特別支援教育専門家チーム及び 特別支援教育巡回相談員 活用

特別支援教育専門家チーム及び
特別支援教育巡回相談員
活用マニュアル
○ 特別支援教育専門家チーム
)とは
特別支援教育専門家チーム(
チーム(以下「
以下「専門家チーム
専門家チーム」
チーム」という。
という。
)とは?
とは?
< 役 割>
障害のある
のある幼児児童生徒
幼児児童生徒について
について、
幼稚園、
保育所、
中学校及び
障害
のある
幼児児童生徒
について
、幼稚園
、保育所
、小・中学校及
び高等学
校(以下「
以下「学校・
学校・園」という。
という。)から
)から判断依頼
から判断依頼があった
判断依頼があった場合
があった場合に
場合に判断を
判断を行い、適切
教育的支援を
提示し
必要に
じて特別支援教育
特別支援教育巡回相談員
巡回相談員(
以下「
な教育的支援
を提示
し、必要
に応じて
特別支援教育
巡回相談員
(以下
「巡回相
談員」
談員」という。
という。)に
)に指導・
指導・助言を
助言を行います。
います。
構成メン
メンバー
バー>
<構成
メン
バー
>
大学研究者
小児科医師、
心理士、
福祉関係者、
大学研究
者、小児科医師
、心理士
、福祉関係者
、教育関係者
※ 判断依頼を
判断依頼を受けた場合
けた場合は
場合は、学校・
学校・園に判断・
判断・指導報告書を
指導報告書を送付します
送付します。
します。
○ 巡回相談員とは
巡回相談員とは?
とは?
< 役 割>
学校・
からの
派遣依頼に
じて訪問
訪問し
指導内容や
方法等
について指導
指導・
学校
・園から
の派遣依頼
に応じて
訪問
し、指導内容
や方法
等について
指導
・
助言を
助言を行い、必要に
必要に応じて幼児児童生徒
じて幼児児童生徒や
幼児児童生徒や保護者に
保護者に直接指導・
直接指導・助言を
助言を行います。
います。
構成メンバー
メンバー>
<構成
メンバー
>
心理士、
特別支援学校教員、
中学校教員、
総合教育センター
センター研修主事
研修主事、
心理士
、特別支援学校教員
、小・中学校教員
、総合教育
センター
研修主事
、
福祉関係者
※
専門家チーム
専門家チーム及
チーム及び巡回相談員は
巡回相談員は、通常の
通常の学級だけでなく
学級だけでなく、
だけでなく、特別支援学級及
特別支援学級及び
通級指導教室についても
についても判断
判断・
相談を
います。
通級指導教室
についても
判断
・相談
を行います
。
山梨県教育委員会
送付
様式1~3
③依頼文書等を
特別支援教育
コーディネーター
④日程調整
の実施
⑤巡回相談等
の活用についてコーディネートを行います。
●
巡回相談員が学校訪問をする際の
タイムスケジュールの例
保護者との共通理解
が困難な場合の派遣依
頼に対しては、教員への
助言、ケース検討会の場
での助言を行うことが中
心となります。
心理分野、教育分野の巡回相談が訪問し、指導内容
や方法等について指導・助言を行います。
巡回相談員
巡回相談員
医療、心理、福祉、教育の観点から教育的支援の在
り方を中心に判断を行い、適切な教育的支援につい
て提示します。
専門家チーム
専門家チーム
9:00~ 9:30 関係職員との打合せ (相談室)
9:40~10:25 授業場面の観察
(2 校時:国語、○年○組教室)
10:25~10:50 休み時間の様子を観察
10:55~12:00 関係職員との懇談
(相談室)
専門家チーム、巡回相談員、特別支援学校のセンター的機能等
電話 055-263-4606
保護者
コーディネーターは、日程の
調整、タイムスケジュール等の
作成を行います。相談実施日
が決定したら、総合教育センタ
ーへ連絡します。
総合教育センター相談支援部
特別支援教育担当
②電話相談
※
保護者との
保護者との共通理解
との共通理解
①支援内容・方法について検討
学校・園
