Vol. 13

具塚市立中央小学校3年生17名がKAIFA来訪
今年より小学校に新設された総合学習の一環、体験学習で同校3年生17人の皆さんが6月6E]KAIFAに来訪、担
任先生ご父兄を交え1時間あまり懇談しました。私は孫に恵まれず子供達と接する機会が殆どなく不安でしたが、それ
はあっと言う問に吹き飛んでしまいました。子供達の入場マナーと、その後の来訪目的の発表が実にテキパキとしてい
たからです。
17人の子供達がこのコースを選んだ理由は、『かいづか国際交流協会って何なの』という協会の意味・活動内容を知
得することでした。私は当たって砕けろ方式で臨み、できるだけ幅広く30分あまり説明した後、30分間Q&Aを行いま
した。
KAIFAのEj的・内容についての説明は大人に対しても難しい個所が多くあります。しかし、1〔旧後きれいな冊子
にした子供達全員の感想文が届きました。読んでビックリ大変感動しました。早速返事を書きましたが2・3例をご披
露しますと、各人が私の話したポイントをほぼ理解してくれていた事、礼儀正しいレポートになっている事、そして感
謝表現が多くあった事です。勿論、和田先生の適切なご指導があればこそと思いますが。
KAIFAも今年8月より台湾(台中市)と直の継続交流事業が正式にスタートしました。
将来の国際交流事業を推進・展開する中核的な人材となってもらえるこの子供達を、立派な国際人間に育んで行かね
ばならない我々大人の使命を、あらためて考えさせていただいた中央小学校3年生17人との素晴らしい懇談会の報告を
いたします。
会長 芦 田 喜 男
1−
台 湾(台中市)交 流 事 業
2002年8月21日(日)∼26日(月)
この交流事業は、かいづか国際交流協会が直接・
自分たちが中心となって独自に近隣の国々の人た
ちと交流できるプログラムを作ってゆこうという
趣旨のもと昨年からスタートしました。
昨年は、台湾と韓国から計11名の大学生とホー
ムステイや日本語サロンを通じての交流事業を行
いました。今年は、台湾から8名の学生が来日し
て、KAIFA会員との交流を行い、有意義な時
間を過ごしました。
予定表
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オオサカ・イン・ザ・ワールドって?
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/9月30日
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◎どうして今年は、ブルガリアから来るの?
る国際交流に関心のある団体が集まって出来た実行委員会のことで、
田尻町に関西国際センターという世界各国から外交官やジャーナ
リストたちか日本語を勉強するための施設があるのをご存知でしょ
毎年10月頃に世界各国から舞踊団を招いて約1ケ月間ホームステイ・
うか。
オオサカ・イン・ザ・ワールドは、1989年に大阪府内を中心とす
学校交流や舞踊公演を各地で行いながら交流を深めてゆこうという
そこにブルガリアから釆ていた研修生が、KAIFAの会員宅へ
ホームステイをした時、この実行委員会のことを紹介したことがきっ
プログラムです。
KAIFAもこの実行委員会のメンバーとして参加してから今年
かけで今回の来日が実現しました。
で6年目になります。今年は、ヨーグルトの国、ブルガリアから13
∼18歳の子どもたちが来日します。
加朋…摘酬那‖湘問=沌槻椚=脚臓冊は糊馴服脚紳胴=妙齢胴城瑚頼朋臓掛川牒醐け…鞘組付欄咄椚細 ■
′
汗貝塚市での舞踊公演の日程
葦 と き:9月30日(月)
午後7時(開演予定)
着
喜
ところ:コスモスシアター中ホール筆
墨
※公演についてのお問合せは、
KAIFA事務局まで。
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2 −
/
\∼、1ノ/
ブルガリア編
/
田8g叩ヨ
∼カザンラックの風に乗せて∼
′∼ブルガリアからの贈り物∼
ここば部会から
場
所
生
ボランティア
時
日
徒
KAIFA事務所
毎週月曜日午前10時∼正午
千歳、行、高井
砂原、朴
KAIFA事務所
毎週火曜日午前10時∼正午
行、田端
趨(9/3∼)
KAIFA事務所
毎週水曜日午前9時30分∼11時30分
椎木
デービット
KAIFA事務所
毎週木曜日午前10時∼正午
竹田、太白
伊田
KAIFA事務所
毎週土曜日午前10時∼正午
千歳、浜田
砂原フミオ、ヒデコ
浜手地区公民館 毎週土曜日午前10時∼正午
石原(富)
梁
KAIFA事務所
金納
荏
不定期
外 国 語
サ
場
ン
ロ
所
日
(敬称略)
時
備 考
壬 三五 ⊂コ ロ亡コ 講
KAIFA事務所
丹 陽
中 国 語 董
福祉センター4階
毎週水曜日午後7時30分∼9時
第2小会議室
福祉センター4階
スペイン語アウロラ・ウエキ
第1小会議室
毎週火曜日午後7時30分∼9時
セ
ハングル語
師
毎週金曜日午前10時∼11時30分
休講中
′
※各サロンとも気軽に見学に来て下さい(夏期休講日もありますので、事前に事務局でご確認下さい。)
第7期日本語ボランティア養成講座《実践編≫
…毎週火曜日午後7時30分∼9時、福祉センター3階中会議室(変更の場合あり)にて開講中
ホームステイ部会から
☆姉妹都市カルバーシティ(アメリカ)交流
7月27日∼8月5日の期間中、ビジター総勢23名中6名をKAIFA会員6家庭で受け入れました。この事業は市教育
