平成23年5月発行 - 寿都町

平成23年度 一般会計及び各特別会計
149 平成23年5月
No.
寿都町字渡島町140-1(議会事務局)
TEL0136-62-2511 / FAX 0136-62-3431
新年度予算の重要施策及
び予算概要については、広
平成 年第1回定例会
日及び 日に予算特別 報寿都4月号をご覧くださ
は、3月8日招集され、会 委員会を開催。
い。
付託された平成 年度
期を 日までの 日間と定
め、開会初日の8日は、町 各会計予算7件の審議の結
長 の﹁ 町 政 執 行 方 針 ﹂
、 教 果、いずれも可決するもの
育長の
﹁教育行政執行方針﹂ と決定し、特別委員会を閉
が行われた後、新年度予算 会しました。
を除く議案等 件︵諮問1
日 に 本 会 議 を 再 開 し、
件、同意案1件、意見書3 予算特別委員会での審査に
件、 条 例 の 一 部 改 正 5 件、 つ い て の 委 員 長 報 告 の 後、
規約の改正3件、平成 年 新年度各会計予算7件を原
度各会計補正予算5件︶を 案のとおり可決し、全日程
審議し延会しました。
を終了して閉会しました。
日は平成 年度各会計
﹁東
また、
3月 日発生の
予算7件の提案理由の説明 北地方太平洋沖地震﹂によ
を受け、議員全員による予 り発せられた津波警報に対
算特別委員会︵委員長=中 する防災対応について、3
里議員、副委員長=山本議 月 日 再 開 の 議 会 で 町 長
員︶に付託した後、一般質 より行政報告が行われまし
問を行い散会しました。
た。
寿
議
会 都
だ
よ
り 湾
23
23
平成23年度
前年対比(%)
47億3,800万円 ▲ 8 . 0
5億2,270万円
11.1
5,080万円 ▲ 4 . 5
3億8,870万円
0.6
1億4,580万円 ▲ 5 . 3
2億4,630万円
3.6
3億円
2.5
63億9,230万円 ▲ 5 . 2
特
別
会
計
会 計 区 分
一
般
会
計
国民健康保険事業特別会計
後期高齢者医療特別会計
介護保険事業特別会計
簡易水道事業特別会計
公共下水道事業特別会計
風力発電事業特別会計
計
15
17
14
18
15
22
16
11
23
平
成
23
年
第
1
回
定
例
会
22
14
「4月17日開催の全町民海岸クリーン大作戦に多くの町民が参加いたしました。
」
津波注意報に切り替ったこ 事故等も無く、又その他の から恒久化し、引き続き従 ・移転先=岩内消防署庁舎
とをもって避難勧告を解除 被害等も発生せず、 日午 前 同 様 の 支 給 額︵ 万 円 ︶ 内
することといたしました。 後8時 分、津波注意報の とするものです。
補正予算
場線1区間において通行止
解除をもって災害対策本部 ◆寿都町後継者育成条例の
3月
避難勧告の際には、近所
日、国内 めになるほかニセコバスも や高台にある寺院の避難場 を解散しております。
一部改正⋮⋮⋮⋮原案可決 ◆平成 年度寿都町一般会
観測史上 運休となり、下校を見合わ 所としての協力などもあり
漁業後継者の育成を強化 計補正予算︵第8号︶⋮⋮
最大マグ せた中高校生を含め、午後
する観点から、対象年齢を ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮原案可決
ニチュー 6時 分現在において最大
歳 か ら 歳 に 引 き 上 げ、 予 算 総 額 に 1 億 3 千
ド を記
人の住民が避難所等で状
従来の漁船の買船及び新造 万5千円を追加し、総額を
録する地震が東北地方太平 況を見守ることになりまし
億9千 万円とするもの
職員に対する人事院勧告 船建造のほか、新たに漁船
人事案件
洋沖で発生し、地震津波に たが、予想到達時刻を過ぎ
と 同 様 に、 平 成 年 度 か の維持・省力化、設備の近 です。
よる大きな被害を各地にも ても津波の影響は確認され ◆人権擁護委員の候補者の ら年間の期末手当支給率を 代化を図るための機関換装 ○補正の主なもの
たらしました。
ず、午後8時頃になり、寿 推薦
月分減額し、更に本町の 費等を助成対象として追加 ・総務管理費︵地域福祉基
北海道地方でも津波情報 都 漁 港 に お い て 目 視 で す 関
孝久氏︵新栄町︶を 経済状況や財政事情を考慮 し、更に、これまで本町の 金他3件の積立︶
が発せられ、日本海沿岸南 が、 ~ cmの 津 波 と 思 推薦︵再︶しました。
し、昨年度に引き 月分を 住民に限って助成していた 6千 万7千円増
部において午後3時 分に われる海面変動を確認しま ◆監査委員の選任
独自削減を行うもので、町 就業祝い金について対象者 ︵ 役 場 議 場 の 改 修、 加 工 協
﹁ 津 波 注 意 報 ﹂ が 発 令 さ れ したが、その後は潮位の異
長、副町長の期末手当の支 の線引きをなくし、組合員 冷蔵保存施設改修補助、磯
金子光司氏︵大磯町︶の
ました。
常は確認に至りませんでし 選任︵再︶に同意しました。 給率を年間 月分とするも 資格を取得し、経営又は従 焼け対策等 事業=国の地
た。
の で す。︵ 教 育 長 も 同 様 と 事した場合も対象とするも 域活性化交付金分︶
これを受け、寿都町災害
条例の改正
対策本部を設置し、情報収 避 難 所 に お い て は、 体
する。︶
のです。
1億1千 万円増
集を始めた矢先の、同 分 調が気遣われる介護を要す ◆議会の議員の報酬、費用 ◆寿都町立寿都保育園条例
・ 保 健 衛 生 費︵ 寿 都 診 療 所
規約の改正
には、津波警報に切り替わ る高齢者などもおり、帰宅 弁償及び期末手当に関する の一部改正⋮⋮⋮原案可決
外来及び入院患者数の増加
りました。
を望む声なども多く出てき 条例の一部改正⋮原案可決
