 ― ― 65 第5学年 概要/方針等 3.時間を守ること。人に与えられた時間は1日24時間しかありません。他人を待たせることは取り返しのつかない 迷惑をかけていることと認識してほしい。もし、どうしても遅れる場合には、その旨連絡を入れること。 4.患者様に初対面での印象を悪くしないために、服装(ネクタイと靴の着用、長い髪は束ねる)、態度、言葉遣い に気をつけること。病院とは、病める人を治療する所です。患者様の身になって考えてください。 5.挨拶の励行。外来で患者様を迎えるときには「おはようございます」「お待たせしました」の挨拶をすること。 その事が患者様から信頼を得るための第1の手段であると心得てください。 6.病室に入室する時にはノックを忘れずに。患者様の人格を尊重する必要があります。 臨 床 実 習 計 画(プライマリーコース) 曜日 時限 午前 月 午後 午前 火 午後 水* 午前 午後 木* 午前 午後 金 午前 内 容 場 所 担当者 7:30 新入院患者カンファランス 5階西病棟カンファランスルーム 診療スタッフ 8:30 オリエンテーション 教授室 紺野 愼一 9:00 外来または病棟実習 整形外科外来または5階西病棟 担当教官 13:30 脊椎透視・造影検査 放射線部16番透視室 脊椎スタッフ 17:00 脊椎カンファランス 5階西病棟カンファランスルーム 脊椎スタッフ 7:00 病棟回診 5階西病棟 担当教官 7:30 入院患者プレゼンテーション 5階西病棟カンファランスルーム 全診療スタッフ 8:30 卒後研修のガイダンス 整形外科医局 大谷 晃司 9:00 診療・手術手技シミュレーション スキルラボ 大谷 晃司 10:00 手術または病棟実習 手術室または5階西病棟 担当教官 13:00 手術または病棟実習 手術室または5階西病棟 担当教官 17:00 リハビリカンファランス 5階西病棟カンファランスルーム 担当教官 7:00 病棟回診 5階西病棟 担当教官 7:30 術後患者カンファランス 5階西病棟カンファランスルーム 診療スタッフ 9:00 外来または病棟実習 整形外科外来または5階西病棟 担当教官 13:00 外来または病棟実習 整形外科外来または5階西病棟 担当教官 7:00 病棟回診 5階西病棟 担当教官 7:30 術前患者カンファランス 5階西病棟カンファランスルーム 診療スタッフ 9:00 手術または病棟実習 手術室または5階西病棟 担当教官 13:00 手術または病棟実習 手術室または5階西病棟 担当教官 8:30 まとめ(口頭試問) 教授室 紺野 愼一 9:00 外来または病棟実習 整形外科外来または5階西病棟 担当教官 *水・木は担当教官に帯同して、関連病院に出張し、実習(外来・手術)を行う場合がある。 ― ― 66 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 教 田地野 崇 宏 准 佐 藤 勝 彦 併任准教授 県立会津総合病院 矢 吹 省 司 准 教 授 福島県立医科大学附属病院リハビリテーションセンター 青 田 恵 郎 准 教 授 福島県立医科大学附属病院医療情報部 大 谷 晃 司 准 教 授 福島県立医科大学医療人育成・支援センター 武 田 浩一郎 併任講師 福島県総合療育センター 宍 戸 裕 章 講 師 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 江 尻 荘 一 学内講師 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 大 内 一 夫 学内講師 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 沼 崎 広 法 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 関 口 美 穂 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 山 田 仁 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 恩 田 啓 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 二階堂 琢 也 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 川 上 亮 一 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 大 歳 憲 一 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 大 橋 寛 憲 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 高 橋 洋 子 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 渡 邊 和 之 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 教 授 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 授 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 ― ― 67 第5学年 紺 野 愼 一 備 考 授 業 科 目 科 目 名 心臓血管外科学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 横山 斉 概要/方針等 心臓血管外科は、大きく心臓疾患を扱う心臓外科、脈管疾患を扱う血管外科が含まれている。 心臓血管外科学の臨床治療では、手術が最も主たる役割を果たしているが、特に開心術や大血管手術では体外循環 を用いたり、補助循環などの装置を使用しチーム医療を行っている。そこで BSL プライマリーコースでは、クリニ カルクラークシップを導入し、医療チームの一員として、実際の手術や検査に見学および参加し、可能な限り臨床の 現場を体験させる方針とする。さらにカンファランス参加により、単に医学知識の集積のみではなく、個々の症例に ついての診断過程、治療法の選択を学習することでその思考過程、考察の方法について修練する。 学 習 目 標 一般目標 症例の問診、症候を把握し、実際の検査結果等の情報の収集を行い、実際の臨床的外科的治療法の選択お よび実際の外科治療の方法について学ぶ。 行動目標 ① 患者の病因と病態を把握できる。 ② 心臓脈管疾患の診断、外科治療の基本を理解する。 ③ 心臓大血管手術における補助手段法について理解する。 ④ 心臓手術におけるチーム医療、医療スタッフの関係を理解する。 ⑤ 心臓脈管疾患の外科治療の実際の方法、術後の患者管理の基本を理解する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 標準外科学(医学書院) 外 科 学(へるす出版) 循環器外科(医学評論社) 末 梢 血 管 (日本メデイカルセンター) 臨床脈管学(文光堂) 臨床静脈学(中山書店) 評 価 方 法 授業の評価は出席日数、試問、レポートその他の方法により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 BSL プライマリーコースは1週間しかないので、その間にすべてを見学、学習することは困難である。そこで、 心臓血管外科における実習では、実際の手術や侵襲的検査法を見学体験することにより、基礎的知識の裏付けが可能 となるよう学習してほしい。 ― ― 68 心臓血管外科臨床実習計画(BSL プライマリーコース) 曜日 月 水 木 金 8:00~ 7:45~ 8:00~ 8:00~ 病棟回診 朝会、抄読会 病棟回診 朝会、抄読会 (担当助手) (佐藤 洋一) (担当助手) (佐藤 洋一) オリエンテーション 時刻・内容︵担当者・場所︶ クラークシップチー ム紹介(佐藤 洋一) 9:00~ 9:00~ 病棟回診 病棟回診 (担当助手) (担当助手) 9:30~ 9:30~ 9:45~ 9:30~ 9:30~ 手術見学 手術見学 病棟回診 手術見学 手術見学 体外循環講義 (横山) (小児心臓)手術 (佐戸川、高瀬) 12:00~ 実習総括、討論 (横山) 15:00~ 15:00~ 13:00~ 15:00~ 病棟実習(ICU) 病棟実習(ICU) 手術症例カンファラ ンス(全員) 病棟実習(ICU) (担当助手) (担当助手) (担当助手) 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 横 山 斉 教 授 心臓血管外科学講座 佐戸川 弘 之 准 教 授 心臓血管外科学講座 佐 藤 洋 一 講 師 心臓血管外科学講座 高 瀬 信 弥 助 教 心臓血管外科学講座 若 松 大 樹 助 手 心臓血管外科学講座 佐 藤 善 之 助 手 心臓血管外科学講座 ○希望者は、関連病院手術見学可 福島 1)大原医療センター 郡山 1)太田西ノ内病院 いわき 1)磐城共立病院 ― ― 69 備 考 第5学年 8:30~ 火 授 業 科 目 科 目 名 形 成 外 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 上田 和毅 概要/方針等 系統講義で学んだ形成外科の基本手技が実際の臨床でどのように生かされているかを見るとともに、診断検査機器 を実際に使う経験をする。また、皮弁形成術などの基本手技の模擬練習を行って、理論と実際の関係を理解する。論 文の抄読会では、形成外科の最新の研究対象に触れる。 学 習 目 標 一般目標 形成外科の基本的な診断、治療手技を習得する。 行動目標 relaxed skin tension line, esthetic unit を説明できる。 dog ear deformity の予防手段を説明できる。 Z形成術の延長率、利点、欠点、適応を説明できる。 Limberg flap の利点、欠点を説明できる。 単純レントゲン写真から顔面骨骨折を診断できる。 論文の抄録を作成する。 テ キ ス ト 標準形成外科(医学書院) 参 考 書 形成外科手術書(鬼塚卓也著、南江堂) 図説形成外科学講座(1~8巻、メジカルビュー社) Plastic Surgery(Vol. 1~8、Mathes 編、Saunders) 評 価 方 法 出席日数、実習態度、論文抄録により総合的に評価。 そ の 他(メッセージ等) 臨床実習計画 日 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 項 目 担当者 ガイダンス 渡辺 裕美 基礎講義 渡辺 裕美 基本手技実習 廣瀬 太郎 抄読会準備 梶川 明義 手術見学 大河内真之 病棟回診 上田 和毅 手術見学 廣瀬 太郎 治療学実習 梶川 明義 顔面骨骨折読影実習 大河内真之 手術見学 上田 和毅 総括、抄読会 上田 和毅 ― ― 70 授 業 科 目 科 目 名 産科婦人科学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 藤森 敬也 2週間(産科病棟、周産期センターを1週間、婦人科病棟を1週間)の臨床実習を通して、講義では得られなかっ た実技および患者との人間関係についても習得する。産科学婦人科学においては、ヒトの生存・死亡に関係する診療 や、生殖ならびに生命の誕生に関する重要且つ尊厳な課題を取り扱うので、たとえ学生であっても患者の心理的なら びに身体的な面への影響を十分に考慮し、医の倫理に基づいた言語、服装、態度、行動が望まれる。 学 習 目 標 《産 科 学》 一般目標 外来、入院を通して正常および異常妊婦の診察、検査、治療に立会い、系統講義で得た知識をより深める べく指導医のもと学習する。 行動目標 ① 患者との人間関係は勿論のこと、担当医とも密に接触し臨床経験を得る。 ② 正常分娩経過観察の経験をする(必修) ③ 異常妊娠、異常分娩の診断と治療の基本を理解する。 ④ 生殖補助医療技術の現場を見学し、受精現象の基礎を理解する。 ⑤ 与えられたケースの疾患について文献検索、担当医の指導により理解を深め、症例報告をする。 《婦人科学》 一般目標 主に入院患者を通して婦人科腫瘍の診察、検査、治療(手術)に立会い、系統講義で得た知識をより深め るべく指導医のもと学習する。 行動目標 ① 患者との人間関係は勿論のこと、担当医とも密に接触し臨床経験を得る。 ② 開腹手術および腹腔鏡下手術に第2助手として参加する。 ③ 婦人科悪性腫瘍の診断と治療の基本を理解する。 ④ 術前術後管理の基本を理解する。 ⑤ 与えられたケースの疾患について文献検索、担当医の指導により理解を深め、症例報告をする。 テ キ ス ト 特別に指定はしない。 参 考 書 1)病気がみえる vol. 9 婦人科・乳腺外科 第2版 MEDIC MEDIA 3,000円 2)病気がみえる vol.10 産科 第2版 MEDIC MEDIA 3,300円 3)池ノ上克ら:エッセンシャル産婦人科学 第3版 医歯薬出版株式会社 9,660円 4)Cunningham, MacDonard, Gant et al : Williams Obstetrics, 23th Edition. McGraw Hill, 2009 5)Berek & Novak’s Gynecology, 14th Edition, Lippincott Williams & Wilkins. 6)Creasy and Resnik : Maternal-Fetal Medicine, 5th Edition W. B Saunders. 評 価 方 法 出席状況、レポート、口頭試問により総合的に判定する。 そ の 他(メッセージ等) a.オリエンテーションについて 1.第1週の月曜日、午前8時10分までに3階西産科病棟内にある保健指導室に集合する。 ― ― 71 第5学年 概要/方針等 2.月・水・金曜日午前8時15分より保健指導室で朝会がある。遅刻厳禁、服装をあらため本などの持ち物は常識 の範囲内に留める。 3.第1週の月曜日、3階西産科病棟内にある保健指導室にて朝会終了後当方の BSL 担当係から習得すべき内容 と所属する病棟グループ、実習方法について概略を説明する。 4.2週間の短時間に産科婦人科の臨床を全て実習することは不可能である。分娩は勿論であるが、特に産科の手 術は臨時に行われることが多いため予定を立てることは難しい。従がって、学生諸君は指導医のもと常に連絡が とれるよう心がける必要がある。(グループ内で責任者を予め決めておくなどの工夫をする。) b.病棟実習について 1.指導教官による man to man 方式である。 2.実習した症例の病歴などを病棟外に持ち出すことは禁止されている。 3.止むを得ず欠席するときは予め必ず指導教官に連絡する。 4.患者の前で診断、病状、予後について不用意な発言をすることは慎み、また教官の許可なく単独で診療行為や 病状説明を行ってはならない。 5.手術室、病棟でのガウンテクニックは指導教官の前で行うこと。 6.午後に予定されている講義ではグループの責任者が担当教官と予定の擦り合わせをしておくこと。 7.毎週木曜日午後1時30分より教授総回診がある。 c.外来実習について 1.産科を割り当てられた学生は毎日9時に2階産婦人科外来新患予診室に集合すること。 2.新患係教官の指導のもと新患についての予診をとる。 3.新患診察担当者の指導のもと外診、内診について実習する。 d.産泊実習について 1.総合周産期センター内に産泊の設備をもうけ、分娩実習の便宜をはかっている。 2.週1回(合計2回)、1日2名まで。 3.時刻は夕刻から明朝までとする。当直医と連絡が取れる状態にしておくこと。 臨床実習計画 8:15 9:00 月 火 水 朝 会 木 朝 会 金 朝 会 13:30 産科:外来・病棟 婦人科:病棟・手術 病棟・手術 スキルラボ実習 病棟・手術 教授総回診 病棟・手術 (分娩介助、腹腔鏡) 講義(*:学外講師) 15:00 第1週 第2週 16:30 不妊症・性差医療 周産期感染症 産婦人科一般 骨粗鬆症・HRT 周産期管理 (小宮ひろみ) (浅野 仁覚) (大川 敏昭)* (月川 奏)* (高橋 秀憲) 生殖補助医療見学 子宮頚癌・体癌 卵巣腫瘍 漢 方 16:00 症例検討 (菅沼 亮太) (添田 周) 絨毛性疾患 (小野木 哲)* (藤森 敬也) (渡辺 尚文) 医 局 会 (医局) ― ― 72 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 教 授 福島県立医科大学産科婦人科学講座 山 田 秀 和 准 教 授 福島県立医科大学産科婦人科学講座 小 宮 ひろみ 講 師 福島県立医科大学産科婦人科学講座(性差医療センター) 西 山 浩 助 教 福島県立医科大学産科婦人科学講座 高 橋 秀 憲 助 教 福島県立医科大学産科婦人科学講座(周産期センター) 渡 辺 尚 文 助 教 福島県立医科大学産科婦人科学講座 添 田 周 助 教 福島県立医科大学産科婦人科学講座 浅 野 仁 覚 助 教 福島県立医科大学産婦人科学講座(周産期センター) 大 川 敏 昭 院 長 大川レディースクリニック 臨床教授 森 村 豊 部 長 慈山会医学研究所付属坪井病院 臨床教授 月 川 奏 院 長 月川レディースクリニック 非常勤講師 小野木 哲 院 長 おのぎレディースクリニック 非常勤講師 ― ― 73 第5学年 藤 森 敬 也 授 業 科 目 科 目 名 小 児 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 細矢 光亮 概要/方針等 第1日目オリエンテーションの時に、各臨床グループに配属される。グループは、A:新生児、B:循環器、C: 神経、運動器、D:血液、悪性腫瘍、およびE:腎臓、免疫・アレルギー、内分泌・代謝の5つに分けられている。 学生1~2名に対し、2~4名の研修医、診療医と1~2名の助手、講師が指導にあたる。それぞれのグループは5 ~15名の患者を受け持って診療し、病棟医長の指導を受けるとともに教授がこれを監督する。毎朝のカンファランス に出席し、所属グループの患児だけでなく、入院中の患児はすべて実習の対象としてとらえる。各グループ配属後、 指導医による入院患者の説明、および受け持ち患児の指名を受ける。患者カルテを作成し、2週目の総回診時に主治 医として症例呈示をする。週間スケジュールに予定されているそれぞれのグループの指導医の指示に従い、小児疾患 の病態、診断、治療、などの診療の実際について学ぶ。ただし金曜日は総回診と乳児健診、3歳時健診など健康診査 にわかれて実習する。毎週火曜日は、医局抄読会、CC、CPC に参加する。毎週金曜日は外来にて、子どもの診察の 仕方、親との対応、処置など小児科外来診療の実際を見学する。さらに当直を通してプライマリーケア、小児救急疾 病への対応を学ぶ。 学 習 目 標 一般目標 小児の生理、特徴を熟知し、小児科疾患に対して基本的な診療ができるようになるための基礎的な知識を 修得する。 行動目標 ① 小児の各年齢における成長・発達の特徴を理解する。また、小児の健全育成のための養護・栄養に関 する基本的な知識を得る。それにより、小児の養育状況を正しく評価できる。 ② 小児の一般的な主訴、または症状について、年齢、個人差などを考慮し、その問題解決のためのアプ ローチができる。 ③ 小児疾患の病態、診断、治療、予防について説明できる。 ④ 患児を系統的に、正確に診察できる。 ⒜ 患児およびその養育者、特に母親との間に医師と患者としての好ましい人間関係をつくり、適切な 病歴を得ることができる。 ⒝ 患児の問題点をつかみ、診断、管理、治療の計画を立てることができる。 ⒞ 診療手技を経験する。 ⑤ 患児、特に致死的あるいは永続的障害や慢性疾患を有する患児や家族とコミュニケーションを保つこ とができる。 テ キ ス ト 特に指定しない 評 価 方 法 出席日数、受け持ち患児に関する症例呈示を参考にし、実習態度を総合的に評価する。 そ の 他(学習上の留意事項) 1.最低限必要な知識(特に小児科学総論)を勉強した上で、実習に臨む。 2.患児とその養育者との間に好ましい人間関係を保つ。 3.身だしなみに気をつけるとともに、礼節をわきまえて行動する。 ― ― 74 臨床実習計画 第 1 週 午前 月 午後 火 午後 午前 水 午後 午前 木 午後 午前 金 午後 第 2 週 午前 月 午後 午前 火 午後 午前 水 午後 午前 木 午後 午前 金 午後 プ ラ イ マ リ ー コ ー ス オリエンテーション、カンファランス 病棟実習(担当助手) 夕回診(担当助手) 朝回診(担当助手) カンファランス 病棟総回診(教授) 病棟実習(担当助手) 夕回診(担当助手) 医局抄読会 朝回診(担当助手) カンファランス 病棟実習(担当助手) 13:30~15:00 16:00~ 8:00 8:30 9:30~12:00 講議(先天性心疾患および不整脈の胸部レ線、心電図、心エコー) 夕回診(担当助手) 朝回診(担当助手) カンファランス 病棟実習(担当助手) 13:30~15:00 16:00~ 8:00 8:30 9:30~12:00 13:30~16:00 16:00~ 講議(小児期けいれん性疾患一般の病態および脳波の読み方) 夕回診(担当助手) 朝回診(担当助手) カンファランス 外来新患診察実習 病棟総回診(准教授)または乳幼児健診 夕回診(担当助手) プ ラ イ マ リ ー コ ー ス 8:00 朝回診(担当助手) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当助手) 13:30~15:00 講議(尿所見の見方と小児腎疾患一般) 16:00~ 夕回診(担当助手) 8:00 8:30 9:00~ 15:00~16:00 16:00~17:00 17:00~ 8:00 8:30 9:30~12:00 朝回診(担当助手) カンファランス 病棟総回診(症例提示) 病棟実習(担当助手) 夕回診(担当助手) 医局抄読会 朝回診(担当助手) カンファランス 病棟実習(担当助手) 13:30~15:00 16:00~ 8:00 8:30 9:30~12:00 講議(血液・悪性腫瘍疾患一般および正常・異常の血液・骨髄標本の読み方) 夕回診(担当助手) 朝回診(担当助手) カンファランス 病棟実習(担当助手) 13:30~15:00 16:00~ 8:00 8:30 9:30~12:00 13:30~16:00 16:00~ 講議(未熟児・新生児関連疾患) 夕回診(担当助手) 朝回診(担当助手) カンファランス 外来新患診察実習、症例検討会 病棟総回診(准教授)または乳幼児健診 夕回診(担当助手) ― ― 75 第5学年 午前 8:15~ 13:30~16:00 16:00~ 8:00 8:30 9:00~ 15:00~16:00 16:00~17:00 17:00~ 8:00 8:30 9:30~12:00 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 細 矢 光 亮 教 授 小児科学講座 川 崎 幸 彦 准 教 授 小児科学講座 橋 本 浩 一 講 師 小児科学講座 佐 野 秀 樹 学内講師 小児科学講座 加 藤 朝 子 助 教 小児科学講座 陶 山 和 秀 助 教 小児科学講座 望 月 一 弘 助 教 小児科学講座 三 友 正 紀 助 手 小児科学講座 石 井 希代子 助 手 小児科学講座 牛 嶋 裕美子 助 教 小児科学講座 遠 藤 起 生 助 教 小児科学講座 赤井畑 美津子 助 手 小児科学講座 武 田 いづみ 助 手 小児科学講座 桃 井 伸 緒 講 師 総合周産期母子医療センター 佐 藤 真 紀 助 教 総合周産期母子医療センター 今 村 孝 助 教 総合周産期母子医療センター 郷 勇 人 助 教 総合周産期母子医療センター 小笠原 啓 助 教 総合周産期母子医療センター 金 井 祐 二 助 教 総合周産期母子医療センター ― ― 76 備 考 授 業 科 目 科 目 名 眼 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 飯田 知弘 外来診療の見学を通し、眼科一般検査法の実際と眼科診療の特殊性を学ぶ。また、手術を見学し眼機能の回復を理 解する。 5日間という限られた期間であるが、細隙灯顕微鏡および眼底カメラで小器官である眼の実態を学ばせたい。 学 習 目 標 一般目標 外来診療や手術見学から具体的に眼疾患の診断と治療の基礎を学ぶとともに、視覚障害について理解する。 行動目標 ① 感覚器としての概念、視力・視野の検査を通して理解する。 ② 眼底検査、細隙灯検査の基本手技を模擬眼を用いて行うことができる。 ③ 眼科手術の特殊性とそれによる機能回復の過程を説明できる。 ④ 感染性疾患・眼救急疾患・眼部外傷の治療の基本を列挙できる。 ⑤ 視機能障害への理解を深める。 ⑥ 生死以外の倫理感覚を体得する。 テキスト/参考書・直像検眼鏡 現代の眼科学(金原出版)第10版 Clinical Ophthalmology 5th ed. Jack J. Kanski, Butterworth Heinemann 評 価 方 法 出席日数、実習態度、レポート、その他の方法により総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 内科・外科学に準ずるが、視覚障害を持つ患者の診療には十分な配慮が必要であることを念頭に置く。 臨床実習計画 第 1 週 月 火 午前 9:00 オリエンテーション・外来患者診察実習(担当教官)〔医局・外来〕 午後 15:00 細隙灯・眼底検査(担当教官)〔外来〕 午前 9:00 手術実習〔手術室〕 午後 13:00 手術実習〔手術室〕 8:00 教授総回診〔病棟〕 9:30 外来患者診察実習(担当教官)〔外来〕 15:00 病棟診察・レポート作成〔病棟〕 16:30 講義(担当教官)〔医局〕 18:00 クリニカル カンファランス〔病棟カンファランスルーム〕 9:00 外来患者診察実習(担当教官)〔外来〕 14:00 レポート作成 16:30 講義(担当教官)〔医局〕 9:00 レポート提出〔医局〕 10:00 手術実習〔手術室〕 14:00 手術実習〔手術室〕 午前 水 午後 午前 木 金 プ ラ イ マ リ ー コ ー ス 午後 午前 午後 ― ― 77 第5学年 概要/方針等 担当教員一覧 教員氏名 職 飯 田 知 弘 教 石 龍 鉄 樹 准 古 田 実 所 属 授 福島県立医科大学医学部眼科 授 福島県立医科大学医学部眼科 講 師 福島県立医科大学医学部眼科 齋 藤 昌 晃 講 師 福島県立医科大学医学部眼科 森 隆 史 助 教 福島県立医科大学医学部眼科 丸 子 一 朗 助 教 福島県立医科大学医学部眼科 齋 藤 公 護 助 教 福島県立医科大学医学部眼科 齋 藤 国 治 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 板 垣 可奈子 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 狩 野 麻里子 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 伊 勢 重 之 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 小 島 彰 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 梶 田 雅 義 非常勤講師 梶 田 眼 科 鈴 木 美佐子 非常勤講師 福島済生会病院眼科 藤 原 聡 之 非常勤講師 秋田大学医学部眼科 佐 柄 英 人 非常勤講師 マ ル イ 眼 科 橋 本 禎 子 客員講師 桜水さかい眼科 鈴 木 勝 浩 客員講師 大原綜合病院眼科 伊 藤 健 客員講師 伊 藤 眼 科 教 ― ― 78 備 考 授 業 科 目 科 目 名 皮 膚 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 山本 俊幸 皮膚科学は年々細分化されてはきているものの、皮膚に表現される症状の全てを取り扱う。そのため、皮膚病変を 理解するためには、皮膚の解剖学、生理学、生化学、免疫・アレルギー学、分子生物学などの基礎医学のみならず、 内科学的知識や外科学的手技を駆使した多方面からのアプローチが要求される。 BSL では、実際の皮膚病変に直接接して考えることを目的としている。当然のことながら、患者様に接する場合 は学生気分でなく、一社会人としての自覚を持って言葉使いや身だしなみに気をつけること。外来実習では、初診患 者の病歴を聴取し、同時に皮膚病変の観察を注意深く行う。できるだけ多くの患者様から積極的に問診を取り、何時 からどこにどのような病変が出現し、それがどういう経過をたどって今日まで来たか、という必要かつ的確な情報を 短時間に取得する訓練をして欲しい。医療面接は、どの科においても共通して必ず役に立つ。このような訓練の場と して、皮膚科でのアナムネ取りを活用して欲しい。さらに、発疹の見方や表現の仕方についても繰り返しトレーニン グを行い、必要な検査法についても学習する。自分が担当した症例については、その日のうちに、教科書やカラーア トラスで復習しておくこと。病棟入院患者については、患者の受け持ちチームの一員として診療に参加し、種々の皮 膚検査、軟膏処置、皮膚生検などを具体的に学び、診断に至る過程についても考察する。 以上の過程を通じて、何故この患者さんにこの皮膚症状が出てきたのかを常に考えながら診察する姿勢を身に付け て欲しい。実習を通じて皮膚科学の面白さを是非実感してもらいたい。 学 習 目 標 一般目標 ① 皮膚疾患患者の病歴を適切に聴取し、皮膚所見を正確にとり、必要な検査を選択・実行する過程を学 ぶことにより、確定診断を行うのに必要な知識を身に付ける。 ② 皮膚の正常構造、皮膚疾患の病理所見を読み取ることにより、皮膚疾患の発生機序を理解する。 行動目標 ① 病歴の聴取が適切にできる。 ② 原発疹、続発疹の定義に従って皮膚所見を正確に取ることができる。 ③ 皮膚所見から考えられる診断、および鑑別すべき疾患が列挙できる。 ④ 鑑別に必要な検査法が列挙できる。 ⑤ 初診の際に迅速に施行可能な真菌検査、ウイルス検査、Tzanck 試験などが実施できる。 ⑥ 皮膚生検の検査法が理解できる。 ⑦ 皮膚の正常構造が説明できる。 ⑧ 皮膚病理所見が説明できる。 テキスト/参考書 池田重雄他「標準皮膚科学」医学書院 上野賢一他「小皮膚科学」金芳堂 山田瑞穂「皮膚科学考え方学び方」金原出版 Lever's Histopathology of the Skin, Lippincott-Raven 飯塚一他「New 皮膚科学」南江堂 小川秀興他「TEXT 皮膚科学」南山堂 清水 宏「あたらしい皮膚科学」中山書店 評 価 方 法 臨床実習に入るに際しての準備の程度、出席、実習への意欲、皮膚科学の知識で評価する。 ― ― 79 第5学年 概要/方針等 そ の 他(メッセージ等) 皮膚の構造、発疹学、発疹の記載方法について必ず復習してくること。 教科書は忘れずに持参すること。 下記の臨床実習計画の時間は目安である。各臨床実習の開始時間は確認すること。 臨床実習計画 月 火 水 8:00 金 組織デモ 8:50 医局集合 9:00 外来実習 外来実習 (新患) 13:30 木 病棟実習 (新患) 入院患者紹介 または手術 病棟実習 手術 外来実習 病棟実習 (新患) 外来手術 外来実習 (レーザー) 15:00 教授総回診 17:30 外来カンファランス 総括 病棟カンファランス 木曜午後は第4学年の系統講義があれば講義に出席。 クルズスあり 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 山 本 俊 幸 教 授 皮膚科学講座 大 塚 幹 夫 講 師 皮膚科学講座 尾 山 徳 孝 講 師 皮膚科学講座 川 上 佳 夫 講 師 皮膚科学講座 ― ― 80 備 考 授 業 科 目 科 目 名 泌 尿 器 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 山口 脩 1週間の実習期間で実際の泌尿器科入院患者を受持ち、指導医、担当医の直接指導のもとに診断・治療のプロセス を学ぶ。最終金曜日に受持ち患者についてのレポート提出とサマリーの発表を行い総括する。 学 習 目 標 一般目標(GIO) 患者の泌尿器科的主訴から出発し、必要な検査を組み、診断して行く過程、さらにその診断から EBM、 Informed Consent に基づいた治療法が選択されるのを一貫して実習し学ぶ。 行動目標(SBOs) ① 一般に羞恥心を伴い聴取しにくい泌尿器科的訴えを、正確に聞き出すことができる問診技術を習得 する。 ② 基本的泌尿器科診察法(前立腺、精巣の触診法等)を行なうことができる。 ③ 泌尿器科的検査(膀胱鏡、各種尿路造影、経直腸的前立腺エコー、腎エコー)の手技および結果の評 価を理解する。 ④ 諸検査の所見を統括し、泌尿器科的診断に到る過程を理解する。 ⑤ 患者への情報提供の実際を習得する。 ⑥ 泌尿器科疾患の治療の基本を理解する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 標準泌尿器科学(医学書院) ベッドサイド泌尿器科学(南江堂) Campbell's Urology(Saunders) 評 価 方 法 実習の評価:出席日数+レポートにより総合的に判定 臨床実習計画 8:45 月 火 水 木 金 朝 会 朝 会 朝 会 朝 会 朝 会 (病棟カンファレン (病棟カンファレン (病棟カンファレン (病棟カンファレン (病棟カンファレン スルーム) スルーム) スルーム) スルーム) スルーム) 9:30 病棟回診/処置 病棟回診/処置 病棟回診/処置 病棟回診/処置 病棟回診/処置 外来実習 手術 X線検査 手術 外来実習 (教授新患) (教授新患) X線検査 X線検査 12:00 working lunch (医局) ― ― 81 第5学年 概要/方針等 月 火 水 木 金 13:30 症例発表 ミニレクチャー① シミュレーション実習 レポート提出 (教授・教授室) 15:00 教授総回診 17:00 病棟回診 病棟回診 18:30 病棟回診 病棟回診 術前カンファラン ス(病棟カンファ ランスルーム) *学生は2~3名ずつ各グループへ配属される。原則として実習の1週間はそのグループの一員として行動してもら う。配属されたグループの主治医と相談のうえ受け持ち患者を決定し、その患者について最終日に症例発表を行い、 かつレポートを提出してもらう。 **ミニレクチャーは相川、宍戸、柳田、野宮、千葉、櫛田が交代で担当する。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 山 口 脩 教 授 泌尿器科学講座 相 川 健 講 師 泌尿器科学講座 宍 戸 啓 一 講 師 泌尿器科学講座 柳 田 和 彦 学内講師 泌尿器科学講座 野 宮 正 範 助 教 泌尿器科学講座 千 葉 茂 寿 助 教 泌尿器科学講座 櫛 田 信 博 助 教 泌尿器科学講座 村 木 修 科 長 公立藤田総合病院 客員講師 高 岩 正 至 科 長 米沢市立病院 客員講師 片 寄 功 一 部 長 星 総 合 病 院 客員講師 小 林 正 人 部 長 公立岩瀬病院 客員講師 深 谷 保 男 副 院 長 南 東 北 病 院 臨床准教授 村 上 房 夫 部 太田西ノ内病院 臨床教授 長 ― ― 82 授 業 科 目 科 目 名 耳鼻咽喉科学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 大森 孝一 臨床実習においては、正しい所見の把握、ルーチン検査の実施により、診断に至る実際の過程を会得させ、さらに 指導医との人間的なふれあいの中から多くを学んでもらいたい。将来、いつの日か、耳・鼻・咽喉等に関連する疾患 に遭遇した場合には、少なくとも早朝にこれに気づき、専門医に患者を送ることのできるレベルとなるよう種々の疾 患について理解を深めてもらう。 学 習 目 標 一般目標 耳鼻咽喉、頭頸部領域疾患の診断技術、特に視診、触診を体得し耳鼻咽喉科学の知識を個別の症例に合わ せ総合的に応用し、正しい鑑別診断および治療計画を組み立てられるようになることを目標とする。 行動目標 ① 患者の訴えから限られた時間内で疾患の診断に結びつく正しい問診ができる。 ② 耳鏡、鼻鏡、後鼻鏡、喉頭鏡による観察ができる。 ③ 頸部の触診ができる。 ④ 問診、身体所見、基本検査所見から問題点を抽出し、これに基づいて鑑別診断のための特殊検査の組 立ができる。 ⑤ 頭頸部領域の画像(単純エックス線、CT、MRI 等)の読影ができる。 ⑥ 内視鏡画像の所見について説明できる。 ⑦ 聴力検査、平衡機能検査などの特殊検査の概要を理解し、基本的疾患についての所見を説明できる。 ⑧ 基本的疾患において正しい診断を下し、治療法について計画することができる。 臨床実習計画 月 火 水 木 金 Morning conference(病棟カンファランス室) 第 1 週 午前 オリエンテーショ 外来診察 外来実習 外来診察 手術見学 ン (耳鼻科外来:再来)(耳鼻科外来:教授 (耳鼻科外来:音声 (病棟G:手術室) 手術見学(病棟G: 新患) 外来) 手術室) 午後 器具の使い方 外来診察 手術見学 総回診見学 手術見学 (外来G:耳鼻科外 (耳鼻科外来:腫瘍 (病棟G:手術室) (病棟) (病棟G:手術室) 来) 外 来、 鼻・ 副 鼻 腔 臨床講義(松井) 臨 床 講 義( 大 森、 実習総括(多田) 臨床講義(小川) 外来) 教授室) 臨床講義(鹿野) 臨床講義(松塚) * Morning conference は8時20分から開始。 *病棟G:病棟グループの担当医。 *外来G:外来グループの担当医。 *午後は午後1時30分から。 *臨床講義の開始時間と場所は、当日の朝に担当医に確認すること。 評価の方法及び試験 評価は出席日数、実習態度、レポート、試験その他の方法により総合的に判定される。 ― ― 83 第5学年 概要/方針等 参 考 書 新耳鼻咽喉科学 切替一郎原著、野村恭也編著 南山堂 本体¥16, 800 イラスト耳鼻咽喉科 森満 保著 光文堂 本体¥ 5, 145 耳鼻咽喉科学 久保 武 他著 金芳堂 本体¥ 4, 200 NEW 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 喜多村健、森山寛編集 医学書院 本体¥ 6, 615 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 大 森 孝 一 教 授 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 小 川 洋 准 教 授 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 松 塚 崇 講 師 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 多 田 靖 宏 講 師 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 横 山 秀 二 学内講師 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 松 井 隆 道 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 三 浦 智 広 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 野 本 幸 男 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 鈴 木 輝 久 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 國 井 美 羽 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 佐 藤 聡 助 手 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 鹿 野 真 人 部 長 大原綜合病院耳鼻咽喉科 ― ― 84 備 考 臨床教授 授 業 科 目 科 目 名 神経精神医学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 丹羽 真一 第1回 予診のとり方 ねらい 外来実習の主要な目的は、新患の予診をとることである。精神科の予診のとり方には、精神科固有の注意点が あるので、その注意点を紹介する。 必須理解事項 ① 一応の目安として30分以内に完成させることを目的とする。 ② 学生各自の ID とパスワードを用いて、電子カルテにログインする。 ③ 原則として、下書はしない。 ④ 予診開始時刻、予診終了時刻を明記する。 ⑤ 来院者、陳述者を明記する。 ⑥ 特別な対応が必要かを判断する。 1)自傷、他害のおそれがないか 2)院内他科からの紹介か否か(転科希望の有無) 3)ポータブル脳波の依頼(脳死判定、肝性昏睡等を含む) 4)入院の必要はないか 5)興奮していないか 6)行方不明の可能性はないか ⑦ マニュアルの付録の実例のように、家族歴、生活歴、既往歴、入院歴、紹介者、現病歴、陳述者、受診時状 況、身体所見について記入しておく。 ⑧ 自分が予診をとった患者について新患の診察に同席して見学する義務がある。 ⑨ 翌日の朝会で、予診を取った患者の紹介をする義務がある。 ⑩ 予診を取った患者のうち1名のレポートを提出する義務がある。(レポートの実例がマニュアルに含まれて いるので参照のこと) 第2回 PANSS ねらい 統合失調症の標準的な症状評価尺度について学び、その使用法について習熟すること。 必須理解事項 ① 統合失調症の症状評価尺度には種々あるが、セミナーで学ぶ PANSS は治験等でも用いられる標準化された 症状評価尺度である。アンカーポイントが設定されており、初学者にも比較的使いやすくできている。 ② PANSS は30項目からなる評価尺度であり、陽性症状を評価する「陽性症状評価尺度」、陰性症状を評価する 「陰性症状評価尺度」、陽性症状と陰性症状のどちらが優位かを示す構成尺度、統合失調症性の障害の全般性重 症度を示す「総合精神病理尺度」の3下位尺度にまとめられる。 ③ 陽性症状とは幻覚、妄想、興奮に代表される症状であり、統合失調症の急性期によく見られる。一方陰性症 状とは情動の平板化、引きこもり、意欲低下などに代表される症状であり、統合失調症の初期にも見られるが、 慢性期にはより前景に立つ症状である。 第3回 心理検査概説と心理テスト ねらい 心理検査の意味と内容を理解し、特に POMS の使い方を学ぶこと。 ― ― 85 第5学年 学 習 目 標 必須理解事項 ① 心理検査は、知能検査・人格検査・その他の検査に分類される。 ② 知能検査には、ビネー式とウェクスラー式があり、小児の場合は発達検査を用いる場合もある。 ③ 人格検査は、質問紙法・投影法に分類され、適用ケースによって、選択される。 ④ POMS(Profile of Mood States)は、精神症状や気分状態の変化を見出しかつ測定することを目的とする質問 紙法の一つで、「緊張」、「抑うつ」、「怒り」、「活気」、「疲労」、および「混乱」についての項目からなる。 Quality of Life(QOL)の測定など、多方面での幅広い応用が期待できる。 第4回 Hamilton Rating Scale for Depression (HRSD または HAM-D;ハミルトンうつ病評価尺度) ねらい ハミルトンうつ病評価尺度(HRSD または HAM-D; Hamilton Rating Scale for Depression)についての十分な理 解を得ること。かつ、実際に HRSD を使用することができるようにすること。 必須理解事項 ① ハミルトンうつ病評価尺度(以下、HRSD と記す)はうつ病の症状の重症度を評価するための最も標準的な 尺度であること。 ② うつ病の重症度は、経過によって著しく変動すること。 ③ HRSD のうち、特に自殺の項目に留意すること。 ④ 躁うつ、特にうつ病は、身体症状だけが前景にあらわれる場合もあるため、精神科以外のどの診療科におい ても重要な疾患であるので、HRSD の評価に習熟する必要があること。 第5回 てんかんの臨床 ねらい てんかんとはどのような疾患なのか、てんかん発作の症状や治療の概念を理解する。 必須理解事項 ① てんかんの定義 てんかんとは大脳神経細胞の過剰発射に由来する反復性発作(てんかん発作)を主徴とし、種々の成因に よってもたらされる慢性脳疾患である。 ② てんかんの分類 てんかんにはてんかん発作型の分類とてんかん症候群の分類の2つがある。 ③ 部分発作と全般発作の症状 てんかんの発作型は部分発作と全般発作の大きく2つに分けられる。 部分発作は発作が始まるときの症状と脳波異常が一側の大脳半球の限局した部位の発射(興奮)に由来する 発作の総称。 全般発作は発作の始まりの症状と脳波像から、両側の大脳半球全体から同時に始まるとみなされる発作の 総称。 ④ 抗てんかん薬の使い方 各発作型ごとに第一選択薬剤は異なる。 第6回 不眠とその治療 ねらい 睡眠障害と不安のメカニズムを理解した上で、その中心的治療法である薬物療法について正しい知識を身につ ける。 必須理解事項 ① 睡眠障害の症状分類とその特徴 睡眠障害は一般に入眠障害・中途覚醒・熟眠障害・早朝覚醒に分類される。 ― ― 86 ② 睡眠薬の半減期による分類とその使い方 睡眠薬はその半減期によって長短期型・短期型・中間型・長時間型に分類される。タイプに合わせた薬剤選 択が必要、むやみな併用は避ける。 ③ 睡眠薬の副作用 ④ 不安のメカニズム 不安に関連した主な神経伝達物質は、ノルアドレナリン、セロトニン、γアミノ酪酸(GABA)の3種類で ある。 不安の体験は⑴動悸や発汗などの生理的知覚を意識することと、⑵自分がおびえているということを意識す ることの2種類の要素からなる。 遷延するとうつ状態に進展する可能性がある。 ⑤ ベンゾジアゼピン系薬剤の特徴 ベンゾジアゼピン系薬剤の特徴として、催眠作用・抗不安作用・筋弛緩作用・抗痙攣作用などがある。 ⑥ 抗不安薬(minor tranquilizers)の乱用と依存 抗不安薬の乱用と依存のほとんどが医原性である。 ⑦ SSRI の特徴 抗不安薬以外の薬での治療の可能性。 ⑧ まとめ 第7回 認知症 ねらい 認知症についての解釈を学び、認知症状態を呈する疾患の鑑別ならびに認知症の治療法のポイントと早期診断 法について知ること。 必須理解事項 ① 認知症の定義 真の認知症を理解し、早期の認知症を発見したり認知症状態を呈する疾患の中から治療可能なものを鑑別し たりする上で必要である。 ② 認知症状態を呈する疾患 認知症状態は認知症以外の疾患でも見られ、これらを早期に鑑別することで治療が可能になるものがあり、 予後にも影響する。 ③ 認知症評価の簡単な心理検査 知能の低下を見るために多種の簡易スケールが開発されて使用されているが、この中で最もよく用いられて いる方法を施行する。 第8回 精神科デイケア ねらい デイケア参加の体験を通して、慢性精神障害患者の精神科リハビリテーションの意義と地域におけるケアや社 会復帰活動の基本的な考え方を十分に理解すること。 必須理解事項 ① デイケア治療の意義 統合失調症などの代表的な病気は、「疾患と障害の併存」であること。したがって、デイケアなど精神科リ ハビリテーションは薬物療法と並んで重要であること。 ② 実行委員会制の理解とメンバーへの対応の仕方の基本的理解と実践 将来の社会参加・社会復帰を考えた上で、個別アセスメント結果と長・短期個人目標に従って対応するべき こと。保護的なケアだけではなく、自主的行動を支えることで、現状についての理解と対処を可能にしていく ことが、有効であること。 ― ― 87 第5学年 持ち越し効果や、健忘、反跳現象などに注意する必要がある。 ③ SST の流れと基本理論の理解 SST(社会生活技能訓練)は「認知行動療法」の理論に基づいており、精神科リハビリテーションにおいて 非常に効果があること。その流れ(方法)は、集団力動を使い、多くの対応法の中から自己決定すること、そ して守られた空間の中での実践練習を含んでおり、自信を持って実際に取り組めるよう工夫されていること。 第9回 腰椎穿刺シミュレータ実習 ねらい 精神科において腰椎穿刺(髄液検査)が必要となるのはどのような場合かを理解し、腰椎穿刺の手技を Simulator を用いて実践する。 必須理解事項 ① 腰椎穿刺の適応と禁忌を理解する。 ② 腰椎穿刺の実際の方法を理解する。 ③ 精神科における腰椎穿刺の有用性を理解する。 授 業 計 画 平成22年度、BSL プライマリーコース・セミナーの予定 第1回 予診のとり方 小林 第2回 PANSS 竹内 第3回 心理検査概説と心理テスト 高橋 第4回 Hamilton Rating Scale for Depression (HRSD または HAM-D;ハミルトンうつ病評価尺度) 増子 第5回 てんかんの臨床 管 第6回 不眠とその治療 矢部 第7回 認知症の理解 小林 第8回 精神科デイケア 高橋 第9回 腰椎穿刺シミュレータ実習 和田 担当教員一覧 教員氏名 職 丹 羽 真 一 教 矢 部 博 興 准 増 子 博 文 所 属 授 神経精神医学講座 授 神経精神医学講座 講 師 神経精神医学講座 境 洋二郎 助 教 神経精神医学講座 小 林 直 人 助 教 神経精神医学講座 和 田 明 助 教 神経精神医学講座 高 橋 高 人 助 教 神経精神医学講座 管 る み 非常勤講師 神経精神医学講座 田 子 久 夫 非常勤講師 神経精神医学講座 竹 内 賢 非常勤講師 神経精神医学講座 教 ― ― 88 備 考 授 業 科 目 科 目 名 放 射 線 医 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 宍戸 文男 BSL プライマリーコースの実習は、画像診断と放射線治療の現場での少人数による講義や実習をとおして、画像 診断や放射線治療に関する論理的思考法を学び、経験する。また、画像を含めた患者の臨床情報を理解し、他の医療 スタッフに的確に伝達できる能力を習得する。患者に対する説明を行う場合の、態度、技能についても習得してほしい。 学 習 目 標 一般目標 医療スタッフとともに、画像診断、放射線治療、などの診療行為に参加するために必要な、知識、態度、 技能、について学習する。 行動目標 ① 胸部X線写真の異常所見を指摘し、可能性のある患者を列挙できる。 ② 脳 CT および MRI の異常所見を指摘し、可能性のある疾患を列挙できる。 ③ 肺癌患者の胸部 CT の異常所見を指摘し、鑑別すべき疾患を列挙できる。 ④ 肺癌の病期分類を理解し、必要な検査を適切な順に指摘できる。 ⑤ 悪性リンパ腫の診断と治療を理解し、説明できる。 ⑥ 食道癌の診断と治療を理解し、説明できる。 ⑦ 転移性骨腫瘍の診断と治療を理解し、説明できる。 ⑧ 放射線治療法を理解し、その適応を説明できる。 テ キ ス ト 放射線医学実習書 東北大学出版会 2001 参 考 書 評 価 方 法 実習最終日の午後に、15分程度の時間で症例の報告をしていただく。その内容を含めて総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 放射線診断では、内科診断学に関する知識をまとめておかないと、画像診断を行う思考法を活用できなくなるし、 放射線治療では、腫瘍に関する知識を整理しておかないと、最適な放射線治療の選択ができない。従って、放射線医 学 BSL プライマリーコースにおいては、第4学年で受けた放射線医学の講義内容ばかりでなく、内科診断学に関す る知識、腫瘍に関する知識などをまとめてから、放射線医学の実習に臨んでほしい。 実 習 計 画 月 8:20AM 9:00AM 火 *1 水 木 金 カンファランス カンファランス カンファランス カンファランス カンファランス 病棟 Conf. 病棟 Conf. 病棟 Conf. 病棟 Conf. 病棟 Conf. オリエンテーション 教授回診 病棟 Conf. 10階西病棟 病棟実習 (各担当医) 病棟実習 (各担当医) 病棟実習 (各担当医) (宮崎) 11:00AM [MRI] [放射線治療] [正常解剖・CT] [放射線治療] 病棟 Conf. 病棟 Conf. 病棟 Conf. 病棟 Conf. (長谷川) (海老) (鴫原) ― ― 89 (湯川) 第5学年 概要/方針等 月 火 水 木 金 [総括] 症例発表 病棟 Conf. (宍戸) *2 0:00PM [昼食会] 放射線科医局 第1研究室(宍戸) 1:00PM 1:30PM [腹部 CT] 病棟 Conf. (爲田) [IVR] 病棟 Conf. (宮崎) [神経放射線] 病棟 Conf. (宍戸) [核医学] 病棟 Conf. (石井) 3:00PM [Dynamic CT, 3D-CT] 病棟 Conf. (橋本) [胸部 CT] 病棟 Conf. (佐久間) [超音波] 放射線科外来 (戸嶋) [放射線治療] HE 治療棟 (佐藤) *1:毎朝8時20分より、10階西病棟カンファランスルームにて朝カンファランスを行います。 時刻までに集合してください。 遅刻、欠席の際は必ず連絡を入れてください。10階西病棟(内線3305)まで。 *2:火曜日は12:00に研究棟3階放射線科医局 第1研究室に集合してください。昼食会があります。 講義は出張の関係で変更があります。当日朝のカンファレンスにて確認してください。 特に変更ない場合、それぞれの時刻までに上記記載の場所に集合してください。 集 合 場 所: 病棟 Conf.:病院10階西病棟カンファランスルーム 第1研究室:臨床医学系研究棟3階放射線医学講座第1研究室 放射線部 Conf.:病院1階放射線部カンファランスルーム 外来:病院1階放射線科外来 H.E. 治療棟:病院1階高エネルギー放射線治療棟 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 宍 戸 文 男 教 授 放 射 線 科 橋 本 直 人 講 師 放 射 線 科 佐 藤 久 志 助 教 放 射 線 科 宮 崎 真 助 手 放 射 線 科 長谷川 靖 助 手 放 射 線 科 爲 田 忠 信 助 手 放 射 線 科 石 井 士 朗 助 手 放 射 線 科 湯 川 亜 美 助 手 放 射 線 科 海 老 潤 子 病院助手 放 射 線 科 鴫 原 武 志 病院助手 放 射 線 科 佐久間 光太郎 病院助手 放 射 線 科 宮 嶋 正 之 後期研修医 放 射 線 科 菊 池 賢 後期研修医 放 射 線 科 中 島 大 後期研修医 放 射 線 科 ― ― 90 備 考 授 業 科 目 科 目 名 麻 酔 科 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 村川 雅洋 麻酔科では、麻酔、集中治療、ペインクリニック、ならびに緩和医療など幅広い知識と技術が要求される広範囲の 診療分野の疾病に共通する臓器・組織機能の恒常性の破綻と疼痛の病態生理を理解し、その上でこれらに対処する手 法を学ぶ。 麻酔実習(3日)では、スキルラボ・手術室で全身麻酔・気道確保のシミュレーションを行い、指導医の指導・監 督のもとに、担当医とともに術前訪問、診察、評価、麻酔計画の立案、バイタルサインのチェック、麻酔記録の記載、 術後訪問などを行う。また、指導医の指導・監督のもとに、気道確保、人工呼吸、血管確保などを行う。 集中治療実習(1日)では、指導医の指導・監督のもとに、入室中重症患者のバイタルサインのチェック、カルテ の記載、治療計画の立案を行う。 緩和医療・ペインクリニック実習(1日)では、指導医の指導・監督のもとに、癌性疼痛患者、難治性疼痛患者の 診察、治療を見学、介助する。 学 習 目 標 一般目標 手術侵襲や各種の疼痛疾患ならびに急性臓器機能不全に対応できる知識及び技能を身につけるため、麻酔 科学・集中治療医学の基本を理解する。 行動目標 ① 吸入麻酔薬、静脈麻酔薬、筋弛緩薬の基本的な投与法を説明できる。 ② 気道確保の基本的な方法について説明できる。 ③ 硬膜外・脊髄くも膜下麻酔法について基本的な説明ができる。 ④ 基本的な術後鎮痛法を説明できる。 ⑤ 帯状疱疹、三叉神経痛の診断及び治療について基本的な説明ができる。 ⑥ 緩和医療の柱となる4つのケアを説明できる。 ⑦ 癌性疼痛に対する WHO 方式を説明できる。 ⑧ 人工呼吸器の基本的な使用法を説明できる。 ⑨ 輸液療法について基本的な説明ができる。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 1.「知らないと危ない麻酔の話」フランク・スウィニー著(2005)瀬尾憲正監訳、講談社+α新書 2.「がん患者の訴える痛みの治療:緩和ケアにおける Total Pain への対応」(2001)山室誠編、真興交易医書出版部 評 価 方 法 ポートフォリオ、出席・実習態度等を含め、総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.麻酔・集中治療中の患者は常に生命の危機に瀕しているといっても過言ではない。また、術前・術後の診療及び ペインクリニックにおいては、患者の精神的なケアも重要である。したがって、患者・家族に接する場合は、必ず 担当教官の許可を得て、教官の指導のもとに実習を行う。 2.患者および付添者の対応には最善を払い、態度や言葉遣いには注意する。 ― ― 91 第5学年 概要/方針等 3.学習者が主体的な思考に基づき知識・技術を習得することを原則とする。 4.医療スタッフととも積極的に治療チームに加わる。 5.限られた期間内で経験できなかった病態、疾患については、自主的勉学を行い習得する。 6.通常、前週の金曜日に各自の予定を配布し、オリエンテーションを行う。 授 業 計 画 実 習 内 容 午前 月 午後 午前 火 午後 水 午前 午後 木 午前 午後 午前 金 午後 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療・ペインクリニック実習(担当教官) 15:00 集中治療セミナー(飯田) 16:00 ペインクリニックセミナー(中川) 18:00 抄読会 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 緩和医療実習・セミナー(佐藤) 13:00 緩和医療実習(佐藤) 16:00 全身麻酔シミュレーション(根本) 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療、ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療、ペインクリニック実習(担当教官) 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療、ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療、ペインクリニック実習(担当教官) 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療、ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療、ペインクリニック実習(担当教官) 15:00 まとめ(五十洲) 担当教員一覧 教員氏名 職 村 川 雅 洋 病 院 長 福島県立医科大学附属病院 所 属 五十洲 剛 講 師 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 佐 藤 薫 学内講師 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 赤 津 賢 彦 助 教 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 中 川 雅 之 助 手 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 飯 田 祐 司 助 教 福島県立医科大学附属病院集中治療部 根 本 千 秋 助 教 福島県立医科大学附属病院集中治療部 高 橋 晋一郎 助 教 福島県立医科大学附属病院集中治療部 ― ― 92 備 考 授 業 科 目 科 目 名 救 急 医 学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 田勢長一郎 救急科では、救命救急センターにおいて1週間救急患者に直接接しながら、臨床実習を行う。