第23回会社説明会 2010.6.1 【目 次】 Ⅰ. 21年度決算概要 Ⅱ. 経営戦略 ・・・・・・・・・・・・ 2 第4次マスタープランの初年度実績 ・・・・ 12 資金利益の増減要因(1)・・・・・・・・・ 3 第4次マスタープランの取組み状況 13 資金利益の増減要因(2) ・・・・・・・・ 4 法人部門戦略の全体像 ・・・ ・・・・・・・ 14 役務取引等利益・経費・・・・・・・・・・・ 5 営業利益改善支援活動の効果 ・・・・・・・ 15 預金 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 審査態勢の強化 ・・・・・・・・・・・・・ 16 貸出金・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 個人部門戦略の全体像 ・・・・・・・・・・ 17 有価証券 8 個人部門戦略の展開 ・・・・・・・・・・・ 18 9 地域金融機関としての役割 ・・・・・・・・ 19 22年度利益見込み ・・・・・・・・・・・・ 10 アジア戦略について ・・・・・・・・・・・ 20 CSR(企業の社会的責任)への取組み ・・・・ 21 決算概況(単体) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 自己資本比率・不良債権比率 ・・・・・・・ ・・・・ Ⅰ. 21年度決算概要 1 決算概況(単体) 20年度 21年度 増 減 522 553 31 465 479 14 役務取引等利益 64 70 5 国債等関連損益 △7 0 8 その他 △0 2 2 ― △ 13 △ 13 経 費 373 389 16 業務純益 148 176 28 コア業務純益 156 163 6 △ 53 △ 30 22 △ 45 △5 40 不良債権処理費用 8 22 13 その他臨時収支 0 △3 △4 経常利益 95 145 50 特別損益 22 △3 △ 26 117 142 24 64 89 24 業務粗利益 資金利益 一般貸倒引当金繰入 臨時収支 株式等関連損益 税引前当期純利益 当期純利益 <21年度決算 のポイント> ◎資金利益 前年比 +14億円 ・円貨貸出金利息 △21億円 ・円貨預金利息 △24億円 ・国内有価証券利息 +13億円 ◎経費 前年比 ・人件費 ・物件費 ◎株式等関連損益 前年比 ・株式等売却益 ・株式等償却 ・株式等売却損 +16億円 +5億円 +12億円 <短信予想比> 業務粗利益 :+2億円 一般貸倒引当金繰入 :△7億円 経 費 : △8億円 業務純益:+16億円 +40億円 +1億円 △22億円 △16億円 ◎不良債権処理関連 20年度⇒21年度 ・一般貸倒引当金 △60億円⇒△13億円 ・個別貸倒引当金 32億円⇒ 21億円 ・貸倒引当金繰入額 △28億円⇒ 7億円 コア業務純益 :+10億円 不良債権処理費用 :+8億円 経常利益 :+5億円 当期純利益 :+9億円 ※20年度は特別利益として、 貸倒引当金戻入益28億円を計上 2 資金利益の増減要因(1) 14 14.5 部門別資金利益の 前年比増減額 4 12.8 2.9 4.1 △5.3 △ 6 (億円) 利回り要因 総 体 円貨預貸金 ◆貸出金利息の増減 4.5 25.8 預金利息 の減少 (億円) <預 利 平 金> 回 残 円貨金利ス ワ ッ プ 貸出金利息の前年同期比△21億円を 預金利息の減少分△24億円でカバー △26.1 <貸出金> 利 回 平 残 国 際 平残要因 円貨預貸金部門 貸出金利息 市場金融 △1.3 ◆地場一般向け △17億円 平残 +458億円 利回り△0.19% :△0.12% :+231億円 ◆都市部一般向け :△0.09% :+1,081億円 ◆公共向け リレバン営業強化の成果 ターンオーバーの推進による ボリューム増加 市場金利低下による 運用利回りの低下 △4億円⇒平残 +38億円、利回り△0.19% △0.7億円⇒平残△265億円、利回り+0.09% 