決算連合審査会会議録(PDF) - 牧之原市

平成23年9月定例会決算連合審査会(第2日)
平成23年9月12日(月)午前9時00分
日程第1
認定第1号
平成22年度牧之原市一般会計歳入歳出決算の認定について
●
●
出席議員(15名)
増
田
伸
三
君
赤
堀
勳
君
澤
田
・
弘
君
鈴
木
千津子
君
中
山
香
君
太
田
佳
晴
君
鷺
坂
・
夫
君
本
杉
光
雄
君
中
野
康
子
君
鈴
木
正
樹
君
粂
田
幸
一
君
大
石
和
央
君
川
島
啓
司
君
名
波
富
幸
君
田
村
兼
夫
君
義
廣
君
小
杉
康
男
君
欠席議員(2名)
良
知
●
説明のため出席した者の職氏名
市
長
西
原
茂
樹
君
副
明
君
長
八
木
儀
一
君
理
武
史
君
長
橋
本
辰
夫
山
裕
之
君
市 民 生 活 部 長
鈴
木
紅
林
保
至
君
健 康 増 進 部 長
三
岡
産 業 経 済 部 長
榑
林
初
夫
君
建
長
山
内
君
会 計 管 理 者
谷
下
泰
弘
君
教 育 文 化 部 長
久
保
公
君
管
理
課
長
村
瀬
郭
行
君
人 事 研 修 課 長
野
村
豊
道
君
防
災
課
長
矢
部
昇
君
防
災
課
防 災 交 通 係 長
粂
田
浩
之
君
防
消
防
係
課
長
森
田
克
彦
君
防
災
課
広域消防整備室長
今
村
隆
史
君
秘 書 広 報 課 長
杉
本
基久雄
君
秘 書 広 報 課
秘 書 広 報 係 長
瀧
井
円
裕
君
秘 書 広 報 課
秘書広報課主任
西
川
浩
年
君
企
長
杉
村
明
彦
君
企画課総括主幹
大
石
隆
君
企
画
課
企 画 調 整 係 長
源
間
成
紀
君
地 域 政 策 課 長
加
藤
彰
君
地 域 政 策 課
地 域 政 策 係 長
飯
塚
一
日
君
財
政
課
長
菅
沼
範
彰
君
財
財
課
長
大
石
光
良
君
市
民
課
長
榎
本
浩
巳
君
相 良 窓 口 課 長
八
木
順
子
君
税
務
課
長
大
石
一
志
君
税
務
課
市 民 税 係 長
植
田
勝
君
税
務
課
資 産 税 係 長
藤
田
圭
一
君
納
長
本
杉
和
美
君
納
税
課
収 納 管 理 係 長
水
野
浩
充
君
納
税
課
収 納 推 進 係 長
名
波
克
仁
君
環
金
子
俊
明
君
環
境
課
環 境 推 進 係 長
松
坂
正
年
君
環
境
課
公 園 緑 地 係 長
佐々木
悟
君
社 会 福 祉 課 長
粂
田
義
明
君
社 会 福 祉 課
地 域 福 祉 係 長
櫻
井
康
章
君
社 会 福 祉 課
障害者支援係長
畑
加代子
君
高齢者福祉課長
大
井
俊
彦
君
高 齢 者 福 祉 課
介 護 支 援 係 長
河原崎
貞
行
君
高 齢 者 福 祉 課
長 寿 支 援 係 長
植
田
伸
也
君
子育て支援課長
河原崎
克
巳
君
子 育 て 支 援 課
子育て支援係長
髙
塚
明
男
君
幼 保 支 援 課 長
前
富
治
君
幼 保 支 援 課
幼 保 支 援 係 長
福
代
英
正
君
健 康 推 進 課 長
辻
良
典
君
健康増進部技監
知
久
祐
子
君
健 康 推 進 課
スポーツ健康係長
前
田
明
人
君
健 康 推 進 課
健康づくり係長
増
田
勝
恵
君
健 康 推 進 課
総括主任保健師
古
川
馨
子
君
健 康 推 進 課
総括主任保健師
植
田
春
美
君
教
総
育
務
部
設
部
画
課
政
政
税
係
課
田
市
長
田
久
事
山
口
君
政 策 協 働 部 長
横
博
君
福祉こども部長
正
孝
君
通
雄
災
境
課
長
●
国民健康保険課長
神
谷
智
久
君
国民健康保険課
国民健康保険係長
鈴
木
義
彦
君
国民健康保険課
後期高齢者係長
前
田
里
芳
君
農 林 水 産 課 長
秋
野
裕
之
君
農 林 水 産 課
農 地 農 政 係 長
吉
添
智
宏
君
農 林 水 産 課
生 産 支 援 係 長
松
下
和
久
君
お 茶 振 興 課 長
小
関
美
敏
君
お 茶 振 興 課
茶 業 振 興 係 長
