セイルオー通信 No.49

セイルオー通信 No.49
大阪帆船と国際交流の会 Sail And International Link of Osaka
編集責任者 辻村・北村・浅葉 2009 年7月 11 日発行
会報目次
1. 2009 年度 Sail’O’総会議事録
2. イベント参加報告
① アザマラクエスト、ドーンプリンセス呈茶風景
② クリスタルセレニティの出航
③ 越智さんアルゼンチン紀行
④ クワウテモック歓迎準備
⑤ クワウテモック千葉御宿訪問
⑥ 間寛平さんのアースマラソンを大阪から応援してます。
⑦ 講演会レポート−第Ⅲ期みおつくしフォーラム
⑧ 藤本さん帆船「あこがれ」船上結婚式
3. 連絡事項・お知らせ
① セイルオー連絡網&名簿
1.2009 年度 大阪帆船と国際交流の会総会 議事録
日程:2009年2月28日(土)14:00∼
場所:大阪ボランティア協会 フリースペース
現在会員数 41名 出席者 15名 委任状 18名
過半数を超えているので、総会は成立
開会の挨拶 谷口代表
議長・書記の選出 議長 高見昌弘
書記 井堀眞司
2008年度事業報告 中路氏
・ 2008年度 事業活動報告書の順に従い報告。去年8月にはエクアドルの帆船「グァイアス」が大阪に入港。歓迎
セレモニー、レセプション、インフォメーションサービスなどをセイルオーが企画・運営、ボランティアを行う。帆船は
海軍に所属しており、歓迎等不慣れなところをなくすためセイルオーに今回実施を任せた経緯があった。
・ 帆船「あこがれ」の15歳記念行事をウインズクラブ主体のもと、お手伝いをした。
・ 北港ヨットハーバーでオリンピック選手マツナガさんの壮行会が行われた。
・ 英会話教室は月2回のペースで行いました。
・ 事業の中での客船、帆船の入港は大きなウェイトを占めています。
2008年度 広報報告 谷口代表
・セイルオー通信の発行 2008年3月22日 第45号
2008年7月12日 第46号
2009年1月24日 第47号
【ホームページについて 井堀氏】
更新回数は少ないですが、新しい情報がはいればその都度更新します。掲示板については、不特定多数の方が観ることの
ができないようにパスワードを設定。
パスワードは si641017
報告事項があれば、写真の添付も可能になりましたので、ご利用ください。
2008年度決算報告 谷口代表
・ 別紙決算報告書参照
あり、会費から負担をする金額が少し多かった。
監査報告 近藤氏 1月17日に正田氏と精査し、適正であると判断。
2009年度 役員選出
代表:谷口 順子 会計監査:近藤 昌行 副代表:吉田 悦三
事業:中路 康行 中川利子 広報:北村 淳至、浅葉 由美子、辻村 文志
会計:岩村 清美、正田 信夫
・ 2008年度、前年通りとします。拍手を持って承認
2009年度 事業活動計画 中路氏
・ 別紙2009年度事業活動計画書参照
2月19日 客船 アザマラ・クエスト 餅つき
3月19日 客船 アザマラ・クエスト 野点
3月31日 客船 ドーン・プリンセス 野点
4月2隻、5月2隻、6月1隻、9月1隻に客船が入港するので、インフォメーション等、依頼があれば協力する。
・ 5月25日∼29日にかけてメキシコ帆船「クォテモック」が入港予定。平日なのでボランティア活動が厳しいかも
しれませんが、前もって歓迎行事を企画し、ボランティア活動を行いましょう。
・ 中路氏 私事ですが、現在ヨットを作っている。4月始め、九州へ、7月には香川へ出港します。
・ 吉田氏 入港時でお世話になった鴻池運輸にお礼メールを送りました。
【吉田氏より事業活動計画について】
・ 客船「アザマラ・クエスト」着物を着てのお茶、パンフレット配布等をする予定。中川さん、土井さん、田中さん、
西内さんが立候補中。客船に乗るには、前もってパスポート、免許番号の提示が必要。
・ 「ドーン・プリンセス」入港時に女性(着物)で英語をしゃべれる方が欲しいとの依頼有り。
・ 前回、お茶が好評だったが、お菓子が足りなかった。今回も200名ぐらいが来そう。予定としては、3月19日(木)
