アクションプラン(付属資料)(PDF・818KB) - 町田市

附属資料
附 属 資 料
1.2021 年度までの達成目標一覧
基本目標1.地域で取り組む地球温暖化の防止~低炭素社会を目指すまちづくり~
達成目標
目標値
現状値
市民一人あたりの二酸化炭素排出量(2010 年度、3.8 t-CO2
10%削減
3.8 t-CO 2 /人
(2021年度)
(2010年度)
/人)の 10%削減を目指します。
【算出方法・資料】
(電気・都市ガス、自動車の利用及び一般廃棄物の焼却による二酸化炭素排出量(プ
ロパンガスは含まない)/人口)/3.8 t-CO2/人(2010 年度)×100
再生可能エネルギーの市内エネルギー消費量に対する割
0.3%
0.05%
(2021年度)
(2010年度)
合 0.3%(2010 年度、0.05%)を目指します。
【算出方法・資料】
市内の再生可能エネルギー使用量※/市内のエネルギー消費量(電力・都市ガス・ガ
ソリン・軽油)×100
※市内の再生可能エネルギー使用量=太陽電池モジュール最大出力×単位出力あたりの必要面積×最適角平
均日射量×補正係数×365(日/年)
マイカーの使用はできるだけ控え、徒歩または自転車、電
車、バスを利用する市民の割合(2011 年、37.1%)の 10
ポイント増の 47.1%を目指します。
【算出方法・資料】
「環境に関する市民アンケート調査」により把握
47.1%
(2021年度)
37.1%
(2011年度)
基本目標2.自然環境と歴史的文化的環境の保全
~水とみどりと生き物を守り育むまちづくり~
達成目標
目標値
現状値
市域面積に占める安定的に確保された緑地の割合(2010 年度、
30.0%
28.9%
28.9%)を、2020 年度までに概ね 30.0%確保することを目
(2020年度) (2010年度)
指します。
【町田市緑の基本計画 2020】
【算出方法・資料】
安定的に確保された緑地※の面積/市域面積×100
※安定的に確保された緑地とは、①都市公園等の都市施設とする緑地(公園緑地等)、②制度上安定し
た緑地(生産緑地地区等)、③社会通念上安定した緑地(ゴルフ場、社寺境内地等)である。
町田市内での水辺(河川・池・公園等の水辺)とのふれあい
49.8%
39.8%
について満足している市民の割合(2011 年 39.8%)の 10 ポ
(2021年度) (2011年度)
イント増の 49.8%を目指します。
【算出方法・資料】
「環境に関する市民アンケート調査」により把握
市内エコファーマー認定農業者数(2010 年度、74 人)の 5% 78 人以上
74 人
(2021年度) (2010年度)
増(4 人以上増)を目指します。
【算出方法・資料】
市内エコファーマー認定農業者数/74 人(2010 年度)×100
73
基本目標3.持続可能な循環型社会の構築~ごみを減らし資源を有効活用するまちづくり
達成目標
目標値
ごみとして処理する量(2009 年度、9 万 9 千t)を 40%削
6万t
減し、2020 年度に 6 万tにします。
【町田市一般廃棄物資源
(2020年度)
化基本計画】
【算出方法・資料】
全ごみ量-資源として集めた量
一人一日あたりのごみとして処理する量(2010 年度、842 g/
782 g/人・日
人・日)を、2020 年度までに 782 g/人・日に削減すること
(2020年度)
を目指します。
【町田市一般廃棄物資源化基本計画】
【算出方法・資料】
全ごみ量/人口/365 日(または 366 日)
資源化率(2010 年度、26.7%)を、2020 年度までに 54%ま
54%
で高めることを目指します。【町田市一般廃棄物資源化基本
(2020年度)
計画】
【算出方法・資料】
資源ごみ量/ごみ量×100
現状値
9万9千t
(2010年度)
842 g/人・日
(2010年度)
26.7%
(2010年度)
基本目標4.良好な生活環境の創造~安全で快適な暮らしを実現するまちづくり~
達成目標
目標値
大気に関するすべての項目での環境基準の達成を目指しま
達成率
す。
100%
(対象:SO2(二酸化硫黄)
、NO2(二酸化窒素)
、SPM(浮遊粒
(2021年度)
子状物質)
、OX(光化学オキシダント)
)
現状値
SO2 100%
NO2 100%
SPM 100%
OX
0%