原
木
哲
夫
君
お 茶 振 興 課
基 盤 整 備 係 長
池
田
武
君
商 工 企 業 課 長
小
栗
弘
行
君
商 工 企 業 課
市 民 相 談 係 長
横
山
久
君
商 工 企 業 課
商 工 係 長
内
藤
治
彦
君
観 光 空 港 課 長
中
田
明
君
観 光 空 港 課
観 光 振 興 係 長
八
木
康
仁
君
観 光 空 港 課
空港利用促進係長
松
井
重
喜
君
維 持 管 理 課 長
栗
田
博
之
君
維 持 管 理 課
維 持 係 長
藤
野
昌
利
君
建
長
丹
所
正
和
君
建
設
課
道 路 新 設 係 長
辻
村
浩
之
君
都 市 計 画 課 長
村
松
正
史
君
都 市 計 画 課
建 築 住 宅 係 長
八
木
一
人
君
水
道
水
工
課
長
西
下
富士夫
君
水
業
水
道
課
水 道 課 主 任
渥
美
公
基
君
会
教 育 総 務 課 長
大
石
朗
社 会 教 育 課 長
鈴
木
正
教育総務課総括主幹
増
田
紅
林
道
務
係
和
設
課
課
長
加茂川
雅
弘
君
務
係
課
長
不
知
一
敏
君
計
課
長
下
村
康
之
君
君
学 校 教 育 課 長
大
石
茂
生
君
行
君
文 化 振 興 課 長
鈴
木
守
君
文
夫
君
文化振興課主幹
田
形
正
典
君
清
文
君
書
内
山
卓
也
君
道
事務局出席職員氏名
局
長
記
〔午前
9時00分
開会〕
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎開会宣言
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
委員長が身内に不幸がありまして、欠席届が出ておりますので、代理で務めさせていただきます。よろ
しくご協力のほどお願いいたします。
これより審査に入ります。
5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、11款災害復旧費の説明を求めます。商工企業課長。
○商工企業課長(小栗弘行君)
それでは、産業経済部に関する決算について、説明をさせていただきます。最初に、商工企業に関する
決算の主な項目について説明させていただきます。決算の123ページをお開きください。123、124ページ
であります。
5款1項1目労働対策費、備考欄1の労働総務費でありますが、労働福祉会館の解体工事と労働者支援
団体等への補助金が主な項目でございます。
労働福祉会館についてでありますが、駿河湾地震の際に、外壁や天上の一部が崩落するなど、老朽化と
耐震性が不足しておりましたので3月に解体いたしました。
補助金のうちシルバー人材センター育成事業は、高齢者に就業機会を提供する牧之原市シルバー人材セ
ンターに対する補助事業であります。平成23年3月末の会員数は430人、このうち416人が就業するなど、
96.7%という高い就業率を上げております。
なお、財源としましては、歳入20ページの労働費県補助金のシルバー人材センター運営費特別支援事業
補助金を充当しております。
次の榛南地区勤労者共済会は、中小企業の従業員を会員としまして、人間ドックの利用助成など、福利
厚生事業を行っておりまして、市内の1,979人の人が加入しております。
三つ下の勤労者住宅資金利子補給金は、労働者の市内定住を目的に、住宅建設資金の借入利子の一部を
支援する事業であります。21件の申請がありまして、市外からは転入が5件、24%に当たります。社宅・
アパートから持ち家への切りかえが15件。目的としています労働者の市内定住を促進することができたの
ではないかと思っております。
なお、歳入20ページにあります緊急雇用創出事業は、平成21年度から国の緊急経済対策として失業者に
対して雇用創出事業を行う自治体に10割補助がなされるものでありまして、当市では道路、河川等の環境
整備、あるいは保育士の補助員などについて延べ93人の雇用をいたしました。
次は、農林水産課からの説明となります。
○農林水産課長(秋野裕之君)
引き続きまして、6款農林水産業費の決算についてご説明をいたします。
