一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア認定薬剤師研修会「北海道」のご案内 【一般社団法人日本プライマリ・ケア連合学会は日本医学会の第 109 分科会です。そして、プライマリ・ ケア認定薬剤師制度は公益社団法人薬剤師認定制度認証機構(CPC)から「特定領域」の認定薬剤師制度 としての認証(P02)を取得しています。 】 北海道で初めてのプライマリ・ケア認定薬剤師研修会を北海道薬科大学の協力を得て札幌 で開催します。北海道で地域医療に携わる日本プライマリ・ケア連合学会員を講師に招き、 緩和ケア、コモンディジーズ、OTC、多職種協働そしてリハビリテーションと、北海道にお けるプライマリ・ケアの神髄を学びます。薬剤師は1日 4 単位2日間で 8 単位の認定単位取 得が可能です。奮ってご参加ください。 要 1 主 催 2 開催日 項 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 平成 25 年 10 月 13 日(日)14 日(月・体育の日) 北海道薬科大学サテライトキャンパス 3 研修会場 〒060-0033 札幌市中央区北 3 条東 1 丁目 1-1(JR 札幌病院隣接) 案内図 http://www.hokuyakudai.ac.jp/satellite_campus/ 4 認定単位 1 日 4 単位、2 日間 8 単位 (薬剤師にプライマリ・ケア認定薬剤師の研修単位を付与) 5 受講資格 薬剤師、医師、看護師、他医療職 6 定員 60 名 締切り: 10 月3日(木)午後5時 7 受講申込 別紙の専用 FAX 申込書による先着順となり、定員になり次第締切ります。 電話、メールによる申込は受付けておりません。 8 受講振込 申込書を受信後、順次ご入金方法についてご案内させていただきます。 ※ 指定期日内にお振込みの確認ができない方は、キャンセル扱いとなりますのでご留意願います。 9 受講料 1 日間参加 10000 円 但し、日本プライマリ・ケア連合学会会員は 8000 円 2 日間参加 19000 円 但し、日本プライマリ・ケア連合学会会員は 15000 円 ※ 受講票送付後のキャンセル又は欠席の場合、原則として受講料の返金はできません。 10 受講票送付 受講料の振込が確認された受講者には順次、受講票(ハガキ)を送付いたします。 ※ 受講票(ハガキ)を必ず当日ご持参ください。 ※受講までの流れ FAX 送信申込 → 受講案内送付(振込) → 入金確認済み → 受講票送付 → 受講票を当日お持ち下さい この研修会は公益社団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 の助成を受けています * 申 込 先 * プライマリ・ケア認定薬剤師短期集中研修会事務局 〒107-0062 東京都港区南青山 5-10-5-904 TEL(03)3409-4037 株式会社ヘルストラスト内 FAX(03)3409-4075 プログラム(札幌会場) 2013 年 10 月 13 日(日) 9:00~ 受 付 9:20~10:50 ① 在宅緩和ケア―オピオイドは怖くない― 講師:柳本 ひとみ(薬剤師) 在宅緩和ケアにおいて、がん患者がその人らしく人生を終えるためには、疼痛管理 が重要な意味をもつ。しかし、現実に日本での医療用麻薬の使用量は、欧米よりも遙 かに少なく、そこには根強い医療用麻薬に対する誤解が存在します。そこで、オピオ イドによる疼痛管理を学び、障壁となる誤解を払拭しましょう。 (細則による必須領域 A,C,D,G,J) 11:00~12:30 ② 緩和ケアの基礎と実践 講師:木村 眞司(医師) 薬剤師の方々に知っておいていただきたい緩和ケアの基礎についてのセッショ ンです。非緩和ケア医である講師がわかりやすく噛み砕いてお話しします。