(2010年度)
【算出方法・資料】
環境基準達成測定地点数/全測定地点数×100
SO2 環境基準:1 時間値の 1 日の平均値が 0.04 ppm 以下であり、かつ、1 時間値が 0.1 ppm
であること。
NO2 環境基準:1 時間値の 1 日平均値が 0.04 ppm から 0.06 ppm までのゾーン内またはそれ
以下であること。
SPM 環境基準:1 時間値の 1 日平均値が 0.10 mg/m3 以下であり、かつ、1 時間値が 0.20 mg/m3
以下であること。
OX 環境基準:1 時間値が 0.06 ppm 以下であること。
鶴見川、境川、恩田川の水質に関するすべての項目での環境
基準の達成を目指します。
(対象:pH(水素イオン濃度)
、BOD(生物化学的酸素要求量)
、
SS(浮遊物質量)、DO(溶存酸素量)
)
【算出方法・資料】
環境基準達成回数/(水質測定地点数×測定回数)×100
鶴見川(D 類型)、境川(D 類型)
pH 環境基準:6.0~8.5
BOD 環境基準:8 mg/L 以下
SS 環境基準:100 mg/L 以下 DO 環境基準:2 mg/L 以上
鶴見川
pH 100%
BOD 100%
SS 100%
DO 100%
境川
pH 100%
達成率
BOD 100%
100%
SS 100%
(2021年度) DO 100%
恩田川
pH
83%
BOD 100%
SS 100%
DO 100%
(2010年度)
恩田川(C 類型)
pH 環境基準:6.0~8.5
SS 環境基準:50 mg/L 以下
74
BOD 環境基準:5 mg/L 以下
DO 環境基準:5 mg/L 以上
附属資料
達成目標
目標値
現状値
居住地の周辺環境について満足している市民の割合(2011
67.7%
62.7%
(2021年度) (2011年度)
年 62.7%)の 5 ポイント増の 67.7%を目指します。
【算出方法・資料】
「環境に関する市民アンケート調査」により把握
基本目標5.環境に配慮した生活スタイルの定着~学び・協働で進めるまちづくり~
達成目標
目標値
現状値
環境に配慮した行動を行っている市民の割合(2011 年、
50.7%
40.7%
(2021年度) (2011年度)
40.7%)の 10 ポイント増の 50.7%を目指します。
【算出方法・資料】
「環境に関する市民アンケート調査」により把握
市内の小中学校での環境教育や環境配慮行動の 100%実施
100%
-
(2021年
度)
を目指します。
【算出方法・資料】
小中学校での環境教育や環境配慮行動の実施率
環境学習や環境に関するイベント等に積極的(いつも・と
17.6%
10.6%
きどき)に参加する市民の割合(2011 年度、10.6%)の 7
(2021年度) (2011年度)
ポイント増の 17.6%を目指します。
【算出方法・資料】
「環境に関する市民アンケート調査」により把握
75
2.重点事業一覧
基本目標1. 地域で取り組む地球温暖化の防止~低炭素社会を目指すまちづくり~
重点事業名
【所管課】
目標
現状(値)
・目標(値)
1-[1]地球温暖化防止の意識の浸透を図り、取り組みを促します
1 地球温暖化対策取り 地球温暖化対策取り組 【現状】-
組み促進の仕組みづく み促進の仕組みの構築 【目標】仕組みの構築及び
運用(2014 年度)
り【環境・自然共生課、
環境政策課】p.8
1-[2]持続可能なエネルギー利用への転換を図ります
2 家庭における再生可 太陽光発電システム累 【現状値】961 件(2010
能エネルギー利用の促 計設置補助件数(戸建 年度)
【目標値】2800 件(2016
進【環境・自然共生課】 住宅)の増加
年度)
p.11
3 事業者への再生可能
エネルギー導入支援
【環境・自然共生課、
産業観光課】p.11
~2013 年度検討、
2014 年度構築及
び運用
継続実施
太陽光発電システム累
計設置補助件数(共同
住宅)の増加
【現状値】-
【目標値】50 件(2016 年
度)
2012 年度から実
施
再生可能エネルギー導
入についての市内事業
者向け支援策の構築
【現状】-
【目標】支援策の構築及び
運用(2015 年度)
~2014 年度:検
討、2015 年度:構
築・実施
1-[3]地球温暖化防止に貢献するまちづくりを進めます
4 エコドライブの周知、 エコドライブ実践者の 【現状値】-