◆北海道町村議会委員公務 に伴う医薬材料費︶
国の保育料徴収基準額の
たため、他の地域の津波到
改正に伴い、国と同様に保 災害補償等組合規約の変更
万円増
寿都地方に関する津波
職員に対する人事院勧告
1千
の情報として、予想到達時 達状況や自治体の対応状況 と 同 様 に、 平 成 年 度 か 育料の上限額の引き上げを ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮原案可決 ・道路橋梁費︵町道除排雪
刻 午 後 5 時 分、 津 波 の などを総合的に勘案した結 ら年間の期末手当支給率を 行 う も の で、 所 得 税 額
◆北海道市町村総合事務組 委託料 ︶ 1千 万円増
高さは2m程度との内容を 果、希望する住民の自宅へ
月 分 減 額 し、 更 に 本 町 万4千円以上の高所得者の 合規約の変更⋮⋮原案可決 ◆平成 年度寿都町国民健
受け、避難所の開設準備を の帰宅を了承し、結果的に の経済状況や財政事情を考 世帯について、新たに保育
康保険事業特別会計補正予
両組合とも、新規に団体
行ったうえ、矢追地区から は2名が自宅以外で一夜を 慮し、昨年度に引き続き
料を定めるものです。
が加入することに伴い、規 算︵第3号︶⋮⋮原案可決
磯谷地区までの海岸地域を 過ごしましたが、同日午後 月分を独自削減を行うもの ◆寿都町国民健康保険条例 約を変更するものです。
予算総額に4千 万3千
中心に、総合文化センター 9時 分までに各避難所の で、議会議員の期末手当の の一部改正⋮⋮⋮原案可決 ・新規加入団体名=広域紋 円を追加し、総額を5億5
をはじめ、合計 か所の避 避難住民は帰宅されること
支
給
率
を
年
間
月
分
と
す
る
別病院企業団
千 万4千円とするもので
健康保険法施行令の改正
難所を指定し、防災行政無 となりました。
ものです。
に伴い、平成 年 月1日 ◆岩内・寿都地方消防組合 す。
線により避難勧告を発令い
災害対策本部では、引き ◆ 特 別 職 の 給 与 額 及 び 旅 から平成 年3月 日まで 規約の変更⋮⋮⋮原案可決 ○補正の主なもの
たしました。
続 き 待 機 態 勢 を 敷 い た 中、 費 額 並 び に そ の 支 給 方 法 の暫定措置として引き上げ
岩内・寿都地方消防組合 ・療養諸費︵入院重症患者
︶
また、夕方からは、国道 情報収集に努めていたとこ に 関 す る 条 例 の 一 部 改 正 を行っていた出産育児一時 事務所の移転に伴う規約の 等 に 対 す る 療 養 給 付 費 号2区間、道道寿都停車 ろ、 翌 日 午 後 1 時 分、 ⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮原案可決 金について、平成 年4月 変更です。
4千 万円増
229
650
150
500
428
427
20
3.5
23
21
51
565
45
9.0
30
14
22
698
22
14
30
25
12
23
12
0.45
31 10
23
片岡春雄 町長
10
10
11
285
30
50
0.2
3.5
23
0.45
0.2
73
40
45
39
677
420
議会だより“寿都湾”No.149 < 2 > ◆平成 年度寿都町老人保 風力の低下に伴う売電収 担割合が2割となり、低所 財政負担も生じます。
されている新たな保育制度 よって、国において、子
健特別会計補正予算︵第2 入の減額により、予算総額 得者の9割軽減、 割軽減、 以上のように、新制度案 ︵ 子 ど も・ 子 育 て 新 シ ス テ どもの権利を最優先に、地
号︶⋮⋮⋮⋮⋮⋮原案可決 か ら 4 千 万 8 千 円 を 減 所得割5割軽減も段階的に は多くの問題があります。 ム︶は、幼保一体化や最低 方自治体の実情を踏まえた
解消するとしており、大幅 国並びに政府関係機関にお 基準の地方条例化などにつ 上で、国と地方自治体の責
平成 年度をもって老人 額 し、 総 額 を 2 億 4 千
保健特別会計を廃止するた 万2千円とするものです。 な負担増となります。また、 かれましては、高齢者や国 いても十分な議論もないま 任のもとに保育制度の拡充
め、剰余金の清算を行うも ○補正の主なもの
﹁ 支 援 金 ﹂ を 負 担 す る 協 会 民が﹁いつでも、どこでも、 ま、2011年の国会で法 を図られるよう、以下の事
ので、予算総額に 万円を 収入・収益事業収入︵売 けんぽをはじめ、すべての 安 心 し て 医 療 が 受 け ら れ 改正を行い、2013年度 項について強く要望する。
追加し、総額を 万1千円 電収入︶
4千 万円減 保険料が値上げになり、ほ る﹂制度になるよう、以下 から新制度の施行を目指す 1、憲法第 条、児童福祉
支出・電気事業管理費
︵基 とんどの住民が負担増とな の事項について要望する。 としています。
とするものです。
法 第 2 条 の 理 念 に 基 づ き、
○補正の主なもの
金積立金︶
ります。
1、国民健康保険への国庫 し か し、﹁ 子 ど も・ 子 育 すべての子どもの健やかな
・繰出金︵一般会計繰出金︶ 1千 万8千円減 更に、2018年を目途 負担を大幅に増やし、高す て新システム﹂は、国の責 育ちを保障するために現行
万円増 ・繰出金︵一般会計繰出金︶ に市町村国保を都道府県単 ぎる保険料を引き下げるこ 任を市町村に委ねるだけで 保育制度を堅持・拡充する
◆ 平 成 年 度 寿 都 町 介 護 2千 万円減 位に広域化するとしていま と。
なく、応益負担の導入によ こと。
保険事業特別会計補正予算
す。今回の都道府県単位化 2、保険料︵税︶の上昇や り、家庭の財政状況によっ 2、 国 の 責 任 に お い て 緊
︵第5号︶ ⋮⋮⋮原案可決
は、
