農業所得用

農業所得のための
農業所得の申告には収支計算が必要です。
農業所得の計算は、収入金額から必要経費を差し引く「収支計算」が必要です。
平成18年分確定申告から水稲所得標準が廃止されたことに伴い、農業所得の申告は、すべて収支
計算によって申告していただくことになりました。
◎ 収支計算とは
収入金額
― 必要経費
= 所得金額
収支計算をするには、出荷伝票や仕切書などの収入金額のわかる書類と、請求書や領収書などの支払金
額のわかる書類の保存が必要です。
◎ 確定申告のために
請求書や領収書などを保管する場所を決めておくと便
利です。
また、請求書や領収書の日付と金額は、それぞれ項目
ごとに集計しやすいように帳簿やノートなどに記録(記
帳)しておくと、申告する時に役立ちます。
◎ 収支計算の手順
1.取引の書類を保存する
2.ノートなどに集計する
◎ 初めて記帳される方へ
農業所得について、簡単に収支計算ができるよう、簡
易な集計表「収支計算書」を裏面に掲載しますので、ぜ
ひご活用ください。
3.1年間の合計をまとめる
4.収支内訳書を作成する
◎平成 26 年分からは、すべての事業者に記帳が義務づ
けられました。
◎ 帳簿や裏面の収支計算書を基に別紙の収支内訳書を
作成して、申告書に付けて提出ください。
ご不明な点や分からないことなどは、次へお問合せください。
加西市役所 税務課税制係
TEL:0790-42-8712(直通)
社税務署個人課税部門
TEL:0795-42-0223(代表)
収入金額となるもの
項
目
具
体
的
な
計
算
方
法
等
農産物の販売金額
農産物の種類ごとに1年間の販売金額(消費税、手数料などを含みます。)を合計します。
家 事 消 費 等
自家用(贈答用を含みます。)及び事業用に消費した数量に、収穫時のいわゆる通常他に販売する
価額を乗じて計算します。
雑
作業受託収入、補助金、共済金などについてそれぞれ区分ごとに計算します。
※戸別所得補償交付金は、雑収入として計算します。
収
入
必要経費となるもの
項
雇
目
人
具
費
小作料・賃借料
体
的
な
内
容
参
考
事
項
常雇、臨時雇人費などの労賃、賄費など
地主に支払う農地の借料、農業用建物、農機具の賃借料、
カントリーの利用料など
農業用建物、農機具、農業用車両などの償却費
※減価償却費の計算方法(定額法)例
【平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの】
【耐用年数の一例】
種
減 価 償 却 費
類
耐用
年数
種
類
耐用
年数
倉庫(鉄骨)
31 年
(肉厚 4 ㎜超)
倉庫(軽鉄)
(肉厚 3 ㎜以下)
19 年
乗用トラクター
7年
乾燥機
7年
自脱型コンバイン
7年
もみすり機
7年
汎用コンバイン
7年
動力散粉機
7年
田植機
7年
軽四トラック
4年
【注意】
平成 21 年分より、農業用機械・設備等に係る耐用年数
が一律「7年」に変わりました。
新規取得分はもちろん既存の機械・設備についても
新たな耐用年数を適用して計算します。
取得価額×0.9×1/耐用年数
× その年の償却期間( /12)
× 事業専用割合( %)
= 必要経費算入額
(平成 20 年分の計算からは、さらに次の
ようになります)
※取得価格の 95%相当額まで償却した年
分の翌年分以後は、期首帳簿価格から1
円を控除した金額を5で除した金額が償
却費の額となり、1円まで均等償却しま
す。
【平成 19 年 4 月 1 日以後に取得したもの】
取得価額×1/耐用年数
× その年の償却期間( /12)
× 事業専用割合( %)
= 必要経費算入額
※減価償却費の累積額を控除した金額
(未償却残高)が最終的に1円残ります。