【目標値】
普及・啓発の実施【環 割合の増加
2012 年度比 10 ポイント
境・自然共生課】p.15
増(2016 年度)
1-[4]二酸化炭素の吸収源として、みどりの確保を推進します
5 町田市ふるさとの森 制度上安定した緑地面 【現状値】860 ha(2010 年
度)
の保全【公園緑地課】 積の増加
【目標値】880 ha(2016
p.16
年度)
76
実施時期
継続実施
継続実施
附属資料
基本目標2.自然環境と歴史的文化的環境の保全
~水とみどりと生き物を守り育むまちづくり~
重点事業名
【所管課】
目標
現状(値)
・目標(値)
2-[1] みどりを守り、増やし、育て、活かす取り組みを進めます
6 みどりの拠点整備【公 今後 5 年間の都市計画 【現状値】-
園緑地課】p.21
公園・緑地整備施設数 【目標値】3 施設(2016 年
度)
7 街区公園の整備【公園
緑地課】p.21
2012 年度から実
施
今後 5 年間の都市計画
公園・緑地用地取得面
積
【現状値】-
【目標値】13.6ha(2016 年
度)
2012 年度から実
施
今後 5 年間の街区公園
整備箇所数
【現状値】-
【目標値】5 箇所(2016
年度)
2012 年度から実
施
2-[2]水辺の保全・活用と水循環の健全化を進めます
8 歩道の透水性舗装の 透水性舗装面積の増加 【現状値】17,383 ㎡(2010
整備【道路整備課】p.22
年度)
【目標値】26,857 ㎡(2016
年度)
9 水辺の魅力の発信【環 水辺とのふれあいにつ 【現状値】39.8 %(2010
境・自然共生課、下水 いて満足している市民 年度)
【目標値】44.8 %(2016
の割合の増加
道総務課】p.23
年度)
2-[3]生物多様性の保全を進めます
10 生物多様性保全のた 生物多様性保全のため
めの仕組みづくり【環 の仕組みの構築
境・自然共生課、環境
政策課】p.24
2-[4]谷戸の環境と農地・農業を守ります
11 北部丘陵の整備【北 北部丘陵地域内整備事
部丘陵整備課】p.27
業用地の活用面積の増
加
12 遊休農地のあっせん
【農業振興課】p.27
実施時期
農地あっせん件数
2-[5]歴史的文化的環境を守ります。
13 フットパスの振興 道標整備が完了したフ
【産業観光課】p.30
ットパスルート数の増
加
継続実施
2012 年度から実
施
【現状】-
【目標】仕組みの構築及び
運用(2014 年度)
2012~2013 年
度:生物の状況調
査の実施、2014
年度:仕組みの構
築及び運用
【現状値】27.8 ha(2010
年度)
【目標値】43.9 ha(2016
年度)
【現状値】0 件(2011 年度)
【目標値】30 件(2016 年
度)
継続実施
【現状値】1 ルート(22
ルート中)(2010 年度)
【目標値】7 ルート(2016
年度)
継続実施
継続実施
77
基本目標3.持続可能な循環型社会の構築~ごみを減らし資源を有効活用するまちづくり
重点事業名
【所管課】
目標
現状(値)
・目標(値)
3-[1]ごみの減量、資源化に対する意識の向上を図り、取り組みを促します
14 ごみ減量に関する出 出前講座実施回数の増 【現状値】36 回/年(2010
年度)
前講座の充実【3R推 加
【目標値】50 回/年(2016
進課】p.34
年度)
3-[2]ごみの発生抑制、再使用を進めます
15 マイボトル・マイバ キャンペーンの実施回 【現状値】1 回/年(2010
年度)
ッ グ な ど の 利 用 促 進 数の増加
【目標値】5 回/年(2016
【3R推進課】p.36
年度)
16 市内事業所のごみ減 市内事業所への訪問件 【現状値】55 件/年(2010
年度)
量の推進【3R推進課】 数の増加
【 目 標 値 】 100 件 / 年
p.36
(2016 年度)
3-[3]ごみの資源化を進めます
17 生ごみ処理機の導入 生ごみ自家処理世帯数
促進【3R推進課】p.38 の増加
3-[4]ごみの適正な排出・処理を進めます
18 資源循環型施設の整 資源循環型施設の整備
備【循環型施設整備課】
p.41
実施時期
継続実施
継続実施
継続実施
【 現 状 値 】 8,676 世 帯
(2010 年度)
【 目 標 値 】 10,000 世 帯
(2016 年度)
継続実施
