NPO Information in YATSUSHIRO! 八代地域の元気なNPOと

八代地域の元気なNPOとボランティアを結ぶ情報紙!
NPO Information in YATSUSHIRO!
平成 19 年 4 月 1 日発行
1P:団体紹介 2P:NPO・ボランティア豆知識、KEYワード
3P:NPO最前線 4・5P:お知らせ掲示板、NPO法人数 6P:ちょっと一服・・・
私たち「泉シンポ塾」は、町内の幅広い世代と異業種
の人間が集い、互いに刺激を受けながら地域おこし活動
に取り組んでいます。
平成元年の発足以来、県下の地域づくりグループとの
ネットワークづくり、婦人会、青年団との交流活動や地
域おこし講演会等を手がけてきました。
さらに、地元女性コーラスグループとの混声合唱で、
星空コンサートの開催や市民合唱祭への参加など、活動
の幅を広げることができました。
現在、河川環境保全を目的に環境学習への参加や水源
涵養林の育成保全活動に積極的に取り組んでいます。
町外からの会員も求めています。
特に女性会員大歓迎です。
代表者:寺田 浩 〒869-4402 八代市泉町大字栗木4896-1
(事務局長宅)TEL : 0965-67-2713(FAX兼)
流域住民との水源涵養林(氷川流域コミュニティの森)の補植活動
子どもは、遊ぶことによって意欲や創造性を育て、開
放されます。
そのために、いろいろな遊びを工夫していくもので
す。そのとき芽生えた意欲や創造性によって、前向きな
行動をとることが出来ます。
私達「やつしろ子ども劇場」では、芸術との出会い、
仲間との出会いを通して子ども達の中にある遊び心や
創造性を養うためのいろいろな活動をしています。
幼児期から児童期にかけての心を育むために、子ども
と文化との出会いを大切にしています。 活動は、定期
的に生の舞台を企画し鑑賞したり、キャンプ、子どもフ
ェスティバル、いろいろな遊びの会などを自分達で企画
し実施しています。
「生の芸術に出会う体験は、心の栄養になります!
親子でお芝居観ましょう!みんなでいっぱいあそぼ
う!」
忍者修行・忍者ごっこ(平成 18 年 4 月 2 日)
代表者:古閑 啓子
〒866-0861 八代市本町4丁目3-18「子どもの城」内
事務所開設日 月・水・金(午前10時~午後4時)
TEL: 0965-35-3909(FAX兼)
※ この団体紹介は、
「やつしろ市民活動団体一覧」を基に、各団体の協力を得て掲載しています。
この情報紙は、地域の情報からNPO・ボランティア活動に関する様々な情報を提供することを目的に作成しています。
皆さんからの情報やイベントに関するお問合せなどをお待ちしています。
現在の私達の生活は、様々なものに囲まれて営まれています。
地球規模の環境問題も年々深刻化してきていますが、あまりにも大きすぎるため、私達の生活との関係性
をなかなかイメージできないでいます。 身近で日常的な生活の中から行える活動をコツコツと継続する
ことで、大きな課題への繋がりを感じましょう。
■ 普段の買い物の中で付いてく
■ あなたの好きな海岸や砂浜に
■ 調理する際に出る生ごみの量
る“ごみ”(容器や包装など)を
ある捨てられた“ごみ”を拾いま
を減らすように調理方法を考え
量、質、処理の方法、処理費、環
しょう。 割れたビンなど危険な
ましょう。
境への影響などを考え、どのよう
ものもあるといけないので、軍手
に“ごみ”を減らすのかを実践し
や長靴、ハサミ、ごみ袋を用意し
ましょう。 子どもを対象にした
て、一人から数人でも出来得る範
・食材の捨てる部分を減らす。
「エコ買い物ゲーム」なども家庭
囲から行いましょう。 もちろん
・火の大きさ⇒鍋などからはみ出
や地域でできる活動のひとつで
拾った“ごみ”の分別も忘れずに
す。
しましょう。
ポイント
さないように。
・水の出しっぱなしは厳禁です。
・生ごみは水分が多いので、水切
ポイント
りも良く行いましょう。
・ばら売り、量り売りを利用する。
・旬の食材や地元産を選ぶことで
暖房費や輸送費がかからず環
境にやさしい。
・マイバッグを持ち歩こう。
・ビンなどのリサイクルしやすい
物を選ぼう。
◆自分なりに工夫した活動にも
チャレンジしてみましょう!