新たな財政支援もなく、 住民サービスの低下につな て子どもが受ける保育のレ 急に認可保育所の整備を行
国の責任を都道府県に押し がる﹁国保広域化﹂の押し ベルにも、格差が生じるこ い、待機児童の解消を図る
予算総額に1千 万円を
追加し、総額を4億3千
付けるものです。
付けをやめること。
とになりかねません。あわ こと。地方自治体が待機児
万2千円とするものです。
国は、国庫負担を減らし 3、 歳 か ら 歳 ま で の せてそれぞれ成り立ちも運 童解消に向けた取り組みが
○補正の主なもの
続け、市町村国保の総収入 患 者 負 担 割 合 の 2 割 へ の 営形態も異なる幼稚園と保 出来るよう、国が国有地の
・介護サービス等諸費︵居
に占める国庫負担金の割合 引き上げや、低所得者の保 育所を一体化することに対 優 先 的 払 い 下 げ や 貸 与 等、
宅介護サービス費・施設介
が、1984年の ・8% 険料軽減特例措置の段階的 して拙速な結論を出すこと 必要な支援と財政措置を行
護サービス費︶
から2007年には %へ 解 消、﹁ 支 援 金 ﹂ を 負 担 す は、社会に大きな混乱を引 うこと。
と半減しています。
るすべての保険料値上げな き起こすものであります。 3、保育所・幼稚園・学童
1千 万円増
◆平成 年度寿都町風力
そのことが、今日の市町 ど、大幅な負担増を盛り込 子 ど も の 貧 困 や 子 育 て 保育及び子育て支援関連予
発電事業特別会計補正予算
村国保の厳しい実態の原因 んだ新制度案に反対する。 の困難が広がる中で、急激 算を大幅に増やし、子育て
︵第1号︶ ⋮⋮⋮原案可決
になっています。国庫負担 4、後期高齢者医療制度は な少子化の進行にも関わら にかかわる経済的負担の軽
率をそのままにして都道府 廃止し、国庫負担で高齢者 ず、都市部では保育所の待 減を図ること。
県単位化しても国保の改善 や 自 治 体 の 負 担 を 軽 減 し、 機児童が急増しており、過 4、児童福祉施設最低基準
にはつながりません。
安心して受けられる医療制 疎地で保育の場の確保が困 の廃止・引き上げは行わず、
度にすること。
難になっています。
抜本的に改善すること。
3 件 の 意 見 書 を 可 決 し、 国は、高齢者医療制度改 法定外一般会計繰入の解
関係省庁へ提出いたしまし 革会議の﹁高齢者のための 消などにより、保険料︵税︶ ︵ 提 出 先 : 内 閣 総 理 大 臣、
今 必 要 な こ と は、 国 と 自 5、幼保一体化を含む子ど
た。なお、内容を要約して 新たな医療制度等について の 上 昇 は 避 け ら れ ま せ ん。 厚生労働大臣︶
治体の責任で保育・子育て支 も・子育て新システムにつ
掲載いたします。
︵最終とりまとめ︶
﹂を受け また、市町村は、高い保険
援 を 拡 充 し、 充 分 な 財 源 を い て は 拙 速 な 結 論 は 避 け、
て、法案の国会上程を検討 料︵税︶の収納が求められ、 ◆保育制度改革に関する意 確 保 す る こ と な ど、 す べ て 自治体、保育関係者等当事
◆新たな高齢者医療制度に しています。
払えない滞納者からの取り 見書
の 子 ど も に 質 の 高 い 保 育 と 者の意見を考慮して慎重に
関する意見書
立て・差押えなども求めら
支 援 を 保 障 す る た め の 保 育 検討すること。
﹁最終とりまとめ﹂では、
歳から 歳までの患者負 れ、標準保険料を下回ると
制度を拡充することです。 ︵ 提 出 先 : 衆 議 院 議 長、 参
現 在、 国 に お い て 検 討
< 3 > 議会だより“寿都湾”No.149
8.5
49
25
442
440
700
日程等、詳しいこと
は議会事務局へお問
い合わせください。
(TEL 62-2511)
302
6月に定例議会が開かれます
74
70
74
25
71
117
71
381
381
22
22
22
22
606
70
967
議 院 議 長、 内 閣 総 理 大 臣、 療体制が存続できるよう下
町が高校生まで医療費が無 わりとともに対象年齢が引
財 務 大 臣、 厚 生 労 働 大 臣、 記の施策を国において緊急
料であるのに寿都町が小学 き上げられ、子育て支援と
総 務 大 臣、 文 部 科 学 大 臣、 に講ぜられることを求めま
生までというのはあまりに しての意味合いが強くなっ
少子化対策担当大臣、国家 す。
差があるのではないでしょ ておりますので、本町にお
戦略担当大臣︶
うか。寿都町もせめて中学 いても、義務教育中の子育
医師不足の解消や地域ご
と・診療科ごとの医師偏在
生まで医療費無料化を実施 て家庭の支援を更に充実さ
◆地域医療存続のための医 の是正を図るために、医師
するべきではないでしょう せ、明るく健やかな子ども
師確保に関する意見書
臨床研修において医師の技
か。町長の今回は前進的な を地域で育むため、中学生
術 修 得 は も と よ り、
﹁医は
答弁をお願いいたします。 の医療費助成を早期に実施
仁術﹂という医療の基本を
できるよう前向きに検討し
修得することを期し、医師
●町
たいと考えております。
長
不足地域での数年間の勤務
子どもの医療費助成拡大
義務など医師派遣体制を構
に関するご質問ですが、本 ■再質問
築する法的措置を講じるこ
町の乳幼児等医療費助成事
子どもの医療費助成拡
と。
業の対象者を中学生まで拡 大 に つ い て﹁ 義 務 教 育 の
月議会一般質問では前進的 大 し た 場 合、 約 名 増 加 中学生まで早期に実施した
︵ 提 出 先 : 衆 議 院 議 長、 参
な答弁を頂けませんでした いたします。また、高校生 い﹂と答弁されていますか
議 院 議 長、 内 閣 総 理 大 臣、 ■質
問