【現状】「施設整備基本計
画」を策定中
【目標】施工業者決定
(2016 年度)
2012 年度:「施設
整備基本計画」策
定、2014~2015
年度:環境影響評
価実施、2016 年
度:施工業者決定
基本目標4.良好な生活環境の創造~安全で快適な暮らしを実現するまちづくり~
重点事業名
【所管課】
目標
現状(値)
・目標(値)
実施時期
【現状値】-
【目標値】着手(2016 年
度)
~2015 年度:検
討、2016 年度:着
手、
乗り継ぎシステムの整
備
【現状値】-
【目標値】着手(2016 年
度)
~2015 年度:検
討、2016 年度:着
手
自転車レーン設置
【現状値】-
【目標値】2 km(2014 年
度)
2014 年度:設置
4-[1]大気汚染の防止に努めます
19 路線バス利用環境整 バス路線網の再編
備【交通事業推進課】
p.45
20 自転車利用環境の整
備【建設総務課、交通
安全課】p.45(次ページ
につづく)
78
附属資料
20 自転車利用環境の整
備【建設総務課、交通
安全課】p.45(前ページ
からのつづき)
自転車等駐車場の収容
台数の増加
4-[2]良好な水質の確保に努めます
21 下水道未整備箇所の 下水道人口普及率の増
汚水管整備の推進【下 加
水道整備課】p.49
22 下水処理水の水質向
上【水再生センター】
p.49
高度処理化率の増加
(準高度処理を含む)
【現状値】18,578 台(2010
年度)
【目標値】19,500 台(2016
年度)
2012 年度:施設整
備着手、民間事業
者による施設整
備の補助金交付
の継続実施
【現状値】95.7 %(2010
年度)
【目標値】98.1 %(2016
年度)
【現状値】9.8 %(2010 年
度)
【目標値】19.4 %(2016
年度)
継続実施
4-[3]誰もが安心して快適に暮らせる環境の実現を図ります
23 有害化学物質の適正 工場や指定作業場及び 【現状値】3 件/年(工場
管理・処理の指導【環 水質汚濁防止法特定施 認可時に実施)(2010 年
設への立入り指導件数 度)
境保全課】p.51
【目標値】全対象施設への
の増加
実施(2016 年度)
4-[4]美しいまち並みづくりを進めます
24 景観ガイドラインの 「公共事業景観形成指 【現状】-
策定【地区街づくり課】 針」の策定
【目標】「公共事業景観形
p.53
成指針」の策定(2012 年
度)
「(仮称)屋外広告物ガ
イドライン」の策定
【現状】-
【目標】
「(仮称)屋外広告
物ガイドライン」の策定
(2014 年度)
【高度処理施設
の導入】2012~
2014 年度:増設工
事、2015 年度:高
度処理施設稼動
【準高度処理の
導入】2012~2014
年度:設備改造、
2015 年度:準高度
処理導入
継続実施
2012 年度:策定
2014 年度:策定
79
基本目標5.環境に配慮した生活スタイルの定着~学び・協働で進めるまちづくり~
重点事業名
目標
【所管課】
5-[1]次世代を担う子どもの環境学習を進めます
25 子どもへの環境学習 子ども向け環境講座の
の推進【環境・自然共 プログラムの策定・実
生課及び関係各課】 施
p.56
現状(値)
・目標(値)
実施時期
【現状値】-
【目標値】環境講座のプロ
グラム策定・実施(2015
年度)
~2013 年度:検
討、2014 年度:プ
ログラム策定、
2015 年度:環境講
座の開催
5-[2]市民・事業者の環境学習・保全活動を推進します
26 市民協働による環境 環境マップの作成・配 【現状】-
【目標】作成・配布(2014
マップの作成【環境・ 布
年度~毎年)
自然共生課】p.58
27 まちだエコ宣言制度
の推進【環境・自然共
生課】p.59
まちだエコ宣言制度へ
の参加事業者数
【現状値】-
【目標値】50 店・事業所
(2016 年度)
5-[3]環境学習・保全活動の基盤づくりや協働の仕組みづくりを進めます
28 環境情報・活動につ ホームページの作成・ 【現状値】-
【目標値】ホームページの
いてのホームページの 運用
作成・運用(2014 年度)
立ち上げ【環境政策課】
p.60
80
~2013 年度:検
討・準備、2014
年度:作成・配布
2012 年度:実施
~2013 年度:検
討・準備、2014
年度:作成・運用
附属資料
3.