この中で、救急医療 においては疾患の多様性、時間的経過、局所のみにとらわれない全体像の把握の重要性などを認識する。また、救急 疾患の緊急的管理の基本的、最低限の知識・技術の習得なども目標とする。バイタルサインの適正な評価、基本的な 呼吸・循環管理、静脈の確保、気管挿管などこれからの医師にとり必須の初期救急処置法も実習させる。 学 習 目 標 『救急概論・重症救急疾患』 一般目標 ① 救急症例を経験し、緊急に対応すべき疾患の病態、診断と治療を学ぶ。 ② 迅速かつ適切な心肺蘇生を習得する。 ③ 救急医療体制(ドクターヘリを含む)を理解する。 行動目標 ① 初期救急病態を鑑別し、初期治療を介助できる。 ② 救急疾患の緊急度・重症度を理解できる。 ③ 外傷の処置を介助できる。 ④ 心停止患者に対し、直接心肺蘇生法を介助できる。 ⑤ 救急車に同乗し、病院外救護体制を理解し、緊急医療を介助できる。 ⑥ 救急医療体制(ドクターヘリを含む)を説明できる。 テ キ ス ト 特に指定しない。 参 考 書 日本救急医学会監修:標準救急医学 医学書院 改訂外傷初期診療ガイドライン へるす出版 AHA 心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2005 Schwartz GR: Emergency Medicine, 4th Edition. Williams & Wilkins Irwin RS, et al: Intensive Care Medicine, 4th Edition. Lippincott-Raven 評 価 方 法 口頭試験のほか、出席・レポート・実習態度等を含め、総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.救急患者および付添者の対応には最善を払い、態度や言葉遣いには注意する。 2.学習者が主体的な思考に基づき知識・技術を習得することを原則とする。 3.医療スタッフとともに積極的に治療チームに加わり、学習者として最大限現場体験をつむこと。 4.救急患者は夜間・休祭日に多いため、夕方・夜間でも積極的に実習に参加し、臨床実習の成果をあげる。 5.各疾患・病態に対し学生同士討議を行い、必要に応じ教官と議論を行い問題を解決する。 6.限られた期間内で経験できなかった病態、疾患については、自主的勉学を行い習得する。 7.開始時間までに4階救命救急センターカンファランス室に集合すること。 時間厳守 ― ― 93 第5学年 概要/方法等 授 業 計 画 曜日 午 前 午 後 夕方以降 8:00 当直報告 月 オリエンテーション(池上) 救急蘇生法実習(塚田、他) 火 8:00 当直報告 11:00~23:00 救急車同乗実習 当直(2名) 水 8:00 当直報告 当直(2名) 木 8:00 当直報告 当直(2名) 金 8:00 当直報告 16:00 まとめ、総括 (田勢、島田、池上) 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 田 勢 長一郎 准 教 授 福島県立医科大学附属病院救急科 島 田 二 郎 講 師 福島県立医科大学附属病院救急科 池 上 之 浩 講 師 福島県立医科大学附属病院救急科 長谷川 有 史 助 教 福島県立医科大学附属病院救急科 塚 田 泰 彦 助 教 福島県立医科大学附属病院救急科 ― ― 94 備 考 授 業 科 目 科 目 名 歯科口腔外科学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 長谷川 博 4年次の系統講義に対する補講を主とし、一部実習を加える。 学 習 目 標 一般目標 顎口腔・歯ならびに隣接組織に現れる先天性および後天性疾患について、その原因、病態生理と症状、診 断と治療法を理解する。 行動目標 ① 顎顔面、口腔領域の外傷の病態と治療法を理解する。顎骨骨折の整復法、顎間固定法を模型で習得 する。 ② 歯科カルテ上の歯式、診断名の記入法、歯科的検査法を理解する。 ③ う蝕、歯周炎に対する歯科治療や抜歯などの小手術を理解する。 参 考 書 評 価 方 法 授業の評価は平常点、レポート、試験その他の方法により総合的に判定される。 その他/学習上の留意事項(メッセージ等) 1.隔週第1週の歯科口腔外科・輸血免疫学部・薬剤部のうち、歯科口腔外科は火曜9時に歯科口腔外科医局に集合 する(時間厳守)。 臨床実習計画 プ ラ イ マ リ ー コ ー ス 火 午 前 9:00→12:00 歯科口腔外科学に関して、tutorial system で講義・実習(長谷川・菅野・佐久間) ― ― 95 第5学年 概要/方針等 授 業 科 目 科 目 名 臨床検査医学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) ※別途、周知します。 ― ― 96 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 金光 敬二 授 業 科 目 科 目 名 病理診断科(病理病態診断学講座) 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 阿部 正文 病理部では、患者の診療に直接関わる生検および手術摘出材料による組織診断、術中迅速診断、細胞診断等の通常 検査業務とともに、患者の死因や疾患本態の解明、治療効果を評価するための病理解剖業務を行っている。本コース では、病理部日常業務の実習を通し、病理診断が最終診断であること、診断結果が各診療科にフィードバックされる ことで患者の診療方針が大きく変わり得ること、さらに治療効果と予後の推定、手術における切除範囲の決定や術式 の変更に深く関わることなど、臨床との密接な関連について理解することを目標とする。加えて、病理検体の肉眼的・ 細胞組織学的所見を的確に捉えることの重要性を認識し、必要となる検討項目(特殊染色、免疫染色、電子顕微鏡、 遺伝子学的検討他)を適宜追加することにより、最終的な病理診断へと導くプロセスを理解する。実習終了時には、 症例ごとの重要な肉眼所見および組織学的所見、および臨床側が求めている問題点について考察・説明できることが 望まれる。 学 習 目 標 一般目標 病理部における通常検査業務・解剖業務の見学、症例の肉眼的・細胞組織学的観察およびこれらの症例提 示を通じ、病理診断の重要性ならびに臨床科に果たす役割を理解する。 行動目標 ① 病理組織検査、細胞診検査、迅速組織診断の意義を説明できる。 ② 組織診・細胞診プレパラートの作製法および主な特殊染色法の意義を説明できる。 ③ 生検標本、手術標本、剖検例の組織学的所見を提示・説明し、簡潔にまとめることができる。 ④ 臨床プロトコルをもとに、患者の経過や検査の異常値を説明できる。 ⑤ 臨床側の問題点を病理学的所見から考察し、解決することができる。 評 価 方 法 出席日数と発表等を含め総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の注意 1.臨床プロトコール、剖検および生検プロトコールから知り得た患者の情報は守秘する義務がある。 2.問題に基づいた自己方向付け学習法を目標としているので、主体的な思考と積極的な学習態度が必要である。 授業日、時間および内容 曜日 月 火 水 木 金 午 前 午 後 オリエンテーション 病理学的検査法 細胞診と術中迅速診断 症例検討 PM 4:00~ 症例検討会 症例検討、術中迅速診断 合同切り出し(婦人科) PM 4:00~ 症例検討会 症例検討、術中迅速診断 PM 4:00~ 症例検討会 症例検討、術中迅速診断 合同切り出し(肝胆膵、泌尿器) PM 4:00~ 症例検討会 症例検討、術中迅速診断 合同切り出し(乳腺外科) 合同切り出し(消化器外科) PM 4:00~ 症例検討会 実習のまとめ 病理解剖がある場合には、随時見学あるいは解剖実習に入ること。 (附属病院地下1階、病理解剖室) ― ― 97 第5学年 概要/方針等 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 阿 部 正 文 教 授 病理病態診断学講座(病理診断科) 北 條 洋 准 教 授 病理病態診断学講座(病理診断科) 田 㟢 和 洋 准 教 授 病理病態診断学講座(病理診断科) 橋 本 優 子 講 師 病理病態診断学講座(病理診断科) 鈴 木 理 学内講師 病理病態診断学講座(病理診断科) 田 中 学 助 病理病態診断学講座(病理診断科) 教 ― ― 98 備 考 授 業 科 目 科 目 名 輸血・移植免疫学 細目又はテーマ BSL プライマリーコース/病理標本示説 (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 大戸 斉 輸血の血液型判定の誤りは、患者に重大な帰結をもたらす可能性があることを理解し、正確な血液型判定技術を自 らが実習にて習得する。併せて輸血・移植免疫部における血液型判定と交差適合試験、さらに自己血貯血とアフェレー シスを見学し、その手技を理解する。 学 習 目 標 一般目標 輸血予定血液検体(シミュレーション)を用いて、血液型判定の技術を習得する。 行動目標 ① 抗A、抗B血清を正しく理解する。 ② ABO 血液型が正しく判定できる。 ③ RhD 血液型を正しく理解する。 ④ 不規則抗体の概念を理解する。 ⑤ 交差適合試験を正しく理解できる。 ⑥ 自己血貯血の適応や手技などを理解できる。 ⑦ アフェレーシスの原理や手技などを理解できる。 ⑧ 輸血の安全性を確保するドナー問診や検査項目を説明できる。 テ キ ス ト 特に指定しない。 参 考 書 輸血学(改訂第3版)(中外医学社)遠山博、大戸斉編著 評 価 方 法 受講の態度、レポートなどにより総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.血液型判定(特に ABO)は必ず覚え込むという強い自覚を持って学習すること。 2.自主的な学習態度により、未知なこと、理解できないことは放置せず、質問や文献検索で解決する。 授 業 計 画 曜日 時 間 場 所 項 目 内容(キーワード等) ゲノタイプ室 火 (病院棟2階、検査・ 13:30-16:30 (または水) 病理カンファランス 室の向かいの部屋) 血液型判定 ABO 血液型 抗A、抗B血清 水 8:30-12:00 (または火) 輸血・移植免疫部 自己血貯血 交差適合試験 自己血、不規則抗体 水 13:30-16:00 (または火) 福島県赤十字血液セ ンター 問診、成分採血、製造 ドナー、GMP 担当教員 交代で担当 大戸 斉 (補助 Alain Ngoma) 坪井 正碩 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 大 戸 斉 教 授 菅 野 隆 浩 准 授 輸血・移植免疫部 Kenneth Nollet 特任教授 輸血・移植免疫部 坪 井 正 碩 非常勤講師 福島県赤十字血液センター 教 備 考 輸血・移植免疫部 ― ― 99 所長 第5学年 概要/方針等 授 業 科 目 科 目 名 臨 床 薬 理 学 (コ ー ス 名) 細目又はテーマ (ユニット名) 開講年次等 5年通年 (第二週目の月曜日 と金曜日) BSL プライマリーコース 必修・選択の別 担当責任者 必修 白坂 正良 概要/方針等 薬物療法を行うにあたり、医薬品適正使用および医療事故防止のために、処方せんの正しい書き方の演習、処方根 拠となる医薬品情報の収集・分析・評価の演習を行う。主に仮想患者の患者要因に対応して処方を組み立てる際、最 も効果的かつ安全に投与するための情報を海外文献を含めて収集し、分析、評価等を行い、投与薬剤・投与方法・投 与量等を確定して処方を決定するとともに、実際に処方せんを書く。また、チーム医療としての薬剤師の業務を理解 する一助として、薬剤部見学を行う。 学 習 目 標 一般目標 医薬品を適正に処方することができるためのスキルを身に付ける。 行動目標 ① 医薬品情報を収集し、分析および評価を基に適切な医薬品を選択できる。 ② 各薬剤の薬理作用を理解し、適切な併用薬物療法を構築できる。 ③ 処方せんを具体的かつ正確に記載することができる。 ④ 処方せんに対する問い合わせ(疑義照会)に適切に対応できる。 テ キ ス ト 特に指定しない。 参 考 書 研修医・医学生のためのくすりマニュアル-安全な薬物療法のために- 伊賀立二編 南江堂 スキルアップのための添付文書自由自在 中原保裕、福神㈱医薬情報グループ著 南山堂 疾患からみた臨床薬理学 改訂2版 大橋京一、藤村昭夫編集 じほう 臨床薬理学 第2版 日本臨床薬理学会編 医学書院 くすりの相互作用としくみ 杉山正康編著 医歯薬出版㈱ 医薬品情報学【第3版】山崎幹夫監修 東京大学出版会 論文を正しく読み書くためのやさしい統計学 中村好一編 ㈱診断と治療社 評 価 方 法 出席日数、処方せんの書き方、レポート内容およびその発表と学生間での討論内容により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 1.自主的に討論を実施すること。 2.薬剤部の業務等により、時間等を変更する場合がある。 ― ― 100 臨床実習計画 回数 月 日 第1週 1 午前 担当者※ 9:00 オリエンテーション 9:20 処方せんの書き方(講義・演習)/処方オーダー入力演習 白坂 正良 午後 ① 投与候補医薬品の情報を収集・分析・評価 白坂 正良 ② 投与薬剤、投与量、投与方法を決定し処方を構築 ③ 処方せん作成 3 午前 金 4 午後 9:00~ ③の処方せんに対する討論/処方オーダー入力演習 鳥羽 衛 10:30~ ①および②のレポートの発表と討論⑴ 14:00~ ①および②のレポートの発表と討論⑵ 鳥羽 衛 15:30~ 薬剤部内見学(調剤の実際) ※担当者が急用により不在の場合は、交代する場合がある。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 白 坂 正 良 講 師 公立大学法人福島県立医科大学附属病院 薬剤部長 鳥 羽 衛 助 手 公立大学法人福島県立医科大学附属病院 専門薬剤技師 ― ― 101 第5学年 14:00 仮想患者に対する処方を決定し下記項目のレポートを作成する。 月 2 プ ラ イ マ リ ー コ ー ス 授 業 科 目 科 目 名 地域・家庭医療 細目又はテーマ BSL プライマリーコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 5年通年 必修 葛西 龍樹 概要/方針等 地域・家庭医療が実際に行われているクリニックとその地域を舞台に、外来診療と訪問診療を体験する1日コース の実習です。実際の診療場面を模したロールプレイとそのビデオ・レビューで家庭医の外来診療に必要なアクティブ・ リスニングに基づいた医療面接を学び、診療現場での問題を解決するために情報収集と批判的吟味を含めた効率的な ケアを学び、訪問診療に同行して地域を基盤とした包括ケアを学びます。 学 習 目 標 一般目標 「家庭医療」の専門性がどのように地域の現場で適用されているかを理解する。 行動目標 ① 地域・家庭医療についての自分の興味・関心を述べることができる。 ② 臨床場面のシナリオに従ってロールプレイができる。 ③ ロールプレイの自己評価ができる。 ④ 診療現場での問題解決のために情報収集と批判的吟味ができる。 ⑤ ④で得た情報を取捨選択して発表できる。 ⑥ 訪問診療に同行し、患者・家族の抱える問題を指導医と討議できる。 ⑦ 1日の実習を振り返ることができる。 テ キ ス ト 1.家庭医療 ~家庭医をめざす人・家庭医と働く人のために~ (ライフメディコム) 2.スタンダード家庭医療マニュアル (永井書店) 評 価 方 法 実習の評価は、実習態度、実習振り返り、その他の方法により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 4学年の時に講義で学んだ地域・家庭医療が実際に地域でどのように行われているかを理解する最初の機会です。 わずか1日ですが、多くの要素を楽しく学んでもらえるように工夫しています。地域・家庭医療に興味を持った人が さらに深く学べる機会を、6学年の BSL アドバンストコース「地域医療コース」として用意しています。興味を持っ て、積極的に学び続けて下さい。 臨床実習(BSL)計画 実習第2週目の木曜日8:30~17:00、保原中央クリニック家庭医療科と伊達市内の地域で、下記担当教員及び家 庭医療学専門医コースの後期研修医が担当して行います。スケジュールの概要は次の通りです。 ◦ 8:30 保原中央クリニック4階家庭医医療科に集合 ◦ 8:30~9:30 オリエンテーション(実習シート記入) ◦ 9:30~10:30 PBL(ロールプレイ、ビデオレビュー) ◦ 10:30~13:00 PBL(情報検索) ◦ 途中2回Q&Aセッションがあります。 ◦ 後期研修医の外来診療ビデオレビューを随時見学。 ◦ 13:00~14:00 昼食 ◦ 14:00~15:00 在宅ケア同行 ◦ 2班に分けて交互に訪問。残りの時間は PBL の発表準備。 ― ― 102 ◦ 15:30~16:30 PBL(発表・討論) ◦ 16:30~17:00 まとめ(振り返りシート記入) 担当教員一覧 職 所 属 備 考 葛 西 龍 樹 教 授 地域・家庭医療部 石 井 敦 助 教 地域・家庭医療部 田 中 啓 広 助 教 地域・家庭医療部 高 澤 奈緒美 助 手 地域・家庭医療部 (平成22年4月着任予定) イアン・グレッグソン 助 手 地域・家庭医療部 (平成22年4月着任予定) ― ― 103 第5学年 教員氏名 科目名をクリックすると該当ページにジャンプします。 第 ₆ 学 年 神経精神医学…………………………………151 内 科 学 Ⅰ……………………………………107 放射線医学……………………………………153 内 科 学 Ⅱ……………………………………110 麻 酔 科 学……………………………………155 内 科 学 Ⅲ……………………………………112 救 急 医 学……………………………………157 神経内科学……………………………………115 歯科口腔外科学………………………………159 呼吸器内科学…………………………………118 臨床検査医学…………………………………160 外 科 学 Ⅰ……………………………………120 病理診断科(病理病態診断学講座)………161 外 科 学 Ⅱ……………………………………123 輸血・移植免疫学……………………………162 脳神経外科学…………………………………126 臨床薬理学……………………………………163 整形外科学……………………………………129 地域医療コース 心臓血管外科学………………………………133 (県立会津総合病院)………………………165 形成外科学……………………………………135 (県立宮下病院・金山町国保診療所)……167 産科婦人科学…………………………………136 (県立南会津病院)…………………………168 小 児 科 学……………………………………138 (町立三春病院)……………………………169 眼 科 学……………………………………142 (只見町朝日診療所)………………………171 皮 膚 科 学……………………………………145 (かしま病院)………………………………172 泌尿器科学……………………………………147 (保原中央クリニック)……………………174 耳鼻咽喉科学…………………………………149 ― ― 105 第6学年 BSL アドバンストコース 授 業 科 目 科 目 名 内 科 学 Ⅰ 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 竹石 恭知 概要/方針等 基本的な医療面接、身体診察・バイタルサイン測定の習熟度を高め、循環器・血液内科はもとより内科全般の理解 を深める。アドバンストコースはクリニカルクラークシップと位置づけ、主治医グループ(2週間×2回)の一員と して病棟患者の診療を行い、グループミーティングや検査、診断、治療に積極的に参加する姿勢を身につける。また、 関連病院研修では当直も経験し内科の common disease の診療について経験する。 学 習 目 標 一般目標(GIO) 循環器内科、血液内科の診療における基本的な医療面接、身体診察法、検査法、診断法、治療法について の習熟度を高め、数多くの症例を通して主要な疾患についての理解を深める。 行動目標(SBO) ② 基本的身体診察、バイタルサインの測定を正確に行い評価できる。 ③ SOAP にしたがって診療録を的確に記載できる。 ④ 病的心音・心雑音を正しく鑑別できる。 ⑤ 12誘導心電図を正しく記録し読影できる。 ⑥ 基本的な心エコー・核医学・心臓カテーテル検査所見を評価できる。 ⑦ 血液学的検査所見を評価診断し、適切な化学療法について考察できる。 ⑧ 病態や治療による骨髄像の変化を評価できる。 ⑨ 主要な循環器および血液疾患の病態生理、診断法、治療計画を理解する。 ⑩ 患者の抱えるプロブレムリストについて対策を立案できる。 ⑪ チーム医療を意識して協調性と責任感を養う。 ⑫ 最新の診療に関するエビデンス(EBM)を検索し担当患者に適応できる。 テ キ ス ト Year note 内科・外科等編(MEDIC MEDIA 発行) 参 考 書 Braunwald’s Heart Disease (8th Edition, Saunders) Harrison’s Principles of Internal Medicine (16th Edition, McGraw Hill) Wintrobe’s Clinical Hematology (11th Edition, Williams & Wilkins) 評 価 方 法 担当入院グループによる診療の様子の評価、循環器・血液自己チェックテスト(筆記試験)、患者カルテ記載の様子、 口頭試問などによる。クリニカルクラークシップを念頭においており総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 実習上の留意事項 1.指導医の下に患者さんの状態に応じて真摯に診療にあたること。 2.担当患者の治療方針、病名の告知に関して主治医に予め状況をきいてから対応すること。 3.月曜日が祝日の際には火曜日朝8:00に10階東病棟に集合すること。 ― ― 107 第6学年 ① 担当患者を毎日診察し良好なコミュニケーションの下に必要な情報を得て上級医と討論できる。 4.時間厳守で行動すること。 5.病棟用上履きを用意し、手洗いに努めるなど院内感染防止を意識すること。 6.協力病院での1週間の実習を希望により行う。 臨 床 実 習 計 画(アドバンストコース) 午前 月 第 1 週 8:00 オリエンテーション(鈴木、野地) 13:00 病棟実習 18:00 心カテーテル・カンファランス 8:00 クリニカルカンファランス 総回診(竹石、斎藤、鈴木) 13:00 身体所見について(斎藤) 14:30 病棟実習 終日 8:30 病棟実習 午前 8:30 病棟実習 13:00 病棟実習 16:00 心エコー(小林) 8:30 病棟実習 午後 午前 火 午後 水 木 金 午後 終日 午前 月 午後 第 2 週 午前 火 木 金 第 3 週 火 水 木 金 8:30 病棟実習 13:00 病棟実習 18:00 心カテーテル・カンファランス 8:00 クリニカルカンファランス 総回診(竹石、斎藤、鈴木) 病棟実習 16:00 血液病学自己チェックテスト(小川) 終日 8:30 病棟実習 午前 8:30 病棟実習 午後 13:00 病棟実習 8:30 病棟実習 終日 午前 月 イチロー聴診・自主学習 13:00 午後 水 9:30-11:30 午後 午前 9:30-11:30 スキルラボ実習 8:30 病棟実習 13:00 病棟実習 18:00 心カテーテル・カンファランス 8:00 クリニカルカンファランス 総回診(竹石、斎藤、鈴木) 午後 13:00 病棟実習 終日 8:30 病棟実習 午前 8:30 病棟実習 午後 13:00 病棟実習 8:30 病棟実習 終日 9:30-11:30 スキルラボ実習 ― ― 108 午前 月 第 4 週 8:30 病棟実習 13:00 病棟実習 17:00 循環器病学自己チェックテスト(鈴木) 18:00 心カテカンファランス 8:00 クリニカルカンファランス 総回診(竹石、斎藤、鈴木) 13:00 病棟実習 15:00 血液病学自己チェックテスト(野地) 終日 8:30 病棟実習 午後 午前 火 午後 水 木 金 午前 8:30 病棟実習 午後 13:00 病棟実習 午前 8:30 病棟実習 午後 12:00 まとめの反省会(竹石、斎藤、鈴木) 担当教員一覧 職 所 属 竹 石 恭 知 教 石 橋 敏 幸 准 斎 藤 修 一 講 小 川 一 英 講 鈴 木 均 学内講師(助教) 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 中 里 和 彦 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 野 地 秀 義 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 大河原 浩 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 國 井 浩 行 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 杉 本 浩 一 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 神 山 美 之 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 小 林 淳 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 坂 本 信 雄 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 義 久 精 臣 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 松 本 勇 人 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 上 山 洋 徳 助 教 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 木 島 幹 博 客 員 講 師 星総合病院心臓病センター 清 野 義 胤 客 員 講 師 星総合病院心臓病センター 松 田 信 客 員 講 師 太田西ノ内病院 武 田 寛 人 客 員 講 師 太田西ノ内病院循環器センター 木 村 秀 夫 客 員 講 師 北福島医療センター 大和田 尊 之 客 員 講 師 福島赤十字病院 阿 部 之 彦 客 員 講 師 大原医療センター 斎 藤 富 義 客 員 講 師 白河厚生総合病院 佐 藤 雅 彦 客 員 講 師 公立相馬総合病院 教 授 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 授 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 師 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 師 福島県立医科大学医学部循環器・血液内科学講座 ― ― 109 備 考 第6学年 教員氏名 授 業 科 目 科 目 名 内 科 学 Ⅱ 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 大平 弘正 概要/方針等 アドバンスコースでは、病棟医グループの一員としてクリニカルクラークシップの実習、診療の介助および一部分 担などの実習を行うこととする。病棟では、グループの担当するすべての患者について、検査および治療計画の立案 について参加し、指導医のもとで診療録の作成をする。内科外来では指導医のもと患者の問診、診察をしてもらい今 後の検査、治療方針の作成についてディスカッションする。当科で行われている検査についてはその介助に参加して もらい、非侵襲的な検査であれば実際に体験してもらう。アドバンストコースでは実際の患者さんをより多く診ても らうことで自分のもっている知識との整合性をはかることとする。 学 習 目 標 一般目標 ① 多くの患者と接することで患者と医師の適切な人間関係を学びながら、多様な疾患に対する理解を深 める。 ② 文献を検索することで得られた最新の知見をもとに検査・治療計画を立案する方法を学ぶ。 行動目標 ① 医師としての基本的なマナーを身につける。 ② 基本的な内科の診察技術(問診、身体診察など)を身につける。 ③ 診察結果ならびに検査所見から正しい診断、鑑別診断にいたるプロセスを理解する。 ④ 消化器疾患の診断(画像診断を含む)、治療の基本を理解する。 ⑤ 消化器治療内視鏡(食道静脈瘤硬化療法、消化管出血止血術、粘膜切除術など)の基本を理解する。 ⑥ リウマチ・膠原病の診断、治療の基本を理解する。 ⑦ 症例を要領よくまとめプレゼンテーションし、診断、鑑別診断、問題点などについてディスカッショ ンする。 ⑧ 実習期間中行われる当科関連の学術研究会や学会にも参加し up to date な知識を得る。