3 資金利益の増減要因(2) 14 14.5 部門別資金利益の 前年比増減額 12.8 2.9 4 4.1 △5.3 △ 6 総 体 (億円) 利回り要因 円貨預貸金 市場金融 国 際 円貨金利ス ワ ッ プ 平残要因 市場金融部門 10.8 国内投資有価証券 コールローン等 2.7 △1.7 <国内投資有価証券> 利 回 : +0.12% 平 残 : +241億円 (億円) 1.0 国 際 部 門 2.2 1.8 (億円) <コールローン等> 利 回 :△0.48% 平 残 :+625億円 米ドル短期金利の低下に よる利鞘の改善及び運用 額の増加 利 鞘 : +0.41% 平 残 : +192億円 円貨金利スワップ 受取利息 支払利息の減少 △9.7 4.3 市場金利の低下 による受取利息 の減少 (億円) 4 役務取引等利益・経費 役務取引等利益 前年比:+5億円 (億円) 経費 前年比:+16億円 (億円) 預り資産関連手数料 80 物件費・税金 人件費 その他 72 66 70 400 20 300 64 60 22 17 14 40 50 49 49 352 358 180 187 174 177 185 200 50 373 177 人件費 389 +5億円 193 うち退職 給付費用 +9億円 196 物件費 ・税金 0 100 0 20 18年度 19年度 20年度 21年度 平均人員 (億円) 40 投信 保険 コア業務純益に占める割合(右目盛り) 30 9.5% 9.5% 22 20 10 2 18年度 14 4 12 11 19年度 10% 20 17 7 0 15% 12.3% 12.1% 13 6 1 6 20年度 1 6 21年度 5% 18年度 19年度 20年度 21年度 2,138 2,135 2,413 2,500 出向者除く <人件費内訳、人員1人当りのコア業務純益> <預り資産関連手数料内訳(コア業務純益に占める割合)> 国債 +10億円 (億円) 250 退職給付費用ほか 給与・賞与 人員1人当りのコア業務純益(右目盛り) 8.5 150 155 10 8.6 200 22 (百万円) 21 159 6.4 6.5 22 31 165 162 8 6 4 2 0 0% 0 0 100 0 18年度 19年度 20年度 21年度 5 預 金 預り資産推移(国債・投信・保険) 預金平残:29,841億円 前年比:+1,098億円 預り資産残高(個人) 個人預金末残に占める割合(右目盛り) (億円) 6,000 個人 (億円) 法人 +1,098億円 公金・金融 2 9 ,8 4 1 30,000 2 7 ,6 8 6 1,723 △16.7% 2 8 ,1 4 9 1,734 1,655 1,990 +20.2% +3.8% 17.7% 18.1% 3,688 3,860 20% 4,000 +334億円 2,000 △4.5% 19.3% 3,673 4,208 10% +0.5% 25,000 6,195 2 8 ,7 4 3 18.5% 6,127 6,014 6,195 +180億円 0 0% 19/3末 +3.0% △1.8% 20/3末 21/3末 22/3末 ※預り資産のうち、個人年金保険は販売累計額 △1.0% +0.5% 預金県内シェア 20,000 その他 6.8% 15,000 19,766 +1.0% 20,287 +2.6% 21,073 +3.8% 21,656 +583億円 農協 18.4% +2.7% 当行 45.8% 信金 13.2% 10,000 0 前年比 +0.8% 都銀・信託 4.7% 18年度 19年度 20年度 21年度 (22年3月末) 進出地銀 2.7% 第2地銀 8.4% 6 貸 出 金 地場(鹿児島・宮崎)貸出金平残推移 貸出金平残:20,796億円 前年比:+230億円 地場一般(除く個人ローン、含む私募債) (億円) 鹿児島・宮崎県内 都市部 2 0 ,5 6 5 20,000 1 9 ,2 6 