※保護者との
保護者との共通理解
との共通理解:
共通理解:専門家チーム
専門家チーム及
チーム及び巡回相談員の
巡回相談員の活用について
活用について共通理解
について共通理解を
共通理解を図ることを指
ことを指しています。
しています。
市町村(組合)
教育委員会
⑥相談の内容を報告
③依頼文書等の写しを提出
国立及び 私立の 学校・ 園
は、必要ありません。
※①から⑥
から⑥までの手順
までの手順で
手順で進めます。
めます。
専門家チーム及び巡回相談員の依頼手順
専門家チーム及び巡回相談員を依頼する際の提出書類
● 専門家チームを依頼する場合
・様式1及び様式3
※
● 巡回相談員を依頼する場合
・様式2及び様式3
様式 1~3は、県教育委員会及び総合教育センターホームページからダウンロードできます。
(ワード形式です。
)
<提出先①>
総合教育センター相談支援部特別支援教育担当
〒406-0801 笛吹市御坂町成田 1456
℡ 055-263-4606
<提出先②>
当該市町村(組合)教育委員会(国立、私立の学校は不要です。
)
※資料を
資料を送付する
送付する際
する際は、必ず「親展」
親展」扱いとし、
いとし、厳封して
厳封して郵送又
して郵送又は
郵送又は直接持参してください
直接持参してください。
してください。
様式3の記入について
総合教育センターに電話をした後、
専門家チーム、巡回相談員のどちら
を活用するのか、○をつけます。
特別支援学校の訪問や児童相談所、
市町村教育委員会の実施する訪問相
談等についても記入してください。
「専門機関との連携状況」や、
「幼児
児童生徒の様子」については、必要
に応じて、検査結果や記録などの資
料を添付してください。
Q1 専門家チーム、巡回相談員、総合教育センターへの相談、特別支援学校への相談の
どれを活用してよいか分からない場合はどのようにすればよいですか。
A
まずは、総合教育センター相談支援部特別支援教育担当に相談をしてください。特
別支援教育担当が、電話での相談をとおして、コーディネートします。
総合教育センター相談支援部 特別支援教育担当
055-263-4606
Q2 専門家チーム、巡回相談員の活用は、どのような時に行えばよいのですか。
A
校内支援体制についてアドバイスがほしい、ケース検討会のスーパーバイザーとし
て活用したい、現在行っている支援の方向性がよいかどうか確認したい、具体的な支
援方法について相談したい、保護者との連携について相談したい等が考えられます。
また、校内研修会の講師として依頼をすることも可能です。
Q3 学校と保護者の共通理解がなかなか図れない場合は、専門家チーム、巡回相談員は
活用できないのですか。
A
特別な教育的支援を必要とする子どもたちへの支援を行う場合、保護者との共通理
解は、家庭の協力を得る意味で、とても重要となります。したがって、専門家チーム
を活用する際には、基本的に保護者との共通理解を必要とします。しかし、家庭環境
等の理由から保護者と共通理解を図ることが困難な場合もあります。そのような場合
は、巡回相談員が先生方へのコンサルテーションを中心に行います。例えば、ケース
検討会等へ巡回相談員が参加し、専門的な立場からアドバイスをすること等が考えら
れます。
Q4
特別支援学級に在籍している児童生徒や通級による指導を受けている幼児児童生
徒については、相談や判断の依頼ができるのですか。
A
通常の学級、特別支援学級等の在籍に関わらず、相談又は判断の依頼ができます。
専門家チーム及び巡回相談員は、公立、私立を問わず幼稚園、保育所、小・中学校及
び高等学校の全ての幼児児童生徒を対象としています。
● 専門家チーム及び巡回相談員に関するお問い合わせ先
山梨県総合教育センター相談支援部 特別支援教育担当
℡ 055-263-4606
山梨県教育庁新しい学校づくり推進室 特別支援教育担当
℡ 055-223-1752