用語解説
【あ】
アイドリングストップ p.7,15,47
自動車の停車時にエンジンを停止させること。
不必要なアイドリングをやめることで、自動
車の燃料の節約、排ガスの削減ができる。
アスベスト p.50
天然に産する繊維状けい酸塩鉱物。繊維が極
めて細いため、研磨、切断、除去等により、
飛散して人が吸入してしまうおそれがある。
現在では、原則として製造等が禁止されてい
る。
アダプト・ア・ロード事業 p.52
町田市が管理する道路用地などの公共財産を
市民団体の手でより良い空間にしようとする
制度。市民団体の自主的な活動で道路環境改
善に向けた花壇の育成や道路の清掃活動、道
路利用マナー向上の啓発活動などに取り組ん
でいる。
雨水貯留・浸透施設 p.22,23
雨水を一時的に貯めたり地下に浸透させるこ
とにより、河川への雨水流出量を抑制する施
設のこと。水害の防止や地下水の涵養に効果
がある。地表面に貯留するタイプと、建物の
地下に貯留するタイプがある。なお、貯留し
た雨水はポンプで汲み上げて雑用水として利
用が可能である。
エコセメント p.40
ごみ焼却灰や下水汚泥等を原料として生産さ
れたセメントのこと。1,300℃前後の高温で焼
成するため、廃棄物に含まれるダイオキシン
類など有機化合物は分解される。これまで最
終処分場に廃棄されていた廃棄物をリサイク
ルできるため、逼迫する最終処分場問題を解
決する処理方法として注目されている。
エコドライブ p.5,6,7,14,15,44,46,47,72
燃費のよい自動車の運転を心がけること。加
減速の少ない運転、早めのアクセルオフ、ア
イドリングストップなどがある。
エコファーマー p.18,26,29
「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に
関する法律」に基づき、たい肥などを使った
土づくりと化学肥料・農薬の低減を一体的に
行う、農業者の愛称。東京都が審査し、認定
を行う。
SS(浮遊物質量) p.42
水中に浮遊または懸濁している直径 2mm 以下
の粒子状物質の量。粘土鉱物、動植物プラン
クトンやその死骸、工場排水等に由来する有
機物や金属の沈殿物等である。数値(mg/L)
が大きい程、水が濁っていることを示す。
SO2(二酸化硫黄) p.42
工場や火力発電所で石炭や重油を燃焼する際
に発生するガス。呼吸器への悪影響があるほ
か、酸性雨の原因物質である。
SPM(浮遊粒子状物質) p.42
浮遊粉じんのうち、10μm以下の粒子状物質。
ボイラーや自動車の排出ガス等から発生する
もので、大気中に長時間滞留し、高濃度では、
肺や気管などに沈着し、呼吸器に悪影響を与
えるおそれがある。
NO2(二酸化窒素) p.42
物が燃えると必ず発生するガスである窒素酸
化物(NOx)の 1 つ。燃焼により発生する一酸
化窒素は大気中で酸化されて二酸化窒素とな
る。二酸化窒素は、人間の呼吸器に悪影響を
与える。
エネルギー管理システム
(Energy Management System) p.9,13
エネルギーが効率的に使用されるように管理
して、エネルギー利用の最適化を図っていく
技術のこと。データを表示して利用者の省エ
ネ行動につなげるシステムや自動的に使用量
を調整する機能を持つシステムまでさまざま
なシステムがある。
「HEMS」は、家庭(Home)
用のシステムであり、「BEMS」は、ビル
(Building)用のシステムである。
援農ボランティア p.26,28
農繁期に、人手の足りない農家に出向いて農
作業を行うボランティアのこと。町田市では、
農業を支える新たな「農の担い手」としての
援農ボランティアを支援・育成するために農
業研修事業を行っている。
Ox(光化学オキシダント) p.42
大気中の窒素酸化物や炭化水素が太陽の紫外
81
線を受けて化学反応を起こし発生する汚染物
質。光化学スモッグの原因となり、高濃度で
は、粘膜を刺激し、呼吸器への影響を及ぼす
おそれがある他、農作物など植物への影響も
報告されている。
環境基準 p.42
人の健康の保護及び生活環境の保全のうえで
維持されることが望ましい基準。大気、水、
土壌、騒音をどの程度に保つことを目標に施
策を実施していくかを定めたものである。
温室効果ガス
p.3,8,15,62,63,64,65,66,67,68,69,70
温められた地表からの熱(赤外線)が、宇宙
空間へと放射されるのを抑え、地表面の温度
を一定に保つ役割を果たしているガスのこと。
二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フルオ
ロカーボン等がある。いずれも大気中で微量
な成分であるが、人間活動により急激に増加