委員会主催でしたが、ホストファミリー募集にあたりKAIFAへの協力依頼があったものです。(個人で市教育委員会
に直接申し込まれた会員は含めておりません)。
☆台湾交流事業
8月21日∼8月26日の期間中、ビジター8名を7家庭で受け入れました。
☆OSAKAIN THE WORLD(ブルガリア編)
9月29日∼10月2日の期間中、ビジター20名を15家庭程度で受け入れ予定。
8月9日にホストファミリー募集を締め切りました。
3 −
軒寧
食匂
㊥㊦
率夢
⑩辟
辟憶 傍跨 鎗痘
50 代 か ら
二年前OSAKAIN THE WORLDの招曙でアイルランド舞踊団
の 挑 戦
乗ったが、運転手も通がわからなくなり高速道路の出口からパトカー
が来ることになり、英語で交流しようと協会で英語サロンを開催す
に先導してもらって帰るというハプニングまであった。すごく時間
ることになった。
がかかったが何より無事でよかったと陶をなでおろした。それにも
講師は、日本語の勉強に来ていたニュージーランド国籍の池田ナ
こりず、翌日早朝二人でまたニューヨークへ行った。ブロードウェ
オミ先生にお願いしたところ快く引き受けてくれた。それから毎週
イのミュージカルを見に行く途中で姉を見失ない大あわてもした。
金曜日英会話の勉強に通っている。メンバーは海外在住の経験者や
日本国内では日常茶飯事と思っている事が、慣れない土地では困
英字新聞をすらすら読める人から私のように身振り手振りで話すも
る事もあり、ことばの重要性を痛感した。それでも手作りで手探り
のまでいろいろで、職業や年齢もさまざまである。ところがそれが
のこんな旅行は、とてもいい経験だった。これからも英語サロンの
うまく調和して和気あいあいと楽しく有意義な時間を過ごしている。
勉強を続け、次はどこの国へ挑戦しようかと考えている。
新聞やテレビのニュースをテーマにそれぞれの意見を述べ合ったり、
繁 本 千代子
自分の趣味や海外旅行の体験、日常での出来事などを話題に花を咲
かせている。熱中しすぎて気が付いたら日本語ばかりになっている
事もあるが…。「継続は力なり」を信じて勉強を続けている。
そこで私は今年の六月、姉と二人でアメリカ旅行をした。姪とそ
の家族に会うのが第一目的だが、ナイアガラ、ニューヨーク、ワシン
トンD.Cへも行く計画を立てた。姪の住んでいるメリーランド州の
ジャーマンタウンは一帯が国立公園で、木々の緑に囲まれたとても
静かな環境のいいところだ。次の日から熟女二人だけの珍道中の始
まりである。まず最初、ナイアガラへ向かった。テロの影響で空港
はどこも取り調べが厳しく靴の中までチェックされたが無事通過し、
ナイアガラの滝を目の前にした時、そのスケールの大きさに感動し
自然の力のすごさを思い知らされた。帰路は、空港からタクシーに
轡感
謡尊
砂帝
料、⑳
尊慮
、埼‘夢
辞@
野洩
韓国返礼訪
「お父さん、お母さんはいつ来ますか?」と度々メールや電話を
問 に 寄せ て
尊き
彰轡
■ −
−
え、魚介・肉・野菜で調理された気品ある味わいの料理の数々。私
くれるのは、昨年のKAIFA交流事業で約1週間我家ヘホームス
達のためにこのようなもてなしをしていただいて、本当に感謝の気
テイをした韓国人大学生、金京希さん、そして私の息子ととても気
持ちでいっぱいになりました。
が合った宮廷薫君です。私にとって近くて遠い存在の韓国が段々と
身近に感じられ、2人と再会する事にしました。
関空から釜山までたったの1時間ちょっと、東京へ行くのとほぼ
釜山の印象は、海と山が近くちょうど神戸のような地形だけれど、
居住用の高層ビルか山肌に添ってものすごい数が建ち並び、圧倒さ
れた。市内の中」L、部には外資系のショッピングセンター、ファース
同じくらいなのに着いたら街は全てハングル文字、人々は皆韓国語
トフード店、若者に人気のカフェなど、たくさんあってものすごい
で喋っているのが妙な気分でした。1年ぶりで会った京希さんと曽
エネルギッシュ。今、韓国はものすごいスピードで衣食住が変化し
君は、二人とも社会人になってとても落ち着いて見違える程でした。
ていると実感しました。かつての日本のように。しかし、韓国で彼
日本語にも更に磨きがかかり、私達は言葉の不自由もなく、彼らの
らと一緒に過ごしていて、私の興味は何よりも若い世代の人達が大
おかげで韓国の文化や生活に直に触れる貴重な体験を味わうことが
変なスピードでめまぐるしく変化する社会に順応しながらも、韓国
できました。京希さんの家庭に招待され、お母さん手作りの伝統的
の伝統文化を受け継ぎそれを守っていること、礼儀とともに継承し
続けている事だったのです。日本人が忘れかけている礼節を、韓国
韓国料理を愉しませていただきました。食材の陰陽と五味五色を考
鹿野
で見つけたような気持ちになりました。
KAIFAの交流プログラムが縁で知り合った彼らのおかげで、
韓国の魅力を満喫する事ができました。
岸 田 文 子
《投稿募集!》
編集発行:かいづか国際交流協会(KAIFA)
発行責任者:会長芦田善男
2002年9月発行・第13号
〒597−8585 月塚市畠中117−1
事務局:貝塚市役所1F交流推進課内
電 話:0724−23−2151内線2321
FAX:0724−22−9017
http://www5.ocn.ne.jp/∼kaifa2//
E−mai1:kaifa@helen.ocn.ne.jp
4 −
より楽しい紙面作
りのため、皆様から
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登妙