■ 家庭から出る廃油も様々な利
用ができます。 少々手間はかか
■ 春から夏に変われば、気温も
りますが、廃油石けんや廃油ろう
高くなります。 全国的にも広が
そくなどが作れます。 また製作
っている「打ち水」を一斉に行う
途中で石けんだと蜂蜜やオリー
ことで、その一帯の気温を少し下
ブオイルなども混ぜるといろん
げる効果を狙ったものです。
な種類の石けんが出来るそうで
打ち水に使う水は、雨水やお風呂
す。 最近は、ろうそく作りを行
の残り湯などを利用するように
う人が増えています。
しましょう。
今さら聞けない、ボランティア活動やNPO活動に関連する言葉
を集めてみました。
アカウンタビリティ
一般的に「説明責任」と訳されることが多い。
本来は、結果に対する責任を示す言葉。具体的に
は、政府・行政などが国民や市民に対して、その政
策を説明したり、経営について企業が株主に、財務
状況や経営戦略などを説明する責任についていう
場合をさす。
この用語は、1990年代後半から、学校教育と
のかかわりでも頻繁に使われるようになった。
エンパワーメント
「~する能力を与える」「能力を得させる」という
意味。 「潜在力を引き出して学習を推進する」と
か「社会的に弱者とされる人々を意思決定の場に参
加させていくことで社会的な力をつける」とかいっ
たように多様な使われ方をしている。 近年とくに
「男女共同参画社会の構築」に関する領域で頻繁に
使われている。 開発途上国の開発・生産性の向上
は、人口の半分を占める女性の能力開発抜きにはで
きないと考えられるようになり、1980 年代には、
女性の地位向上戦略として定着した。
参考文献:まあるい地球のボランティア・キーワード 145〔ボランティア学習事典〕
2
今年のテーマ「公共施設」について
参加者で考えました!
1 月 30 日(火)午後 1 時 30 分から、やつしろハ
ーモニーホール1階の多目的ホールで「やつしろ市民活
動ネットワーク交流会」を開催しました。
主催は、市、県、八代地域NPOキャラバン事業実行
委員会で、NPOや一般の方々が40名、行政職員が4
4名と、多くの方々にご参加いただきました。
今年は「公共施設は誰のもの?」とテーマを掲げ、講
師に美里NPOホールディングス代表の濱田孝正さん、
立神峡里地公園館長の幸山昌生さんをお迎えして、実際
に美里町で廃校を活用した事例についての発表と、テー
マに沿ってのワークショップを行い、皆がイメージする
「公共施設」やその活用方法にはどのようなものがある
のかを出し合いました。
やつしろの“元気”を皆さんへ!
2 月 10 日(土)午後 1 時 30 分から市厚生会館大ホ
ールで「やつしろ元気づくり大賞活動発表会」が開催さ
れました。
主催は、新幹線くまもと創りプロジェクト八代地域推
進本部、熊本県八代地域振興局。
「青少年の部」5団体(個人)、「大人の部」5団体(個
人)の計 10 組の発表があり、参加者はそれぞれの発表
に耳を傾け、時にはよきアドバイスとなる質問が出るな
ど、発表者も参加者も相互に刺激を受けた発表会となり
ました。
発表は、木工教室を通しての商店街の活性化や八代の
いいところをめぐる提案、広域的な人材の育成、穴場情
報などをパンフレットにするなど様々なアイデアと実際
の体験に基づくものなどがあり、八代での元気な活動が
皆さんに届くようなものでした。
5団体が発表! 様々な活動が紹介されました。
3 月 17 日(土)午後 1 時 30 分から、熊本市にある県民交
流館パレア9階会議室1で「熊本県NPO活動報告会 2007」
が開催されました。
主催は、くまもと県民交流館パレア、共催に YMCA フィラ
ンソロピー協会。
活動報告は、熊本市内、南阿蘇村、錦町・あさぎり町、山都
町、八代市、から計5団体が発表。 特に八代市からは、上記
の“やつしろ元気づくり大賞”でも発表された「やつしろ菜の
花部会」が活動報告を行い、新幹線沿線の休耕田を活用した菜
の花栽培による、地域活性化への取り組みが印象的でした。
報告会終了後には、参加者間での情報交換などが自発的に行
われ、それぞれの活動への関心の高さがうかがえました。
3
●おもちゃボランティア大募集!
●第5回 かき殻まつり!