しており、地球温暖化を引き起こしている。
光化学スモッグ注意報 p.44
大気が安定で、風が弱く、日照が強く、気温
が高いなどの気象条件により、地表近くの光
化学オキシダント濃度が高くなる現象を光化
学スモッグといい、光化学オキシダント濃度
が 0.12ppm 以上で継続するときに東京都が発
令する注意報。
【か】
カーシェアリング p.14,44
登録を行った会員間で、特定の自動車を共同
使用するシステム。このシステムの普及によ
り、自動車への過度の依存がもたらす環境負
荷の低減や、交通渋滞の緩和、駐車場問題の
解決などが期待される。
カーボンオフセット p.16
日常生活や経済活動において避けることがで
きない CO2 等の温室効果ガスの排出について、
まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を
行い、どうしても排出される温室効果ガスに
ついて、排出量に見合った温室効果ガスの削
減活動(植林・森林保護・クリーンエネルギ
ー事業)に投資すること等により、排出され
る温室効果ガスを埋め合わせるという考え方
である。
外来生物 p.24,25
海外から我が国に人為的または無作為に入り、
その本来の生息地又は生育地の外に存するこ
ととなる生物。在来種を駆逐するなどして地
域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様
性を脅かすおそれのある侵略的な外来生物も
いる。
合併処理浄化槽 p.48
し尿と台所や風呂から出る生活雑排水をあわ
せて処理する浄化槽。国内の浄化槽は、単独
処理浄化槽の整備から始まったが、生活雑排
水を処理できないため、現在は、合併浄化槽
の普及が進められている。町田市においては、
下水道の整備を進めているが、未整備地区に
ついては合併処理浄化槽の普及を図っている。
82
高度処理 p.48,49
通常の標準法で得られる処理水質以上の水質
を得る目的で行う下水処理方法。通常の標準
法と比較して、窒素やりんをさらに取り除く
ことができる。
こどもエコクラブ p.56
幼児(3 歳)から高校生までなら誰でも参加
できる環境活動のクラブのこと。子どもたち
の環境保全活動や環境学習を支援することに
より、子どもたちが人と環境の関わりについ
て幅広い理解を深め、自然を大切に思う心や、
環境問題解決に自ら考え行動する力を育成し、
地域の環境保全活動の環を広げることを目的
としている。
【さ】
再資源化 p.38,40
ごみを資源として再び利用すること。
再使用 p.4,32,36,37,72
リユース(Reuse)とも呼ばれ、いったん使用
された製品や部品、容器等を再び使用するこ
と。3R活動の中で発生抑制の次に重要な取
り組み。
再生可能エネルギー p.5,6,10,11,12,13
永続的に利用することができる太陽光、風力、
水力、地熱、太陽熱、バイオマス等の化石燃
料によらないエネルギーの総称。再生が可能
であるため、再生可能エネルギーとよばれる。
相模原・町田大学地域コンソーシアム p.60
町田市と相模原市の行政や近隣の大学、NP
O、企業による共同事業体。魅力あふれる地
域社会を創造することを目的として、それぞ
れの専門性や特性を活かした協働を通じ、多
附属資料
彩な学びの場の提供、まちづくりの担い手の
育成、新たな文化・福祉・産業の発展を目指
したさまざまなプロジェクト等を展開してい
る。
3R p.33,34,35,36,38,39,40,52
廃棄物処理とリサイクルにおける優先順位を
表す言葉の頭文字を取った造語。①廃棄物の
発生抑制(Reduce:リデュース)
、②資源や製
品の再使用(Reuse:リユース)、③再資源化
(Recycle:リサイクル)の順で重視する。
資源化 p.4,32,33,34,38,39,40,41,71
資源として利用すること。町田市では、
「町田
市一般廃棄物資源化基本計画」に基づき、ご
みの減量・資源化に取り組んでいる。
資源化率 p.32
一般廃棄物の総排出量に対する、回収された
資源の量の割合。町田市ではエコセメント化
した灰の量は含めていない。
循環型社会 p.2,4,32,33
大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会に代
わるものとして提示された概念。循環型社会
形成推進基本法では、まず製品等が廃棄物等
となることを抑制し、次に排出された廃棄物
等についてはできるだけ資源として適正に利
用し、最後に循環的な利用が行われない資源
は適正に処分することが徹底されることによ
り実現される、「天然資源の消費が抑制され、
環境への負荷ができる限り低減された社会」
としている。
準高度処理 p.48,49