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 Harrison's Principles of Internal Medicine Textbook of Rheumatology 評 価 方 法 出席日数、レポート等により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.アドバンストコース学生は病棟医の一員に準じて扱われる。 2.患者は常に病気に対する不安があることを認識し、患者の立場で思いやりをもって接すること。患者の心のケア をいつも忘れないこと。 3.カンファランスではディスカッションに積極的に参加すること。 4.患者さんに不快感を与えないような清潔で端整な服装を望む。また言動や態度にも十分注意すること。 5.医療チームにおけるチームワークの重要性を学ぶこと。医療に関することや受け持ち患者について不明なことは そのままにしないで、教官や受け持ち医に積極的に質問し、理解しておくこと。 6.病状に関する患者からの質問に対しては、受け持ち医から解答してもらうこと。 7.受け持ち患者の疾患について、自主的に文献を調べること。 ― ― 110 臨床実習計画 曜日 時限 午前 月 午後 午前 火 午後 午前 水 午後 午前 木 午前 金 午後 2 W ・ 4 W 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 大腸内視鏡検査 9:00 大腸内視鏡検査 13:30 病棟実習 13:30 病棟実習 18:00 膠原病カンファランス 18:00 膠原病カンファランス 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 治療内視鏡検査 9:00 超音波内視鏡検査 13:30 治療内視鏡検査 13:30 治療内視鏡検査 15:30 准教授回診 15:30 准教授回診 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 内科新患予診 9:00 腹部血管造影検査 13:30 ERCP 検査 13:30 腹部血管造影検査 17:00 腹部血管造影検査カンファランス 17:00 腹部血管造影検査カンファランス 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 教授回診 9:00 教授回診 13:30 病棟実習 13:30 病棟実習 16:30 症例検討会 16:30 症例検討会 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 9:00 消化管X線検査 9:00 腹部超音波検査 13:30 病棟実習 13:30 病棟実習 15:00 シミュレーション実習 15:00 シミュレーション実習 17:00 内視鏡レヴュー 17:00 内視鏡レヴュー 担当教員一覧 教員氏名 職 大 平 弘 正 教 入 澤 篤 志 准 渡 辺 浩 志 小 林 浩 子 所 属 授 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 授 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 講 師 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 講 師 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 教 片 倉 響 子 学内講師 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 高 木 忠 之 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 岩 舘 治 代 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 高 橋 敦 史 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 阿 部 和 道 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 斎 藤 広 信 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 佐 藤 匡 記 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 鈴 木 良 麿 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 池 田 恒 彦 助 教 消化器・リウマチ膠原病内科学講座 小 原 勝 敏 准 教 授 内視鏡診療部 引 地 拓 人 助 内視鏡診療部 教 西間木 友 衛 非常勤講師 医療法人西間木医院 海 上 雅 光 非常勤講師 医療生協わたり病院 近 藤 祐一郎 非常勤講師 公立藤田総合病院 高 木 徹 非常勤講師 ク リ ニ ッ ク 21 黒 田 聖 仁 非常勤講師 福島赤十字病院 ― ― 111 備 考 第6学年 午後 1 W ・ 3 W 授 業 科 目 科 目 名 内 科 学 Ⅲ 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 渡辺 毅 概要/方針等 5年次のプライマリーコースの基礎のうえに、以下の点を追加、発展させる。 1.入院新患を初診から受け持つことで、診療の実践的対応能力を高める。 2.一般医療現場での実践面の知識、論理、技術の修得(関連病院実習) 3.各領域における最新、最良の医学知識、論理の修得(疾患のレビュー) 4.文献の検索法と科学的批判力の養成(ジャーナルクラブ) 5.医療チームリーダーとしての組織力(5年生の指導) 学 習 目 標 一般目標 ① 症例に対する実践によって、患者・医師関係の組み立て方、情報収集(問診、身体診察、検査)及び 情報の解釈、論理的思考に基づく臨床的問題解決の方法及び治療の原則を学ぶ。 ② 症例の問題に対する文献的考察を介して臨床研究能力を養う。 行動目標 ① 患者と人間関係の構築法、コミュニケーション技術を修得する。 ② 基本的医療技術(問診、身体診察)を修得する。 ③ POS 方式に基づく問題点の把握と問題解決計画作成と結果の評価ができる。 ④ 患者の疾患の背景にある病因と病態の把握ができる。 ⑤ 腎疾患の診断・治療の基本を理解する。 ⑥ 代謝・栄養学(糖尿病含む)・内分泌学の診断・治療の基本を理解する。 ⑦ 高血圧の診断、治療の基本を理解する。 ⑧ チーム医療の理解と他の医療スタッフとの関係を構築できる。 ⑨ 科学的情報収集法と情報(文献等)の評価法を修得する。 ⑩ 第1線医療現場の体験を通して、医師の役割を述べられる。 ⑪ 文献の批判的解釈に基づき、その結果を症例に適用できる。 ⑫ 臨床研究の意義、方法、解釈について理解する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 「Harrison's Principles of Internal Medicine」 評 価 方 法 実習の評価:出席日数+試問+レポートにより総合的に判定 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.患者への対応:患者は「病める弱者」との認識を持ち、思いやりを持って接すること。服装、態度、言葉遣いに 気をつけること。病状に関する患者からの質問には原則として解答しないこと。 2.クリニカルクラークシップの概念に基づき、教官、受け持ち医、他の医療スタッフとチームワークを形成する こと。 3.テユートリアルの考え方に基づき、グループ討論、学生同士教官と自由かつ自主的な議論を実施すること。 4.科学的思考、証拠(EBM)と倫理性を基本とした問題解決による問題解決型医療を実践すること。 5.自主的勉学態度によって未知なこと、理解できないことは自主的に質問、検索をしてその場で修得すること。 6.IT 時代の情報収集に必須な英語による医学用語を用いた訓練を、日常的に行うよう心掛ける。 7.時間厳守。 8.関連病院実習では各病院の責任者の指導に従うこと。往復の交通安全については気をつけてほしい。 ― ― 112 臨床実習計画 第1週 アドバンストコース 第3週 アドバンストコース 8:30 入退院報告 8:30 入退院報告 月 午前 9:00 オリエンテーション、1例目症例選定、 月 午前 9:00 病棟実習(担当助教)、2例目症例選 問診、診察 定(入院があれば随時) 午前 火 8:30 入退院報告 午前 9:00 外来新患診察実習(渡辺) 13:30~14:30 チャートカンファランス 火 午後 14:30~15:30 総回診 水 午後 14:30~15:30 総回診 18:30 医局臨床カンファランス(不定期) 8:30 入退院報告 9:00~11:00 セミナー 水 午後 15:00~ 糖尿病・内分泌・代謝カンファランス 8:30 入退院報告 午前 9:00 セミナー 病棟実習(担当助教) 木 金 木 13:00~15:00 プライマリーコースの中間試 験に参加(渡辺) アドバンストコース 火 8:30 症例プレゼンテーション(入退院報告) 9:00 外来新患診察実習(渡辺) 火 8:30 症例プレゼンテーション(入退院報告) 午前 9:00~11:00 セミナー 8:30 症例プレゼンテーション(入退院報告) 9:00~11:00 セミナー 13:00 糖尿病患者教育実習(佐藤、緑川、中嶋) 午後 15:00 病棟実習(担当助教) 15:00~ 糖尿病・内分泌・代謝カンファランス 8:30 症例プレゼンテーション 8:30 症例プレゼンテーション 木 13:00 プライマリーコースの試問(症例提示 と議論)の指導(渡辺) 午前 9:00 セミナー 病棟実習(担当助教) 午後 8:30 症例プレゼンテーション(入退院報告) 13:00 プライマリーコースの試問(症例提示 と議論)の指導(渡辺) 8:30 症例プレゼンテーション(入退院報告) 9:00~ 病棟実習(担当助教) 午前 11:00~12:00 プライマリーコースの指導 (症例総括)(渡辺) 13:00 午後:プライマリーコースの指導 (症例総括)(渡辺) 午後 9:00 外来新患診察実習(渡辺) 15:00~ 糖尿病・内分泌・代謝カンファランス 午前 9:00 セミナー 病棟実習(担当助教) 金 8:30 症例プレゼンテーション(入退院報告) 18:30 医局臨床カンファランス(不定期) 午後 15:00 病棟実習(担当助教) 午前 アドバンストコース 午後 14:30~15:30 総回診 13:00 糖尿病患者教育実習(佐藤、緑川、中嶋) 水 午後 13:00~15:00 プライマリーコースの中間試 験に参加(渡辺) 13:30~14:30 チャートカンファランス 18:30 医局臨床カンファランス(不定期) 木 9:00 病棟実習(担当助教) 午後 関連病院実習 午前 午後 14:30~15:30 総回診 水 8:30 入退院報告 8:30 症例プレゼンテーション 月 午前 病棟実習(担当助教) 9:00 セミナー 13:30~14:30 チャートカンファランス 午前 9:00~11:00 セミナー 午前 関連病院実習 第4週 8:30 症例プレゼンテーション 月 午前 Journal Club 演題選定 9:00 セミナー 午前 午後 金 午後 関連病院実習 8:30 入退院報告 午後 15:00~ 糖尿病・内分泌・代謝カンファランス 午前 午前 関連病院実習 第2週 午前 16:00~17:00 腎症例カンファランス(病棟 カンファランス室) ― ― 113 11:00~12:00 症例総括(1例目)と Journal Club 発表(渡辺) 13:00~15:00 午後:症例総括(1例目)と Journal Club 発表(渡辺) 金 15:00~16:00 腎組織カンファランス(二研、 旭、林、櫻井) 9:00~11:00 病棟実習(担当助教) 午後 15:00~16:00 腎組織カンファランス(二研、 旭、林、櫻井) 16:00~17:00 腎症例カンファランス(病棟 カンファランス室) 第6学年 午後 9:00 外来新患診察実習(渡辺) 13:30~14:30 チャートカンファランス 18:30 医局臨床カンファランス(不定期) 午前 8:30 入退院報告 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 授 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 授 福島県立医科大学附属病院安全管理部(糖尿病・内 分泌代謝内科) 講 師 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 緑 川 早 苗 講 師 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 旭 浩 一 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 中 嶋 真 一 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 林 義 満 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 櫻 井 薫 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 長谷川 浩 司 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 工 藤 明 宏 助 教 福島県立医科大学医学部腎臓高血圧・糖尿病内分泌 代謝内科学講座 重 富 秀 一 臨床教授 非常勤講師 双葉厚生病院 佐 藤 衛 臨床教授 客員講師 非常勤講師 太田西ノ内病院 佐 藤 啓 二 臨床教授 客員講師 公立藤田総合病院 谷 牧 夫 臨床教授 客員講師 大原綜合病院 渡 部 良一郎 臨床教授 非常勤講師 竹田綜合病院 亘 理 裕 昭 臨床教授 大原医療センター 阪 上 通 明 客員講師 非常勤講師 蓬萊東クリニック 柳 沼 健 之 客員講師 社会保険二本松病院 渡 辺 毅 教 橋 本 重 厚 准 佐 藤 博 亮 教 ― ― 114 備 考 授 業 科 目 科 目 名 神 経 内 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 宇川 義一 概要/方針等 内科学における神経系疾患は非常に広範である。我々、神経内科医の関心領域は内科のみにとどまらず、救急医学、 脳神経外科、整形外科、神経精神科、心療内科、小児科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科などと接点を有する領域であ る。そして、大脳皮質疾患、間脳、脳幹、小脳、脊髄、末梢神経系、筋肉疾患が神経内科のカバーする領域である。 神経疾患を理解するためには、その基礎となるニューロサイエンス、特に神経解剖学、神経生理学的知識が必須であ る。このような基礎的知識を基盤として、神経疾患を学ぶことにより、神経疾患をより身近に感じられるようになる と思われる。 神経内科学の教育内容は以下に列記する。 神経症候学・神経局在診断学:これらは、神経疾患の部位診断を神経解剖学、生理学的理解を基に演繹するもので ある。神経疾患には場所的に局所的病変、びまん性病変、散在性病変、非対称病変があり、持続的病変、進行性病変、 一過性病変などがある。解剖局所診断学を活用して、これらの病態を理解することが重要である。第4学年、第5学 学 習 目 標 基本的な身体診察及び神経診察法を身につける。 ① 問診を適切にとり、記載できる。 ② 一般身体所見(理学的所見、血管雑音の聴取)、神経学的所見を系統立ててとることができる。 ③ 神経症候を正しく理解し、神経局在診断をすることができる。 ④ 眼底所見(直像鏡)をとり、評価することができる。 ⑤ 髄液所見の意味を理解することができる。 ⑥ 神経画像検査(頭部単純写真、脊椎単純写真、頭部 CT、頭部ヘリカル CT、頭部 MRI、頭頸部 MR アンギオ グラフィー、脊椎 MRI、脳血流シンチグラフィー等)の検査の意味を理解し、正常と異常の区別が出来る。 ⑦ 神経生理学的検査法(脳波、末梢神経伝導検査、筋電図、聴覚誘発電位検査、体性感覚誘発電位、視覚誘発電 位、磁気刺激検査等)の原理とデータの意味するところを理解する。 ⑧ 筋生検、神経生検の病理学的所見を理解できる。 ⑨ 意識障害の鑑別と治療方針が立てることができる。 ⑩ めまいの鑑別ができる。 ⑪ 脳脊髄血管障害の鑑別ができる。 ⑫ 髄膜炎、脳炎の鑑別ができる。 ⑬ 中枢神経系脱髄性疾患の鑑別ができる。 ⑭ 末梢神経疾患の鑑別ができる。 ⑮ 痴呆性疾患の鑑別ができる。 ⑯ 神経変性疾患の鑑別ができる。 ⑰ 筋疾患の鑑別ができる。 ⑱ 神経筋接合部疾患の鑑別ができる。 ⑲ 内科疾患に伴う神経系障害の診断ができる。 ⑳ 脊髄障害の高位診断を正確にすることができる。 脳死判定法を理解し、必要な検査を列記することができる。 治療可能な神経疾患を適切に鑑別し、治療方針をたてることができる。 ― ― 115 第6学年 年次に学んだ事項を臨床の現場でより深めていくことが重要である。 テ キ ス ト ○ The Chapters of Neurological Disorders, Cecil's Textbook of Internal Medicine, 23rd ed. 2007, WB Saunders Co. ○ The Chapters of Neurological Symptoms, Harrison's Principles of Internal Medicine, 16th ed. McGraw-Hill. これらは内科書として過去数十年間世界中で読まれてきているものであり、数年毎に改版されている。神経系の 内容は健全であり、up-to-date である。Cecil は各論が優れており、Harrison はむしろ総論的記述が良い。 ○ Adams and Victor's Principles of Neurology, RD Adams & M victor, 8th ed. 2005, McGraw-Hill. 本書は Harrison の著書による神経系疾患の章をより深めたものであり、神経学の教科書として程度は高く、優れ たものである。 ○ 平山惠造編 臨床神経内科学第5版 2006年 南山堂 最も新しい内容に改版された、詳しい教科書である。 ○ 水野美邦、栗原照幸編 標準神経病学 新しく再編された教科書 2000年 医学書院 ○ Correlative Neuroanatomy, Waxman, Stephen G, 23rd. 1996, Appleton-Lange 神経解剖からの機能、局在診断の方法を豊富な図によって解説したもので、研修医にいたる迄有用な参考書で ある。 ○ ベットサイドの神経の診かた 南山堂 評 価 方 法 評価方法:実習への出席、入院患者受け持ち症例のレポート発表及びそのまとめの提出により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習・実習上の参考事項 優秀な臨床医となるには、十分な医学的知識と総合的判断力が要求される。それにもまして、病めるものへの思い やりをもって診療する心を身につけることが必要である。 週間スケジュール 6 年 次 月 午前 午後 火 午前 9:00 ガイダンス(神経内科外来) 9:30 外来実習 13:00 病棟実習(神経所見の取り方の講義、入院患者紹介) 8:30 病棟回診 9:30 新患外来 午後 午前 病棟実習 8:30 午前 木 午後 午前 病棟実習 18:00 内科合同カンファランス(月1回) 8:30 病棟回診 10:00 症例検討会(神経内科病棟) 13:00 総回診 17:00 抄読会参加(第4ゼミナール) 8:30 病棟回診 病棟実習 金 午後 病棟回診 病棟実習 水 午後 実 習 内 容 実習最終日、レポート発表 17:00 脳神経外科ジョイントカンファランス(2週に1回) ― ― 116 隔週 希望によって、月、火、水、金曜日は、各教官の出張病院で外来実習も可能である。 概要・方針:5年次の BSL プライマリーコースの知識を基に、さらに積極的にかつ深く症例の理解につとめる。外来 では、教官と共に外来患者を診察し、各患者の罹患している疾患の病態、経過、診断へのプロセス、エビデンスに基 づいた治療法選択の意志決定過程を学ぶ。入院患者を主治医とともに1週間受け持ち、患者の罹患している疾患の病 態、経過、診断へのプロセス、エビデンスに基づいた治療法選択の意志決定過程を学ぶ。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 教 授 神経内科学講座 杉 浦 嘉 泰 准 教 授 神経内科学講座 榎 本 博 之 講 師 神経内科学講座 本 間 真 理 講 師 枡記念病院神経内科部長 非常勤講師 熊 巳 真 澄 講 師 松村総合病院神経内科診療部長 非常勤講師 斎 藤 直 史 講 師 大原綜合病院神経内科主任部長 非常勤講師 小 林 俊 輔 助 教 神経内科学講座 熊 谷 智 広 助 教 神経内科学講座 望 月 仁 志 助 教 神経内科学講座 榎 本 雪 助 教 神経内科学講座 星 明 彦 助 教 神経内科学講座 中 村 耕一郎 助 教 神経内科学講座 吉 原 章 王 助 手 神経内科学講座 守 谷 新 助 手 神経内科学講座 ― ― 117 第6学年 宇 川 義 一 授 業 科 目 科 目 名 呼吸器内科学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 棟方 充 概要/方針等 クリニカルクラークシップタイプの研修になります。指導医の監督のもと主治医として、研修医とともに新入院患 者や他の入院患者を受け持ち、問診、身体所見をとり、検査計画をたてて検査や治療を行う。実習期間中の講義にて、 実習期間中に役立つような呼吸機能のみかた、喀痰細菌学的検査、胸部 CT の読影の仕方、呼吸器疾患に対する血液 検査の選び方・解釈の仕方について実習する。実習の最後に担当患者の一例を症例検討会で発表し皆で検討する。外 来においては、1人で一人の患者を担当し、限られた時間内に患者の訴えを的確に把握し、正しい診断に結びつくよ うな問診や身体所見のとりかたを実習する。 学 習 目 標 一般目標 多くの症例を通して実践的に呼吸器疾患診断に必要な診断技術ならびに知識を習得し、個別の症例にあわ せて総合的に応用して、正しい鑑別診断及び治療計画を組み立てられるようになることを目標とする。 行動目標 ① 患者の悩みと問題点を的確に把握し、限られた時間内に疾患の診断に結びつく正しい診断ができる。 ② 胸部打聴診・腹部触診・神経学的診察・その他の身体所見を系統立てて行うことができる。 ③ 胸部X線・心電図・心エコーなどの読影ができる。 ④ 呼吸機能検査法を理解するとともに、その結果の解釈、患者への適応を決定できる。 ⑤ 問診・身体所見・基本検査所見から問題点を抽出し、これに基づいて鑑別診断確定のための特殊検査 の組み立てができる。 ⑥ 気管支鏡・気管支肺胞洗浄・気道過敏性検査などの特殊検査の概要を理解し、基本疾患については所 見を正しく採れる。 ⑦ 基本的疾患について、これらの情報から正しい診断を下し、患者の社会的状況をも考慮に入れた治療 計画を作成できる。 ⑧ 診断のプロセスを含めた病歴を正しく記載し、他医に症例の概要を説明することができる。 ⑨ これらの診断のプロセスを系統立てて発表し、鑑別診断や患者の問題点についての討論ができる。 テ キ ス ト 特になし 参 考 書 内科学 第2版:黒川 清、松沢裕次編集(文光堂) 内科学 第9版:上田英雄、武内重五郎編集(朝倉書店) 新臨床内科学 第8版:高久史麿他編(医学書院) Harrison's Principles of Internal Medicine. Mc-Graw Hill. Diagnosis of Diseases of the Chest. Fraser and Pare, WB Saunders. 評 価 方 法 出席日数、指導医の評価、実習態度、討論の仕方、内容、発表技術、試験 試問 レポート そ の 他(メッセージ等) 病棟に出入りする際には必ず白衣を着用すること。患者さんは、皆さんの先輩です。礼節をもって接すること。感 染疑いのあるゴミ(針、マスク、手袋)は決められた汚染物質の段ボール箱に捨てること。患者表などの書類は機密 文書のゴミとして処理すること。病棟カンファランスルームは飲食禁止です。 ― ― 118 臨 床 実 習 計 画(アドバンストコース) 〈1週目〉 曜日 時刻 9:00 月 火 ガイダンス 主治医への報告 病棟実習 ネーベン(外来) (棟方・石井-医局) 13:30 午後 検査見学(外来) 17:00 炎症カンファランス 病棟カンファランス 病棟実習 水 主治医への報告 ネーベン(外来) 木 主治医への報告 検査見学(外来) 病棟実習 金 主治医への報告 ネーベン(外来) SGT SGT 喀痰細菌検査 呼吸機能検査 (金沢-医局) (谷野-医局) 午後 病棟実習 検査見学(外来) 総回診 (検査部カンファラ 16:00~ ンス) 気管支鏡カンファ 癌カンファランス 症例検討会 (外来) フィルムカンファ ランス (検査部カンファラ (外来) ンス) 〈2週目〉 曜日 月 主治医への報告 ネーベン(外来) 火 主治医への報告 ネーベン(外来) 水 主治医への報告 ネーベン(外来) 13:30 午後 検査見学(外来) 病棟実習 午後 検査見学(外来) 17:00 炎症カンファランス 病棟カンファランス SGT 胸部 CT 読影 (松浦-医局) 木 主治医への報告 検査見学(外来) 病棟実習 総回診 (検査部カンファラ ンス) 金 主治医への報告 ネーベン(外来) 病棟実習 担当症例検討会 (石田-医局) 癌カンファランス 症例検討会 (外来) フィルムカンファ SGT (検査部カンファラ 血液検査 ンス) (海瀬-医局) 〈3・4週目〉 曜日 時刻 9:00 13:30 17:00 月 主治医への報告 ネーベン(外来) 火 主治医への報告 ネーベン(外来) 水 主治医への報告 ネーベン(外来) 午後 検査見学(外来) 病棟実習 午後 検査見学(外来) 炎症カンファランス 病棟カンファランス 癌カンファランス (外来) 総回診 (検査部カンファラ ンス) 症例検討会 金 主治医への報告 ネーベン(外来) 病棟実習 担当症例検討会 (棟方-医局、4週 目) フィルムカンファ (検査部カンファラ ンス) ※この他に、学外の医療機関での実習、見学がある。 SGT: small group teaching 担当教員一覧 教員氏名 棟 方 充 石 田 卓 谷 野 功 典 斎 藤 純 平 金 沢 賢 也 佐 藤 俊 大 島 謙 吾 石 井 妙 子 海 瀬 俊 治 松 浦 圭 文 鈴 木 信 行 木 主治医への報告 検査見学または病 棟実習 職 教 授 准 教 授 講 師 助 教 助 教 助 教 助 教 助 手 非常勤講師 非常勤講師 客員講師 所 属 福島県立医科大学呼吸器内科 福島県立医科大学呼吸器内科 福島県立医科大学呼吸器内科 福島県立医科大学呼吸器内科 福島県立医科大学呼吸器内科 福島県立医科大学呼吸器内科 福島県立医科大学呼吸器内科 福島県立医科大学呼吸器内科 大原綜合病院内科 太田西ノ内病院呼吸器科 鈴 木 医 院 ― ― 119 備 考 臨床腫瘍センター臨床教授 第6学年 時刻 9:00 授 業 科 目 科 目 名 外 科 学 Ⅰ 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 後藤 満一 概要/方針等 5年次のプライマリーコースの基礎の上に、以下の点を追加発展させる。 1.代表的外科疾患の手術経験(外部病院実習) 2.基本的外科手技の習得(大学病院実習。シミュレーション実習) 3.最新の医学知識の習得(英文抄読会) 4.移植実験の実際 5.チームリーダーとしての指導力(5年生の指導) 学 習 目 標 一般目標 ① 基本的外科疾患につき、治療としての外科処置を学ぶ。 行動目標 ① 関連病院の手術に参加、手洗いを行い第2助手をつとめることができる。 ② 胃癌、大腸癌、乳癌、甲状腺癌、胆石症、鼠径ヘルニア、急性中垂炎、肺癌、気胸の手術術式を見学、 そのおおまかな手順を説明できる。 ③ シミュレーション実習で縫合・結紮と CVC 穿刺を行うことができる。 ④ 手術において、皮膚縫合、体腔内結紮を行うことができる。 ⑤ 膵・膵島移植の動物実験を見学、基本手技を説明できる。 ⑥ 最新の英文文献を読み、抄読会においてその詳細を説明できる。 ⑦ サマーセミナーとして、アニマルラボでの手術操作の実施を行うことができる。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 DS NOW №1 小腸・結腸標準手術(メジカルビュー社) DS NOW №2 食道・胃外科標準手術(メジカルビュー社) DS NOW №3 肝・脾外科標準手術(メジカルビュー社) DS NOW №4 胆・膵外科標準手術(メジカルビュー社) DS NOW №5 直腸・肛門外科手術(メジカルビュー社) DS NOW №6 食道・胃外科手術(メジカルビュー社) DS NOW №7 肝・脾外科手術(メジカルビュー社) DS NOW №8 胆・膵外科手術(メジカルビュー社) 呼吸器外科手術書・改訂第5版(金芳堂) Operative Pediatric Surgery, Sixth Edition (Hodder Arnold) 評 価 方 法 実習の評価:出席日数・関連病院の実習レポート・抄読会 そ の 他(メッセージ等) 実習中の注意事項 1.5年次プライマリーコースの注意事項を参照。 2.特に関連病院実習では福島県立医科大学医学部の学生であることを自覚すること。 ― ― 120 3.関連病院実習中でも大学と連絡が取れるようにすること。 臨床実習計画 1)4週間の実習スケジュールは、各人の希望により、個別に対応する。 アドバンストコースの選択が決まり次第、臓器再生外科学生係(内線₂₃₃₄)へ連絡を取り、実習計画を立てる。 