8 20 ,7 96 3,822 +2.0% (億円) 3,633 △6.8% △265億円 2,154 2,208 2,318 +4.9% 2,357 +1.6% +154億円 5,515 5,217 4,777 +298億円 4,985 5,100 4,600 7,500 +38億円 (億円) 5,600 8,600 8,500 8,000 △0.0% △2.8% 15,000 9,000 9,375 8,937 +230億円 +1.1% 1 9 ,8 5 7 3,899 3,823 公共向け 9,221 個人ローン(右目盛り) 4,100 18年度 19年度 20年度 21年度 +2.4% △5.7% 貸出金県内シェア その他 7.4% 10,000 13,290 13,826 +4.0% 14,348 +3.7% 14,806 +3.1% +4.3% 農協 9.9% +457億円 当行 44.3% 信金 14.1% 前年比 都銀・信託 5.1% 5,000 0 18年度 19年度 20年度 21年度 (22年3月末) 進出地銀 8.3% +0.2% 第2地銀 10.9% 7 有価証券 有価証券末残:9,671億円 21年3月末比:+607億円 *取得原価ベース (億円) 10,000 9,468 380 437 9,063 542 2,305 1,715 400 2,150 2,214 1,072 外国証券 株式 257 債券等△92 200 165 1,766 1,078 1,639 その他社債等 公社債 地方債 2,332 3,177 20/9末 1,251 1,230 1,080 20/9末 21/3末 21/9末 22/3末 0 321 293 100 21/3末 21/9末 22/3末 平均残存年数・利回り推移(国内有価証券) (年) 残存年数 (除く15年変動国債) 利回り(右目盛り) 6.0 国債 1,251 株式 150 債券等△49 0 1,076 1,161 株式 235 債券等 86 株式 214 債券等 79 株式 1,863 2,164 (億円) 400 1,445 1,923 6,000 2,000 396 9,671 631 414 8,000 4,000 9,494 592 その他有価証券評価損益: その他有価証券評価損益:321億円 321億円 21年 21年3月末比: 月末比:+220億円 220億円 2.0% 1.12% 1.01% 1.17% 1.13% 4.0 1.0% 15年変動国債 3.83 2.0 2.92 20/9末 3.14 3.44 0.0% 21/3末 21/9末 22/3末 8 自己資本比率・不良債権比率 与信コスト 自己資本比率・リスクアセット推移 (%) 14.0 12.0 自己資本比率 TierⅠ比率 13.51 13.38 12.32 (億円) 12.21 11.89 (億円) 3,000 14,992 199 1, 847 16,541 15,700 204 △20 12.58 0.0% △0.09% △ 0.2% 18年度 (億円) 18,000 1, 967 (億円) 800 12,000 21/3末 22/3末 危険債権 開示債権比率(右目盛り) 3.05% 2.64% 606 213 342 10,000 20/3末 21年度 3.5% 2.95% 400 19/3末 20年度 要管理債権 破産更生債権等 1,200 206 0 19年度 金融再生法開示債権(金額・比率) 16,182 2, 036 0.04% △ 60 14,000 1, 918 0.2% 8 0 16,000 208 0.4% 85 67 ※コアTierⅠ(コモンキャピタル)= TierⅠ-優先出資証券-優先株式-繰延税金資産 TierⅡ TierⅠ リスクアセット(右目盛り) 0.43% 0.34% 120 ○22/3末のコアTierⅠ比率 12.58% 8.0 1,000 13.85 60 10.0 2,000 13.15 一般貸倒引当金繰入 