こ の 問 題 に つ き ま し て が、改めて伺いたいと思い までとすると、更に 名増 ら、町長自身の腹は﹁新年
厚生労働大臣、総務大臣︶
は、 2 0 1 0 年 3 月 議 会 ます。
加すると見込まれます。こ 度出来るだけ早い時期にや
の 一 般 質 問 で も 取 り 上 げ 第1に、もし中学生、高 れ に 伴 う 医 療 費 助 成 額 に る﹂というふうに私は受け
ました。今、地方自治体に 校生まで医療費助成を拡大 つ き ま し て は、 中 学・ 高 ました。この理解の仕方で
よる医療費助成拡大が全国 するとそれぞれの対象人数 校生の医療費のデータがあ 間違ってないか再質問しま
的、全道的に急増しており と町の医療費助成負担額は りませんし、抽出すること す。
ます。隣の蘭越町では、既 どのように増加するか伺い も困難でありますので、正
に高校生まで医療費が無料 たいと思います。
確な額を算出することはで ●町
長
ですし、黒松内町でも新年 第2に、例え高校生まで きませんが、現在実施して
改 め て 早 い 時 期、 近 々
度から高校生まで医療費を 医療費を無料化しても財政 おります小学生の医療費助 の議会に間に合うように段
無料にすると聞いておりま 的に十分私は支出が可能だ 成額を基に推計しますと1 取りをさせて頂きたいとい
す。
と思います。少子化対策や 年間1人当たり1万円から というふうに考えておりま
本 町 で は 現 在、 小 学 生 子どもを大切にする町だと 1万5千円となり、中学生 す。
までの医療費が無料となっ いう、宣伝効果を含めると で 万円から 万円、高校
て お り ま す が、 町 民 の 間 メリットは大きいと思いま 生までとするとその倍の
から﹁更に隣の蘭越や黒松 す。確かに本町は福祉や医 万円から 万円の負担増に
内のように高校生まで医療 療や子育てなど相当努力し なります。
費を無料にして欲しい﹂と ておりますので、決して私
母子保健予防の一環と
いう声が一層強まっており は遅れているとは思いませ して始まった乳幼児医療費
ます。残念ながら昨年の3 んが、隣の蘭越町や黒松内 助成事業は、時代の移り変
医 師 不 足 の 現 状 は、 抜
本的解決がなされないまま
深刻な社会問題となってお
り、閉鎖に追い込まれる診
療科や病院のみならず、地
域医療が崩壊する危機的状
況も生じています。
平成 年に始まった﹁新
医師臨床研修制度﹂
により、
医師の地域偏在が進み、地
方で勤務する医師の不足が
深 刻 な 状 況 に な っ て お り、
医師不足からくる過酷な勤
務状況であるとともに出張
医勤務に多額な費用を要し
て、病院経営が非常に困難
な状況にあることから、早
急な解消対策が求められて
います。
住民の安全と安心を確保
するため、救急医療をはじ
めとする地域医療体制の整
備にあたり、何よりもまず
安定した医師の確保が必要
であります。
以 上 の こ と か ら、 地 方
の医師不足と医師の偏在を
解消し、安心できる地域医
16
医療
岡
部
武
議
員
子
ど
も
の
医
療
費
拡
大
に
つ
い
て
第1回定例会での一般
質問では3名の方から5
項目について質問があり
ました。
60
180
90
60
60
120
議会だより“寿都湾”No.149 < 4 > 的です。米の生産量は % わ ざ る
表明演説で、環太平洋パー りますが約8千万円の影響
が消えてなくなり、小麦は を得ませ
トナーシップ協定への参加 額になることが想定されま
%、乳牛・生牛は %減 ん。
を検討すると表明いたしま す。
少するという破滅的な事態 しかも
した。
こ う し た 実 態 を 踏 ま え、
です。農林水産業の生産額 TPP参
月 日のAPE 関税撤廃を原則に例外品目
その後
自由化で例外なく %の関 は 4・5 兆 円 が 減 少 し、 関 加の動き
C︵アジア太平洋経済協力︶ を設けないTPPに参加し
■質
税撤廃を原則とすることで 連産業も含めて8兆4千億 は日本国
首脳会議で見解を示し、本 た場合、安価な輸入物の増
問
円に達します。更に農業食 民の願いから出発したもの 年、1月4日の年頭記者会 加で農林水産業が壊滅的な
ご存知のように本町の本 す。
議会に於きましても、昨年 これまでの日本は約 カ 品産業は約3千5百万人の ではなく、言い出したのは 見において、TPPへの参 打撃を受けることは必至で
の 月議会において﹁TP 国・地域と経済連携協定を 就業機会が失われます。食 財 界 と ア メ リ カ 政 府 で す。 加について、6月を目処に あります。
Pへの参加を行なわないよ 結んでおりますが、そこに 糧 需 給 率 は 現 在 で も 先 進 民主党はマニフェストでは 方向性を打ち出す考えを改
第一次産業を主体とす
う求める意見書﹂を全会一 は米や乳製品、或いは我が 国 の 中 で 最 低 の % で す 主要農産物の﹁関税の引き めて示しております。
る本町にとっては、関連産
致で採択しました。菅首相 国の重要な農作物について が、それが %になり、食 下 げ、 撤 廃 は 行 な わ な い ﹂
し か し な が ら、 急 浮 上 業も数多く存在することか
が昨年の 月の1日に臨時 は、関税撤廃を例外扱いす 糧需給の基盤が完全に崩壊 と言ってました。それがそ し た T P P 参 加 に つ い て ら、その影響額は明確に示
国会冒頭にTPP参加への るという、一定の柔軟性が し、まさに国として存在で の公約をかなぐり捨ててT は、相当の計画が必要とさ せ る 状 況 で は な い も の の、
検 討 を 突 然 表 明 し て 以 来、 ありました。TPPはこの きるのかどうか、厳しく問 PPに突き進むのは菅政権 れる中で、充分な準備や議 雇用も含め地域経済への影