2)大学病院実習 朝8時までに7階西病棟カンファランス室に集合。 各人希望の臨床グループへ所属するが、グループの枠にこだわらず他の臨床グループの手術、処置等も自由に参 加する。 大学実習の間に各人指導責任者の指導を受け、抄読会発表の準備をする。 3)移植実験 スケジュールが合えば参加する。 4)最 終 日 1人約₁₀分で発表する。 外部病院実習の場合は早目に集合のこと。 5)病気等の都合により欠席する場合は必ず電話連絡をすること。 外部病院実習 1)済生会福島総合病院 所 在 地:福島市大森字下原田₂₅番地 電話番号:₀₂₄-₅₄₄-₅₁₇₁ 朝9時までに受付へ行き、医局へ案内してもらう。 手術のない日は患者回診や外来見学などを行う。 担 当:井上 仁、岡野 誠、三瓶光夫、星野 豊、郡司崇志 2)福島赤十字病院 所 在 地:福島市入江町₁₁-₃₁ 電話番号:₀₂₄-₅₃₄-₆₁₀₁ 月曜日朝8時に受付へ行き、医局へ案内してもらう。 手術のない日は患者回診や外来見学などを行う。 担 当:芳賀甚市、今野 修、大石明雄、菅野隆三、米地 敦ほか 3)福島労災病院 所 在 地:いわき市内郷綴町沼尻3 電話番号:₀₂₄₆-₂₆-₁₁₁₁ 実習開始前日・日曜日の夕方に病院窓口へ、宿舎の準備あり 担 当:武藤 淳、又吉一仁、宮澤正紹、添田暢俊、石井 恒ほか 4)米沢市立病院 所 在 地:米沢市相生町6-₃₆ 電話番号:₀₂₃₈-₂₂-₂₄₅₀ ― ― 121 第6学年 夕方に7階西カンファランス室において各人英語の論文を1編ずつ担当した抄読会を予定。 実習開始前日・日曜日の夕方にまたは月曜日朝8時に病院窓口へ、宿舎の準備あり 担 当:北村正敏、鈴木 謙、菅野博隆、佐藤直哉 5)総合南東北病院 所 在 地:郡山市八山田7-₁₁₅ 電話番号:₀₂₄-₉₃₄-₅₃₂₂ 月曜日朝8時に受付へ、1週間宿泊実習で宿舎あり、各人自分の名札、上履きを持参する。実習中にレポートを 提出する。 担 当:寺西 寧、高野祥直、藤生浩一、佐藤 直、樫村省吾、鈴木伸康ほか 6)公立藤田総合病院 所 在 地:伊達郡国見町大字塚野目字三本木₁₄ 電話番号:₀₂₄-₅₈₅-₂₁₂₁ 月曜日朝8時₄₅分に医局へ行き、寺島信也先生に連絡してもらう。 担 当:庄司光男、寺島信也、渡辺 智 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 後 藤 満 一 教 授 臓器再生外科学講座 木 暮 道 彦 講 師 臓器再生外科学講座 消化管グループ 大須賀 文 彦 助 教 臓器再生外科学講座 消化管グループ 大 谷 聡 助 教 臓器再生外科学講座 消化管グループ 佐 瀬 善一郎 助 教 臓器再生外科学講座 消化管グループ 土 屋 貴 男 講 師 臓器再生外科学講座 肝胆膵グループ 見 城 明 助 教 臓器再生外科学講座 肝胆膵グループ 穴 澤 貴 行 助 教 臓器再生外科学講座 肝胆膵グループ 鈴 木 弘 行 講 師 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 樋 口 光 徳 助 教 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 星 野 実 加 助 教 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 大 杉 純 助 教 臓器再生外科学講座 呼吸器グループ 伊 勢 一 哉 助 教 臓器再生外科学講座 小児グループ 山 下 方 俊 助 教 臓器再生外科学講座 小児クループ ― ― 122 授 業 科 目 科 目 名 外 科 学 Ⅱ 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 竹之下誠一 概要/方針等 5年次のプライマリーコースの基礎のうえに、以下の点を追加、発展させる。 1.関連病院実習を通して医療の実践面の知識、論理、技術を修得する。 2.最新、最良の医学知識、論理を修得する。 3.5年生の指導を通して医療チームリーダーとしての組織力を養成する。 学 習 目 標 一般目標 症例に対する実践を通して患者・医師関係を構築する。情報収集(問診、身体診察、画像診断、血液検査 等)、情報の解釈、論理的思考による臨床問題解決の方法及び外科的治療の原則を学ぶ。 行動目標 ① 患者との人間関係の構築法、コミュニケーション技術を習得する。 ② 基本的医療技術(問診、身体診察)を修得する。 ③ 各疾患における画像診断を修得する。 ⑤ 消化器系疾患の診断、治療の基本を理解する。 ⑥ 乳腺疾患の診断、治療の基本を理解する。 ⑦ 内分泌系疾患の診断、治療の基本を理解する。 ⑧ 悪性腫瘍の診断と進行度を把握し、適切な治療法を討論する ⑨ 患者の疾患の背景にある病因と病態の把握ができる。 ⑩ チーム医療の理解と他の医療スタッフとの関係を構築できる。 ⑪ 各疾患における手術法を理解する。 ⑫ 各疾患の術後経過を通してその合併症について理解する。 ⑬ 患者、医師間におけるインフォームドコンセントの重要性を理解する。 ⑭ 医療現場の体験を通して、医師の役割を述べられる。 ⑮ 文献の評価法を修得する。 ⑯ 臨床研究の意義、方法、解釈について理解する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 医学生のための外科学(南山堂)、外科学(朝倉書店) 標準外科学(医学書院)、外科臨床研修(へるす出版) 評 価 方 法 実習の評価:出席日数、実習ノート、その他により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.患者には思いやりを持って接し、服装、態度、言葉使いに気をつけること。 2.病状に関する患者からの質問には原則として回答しないこと。 3.時間厳守。 4.個人情報の取り扱いには十分に配慮すること。 ― ― 123 第6学年 ④ POS 方式に基づく問題点の把握と問題解決計画作成と結果の評価ができる。 臨床実習計画 学年 週 曜日 午前 5 1 月 火 8:30 水 8:15 木 金 8:30 8:15 8:30 オリエンテーション Clinical BSL Clinical Clinical 8:45 conference 検査見学 conference conference Clinical 9:15 外来見学 9:15 BSL conference 手術見学 手術見学 検査見学 9:15 (外来見学) (外来見学) (外来見学) 手術症例検討会 教授総回診 5 午後 BSL BSL BSL BSL BSL 午前 8:45 8:15 8:30 8:15 8:30 Clinical Clinical BSL Clinical Clinical conference conference 検査見学 conference conference 9:15 9:15 外来見学 9:15 BSL 教授総回診 手術見学 手術見学 検査見学 2 手術症例検討会 午後 (外来見学) BSL (外来見学) BSL BSL BSL (外来見学) 13:00 反省会 レポート提出 BSL *第1日目のオリエンテーションは臨床医学系研究棟2F器官制御外科学講座1研に集合して行う。 * Bed side learning(BSL)は各グループ担当教官のもと実習を行う。 担当教員一覧 教員氏名 職 院 所 属 竹之下 誠 一 病 長 器官制御外科学講座 鈴 木 眞 一 講 師 器官制御外科学講座 小 山 善 久 講 師 器官制御外科学講座 大 竹 徹 講 師 器官制御外科学講座 柴 田 昌 彦 教 授 腫瘍生体治療学講座 志 村 龍 男 准 教 授 腫瘍生体治療学講座 宮 園 浩 平 講師(非常勤) 東京大学大学院医学系研究科分子病理学講 座教授 桑 野 博 行 講師(非常勤) 群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科 学講座教授 萩 原 弘 一 講師(非常勤) 埼玉医科大学呼吸器内科学講座教授 渡 辺 文 明 講師(非常勤) 星総合病院外科外科部長 武 藤 昌 図 講師(非常勤) 土 屋 敦 雄 講師(非常勤) 福島第一病院副院長 金 沢 匡 司 講師(非常勤) 塙厚生病院外科 吉 田 典 行 講師(非常勤) 大原医療センター院長 関 川 浩 司 講師(非常勤) 川崎幸病院副院長 東レメディカル株式会社経営管理部門経営 企画室主席 ― ― 124 備 考 教員氏名 職 所 属 備 考 講師(非常勤) 北福島医療センター消化器疾患センター長 角 田 ますみ 講師(非常勤) 東邦大学医学部看護学科講師 横 田 淳 講師(客 員) 国立がんセンター研究所生物学部部長 円 谷 博 講師(客 員) 枡記念病院老健施設やまびこ苑施設長 安 藤 善 郎 講師(客 員) 京都逓信病院外科 秦 新 二 講師(客 員) シーボルト財団理事 有 壁 譲 講師(客 員) 社会保険二本松病院外科院長 浦 住 幸治郎 講師(客 員) 寿泉堂綜合病院外科部長 石 井 芳 正 講師(客 員) 太田西ノ内病院外科部長 島 貫 公 義 講師(客 員) 会津中央病院外科部長 星 野 正 美 講師(客 員) 大原綜合病院副院長 学外病院実習 片 方 直 人 講師(客 員) 星総合病院外科統括部長 学外病院実習 福 島 俊 彦 学 内 講 師 器官制御外科学講座 大 木 進 司 学 内 講 師 器官制御外科学講座 安 田 満 彦 助 教 器官制御外科学講座 中 村 泉 助 教 器官制御外科学講座 八 島 玲 助 教 器官制御外科学講座 鈴 木 聡 助 教 器官制御外科学講座 中 野 恵 一 助 教 器官制御外科学講座 渡 辺 久美子 助 教 器官制御外科学講座 斉 藤 勝 助 教 器官制御外科学講座 伊 藤 淳 助 教 器官制御外科学講座 ― ― 125 第6学年 井 上 典 夫 授 業 科 目 科 目 名 脳神経外科学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 齋藤 清 概要/方針等 大学病院では救急搬送患者を診察する機会が少ないため、BSL アドバンストコースの第1、2週目は、臨床研 修協力病院(福島赤十字病院、南東北福島病院、枡記念病院)にて第一線の脳神経外科臨床を実習する。第3、4週 目は大学病院において主治医の一人として入院患者を担当し、病歴聴取、神経所見チェック、画像診断を行い手術に 参加する。アドバンストコースでは、臨床研修協力病院と大学病院において、救急患者の搬入時から担当医とともに 診断や初期治療にあたるなど、より患者に密着した臨床実習を行う。 受け持ち患者の手術には必ず手洗いをして参加するが、その他にもできるだけ多くの手術に参加できるように配慮 するとともに、手術顕微鏡による血管吻合実験など学生諸君が積極的に参加できる体制をとっている。 学 習 目 標 一般目標 系統講義と BSL プライマリーコースの基礎の上に、脳神経外科で扱う疾患の診断・治療の基本を理解し、 より実践的な知識と手技の習得を目指す。 行動目標 ① 脳神経疾患を有する患者とコミュニケーション技術を習得する。 ② 神経解剖、神経生理、脳神経外科の知識を再確認し、患者の状態(意識障害や神経脱落症状、高次脳 機能障害)を的確に評価することができる。 ③ 画像所見を的確に指摘でき、基本的な診断と治療方針の決定をすることができる。 ④ 正確な医学用語を用いて基本的な診療録(神経学的所見の記載、画像所見の記載など)を作成するこ とができる。 ⑤ 術野にみえる神経や血管の名前を述べることができ、基本的な脳神経外科手術手技について説明する ことができる。 ⑥ 基本的な外科的手技を理解し、担当医の指導下に手技を行ったり、適切な介助を行うことができる。 ⑦ チーム医療を理解し、他の医療スタッフとの関係を構築できる。 参 考 書 標準脳神経外科学:山浦 晶、田中隆一、児玉南海雄(医学書院) ベッドサイドの神経の診かた:田崎義昭、斎藤佳雄(南山堂) 脳神経外科学:太田富雄、松谷雅生(金芳堂) 評 価 方 法 授業の評価は実習態度、欠席の有無等により総合的に判定する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.臨床は人間学であり、医学の内容もさることながら人間に対する真の思いやりとは何かを学んでほしい。 2.クリニカルクラークシップを実践し、主治医の一人として Bedside での実習を心掛けること。救急患者の診療に も参加すること。 3.教科書に書かれている一行を実際に行うために、どれだけの知識と労力が払われているかということを理解して ほしい。 4.実習中の疑問や質問はそのままにしないこと。担当医に積極的に質問したり、図書館、インターネットなどを駆 使して解決するように努めること。 5.時間を守ることは、社会人としてのマナーである。遅れる場合は連絡すること(内線2352)。また実習中の所在 ― ― 126 をはっきりさせ、常に連絡が取れるようにしておくこと。 6.関連実習病院では、各病院の指導責任者に従うこと。往復の交通安全については十分に注意すること。 臨床実習計画 第1、2週目 月 午前 ア ド バ ン ス ト コ ー ス 7:30 朝会終了後、関連病院にて臨床実習 午後 火 水 木 金 午前 関連病院にて臨床実習 8:30~ 午後 午前 8:30~ 関連病院にて臨床実習 関連病院にて臨床実習 8:30~ 午後 午前 関連病院にて臨床実習 関連病院にて臨床実習 午後 午前 朝会(7階東病棟カンファランスルーム) 関連病院にて臨床実習 関連病院にて臨床実習 8:30~ 午後 関連病院にて臨床実習 関連病院にて臨床実習 午前 月 午後 午前 火 7:30 朝会(7階東病棟カンファランスルーム) 8:30 担当指導医とのブリーフィング(7階東病棟カンファランスルーム) 9:00~ 手術または病棟 手術または病棟 17:00頃 病棟回診 8:00 朝会(7階東病棟カンファランスルーム) 8:45 担当指導医とのブリーフィング(7階東病棟カンファランスルーム) 9:00~ 病棟 病棟 午後 午前 水 午後 午前 木 午後 金 ア ド バ ン ス ト コ ー ス 17:00頃 病棟回診 17:30 術後症例検討会(医局カンファランス室) 7:30 術前・術後症例検討会(医局カンファランス室) 9:00~ 手術または病棟 ₁₃:₀₀ 病棟総回診 17:00 抄読会(医局カンファランス室) 8:00 朝会(7階東病棟カンファランスルーム) 8:45 担当指導医とのブリーフィング(7階東病棟カンファランスルーム) 9:00~ 手術または病棟 手術または病棟 18:00頃 病棟回診 午前 9:00~ 病棟 午後 17:00 回診 ― ― 127 第6学年 第3、4週目 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 齋 藤 清 教 授 脳神経外科学講座 佐久間 潤 准 教 授 脳神経外科学講座 渡 邉 督 講 師 脳神経外科学講座 佐 藤 拓 講 師 脳神経外科学講座 市 川 優 寛 学内講師 脳神経外科学講座 伊 藤 英 治 助 脳神経外科学講座 太 田 守 客員講師 枡記念病院院長 浅 利 潤 客員講師 南東北福島病院理事長特別補佐監兼執行本部 臨床教授 長、脳卒中センター長 渡 部 洋 一 客員講師 福島赤十字病院副院長 鈴 木 恭 一 客員講師 福島赤十字病院脳神経外科部長 仲 野 雅 幸 客員講師 南東北福島病院副院長 佐 藤 光 夫 客員講師 南東北福島病院在宅医療センター長 佐 藤 直 樹 客員講師 枡記念病院脳神経外科部長 教 ― ― 128 臨床教授 臨床教授 授 業 科 目 科 目 名 整 形 外 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 紺野愼一 概要/方針等 5年次のプライマリーコースを基礎として、整形外科医療の実践面での知識と技術を習得する。その方策として、 クリニカルクラークシップの概念に基づき、学生を指導教官とその担当医チームに配属し、その中でより実践的な整 形外科学の知識、医療倫理、およびチーム医療について学習する。さらに、科学的思考、証拠と論理性(EBM)を 基本とした問題解決型医療についての基礎的知識を修得し、それが実践できるよう学習する。 学 習 目 標 一般目標 ① 整形外科医療の体験を通じて、整形外科疾患についての知識を深め、診断、評価、および治療の計画 を立てることができるようになる。 ② 患者の全人的問題を把握し、医師として必要な医療倫理の確立をめざし、良好な医師・患者関係の構 築法を実践する。 行動目標 ① 整形外科外来を受診する患者の症状、病態、および疾患について理解する。 ② 運動機能障害に対する診療法を修得する。 ③ 運動機能障害の画像診断の方法と異常所見を学ぶ。 ④ 運動機能障害に対する診断の計画の立て方を学ぶ。 ⑤ 整形外科的治療手段(創縫合の手技など)の基本を修得する。 ⑥ 術後創傷管理と処置法を修得する。 ⑦ 医師・患者間の良好な信頼関係の構築法を学ぶ。 ⑧ チーム医療の重要性を認識し、医療スタッフとの良好な関係を構築することができる。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 標準整形外科 医学書院 整形外科プライマリーケアハンドブック 片田重彦、石黒隆共著、南江堂 NEW MOOK 整形外科シリーズ 越智隆弘、菊地臣一編集、金原出版 整形外科外来シリーズ越智隆弘、菊地臣一、龍順之助編集、メジカルビュー社 (上記の4冊は5階西病棟カンファランスルームに常備してある) 評 価 方 法 担当症例の発表、口頭試問等により総合的に評価 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 プライマリーコースを基本として、以下の点を追加・発展させる。 1.クリニカルクラークシップの概念に基づき、教官の診療チームと連携をとりながら学んでいくこと。 2.科学的思考、証拠と論理性(EBM)を基本とした問題解決型医療について学ぶ。 ― ― 129 第6学年 ③ 整形外科的治療手技の基本を習得する。 臨 床 実 習 計 画(アドバンストコース) 第1週 曜日 時限 午前 月 午後 午前 火 午後 水* 午前 午後 木* 午前 午後 金* 午前 午後 内 容 7:30 新入院患者カンファランス(プ レゼン技術の習得) 8:30 オリエンテーション 9:00 病棟実習(周術期管理の習得) 13:30 脊椎透視・造影検査(検査法の 理解) 17:00 脊椎カンファランス 7:00 病棟回診 7:30 入院患者プレゼンテーション (プレゼン技術の習得) 10:00 手術実習(外科基本手技の習得) 13:00 手術実習(外科基本手技の習得) 17:00 リハビリカンファランス 7:00 病棟回診 7:30 術後カンファランス 9:00 病棟実習(周術期管理の習得) 13:00 病棟実習(周術期管理の習得) 7:00 病棟回診 7:30 術前カンファランス(プレゼン 技術の習得) 10:00 手術実習(外科基本手技の習得) 13:00 手術実習(外科基本手技の習得) 7:00 病棟回診 9:00 病棟実習(周術期管理の習得) 13:00 病棟実習(周術期管理の習得) 場 所 担 当 者 5階西病棟カンファランスルーム 診療スタッフ 教授室 5階西病棟 紺野 愼一 担当教官 放射線部16番透視室 脊椎スタッフ 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 脊椎スタッフ 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 全診療スタッフ 手術室 手術室 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟 担当教官 担当教官 担当教官 担当教官 診療スタッフ 担当教官 担当教官 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 診療スタッフ 手術室 手術室 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟 担当教官 担当教官 担当教官 担当教官 担当教官 場 所 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 放射線部16番透視室 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 担 当 者 診療スタッフ 担当教官 脊椎スタッフ 脊椎スタッフ 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 全診療スタッフ 手術室 担当教官 手術室または5階西病棟 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟カンファランスルーム 手術室または5階西病棟 担当教官 担当教官 診療スタッフ 担当教官 担当教官 担当教官 診療スタッフ 担当教官 手術室または5階西病棟 担当教官 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟 担当教官 担当教官 担当教官 第2週 曜日 時限 午前 月 午後 午前 火 午後 水* 午前 午後 午前 木* 午後 金* 午前 午後 内 容 7:30 新入院患者カンファランス 9:00 病棟実習(担当症例の選定) 13:30 脊椎透視・造影検査 17:00 脊椎カンファランス 7:00 病棟回診 7:30 入院患者プレゼンテーション (担当症例をプレゼン) 10:00 手術実習(外科基本手技の習得) 13:00 手術または病棟実習(担当症例 の周術期管理) 17:00 リハビリカンファランス 7:00 病棟回診(担当症例の術後管理) 7:30 術後カンファランス 9:00 病棟実習(担当症例の術後管理) 13:00 病棟実習(担当症例の術後管理) 7:00 病棟回診 7:30 術前カンファランス 10:00 手術実習(外科基本手技の習得) 13:00 手術または病棟実習(担当症例 の術後管理) 7:00 病棟回診(担当症例の術後管理) 9:00 病棟実習(担当症例の術後管理) 13:00 病棟実習(担当症例の術後管理) ― ― 130 第3週** 曜日 時限 午前 月* 午後 午前 火 午後 水* 午前 午後 午後 金* 午前 午後 場 所 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 放射線部16番透視室 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 担 当 者 診療スタッフ 担当教官 脊椎スタッフ 脊椎スタッフ 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 全診療スタッフ 手術室 担当教官 手術室 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟カンファランスルーム 担当教官 担当教官 診療スタッフ 担当教官 担当教官 担当教官 診療スタッフ 手術室 担当教官 手術室 担当教官 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟 担当教官 担当教官 担当教官 場 所 5階西病棟カンファランスルーム 整形外科外来または5階西病棟 放射線部16番透視室 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 担 当 者 診療スタッフ 担当教官 脊椎スタッフ 脊椎スタッフ 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 全診療スタッフ 手術室 担当教官 手術室 担当教官 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟カンファランスルーム 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟 5階西病棟カンファランスルーム 担当教官 担当教官 診療スタッフ 担当教官 担当教官 担当教官 診療スタッフ 手術室 担当教官 手術室 担当教官 5階西病棟 教授室 担当教官 紺野 愼一 第4週** 曜日 時限 午前 月* 午後 午前 火 午後 水* 午前 午後 午前 木* 午後 金 * ** 午前 内 容 7:30 新入院患者カンファランス 9:00 病棟実習(担当症例のまとめ) 13:30 脊椎透視・造影検査 17:00 脊椎カンファランス 7:00 病棟回診 7:30 入院患者プレゼンテーション (担当症例のプレゼン) 10:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 13:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 17:00 リハビリカンファランス 7:00 病棟回診 7:30 術後カンファランス 9:00 病棟実習(担当症例の管理) 13:00 病棟実習(担当症例の管理) 7:00 病棟回診 7:30 術前カンファランス 10:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 13:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 7:00 病棟回診 8:30 まとめ(口頭試問) 担当教官に帯同して関連病院に出張し、実習(外来・手術)を行う場合がある。 第3週または第4週のどちらか1週間は、関連病院で実習(外来・手術)を行う。 ― ― 131 第6学年 午前 木* 内 容 7:30 新入院患者カンファランス 9:00 病棟実習(担当症例のまとめ) 13:30 脊椎透視・造影検査 17:00 脊椎カンファランス 7:00 病棟回診 7:30 入院患者プレゼンテーション (担当症例のプレゼン) 10:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 13:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 17:00 リハビリカンファランス 7:00 病棟回診 7:30 術後カンファランス 9:00 病棟実習(担当症例の管理) 13:00 病棟実習(担当症例の管理) 7:00 病棟回診 7:30 術前カンファランス 10:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 13:00 手術実習(外科基本手技の実技 評価) 7:00 病棟回診 9:00 病棟実習(担当症例の管理) 13:00 病棟実習(担当症例の管理) 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 紺 野 愼 一 教 田地野 崇 宏 准 佐 藤 勝 彦 併任准教授 県立会津総合病院 矢 吹 省 司 准 教 授 福島県立医科大学附属病院リハビリテーション センター 青 田 恵 郎 准 教 授 福島県立医科大学附属病院医療情報部 大 谷 晃 司 准 教 授 福島県立医科大学医療人育成・支援センター 武 田 浩一郎 併任講師 福島県総合療育センター 宍 戸 裕 章 講 師 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 江 尻 荘 一 学内講師 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 大 内 一 夫 学内講師 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 沼 崎 広 法 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 関 口 美 穂 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 山 田 仁 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 恩 田 啓 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 二階堂 琢 也 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 川 上 亮 一 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 大 歳 憲 一 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 大 橋 寛 憲 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 高 橋 洋 子 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 渡 邊 和 之 助 教 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 川 前 恵 一 客員講師 財団法人星総合病院整形外科 鹿 山 悟 客員講師 財団法人脳神経疾患研究所附属総合南東北病院 整形外科 関 口 泰 史 客員講師 財団法人大原綜合病院整形外科 教 授 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 授 福島県立医科大学医学部整形外科学講座 ― ― 132 備 考 授 業 科 目 科 目 名 心臓血管外科学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 横山 斉 概要/方針等 5年次の BSL プライマリーコースを基礎として、さらに心臓血管外科の診療、検査、外科治療を掘り下げて学習 する。心臓外科チームのスタッフの一員として、受け持ち患者を選定し、患者記録を作成し、創処置などの外科的手 技、エコー検査、手術助手などの実施体験を行う。 学 習 目 標 一般目標 ① 症例に実際の問診、診察を行い、情報の収集、検査の組立てかたを実行、臨床的外科的問題解決の方 法を学ぶ。 ② 症例の問題に関する文献的考察を介して、心臓血管外科治療の原則について学ぶ。 行動目標 ① 患者とのコミュニケーション、基本的医療技術(問診、身体診察)を習得する。 ② 患者の病因と病態を把握できる。 ③ 心臓脈管疾患の診断、外科治療の基本を理解する。 ⑤ 心臓手術におけるチーム医療、医療スタッフの関係を理解する。 ⑥ 心臓脈管疾患の外科治療の実際の方法、術後の患者管理の基本を理解する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 心臓血管外科テキスト(中外医学社) 標準外科学(医学書院) 外 科 学(へるす出版) 循環器外科(医学評論社) 評 価 方 法 授業の評価は出席日数、試問、レポートその他の方法により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 本年度より県内優良卒後研修指定病院と連携した研修病院体験型心臓血管外科アドバンストコース実習を行なう。 対象:将来は外科を目指す可能性があり、マッチングでは県内研修病院も候補にする予定である学生。 特徴:① 大学病院、太田西ノ内病院、磐城共立病院、県立会津病院、星総合病院が連携 ② 手術参加型実習で、多くの手術に参加できる ③ 複数の研修指定病院で複数の専門医から実習 ④ 各病院に学生用宿舎完備 ⑤ 各病院で卒後研修責任者から説明会(希望者のみ) 選択方式と実習要項: ① 1グループ3名まで ② 市中病院は各期間1名となるよう学生間で調整 ③ 2~4病院を選択して実習 ④ 一週間前までにグループ内で研修病院を調整し、心臓血管外科学講座に連絡 ⑤ 実習初日は大学でオリエンテーション、その後各病院へ移動 ⑥ 実習最終日は「教授総括」 ― ― 133 第6学年 ④ 心臓大血管手術における補助手段法の仕組みについて理解する。 コース選択例: あるグループの例 第1週 第2週 第3週 第4週 学生A(大学+1病院) 大 学 大 学 西ノ内 西ノ内 学生B(大学+2病院) 西ノ内 大 学 大 学 磐 城 学生C(大学+3病院) 会 津 磐 城 星総合 大 学 連携実習病院紹介: 病 院 指導医 1週間手術数 大 学 病 院 6名 4~6例 太田西ノ内 3名 3~4例 磐 城 共 立 3名 2~3例 会 津 中 央 2名 1~2例 星 2名 2~3例 総 合 臨 床 実 習 計 画(大学病院) 月 8:30~ オリエンテーション 実習病院確認連絡 (佐藤洋一) 火 水 8:00~ 病棟回診 (担当助手) 7:45~ 朝会、抄読会 (佐藤洋一) 木 8:00~ 病棟回診 (担当助手) 9:00~ 病棟回診(大学実習者) (担当助手) 各市中病院へ移動 (市中病院実習者) 9:30~ 手術見学 15:00~ 病棟実習(ICU) (担当助手) 金 8:00~ 朝会、抄読会 (佐藤洋一) 9:00~ 病棟回診 (担当助手) 9:30~ 手術見学 体外循環講義 (佐戸川、高瀬) 15:00~ 病棟実習 (担当助手) 9:45~ 病棟回診 (横山) 9:30~ 手術見学 (小児心臓手術) 9:30~ 手術見学 13:00~ 15:00~ 手術症例カンファラ 病棟実習 ンス(全員) (担当助手) 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 横 山 斉 教 佐戸川 弘 之 准 佐 藤 洋 一 講 師 心臓血管外科学講座 高 瀬 信 弥 学内講師 心臓血管外科学講座 若 松 大 樹 助 教 心臓血管外科学講座 佐 藤 善 之 助 手 心臓血管外科学講座 丹 治 雅 博 臨床教授 太田西ノ内病院 渡 辺 正 明 臨床教授 会津中央病院 高 橋 昌 一 臨床教授 星 総 合 病 院 近 藤 俊 一 臨床教授 総合磐城共立病院 廣 田 潤 客員講師 総合磐城共立病院 教 授 心臓血管外科学講座 授 心臓血管外科学講座 ― ― 134 備 考 授 業 科 目 科 目 名 形 成 外 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 上田 和毅 概要/方針等 プライマリーコースの研修項目に含まれていない分野(外来診療、マイクロサージャリーなど)を経験する。 学 習 目 標 一般目標 外来診療に参加し、形成外科全般にわたる多くの症例を眼にする。実習では、手術用顕微鏡下の操作を習 得するほか、形成外科的皮膚縫合法を体験する。 行動目標 外来診療の代表的対象疾患と診断・治療の手順を説明できる。 手術用顕微鏡下に直径1㎜のシリコンチューブと鶏血管を吻合できる。 テ キ ス ト 標準形成外科(医学書院) 第6学年 参 考 書 図説形成外科学講座(1~8巻、メジカルビュー社) 形成外科手術書(鬼塚卓也著、南江堂) Plastic Surgery(Vol. 1~8、Mathes 編、Saunders) 評 価 方 法 出席日数、実習態度、実地試験により総合的に評価。 そ の 他(メッセージ等) 終了後は顕微鏡視野下に血管吻合や神経縫合をすることができるようになるはずです。 実 習 計 画 日 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 項 目 担当者 皮膚縫合実習 大河内真之 マイクロサージャリー実習 大河内真之 外来実習 梶川 明義 マイクロサージャリー実習 梶川 明義 手術参加 廣瀬 太郎 マイクロサージャリー実習 廣瀬 太郎 外来実習 上田 和毅 術前術後カンファランス 上田 和毅 マイクロサージャリー実習 渡辺 裕美 手術参加 上田 和毅 マイクロサージャリー技術評価 上田 和毅 ― ― 135 授 業 科 目 科 目 名 産科婦人科学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 藤森 敬也 概要/方針等 4週間(産科病棟(周産期センター)あるいは婦人科病棟)の臨床実習を通して患者と直接接触し、講義では得ら れなかった実技および患者との人間関係についても習得する。ただし、プライマリーコースと異なり期間中の症例は 診断から治療まで担当教官の指導のもと研修医並の実践が伴う。産科学婦人科学においては、ヒトの生存・死亡に関 係する診療や、生殖ならびに生命の誕生に関する重要且つ尊厳な課題を取り扱うので、プライマリーコース同様たと え学生であっても患者の心理的ならびに身体的な面への影響を十分に考慮し、医の倫理に基づいた言語、服装、態度、 行動が望まれる。 学 習 目 標 《産 科 学》 一般目標 担当入院患者症例を通して一般産婦人科医師同様の管理が出来るよう指導され、実践を体得する。正常お よび異常妊婦の診察、検査、治療に立会い、系統講義で得た知識をより深めるべく指導医のもと学習する。 行動目標 ① 患者との人間関係は勿論のこと、担当医とも密に接触し臨床経験を得る。 ② 異常妊娠、異常分娩の診断と治療の基本を理解する。 ③ 帝王切開術に第2助手として参加する。 ④ 与えられたケースの疾患について文献検索、担当医の指導により理解を深め、症例報告(スライドプ レゼンテーション)をする。 ⑤ 機会があれば関連学会へも積極的に出席、知識を広める。 《婦人科学》 一般目標 担当入院患者を通して婦人科腫瘍の診察、検査、治療(手術)に立会い、系統講義で得た知識をより深め るべく指導医のもと学習し、実践する。 行動目標 ① 患者との人間関係は勿論のこと、担当医とも密に接触し臨床経験を得る。 ② 開腹手術および腹腔鏡下手術に第2助手として参加する。 ③ 婦人科悪性腫瘍の診断と治療の基本を理解する。 ④ 術前術後管理の基本を理解する。 ⑤ 与えられたケースの疾患について文献検索、担当医の指導により理解を深め、症例報告(スライドプ レゼンテーション)をする。 テ キ ス ト 特別に指定はしない。 参 考 書 ① 病気がみえる vol. 9 婦人科・乳腺外科 第2版 MEDIC MEDIA ₃,₀₀₀円 ② 病気がみえる vol.₁₀ 産科 第2版 MEDIC MEDIA ₃,₃₀₀円 ③ 池ノ上克ら:エッセンシャル産婦人科学 第3版 医歯薬出版株式会社 ₉,₆₆₀円 ④ Cunningham, MacDonard, Gant et al : Williams Obstetrics, ₂₃th Edition. McGraw Hill, ₂₀₀₉ ⑤ Berek & Novak's Gynecology, ₁₄th Edition, Lippincott Williams & Wilkins. ⑥ Creasy and Resnik : Maternal-Fetal Medicine, ₅th Edition W. B Saunders. 評 価 方 法 出席状況、症例報告(プレゼンテーション)により判定する。 そ の 他(メッセージ等) a.オリエンテーションについて ― ― 136 1.第1週の月曜日、午前8時10分に3階酉産科病棟内にある保健指導室に集合する。 2.月・水・金曜日午前8時15分より保健指導室で朝会がある。遅刻厳禁、服装をあらため本などの持ち物は常識 の範囲内に留める。 3.第1週の月曜日、3階西産科病棟内にある保健指導室にて朝会終了後当方の BSL 担当係から習得すべき内容 と所属する病棟グループ、実習方法について概略を説明する。 4.第2週は、大学病院外実習(福島赤十字病院、寿泉堂総合病院、太田西ノ内病院、いわき共立総合病院)を行う。 b.病棟実習について 1.指導教官による man to man 方式である。 2.実習した症例の病歴などを病棟外に持ち出すことは禁止されている。 3.止むを得ず欠席するときは予め必ず指導教官に連絡する。 4.患者の前で診断、病状、予後について不用意な発言をすることは慎み、また教官の許可なく単独で診療行為や 病状説明を行ってはならない。 5.行ってよい手技は制限があるので、すべて指導教官が指示する。 臨床実習計画 産 科 学(3階西病棟、周産期センター) 月 8:15 朝 会 木 朝 会 (入退院報告) 病 棟 (手 術) 金 朝 会 (入退院報告) 病 棟 16:30 水 (入退院報告) 病 棟 病 棟 病 棟 (手 術) 13:30 教授総回診 (手 術) 医 局 会 NICU との合同 (症 例 提 示) カンファランス 第4週 症例発表 婦 人 科 学(6階西病棟) 月 8:15 9:00 火 水 木 金 朝 会 朝 会 朝 会 (入退院報告) (入退院報告) (入退院報告) 手 術 手 術 病 棟 手 術 病 棟 13:30 16:30 検 査 教授総回診 病 棟 病 棟 医 局 会 (症 例 提 示) 第4週 症例発表 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 藤 森 敬 也 教 授 福島県立医科大学産科婦人科学講座 山 田 秀 和 准 教 授 福島県立医科大学産科婦人科学講座 西 山 浩 助 教 福島県立医科大学産科婦人科学講座 高 橋 秀 憲 助 教 福島県立医科大学産科婦人科学講座 (周産期センター) ― ― 137 備 考 第6学年 9:00 火 授 業 科 目 科 目 名 小 児 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 細矢 光亮 概要/方針等 5年次のプライマリーコースの基礎の上に、以下の点を追加する。 1.関連施設の実習により、第一線の診療を見学し、地域医療の実際を学ぶ。 2.指導医のもとに準主治医として患児を受け持ち、診断、管理、治療方針を立てる。 3.指導医と共に当直し、プライマリーケアと小児救急への対応を学ぶ。 4.文献検索法を学び、受け持ち疾患に関する最新の知見を抄読し、発表する。 学 習 目 標 一般目標 ① 小児医療の実際を体験し、小児医学の何たるかを学ぶ。 ② 症例の問題点を文献的に考察し、臨床研究能力を養う。 行動目標 ① 小児の各年齢における成長・発達の特徴を理解する。また、小児の健全育成のための養議・栄養に関 する基本的な知識を得る。それにより、小児の養育状況を正しく評価できるようになる。 ② 小児の一般的な主訴、または症状について、年齢、個人差などを考慮し、その問題解決のためにアプ ローチできるようになる。 ③ 小児疾患の病態、診断、治療、予防についての基本的事項を説明できる。 ④ 患児を系統的に、正確に診察できる。 ⒜ 患児およびその養育者、特に母親との間に医師と患者としての好ましい人間関係をつくり、適切な 病歴を得ることができる。 ⒝ 患児の問題点をつかみ、診断、管理、治療の計画を立てることができる。 ⒞ 診療手技を経験する。 ⑤ 患児、特に致死的あるいは永続的障害や慢性疾患を有する患児や家族とコミュニケーションを取るこ とができる。 ⑥ チーム医療を体験し、他の医療スタッフとの関係を保つことができる。 ⑦ 教育関連施設(病院、医院など)での実習を通して、一般小児医療を体験する。 ⑧ 症例を通して、文献的考察ができる。 テ キ ス ト 特に指定しない 評 価 方 法 出席日数、受け持ち患児に関する症例呈示を参考にし、実習態度を総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 ・大学附属病院以外の施設での実習が多くなる。従って、集合時間を厳守する、身だしなみを整える、挨拶するといっ た社会人としての常識を守る。 ― ― 138 臨床実習計画 第 1 週 午前 月 午後 午前 火 午後 水 午前 午後 午前 木 午後 午後 第 2 週 午前 月 午後 午前 火 午後 午前 水 午後 午前 木 午後 金 午前 午後 学生A、B、C、D(大学病院実習) 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 13:00~15:00 病棟実習(担当教官) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:00~ 病棟総回診(教 授) 13:30~ 病棟実習、夕 回 診(担当教官) 17:00 医局抄読会 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 13:30~ 関連病院実習(C、D) 13:00~15:00 病棟実習(A、B) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 13:30~ 関連病院実習(A、B) 13:00~15:00 病棟実習(C、D) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 外来新患診療実習 13:00~ 病棟総回診(准教授) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) ― ― 139 学生E、F、G、H(関連病院実習) オリエンテーション 朝 回 診 病棟・外来実習 夕 回 診 朝 回 診 病棟・外来実習 夕 回 診 朝 回 診 病棟・外来実習 夕 回 診 朝 回 診 病棟・外来実習 夕 回 診 朝 回 診 病棟・外来実習 夕 回 診 第6学年 金 午前 ア ド バ ン ス ト コ ー ス 8:15~ オリエンテーション(学生全員) 13:30~16:00 病棟実習(担当教官) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 学生A、B、C、D(関連病院実習) 学生E、F、G、H(大学病院実習) 実習病院オリエンテーション 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:00~ 病棟総回診(教 授) 病棟実習、夕 回 診 13:30~ 病棟実習、夕 回 診(担当教官) 17:00 医局抄読会 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 夕 回 診 13:00~ 関連病院実習 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 夕 回 診 13:00~15:00 病棟実習(担当教官) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:30~12:00 外来新患診療実習 夕 回 診 13:30~ 病棟総回診(准教授) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 第 3 週 午前 月 午後 午前 火 午後 午前 水 午後 午前 木 午後 金 午前 午後 第 4 週 午前 月 午後 午前 火 午後 水 午前 午後 午前 木 午後 金 午前 午後 学生A、B、C、D(関連病院実習) 学生E、F、G、H(大学病院実習) オリエンテーション 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 夕 回 診 13:00~15:00 病棟実習(担当教官) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:00~ 病棟総回診(教 授) 夕 回 診 13:00~ 病棟実施、夕 回 診(担当教官) 17:00 医局抄読会 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 夕 回 診 13:30~ 関連病院実習(E、F) 13:00~15:00 病棟実習(G、H) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 夕 回 診 13:30~ 関連病院実習(G、H) 13:00~15:00 病棟実習(E、F) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 朝 回 診 8:00 朝 回 診(担当教官) 病棟・外来実習 8:30 カンファランス 9:30~12:00 外来新患診療実習 夕 回 診 13:00~ 病棟総回診(准教授) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 学生A、B、C、D(大学病院実習) 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 13:00~15:00 病棟実習(担当教官) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:00~ 病棟総回診(教 授) 13:30~ 病棟実習、夕 回 診(担当教官) 17:00 医局抄読会 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 13:30~ 関連病院実習 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 病棟実習(担当教官) 13:00~15:00 病棟実習(担当教官) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) 8:00 朝 回 診(担当教官) 8:30 カンファランス 9:30~12:00 外来新患診療実習 13:30~ 病棟総回診(准教授) 16:00~ 夕 回 診(担当教官) ― ― 140 学生E、F、G、H(関連病院実習) オリエンテーション 朝 回 診 病棟、外来実習 夕 回 診 朝 回 診 病棟、外来実習 夕 回 診 朝 回 診 病棟、外来実習 夕 回 診 朝 回 診 病棟、外来実習 夕 回 診 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 教 授 小児科学講座 川 崎 幸 彦 准 教 授 小児科学講座 橋 本 浩 一 講 師 小児科学講座 佐 野 秀 樹 学内講師 小児科学講座 加 藤 朝 子 助 教 小児科学講座 陶 山 和 秀 助 教 小児科学講座 望 月 一 弘 助 教 小児科学講座 三 友 正 紀 助 手 小児科学講座 牛 嶋 裕美子 助 教 小児科学講座 遠 藤 起 生 助 教 小児科学講座 石 井 希代子 助 手 小児科学講座 赤井畑美津子 助 手 小児科学講座 武 田 いづみ 助 手 小児科学講座 桃 井 伸 緒 講 師 総合周産期母子医療センター 佐 藤 真 紀 助 教 総合周産期母子医療センター 今 村 孝 助 教 総合周産期母子医療センター 郷 勇 人 助 教 総合周産期母子医療センター 小笠原 啓 助 教 総合周産期母子医療センター 金 井 祐 二 助 教 総合周産期母子医療センター 弓削田 英 知 客員講師 福島赤十字病院 鈴 木 重 雄 客員講師 大原綜合病院 佐久間 弘 子 客員講師 星 総 合 病 院 長 澤 克 俊 客員講師 竹田綜合病院 根 本 健 二 客員講師 白河厚生総合病院 大 西 周 子 客員講師 公立藤田総合病院 竹 内 真 弓 客員講師 竹内こどもクリニック 市 川 陽 子 客員講師 いちかわクリニック ― ― 141 第6学年 細 矢 光 亮 備 考 授 業 科 目 科 目 名 眼 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 飯田 知弘 概要/方針等 プライマリーコースで習得した基礎知識の実践の場であり、クリニカルクラークシップにのっとった参加型実習を 行う。また、視覚障害者の生活上におけるハンディキャップを知るとともに、眼科的インフォームドコンセントのあ り方を学ぶ。 学 習 目 標 一般目標 症例に対する診療を介して、眼科における患者と医師の関係、眼疾患の診断、治療の具体的手法を学ぶ。 行動目標 ① 細隙灯顕微鏡検査および眼底検査による所見を説明できる。 ② 入院患者の持つ眼疾患の成因と病態を列挙できる。 ③ 治療による病態の推移を理解する。 ④ 手術適応と手技を理解する。 ⑤ 手術により病態が改善する過程を理解する。 ⑥ 眼疾患を有する患者とのコミュニケーションをとることができる。 ⑦ 眼疾患と全身あるいは他科疾患との関連から、それらの予防に果たす医師の役割を認識できる。 テ キ ス ト/参考書・直像検眼鏡 現代の眼科学(金原出版) 第10版 Clinical Ophthalmology 5th ed. Jack J. Kanski; Butterworth Heinemann 評 価 方 法 出席回数及び実習態度、レポート、その他の方法により総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 労習上の留意事項 内科・外科学に準ずるが、患者の視機能障害の程度を十分に把握し、それに応じた対応を心がける。 2週間で代表疾患2症例の受け持ちになり、病歴聴取、カルテ閲覧、術前検査、手術の見学または助手、術後の診 察を行い、患者から直接学ぶ。動物眼を用いた顕微鏡手術実習、学外施設での実習を組み入れている。 細隙灯顕微鏡、検眼鏡の操作に習熟するために、担当教官と常に密接なコミュニケーションをとり、わからない所 見はどんどん質問してほしい。 ― ― 142 授 業 計 画 第 1 週 午前 月 火 オリエンテーション・外来患者診察実習(担当教官)〔医局・外来〕 15:00 細隙灯・眼底検査(担当教官)〔外来〕 18:00 術前患者診察(担当教官)〔病棟〕 午前 9:00 手術実習〔手術室〕 午後 13:00 手術実習〔手術室〕 8:00 教授総回診〔病棟〕 9:00 外来患者診察実習(担当教官)〔外来〕 15:00 病棟診察・レポート作成 18:00 クリニカルカンファランス〔病棟カンファランスルーム〕 9:00 外来患者診察実習(担当教官)〔外来〕 14:00 レポート作成 16:00 wet-lab(担当教官)〔医局〕(第1週もしくは第2週) 午前 9:00 学外実習(鈴木勝浩・菊池重幸・神田尚孝・室井繁・荒木聡)〔大原綜合病院・保原中央ク リニック・寿泉堂総合病院・竹田綜合病院山鹿クリニック・白河厚生総合病院〕 午後 14:00 午後 水 午後 午前 金 午後 第 2 週 午前 月 火 9:00 外来患者診察実習(担当教官)〔医局・外来〕 15:00 細隙灯・眼底検査(担当教官)〔外来〕 18:00 術前患者診察実習(担当教官)〔病棟〕 午前 9:00 手術実習〔手術室〕 午後 13:00 手術実習〔手術室〕 8:00 教授総回診〔病棟〕 9:00 外来患者診察実習(担当教官)〔外来〕 15:00 病棟診察・レポート作成 18:00 クリニカルカンファランス〔病棟カンファランスルーム〕 9:00 外来患者診察実習(担当教官)〔外来〕 14:00 レポート作成 午後 午前 水 午後 午前 木 金 ア ド バ ン ス ト コ ー ス 午後 16:00 wet-lab(担当教官)〔医局〕(第1週もしくは第2週) 午前 9:00 レポート提出〔医局〕 午後 14:00 手術実習〔手術室〕 ― ― 143 第6学年 9:00 午前 木 ア ド バ ン ス ト コ ー ス 担当教員一覧 教員氏名 職 飯 田 知 弘 教 石 龍 鉄 樹 准 古 田 実 所 属 授 福島県立医科大学医学部眼科 授 福島県立医科大学医学部眼科 講 師 福島県立医科大学医学部眼科 齋 藤 昌 晃 講 師 福島県立医科大学医学部眼科 森 隆 史 助 教 福島県立医科大学医学部眼科 丸 子 一 朗 助 教 福島県立医科大学医学部眼科 齋 藤 公 護 助 教 福島県立医科大学医学部眼科 齋 藤 国 治 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 板 垣 可奈子 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 狩 野 麻里子 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 伊 勢 重 之 助 手 福島県立医科大学医学部眼科 菊 池 重 幸 臨床教授 保原中央クリニック 鈴 木 勝 浩 臨床教授 大原綜合病院 神 田 尚 孝 臨床准教授 寿泉堂綜合病院 梶 田 雅 義 非常勤講師 梶 田 眼 科 鈴 木 美佐子 非常勤講師 福島済生会病院 藤 原 聡 之 非常勤講師 秋田大学医学部眼科 佐 柄 英 人 非常勤講師 マ ル イ 眼 科 橋 本 禎 子 客員講師 桜水さかい眼科 伊 藤 健 客員講師 伊 藤 眼 科 荒 木 聡 客員講師 白河厚生総合病院 平 井 香 織 客員講師 星 総 合 病 院 山 田 文 子 客員講師 保原中央クリニック 坂 井 栄 一 客員講師 太田西ノ内病院 教 ― ― 144 備 考 授 業 科 目 科 目 名 皮 膚 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 山本 俊幸 概要/方針等 皮膚科学は年々細分化されてはきているものの、皮膚に表現される症状の全てを取り扱う。そのため、皮膚病変を 理解するためには、皮膚の解剖学、生理学、生化学、免疫・アレルギー学、分子生物学などの基礎医学のみならず、 内科学的知識や外科学的手技を駆使した多方面からのアプローチが要求される。 BSL では、実際の皮膚病変に直接接して考えることを目的としている。当然のことながら、患者様に接する場合は、 学生気分でなく、一社会人としての自覚を持って言葉使いや身だしなみに気をつけること。外来実習では、初診患者 の病歴を聴取し、同時に皮膚病変の観察を注意深く行う。できるだけ多くの患者様から積極的に問診を取り、何時か らどこにどのような病変が出現し、それがどういう経過をたどって今日まで来たか、という必要かつ的確な情報を短 時間に取得する訓練をして欲しい。医療面接は、どの科においても共通して必ず役に立つ。このような訓練の場とし て、皮膚科でのアナムネ取りを活用して欲しい。さらに、発疹の見方や表現の仕方についても繰り返しトレーニング を行い、必要な検査法についても学習する。自分が担当した症例については、その日のうちに、教秤書やカラーアト 検査、軟膏処置、皮膚生検などを具体的に学び、診断に至る過程についても考察する。 以上の過程を通じて、何故この患者さんにこの皮膚症状が出てきたのかを常に考えながら診察する姿勢を見に付け て欲しい。実習を通じて皮膚科学の面白さを是非実感してもらいたい。 学 習 目 標 一般目標 ① 患者の症状から鑑別疾患を想定し、必要な検査を組み立て、確定診断にいたる過程を実践する能力を 身に付ける。 ② 皮膚疾患の病因、病態から患者が抱える問題点を把握し、それを解決するのに必要な検査計画、治療 計画を作成することにより、論理的な思考方法および問題解決型医療の手法を習得する。 行動目標 ① ステロイド外用療法の適応、注意点が説明できる。 ② 創傷治癒の機序を説明できる。 ③ 炎症性皮膚疾患、アレルギー性皮膚疾患の病態生理が説明できる。病態に即した治療法が選択できる。 ④ 自己免疫性皮膚疾患の病態生理を理解し、鑑別に必要な検査方法、検査結果の臨床的意義が説明でき る。また、治療法が列挙できる。 ⑤ 皮膚腫瘍の発症、進展機序を説明し、適切な診断、検査、治療過程を説明できる。 ⑥ 細菌性およびウイルス性皮膚感染症の病態、検査方法、治療法を説明できる。 ⑦ 植皮術の適応、方法、植皮の生着機序が説明できる。 ⑧ 紫外線療法、レーザー療法、温熱療法、血漿交換療法などの原理、適応、方法が説明できる。 ⑨ 膠原病の皮膚症状が説明できる。 テキスト/参考書 池田重雄他「標準皮膚科学」医学書院 上野賢一他「小皮膚科学」金芳堂 山田瑞穂「皮膚科学考え方学び方」金原出版 Lever's Histopathology of the Skin, Lippincott-Raven 飯塚一他「New 皮膚科学」南江堂 小川秀興他「TEXT 皮膚科学」南山掌 清水 宏「あたらしい皮膚科学」中山書店 ― ― 145 第6学年 ラスで復習しておくこと。病棟入院患者については、患者の受け持ちチームの一員として診療に参加し、種々の皮膚 評 価 方 法 出席、臨床実習に入るに際しての準備の程度、実習への意欲、皮膚科学の知識で評価する。 適切な症例があれば、症例検討会での症例提示を行い、症例をまとめる能力も評価の対象とする。 そ の 他(メッセージ等) 皮膚の構造、発疹学、発疹の記載方法について必ず復習してくること。 下記の臨床実習計画の時間は目安である。各臨床実習の開始時間は確認すること。 