6款1項1目農業委員会費、1、職員給与費は、農業委員会事務局職員4名分の給料及び諸手当であ
ります。この農業委員会には、農林水産業費県補助金の農業委員会交付金を特定財源として充当しており
ます。
次のページをお願いいたします。続きまして、2の農業委員会運営費は、農業委員会の運営や農地等
の調整事務に要した費用でございます。
その主なものは、農業委員23名分の委員報酬で、12回の定例会を開催いたしまして、農業委員会等に
関する法律に基づく農地等の利用調整事務や農業振興に関する指導・助言のための研修会や勉強会を行い
-60-
ました。農地の権利移動のための農地法第3条の許可を65件、農地を農地以外の目的で使用する法第4条
及び第5条関係を95件処理いたしました。また、農業経営基盤強化促進法に基づき、市が定めた利用権設
定を420件、及び所有権移転を58件の農用地利用集積計画を決定し、85.1ヘクタールの農地集積が図られ
たところであります。
委託料の農業行政システム修正業務は、平成21年12月の農地法の改正に伴い、農家台帳の管理項目が
増加したため、農業行政システムの修正を行った費用であります。すべて県の補助金で賄われております。
負担金の主なものは、県農業会議への負担金です。
続きまして、3の農業者年金基金受託事業費は、農業者年金にかかる裁定請求や資格関係の事務、及
び加入促進に要した費用でございます。平成22年度末の農業者年金の受給者数は779名、加入者数は25名、
裁定請求の申請など179件の事務を処理いたしました。また、加入推進の結果、22年度は9名の新規加入
がありました。
財源といたしましては、農業者年金基金事務受託事業収入を充てております。
続きまして、6款1項2目農業総務費、1、職員給与費は、農業担当職員9名分の給料及び諸手当と
なっております。
2の農業政策費は、県中部農業共済組合負担金など、各協会や協議会への負担金が主な費用となって
おります。県中部農業共済組合への負担金は、国・県補助金を除した後の必要な運営費を静岡市から牧之
原市までの5市2町で負担しているものであります。
次に、6款1項3目農業振興費、1、担い手支援事業費です。牧之原市担い手育成総合支援協議会が
主体となって行う農業経営改善計画の指導や研修会の開催、農地等の利用調整による認定農業者等の育成
や支援に努めた費用であります。
耕作放棄地緊急対策事業費補助金は、市の担い手育成総合支援協議会が主体となりまして、耕作放棄
地を解消した5名の実施者に対して補助したもので、国が2分の1、県と市がそれぞれ4分の1を補助い
たしました。この事業で11.3ヘクタールの耕作放棄地が解消されました。
続きまして、2、農業経営改善資金事業費の主なものは補助金であります。農業経営基盤強化利子助
成金は、融資残高7億1,100万円の利子に対しまして、その一部を県と市で補助したものであります。県
の補助金は、農業経営基盤強化資金利子助成事業補助金であります。平成22年度の融資実績は4件で
4,437万円の貸し付けを新たに認定いたしました。農地取得やハウスの建設、製茶機械の導入などに利用
され、農業経営の安定化に資することができたところであります。
次の農業者緊急支援資金利子補給は、経営安定化を図るための融資に利子補給するもので、平成22年
度は89件、貸付額9,653万円に対しての利子補給でございます。
次に、災害融資資金利子補給は、3月31日の凍霜害で被害を受けた農業者への融資に利子補給するも
ので、融資件数は145件、融資額が5億7,266万円に対して利子補給を行いました。
次に、3の中山間地域直接支払事業費であります。この事業は、農業生産が不利な傾斜地農地の耕作
放棄を抑制し、国土の保全、水源涵養、良好な景観形成など、本来、農地の持つ多面的機能を維持してい
くために、耕作者に直接交付金を支払う制度です。特定農山村地域の指定を受けた榛原地域が対象となっ
ております。この制度は5年ごとの手続により継続され、今回は新たに平成22年から26年度までの31集落
で協定の締結が行われました。
交付金の中山間地域直接支払は、130.7ヘクタールの締結面積に対し交付したものであります。交付対