「八代なかよしおもちゃ図書館」では、おもちゃの消
毒、季節に合わせた壁面装飾作り、NPO 法人「日本グ
ッド・トイ委員会」による「おもちゃの広場」のお手伝いを
して下さる方を募集しています。
日時:月に1,2回程度 10:00~12:00(約2時間)
(※問合せがあればボランティア日程表をお知ら
せします)
場所:市保健センター、公民館、病院
障害児デイサービス事業所など
対象:一般、おもちゃに興味・関心のある方なら
どなたでも。
費用:無料
(問合せ)八代おもちゃ図書館 代表:植草
TEL/FAX 0965-35-2190
参加者の若い力、大学生・高校生をはじめ次世代の
子供たちが「かき殻祭り」を共に行うことで、環境保全に
対する考えを水質浄化問題から自然体験を交流の形
で行うことで、地域を愛する心を育て、また、グローバル
な環境問題に繋げる第一歩にしていきたいと考えてい
ます。
内容:①小・中・高校生での班を組み、ネイチャーゲー
ム大会を計画し、小・中・高校生に世代間の交
流の中で、自然環境の良さを知ってもらいます。
②参加校の環境の取組みの紹介や顧問の先生
方のミニ講座の発表の場を設けます。
③おやつタイムに伝承企画の催し
竹箸つくり(熊本県伝承館)・スイカ割り大会・そ
うめん流し(宮地小 PTA)・石切り大会などで、
参加者同士のコミュニケーションを図ります。
日時:6月9日(日)12:00~17:30
場所:砥先の川原(水無川)
対象:日本全国から市民全般
費用:無料
●EM学習会!
毎月第3水曜日にEMを使った環境学習やEM家庭
菜園などの学習会をしています。
4月18日 EMの基本と土づくり
5月16日 EMボカシ・米のとぎ汁発酵液の作り方
6月20日 夏の家庭菜園管理
日時:平成19年4月~平成20年3月の第3水曜日
13:30~15:30
場所:EM彩館(麦島東西町)
対象:どなたでも 費用:参加無料
(問合せ)八代EM環境浄化の会 EM彩館内
TEL/FAX 0965-33-8638
●病気・災害遺児奨学金支援事業
第32回ボランティア(あしなが)Pウォーク10
本Pウォークは、病気や災害等で親を亡くした子供たち
の進学支援について、参加者が共に考えながら10キロを
歩くボランティア活動です。
自分のペースで歩いていただき、途中、ゲームや自然・
郷土散策を楽しみながら、自らの健康増進と仲間作りに、
ご家族お揃いで気軽に参加ください。
日時:5月13日(日)9:00 受付 10:00 開会
場所:球磨川河川敷スポーツ公園
対象:ボランティアに興味のある方はどなたでも
参加できます
費用:大人 500 円、中高生 300 円、小学生以下 100 円
(保険・資料代)
(問合せ)あしながPウォーク10八代実行委員会
(24 時間テレビ八代ボランティア協力会)
TEL 090-4585‐1991(常任委員会:柴田)
FAX 0965-31-6144(市生涯学習課)
4
(問合せ)次世代のためにがんばろ会 担当:松浦
TEL 0965-32-5081 FAX 0965-32-2528
E-mail [email protected]
●~おっぱい倶楽部 15 周年記念~
子育て講演会!
おっぱい倶楽部では、活動15周年を記念して「子育
て講演会」を開催します。
演題:「これでいいの?! 今どきの子育て」
~HUGは百薬の長なり~
講師:橋本武夫
(聖マリア病院母子総合医療センター総括)
日時:6月17日(日)14:00~16:00 開場 13:30~
場所:やつしろハーモニーホール市民ホール
対象:これから親になる学生さんたち
子育て中の方、妊娠中の方
おじいちゃん、おばあちゃん、医療関係者など
費用:前売り 500 円(当日 800 円)、学生無料
(問合せ)子育て講演会実行委員会 担当:中津
TEL/FAX 0965-34-2798
E-mail [email protected]
●募集
青少年健全育成道場
ニチケンスクール悠拳塾
~心身鍛錬、自信を育てる~
武道教育で「たくましい子供」をつくります。心身を強く
育てるだけでなく、こんな子供も指導します。
①何事にも消極的な子
②ゲームばかりしていて運動不足の子
③挨拶や返事がきちんとできない子
④いじめっ子、いじめられっ子
⑤集中力がなく、勉強が手につかない子
日時:毎週土曜日 20:00~21:30
場所:八代総合体育館(又はハーモニー)
対象:①ジュニアクラス(小・中学生)
②健康クラス(保護者・社会人、学校の先生方
シニア(40 歳以上)など)
費用:2,000 円/月(参加費)
(見学については、子供保護のため電話連絡後にお願いします)
(問合せ)八代子供守ろう会 担当:麦田
TEL 080-5277-8515
FAX 0965-31-8515
●つばさの会八代支部
10 周年記念式典!
