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平成17年度
既存事業評価表
2007/02/08
事務事業名 医療費通知事業(老人医療)
部 名
保健福祉部
責任者職名・氏名 課長 真子 孝好
保険年金課
課 名
総合計画における位置付け
基本方向 2.地域で安心して生活できる社会の実現
会計 04
細目
款
政 策 6.社会保障の充実
01
項
施 策 2.老人医療の充実
01
細々目
基本事業 2.老人医療費適正化の推進
目
01
事務事業の概要(具体的なやり方、手順、詳細。複数年度事業は全体像を記述)
医療費通知の作成を国保連合会に委託し、年間分の受診状況(受診月・受診日数・医療費・自己
負担額)を記載した通知を送付し、総医療費と自己負担分を確認してもらい医療費適正化を促す
。17年度は、旧佐賀市・旧大和町は年1回、旧諸富町年5回、旧富士町・旧三瀬町は年6回通
知をした。
区分
既存事業・事後評価
内線・外線 1115/40-7274
予算事業分類
老人医療適正化対策事業
医療費通知事業
関係法令等
法定受託事務
医療受給者健康指導事業実施要綱(昭和58
年12月27日衛老大101号)
事業主体 市
1
事務事業の目的と指標
【Do】
手段(事務事業の具体的な活動、内容、手順)
平成17年度 実績
老人医療受給者に月間分(一部支所)、年間分の受診状況(受診月
・受診日数・医療費・自己負担額)を記載した通知書を送付した。
平成18年度 計画
平成18年度は年間分のみ通知予定。
対象(何、誰を対象にしているのか)
老人医療受給者のうち医療機関で受診した者。
活動指標(手段、活動の量を表す指標)
① 通知件数
②
③
対象指標(対象の大きさを表す指標)
① 老人医療受給者
②
③
成果指標(意図された状態の対象の大きさを表す指標)
意図(対象をどのような状態にしたいのか)
通知書を見ることにより、自分がかかった医療費を認識してもらい
、健康に対する意識を高め、自己管理を促す。
① 通知を見た人の割合
②
③
結果(さらにどのような目的に結びつけるか)
上位成果指標(上位目的の成果指標)
① 通知一件あたりのコスト
②
③
2 指標値及び事業コストの推移
区分
①
活動指標
事業開始年度:( 昭和59年度 ) ∼ 事業完了予定年度: ( 平成19年度 )
平成16年度
実績
単位
平成17年度
実績
平成18年度
見込
平成19年度
計画
目 標
年 度
24,888
23,820
22,400
平成19
人
20,114
24,194
23,300
22,400
平成19
%
100
100
100
100
平成19
円
130
184
140
140
平成19
③
指
値
22,300
②
①
標
件
対象指標
②
③
①
成果指標
②
③
①
効率指標
②
③
全体事業費
平成19
事
平成19
業
国補助金
県補助金
市 債
その他特定財源
(うち受益者負担分)
一般財源
(千円)
合 計
A
職員数
職員分
嘱託員数
嘱託員分
合 計
B
間接事務費
C
総事業費
D(A+B+C)
平成19
費
平成19
平成19
人
0
0
件
費
人
千円
人
千円
千円
千円
千円
2,185
2,185
0.1
720
2,942
2,942
0.22
1,631
2,586
2,586
0.1
741
2,586
2,586
0.1
741
平成19
平成19
平成19
平成19
平成19
平成19
720
1,631
741
741
2,905
4,573
3,327
3,327
平成19
平成19
平成19
値
3 事業をとりまく状況変化と市民の意見
開始当初と現在の比較(事業を取り巻く状況はどう変化しているか)
市民(住民、議会、事業対象者、利害関係者等)の意見
一人当たり受診件数の増加、医療の高度化により一人当たり医療費
が増加している。
発送後の問合せとして、医療費が高すぎるのではないかとの意見が
多いことから、自己の医療費について何らかの関心を寄せてあるこ
とが伺える。1年分の内容となるため医療機関名が表示されないの
でわからないという苦情があった。
項
目
① 対象と意図(成果指標の実績値)が上位施策(上位成果指標実績値)と結びついてますか。
委員会
価
事務局
評
【See】
担当課
4 事務事業の評価(各評価項目の下には必ず理由を記載してください。)
A 結びついており上位成果に
反映されている
老人医療受給者に受診状況とそれに係る医療費を認識してもらう手段となっているため貢
献度は大きい。⇒通知だけではあまり有効な手段とならない
目的妥当性
B 結びついているが上位成果 B B −
には反映不十分である
C 結びついてない
② 行政、市が関与する目的ですか。関与の程度を軽減できませんか。
A 関与する目的であり関与の
程度も適切
B 関与すべき目的であるが A A −
関与の程度は軽減できる
C 関与すべき目的ではない
医療受給者健康指導事業実施要綱(昭和58年12月27日衛老大101号)により市が
行うべきである。
③ 当初目的の達成や状況変化により、事業の目的の必要性が低下していませんか。
A 今後も引き続き求める目的
である
1年分の医療費をまとめて送付している(旧佐賀市、旧大和町)ため、受給者の認識が薄
れることが考えられる。
B な んと も 言 え ない
B B −
C 目的そのものが薄れてきた
A あるべき水準通りの実績で
あった
B あるべき水準と実績水準に B B −
差異がある
C ほとんど成果実績が
出なかった
④ 事務事業の成果の実績水準はあるべき水準と比べてどうでしたか。
有効性
受給者個人の医療費だけでなく、県平均等比較対象となる数値を記載することにより、さ
らに認識を深めてもらう。
⑤ 同じ目的を持つ他の事務事業と統廃合や連携することで成果向上できませんか。(市の事務事業に限らない)
一般には、各保険者の事業で通知を送付しているが、老人医療受給者に対する事業は他に
ない。
A できない
B 検討の余地あり
A A −
C 統廃合または連携ができる
⑥ 成果を低下させずに活動量を削減したり、発注単価などを見直して事業費を削減できませんか。
住所にバーコード表示を加え、郵送料を抑える。
A できない
B 検討の余地あり
B B −
効率性
C できる
⑦ 今後事業を展開していく過程で総事業費が増大しませんか。増大を防ぐ工夫がなされていますか。 A 十分工夫されており増大の
可能性もない
B 工夫されているが増大の
可能性が多少ある
C 工夫されておらず増大の
可能性も高い
必要最低限の通知を行っている。
公平性
⑧ 受益の公平性、費用負担の公平性が確保されていますか
A A −
A 公平性が確保されている
受診している受給者全員に送付しているため、偏りはない。
B 一部見直し余地がある
A A −
C 見直し余地がある
総合評価(今後の事務事業の方向性)
① 拡充
5
② やり方改善
評価結果を受けた改革案
③ 活動量の縮小
④ 終期設定
⑤ 休止
⑥ 廃止
⑦ 現状通り
② ② −
【Plan】
今後の改革案(今後の課題と解決策。ない場合はその理由)
通知書を送付することにより、受診を控える老人が増え、通知件数
が減となることを目的として事業を行っているが、費用対効果がは
っきり計れないので、他の方法も含めて検討が必要である。
事務局の意見
補助の要件として事業実施が不可欠なのか、成果を踏まえ必要性を
検討すべき
評価委員会の意見