臨 床 実 習 計 画 1週目、2週目とも 月 火 水 木 金 8:00~ 組織デモ 8:50 医局集合 9:00 外来又は病棟実習 外来又は病棟実習 手 術 外来又は病棟実習 外来又は病棟実習 13:30 病棟実習 病棟実習 手 術 外来手術 外来手術 ま た は レーザー 15:00 外来実習 講 義 17:30 教授総回診 外来カンファランス 総 括 病棟カンファランス 木曜日は第4学年の系統講義があれば講義に出席。 金曜は1週目:外来手術、2週目:総括 クルズスあり。医局内勉強会にも積極的に参加のこと。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 山 本 俊 幸 教 授 皮膚科学講座 大 塚 幹 夫 講 師 皮膚科学講座 西 部 明 子 講 師 皮膚科学講座 尾 山 徳 孝 講 師 皮膚科学講座 川 上 佳 夫 学内講師 皮膚科学講座 佐 藤 正 隆 学内講師 皮膚科学講座 ― ― 146 備 考 授 業 科 目 科 目 名 泌 尿 器 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 山口 脩 概要/方針等 5年次の BSL プライマリーコースで学習した基礎を発展させ、数名の受持ち症例の泌尿器疾患について、主治医 とともに最新の診断・治療情報を収集し、医療の実践を学ぶ。 学 習 目 標 一般目標(GIO) 受け持ちの入院症例の臨床経過を実地に詳細に観察することで、患者一医師関係の構築から診断・治療に いたる過程を体験学習するとともに、臨床的問題の解決方法を習得する。 行動目標(SBOs) ① 問診と理学所見から、必要となる検査の予定を立てる。 ② 担当医と相談し、①で計画した検査を再検討し、実際の検査に立会い所見をとる。 献検索を行い、受持ち症例ヘフィードバックする方法を習得する。 ④ 教室で行われている臨床研究を見学し、意義、方法、解釈を理解する。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 標準泌尿器科学(医学書院) ベッドサイド泌尿器科学(南江堂) Campbell's Urology(Saunders) 評 価 方 法 実習の評価:出席日数等により総合的に判定 臨床実習計画 病棟はグループ診療体制を敷いており、学生は各グループへ1名配属される。朝8時45分の病棟カンファランス ルームでの朝会から始まり、各グループ主治医と行動をともにし学習する。また、担当教官が関連病院で手術がある 場合、同伴し手術見学を行う。 ― ― 147 第6学年 ③ ②で得られた所見をもとに、科学的情報収集を行う実際を学ぶ。具体的には PubMed 等を利用した文 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 山 口 脩 教 授 泌尿器科学講座 相 川 健 講 師 泌尿器科学講座 宍 戸 啓 一 講 師 泌尿器科学講座 柳 田 和 彦 学内講師 泌尿器科学講座 野 宮 正 範 助 教 泌尿器科学講座 千 葉 茂 寿 助 教 泌尿器科学講座 櫛 田 信 博 助 教 泌尿器科学講座 村 木 修 科 長 公立藤田総合病院 客員講師 高 岩 正 至 科 長 米沢市立病院 客員講師 片 寄 功 一 部 長 星 総 合 病 院 客員講師 小 林 正 人 部 長 公立岩瀬病院 客員講師 深 谷 保 男 副 院 長 南 東 北 病 院 臨床准教授 村 上 房 夫 部 太田西ノ内病院 臨床教授 長 ― ― 148 授 業 科 目 科 目 名 耳鼻咽喉科学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 大森 孝一 概要/方針等 病棟グループに属し、入院患者の診察を学習するとともに外来における新患、再来患者の診療見学、さらに関連病 院において一般病院での耳鼻咽喉科診療を経験し、幅広い耳鼻咽喉科疾患診療の理解をめざす。 学 習 目 標 一般目標 プライマリーコースにおける一般目標に加え、さらに耳鼻咽喉科、頭頸部領域における疾患に対しての理 解を深める。 行動目標 プライマリーコースにおける行動目標に加え、 ① 手術における手洗い、基本的器具の取り扱いができる。 ② 救急疾患に対しての対処法について診断、治療法について説明できる。 ③ 病歴を正しく記載し、他医に症例の概要を説明できる。 臨床実習計画 月 火 水 木 金 8:20~ morning conference(5F東病棟カンファランスルーム) 手術実習 外来実習 手術実習 (中耳外来) 専門外来実習 (音声外来) (難聴外来) 手術実習 あるいは あるいは あるいは あるいは あるいは 病棟実習 関連病院実習 外来実習 教授(外来) 関連病院実習 病棟実習 手術実習 専門外来実習 (腫 瘍 外 来) (鼻副鼻腔外来) (無 呼 吸 外 来) 手術実習 (手術室) 総 回 診 手術実習 (中耳外来) 抄 読 会 外来カンファランス 午 前 あるいは 午 後 病棟実習 腫瘍カンファランス 病棟患者カンファラ ンス 【4週目:教授総括】 (難聴外来) * Morning conference は8時20分から開始。 *学生1名に対し担当医を1名決定し、man to man の指導を行う。担当医は第1週月曜日の morning conference 時に紹 介する。 *関連病院実習は下記の3病院のうちのいずれかで1週間程度行う。 ◎関連病院 ⑴ 福島市大町6-11 大 原 綜 合 病 院 担当医:髙取 隆 ⑵ 郡山市駅前1-8-16 寿泉堂綜合病院 担当医:山辺 習 ⑶ 郡山市西ノ内2-5-20 太田西ノ内病院 担当医:佐藤 和則 ― ― 149 第6学年 ④ 診断、治療計画について発表し、鑑別診断、患者に即した治療上の問題点について討論ができる。 評価の方法及び試験 1.6年次後期:卒業試験として客観的試験 2.評価は出席日数、実習態度、レポート、試験その他の方法により総合的に判定される。 参 考 書 新耳鼻咽喉科学 切替一郎原著、野村恭也編著 南山堂 税込¥16, 800 イラスト耳鼻咽喉科 森満 保著 光文堂 税込¥ 5, 145 MINOR TEXTBOOK 耳鼻咽喉科学 久保 武他著 金芳堂 税込¥ 4, 200 NEW 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 喜多村健、森山 寛編集 南江堂 税込¥ 6, 615 そ の 他(メッセージ等) *先端的医学研究(再生医療など)の見学・参加を受付けている。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 大 森 孝 一 教 授 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 小 川 洋 准 教 授 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 松 塚 崇 講 師 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 多 田 靖 宏 講 師 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 横 山 秀 二 学内講師 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 松 井 隆 道 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 三 浦 智 広 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 野 本 幸 男 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 鈴 木 輝 久 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 國 井 美 羽 助 教 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 佐 藤 聡 助 手 福島県立医科大学医学部耳鼻咽喉科 髙 取 隆 部 長 大原綜合病院耳鼻咽喉科 客員講師 鹿 野 真 人 部 長 大原綜合病院耳鼻咽喉科 臨床教授 佐 藤 和 則 部 長 太田西ノ内病院耳鼻咽喉科 臨床准教授 山 辺 習 部 長 寿泉堂綜合病院耳鼻咽喉科 臨床准教授 ― ― 150 授 業 科 目 科 目 名 神経精神医学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 丹羽 真一 授 業 方 針 精神医学はことに精神面を対象とする医学の一部門である。したがって、他の医学の諸領域のように身体面を直接 の対象にはしないが、ヒトの精神現象は身体の一部としての脳の機能の産物であり、精神医学には精神現象の基盤と なる脳的・身体的な側面も取り扱うので、特に神経学の面を強調して神経精神医学と標榜している。この点が理解さ れるように授業を行う。また同時に、身体面を主に扱う医学の他の領域においても患者の精神面を重要視し、効果的 に治療をすすめることができるようにする必要があることを強調し、精神医学と医学の他の領域のかけ橋であるリエ ゾン精神医学を身につけた医師を養成することを方針の一つとする。さらに精神現象はヒトが社会生活をする中で現 れる現象であるから、精神現象の精神力動的・社会学的な理解を学ぶことも重視する。それには精神保健・社会精神 医学が含まれる。以上の方針から、神経精神医学で具体的には次のような専門分野の講義と実習を行う。すなわち、 異常心理学、臨床精神医学、生物学的精神医学(遺伝学、精神薬理学、臨床神経生理学などを含む)、神経学(神経 心理学、神経病理学などを含む)、児童青年期精神医学、老年期精神医学、心身医学などである。精神保健・社会精 評価の方法及び試験 第6学年 卒業試験 スモールグループ実習 実習レポートおよび出欠状況 以上を総合し評価する。なお、第4学年講義における出欠状況も総合評価には加味される。 テ キ ス ト 上島国利、丹羽真一 NEW 精神医学 南江堂 大熊輝雄著 現代臨床精神医学 改訂第9版 金原出版 西丸四方ら 精神医学入門 南山堂 カプラン 臨床精神医学テキスト(井上、四宮監訳) 医学書院 MYW デビソン、ニール 異常心理学(村瀬監訳) 誠信書房 参 考 書 1.村上 仁、満田久敏、大橋博司監修、精神医学 医学書院 2.新福尚武、島薗安雄編、精神医学書上・下 金原出版 ₁₉₈₄ 3.Mayer-Gross, Clinical Psychiatry, Cassell and Company Ltd, London. ₁₉₆₀ 4.American Psychiatric Association, Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (Fourth Edition-Revised), Washington, D. C., ₁₉₉₄ 5.大熊輝雄、臨床脳波学 改訂第5版 医学書院 ₁₉₉₉ 6.平山恵造、臨床神経内科学 南山堂 ₁₉₉₁ 7.J. Laidlaw and A. Richens(畠中 坦、中川泰杉訳)、てんかん 西村書店 ₁₉₉₂ そ の 他(メッセージ等) 学習上の参考事項 1.スモールグループ実習では、特に毎朝9:₀₀病棟での朝礼に遅刻しないように出席すること。この朝礼では病棟 の患者の病態の申しおくり、前日の外来新患の紹介、病棟の回診が行われるので大切である。月曜の総回診は正当 な理由なく欠席すると、卒業資格が得られない。また、月曜日午後5時からの抄読会・症例検討会にも全員出席す ることを原則としている。 ― ― 151 第6学年 神医学を学ぶために精神保健福祉センターの見学実習も行う。 実習スケジュール表 曜日 月日 午前 月 月 日 火 水 月 日 オリエンテーンヨン 新患 面接法実習 デイケア;A 総回診 デイケア SST;A 月 日 夕 月日 月 日 新患 午後 総回診 2週目 月日 児童期・ 新患 青年期外来 デイケア;B 物忘れ外来 (てんかん外来) 月 日 月 日 新患 あさか 新患 あさか 新患 ホスピタル 教授再来 ホスピタル デイケア;A デイケア あさか あさか デイケア;A SST;B ホスピタル ホスピタル (てんかん外来) 児童期 青年期外来 物忘れ外来 月 日 月 日 月 日 総回診 月日 月 日 あさか 一般再来 あさか 一般再来 一般再来 ホスピタル デイケア;A ホスピタル 物忘れ外来 デイケア;C あさか あさか SST;A ホスピタル (アルコール ホスピタル 集団療法)A 夕 月 日 デイケア;B デイケア 午後 デイケア;B 新患 新患 児童外来 月 日 月 日 すがのクリニック 見学 児童期・ 青年期外来 物忘れ外来 月 日 月 日 新患 デイケア;C 新患 (てんかん外来) 児童外来 慰労会 月 日 月 日 一般再来 デイケア;C 4週目 月 日 総回診 デイケア SST;C 月 日 青年期外来 物忘れ外来 医局抄読会 デイケア SST;Aは前半2名、デイケア SST;Bは後半2名とする デイケア SST;Cは2回できなかった場合の補習 ― ― 152 月 日 一般再来 物忘れ外来 児童期・ 夕 月 日 医局抄読会 午前 午後 月 日 土 医局抄読会 午前 3週目 新患 金 医局抄読会 午前 夕 月 日 新患 1週目 午後 木 東京大学 心療内科 総括 月 日 授 業 科 目 科 目 名 放 射 線 医 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 宍戸 文男 概要/方針等 BSL アドバンストコースの実習は、放射線科の診療グループに配属するので、診療グループの一員として、患者 に対する接し方を含めた診療全般についての知識、態度、習慣、技能を習得して欲しい。また、画像診断と放射線治 療に関する論文を読み、発表する機会を設けているので、経験を積んで欲しい。更に、関連病院での実習も組み込ま れているので、県内の放射線科診療の実情を学習する機会を設けている。 学 習 目 標 一般目標 医療スタッフとともに、画像診断、放射線治療、などの診療行為に参加し、診療のために必要な、知識、 態度、習慣、技能、を習得する。 行動目標 ① 診療グループに参加して、主治医とともに医療面接、身体診察を行い、必要な検査計画を立案する能 力を身につける。 ③ 疾患に関する論文を読み、疾患に関する理解を深める能力を習得する。 ④ 放射線医学に関する診療を理解し、説明できる。 テ キ ス ト 放射線医学実習書 東北大学出版会 2001 参 考 書 評 価 方 法 実習の最終週の午後に、15分程度の時間で症例の報告をしていただく。その内容を含めて総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 医療スタッフの一員として実習を行うことになるので知識面のみでなく、患者に接する態度、技能などの習得も重 要であることを認識して実習に臨んで欲しい。 実 習 計 画 第1週:診療グループの1人の患者を受け持ち、主治医とともに医療面接、身体診察を行い、必要な検査計画および 治療計画を立案する。 第2週:検査計画に従い、患者とともに検査を見学し、一部では検査の補助的な役割を担う。また、希望に応じて、 CT・MRI 診断、放射線治療、核医学の3つの分野について、担当医の指導のもとに、ともに診療にあたる。 第3週:行った検査をまとめ、治療方針を決定する過程を主治医とともに経験する。その結果を科内のカンファラン スにて発表する。 第4週:症例のまとめを作成し、発表する。 4週間のうち、数日を関連病院での実習に当てる。 ― ― 153 第6学年 ② 検査結果をまとめて、治療方針を考え、その結果を発表することができるような能力を習得する。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 備 考 宍 戸 文 男 教 授 放 射 線 科 橋 本 直 人 講 師 放 射 線 科 佐 藤 久 志 助 教 放 射 線 科 宮 崎 真 助 手 放 射 線 科 長谷川 靖 助 手 放 射 線 科 爲 田 忠 信 助 手 放 射 線 科 石 井 士 朗 助 手 放 射 線 科 湯 川 亜 美 助 手 放 射 線 科 海 老 潤 子 病院助手 放 射 線 科 鴫 原 武 志 病院助手 放 射 線 科 佐久間 光太郎 後期研修医 放 射 線 科 宮 嶋 正 之 後期研修医 放 射 線 科 菊 池 賢 後期研修医 放 射 線 科 中 島 大 後期研修医 放 射 線 科 竹 川 鉦 一 非常勤講師 総合南東北病院放射線科 森 谷 浩 史 客員講師 仙台厚生病院放射線科 臨床教授 浦 部 真 平 客員講師 白河厚生総合病院放射線科 臨床教授 新 野 恵 司 客員講師 太田西ノ内病院放射線科 星 宏 治 客員講師 星総合病院放射線科 緑 川 重 夫 客員講師 大原綜合病院放射線科 ― ― 154 授 業 科 目 科 目 名 麻 酔 科 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 村川 雅洋 概要/方針等 5年次におけるプライマリーコースの基礎の上に、麻酔、集中治療、ペインクリニック、緩和医療ならびに救急医 療のそれぞれ診療分野に特色のある下記の施設で実習を行い、実践的な知識、技能、態度を身につける。 本学附属病院を含む6施設のうち2~3施設ローテートする(附属病院以外の施設は1週ずつ)。附属病院におい ては、下記のいずれかを選択して担当教官とチームを形成し実習する(₁週ずつ)。関連病院では各病院の責任者の 指導に従う。各施設毎に個別の目標を設定して実習を行う。 1.本学附属病院:麻酔、集中治療、緩和医療、ペインクリニック 2.太田西ノ内病院:救命救急センター、麻酔 3.総合南東北病院:集中治療、麻酔 4.磐城共立病院:麻酔 5.公立藤田総合病院:ペインクリニック、麻酔 学 習 目 標 一般目標 手術侵襲や各種の疼痛疾患ならびに急性臓器機能不全に対応できる知識及び技能を身につけるため、麻酔 科学・集中治療医学の基本を理解する。 行動目標 ① 吸入麻酔薬、静脈麻酔薬、筋弛緩薬の基本的な投与法を説明できる。 ② 気道確保の基本的な方法について説明できる。 ③ 硬膜外・脊髄くも膜下麻酔法について基本的な説明ができる。 ④ 基本的な術後鎮痛法を説明できる。 ⑤ 帯状疱疹、三叉神経痛の診断及び治療について基本的な説明ができる。 ⑥ 緩和医療の柱となる4つのケアを説明できる。 ⑦ 癌性疼痛に対する WHO 方式を説明できる。 ⑧ 人工呼吸器の基本的な使用法を説明できる。 ⑨ 輸液療法について基本的な説明ができる。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 1.「知らないと危ない麻酔の話」フランク・スウィニー著(2005)瀬尾憲正監訳、講談社+α新書 2.「がん患者の訴える痛みの治療:緩和ケアにおける Total Pain への対応」(2001)山室誠編、真興交易医書出版部 評 価 方 法 ポートフォリオ、出席・実習態度等を含め、総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.麻酔・集中治療中の患者は常に生命の危機に瀕しているといっても過言ではない。また、術前・術後の診療及び ペインクリニックにおいては、患者の精神的なケアも重要である。したがって、患者・家族に接する場合は、必ず 担当教官の許可を得て、教官の指導のもとに実習を行う。 ― ― 155 第6学年 6.大原綜合病院:麻酔 2.患者および付添者の対応には最善を払い、態度や言葉遣いには注意する。 3.学習者が主体的な思考に基づき知識・技術を習得することを原則とする。 4.医療スタッフととも積極的に治療チームに加わる。 5.限られた期間内で経験できなかった病態、疾患については、自主的勉学を行い習得する。 授 業 計 画 第 1 週 午前 月 午後 火 午前 午後 水 午前 午後 木 午前 午後 金 午前 午後 月 ~ 金 実 習 内 容 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 18:00 抄読会 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 8:00 術後、集中治療症例報告、術前症例検討 9:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 13:00 麻酔・集中治療・緩和医療・ペインクリニック実習(担当教官) 関連病院実習は施設ごとのスケジュールで 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 村 川 雅 洋 病 院 長 福島県立医科大学附属病院 五十洲 剛 講 師 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 佐 藤 薫 学内講師 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 赤 津 賢 彦 助 教 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 飯 田 祐 司 助 教 福島県立医科大学附属病院集中治療部 中 川 雅 之 助 手 福島県立医科大学附属病院麻酔・疼痛緩和科 根 本 千 秋 助 教 福島県立医科大学附属病院集中治療部 高 橋 晋一郎 助 教 福島県立医科大学附属病院集中治療部 管 桂 一 臨床教授 総合南東北病院麻酔科 矢 内 裕 宗 臨床教授 いわき市立総合磐城共立病院麻酔科 田 中 洋 一 臨床教授 大原綜合病院麻酔科 阿 曽 晶 子 客員講師 公立藤田総合病院麻酔科 熊 田 芳 文 客員講師 太田西ノ内病院麻酔科 ― ― 156 備 考 授 業 科 目 科 目 名 救 急 医 学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 田勢長一郎 概要/方針等 BSL アドバンストコースでは実際の初期救急処置の習得を目的とする。AHA の推奨する Advanced Cardiac Life Support(ACLS)コースを導入し、緊急的循環管理、心停止患者に対する治療法を ACLS コースのシミュレーション に基づき実習する。また、外傷患者に対して迅速かつ適切に対応できるために Japan Advanced Trauma Evakuation and Care(JATEC)に準じたコースを導入し、終日の実習を行い習得する。さらに救命救急センターにおいて救急患者と 直接接触しながら、臨床実習を行う。また、地域における救急医療体制や Medical Control を理解する。 学 習 目 標 『救急概論・重症救急疾患』 一般目標 ① 救急症例を経験し、緊急に対応すべき疾患の病態、診断と治療を学ぶ。 ② 二次救急蘇生法(ACLS)を習得する。 ④ 超音波検査を用いた心・腹部疾患の診断の有用性を学ぶ。 ⑤ 救急医療体制(ドクターヘリを含む)、Medical Control 体制を学ぶ。 行動目標 ① 初期救急病態を鑑別し、初期治療を介助できる。 ② 救急疾患の緊急度・重症度を理解できる。 ③ 外傷の処置を介助できる。 ④ 心停止患者に対し、ACLS に基づきリーダーとして指導できる能力を養成する。 ⑤ 外傷患者に対し、JATEC に基づきリーダーとして指導できる能力を養成する。 ⑥ 救急疾患に対し、超音波検査による初期診断が行え、緊急疾患を鑑別できる。 ⑦ 救急医療体制(ドクターヘリを含む)、Medical Control 体制を説明できる。 テ キ ス ト 特に指定しない 参 考 書 ① 日本救急医学会監修:標準救急医学 医学書院 ② 改訂外傷初期診療ガイドライン へるす出版 ③ AHA 心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン2005 ④ Schwartz GR: Emergency Medicine, 4th Edition. Williams & Wilkins ⑤ Irwin RS, et al: Intensive Care Medicine, 4th Edition. Lippincott-Raven 評 価 方 法 実習の評価:出席日数、口頭試問含め、総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.学習者が主体的な思考に基づき知識・技術を修得することを原則とする。 2.ACLS、JATEC については自習により基礎知識を得、実習を通して迅速かつ適切な診断・治療能力を習得する。 3.医療スタッフとともに積極的に治療チームに加わり、学習者として最大限現場体験をつむこと。 4.夕方・夜間でも積極的に実習に参加し、臨床実習の成果をあげる。 ― ― 157 第6学年 ③ 標準的外傷初療(JATEC)を習得する。 授 業 計 画 曜日 月 午 前 午 後 8:00 当直報告 ACLS 自習 オリエンテーション(田勢) 実習・ミニレクチャー 8:00 当直報告 火 夕方以降 当直(1名) 当直(1名) ACLS 1日コース(田勢、池上、他) 8:00 当直報告 水 ミニレクチャー 当直(1名) 実習、心エコー、腹部エコー 8:00 当直報告 木 外傷の画像診断 当直(1名) 実 習、自 習 8:00 当直報告 金 ミニレクチャー 実 習 8:00 当直報告 月 当直(1名) JATEC 1日コース(島田、他) 8:00 当直報告 火 ミニレクチャー 当直(1名) 実 習 8:00 当直報告 水 ミニレクチャー 当直(1名) 実 習 8:00 当直報告 木 ミニレクチャー 当直(1名) 実 習 金 8:00 当直報告 16:00 まとめ、総括(田勢、島田、池上) 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 田 勢 長一郎 准 教 授 福島県立医科大学附属病院救急科 島 田 二 郎 講 師 福島県立医科大学附属病院救急科 池 上 之 浩 講 師 福島県立医科大学附属病院救急科 長谷川 有 史 助 教 福島県立医科大学附属病院救急科 塚 田 泰 彦 助 教 福島県立医科大学附属病院救急科 ― ― 158 備 考 授 業 科 目 科 目 名 歯科口腔外科学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 長谷川 博 概要/方針等 5年次のプライマリーコースを基礎にして追加、発展させる。歯科口腔外科の外来患者、入院患者の診療の見学・ 介助により実践面の知識、技術を経験・修得し、口腔疾患に興味を持って対応できるようにする。 学 習 目 標 一般目標 ① 一般の歯科治療を理解する。 ② 臨床的に頻度の高い口腔外科疾患について理解を深める。 行動目標 ① 外来診療の見学、介助により、患者への接し方、口腔の診察法を習得する。 ② う蝕、歯周炎に対する歯科治療や抜歯などの小手術を理解する。 ③ 講義と手術見学により、口腔外科の理解を深める。 第6学年 評 価 方 法 授業の評価は平常点、レポート、試験その他の方法により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.歯科口腔外科は、1週間コースで履修する。 2.9時歯科口腔外科医局集合(時間厳守)。 臨床実習計画 BSL ア ド バ ン ス ト コ ー ス 午前 月 午後 午前 火 午後 午前 水 午後 木 金 9:00 オリエンテーション(長谷川)〈医局〉 10:00~11:30 [講義]口唇口蓋裂、顎関節疾患(佐久間)〈医局〉 14:30 [実習]歯列印象採得、石膏模型による実習(菅野)〈歯科口腔外来〉 16:00~17:00 [講義]歯科入門(解剖、う蝕、歯周病、歯式など)(菅野)〈医局〉 9:00~12:00 [実習]口腔ケア、歯石除去、歯科治療など一般歯科概要、口腔内麻酔法、模型に よる骨折シーネ装着法(武石)〈歯科外来〉 14:30 [実習]埋伏智歯の抜歯など小手術の見学、介助〈歯科口腔外来〉 16:00 [講義]口腔外傷、静脈鎮静法を用いた小手術(武石)〈医局〉 9:00 [講義]炎症、良性腫瘍(菅野)〈医局〉 10:30 [講義]悪性腫瘍、全身疾患と口腔内症状(長谷川)〈医局〉 14:30 [実習]埋伏智歯の抜歯など小手術の見学、介助〈歯科口腔外来〉 16:00 [講義]インプラント、顎補綴(辺)〈医局〉 午前 8:50 [実習]大原綜合病院歯科口腔外科(佐藤)〈口腔外科外来〉 午前 9:00 [実習]口腔外科手術見学(小松)〈手術部〉 午後 15:00 レポート作成・提出(小松) 担当教員一覧 教員氏名 職 長谷川 博 准 教 授 歯科口腔外科 所 属 菅 野 寿 助 教 歯科口腔外科 佐久間 知 子 助 教 歯科口腔外科 ― ― 159 備 考 歯科口腔外科部長 授 業 科 目 科 目 名 臨床検査医学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) ※別途、周知します。 ― ― 160 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 金光 敬二 授 業 科 目 科 目 名 病理診断科(病理病態診断学講座) 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 阿部 正文 概要/方針等 BSL プライマリーコースでは、病理検査業務の実習を通して病理診断学の重要性および診断のプロセスについて 学ぶが、アドバンストコースでは、実地に即して多くの症例検討を行うことにより、病理診断学の方法論ならびに診 断学的根拠となる所見についての理解を深めることを目的とする。 評 価 方 法 出席日数、学習態度および発表等を含め総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の注意 1.電子カルテ、生検および剖検から知り得た患者の情報は守秘する義務がある。 2.問題解決型学習を目標としているので、主体的な思考と積極的な学習態度が必要である。 臨床実習計画 指導教官のもと、毎日提出される生検・細胞診症例を自ら担当し、診断報告書作成までを行う。 