象となった農地は、耕作放棄をすることなく、適正な管理がなされているところであります。この事業に
充てた財源は、県補助金、中山間地直接支払制度交付金であります。
-61-
続きまして、4、農村の家施設管理費でございます。農村婦人等が共同学習や相互の交流を通して、
健康増進や生活改善の向上を図るために設置された農村の家の管理に要した費用です。
主には、みその加工に利用され、27団体、稼働日数198日、延べ1,543人の施設利用がありました。
次に5、特産物振興事業費は、補助金の認定農業者協議会活動事業費が主なものです。会員数321人。
市内で一番大きな農業者組織である牧之原市認定農業者協議会への補助金であります。一番茶の品評会や
茶園共進会の開催、農業経営改善対策のための講演会や研修会、また特産物のPR、イベントの企画や開
催など、自己研さんを含め、幅広く活動しており、企業的経営体を目指す意欲ある担い手の育成に努めて
おります。
次は、お茶振興課の説明になります。
○お茶振興課長(小関美敏君)
引き続いてお茶振興課からご説明します。
備考欄6の茶業振興事業費は、茶業振興事業にかかる事務費や各種負担金と補助金でございます。
社会保険料及び賃金は、育休職員の代替臨時職員1名分で、普通旅費の主なものは、昨年11月に鹿児
島県で開催された第15回全国茶サミット鹿児島大会に参加したものでございます。
負担金は、世界緑茶協会、全国茶サミット鹿児島大会、被覆茶「望」推進協議会に支出したもので、
次の補助金の牧之原市茶業振興協議会補助金は、協議会の事務費や静岡牧之原茶のPRなどの各種の活動
に対して補助したものでございます。
協議会では、牧之原市で生産されるお茶の品質向上及び消費拡大並びに販売促進などを図ることを目
的としており、平成22年度は市内の茶工場、茶専門店などで、静岡牧之原茶のおもてなしとして、牧之原
のお茶やお菓子を無料で提供する無料お茶カフェを10月から開店し、生産者及び販売者などが主体的に意
識を高め合って、お茶の消費拡大及び販売促進に取り組んだところでございます。
次の牧之原市手揉み保存会補助金は、手もみ技術の保存、継承や市内小学生を対象とした手もみ体験
学習、各種イベントでの手もみ実演などの幅広い活動に対し補助したものでございます。平成22年度は、
11月に静岡市で第14回全国手もみ製茶技術競技大会が開催され、13都県から3人1組の25チームの出場が
あった中、牧之原チームが初優勝し、輝かしい成績をおさめたところでございます。
次に、備考欄7の茶園整備事業費は、茶園の改植に対する苗木補助と国の強い農業づくり交付金事業
に関する補助金でございます。
茶園改植事業補助金は、8個人と5団体に対する苗木補助で、補助面積は合計12.8ヘクタールでござ
いました。
次の上庄内原植栽組合茶植栽事業補助金は、国の強い農業づくり交付金事業を活用し、上庄内原植栽
事業に補助金を交付したもので、国庫補助率は50%以内でございます。この上庄内原地区は、県営畑総事
業により、茶園の区画整理事業を実施した箇所で、4.32ヘクタールの植栽を実施いたしました。
この財源は、農林水産業費県補助金、強い農業づくり交付金を充当しております。
次は、農林水産課に移ります。
○農林水産課長(秋野裕之君)
続きまして、6款1項4目畜産業費、1、畜産振興事業費です。補助金の畜産振興会は、榛南地域畜
産振興会への補助金であります。
死亡獣畜処理は、市内で死亡した牛2頭、豚10頭の処理に補助したものであります。
次はお茶振興課の説明です。
○お茶振興課長(小関美敏君)
-62-
引き続いて、130ページをお願いします。6款1項5目土地改良総務費、備考欄1の職員給与費は、お
茶振興課で土地改良事業等を担当する職員3名分の給与並びに諸手当等でございます。
次に、備考欄2の土地改良一般事務費のうち負担金は、土地改良事業団体連合会への負担金で、県
営・市営事業で実施した土地改良事業に対する賦課金、農道台帳管理事業賦課金などでございます。
次に、備考欄3の湛水防除施設等管理費は、2級河川の勝間田川及び坂口谷川に農地の排水をするた
めに設置している4カ所の排水機場の維持管理等に要するものでございます。