日常の 医療の重要な一部分である緩和ケアについて第一歩を踏みだしましょう! (細則による必須領域 A,D,G,J) 12:30~13:20 昼 食(各自でご持参ください) 13:20~14:50 ③ Common Disease 「頭痛」の臨床判断 講師:木村 眞司(医師) 緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛、薬剤の副作用としての頭痛、薬物乱用頭痛、くも 膜下出血等々、どう考えどう判断するかを具体例から学びます。クイズ形式で楽しく やりましょう! (細則による必須領域 A,D,J) 15:00~16:30 ④ 頭痛時の OTC 医薬品選定(鎮痛薬) 講師:古田 精一(薬剤師) 日常使用することの多い OTC 頭痛薬について、医薬品相談販売のプロトコールを活 用し、選定する際のポイントを学びます。目の前の OTC 薬からあなたはどれを選びま すか。 (細則による必須領域 A,C,H,I,J) 2013 年 10 月 14 日(月・祝) 9:00~ 受 付 9:20~10:50 ⑤ 北海道のプライマリ・ケア―北海道こそプライマリ・ケアが必要だ― 講師:草場 鉄周(医師) 高齢化の進展、都市部と郡部の医療提供体制の格差、へき地医療、医師不足など北 海道の医療の課題は日本の縮図であり、むしろ近未来像とも言えるでしょう。しかし、 北海道にはそれを克服する潜在的なパワーがあるとここ数年感じてきました。これか ら 30 年の北海道のプライマリ・ケアの在り方を模索し皆さんと語り合いたいと思い ます。 (細則による必須領域 A,D,G,I,J) 11:00~12:30 ⑥ 地域医療・在宅医療・多職種協働の実践―地域の医療を知る― 講師:草場 鉄周(医師) 地域医療の課題は山積していますが、在宅医療の効果的な展開、そして真の意味で の多職種協働こそが解決の鍵を握ります。広大な北海道の地域の差異もむしろ楽しみ ながら対話から日常診療での工夫のヒントを探り当てる時間にしていきます。 (細則による必須領域 A,D,G,I,J) 12:30~13:20 昼 食(各自でご持参ください) 13:20~16:30 ⑦ 地域医療・在宅医療・多職種協働の実践―成功のカギは多職種協働― (休憩時間を含む) ☆―地域医療・家庭医療を実践する― 講師:松田 諭(医師)(60 分) 近年、多職種協働の重要性がうたわれていますが、なぜ重要なのでしょうか?現在 の健康の概念の変化、現在必要とされるケアのあり方について具体的な事例をあげな がら、ともに考える時間にしたいと思います。 ☆―地域の薬剤師として生きる― 講師:田村 英俊(薬剤師)(60 分) 北海道には、多くの無薬局町村(35 町村)があります。地方では人材不足も顕著で す。ですが、勇気と覚悟をもって地域に飛び込めば素晴らしいプライマリ・ケアの実 践フィールドがそこにあります。プライマリ・ケアの 5 つの理念を中心として、現場 での日々の活動をリポートします。 ☆―リハビリテーションの本質を知る― 講師:齋藤 正美(理学療法士)(60 分) リハビリテーションの概念と制度、訪問リハビリテーションと多職種協働の事例紹 介にてリハとは?を知り、そして薬剤師とリハビリテーション職との連携・協働のコ ツを一緒に考えていきましょう。 (細則による必須領域 A,G,I,J) 【講師紹介】 柳本ひとみ(薬剤師) 北海道薬科大学 地域医療薬学分野 院長 講師 木村 眞司(医師) 松前町立松前病院 日本プライマリ・ケア連合学会理事 古田 精一(薬剤師) 北海道薬科大学 草場 鉄周(医師) 北海道家庭医療学センター 理事長 日本プライマリ・ケア連合学会 副理事長 松田 諭 (医師) 北海道家庭医療学センター 田村 英俊(薬剤師) 寿都そよかぜ薬局 齋藤 正美(理学療法士)北海道文教大学 地域医療薬学分野 教授 栄町ファミリークリニック プライマリ・ケア認定薬剤師 人間科学部 理学療法学科 教授
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