利 子 割 引 料
農業に係る借入金(農業近代化資金等)の支払利息
元金の返済額は必要経費になりません。
租
課
租税・・・農業用資産の固定資産税、不動産取得税、自
動車税など
公課・・・水利費、農協組合費など
所得税、住民税、国民健康保険税、国民
年金掛金、加算税、罰金などは必要経費
になりません。
住宅用の固定資産税や農業用以外の車の
自動車税などは必要経費になりません。
税
公
種
苗
費
種もみ、種子苗などの購入費
肥
料
費
肥料の購入費用
費
取得価額が 10 万円未満又は使用可能期間が 1 年未満の農 左記以外の農機具については減価償却の
具の購入費用
対象となります。
農
機
具
農薬・衛生費
農薬の購入費用、共同防除費など
諸
費
ビニール、縄、針金などの購入費
費
農機具、農業用車両、農業用建物などの修理に要した費
用、車検代など
金額、性質によっては減価償却費に該当
することがあります。
動 力 光 熱 費
農業に要した電気、水道などの料金、灯油、ガソリンな
どの燃料費
家事に使った分や、レジャーでドライブ
に使った分などは含まれません。
作業用衣料費
作業衣、長靴などの購入費用
農業共済掛金
水稲、農業用車両などに係る共済掛金
生命保険などは必要経費になりません。
荷造運賃手数料
出荷の際の梱包費用、運賃、市場などに支払う手数料
売上げから差し引かれている場合は、経
費に計上すると二重計上となりますの
で、ご注意ください。
土 地 改 良 費
土地改良事業の受益者負担金
10 アール当たりの費用が 1 万円未満の場
合は全額が必要経費になります。
雑
上記以外の費用で農業に関連して支払う費用
(農業の専門誌、事務用品代など)
修
材
料
繕
費
~ 収支内訳書(農業所得用) 作成のために ~
農業所得のための
項
収
現
①
目
金
内
売
訳
明
細
合計(年間)
決
算
加算・減算
修
正
収支内訳書
修正後の金額
上
該当番号
①
金
②
③
現 金 以 外 の売 上
家 事 消 費 等
雑
収
入
額
④
小 計 (①+②+③)
④
経
⑧
⑨
⑩
⑫
イ
雇
人
小 作 料 ・賃 借
減 価 償 却
利 子 割 引
租
税
公
費
料
費
料
課
⑧
⑨
⑩
⑫
イ
ロ
種
苗
費
ロ
二
ヘ
ト
チ
リ
ヌ
ル
ヲ
ワ
カ
肥
農
農
諸
修
動
作
農
荷
土
料
具
薬 費 ・衛 生
材
料
繕
力 光 熱
業 用 衣 料
業 共 済 掛
造 運 賃 手 数
地 改 良
費
費
費
費
費
費
費
金
料
費
ツ
⑬
雑
費
小 計 (イ~ツまでの計 )
経
費
計
二
ヘ
ト
チ
リ
ヌ
ル
ヲ
ワ
カ
-
-
-
ツ
⑬
⑭
入
そ
の
他
の
②
③
経
費
費
⑭
注1
「収支内訳書該当番号」欄は、収支内訳書への転記の際に該当する番号を記載してあります。
注2
収支内訳書へ転記する際には、
「家事消費」の計上を忘れないようにしてください。
注3
経費等の支払のうち、家事用に使用している部分がある場合は、決算修正において家事費相当分を減算してください。
◎ 農業用倉庫、農機具、車両など10万円以上の取得資産
減価償却資産の名称等
面積又
は数量
取得年月
取得価額(イ)
償 却 の基 礎
償却
耐用
償却率
本年中の償
になる金額(ロ)
方法
年数
(ハ)
却期間(二)
本年分の普通
本年分の償却費
償 却 費 (ホ)
合
特別償却費(ヘ)
(ロ)×(ハ)×(二)
年
計
月
円
円
年
月
・
/12
・
/12
・
/12
・
/12
・
/12
・
/12
・
/12
計
事業専用
( ト )
割合(チ)
本年分の必要経費
算 入 額 ( リ )
(ホ)+(ヘ)
円
円
未償却残高(ヌ)
摘
(ト)×(チ)
円
%
円
⑩
円
要