主なものは、光熱水費や、次の庄内排水機場のエンジン始動弁、榛原第2排水機場の水道漏水などの
修繕料のほか、榛原第1排水機場の主ポンプ分解調査業務、自家用電気工作物などの点検業務などの委託
料でございます。
工事請負費は、中排水機場真空ポンプ整備などの工事を実施いたしました。
この財源は、農林水産業費県補助金、(県単)農業農村整備事業中排水機場を充当しており、県補助
金3分の1でございます。
次に、備考欄4の農地・水・環境保全向上対策事業費の負担金は、菅山原、勝間上、勝間下の3地区
で取り組んでおります農道や農業用排水路などの点検修繕などの保全活動に対する県協議会への負担金で
ございます。なお、この3地区の共同活動団体には、共同活動支援交付金が県の地域協議会から直接交付
されております。
次に、備考欄5の大井川土地改良事業負担金の主なものは、次の132ページをお願いいたします。平成
11年度から21年度にかけ、国営かんがい排水事業1期事業として実施した大井川用水施設の改修工事に伴
う償還金8,164万6,839円が主なものでございます。この国営かんがい排水1期事業では、河口取水口のゲ
ート改修、栃山川頭首工、幹線用水路の改修、大井川サイフォンの改修などの工事が順次実施されました。
全体事業費としては、約125億円でございまして、負担割合は国3分の2、県5分の1、関係4市1町が
15分の2、13.334%になりますが、ということでございます。
次に、備考欄6の国営牧之原農業水利事業負担金は、昭和53年度から平成9年度までにかけて実施し
た河口取水口、牧之原揚水機場、幹線用水路などの国営事業費に対しての償還にかかる負担金であります。
この事業の償還は、平成26年度に完了する予定で、平成22年度末の償還残額は約4億4,000万円でござい
ます。
次に、備考欄7の基幹水利施設等管理事業負担金は、牧之原畑総事業に関するもので、国営事業とし
て整備した河口取水口、導水路、牧之原揚水機場、調整水槽などの維持管理に対する基幹水利施設管理事
業負担金が主なものでございます。この管理事業は、牧之原畑総土地改良区が国及び県の補助を受け、施
設の維持管理を実施しており、国・県の補助率は国30%、県30%、関係5市が40%でございます。
次に、備考欄8の農業集落排水事業特別会計繰出金は、笠名地区の農業集落排水特別会計予算への繰
出金でございます。
次に、備考欄9の県営牧之原畑地総合整備土地改良事業負担金のうち、牧之原畑総土地改良区特別賦
課金は、県営事業で昭和48年度から平成19年度にかけて実施した農地かんがい事業や農道整備事業の償還
にかかる賦課金でございます。この県営事業分の償還は、平成37年度に完了する予定で、平成22年度末の
償還残額は約22億7,500万円でございます。
次の県営土地改良事業(二期)負担金は、仁田、勝間田、鬼女新田、片浜、切山、坂部の6地区の畑
総二期事業に対する負担金で、平成22年度は主に勝間田地区の上庄内原地区の9.4ヘクタールと坂部地区
の鳴子原地区5.7ヘクタールの茶園区画整理工事を実施いたしました。
事業費に対する基本的な負担割合は、国50%、県30%、市10%、地元農家が10%でございます。平成
-63-
25年度までに全地区での事業完了を目指しております。
次に、6款1項6目土地改良費の備考欄1の(県営)広域農道事業負担金は、県営事業で昭和57年度
から旧相良町及び榛原町、吉田町を接続する広域的な農道整備を進めているもので、平成22年度は事業の
最終箇所の吉田町境の道路改良及び県道の交差点改良工事などを実施しました。
平成22年度工事の一部が平成23年度へ繰越事業となっており、平成24年3月に広域農道全線の工事が
完了する予定でございます。
事業費に対する負担割合は、国50%、県40%、市が10%でございます。
次に、備考欄2の(県営)空港関連農地開発事業負担金は、空港関連農地開発事業で実施した切山大
旗地内の1号調整池で法面崩壊の兆候が確認されたため、県営事業で平成21、22年度に抑止対策工事を実
施したものであります。22年度末に事業が完了いたしました。市の負担は事業費の20%でございます。