の10:00∼16:00の予定。
(外でするかどうかは、話し合いで決める)
※ お菓子については、築港商店街で購入可能(森山さんより)
※ 上記事業活動計画は、確定していることではありませんので、決まり次第情報を流す。
【高見氏より】
・ 6月7日(日)藤本智成氏が「あこがれ」で船上結婚式を行います。場所は大阪南港オズ岸壁
2009年度 予算案
会費収入 40名予定 80,000 円+繰り越し金で 合計 150,590 円
支出 メキシコ帆船「クォゥテモック」の予備費 89,390 円含めて 合計 150,590 円
・ 吉田氏:会費は、決して多い金額ではないにもかかわらず、
「クォゥテモック」の予備費として89,390円の計上
は、多いのではないだろうか?金額を使用するのに、上限を設けて合議制で決めるのはどうかの提案。
・ 中路氏:予備費に使用は、役員会で決めてはどうだろうか?「クォゥテモック」の予算書を作成して、議案として提
出。総会を開く。
・ 吉田氏 会費は、決して多い金額ではないので今後使用する金額には、上限を設けて合議制で決めるのはという提案。
1回の事業で予備費の支出が50,000円を上限として、それを越えるときは、役員会で承認することが必要。
・ 上記内容、賛成多数で可決。
・ 吉田氏 「グアヤス」の入港時、スペイン語の話せるスタッフが常時いることになっていたが、できていなかった。
・ 中路氏 ボランティアを求める時間が少なかった。少なくとも1ヶ月は欲しい、もっと早めにボランティアを募集し
たい。スタッフついてはべったりと詰めてもらえれば光栄。
・ 「クォゥテモック」は5月25日∼29日まで入港予定。客船は、数ヶ月前から入港予定を出せるが、帆船は海軍の
所属なので、早めにお知らせできない。ただし、歓迎行事については、「グアヤス」の経験もあるので、セイルオーを中
心に行うことになりそう。
その他お知らせ
・ 岩村さん 会計の書類がたまっているので捨ててもいいでしょうか?
・ 井堀氏 Tシャツの件報告。会員証のデザインは従来通り
・ 谷口代表 会員名簿はどのように扱うのか?→会員に配布。
(個人情報で掲載不可の項目は前もって報告する)
・ 谷口代表 3月14日(土)船検定があります。
閉会の挨拶 谷口代表
※総会終了後、茶話会、抽選会、一部会費とボランティア保険を徴収。 以上
2. イベント参加報告
① アザマラクエスト、ドーンプリンセス呈茶風景
アザマラクエストとドーンプリンセス入港時の呈茶の写真が届きました。
② クリスタルセレニティの出航 2009.4.14{火}
大阪市広報船夢咲による、出港を見送るクルーズあいにくの雨模様で、大阪港はもやのなか、集合する場所に大阪市が募
集した、一般公募の船も同じ集合場所のため、港湾局和泉氏の指示で少し早いが、乗船する。SAIL.O からの参加者は、8
名で 15 名の枠がありながら、参加者が少なく、とても残念でもあるが、募集報告も遅れたのも、事実、また平日でもあ
り、参加が見送られたのもあり、少々
複雑な感じ、そもそも今回のこの招待クルーズはこれまでの、アザマクエストの餅つき、呈茶、ドーンプリンセスの呈茶
に対する、感謝の気持ちで、港湾局がわざわざこの機会をつくってくれたので、SAIL.O として喜んで参加して貰った VIP
待遇も同じで 1 階に報道関係の記者たち、カメラマンら多数乗船していたように思う 2 階の展望室はわれわれ SAIL.O 8
名とたのボランチアのかた 4 名と貴賓室から眺める、専門用語による港内の説明ら和泉氏が気をつかって呉れるのがあり
がたい。
クリスタルセレニテイの雄姿が、いままでの船に比べ格段の良さを感じる客船来航による行事も段階的にこれで終わる。
また今後依頼があれば、もっと積極的に参加して、SAIL.O の広報活動もやらなければと思う。
参加者
麻田、正田、土井、中川、丸山、西内、田中、吉田「敬称略」 (吉田さん)
③ 越智さんアルゼンチン紀行
今年の 3 月に約 2 週間ほど仕事でアルゼンチンに行ってまいりました。ブエノスアイレスのプエルトマデロにとまってい