個別貸倒引当金繰入・貸倒償却ほか 与信コスト比率(右目盛り) 636 50 49 355 586 558 122 230 2.75% 3.0% 2.5% 143 181 178 253 264 2.0% 1.5% 0 19/3末 20/3末 21/3末 22/3末 9 22年度利益見込み (単位:億円) 21年度 22年度見込み 増減 553 571 18 479 493 14 役務取引等利益 70 74 4 国債等関連損益 0 2 2 △ 13 5 18 経 費 389 399 10 業務純益 176 167 △9 コア業務純益 163 170 7 △ 30 △ 17 13 △5 0 5 22 15 △7 経常利益 145 150 5 特別損益 △3 △1 2 税引前当期純利益 142 149 7 89 90 1 業務粗利益 資金利益 一般貸倒引当金繰入額 臨時収支 株式等関連損益 不良債権処理費用 当期純利益 <前提条件> 市場金利水準横這い (資金利益) ・地場貸出の増強 (経費) ・将来の効率化・高度化に向けた システム投資の増加等 10 Ⅱ. 経 営 戦 略 11 第4次マスタープランの初年度実績 チャレンジ目標 利 23年度目標 業務粗利益 580億円 コア業務純益 170億円 当期純利益 90億円 益 目 標 法 人 部 門 <一般向け貸出金(除く個人ローン)平均残高> 21年度実績 553億円 前年比 +31億円 +31億円 11,039 10,658 +6億円 +6億円 10,000 +25億円 +25億円 9,000 18 経 営 指 標 目 23年度目標 21年度実績 OHR 70%未満 70.64% Tier1ROE 4.2%以上 自己資本比率 13.5%以上 11,757 11,634 11,438 11,000 163億円 553億円 89億円 (億円) 12,000 19 22 標 前年比 +0.31% +0.31% +1.15% +1.15% +0.70% +0.70% 21 年 度 21年度実績 計 画 目 23年度目標 (年度) 個 人 部 門 標 判定 ※ 上 記 全 項 目 達 成 <投信・個人年金保険販売額> <個人ローン平均残高> 5,727 5,800 5,529 5,229 5,400 13.85% 21 [計画] (億円) 4.48% 20 5,000 (億円) 800 4,786 408 299 400 4,600 200 4,200 0 18 514 600 4,995 670 622 19 20 21 22 (年度) [計画] 18 19 20 21 22 (年度) [計画] 12 第4次マスタープランの取組み状況 高い 自己資本比率 情報生産機能 (情報収集・加工・分析) 稠密な店舗 ネットワーク 効率化・基礎固めの2年、飛躍の3年目 21 年 度 営 業 基 盤 強 化 ・営業利益改善支援活動の (リレバン)推進 ・成長三分野への取組み ・宮崎地区への戦略的人員 配置10名 経 営 効 率 化 ・本部BPR(50名削減済み) ・店舗戦略見直し 高い県内 22 年 度 12出張所⇒個人特化 1支店・1出張所⇒代理店化 ・ターン・オーバー作戦の徹底 (対象先:2,200先・2,200億円) ・環境分野の取組み ・競合地区への戦略的人員配置 (15名程度) ・営業店BPRの着手 ・経営効率化WG組成 ⇒8支店を個人特化(7月) ⇒2支店、1出張所を代理店化予定(11月) ⇒有期雇用者の人員適正化 マーケットシェア 人 材 育 成 強 化 課 題 高い 経費率 ・本部臨店指導・勉強会実施 ・トレーニー制度の活用 ・スペシャリスト養成・採用 ・ワークライフバランスの推進 ・IT要員の育成、人材の活性化 ・コーポレートユニバーシティ構想着手 「将来の強い人間力を養成する人材育成 体系の確立(郷中教育の精神)」 ⇒行内向けカレッジ・行外向けカレッジ等 企業理念( 健全経営・ 地域貢献・ 顧客志向・ 企業活力)の永続的な実現 当行の強み 13 法人部門戦略の全体像 【農業】 