授 業 計 画 授業科目の期間中、3グループを受けいれ、1グループ2名とする、各グループに対して4週間の実習を実施する。 なお、第3・4週は学外病院実習を行う。(いわき市立総合磐城共立病院病理科、竹田総合病院病理科、白河厚生総 合病院病理診断科) 週 項 目 内 容(キーワード等) 担当者 1 診断方法論 各種病理形態学的診断法とその応用範囲 田㟢 和洋 2 細胞診断学 悪性細胞の形態学的特徴 田㟢 和洋 3 病院実習 病理診断の実際 4 病院実習 病理診断の実際 担当教員一覧 教員氏名 職 阿 部 正 文 北 條 洋 田 㟢 和 洋 橋 本 優 子 鈴 木 理 田 中 学 浅 野 重 之 冨 永 邦 彦 野 沢 佳 弘 教 授 准 教 授 准 教 授 講 師 学内講師 助 教 臨床教授 臨床教授 臨床教授 所 属 病理病態診断学講座(病理診断科) 病理病態診断学講座(病理診断科) 病理病態診断学講座(病理診断科) 病理病態診断学講座(病理診断科) 病理病態診断学講座(病理診断科) 病理病態診断学講座(病理診断科) いわき市立総合磐城共立病院 竹田綜合病院 白河厚生総合病院 ― ― 161 備 考 第6学年 学 習 目 標 一般目標 診断病理学を実地に即して学習し、診断根拠となる肉眼的・細胞組織学的所見および免疫組織化学的検討 結果等の意義について理解を深める。 行動目標 ① 良性細胞と悪性細胞の形態学的な差異を標本上で指摘できる。 ② 最終診断のために必要となる特殊染色、免疫組織学的染色を指摘できる。 ③ 生検標本の組織学的所見を列記し、病理診断書を作成することができる。 ④ 手術材料の肉眼所見、組織学的所見をもとに、癌取り扱い規約に即した記載ができる。 ⑤ 疾患の原因・臨床所見・形態学的特徴・治療法など臨床病理学的事項をまとめ、文献的考察をもとに 説明することができる。 授 業 科 目 科 目 名 輸血・移植免疫学 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 大戸 斉 概要/方針等 臨床医学としての輸血医学、移植免疫学の役割を理解して、深い洞察に基づく科学的医療理論を養う。 学 習 目 標 一般目標 ① 輸血医学、移植免疫学における技術を理解する。 ② 輸血の適応決定と評価を実践できる。 行動目標 ① 自己血貯血の適応決定とインフォームド・コンセントを実施する。 ② 自己血採血の技術を習得する。 ③ 成分採血法(アフェレーシス)による造血幹細胞採取法を習得する。 ④ フローサイトメトリー法による造血幹細胞アッセイを行う。 ⑤ 造血幹細胞の凍結・保存法を習得する。 ⑥ 移植適合抗原(HLA)検査の基本手技を理解する。 ⑦ 臨床研究文献の意義を理解できる。 テ キ ス ト 特に指定しない。 参 考 書 輸血学(改訂第3版)(中外医学社)遠山博、大戸斉編著 評 価 方 法 受講の態度、レポートなどにより総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 学習上の留意事項 1.科学的思考、証拠と論理性を基本とした学習法を身につけること。 2.自主的な学習態度により、未知なこと、理解できないことは放置せず、質問や文献検索で解決する。 授 業 計 画 第1週 月自己血採血と説明 火見学 患者とドナーからの検査採血の実際 水 アフェレーシス操作見学 木 金細胞処理見学 第2週 月 患者とドナーからの検査採血の実際 アフェレーシスキット装着、操作 水細胞処理見学、幹細胞アッセイ 火 自己血採血の実際 木 HLA タイピング 金 HLA タイピング 担 当 教 官 大戸、菅野、Nollet キ ー ワ ー ド 自己血、検査、アフェレーシス、採血 ― ― 162 授 業 科 目 開講年次等 科 目 名 臨 床 薬 理 学 6年前期 細目又はテーマ BSL アドバンストコース (H.22休講) (コ ー ス 名) (ユニット名) 必修・選択の別 担当責任者 選択必修 概要/方針等 院内製剤の理解を深める。また、TDM の実習および院外の施設(製薬メーカー工場と県薬剤師会会営薬局)の見 学を行う。(なお、薬剤部内の業務等との関係で、都合により時間、内容等を一部変更することがあります。) 学 習 目 標 一般目標 製薬メーカーの工場で医薬品がどのような管理下で製造されているのかについて学ぶ。また、県薬剤師会 会営薬局(ほうらい薬局)を見学することにより医薬分業化において保険薬局ではどのように患者に投薬・ 服薬指導が行われているか理解する。さらに、県薬剤師会の他の事業についても理解を深める。病院薬局 内で調製されている特殊院内特殊製剤について理解を深める。 行動目標 ① 製薬メーカーにおける医薬品の製造工程(管理、無菌度)を理解する。 ② 福島県薬剤師会でどのような事業を行っているか理解する。 ④ 院内特殊製剤の調製法を理解する。 ⑤ 院内特殊製剤の品質管理を理解する。 ⑥ 院内特殊製剤の使用の手続が理解できる。 ⑦ TDM を臨床の現場で利用するための実際の流れが理解できる。 ⑧ 薬剤経営学とは何か、どのような研究手法があるのか説明できる。また、臨床の現場に応用できる。 ⑨ WHO P-drug マニュアルが理解できる。 テ キ ス ト Guide to good prescribing (WHO) 参 考 書 臨床薬理学 日本臨床薬理学会 医学書院 臨床薬理学テキスト 上松俊彦、岩本喜久夫編 南江堂 薬物投与計画マニュアル- TDM による至適治療へのアプローチ 越前宏敏他著 医学書院 ファーマコキネティク-演習による理解 花野 学編 南山堂 実践薬剤経済学 池田俊也、坂巻弘之監修 じほう社 評 価 方 法 出席回数、レポート内容および発表と学生間での発表等により総合的に判定される。 そ の 他(メッセージ等) 1.テュートリアルの考えに基づき、グループ討論、学生同志、教官同士、技師(薬剤師)と自由かつ自主的に討論 を実施すること。 2.時間厳守 ― ― 163 第6学年 ③ 医薬分業のメリット、デメリットを説明できる。 臨床実習計画 第 1 週 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 月 火 水 木 金 ア ド バ ン ス ト コ ー ス 午前 オリエンテーション 午後 Pharmacoeconomic の論文を抄読(自習)、夕方発表 午前 トーアエイヨー工場見学 午後 工場見学レポート作成 午前 院内特殊製剤の品質管理(講義・実習) 午後 院内特殊製剤の品質管理(実習) 午前 Pharmacoeconomic の論文を抄読(自習)、夕方発表 午後 福島県薬剤師会会営薬局見学およびそのレポート作成 午前 午後 Guide to good prescribing(WHO)の抄読と内容発表 第 2 週 月 火 水 木 金 午前 午後 Guide to good prescribing(WHO)の抄読と内容発表 午前 TDM の演習- TDM の実際 午後 医薬品の剤形と使用法 午前 Guide to good prescribing(WHO)の抄読と内容発表 午後 院内特殊製剤について(見学・実習) 午前 午後 午前 午後 Guide to good prescribing(WHO)の抄読と内容発表 Guide to good prescribing(WHO)の抄読と内容発表 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 ― ― 164 備 考 授 業 科 目 科 目 名 BSL アドバンストコース 細目又はテーマ 地域医療コース (県立会津総合病院) (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 宗像 源之 概要/方針等 高齢化社会の進行、生活習慣病の増加、疾病の多様化・複合化など、医療を取り巻く環境は大きく変化しており、 医師に求められるのは疾病の診療にとどまらず、家族や職場、地域を視野に入れての幅広い医療活動-いわゆる地域 医療-の重要性が唱えられています。地域医療とは、へき地だけの問題ではなく、都市部も当てはまる問題でもあり ます。このような医療は、開業医、診療所、一般病院の医師や行政などによって支えられ、医師には専門的な深い知 識や技術よりも幅広い総合的な診断能力と基本的手技が要求され、優秀な総合医であることに加え、保健・福祉にも 精通し、保健・医療・福祉の輪の中で医療を展開できる医師であることが強く望まれています。 本コースでは、へき地医療支援拠点センター病院である県立会津総合病院において各診療科の垣根を越えたプライ マリ・ケアを学ぶと共に、基本的な診療手技の習得を目標とします。また、保健所並びに消防署(救急車同乗実習) で研修することにより、院外での地域医療の役割と機能、重要性、さらには問題点も学んでいただきたい。 学 習 目 標 身につける。 行動目標 ① 地域医療の重要性・現状と問題点について述べることができる。 ② 地域医療に必要な各科のプライマリ・ケアの基礎知識を習得できる。 ③ 地域医療に必要な基本的診療手技を習得できる。 テ キ ス ト 特に指定しない。(当院からプリントを配布します。) 参 考 書 特に指定しない。 評 価 方 法 「知識」「技能」「態度」について総合的に評価する。 そ の 他(メッセージ等) 実習中の注意事項 1.患者に不快感、不安感等を与えないように、言葉使い・服装には注意すること。 2.時間を厳守すること。 3.名札、上履きを持参すること。 実習・講義計画 1.実習学生の決定を受けて計画を再度検討します。 2.プライマリ・ケア講義:地域医療で接することが多い common な患者に対する講義を行います。 3.勉強会 ① 心電図セミナー:一日一枚典型的な心電図の読影をします。 ② ER 勉強会:ER で遭遇する critical な疾患を症例検討します。 ③ 感染症セミナー:市中感染症の典型的な症例を勉強します。全₁₀回 ④ 内科カンファレンス:新患のプレゼンテーションを行います。 ⑤ NEJM 勉強会:New England Journal of Medicine の抄読会です。 ⑥ 週末カンファレンス:初期研修が開催する勉強会です。 ⑦ 当直実習:希望があれば、研修医+指導医と当直をしましょう。 ― ― 165 第6学年 一般目標 医療の全体構造における地域医療の位置付け・役割・問題点を理解し、将来の診療に役立てられる知識を 第1週 月 火 8:₀₀~ 8:₃₀ 水 木 金 心電図セミナー 午 前 オリエンテーション 午 後 グラム染色実習 プライマ リ・ケア 講 義 整形外科実習① 外科実習① 内科実習① 内 科 外 科 漢 方 外 傷 精 神 科 勉強会 感染症① ER 勉強会 感染症② 感染症③ 内科カンファレンス 感染症④ NEJM 勉強会 感染症⑤ 週末カンファレンス 第2週 月 火 水 木 金 8:₀₀~ 8:₃₀ 午 前 精神科実習 救急車同乗実習 心電図セミナー 麻酔科実習 外科実習② 整形外科実習② 内科実習② 保健所実習 プライマ リ・ケア 講 義 麻 酔 科 皮 膚 科 耳 鼻 科 麻 酔 科 胸部X線 勉強会 感染症⑥ ER 勉強会 感染症⑦ 感染症⑧ 内科カンファレンス 感染症⑨ NEJM 勉強会 感染症⑩ 週末カンファレンス 午 後 総括 担当教員一覧 教員氏名 職 院 所 属 鈴 木 啓 二 病 長 福島県立会津総合病院 内科 飯 塚 美 伸 診療部長 福島県立会津総合病院 内科 新 妻 一 直 中央放射線部長 福島県立会津総合病院 内科 齋 藤 美和子 科 長 福島県立会津総合病院 内科 玉 川 和 亮 科 長 福島県立会津総合病院 内科 宗 像 源 之 科 長 福島県立会津総合病院 内科 宍 戸 昌一郎 科 長 福島県立会津総合病院 内科 竹 重 俊 幸 診療部長 福島県立会津総合病院 外科 山 内 一 矢 科 福島県立会津総合病院 整形外科 鈴 木 重 行 皮膚科部長 福島県立会津総合病院 皮膚科 角 田 保 雄 科 長 福島県立会津総合病院 耳鼻咽喉科 金 澤 壮 一 科 長 福島県立会津総合病院 精神科 西 郷 佳 代 科 長 福島県立会津総合病院 精神科 白 石 克 則 科 長 福島県立会津総合病院 麻酔科 長 ― ― 166 備 考 福島医大臨床教授 授 業 科 目 科 目 名 BSL アドバンストコース 細目又はテーマ 地域医療コース (県立宮下病院・金山町国保診療所) (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 宮㟢 武文 (※)学習目標、評価方法、授業計画等は別途決定して通知する。 第6学年 ― ― 167 授 業 科 目 科 目 名 (コ ー ス 名) 細目又はテーマ (ユニット名) BSL アドバンストコース 地域医療コース (県立南会津病院) (※)学習目標、評価方法、授業計画等は別途決定して通知する。 ― ― 168 開講年次等 必修・選択の別 6年前期 選択必修 担当責任者 菅野 晶夫 (未 定) 授 業 科 目 科 目 名 (コ ー ス 名) 細目又はテーマ (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 6年前期 選択必修 BSL アドバンストコース 地域医療コース (町立三春病院) 担当責任者 渡辺 直彦 葛西 龍樹 概要/方針等 町立三春病院は平成₁₉年4月1日に福島県から三春町に移譲され、(財)星総合病院が指定管理者として医療を継 続しています。当院は都市部である郡山市に比較的近く、僻地との中間に位置することにより、地域のかかりつけ医 と郡山市内の急性期病院との橋渡し的役割を担っている。また、単独でも地域住民の期待に応えられるように安全で 質の高い医療の提供を目指している。具体的な医療内容は急性期医療、回復期リハビリテーション、在宅医療、終末 期ケア支援、介護施設と在宅療養の後方支援を行っている。また、行政と連携した健康診断・保健指導も担当し、住 民の総合的健康管理サービスの役目もになっている。医師臨床研修においては星総合病院(内科・地域医療)と福島 医大(地域医療)の協力型病院として指定され、さらには、福島医大の地域・家庭医療部の後期研修病院に指定され、 福島医大の医学教育研修プログラムと連携している。 方針;地域を理解するため町内にホームステイし、当院にて地域医療について学習していただく。 一般目標 将来の安定した地域医療を構築するために、町立三春病院の実習を通して地域医療の役割と問題点につい て理解し、地域医療への取り組み方を習得する。 行動目標 ① 外来実習に積極的に参加する。 ② 医療面接から地域に住む患者の健康上の不安や悩みを取得できる。 ③ 介護保険制度について述べることができる。 ④ 在宅医療(訪問看護)に参加することができる。 ⑤ 老人保健施設や養護老人ホームの概要を述べることができる。 ⑥ 大学附属病院と地方病院の入院患者の違いについて述べることができる。 ⑦ ケースカンファランスに積極的に参加できる。 ⑧ 地域医療の問題点を指摘できる。 テ キ ス ト 特に指定しません。 参 考 書 「地域医療テキスト」監修・自治医科大学 医学書院 「スタンダード家庭医療マニュアル-理論から実践まで-」葛西龍樹編 永井書店 評 価 方 法 OJT を中心とした観察記録による評価。 そ の 他(メッセージ等) 移動時の事故に注意してください。 自身の健康管理に留意してください。 当院の規則を遵守してください。 ― ― 169 第6学年 学 習 目 標 実 習 内 容(予定スケジュールです) 授 業 計 画 回数 曜日 時限 予 定 項 目 内 容 担 当 者 第 一 週 月 火 水 木 金 土 午前 オリエンテーション 渡辺 直彦 午後 病棟実習、地域・家庭医療部の TV カンファ 井上 みき 午前 福島医大地域・家庭医療部の外来指導 田中 啓広 午後 三春病院・病棟実習 午前 外来実習 渡辺直彦他 午後 リハビリテーション見学、TV カンファ 渡辺直彦他 午前 開業医見学(三春町内の開業医) 渡辺直彦他 午後 講義 午前 福島医大地域・家庭医療部の外来指導 石井 敦 午後 福島医大地域・家庭医療部の外来指導 石井 敦 午前 自習 病棟カンファランス 田中 啓広 第 二 週 月 火 水 木 金 午前 養護老人ホーム敬老園/往診実習 渡辺 直彦 午後 特別養護老人ホーム(あぶくま荘)、TV カンファ 井上 みき 午前 福島医大地域・家庭医療部の外来指導 田中 啓広 午後 福島医大地域・家庭医療部の外来指導 田中 啓広 午前 外来実習 渡辺直彦他 午後 病棟実習、TV カンファ 渡辺直彦他 午前 病棟実習 井上みき他 午後 自習 午前 福島医大地域・家庭医療部の外来指導 葛西 龍樹 石井 敦 午後 まとめ 葛西 龍樹 石井 敦 渡辺直彦他 注意:都合により変更することがあります。 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 渡 辺 直 彦 院 長 三春町立三春病院・内科 井 上 み き 内科医師 三春町立三春病院・内科・家庭医療部 佐 藤 寿 和 内科医師 三春町立三春病院・内科・家庭医療部 五十嵐 博 内科医師 三春町立三春病院・内科・家庭医療部 角 田 澄 子 内科医師 三春町立三春病院・内科・家庭医療部 葛 西 龍 樹 教授・部長 福島県立医科大学医学部地域・家庭医療部 石 井 敦 助 教 福島県立医科大学医学部地域・家庭医療部 田 中 啓 広 助 教 福島県立医科大学医学部地域・家庭医療部 注意:都合により変更することがあります。 ― ― 170 備 考 授 業 科 目 科 目 名 BSL アドバンストコース 細目又はテーマ 地域医療コース (只見町朝日診療所) (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 6年前期 選択必修 担当責任者 (※)学習目標、評価方法、授業計画等は別途決定して通知する。 第6学年 ― ― 171 授 業 科 目 科 目 名 BSL アドバンストコース 細目又はテーマ 地域医療コース (かしま病院) (コ ー ス 名) (ユニット名) 開講年次等 必修・選択の別 担当責任者 6年前期 選択必修 石井 敦 概要/方針等 かしま病院は、1983年「地域医療の中核となる医療機関を」との声から、地域開業医十数名が結束して立ち上げた、 まさに地域のための医療機関です。 法人理念である「地域医療と全人的医療の実践」及びキャッチフレーズの「やさしさと安心の医療」を目指し、地 域のための医療機関として予防・診断・治療・リハビリ・在宅医療・福祉の質の向上に職員一丸となって努力してい ます。 本コースの臨床実習を通して地域医療・福祉の現場を体験し、その役割と重要性・問題点を学び、今後の臨床に役 立てていただきたいと思います。 学 習 目 標 一般目標 ホームステイ型研修を体験することにより、地域医療と地域生活に関する知識と理解を深め、将来の医師 活動に役立てる。 行動目標 ① いわき市の地域風土について述べることが出来る。 ② いわき市の地域医療の現状について述べることが出来る。 ③ 地域医療の役割と重要性及び問題点を述べることが出来る。 ④ 医療面接を通し、患者の主訴だけでなく、心理・社会的な問題点を抽出することが出来る。 ⑤ 訪問診療・訪問看護・特別養護老人ホーム実習を通し、家族・介護者の問題点を考える。 テ キ ス ト 特になし。 参 考 書 「家庭医療」ライフメディコム 2002年 葛西龍樹著 評 価 方 法 平常点、レポート、試験、その他の方法で評価される。 そ の 他(メッセージ等) ようこそ「フラガール」発祥の地へ! 授 業 計 画 回数 月 日 曜日 時限 項 目 内容(キーワード等) 担当者 外来実習 医療面接を中心とした外来診療 石井 敦 病棟実習 一般病棟・快復期リハビリ病棟管理 中山 大 訪問診療 地域に出かける診療 石井 俊一 佐野久美子 訪問看護 地域に出かける看護 看 護 師 特別養護老人ホーム実習 観光 「かしま荘」で働く いわき市を観光する ― ― 172 介護士等 本 人 担当教員一覧 教員氏名 職 所 属 石 井 敦 助 教 中 山 大 副 院 長 かしま病院 医師 石 井 俊 一 外科部長 かしま病院 医師 佐 野 久美子 院 クリニックかしま 長 備 考 福島県立医科大学 地域・家庭医療部 第6学年 ― ― 173 授 業 科 目 科 目 名 BSL アドバンストコース 細目又はテーマ 地域医療コース (保原中央クリニック) (コ ー ス 名) (ユニット名) (※)学習目標、評価方法、授業計画等は別途決定して通知する。 ― ― 174 開講年次等 必修・選択の別 6年前期 選択必修 担当責任者 医療研修センター 大 学 施 設 概 要 ・2F医療人育成・支 (大学本部及び医学部) 総 合 科 学 研 究 棟 スキルラボアドバンスト 人間科学講座(人文社会科 学) 物理学実習室 自然科学講座(物理学 ) 化 学 実 習 室 自然科学講座(化学)講師室 生理・公衆衛生学実習 室 第3・4ゼミ室 生物学実習室 自然科学講座(生物学 生理・薬理・衛生学実 習室 会議室 第1・2ゼミ 室 微生物・免疫学実習室 人間科学講座(外国語)自然科学講座 (数学) 生化学実習室 第5・6講義室 光が丘 (同窓 会館 会館) ) 解剖学実習室 ブックセンター 法 医 解 剖 室 学 生 更 衣 室 実 習 棟 病理学実習室 守衛 (学 室 部) L・L教室 組織学実習室 ・健康管理センター 生命科学・社会医 神経内科学講座 学研究棟 神経生理学講座 薬 理 学 講 座 細胞統合生理学講座 微生物学講座 生 化 学 講 座 生体機能 第 5 研究部門 ゼミ室 免 疫 学 講 座 病理病態診断学講座 神 経 解 剖 ・ 発 生 学 講 座 2 ラウンジ 附 属 研 究 施 設 援センター 臨 床 医 学 研 究 棟 公衆衛生学講座 衛生学・予防医学講座 法 医 学 講 座 基礎病理学講座 解剖・組織学講座 眼 科 学 講 座 皮膚科学講座 循環器・血液内科学講 座 消化器・リウマチ膠原病内科学講 座 産科婦人科学講座 小児科学講座 臓器再生外科学講座 器官制御外科学講座 整形外科学講座 呼吸器内科学講座 1 福 利 厚 生 棟 学生 ― ― 175 ホー ル 食 ・ 堂 談話 ・ 室 売 店 講 義 棟 第4 講義 室 第2 講義 室 講 堂 義室 2 講 第3 1 第1 室 学術情報センター 館 展示館 書 図 講義 体 育 館 柔 道 部 室 3 武道場 階 2 体育室 軽 音 楽 部 室 空 手 道 部 室 ウインドアンサンブル 写 真 部 室 同 好 会 室 基礎医学研究会室 ゴ ル フ 部 室 山 岳 部 室 アーチェリー部室 ラ グ ビ ー 部 室 バスケットボール部室 バレーボール部室 卓 球 部 室 水 泳 部 室 ソフトテニス部室 硬 式 庭 球 部 室 漕 艇 部 室 準硬式野球部室 サ ッ カ ー 部 室 陸 上 競 技 部 室 躰 道 部 室 剣 道 部 室 ス キ ー 部 室 囲 碁 部 室 階 赤十字奉仕団室 1 プール 階 バドミントン部室 ワンダーフォーゲル部室 混 声 合 唱 団 室 管 弦 楽 部 室 スピードスケート部室 ギ タ ー 部 室 耳鼻咽喉科学講座 心臓血管外科学講座 腎臓高血圧・糖 内分泌代謝内科学尿 病 講座 泌 尿 器 科 学 講 座 神経精神医学講座 放射線医学講座 脳神経外科学講座 麻酔科学講座 感染制御・臨床検査医 学講 歯 科 口 腔 外 座 科 形成外科学 講座 管 理 棟 理 事 長 室 教育研究担当役員 管理運営担当役員室 室 総 務 3 企画・人材開発担当役 員室 大 会 課 議 室 学 生 部 長 室 病 院 経 営 課 学 生 監 課 学 事 室 2 生 相 談 室 総 務 課 経営・渉外担当役員室 (施設・管財 ) 企 画 財 務 課 1 安 全 管 理 部 5 4 3 2 1 附属病院各階配置図 臨 床 講 義 棟 第1・2臨床講義室 第5∼6学年更衣室 【1階】 堂 食 行 銀 共 同 待合室 理美容室 治験センター 呼吸器 内 科 EV 放 射 線 部 腎臓・高血圧内科、糠尿病・内分泌・代謝内科 高エネルギー 放射線治療棟 消化器内科、リウマチ・膠原病内科 循環器内科、血液内科、心臓血管外科 【2階】 2 階 北 病 棟 カンファランス2 形成 外科 歯科口腔外科 臨床工学センター カンファランス1 病理部 産科、婦人科 眼科 児 科 小 至管理棟 耳鼻咽喉科・ 頭頸部外科 査 部 検 科 眼 皮 膚 科 麻酔・疼痛 緩 和 科 脳 神 経 外 科 輸血・移 植免疫部 泌尿器科・ 副腎内分泌 外 科 感染制御部 至臨床研究棟 性差医療 センター 人工透析室 検 査 部 中央採血室 吹 抜 検 査 部 心身医療科 呼吸器外科、消化器・一般外科、小児外科 乳腺・内分泌・甲状腺外科 低侵襲・先端治療科 ― ― 176 至MRI棟・検査除染施設棟 放射線科 総合受付 ATM コーヒー コーナー ショップ 内科総合外来(初診) 神経内科 正面玄関 至心身医療科 病 棟 放射線部 栄養指導室 玄関ホール 物品供給 センター 射 線 部 放 守衛室 ドクターヘリ 通信センター 医事課 1 階東 内視鏡 診療部 店 売 救命救急センター外来 医療連携・ 相談室 病棟 ベーカリー 臨床腫瘍 センター リハビリテーションセンター ︵運動・呼吸機能訓練室︶ 郵便局 整形外科 核医学診療室 リハビリテーションセンター (循環機能訓練質) 至臨床研究棟 【3階】 集 中 治 療 部 3階西病棟 分娩室 NICU 至管理棟 副病院長兼 看護部長室 料 部 材 MF ICU 看護部管理室 外来化学療法 センター 病院 副病院 病院 長室 長室 経営課 手 術 部 須賀川 養護学校 医大分校 (西 病 棟) 射 液 線 内 (東 病 棟) 10 階 放 血 科 科 エレベータ ホ ー ル 循 環 器 内 科 心 臓 血 管 外 科 9 階 消 化 器 外 科 Ⅰ 消 化 器 外 科 Ⅱ エレベータ ホ ー ル 皮 膚 形 成 外 消 化 器 外 科 消 化 器 外 科 8 階 腎 臓・ 高 血 圧 内 科 糖尿病・内分泌・代謝内科 消 化 器 内 科 リウマチ・膠原病・免疫内科 エレベータ ホ ー ル 泌 尿 器 科 内 分 泌 外 科 腎 臓・ 高 血 圧 内 科 糖尿病・内分泌・代謝内科 7 階 呼 呼 吸 器 吸 器 外 科 科 エレベータ ホ ー ル 神 脳 経 内 神 経 外 科 科 6 階 婦 乳 腺 人 外 科 科 エレベータ ホ ー ル 眼 麻 内 酔 泌 科 科 科 5 階 整 形 外 科 エレベータ ホ ー ル 歯 科 口 腔 外 科 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 消 化 器 内 科 4 階 小 小 児 外 科 科 エレベータ ホ ー ル 救命救急センター 児 ― ― 177 分 外 科 科 Ⅰ Ⅱ 看護学部棟内配置図 大学健康管理 センター 学生相談室 実習室A 実習室C ― ― 178 ▲ 調理 実習室 WC WC サークル室 サークル室 サークル室 WC WC 展示室 看護用具 開発研究室 サークル室 入口 会議室 学生 自治会室 サークル室 サークル室 サークル室 サークル室 サークル室 WC WC WC WC 学生課 事務室 非常勤講師 控室 応援室 会議室 女子 ロッカールーム 実験室B 男子 ロッカールーム 実習室B 学部長室 実験室A 1 階 2 階 カンファレンス室 S437 カンファレンス室 S436 カンファレンス室 S435 カンファレンス室 S434 カンファレンス室 S433 カンファレンス室 S432 カンファレンス室 S431 カンファレンス室 S430 教材 作製室 講義室 S311 情報処理 演習室 (両学部共用) 図書ラウンジ/ セルフラーニング ルーム 講義室 S415 演習室 S418 演習室 S414 講義室 S310 演習室 S413 演習室 S417 演習室 S416 演習室 S429 ― ― 179 WC 学生 ラウンジ WC 演習室 S428 WC WC WC WC 臨床看護研究室 S408 講義室 S302 講義室 N301 LL教室 講義室 S301 講義室 S309 講義室 S308 3 階 研究室 S407 研究室 S406 研究室 S405 研究室 S404 研究室 S403 研究室 S402 研究室 S401 演習室 S412 共同研究室 S411 共同研究室 S410 教材作製室 4 階 研究室 S427 研究室 S426 研究室 S425 研究室 S424 研究室 S423 研究室 S422 研究室 S421 研究室 S420 研究室 S419 研究室 S519 研究室 S518 研究室 S517 研究室 S516 研究室 S515 研究室 S514 研究室 S513 研究室 S512 研究室 S511 教材 作製室 共同研究室 S522 共同研究室 S521 共同研究室 S520 ― ― 180 会議室 S507 研究室 S506 研究室 S505 研究室 S504 研究室 S503 研究室 S502 研究室 S501 共同研究室 S510 WC WC 共同研究室 S509 共同研究室 S508 コピー室 5 階 研究室 S541 研究室 S540 研究室 S539 研究室 S538 研究室 S537 研究室 S536 研究室 S535 研究室 S534 研究室 S533 共同研究室 S615 共同研究室 S614 共同研究室 S613 共同研究室 S612 共同研究室 S611 共同研究室 S610 演習室 S609 演習室 S608 演習室 S607 ラウンジ 学生 ラウンジ 研究室 S532 研究室 S531 研究室 S530 研究室 S529 研究室 S528 研究室 S527 研究室 S526 研究室 S525 研究室 S524 更衣室 S623 更衣室 S622 共同研究室 S621 共同研究室 S620 共同研究室 S619 演習室 S618 演習室 S617 研究科長室 S616 WC 演習室 S603 WC 演習室 S602 演習室 S606 コンピュータ準備室 S605 コンピュータ ルーム S604 演習室 S601 6 階
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