新潟県立柏崎高等学校3学年 学年通信マイライフ 第 31 号 「学習合宿」特集号 2014 年 8 月 6 日発行 ◎夏休み突入、課外Ⅰ期終了 終業式翌日の7月25日から始まった課外Ⅰ期が、30日に終了しました。30日には、6限終了後、全員で教室から 机・椅子を運び出して、ワックス掛けを行いました。各自がそれぞれの役割をしっかり果たしてくれたので、スムーズにワ ックス掛けを行うことが出来ました。皆さんの積極的な協力に感謝します。 教室への机・椅子の搬入は、6日の朝を予定していたのですが、31日の朝、合宿出発前に教室に行ってみると、大 半の机・椅子が運び込まれているではありませんか。自発的に机・椅子を運び込んでくれた人たちがいます。「さすが 柏高生!」ですね。自発的な行動に、これまた感謝します。 ◎志賀高原学習合宿終了! 7月31日~8月3日には、3年生150人と職員10人で、志賀高原での学習合宿を行ってきました。7月31日は9時に 柏高を出発し、約2時間で志賀高原に到着。ホテル前の広場で開校式が行われました。柏崎から駆けつけてくださっ た上野校長先生の激励の言葉、渡辺侑博君の「充実した合宿にしよう」という決意の言葉で合宿がスタートしました。 時間割の中にはリスニングや数学発展講座なども含まれていますが、今回の合宿の基本は「自学自習」です。お昼 を食べて、早速1コマ目の学習にチャレンジしました。それから50分勉強しては10分休むというサイクルを繰り返して、 4日間で36コマの学習をこなしてきました。下界は35度を超える猛暑続きだったようですが、志賀高原は別天地。朝晩 は肌寒いくらいの涼しい環境の中で、3泊4日、勉強漬けの生活を送ってきました。快適な学習環境と、美味しい食 事を提供してくださった志賀の湯ホテルの皆様、ありがとうございました! 全ての予定が終わった8月3日には閉校式が行われ、石積耕一君が「今回、とても貴重な経験ができた。感謝の気 持ちを持って、受験勉強を頑張っていきたい」と3泊4日の学習合宿を振り返ってコメントしてくれました。石積君の言葉 に代表されるように、参加した全員が充実感・達成感を持って合宿を終えることができたようです。この4日間の志賀高 原での合宿の経験が、秋が深まり、受験勉強に疲れて、気持ちが折れそうになったとき、「夏に合宿であれだけ 頑張れたんだ」という、心の支えになってくれると信じています。 柏高到着後、合宿の疲れも何のその、ワックスでぴかぴかになった教室で参考書・問題集を開いて勉強して いる人たちがいました。「あ~、完全に受験モードに切り替わったんだなぁ」、「今回の合宿が必ずこれからの実 力アップにつながるぞぉ」、と僕は確信しました。学習合宿に参加した皆さん、お疲れ様でした! ◎志賀高原学習合宿の反省から ◇やる気出ました! ★来る前までは受験モードに切り替えられていなかったが、ここへ来て良い環境で勉強できて、受験モ ードにスイッチが入った。ここで得たものをしっかり生かす!(N.F.君) ★1日12時間、意外と勉強できるものだと思いました。受験生としての自覚を持って、志望校合格を 目指して、こつこつと学習を積み重ねていきたいと思います。 (K.Y.さん) ★合宿を終えたことに満足せず、合宿よりもさらに内容の濃い充実した学習をするぞ!(H.T.さん) ★1日12コマは思ったほど辛くなくて、今後もキープしたいと思った。夏休み中はほとんど課外があ るので、朝1時間弱、放課後16:00~18:30、家に帰ってから3時間と、補習+6時間で1日12時 間くらいを目標にしたい。(S.M.さん) ★この4日間の合宿で得たこと、気づいたことを入試まで170日間継続させる。合宿を楽しく充実し たものにすることができたから、これからの勉強にも前向きに取り組んでいく。 (K.S.君) (こういうのが合宿の一番の良さ。この合宿の経験を今後に繋げていきましょう。) ◇コレを掴んだ! ★人生で初めてこんなに集中して長い間勉強したけれど、以外と苦じゃなかったです。しっかり考えて、 見直しまで出来て、身に入る勉強が出来たと感じました。 (R.S.さん) ★何よりも1日10時間机に向かい続ける姿勢を身に付けられたことが一番の成果だと思う。 (H.M.君) ★今まで余り質問したことがなく、分からないところはそのままにしていたけれど、質問するくせがつ いた。 (K.T.さん) ★明日からも勉強の計画をしっかり立てて、その計画を実行し、受験に備えていく。 (K.O.君) ★今回の学習で、自分がどれだけ集中して学習に取り組めるかということがわかって、自信になりまし た。 (Y.T.さん) ★いつもは音楽を聴きながら勉強していて、集中できないこともないと思っていたが、長時間続けて勉 強する場合は、音楽がないほうが長続きすることが分かった。 (H.S.君) ★余暇がほぼなく、ケータイも触らないで勉強するのが、そんなに苦ではないことがわかったので、家 でもこの合宿と同じような生活をする。 (Y.F.