た帆船がちょうど公開中でしたので立ち寄りました。帆船が 2 隻あって一つはリベルタでした。帆船の中に入るとなんと
日本の鎧かぶとがありました。意外な偶然に嬉しかったです。
アルゼンチンのことを少し記します。マクドナルドは日本と値段がかわりません。むしろ高いくらいです。しかし ウエ
イターウエイトレスの一ヶ月の給料は約 4∼5 万円くらいだそうです。
貧富の差が大きく、高級ブランド店に出入りする人もいるかと思えば スーパーの前で子供を連れて物乞いする母親とか
も毎日のように見かけました。
地下鉄は subte といって 安くて便利です。海外からの古い車両が走っています。ニューヨークの地下を走っていた
ものや東京の丸の内を走っていた地下鉄が今、ブエノスアイレスで活用されています。ポストもかなり古いのがあります。
南米のヨーロッパというイメージがあったのですが、お店も日本ほどおしゃれな店は少ないです。
写真は ウルグアイの帽子屋さんの店頭ですが、アルゼンチンもこれと似たりよったりな感じの店が多かったです。
(越智登志子)
④ クワウテモック歓迎準備
クワウテモック大阪入港歓迎の準備について
メキシコ帆船クワウテモックは、2009年5月25日(月)10時から29日(金)10時にかけて10年ぶりに大阪
港に入港する予定で、ナホトカから大阪に向け航行中でしたが、新型インフルエンザの関西地方での感染の拡大により、
残念ながら大阪を抜港し、次港の横浜に入港しました。結果的に実施できませんでしたが、入港に向けての準備について
報告いたします。
2月28日(土)総会にて、セイル“O”として歓迎行事の実施し、実施計画を3月中に役員会に諮ることを決定
3月 大阪市港湾局及びメキシコ大使館の担当者と次の事柄についての打ち合わせを重ねる。
①入出港時の歓送迎の実施 ②入港歓迎行事への参加 ③一般公開への協力
④インフォメーションの実施 ⑤観光ツアーの実施 ⑥歓迎パーティーの実施
4月4日(土) 役員会にて、実施計画を決定。
4月 実施協力行事へのボランティアを募集(代表・広報)
5月6日(水) 歓送迎用の横断幕の製作(大阪北港ヨットハーバー)
○奈良観光マップ(奈良観光情報センター)200枚(ラテン語)○京都まち歩きマップ(京都市観光振興課)200枚
(英語)○京都観光ポスター(京都市観光振興課)4枚○阪急沿線ガイド(阪急大阪駅)200冊(英文)○京阪沿線ガ
イド(京阪丹波橋駅)200冊(英文)○近鉄線ご案内(近鉄奈良駅)200冊(英文)
●大阪地下鉄マップ●大阪市バス路線図●大阪地下鉄料金表●大阪地下鉄主要駅構内案内図など
5月 歓迎行事ボランティア配置表を作成(代表・広報)
歓迎パーティー券の製作配付(代表・広報) (中路康行)
⑤ クワウテモック千葉御宿訪問−【CUAUHTEMOC 日本最後の訪問先】
2009 年 6 月 12 日。メキシコ海軍練習帆船 CUAUHTEMOC は、
“Japon 2009”と名づけられた今回の航海の日本での
最後の訪問先になった御宿(おんじゅく)を訪れました。
私はその様子を見るために 6 月 11 日の夜から 12 日にかけて御宿に行ってきました。
ここまで読んで「御宿ってどこ?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?千葉県夷隅郡御宿町。そこは
房総半島の太平洋に面したところにある人口 8000 人足らずの小さな町です。今回の訪問の目的地であった御宿の岩和田
というところには、漁港はありますが全長 90.5mの CUAUHTEMOC が入れるような大きな港はありません。
「なぜ、そ
んなところに CUAUHTEMOC が?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。そのことを理解してもらうためには、
いまから 400 年前に御宿の岩和田で起こったある出来事を知ってもらわなければなりません。
ここで、その出来事を簡単に紹介したいと思います。
・ いまから 400 年前の 1609 年。フィリピン総督だったドン・ロドリゴはその任務を終え、乗組員 373 人とともに帆船
