新潟県消費生活センター平成２６年９月２６日平成２６年８月分の消費生活相談の概況 ●　８月の相談件数は、４５８件で〈表１〉のとおりです。前年同月（４９６件）と比べ、３８件の減少です。 ●　総相談件数４５８件のうち、「不当請求」と判断される相談は１４７件で、前年同月（１１１件）と比べ、３６件の増加です。 ●　契約者の年代別相談件数〈図１〉は、４０代が一番多く８１件、以下３０代６０件、５０代５９件、６０代５６件、７０代以上５５件の順です。 ●　相談の多かった商品・サービスは、＜表２＞のとおりです。第１位は「インターネット情報」で、以下「商品一般」、「工事・建築」、「インターネット接続回線」、「役務その他サービス」となっています。〈表１〉総相談件数区　分販売購入形態別相談件数危害・危険マルチ・マうち電話勧ネガティ訪問購その他不明・ブ・オプショ店舗購入訪問販売通信販売ルチまが危害苦情相談誘販売ン入無店舗無関係い件　数 458 444 87 29 179 5 19 0 2 構成比（％） 100.0 96.9 19.0 6.3 39.1 1.1 4.1 0.0 0.4 1.3 28.6 累計件　数 2,529 2,398 538 153 842 34 132 5 12 16 前年同月件　数 496 479 103 32 138 2 47 3 4 2 8月＜図１＞年代別相談件数順位 83 81 60 23 59 41 56 55 0 １０代以下２０代３０代お知らせ４０代 131 危険うち架空請求 5 2 147 32 797 28 13 768 190 165 6 2 111 18 ＜表２＞商品・サービス上位５品目 200 件数 6 不当請求５０代６０代７０代以上不明主な内容商品名等件数 1 インターネット情報 117 アダルト情報サイト、出会い系サイトなど 2 商品一般 28 特定できない商品（架空請求ハガキなど） 3 工事・建築 16 新築・増改築工事、ガス工事など 4 インターネット接続回線 15 インターネット回線等の料金、サービスの内容など 5 役務その他サービス 12 個人情報削除の持ちかけ　ほか｢個人情報が漏れているので削除してあげる⁈｣という電話にご注意を！～公的機関をかたって個人情報の削除を持ちかける電話は詐欺です～消費生活センターや国民生活センターなどの公的機関をかたって、「あなたの個人情報が漏れているので、削除してあげる｣などという電話がかかってきたという相談が寄せられています。最終的にはお金をだまし取ろうとする詐欺ですので、相手にせずにすぐ電話を切ってください。相談事例 ① 国民生活センターを名乗るところから、｢あなたの母親の情報が複数の名簿に登録されている。無料で情報を削除する｣と電話を受けた。｢名簿から情報を削除できたらまた電話する」と言われたが、信用できるだろうか｡ ② 消費者生活センターを名乗る人から｢あなたの個人情報が3カ所の事業者に漏れている｡削除してほしいか｣と電話があった。2社は通信販売で利用したことのある業者だったが、1社は知らない業者だったので削除を依頼した。電話を切った後で家族に相談すると、｢おかしな話だ｡今後、削除のための料金を請求されるのではないか｣と言われ不安になった。実在する公的機関なのか。アドバイス ◯個人情報の削除を持ちかける電話は詐欺です公的機関が｢個人情報を削除してあげる｣などと電話をすることは絶対にありませんので、相手にせずにすぐ電話を切ってください。 ◯すぐに消費生活センター等に相談してください一度お金を払ってしまうと取り戻すことは極めて困難ですので、お金を払う前に相談することが重要です。 ◯日頃から家族や身近な人による高齢者への見守りが大切ですおかしいなと思ったら、消費生活センターにご相談ください。新潟県消費生活センターの来所相談は予約制です。まず、電話でご相談ください。相談電話０２５－２８５－４１９６ホームページ　http://www.pref.niigata.lg.jp/shohiseikatsu/