さん) (勉強のスタイル、気持ちの持ち方等々、さまざまな収穫を得ることができたようですね!) ◇「受験は団体戦」! ★4日間、友だちが頑張っているのを見て、自分も勉強したけれど、一人の時もこのくらい勉強してい きたいと思いました。 (A.T.さん) ★皆でやることに意義があると思いました。疲れても皆の頑張る姿を見て励まされることが多かったし、 分からない所を休憩中に友だちに聞くなど、受験は団体戦なんだと改めて感じました。 (Y.K.さん) ★4日間を通して、個人としても集団としても成長できたと思う。辛いこともあったけど、皆と支え合 い励まし合いながらやりぬくことができて良かった。 (H.F.さん) ★明日からはまた自分だけでの受験勉強が始まるけれど、辛くなった時、皆の頑張っている姿を思い出 しながら、自分を奮い立たせて頑張りたいです。(M.M.さん) (さすが柏高生!コメント不要ですね。) 志賀高原学習合宿、参加者全体でパチリ!(2014.7.31~8.3 於:志賀の湯ホテル) ◎志賀高原学習合宿スナップ 志賀の湯ホテル正面 学習室の様子 松田君の号令で柏高体操 柏高生はよく食べます 志賀の湯ホテルの皆様 成田先生の数学発展講座 2日目は小池さんの号令で 食べること=ストレス解消? ◎課外Ⅱ期スタート! 課外1期、学習合宿が無事終了して、本日、8月6日からは課外Ⅱ期が始まります。夏休みもいよいよ後半戦 です。課外Ⅱ期がスタートすると、9日・10日には全統マーク模試が待ち構えています。体育祭終了後、補習や 課外、合宿で勉強してきたことが試されます。その後はお盆休み。ここで一息入れて、18日からは課外Ⅲ期とな ります。 夏休みの前半戦が終わったことになりますが、休み前に立てた計画通り、学習は順調に進んでいますか?計 画よりもはかどったという人、思ったよりも先に進むことができなかったという人、いずれの場合も、計画をもう一度 練り直し、課外Ⅱ期・Ⅲ期に臨んで欲しいと思います。 ◎秋の模試戦線に備えよう! 夏休みが終わると、2学期の通常授業が再開されます。放課後補習もⅡ期に移って、時間割が組みかわりま す。授業の予習・復習に補習の準備、そこに受験勉強が加わって、超ハードな学習が続くことになります。1日5 時間勉強しても、足らない感じがしますよね……さらにそこにマーク模試や記述模試が加わってきます。 模擬テストは、皆さんが自分の学力を全国レベルで把握することができる唯一の方法です。東北大学法学部 の志望者の中で自分はどの位置にいるのか?新潟大学理学部の合格可能性はどのくらいあるのか?こういった 情報は模試を受験しなければわかりません。模試の重要性を、もう一度再確認してください。 以下に8月から11月までの模擬テストの実施計画を示しておきます。皆さんの手帳にしっかりと予定日を記入 しておいてください。10月~11月の計画を見てください。2学期中間考査後には、「5週間連続模試!」という人 もでてくることになります。まさに「模試の嵐」です!どのタイミングまでに、どれくらいの学力をつけなければいけ ないのか、模試を一つのバロメータにして、これからの学習を進めていくとよいでしょう。 なかなか時間がとれないかもしれませんが、受験した模試の復習もお忘れなく。模試を受けっぱなしにしてい たのでは、学力の伸張はのぞめません。「模試を受験しながら学力を伸ばす」、これも受験の鉄則です。 なお、12月以降の模擬テストは、センター試験プレテスト(センタープレ)となります。パックものを含めて、4、5 回の受験を予定しています。 8月~11月の模擬テスト実施計画 模 試 名 期 日 判定 第2回全統マーク 8月9・10日 ▲ ○ 大学別(河合塾) 8月16日 第2回全統記述 8月30日 ▲ 夏休みの成果を確認する記述模試。 第1回ベネ駿台マーク 9月20・21日 ☆ ◎ 9月段階でのセンター試験の到達度を確認する。 駿台全国第2回 9月23日 全統論文 9月下旬 第3回全統マーク 10月11・12日 ■ △ 10月段階でのセンター試験の到達度を確認する。 出願大学選択のための重要マーク模試。 第2回ベネ駿台記述 10月18・19日 ☆ センターリサーチの2次学力となる。 出願大学選択のための重要記述模試。 第3回全統記述 10月25日 ■ 最後の記述模試。センターリサーチの2次学力となる。 出願大学選択のための重要記述模試。 大学別(河合塾) 11月2日 第3回ベネ駿台マーク 11月8・9日 ○ ◎ 模試の性格 ・ ねらい 6月以降取り組んできた学習成果を確認する。 東大・京大・東北大など、難関国立大の冠模試。 難関国公立大・私立大を志望する者は受験すること。 2次試験に小論が課せられる者は受験すること。 △ ☆ 難関国立大の冠模試、パート2。 11月段階でのセンター到達度を確認する。 出願大学選択のための重要マーク模試。 * 判定欄の▲◎☆などの同じ記号は、それぞれドッキング判定を示しています。
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