この財源は、農林水産業費県補助金、空港隣接地域振興事業(切山大旗地区)を充当しております。
次に、備考欄3の県営農業農村整備調査費負担金は、県営事業で河川応急事業として改修を予定して
おります2級河川勝間田川の鉱山用水改修に関するもので、設計調査費に対する負担金であります。市の
負担は(県単)調査費の50%でございます。
次に、備考欄5の(県単)農業農村用水路農地事業費は、土地改良事業の積算システム使用料と坂口
谷川南部地区の湛水防除対策に対する流末排水路の土地購入費でございます。
次に、備考欄6の用水路改修費は、市内全域にかかる用水路の修繕等を実施したもので、10件分と原
材料費でございます。
次に、備考欄7の(県営)湛水防除事業負担金は、昭和46年に県営湛水防除坂口谷川地区として実施
した榛原第2排水機場に関するもので、設置後40年が経過し、施設の老朽化とともに、地域の開発に伴い、
湛水継続時間などが増加しているため改修を予定しているものでございます。平成22年度は、施設の改修
にかかる実地設計業務、用地買収と機場下部の工事は、平成23年度への繰越事業となっております。事業
に対する負担は、国55%、県35%、市15%でございます。
次の備考欄8から134ページにかけての備考欄11、それと90は所管が建設部でございますので、後ほど
建設部から説明となります。
次は、農林水産課にかわります。
○農林水産課長(秋野裕之君)
続きまして、6款2項1目林業総務費、1、森林保全費です。保安林内の松くい虫の防除や除草清掃
管理に要した費用が主なものとなっております。
委託料の保安林管理業務は、国道150号線沿い及び海水浴場周辺の保安林内の清掃管理、須々木、片浜
海岸の保安林内の除草作業に要した経費であります。
以下、委託料の森林病害虫獣対策業務や森林整備加速化・林業再生事業業務は、薬剤の地上散布、予
防剤注入及び伐倒駆除により、松枯れの原因となる松の材線虫や媒体となる松のマダラカミキリムシを駆
除する業務であります。地上散布では12ヘクタールを、伐倒駆除では47.9立方メートル、松263本を、予
防剤注入では松68本に実施をいたしました。
この事業に、森林整備加速化・林業再生事業国庫補助金と県の森林病害虫獣総合対策事業補助金及び
委託金を主な財源として充当しております。
次に、2目林業振興費、1、鳥獣保護等対策費です。委託料の有害鳥獣駆除対策業務が主なもので、
牧之原市の猟友会に駆除業務を委託しているものであります。平成22年度はイノシシ、ハクビシン、猿、
カラス、ドバト等、野菜畑や茶園、果樹園への被害があり、捕獲を依頼いたしました。結果、イノシシ8
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頭、ハクビシン2頭、カラス53羽、ドバト7羽、ヒヨドリ5羽を捕獲し、埋設また焼却処分をされており
ます。
次はお茶振興課の説明になります。
○お茶振興課長(小関美敏君)
引き続いて、6款2項3目治山費、備考欄1の(県単)治山事業費は、平成21年8月の駿河湾沖地震
により被害を受けた笠名地区に関するもので、平成23年度において県単治山事業を実施するため、測量及
び実施設計業務などを実施したものでございます。
次は、農林水産課に移ります。
○農林水産課長(秋野裕之君)
続きまして、6款3項1目水産業振興費、1、水産業振興費です。安定的な水産資源の確保や漁場の
回復など、沿岸漁業の振興に要した費用です。
榛南地域磯焼け対策協議会負担金は、サガラメの養殖試験やカジメ群落の蝕害防止事業に負担したも
のであり、地域栽培推進事業は、榛南海域へヒラメ、マダイの放流事業に負担したものであります。
沿岸漁場整備開発事業は、静岡県が事業主体となって、海藻を着生させたブロックを海底に沈め、榛
南海域の藻場の回復を行う事業であり、22年度をもって事業は終了いたしました。結果として、104ヘク
タールもの藻場の回復が認められました。これは沿岸部に迫る勢いで藻場が回復していると聞いておりま
す。
次に、環境・生態系保全活動支援事業負担金は、平成21年度から県環境・生態系保全対策協議会が事