TPP問題が国政の大争点 点で従来の協定とは全く異 われる事態です。日本最大 がアジアに進出したいアメ 論がなされないまま推進す 響は甚大であり、大きな地
になっております。多くの なります。また物品ではな の食料供給地といわれる北 リカとその保管役を買って ることは、第一次産業への 域問題に発展することにな
分野で迷走・混迷を繰り返 く、 サ ー ビ ス や 人 の 移 動、 海道でも道農政部が農林水 出たい日本の財界に忠誠を 影響が甚大であるとの判断 ると考えております。
す菅内閣ですがTPPへの 或いは公共工事の入札、金 産業と関連産業で生産額が 誓い、その忠実な執行者に から、全国各地でTPP不
北海道レベルでは、農業
前 の め り は 一 貫 し て お り、 融・ 保 険 の 市 場 開 放 な ど、 2兆1千億円減少し、農家 成り下がろうとしているの 参加への声が一層の高まり 団体のほか、水産・林業関
TPP参加に向けて走り始 より包括的な分野も対象と 個 数 は 3 万 3 千 と 減 少 し、 に他なりません。つまりT を見せている状況でありま 係団体、経済団体、消費者
めています。TPP参加反 している事も重要な特徴で 約 万人の雇用が失われる PPは開国どころか、まさ す。
団体等オール北海道で反対
対の国民的な運動も全国的 あります。
と試算しています。北海道 にアメリカへの売国政策だ そうした中で北海道漁業 の意向を固め、国に要請し
で燎原の火のように広がっ
への影響をみると、道の水 ているところであり、本町
例えば農業が国土条件の の農業生産は半分以下、農 と私は思います。
ております。北海道でも農 違いを背景としたコスト格 家個数は7割が減少すると
産 林 務 部 の 試 算 結 果 で は、 議会におきましても昨年
そこで伺います。
林漁業団体、経済消費団体 差の下で関税という防波堤 いう事態です。
第1にTPP参加による 主要水産物のうち輸入によ 月の第4回定例会で﹁TP
一体となって、まさに道民 を取り払われるとどうなの
そ の 一 方 で T P P 参 加 本町漁業への影響試算につ る影響が大きいと思われる Pへの参加を行わないよう
ぐるみの決起集会も開かれ か、外国の米や麦・農産物・ に よ る メ リ ッ ト を 内 閣 府 いて伺います。
コンブ・ホタテ・スケトウ 求 め る 意 見 書 ﹂ を 採 択 し、
ました。地方議会もTPP 乳製品など、洪水のように は 工 業 製 品 の 輸 出 拡 大 を
ダラなど、 魚種について 衆 参 両 議 院 議 長・ 内 閣 総
第2に漁業以外の本町の
反対の決議
なだれ込むことは目に見え 2・4兆円から3・2兆円伸 影響について伺います。
TPPによる漁業生産への 理大臣・外務大臣並びに関
や意見書が
ております。
びると計算しています。結
影響額は、推定で 億円と 係大臣に対し、TPPへの
第3にTPPについての
農 水 省 は 昨 年 月 下 旬 局 T P P へ の 参 加 は 一 部 町長の見解を伺います。
一斉に採択
試算しております。
不参加について強く要請を
されており
に 主 要 品 目 に 関 税 撤 廃 の輸出大企業の利益拡大に
こ の 試 算 結 果 を ベ ー ス 行ったところであります。
ます。
をした場合、どれだけの打 なってもそれと引き換えに ●町 長
に、本町に当てはめてみま
現在、政府・与党内にお
撃を受けるか試算しました 農林水産業や地域経済に破
すと魚種では8魚種が対象 いても参加反対論が拡大し
TPPについて、菅総理
が、その結果がまさに衝撃 滅的な打撃をもたらすと言 大臣は昨年 月1日に所信 となり、あくまで推定であ て い る 状 況 で あ り ま す が、
576
12
< 5 > 議会だより“寿都湾”No.149
99
17
19
100
10
10
14
90
88
岡
部
武
議
員
T
P
P
︵
環
太
平
洋
連
携
協
定
︶
に
つ
い
て
10
TPP最
大 の 特 徴 は、
11
10
経済
12
110
13
40
町 当 局 と い た し ま し て も、 注視しながら、地方の声が 稼働状況でありますが、平 おります。
め﹁再生可能エネルギーの に負担です。他の風力発電
本町の地域経済の持続的な 十分に反映されるよう、あ 成 年には、湯別地区に 次に、故障時の対応につ 全量固定買取制度﹂が議論 をしいる町村も同じであり
発展を図る観点から、慎重 らゆる機会をとらえて働き 1基、平成 年には、浜 いてでありますが、風車の され、平成 年度からの制 ましょう。これから自然エ
を期した対応を行うよう今 かけてまいる考えでありま 中 地 区 に
3 基、 更 に 建設業者であります㈱日立 度導入へ向け動いている状 ネルギーに対する電力需要
後とも、国の検討状況等を す。
平成 年には、歌棄地区に エンジニアリング・アンド・ 況であります。
は大きくなっていきますか
1 千 5 基 の 合 せ て 9 サービスと包括保守メンテ 一方、風力発電所の建設 ら、自然エネルギーの関係
基、総定格出力1万1千
ナンス委託契約を結んでお には、北海道電力㈱との連 に携わっている団体が、一
の 風 力 発 電 所 が 現 在 稼 り、故障時の対応と、年4 系が必要となりますが、現 応、蓄電方式については事
動しております。
回の保守定期点検を行って 状では、受入れ容量枠・送 前に電力会社の方で用意す
電線強化・電圧変動に対す るという、要望をしてはと
落雷による故障や、昨年 おります。
のと思います。心配するの は異常気象による風況低下 なお、当委託業者は昨年 る対応策等の課題も抱えて 思います。この辺りをお聞
■質