地場事業性貸出の増強のために アグリクラスター関連業種残高 (億円) 900 800 794 754 参考:建設業 793 756 738 700 600 法人ビジネスセンタートレーニー制度の活用⇒早期人材育成 500 456 514 400 本部BPRでマンパワーを捻出⇒戦略マーケットへ再配置 17年度末 18年度末 【医業】 KeyManを核とした情報生産機能の活用⇒営業効率化 653 594 19年度末 20年度末 1,800 1,400 成長分野への経営資源配分 1393 1,468 9,000 8,500 18年度末 8,308 19年度末 20年度末 8,840 第4次マスタープラン 9,130 8,513 830 9,290 909 962 9,467 1,015 707 8,000 665 7,500 8,010 8,327 8,452 7,806 8,221 7,643 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 22年度計画 7,000 21年度末 融資実績・・・19年度2億円、20年度25億円、21年度11億円 <地場一般向け貸出(除く個人ローン)平残推移> 宮崎 1,451 ①省エネルギー②新エネルギー③廃棄物・リサイクル④排出権取引 ターン・オーバーが牽引 鹿児島 1,656 【環境】・・・4分野を中心に取組み強化 営 業 利 益 改 善 支 援 活 動 の 徹 底 9,500 1,568 1,200 17年度末 (億円) 21年度末 医業関連業種残高 (億円) 1,600 10,000 689 14 営業利益改善支援活動の効果 営業利益改善支援活動=リレーションシップバンキングの本質 KeyMan・KeyManS3の活用 法人ビジネスセンターの活用 現場レベルの改善 ・マス審査層の集中化:55% ・融資実績:年間1,249件/57億円 ・トレーニー受入:年間40名 ビジネス機会の創出 金融円滑化対応 WIN-WINの関係構築 審査態勢の強化 リレバン層重点取組み先 2,200先/2,200億円 ターン・オーバー作戦(他行肩代り推進) 1,200 <実績累計(H19~)> 2.5 900 597 600 40 <与信コスト(個引)発生額> 36 2.0 753 800 <収益管理上のSP推移> 不 良 債 権 の 発 生 防 止 1,018 1,000 428 400 金 利 ダ ン ピ ン グ 防 止 261 200 0 (億円) 19/上 19/下 20/上 20/下 21/上 21/下 短プラ基準 鹿児島県 30 1.5 21 20 1.0 0.5 スワップローン スプレッド貸 11 (%) 0 19/上 19/下 20/上 20/下 21/上 21/下 10 7 10 1 0.0 宮崎県 その他 3 1 0 4 8 1 2 3 1 9 4 0 (億円) 19/上 19/下 20/上 20/下 21/上 21/下 15 審査態勢の強化 ≪総与信に占める要注意先の比率≫ 18.0% 14.8% 16.0% 14.0% 12.3% 12.3% 12.2% 13.4% 12.7% 12.0% 10.0% 九州地銀平均:14.4% 9.0% 8.0% 0% 19/3末 19/9末 20/3末 20/9末 21/3末 21/9末 22/3末 審 査 部 ①経営改善指導の強化(最重点) ※「企業サポート室」新設⇒4名増員 ※長期トレーニー受入⇒2名増加 ②企業審査のレベル向上⇒1名増員 ≪企業サポート室による金額カバー率≫ ③回収管理機能の強化⇒1名増員 企 業 サ ポ ー ト 室 の 役 割 ●サポート先の拡大・強化による貸出資産良質化 管理対象先拡大 134先/1,678億円 合計 3,322億円 ●金融円滑化対応を含めた営業利益改善支援 ●現場力強化につながるスキルの高い人材の育成 要注意先・ 要管理先・ 破綻懸念先 250先/2,184億円 51 % 66 % 16 個人部門戦略の全体像 トータルライフサポート=一生涯のメインバンク 