サン・フランシスコ号でメキシコに帰国することになりました。
・ 日本近海にさしかかると激しい暴風雨に遭い、ついに房総半島御宿の岩和田沖で座礁してしまいました。9 月 30 日の
ことです。
・ 荒れ狂う海のなか、必死で岸にあがろうとする異国人たちを見て、村中が大騒ぎになりました。
・ 村人たちは、初めて見る異国人たちに戸惑いながらも必死で救出にあたり、負傷者を介護し、助けることが出来た 317
人を幕府の指示が下るまで 37 日間のあいだ民家や神社などに滞在させました。
・ その後ドン・ロドリゴらは、この地を治めていた大多喜城主・本多忠朝の手厚い保護を受け、江戸の二代将軍徳川秀
忠公、さらには最高権力者である駿府の徳川家康公に謁見しました。
・ 家康公はその悲劇に同情し、三浦按針に命じて建造させた船を提供し、ドン・ロドリゴ一行は帰国の途につきました。
そして、1610 年の 10 月にメキシコに帰ることが出来ました。
・ この出来事がきっかけになり、1611 年にはイスパニアから答礼使が来日。1613 年には支倉常長がメキシコ・スペイン
に派遣されるなど、日本とスペイン・メキシコの修好が始まりました。
当時の村の人口は約 300 人だったといいます。そのなかには小さな子供やお年よりもいらっしゃったことでしょう。400
年前のことですから、電気もガスも水道もありません。車などもちろん走っていません。外国人を見るのもまったく初め
てのことです。そういった村で、遭難した 300 人以上の外国人の命を救い、なおかつ 1 ヵ月以上にわたり滞在させたとい
うのですから驚きです。私はこの事実にたいへん感動しました。
日本とメキシコの友好の原点とされるこの出来事から 400 周年にあたる今年、CUAUHTEMOC の日本訪問が計画され
ました。今回、横浜と東京にも寄港しましたが、御宿への訪問というのは他の港とまったく違う意味を持っていたと思い
ます。
この日、4Km ほど沖合に錨を下ろした CUAUHTEMOC からは 40 人の乗組員の方が上陸されました。港での歓迎セ
レモニー・友好関係の証として 1928 年に建てられたメキシコ記念塔のところでの行事・歓迎レセプションなど乗組員の
方の予定は一日中ぎっしりとつまっていました。
しかし、町を挙げての熱烈な歓迎に非常に満足されていたのではないかと思います。また、地元の漁業協同組合の協力
で大勢の方が漁船に乗って沖合に停泊している船の見学に行かれました。この日の晩に CUAUHTEMOC はサンフランシ
スコに向けて日本を離れましたので、たった 1 日だけの交流でしたが、乗組員の方たちにとっても御宿の人たちにとって
もたいへん充実した忘れられない一日になったのではないでしょうか?そして、日墨の友好の絆は確実に深まったことで
しょう。
(この 400 年前の出来事をもとに作成された物語『ドン・ロドリゴの幸運 日本・メキシコ交流の始まり』という本が
汐文社から出版されています。ご一読されることを強くお薦めします。)
⑥ 間寛平さんのアースマラソンを大阪から応援してます。
アメリカ大陸横断、祝走破!
アメマァ∼、チャッチャマンボ!最近ではパンプキ∼ン!とギャグも絶好調!
昨年 12 月 17 日に大阪なんば NGK をスタート。千葉鴨川∼LA をセイリング。
そしてアメリカ大陸横断約 4 ケ月。48000km以上を走り、いよいよ 7 月 9 日 7 時前後(日本時間)ニューヨークです。
ゴール地点は、ハドソン川に突き出た公園、ハドソンリバーパーク45ピア。
多くの人から祝福され、拍手と大歓声が大阪までも聞こえてきそうです。
7 月中旬には、ヨット「エオラス」での大西洋横断。再びセイリングが始まります。
そして次の目的地は、ル・アーブル港(フランス)。
ここは 2000 年 8 月 30 日に帆船「あこがれ」も寄港。
また、ル・アーブル港は大阪港と姉妹港で、これも何かの縁です。
そして寛平さんは、平松邦夫大阪市長の親書を届ける大役も担ってます。
この会報がお手元に届くころは出港。さぁー!大西洋。がんばれ!カンペーさん UW!