は、想定したくもありませ の影響を受け、売電収入の 4月に、北海道サービスセ いるため、制度等の動向を かせ下さい。
問
んが、今回の地震のように 減少はありましたが、致命 ンターを本町に移転し、常 見極め、可能性が見込まれ ま た 2 点 目 に つ い て は、
中山間事業で、湯別地区
に風車1基設置されてから 事故が生じたときの対応で 的な大きなトラブルまでは 駐の技術員を配置すると共 る状況となった場合は、議 最近中東等で政情不安が続
今日まで、計9基の風車が あります。どの様に対処さ 至らず、現在までほぼ順調 に、通常使用する部品等も 会 と 協 議 を 行 い 判 断 し て いており、非常に原油価格
稼動しています。
れるか、
お聞かせください。 に稼動しているところであ 常にストックしていること まいりたいと考えておりま が高騰しています。このよ
ります。
か ら、 従 前 に 比 較 す る と、 す。
うなことが風力発電事業に
大 過 な く 順 調 に 稼 動 し、 また、事故も無く順調に
どの様に影響があるものな
また、平成 年度から3 故障時の対応は格段に早く
生み出された果実について 稼動し、収益が安定傾向に
のか、また無いものか、お
は、
一般会計に繰り出され、 あれば、大変魅力のある事 か 年 計 画 で 着 手 し ま し た、 なっておりますので、今後 ■再質問
地域活性化のための財源に 業だと思います。今後、国 蓄 電 池 併 設 型 2 千 2 も引き続き稼働率確保のた 将来にわたって、国の施 聞 か せ 願 い た い と 思 い ま
充てられ、目的に沿った発 の施策、
条件等々が整えば、 基︵4千 ︶の増設工事 め、スピーディーな対応を 策等に変化があれば議会等 す。
電事業となっており、喜ば 更に増設するという考えが も、本年夏には試運転を開 行ってまいりたいと考えて と 町 の 方 と 相 談 し な が ら、
前向きに検討してみたいと ●町
しいことです。今日までの あるのかどうか、お聞かせ 始し、風車総数 基総定格 おります。
長
出力1万6千
の能力を
いうような答弁であったか
各発電所の稼動の経過︵実 下さい。
また、今後の増設につい
今後の増設計画、蓄電方
有する風力発電施設となり てでありますが、現在国で と思います。
式の関係ですが、北電うん
態︶を簡単に説明して頂き
ます。
は、地球規模の自然環境問 一つ、今回のバッテリー ぬんも然ることながら、国
たいと思います。
●町 長
本 町 の 風 力 発 電 事 業 は、 題となっている温室効果ガ 方式の関係で2基建ちます の 政 策 が ま ず し っ か り と
今 年 の 気 象 状 況 は 聞 き 1点目の風車に関するご なれない北極振動とか言う 質問でありますが、本町に 地球規模の自然環境問題と スの低減を加速化させるた が、もし国の施策が風力発 自然エネルギー導入に着目
電に傾くのであれば、今回 することが必要であると考
気象変化、また、エルニー おいては、平成元年に小規 なっている温室効果ガスの
のバッテリー方式等という えます。また現在世界的に
ニョやラニャーニャ現象に 模ではありますが自治体と 低減と、そこから生み出さ
のは、設置等で5億円が余 日本は風力発電においてか
因るものか、アラスカ沖に して初めて、風力発電所を れた財源をまちづくりに還
計 に 掛 か っ て い ま す か ら、 なりの後進国となっており
低気圧が停滞し、風向、風 建 設 以 来、
﹁ 環 境 に や さ し 元し、地域振興を図るとと
町長の答弁の中で、電力会 ますので、今回の原発事故
力に大きな影響を与えたよ い、
クリーンなまちづくり﹂ もに、町民の活力につなげ
社の変電に関する努力して も含めて、今後日本の自然
うに報道されています。自 のシンボルとして、風力発 る大きな役割を担っている
いるとの答弁でしたが、こ エネルギー政策をどうする
然相手ですから、順風満帆 電所の建設に取り組んでま ことから、今後も適正な管
理に努め、安定的な運営を
の 蓄 電 方 式 と い う の は 建 のか、そういう骨太の方針
とはまいりません。売電収 いりました。
て る 側 か ら し た ら、 非 常 をしっかり立てた中で、自
入に大きな影響を与えるも 発電開始から現在までの 行ってまいりたいと考えて
環境
990 19
KW
600
KW 15
21
580
kw 11
600
kw
山
本
喜
彦
議
員
無
事
故
で
あ
っ
て
ほ
し
い
230
980
11
KW
KW
300
kw
24
議会だより“寿都湾”No.149 < 6 > 然 エ ネ ル ギ ー 政 策 に つ い ■山本議員
さい。
段階で本に親しむことがで 考えがあれば、聞きたいと う 問 題
ても、積極的に進めていく
きるよう、園児が文化セン 思います。
につい
自然エネルギーに対して
という方針がまず必要だと は後進国になりつつあると ●教育長
ター図書室を訪問して、絵
て は、
思います。その中で我々団 いうことですが、テレビの 2点目の幼児期の教育が 本などに触れる事業を行っ ●教育長
幸いに
体として、国に対し要請を 情報によりますと、中国は 生涯にわたる人格形成の基 てまいります。資格の件に 今、山本議員から中国で 今、 私
行ってまいりたいというふ 風力発電で世界で第2位と 礎を培う重要な時期である つきましては、事業目的に のテレビでの情報のお話を 共 の 学
うに考えております。
躍進してきているというこ こと、また、教育の出発点 より専門性を必要とするこ 頂きました。実はそのテレ 校 の 中
とであります。今回の原子 である家庭教育の重要性か とはありますが、資格が必 ビ 全 部 で は あ り ま せ ん が、 に つ い
2点目の原油価格との今