下水処理標準法の水処理施設において、既存
施設・設備を活かし、運転管理の工夫と最小
限の設備改造を組み合わせることで、窒素や
りんの削減効果を高める水処理方法。標準法
の施設を高度処理化するまでの段階的な取り
組みとして位置づけられている。
下水道人口普及率 p.49
行政区域内人口に占める、下水道処理区域内
の人口の割合。
親水 p.22
水に触れたり、接したりして水に親しむこと。
最近では、魚類や昆虫などとの共存を目指し
た取り組みも親水活動の一環と捉えられるよ
うになった。
すいげんかんよういき
水源涵養域 p.22
田、畑、森林、水域など、雨水や地下水を染
み込ませ蓄えておける場所。水源涵養域が減
少すると、地下水の量が減るだけではなく、
雨水が一気に河川に流れこむことによる水害
の発生が懸念される。
生物相 p.48
特定の地域に生育・生息する生物の種類組成。
生物相は、地域の自然の質を表す指標の一つ
となる。
生物多様性 p.4,5,18,22,24
全ての生物の間に違いがあること。生物の多
様性に関する条約では、生態系・種間(種)・
種内(遺伝子)の 3 つのレベルにおいてそれ
ぞれ多様性があるとしている。
【た】
地球温暖化対策の推進に関する法律
p.62,66,68
地球温暖化対策を推進するための法律。国、
地方公共団体、事業者、国民の責務、役割を
明らかにしている。住民・事業者が温室効果
ガスの排出の抑制等に関して行う活動の促進
を目的に、温室効果ガス排出抑制のための情
報の提供や必要な措置を講ずるように努める
ことも求められている。1999 年 4 月に施行。
地産地消 p.14,26
地域で生産された資源をその地域で消費する
取り組み。例えば、地域で生産された農林水
産物を、生産された地域内において消費する
こと。
DO(溶存酸素量) p.42
水中に溶解している酸素の量。魚介類が生存
するためには 3mg/L 以上、好気性微生物が活
発に活動するためには 2mg/L 以上が必要であ
るといわれている。数値(mg/L)が大きいほ
ど良好な水質であることを示す。
低公害車 p.14,15,44,46,72
従来のガソリン車やディーゼル車と比べ、排
出ガス中の汚染物質の量や騒音が大幅に少な
い、ソーラーカー、電気自動車、メタノール
自動車、天然ガス自動車、ハイブリッド車な
どのこと。大気汚染だけでなく、地球温暖化
防止の観点からも普及が期待されている。
83
低炭素社会 p.2,4,6
地球温暖化の進行を防ぐために、温室効果ガ
スの排出を極力抑えた社会のこと。エコな生
活スタイルの選択、省エネ製品の選択、自然
を利用したエネルギーの選択などにより実現
を目指す。
発生抑制 p.4.32,36,38,39,50
リデュース(Reduce)とも呼ばれ、ごみの発
生自体を抑制すること。原材料の効率的な利
用、製品の長期間使用などにより、製造、消
費、使用等の各段階で廃棄物等となることを
できるだけ抑制すること。
出前講座 p.5,32,34,35,56
町田市が学校や地域に対して開催している学
習講座。町田市の職員や市民団体等が講師と
なる。2011 年度現在は、「資源とごみ」をテ
ーマにした講座があり、普段目にすることの
ないごみ処理場や処理方法、処理後のこと等
について細かく学ぶことができる。
BOD(生物化学的酸素要求量) p.42
水中の有機物が微生物のはたらきによって分
解されるときに消費される酸素の量で、河川
の有機汚濁を測る代表的な指標の 1 つ。河川
の環境基準や事業所の排水基準などで定めら
れている。数値(mg/L)が大きいほど、有機
物の量が多く、汚れが大きいことを示す。
電気自動車 p.14,15,44,46
電気エネルギーにより走行する自動車。走行
中に排気ガスを出さず、騒音も少ないという
特徴がある。
ビオトープ p.24
ドイツ語で生物を意味する「ビオ」と場所を
示す「トープ」の合成語。一つの生物種にと
って必要な空間のまとまりを、その種のビオ
トープという。また、一定の区域に、元来そ
こにあった自然風景、生態系を回復・保全す
ることも指す。
電波障害 p.50
中高層建築物の建設に伴って、周辺地域にお
いてテレビの映りが悪くなるなど、電波受信
機に障害をきたすこと。町田市では、中高層
建築物の建設にあたり、事業者に対して電波
障害の発生について事前調査を促し、障害発
生時の対策について指導を行っている。
【な】
生ごみ処理機 p.5,32,38,39
生ごみなどの有機物を処理する家電製品。生
ごみを脱水、加熱・蒸発して減量する乾燥型
や、微生物を利用して生ごみを水と炭酸ガス
に分解する微生物分解型などがある。
【は】
廃棄物減量等推進員 p.34,35
「町田市廃棄物の処理及び再利用の促進に関