顧客セグメント リレバン層 コア層 ストック層 フロー層 マス層 金融資産 20代 30代 40代 50代 10百万円 以上 10百万円 未満 ・住宅ローン、消費性ローン(太陽光発電) ・保険(医療・がん等)、eバンク 等 60代 70代~ ・ 預り資産 ・定期預金・年金 ・リフォームローン等 コンタクト強化 (顧客接点の拡充) 個人プラザの活用・コンサルティング力の高い人材の育成 低コスト営業体制の確立 マス層収益性改善 データに基づいたターゲット先の選定 個人版リレバン営業の推進 17 個人部門戦略の展開 低 コ ス ト 営 業 体 制 の 確 立 (台) <コンビニATM店舗数推移> 120 接点の拡充・チャネルの多様化 ・コンビニATMの拡充⇒マス層顧客の囲い込み ・インターネット投信の推進⇒事務負担減少 鹿児島市外 80 50 50 52 55 21/3末 22/3末 60 22 40 20 0 ・eメールサービスの拡充⇒DMヒット率向上 顧 客 利 便 性 の 向 上 鹿児島市内 100 9 13 11 18 35 18/3末 19/3末 20/3末 (%) <投信販売に占めるインターネット利用割合> 40 金額ベース データに基づいたターゲット先の選定 MyCustomer運動の徹底 ≪金融資産管理型営業の推進≫ ・MyCustomer重点管理先(金融資産20百万以上)への コンタクト強化(コンタクト率:20年度65.2%⇒21年度82.5%) ・個人プラザかぎんWELL(21年4月開設)の活用 (顧客向けセミナー開催131回(参加者1,369名)/年間) 30 顧 客 満 足 度 の 向 上 30.6 23.6 20 10 10.2 7.1 0 20年度 21年度 (億円) <住宅ローン平残推移> 6,000 5,161 5,000 ・エリアMAの配置完了(都市・離島を除く全ブロック) ≪住宅ローン推進≫ ・住宅センターの活用・住宅クロスセルによるメイン化 件数ベース 4,347 4,000 4,586 4,843 3,984 3,000 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度 18 地域金融機関としての役割 当 行 の 取 組 み 国 の 新 成 長 戦 略 鹿児島県:農業・観光立県 関連産業の振興・食料の供給基地へ 鹿児島アグリ&フード金融協議会設立 ・北洋銀行と連携提携 商談会・物産展の開催(海外・国内) ・商談会実績(20・21年度)~上海、台湾、 香港、シンガポール向け・国内 ⇒開催20回、 参加企業487社 成約先数109先/成約金額66百万円 (2020年までの目標) 農業・食料品 食料自給率39%⇒50%へ ・県内総生産に占める農業の割合 訪日外国人678万人⇒2500万人 3.3%(全国1.1%) ・農業産出額~4,151億円、全国4位 農林水産・食品輸出⇒現在の2.5倍へ ・ ・・ ・県内6金融機関で構成(21年10月設立) 高 い 地 域 ポ テ ン シ ャル の 引 き 出 し アグリクラスター構想の推進 ・食料自給率(㌍ベース)~83%(全国39%) ・製造業に占める食品関連の出荷額割合 50.7%(全国10.4%) 新幹線全線開通(23年春) 観 光 福岡~1時間20分、大阪~約4時間 ・重要5大要素を完備 (風光明媚・食材・歴史・温泉+アクセス) 大型積み出し港の活用 ・アジアからの大型観光客船の受入れ (中心市街地への買い物客を誘致) 鹿児島港・川内港・志布志港 ・平川動物園・水族館活性化プロジェクト 商流の拡大・市場の創造 アジアの成長経済の取り込み (輸出拡大・観光客誘致) 地 当 行域の 経 収 益済拡 の 大 浮 揚 ・ 拡 大 ⇒ 当 行 の 収 益 拡 大 19 アジア戦略について 【鹿児島銀行取引先のメリット】 【海外ホールセラーの取引先のメリット】 WIN-WINの関係構築 韓国・中国・ASEAN諸国等へ日本の安全な 農水産物を販売することで事業拡大できる <海外ホールセラー> <海外ホールセラー> ↓ ↓ 韓国・香港・シンガポール 韓国・香港・シンガポール ¾輸入業者紹介 ¾輸入業者紹介 ¾取引先の販路拡大支援 ¾取引先の販路拡大支援 卸売業者 スーパー 中国 小売店 ソウル 百貨店 <鹿児島銀行> <鹿児島銀行> 鹿児島 生産者 スーパー ■食肉輸出業者 ■食肉輸出業者 (牛・豚・鶏) (牛・豚・鶏) 香港 ■食肉卸業者 ■食肉卸業者 ■野菜輸出業者 ■野菜輸出業者 (さつま芋、ばれいしょ、カボチ (さつま芋、ばれいしょ、カボチ ャ、ソラマメ、ピーマンなど) ャ、ソラマメ、ピーマンなど) ASEAN諸国 ■海産物輸出業者 ■海産物輸出業者 ■海産物卸業者 ■海産物卸業者 ■加工品卸業者 ■加工品卸業者 ¾農産物・水産物など ¾農産物・水産物など 食品輸出支援 食品輸出支援 ¾取引先との関係強化 ¾取引先との関係強化 卸売業者 ¾取引先との関係強化 ¾取引先との関係強化 ■野菜卸業者 ■野菜卸業者 生産した農水産物や加工品を香港及び中国 本土、ASEAN諸国等へ輸出拡大できる (鰹節、ブリ、カンパチ、鰹のタ (鰹節、ブリ、カンパチ、鰹のタ タキ、ウナギ、サバ干物など) タキ、ウナギ、サバ干物など) 卸売業者 シンガポール インドへ 南米へ ■加工品輸出業者 ■加工品輸出業者 (焼酎、お菓子、黒酢、麺類、醤 (焼酎、お菓子、黒酢、麺類、醤 油油・味噌、ミネラルウォーター ・味噌、ミネラルウォーター など) など) 20 CSR(企業の社会的責任)への取組み 環 境 問 題 へ の 取 組 み ● 本店屋上の緑化を実施(19年4月) ● 呉服町別館へ太陽光発電導入(20年3月) 「鹿児島銀行環境方針」制定 (19年4月) 地域と一体となった環境保全活動 環境ビジネス支援 ● かごしま環境パートナーズ協定締結、森林整備を開始(20年4月) ● マイカー・消費性ローンにエコ優遇項目新設(20年10月) ● 屋久島山岳部保全募金へ募金実施(20年4月、21年6月) ● 太陽光発電ローン(住宅・リフォーム)の取扱い開始(21年6月) ● かぎんエコローン・かぎんエコ私募債の取扱い開始(21年8月) 持 続 可 能 な 社 会 形 成 地域社会への貢献活動 「企業理念」の遂行 地域のニーズに応えた 企業活動や社会貢献活動 地域文化振興活動 ● 新築店舗への太陽光発電・屋上緑化導入(22年3月) ● かぎん会館with(研修施設)へLED照明導入(22年3月) ● 財団法人かぎん文化財団 ・くつろぎトーク&コンサート~一般のお客様を対象に年1回開催 ・助成、表彰事業~21年度実績:助成19先570万円、表彰3先150万円 ● 知的障がい者雇用の拡大~かぎんジョブセンター「さわやか」 ・22年度、第三期生(5名)を採用し、職場学習を実施中 ● 130周年記念事業(抜粋) ・県教育委員会へLED外灯(27基)寄贈 ・県警へ自転車盗難防止用ワイヤー15,000個寄贈 ・鹿児島・宮崎の両県に車椅子130台ずつ寄贈 ・スポーツ教室開催(タグラグビー・バレーボール・テニス) 地 域 と の 共 存 共 栄 ● 地域における金融教育の実施 ・「お金の学校」、「職場体験学習」、「金融エコノミクス甲子園」実施 ● 認知症サポーター全店配置(22年2月) 21 内容等についてのご照会は、下記までお願いします。 H ご照会先 I 株式会社 鹿児島銀行 総合企画部 IR 担当 青崎(決算)・ 加治屋(経営戦略) Tel 099-239-9725 Fax 099-226-4906 E-mail [email protected] 本資料には、将来の業績に関する記述が含まれています。こうした記述は、 将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するもので す。将来の業績は経営環境の変化などにより、目標対比異なる可能性があ ることにご留意ください。
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