業主体となって実施された榛南海域の回復した藻場をアイゴ等から守るための刺し網駆除事業の市の負担
金であります。この事業には、県の環境・生態系保全活動支援事業費補助金を充てております。
次に、2目漁港管理費、1、地頭方漁港施設管理費です。主なものは、地頭方プール前の港内道路の
区画線の設置工事、また漁場の協会への負担金であります。
次に、3目海岸保全施設費、1、地頭方漁港津波高潮防災ステーション管理費です。
修繕料として、吸込ガラリの改修、エアコン、ドレーンポンプの修繕、UPS無停電電源装置の修繕
を実施いたしました。
また、委託料は、毎月実施する地頭方子局の自家発電装置等の保守点検業務と陸閘の保守点検業務が
主なものでございます。
工事請負費は、地頭方子局の無停電電源装置の蓄電池取替工事でございます。これは、保守点検時に
おいて、異常が発生したため検査した結果、蓄電池の劣化が見られ、ゲートの自動操作に支障を来す場合
があるということで、予備費を流用し早期に正常化を図りました。
次は、7款商工企業課でございます。お願いします。
○商工企業課長(小栗弘行君)
続きまして、7款商工費であります。1項1目商工総務費、1の職員給与費は、観光空港室7人、商
工企業室8人、静岡県東京事務所及び東遠工業用水道企業団、それと県企業局へ派遣しております各1名
の合計18人の人件費でございます。
続きまして、次ページの消費者行政対策費であります。消費生活相談事業に伴う費用と消費者協会へ
の委託料が主なものでございます。
委員等報酬の消費生活相談員は、常勤の専門相談員1人と毎週水曜日に行ってきました消費生活相談
を担当しました非常勤相談員3人の報酬であります。
消耗品は、県消費者行政活性化基金を使いまして、啓発用のパンフレットを購入し、印刷製本費につ
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きましては、センターの周知用のポスターですとか、回覧板等を印刷いたしました。
市民相談センターでありますが、平成22年4月に開設いたしまして、1年間運用してまいりました。
消費生活相談だけではなく、一般相談や法律相談、心配ごと相談等の相談も受け付けておりまして、1年
間で1,034件の相談が寄せられ、そのうち消費生活相談は昨年の年間相談件数を大幅に上回る337件の相談
がありました。
なお、財源としまして、歳入20ページの消費者行政活性化基金及び、24ページの権限移譲事務交付金
の商工事務委託金を充てております。
次に、7款1項2目の商工業振興費、1の商工業振興対策費であります。商工会への補助金や資金融
資の利子補給及び商工業者が行う活性化事業への支援などが主な支出であります。
地域産業活性化交流事業業務委託料は、商工業の活性化を目的に商工会に委託し、11月に市内の商工
業団体など76団体が出店してイベントを実施したものでありまして、これは空港開港1周年の記念もあり
まして、就航先である小松市ですとか、友好都市の人吉市からの参加もいただきました。
補助金の商工業振興事業費は、平成20年4月に合併しました商工会への補助金であります。
市内商工業者の経営改善に関する相談や指導にかかる経費や、振興を図る各種事業に充てられており
ます。
次の商工業振興資金利子補給金は、公的融資制度を利用して借り入れた中小企業の設備資金の利息の
一部を補給する事業であります。昨年度は118件の申し込みがありました。
次の創意工夫の商工業振興資金事業補助金は、個別の商店街や業界団体がみずからが売り上げ向上を
目的に創意工夫をし、活性化を図ろうという事業に支援をする補助金であります。平成22年度は4団体が
商店街活性化や子育て応援を絡めた販路拡大など、みずからの考えで企画、運営をいたしました。
次の商店街街路灯設置事業補助金は、商店街からの要望もあり、41基の街路灯の電球を環境に配慮し
たLED省エネ電球に交換する事業に補助いたしました。
なお、財源といたしましては、歳入20ページの労働費県補助金のいきいき商店街づくり事業費補助金
を充当しております。
次に、2の中小企業対策費でありますが、経営安定及び設備投資に当たり、中小企業者の負担を軽減
するための各種融資制度への利子補給が主な支出であります。