する条例」により定められた、地域に密着し
て、ごみの減量と資源化への取組みを推進し
ていく地域のリーダーのこと。町内会・自治
会が推薦し、市長が委嘱を行う。現在、およ
そ 300 名が地域で活動している。
廃熱利用 p.10
別の目的で利用した熱の残りや目的とするも
のを得る過程で発生する熱を廃熱といい、そ
れを利用すること。町田市には、ごみの焼却
にともなう廃熱を利用し蒸気を発生させて、
蒸気タービンで発電をする廃熱利用設備があ
る。
84
光害(ひかりがい) p.50
ネオンや街灯の光によって、夜間星がよく見
えなくなるなどの影響が出ること。動植物の
生態系に対する影響も懸念されている。
pH(水素イオン濃度) p.42
水溶液の酸性、アルカリ性の度合いを表す指
標。
【ま】
町田市一般廃棄物資源化基本計画 p.32,69
町田市の一般廃棄物処理の基本となる計画。
市民・事業者・行政の協働により、環境負荷
の低減を図り、地域と共生する持続可能な循
環型社会の実現を目指している。2009 年度を
基準として 2020 年度にごみとして処理する
量を 40%削減する目標を設定している。2011
年 4 月に策定。
町田市環境基本条例 p.2,3
良好な環境を確保し、より良い形で将来の世
代に引き継ぐことを目的に、行政はもとより、
町田市に関わるすべての人々が共通して環境
の保全・回復・創造に向けて取り組むための
方向性を示した条例。市・事業者・市民の責
務を明確にしている。2000 年 12 月に制定、
2001 年 7 月に施行。
附属資料
町田市緑の基本計画 p.3,18,19
「緑地の適正な保全」や「緑化の推進」さら
には「公園緑地の整備」に関して、その将来
像・目標など、みどりのあるべき姿とそれを
実現するための施策などを定める、みどりと
オープンスペースに関する総合的な計画。
1999 年 9 月に策定、2011 年 6 月に改定。
まちだ市民大学HATS p.55,59
「あなたを励まし、地域を育てる」を基本理
念に、市民の学習機会の提供を行うため、1993
年に開講した市民大学。名称にある「HAT
S」は、Humanity(人間性)
、Art&Literature
(芸術・文芸)、Technology&Science(技術・
科学)、Sports&Health(スポーツ・健康)と
いう市民大学の学習領域を示している。
水循環 p.4,18,22
大気・流域・地下・水域の4つの場における
水の移動(循環)のこと。循環には、雨が降
り、地面を流れて川や海へ流れ込んだり、地
下に染み込んだり、また水蒸気となって雲に
なるといった自然の水循環、ダムによる貯留
と放流、農業用水、生活用水、工業用水など
各種用水の河川からの取水と排水、地下水の
利用などの人工的な水循環がある。
みどりのカーテン p.12,13,17,20,21
つる性の植物を窓の外にカーテンのようには
わせることで、日差しをやわらげ、室温の上
昇を抑える取り組み。省エネ効果、ヒートア
イランドの緩和効果、二酸化炭素吸収効果等
が期待される。
濁防止法等の法律により物質を指定し、取り
扱い、排出濃度、製造・輸入などを規制して
いる。
容器包装プラスチック p.38
商品を使ったり、取り出した後に不要になる
プラスチック製の容器や包装のこと。
「容器包
装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関
する法律」において、容器包装廃棄物の分別
収集、分別基準適合物の再商品化等の促進が
求められている。
【ら】
リレーセンター p.40
ごみの収集・運搬の中継基地のこと。南地区
の鶴間にある。南地区で収集した可燃ごみは、
リレーセンターみなみで大型コンテナに詰め
替えられ、下小山田町の清掃工場まで運ばれ
ている。収集車の走行距離を減らすことがで
きるため、道路の混雑緩和や収集車からの排
気ガスの削減につながる。
歴史的文化的環境 p.2,4,18,30,31
「歴史的文化的遺産を含む環境のうち、地域
の自然環境を構成する要因となっている環境。
もの(町田市環境基本条例第 2 条(2)より)
」
を指す。
みどり率 p.19
東京都が実施する「土地利用現況調査」の調
査結果のうち、樹林地、農耕地、草地、水面、
裸地の合計面積が市域面積に占める割合。
【や】
谷戸 p.4,18,19,26,27,29
台地や丘陵地が湧水などの浸食によって複雑
に刻み込まれた地形。谷戸の多様な自然環境
では、多様な生物が生育・生息している。
有害化学物質 p.5,42,50,51
人または動植物に有害な作用を及ぼす化学物
質の一般的な総称。大気汚染防止法、水質汚
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