江陽中学校 校長室だより 今年度の重点育目標 平成21年 5月27日 第 2 号 発行・文責 山田 春雄 花壇ボランティアが始動 5月25日、前 庭に色とりどりの 花が植えられまし た。今年も花壇ボ ランティアとして、 53名の生徒の皆 さんが集まってく れました。本校は 「花と緑の江陽中」をめざし、花壇活動に力を入れ ています。1年生は校舎に向かって右側、2年生は 左側、3年生は掲揚塔近くの花壇が担当です。デザ インも考え、植える花も学年によって違います。市 の花壇コンクールに応募し、入賞を目指して取り組 んでいきます。また、6月15日には、萌えぎ町自 治会昴会の皆さんと一緒に、校門前の花ロードの花 植えも行ないます。日常的に自分達の手で、花を世 話して学校環境をきれいにする活動はすばらしいこ とです。ボランティアのメンバーには、部活動に入 っている生徒も多いですが、期待しています。 吹奏楽新入部員のソロ発表会 5月9日、新入部員のソロ発表会を聴いた。本校 では、例年行われています。まだ、楽器を手にして 1ヶ月にもなりません。音を出すのもやっと。それ なのに一人で観客の前に立ち、まがりなりにも一曲 演奏する。緊張するし、勇気が必要。 「人前で演奏す ることで度胸がつくし、上手くなりたいという気持 ちになる」と指導に当たる星野満先生は話す。です から、あえてこの時期に発表会を行うと言う。今回 は新入部員18名が発表した。私はすごいな、こん なに短い期間でよく吹けるなと感心、何か心に響く ものがあった。 この発表後は、2・3年生による合奏。1年後又 は2年後には、こんなに自信を持って堂々と吹ける ようになっている。 先生や先輩からの指導を受けて、 黙々と一人で、またパートで練習してきた成果であ る。弦楽器と違って管楽器は、中学位から始める人 が多い。そして、将来音楽大学に進んで、その楽器 のプロになる人も出てくる。ですから、中学校教育 「心豊かに、目標を自覚し て地道に学ぶ生徒の育成」 は、何事も入り口としてよい経験を積ませることが 大事であると思っています。 <大相撲 東関親方の逸話> 彼はもうすぐ65歳で、この5月場所で定年退職 した。皆様も報道で、ご存じのことと思います。あ る新聞のコラムに次のようにありました。 ―①「目から汗が出た」。元関脇高見山の東関親 方が高砂部屋に入門した当時、 「股割り」の苦しさに 涙した際にこぼした言葉。ハワイから単身来日した のは1964年、 19歳の時。 大部屋での集団生活、 上下関係の厳しさや激しいけいこ・・。文化の違い も加わり、苦しい日々が続いた。親方の自著「あた ってくだけろ!」によると、時にくじけそうになる 心を「辛抱と努力、これしかなかった」 「どんなこと があってもやりぬこう」との強い信念が支えた。7 2年外国人力士として初の幕内優勝。力士、親方と して国際化に大きく貢献した(読売) 。②<長女渡辺 理江さんによる>厳しい勝負の世界で生きたパパだ が、私にとっては CM で見せたようにように人なつ っこく優しい人。背中に乗せて乗馬ごっこをしてく れたり、落ち込んだときには一緒に泣いてくれた。 40歳近くまで現役だった父は苦しくても歩みを止 めなかった。今にしてみれば口数が少ないパパは自 分の背中を見せることで、人間のしぶとさや耐える ことの大切さを教えようとしたと思う。私は今、パ パが生まれ19歳まで育ったハワイの大学で臨床心 理士を目指している。精神的に苦しむ人を助けるこ とができればいいと思っている(道新) 。― 人の生き方を教えてくれている。後に彼は自ら部 屋を興し、横綱曙などを育てた。 花シリーズ2 日当たりの良い校庭や道ばた、 畑に多い。アブラナ科の二年草。 越年して春5月頃に、10∼40 cm位茎が伸びて、上方に白い花 を多数つける。果実は平たい倒三 角形。これを三味線のばちに例え てペンペングサとも言う。春の七 草の一つ。江陽中にも多い。 <ナズナ>
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