公式ホームページの動画も楽しいですよ∼。
http://www.earth-marathon.com/
帆船あこがれウィンズクラブはアースマラソンに挑戦している間寛平さんを応援しています。
⑦ 講演会レポート−第Ⅲ期みおつくしフォーラム
第 2 回 帆船「あこがれ」のチャレンジ精神
講師 大阪市帆船「あこがれ」船長 久下 剛也氏(タツさん)
多くの人のサポートがあって元気に運行している帆船「あこがれ」は、みんなの「マザーシップ」です。7 月 4 日(土)
なにわの海の時空館、会議室で行われた講演会を聴講してきました。
1992 年 11 月 24 日に進水した帆船「あこがれ」
。船名は、
「市民に親しまれる船」になってほしいという大阪市の思いで、
一般公募で「あこがれ」と決まった。
当時、事業コンセプトはもちろん、クルーの研修から使用する言語に至るまでを準備室で議論されたことなど、当時を様
子を振り返りながら説明して頂きました。
協調性、リーダーシップ、チームワーク、チャレンジ精神。セイル・トレーニングのエッセンスがぎっしり詰まった航海
の話。
紹介されたそれぞれの航海は、社員研修や身近な環境を考える学習、不登校への取り組み、そして歴史的航跡をたどるな
ど、個々にテーマを持っています。
昨年の榎本武揚没後 100 年記念航海を振り返られ特に有意義な航海であったとの話。セイル・トレーニング効果の測定な
ど、きめの細かい取組などを披露。帆船「あこがれ」、セイル・トレーングへの熱い想いが伝わる講演会でした。
みなさんも、ぜひ帆船「あこがれ」のセイル・トレーニングを体験してみてください。
(タカさん)
⑧ 藤本さん帆船「あこがれ」船上結婚式
帆船「あこがれ」で、船上結婚式が盛大に行われました。
ふっくん(藤本智成さん)&カオちゃん(奥井香織さん)ご結婚おめでとう!
二人の船出に幸多かれと祈る!6 月 7 日(日)、大阪市住之江区南港 Os 岸壁に係留した帆船「あこがれ」の船上で、多
くの仲間や一般市民が見守る中、厳粛に、そして盛大に結婚式が執り行われました。当日の模様は新聞紙面や、FNN ス
ーパーニュース(関西テレビ 17:50∼)でハッピーな話題として報じられました。
式当日は、心配されてた天候もまずまず。青空も祝福して少し顔をのぞかせています。
純白の帆船「あこがれ」。輝くビレイピン。メインデッキの中央には赤いバージンロードが特別に設えられ、親族はも
とより、溢れんばかりの参列者。その中に幸せな二人の姿が見えます。
久下剛也船長(タツさん)の言葉が聞こえ、岸壁からも多くの人に見守られながらの人前結婚式でした。また、帆船な
らではの最高儀礼。登しょう礼をアトラクションとして披露。真っ赤なお揃いの T シャツを着たボランティア・スタッフ
有志 30 名が登しょう礼で、マストの上から二人を祝福。
「おめでとう!」
「バンザーイ」の声がOs岸壁にこだまして、
船上結婚式を一層盛り上げた。
思えば、お二人が「ボク達、6 月 7 日に結婚します。
」と伝えられたのが昨年 12 月 7 日。
なにわの海の時空館で行われた"帆船「あこがれ」の 15 歳を祝おう!"のイベント会場だった。
この時も 100 名を超える人たちが賑わう懇親会の席で、突然 2 人が婚約発表!
大きな拍手と歓声で盛り上がったのが、昨日のことのように思い出されます。
全てが手作りの結婚式。そこに帆船「あこがれ」クルー、そしてボランティア有志の協力があった。
二人の結婚式を盛り上げようとの呼びかけにボランティア有志が、船上結婚盛上げ隊を結成。仕事帰りの夜に居酒屋に
集り打ち合わせを重ねた。二人の想いが少しずつ浮き彫りになった企画構成案。
イメージした資料は、何度も何度も変更され、更新されていったことは言うまでもありません。
当日午後から行われたATC6 階での披露パーティーも 130 名を超える賑わいで、厳粛なセレモニーの中にも、有志の
趣向を凝らしたアトラクションで、楽しい時があっという間に過ぎた。
二人が創った手作りの結婚式は、帆船「あこがれ」クルーや多くのボランティア仲間たちの壮大なチームワークで成功。
これもセイル・トレーニングの大きな効果と強く感じた。
結婚式が素晴らしいものになったと思う。 (タカさん)
3. 連絡事項
英会話 7 月 14 日(火)と 21 日(火) 19:00より
JR天満駅近く、関西テレビ向かいのモスバーガー2階でやっています。
興味のある方はお気軽に参加、お問い合わせ下さい。 (谷口)