つばさの会八代支部では、10 周年を記念して式
典を行います。是非、お気軽にご参加ください。
内容:つばさのあゆみの紹介(八代支部)
記念講演(講師:緒方洋子さん)
日時:5月6日(日)10:30~
場所:千丁町公民館
対象:地域住民、つばさの会会員
費用:無料
(問合せ)つばさの会八代支部長 作田絹子
八代市千丁町太牟田 1746
TEL/FAX 0965-46-0560
●上映会「球磨川源流水リレー 2006」と
交流会を行います!
2006 年 11 月に球磨川の源流の水を竹筒に汲み、多く
の流域の人々で八代海まで運んだ「球磨川源流水リレ
ー」。 その様子をキャンプ場で上映し、一品持ち寄り交流
会を開催します。
期日:4月14日(土)~15日(日)
場所:人吉市山江村 尾寄崎キャンプ場
対象:どなたでも参加ください
費用:DVD 付 1,000 円
DVD 付宿泊込 2,000 円
●第2回水源地サミット
In 熊本「球磨川」
球磨川の流域の人と思いを繋いできた球磨川水系ネッ
トワークが「山と川と海、そして人のつながり」を元に球磨
川を育む、水源を守るためにより具体的な問題定義に対
しての情報交換の場をつくります。
二日間の日程で、球磨川の現状と森林保全についての
提案と立案。 また「球磨川源流水リレー、源流スタート
参加」キャンプ場での球磨川ならではの取組みを目指し
ています。
期日:5月26日(土)~27日(日)
場所:水上村・市房キャンプ場
対象:どなたでも参加ください
費用:参加費 2,000 円(宿泊代込)
交流会費 3,000 円
(問合せ)球磨川水系ネットワーク事務局
TEL 090-4489-6198(右田)
人吉事務局 080-5253-6700(高場)
FAX 0965-31-0892
E-mail [email protected]
特定非営利活動促進法(NPO法)が1998年12月に施行されて以来、2月28日
に、今年1月末時点での累計申請受理数および認証数が公表され、ついに全国のNPO法
人の数が3万を突破しました。
市内のNPO法人が新しく設立されました。「NPO法人笑顔やっちろ」です。
3月13日に県知事認証を受けられました。
解散認定も1団体あり、市内のNPO法人数は15団体です。
平成19年2月末日現在
平成19年3月末日現在
■ 都道府県認証数
■ 県内認証申請数
375 団体
■ 県内認証数
368 団体
■ 内閣府認証数
■ 全国認証数
28,181 団体
2,438 団体
30,619 団体
■ 市内 NPO 法人数
15 団体
情報提供:内閣府NPOホームページ
熊本県くまもと県民交流館パレアNPO・ボランティア協働センター
5
活動をデザインすることとは、どういうことか。
年間を通じて、いつ頃に何を行い、どのくらいの規模で行うのか。
大まかに捉えて、事業計画や収支についての見通しを立てることである。
特に考えたいのが、人の配置である。
人の配置が見込めると規模もある程度は想定できる。
しかし、何ヶ月も先の行事計画に対して、準備側、参加側の人員把握という
ものは、あまり見通せる話ではない。
人の配置は、前もって、メンバーで話し合い、どのような内容を行うかを何
度か煮詰めることで、自ずと見えてくる要素である。
例えば、事業をメンバーのみで行うのかどうか、周りの人材を巻き込むのか
どうか。
実施にあたり他の機関の協力はどこまで必要であるか、また協力を求める際
に何人に動いてもらうかなどがそうだ。
市民活動は、文書一枚で物事が簡単に動くほど、希薄な案件は少ない。
つまり、人対人が肝心な要素となり、メンバーの思いを周囲に伝える媒体で
あるとも言える。
人の配置以外にも多くの要素があるが、要は、事業を実施するためのそれぞ
れの要素を用いて、自分達の活動をデザインすることである。
もちろんこのデザインを、メンバー間で共有し、理解を深めておくことは、
もっと大事なことであると言える。
「やつしろNPO情報!」第7号:平成19年4月1日発行
★第7号をお届けしました。
今後も皆さんのお役に立つ情報を発信できることを目標に作成して参ります。
★皆さんからのイベントや募集情報、NPOやボランティア活動に関する意見なども
お待ちしています。 生活安全課まで。
次号は平成19年7月1日発行予定です。