回の風車との関わりについ 力発電の事故のように供給 ら平成 年に教育基本法が 須条件とする事業は行って 私もそれを見させて頂きま て は そ
ては、現状では今はRPS が間に合わないという時に 改正された際に、家庭教育 おりません。
した。
ういう
で決まった価格で設定して 私共の風力発電はかなりの の規定と幼児教育の規定が いずれの事業にしまして その部分については丁度 兆 し 的
おりますので、影響は無い 効果を上げるのではないか 新たに設けられ、寿都町教 も、関係機関の協力を得て バブル時期に私共日本でも な も の
ということでご理解いただ と思います。検討してみて 育振興基本計画においても 実施しており、今後におき 家庭内暴力やそのような子 を 現 在 感 じ て お り ま せ ん。
きたいと思います。
はと思います。
家庭教育の領域を設け、子 ましてもご協力を頂きなが どもが大変多くなった時期 ですので私共としてはそう
育 て 支 援、 保 育 園 と の 連 ら事業の定着を図ってまい があって、その時にはやは いうことには十分注視しな
携を施策の柱において家庭 ります。
り国全体の中でもそういう がらも、先程申し上げまし
教育支援に取組んでおりま
風潮があって、一時期例え たとおり、平成 年度に教
す。実施しております事業 ■再質問
ば、戸塚ヨットスクールで 育振興基本計画を私共寿都
では、町民課と連携した親
すか、そんなような特別な 町でそういうことも踏まえ
先般テレビで、子どもに
を学ぶ機会を提供し、保育 子教室を開催し﹁発達・運 関する番組が放映されてお 指導をする場所も出来たと ながら、広い視野での教育
■質
園とも連携するとありまし 動﹂の分野で外部講師によ り、中国の番組でした。子 いうことを記憶にあってそ についての計画を作ってお
問
た。どのような事業内容な る親と子の触れ合いの中で どもが甘やかされて育てら んな時と重なったような気 りますので、それを粛々と
幼少期の環境が、その人
の将来にわたって大きな影 のか、スタッフはどのよう の躾や運動の方法を学ぶよ れたために、社会性に順応 もします。ただ私共今、将 進めながら、いろいろな部
響を与えることは、昔の言 な方々なのか、少し具体的 うにしております。
できずに、問題児となって 来 的 に こ う い う よ う な 子 分に対処していきたいと考
葉 に﹁ 三 つ 子 の 魂 百 ま で ﹂ に教えていただきたいと思
いるという話題でした。今 どもたちをどうするかとい えております。
子 育 て 支 援 学 習 会 で は、
というものがあります。人 います。
就学児健診の機会を利用し 様に言うならば、叱られ慣
間の行動となる性格は幼い
事業内容によっては、教 て、養護教諭による基本的 れや、また辛抱が足りない
頃に作られ、その後、容易 員の資格保持者、保育園の 生活習慣である﹁早寝・早 ために、短絡的に思考、行
に変わるものではないとい 保母を配置し、対応するな 起き・朝ごはん﹂運動の啓 動しているというような内
う意味合いを持っているよ どが必要になるでしょう。 発を行ってまいります。
容でした。まさに﹁三つ子
いずれにしましても、少
うです。子育てふれあいセ
設は本町市街地区︵旧寿都
保育園との連携におきま の魂百まで﹂また﹁鉄は熱
ンター﹁ともくる﹂が出来 子化時代であり、将来、地 しては、新一年生となる園 いうちに打て﹂の諺とおり ■質 問
小跡地︶に集中している傾
て、おいおい子育て団体の 域、
地方を支える存在です。 児を対象として、学校生活 です。是非、質の高い指導
公住建設については、第 向にあり、本年度もかもめ
活動に寄与している様です 皆で支援してあげたいと思 がスムーズに行われよう小 を行ない、子どもたちが喜 7次町総合振興計画におい 団地となっています。
が、教育執行方針に、家庭 うのです。是非、力を入れ 学校の教員により、小学校 んで享受できる結果を生じ て、公住ストック計画に基
樽岸から磯谷地区におけ
教育として、学習や体験活 て行って欲しい事業だと思 で必要な基本的な生活習慣 させるものだと思いますの づき行なわれる事となって る 公 住 は 建 設 年 数 も 古 く、
動を通して、躾や生活態度 います。考えを聞かせくだ を身に付ける取組や、早い で、 今 一 度 将 来 的 に 何 か、 おりますが、ここ数年の建 建 替 え し な け れ ば な ら な
教育
生活
越
前
谷
由
樹
議
員
公
営
住
宅
の
建
設
に
つ
い
て
22
< 7 > 議会だより“寿都湾”No.149
山
本
喜
彦
議
員
三
つ
子
の
魂
百
ま
で
18
い時期に来ていると思いま や担い手の確保、育成を図
す。これからの公住建設計 るため、町営住宅の建設要
画は、本町1ケ所に集中す 望が多くあった美谷、有戸
る事なく、樽岸から磯谷地 地区に、定住促進住宅、各
区を含めた寿都町全体のバ 1棟4戸を建設しておりま
ランスを整えた計画が必要 す。この中で、将来の公営
であります。そこで町長に 住宅団地形成としては、寿
お聞きします。
都市街地区、湯別地区、歌
1、これからの公住建設計 棄地区、磯谷地区の4地区
画はどの様になっています を想定しているところであ
か。
り、耐用年数などから樽岸
樽岸から磯谷地区におけ 浜中、横澗団地は修繕等に
る建設計画はどうですか。 より当面継続使用し、歌棄
2、特に歌棄地区は福祉施 汐路、大平団地は、継続使
設が集中しており、毎年こ 用 又 は 一 部 は 用 途 廃 止 し、
の3~4月には転勤等の関 建替えも必要と考えており
係で空家探しや公住入居の ます。
申込みが殺到する状況にあ
このような状況から、今
りますので、公住の増設は 後の住宅建設計画において
喫緊の課題であります。
は、各地区の実状を十分勘
