治山工事現場説明書

治山工事現場説明書
工
事
工
事
名
網走南部森林管理署オニセップ沢川外治山工事(硫黄山橋保安林管理道)
場 所
北海道斜里郡斜里町
網走南部森林管理署
1344・1380林班(別紙位置図のとおり)
(通勤拠点から現場までの距離
説
明
1
構造物の内容
31.0km
)
事 項
(1) 道路工事
工
種
種
別
鏡面補修工
床版コンクリート補修工
橋台補修工
土砂流出対策工
塗装塗替工
仮設工
数
量
備
46.00
㎡
300.00
㎡
4.62
㎡
14.00
m
514.83
㎡
1
式
考
Rc-1
(注)詳細については別紙構造図を参照。
2
支給材料及び貸与品について
該当なし
3.コンクリート関係について
コンクリートの配合条件等については、特記仕様書に示すとおりとするが、採用する打設方法によっ
て、特記仕様書に示す配合条件等を変更する必要が生じる場合には、事前に書面をもって申し出て承認
を得られたい。
4.仮設備等について
1)
廻排水路及び仮締切について
仕様書に一式計上されているものについては、請負者の責任においていずれかの工法を採用しても
差支えないが設計のものと同等か、それ以上のものが施工されないと災害を受けたときに補償の対象
にならない場合があるので承知されたい。
2)
仮設建設物敷及び資材置場等について
仮設建設物敷及び資材置場等の工事施工上必要な用地は、別紙施工箇所詳細図に示す箇所とする。
この箇所は無料で利用することができるが、別紙利用条件を厳守しなければならない。
指定箇所以外の国有林を利用したい場合は、現地において監督職員と協議するとともに所定の無料
利用承認の手続きをとられたい。
5.設計変更について
直接工事費で仕訳書に一式計上されているものについては原則として設計変更の対象としないので承
知されたい。なお、施工にあたっては請負者の責任においていずれかの工法を採用しても差支えない。
6.災害補償について
災害補償については契約約款第29条に基づいて行うが、次の場合には補償の対象にならない場合が
あるので承知されたい。
1)
補償の対象とならない事項
①
出来型について
工事の出来形が工事記録写真、工事記録野帳、施工管理基準に基づいて作成される図書等に記録
されていないために被災部分の証明ができない場合。
②
機械器具類について
設計積算でみられているものよりも常識的にみて過大な機械器具が搬入され、それが災害を受け
た場合。
③
工事資材について
工事資材を指定した箇所以外の箇所に置いて流出する等の被害を受けた場合。
④
仮設工(締切工、廻排水工、水替工等)について
仕訳書に一式計上されているものについては、請負者の責任においていずれの工法を採用しても
差支えないが、設計で想定している工法と比べ明らかに過小なもので施工されたため被災した場合。
7.工期の延長について
工期の延長について、主に契約約款第21条及び第45条に基づいて行われるが、第21条の請負者
の請求により工期の延長ができるのは次のような事項である。
1)
降雨による場合
工事期間中著しく雨天日数が多く工事施工に支障があった場合。
2)
資材運搬路等が通行不能となり工事施工に支障があった場合
3)
災害補償の対象箇所で復旧を要する工事がある場合
8.労働災害及び交通災害について
近年特に建設事業における労働災害及び交通災害が著しく増加している現状にあるので工事の施工に
あたっては労働基準法、労働安全衛生法等の関係諸法令を厳守し、常に工事の安全に留意して現場管理
を行い、災害の防止と安全の確保に努められたい。
なお、次の事項については特に注意し実施されたい。
1)
保安帽及び保護具の完全着用
2)
地山の掘削作業
3)
機械作業及び機械器具の点検
4)
高所(足場上)における作業
5)
架線直下における作業
6)
火薬類の取扱作業
7)
資材運搬及び通勤時における交通災害
9.その他留意事項
1)
労働災害補償保険と建設業退職金共済制度について
この両制度の料金納付済証明書を提出されたい
2)
主任技術者について
落札金額が、4,000万円以上の工事については、国有林野事業請負契約約款第10条第1項の
主任技術者(監理技術者を含む)は、次表の資格要件を満たす者を配置すること。
契約予定金額
1 億 5,000 万円以上
主任技術者又は監理技術者
次のイ又はロに掲げる者
イ
建設業法(昭和 24 年法律第 100 号)による技術検定(以下「技術
検定」という。)のうち検定種目を一級の建設機械施工又は一級の土
木施工管理とするものに合格した者
ロ
技術士法(昭和 32 年法律第 124 号)による本試験の打ち技術部門
を建設部門、農業部門(選択科目を「農業土木」とするものに限る。)
とするものに合格した者
4,000 万円以上
次のイ又はロに掲げる者
1 億 5,000 万円未満
イ
技術検定のうち検定種目を一級若しくは二級の建設機械施工又は
一級若しくは二級の土木施工管理とするものに合格した者
ロ
上覧ロに掲げる者
ハ
「林業育成指導強化対策事業実施要領」(昭和 58 年 4 月 28 日付け
林野組第 53 号農林水産事務次官依命通達)に定める林業技士(森林
土木)の資格を有する者
3)
契約約款第1条に定める仕様書は、治山工事標準仕様書、治山工事特別仕様書、特記仕様書、林道
工事標準仕様書、林道工事特別仕様書をいう。
4)
入林手続について
請負者は工事の着手に先立って、入林者及び車輌について入林手続きをとられたい。
5)
山火事警防について
当署において定められている「国有林山火事警防対策要綱」に基づき万全の体制を講ぜられたい。
6)
支障木について
工事施工中に支障となる立木が発生した場合には、監督職員に状況を報告のうえ、監督職員の指示
によること。
7)
道道知床公園線について
カムイワッカの滝より先100m程度で通行止とされており、工事契約後に「通行止区間の通行及
び鍵貸出申請」を行うため、手続に時間を要する。また、申請時に受注者の入林者及び通行車両等の
資料が必要となります。
8)
硫黄山橋について
硫黄山橋については、施工中も使用を予定しており、各関係機関との調整が必要になります。
10.その他の特記事項
本工事は、受注者の施工体制の確保及び建設資材の確保を図るため、平成26年8月4日までの余裕
期間を見込んでいます。なお、余裕期間内の技術者配置は要しないものとします。
また、入札・契約にあたって提出する工事工程表には、余裕期間を記入して提出するものとする。
余裕期間内に施工体制等の確保が図られた場合は、監督職員との協議により工事着手できるものとす
る。なお、協議の際には、施工計画書の変更に基づき、工事工程表の工事着手日を記入し提出するとと
もに、併せて配置技術者を届出るものとする。
本工事の採用単価の採用月
:
刊行物単価
平成26年6月号