案し、財政状況を踏まえな
●町
がら計画してまいりたいと
長
年度 考えております。
町営住宅は、平成
に見直しを行った公営住宅
ストック総合活用計画に基 ■再質問
づき、既存公営住宅ストッ 住宅建設には各地域にお
ク の 有 効 な 活 用 に よ る 効 いて人口が集中している所
率的かつ効果的な住宅の供 といわゆる限界集落になり
給を目指すと共に、公営住 つつある所があり、それを
宅の有効活用を図るための 少しでも解消するための住
建替え、大規模改修等のス 宅整備、バランスのとれた
トック活用方策及び適切な 整備計画が必要であると思
維持管理方策について検討 います。
し、実施しているところで
昨年建設の今町長が言わ
あります。
れました、定住促進住宅に
ま た、 平 成 年 度 に は、 つきましては、第1次産業
漁業関係者等の新規就業者 従事者に限定されておりま
21
19
齢者用住宅の値段設定等も
勘案しながら、高齢者の対 ■越前谷議員
策について考えてまいりた 各福祉施設の職員の方か
いと思っております。また ら要望を聞いており、今回
福祉施設との一体的な関係 の地震のような際には、福
でございますが、正式に全 祉施設の近くに住宅があれ
員から伺っているお話では ば 対 応 が 早 く で き ま す し、
ありませんが、極力市街地 今回のように国道がストッ
に住みたいという職員の意 プすると、その対応も遅れ
向 も 高 こ う ご ざ い ま し て、 るといった観点から、やは
仮に歌棄地区、磯谷地区に り福祉施設のそばに公営住
公営住宅を建てた場合にそ 宅があればという、一体化
の施設の職員がスムーズに した考えの計画を進めるべ
入居して頂けるのか、その き で は な い か と 思 い ま す。
点についても意向調査等も こ れ か ら 町 長 も 考 え て い
行ないながら全体的な計画 くということでありますの
を推進してまいりたいと考 で、よろしくお願いします。
えておりますので、ご理解
の程、お願い申し上げます。
8日
13日
14日
15日
16日
18日
19日
23日
南部後志町村議会正副議長会研修(東京都 正副議長)
後志支庁管内町村等監査委員協議会(札幌市 沢村監査委員)
元寿都町議会議員 吉崎康二郎氏 葬儀(議員多数)
中村裕之道議「ふるさと会議」(洞爺湖町 小西副議長)
議員全員協議会。国保運営協議会(瓜生議長、中里総務常任委員長)
後志町村議会議長会定期総会(洞爺湖町 瓜生議長)
して、地域住民からは一般 地があり、実際に福祉施設
の住宅整備のほか、高齢者 の職員も多く入居しており
のための住宅整備等の要望 ますので、住宅整備も可能
も 聞 い て お り ま す。 ま た、 ではないかと思います。
今回の東日本大震災にお
いては国道が通行止めとな ●町
長
り、特に磯谷や歌棄の福祉 高齢者住宅の関係につい
施設に通勤する人たちは大 てですが、高齢者住宅を建
変困った訳であります。福 設すると想定した場合、住
祉施設の近くに公営住宅等 宅料が高くなります。今既
の整備がされていれば少し 存の古い住宅に3千円前後
でもこうした点が解消され で入居している方が逆に高
るのではと思います。福祉 い住宅には入居したくない
施設と住宅整備の一体化が というのが現状であり、高
必要であると思います。土 齢者の財政状況の問題もあ
地の確保が難しいという問 ることから、非常に町とし
題もいろいろ聞いておりま てもこの点について苦慮し
すが、もしそういうことで ているとこでもあり、今年
あれば例えば湯別地区は土 度旧診療所跡に建設する高
5日
寿都高等学校卒業式(瓜生議長)
議会運営委員会(岡部委員長、中里副委員長、山本委員、
小西委員、木村(親)委員、瓜生議長)
第33回寿都町スポーツ表彰式(瓜生議長他議員多数) 南部後志環境衛生組合議会(山本議員)、
南部後志衛生施設組合議会(議長、中里議員)
北海道横断自動車道黒松内~小樽間建設促進講演会
(倶知安町 瓜生議長、小西副議長)
村田道議・高橋はるみ知事 道政報告会(岩内町 小西副議長)
23年第1回定例会(延会)(全員協議会)
寿都町地域活性化フォーラム「21世紀コトブキ・プロジェクト」
(文化センター)(議員多数)
定例会再開(散会)
寿都中学校卒業式(瓜生議長他議員多数)
予算特別委員会
予算特別委員会
定例会再開(閉会)
潮路小学校卒業式(瓜生議長他議員多数)
寿都小学校卒業式(瓜生議長他議員多数)
例月出納検査(沢村監査委員)
岩内・寿都地方消防組合議会(岩内町 沢村議員)
後志教育研修センター組合議会(倶知安町 石澤議員)
寿都水産加工業協同組合通常総会(瓜生議長)
3日
4日
新春初せり式(議員多数)
新年交例会(文化センター)(議員多数)
消防出初式(文化センター)(議員多数)
寿都消防団幹部新年会(瓜生議長・沢村議員)
成人式(議員多数)
漁業報告祭(寿都神社 小西副議長)
第5回「村田のりとし新春の集い」(洞爺湖町 小西副議長)
例月出納検査(沢村監査委員)
民主党北海道2011新春パーティー(札幌市 瓜生議長)
村田のりとし道議・事務所開き(岩内町 瓜生議長)
いちはし修治道議「2011 新春の集い」(倶知安町 瓜生議長)
1月 4日
5日
7日
9日
11日
16日
18日
21日
23日
29日
2月 13日~15日
17日~18日
19日
20日
22日
23日
3月 1日
2日
平成23年 1 月 1 日以降
議 会 日 誌
28日
30日
4月 4日 転入教職員辞令交付式(瓜生議長)
6日 寿都小学校入学式(中里総務常任委員長)
潮路小学校入学式(瓜生議長、中里総務常任委員長)
7日 寿都中学校入学式(中里総務常任委員長)
8日 寿都高等学校入学式(中里総務常任委員長)
議会だより“寿都湾”No.149 < 8 >