負担金の県信用保証協会は、市の融資制度を利用する中小企業の資金借り入れに対して、そのデータ
を管理する事務費の負担金であります。
補助金の中小企業事業資金利子助成は、中小企業の事業資金の借入利息の一部を支援するもので、短
期経営改善資金と小口資金融資制度の2種類の制度が利用できます。国の緊急経済対策に対応した低利な
商品等が市場に出回っており、利用額はリーマンショックが発生した20年度に比べまして、12%ほどの減
となっております。
次の小口資金保証料補給金は、さきに述べた小口資金融資の借入時に必要となる信用保証料について、
借り入れから1年間分をあわせて補給するものであります。
続いて、7款1項3目、1の企業立地対策費であります。これは、東遠工業用水道企業団への支出金
が主なものであります。
普通旅費については、市内に立地する企業の本社等への訪問の旅費であります。リーマンショックに
加え、円高、デフレ、国内市場の収縮など、トリプルパンチから企業の生産活動は大きく落ち込んでおり
ます。東日本大震災が発生し、企業の生産活動も低滞し、当市でも大きな影響を受けておりました。その
ような中でありますが、県企業局による中里工業団地造成工事も着実に進んでおりまして、8月末現在
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87.4%の進捗状況でありまして、県企業局と連携し、来年3月の完成を目指して進めております。
財源としましては、歳入24ページの工業立地法関係事務委託金が充てられています。
負担金と出資金の東遠工業用水道企業団は、平成19年の設立に、同企業団を構成する4市で経営が安
定するまでの5年間各市均等で支援することを決めておりまして、金額は負担金と出資金で合計600万円
となります。
次に、2の御前崎港利活用推進費であります。港湾に関係する諸事業のうち、主にポートセールスを
中心とした利活用推進事業でありまして、この部分は産業経済部で所管しております。
負担金の御前崎港振興会、御前崎港整備促進期成同盟会、御前崎港ポートセールス実行委員会、静岡
県港湾振興会の四つの組織への負担金が主なものであります。
御前崎港内の第2バースの建設について、国、県に対する要望活動ですとか、御前崎港の利用促進を
図るため、国内外の荷主、船会社へのポートセールスに取り組んできました。その結果、事故を起こしま
したガントリークレーンも新たに設置され、供用を開始をいたしまして、航路につきましても、ことしの
4月に中国、赤湾航路と6月から韓国の釜山航路が開設されております。
次は、観光空港課からの説明であります。
○観光空港室長(中田
明君)
7款1項4目観光費の1、観光振興対策費でありますが、魅力ある観光事業の推進や観光資源の積極
的なアピールを図り、環境産業の振興を図ろうとする事業でありまして、観光施設や総合観光センターの
管理のほか、広域の観光振興団体と協力して、事業を推進してまいりました。
また、市の最大の観光資源である海を活用したイベントなどの実施を観光協会への補助金を通して支
援をさせていただいております。
委託料は、総合観光センターの管理業務委託料となります。
土地の賃借料は、観光センターや観光施設の案内看板などの9件分の賃貸料となっております。
負担金は、富士山静岡空港周辺地域観光振興研究会、これは周辺地域の広域的な観光振興の展開を図
るべく、周辺7市2町の観光担当者で協力し、活動している研究会への負担金となります。
県観光協会負担金は、県内市町村や地域の観光協会、観光団体などにより組織された県観光協会への
負担金となります。
補助金は、観光協会の補助金で、市から牧之原市観光協会へ支出をしたもので、観光の振興及び観光
誘客のための事業などの実施補助金となります。その他、マリンスポーツ大会の事業開催の支援として、
ビーチクリーンカップ、テニストーナメントへ補助金を支出いたしました。
財源といたしましては、34ページの商工費雑入、自動販売機手数料を充当しております。
2の観光宣伝対策費でありますが、牧之原市の魅力を広く知ってもらうために、キャンペーンの実施
や観光商品、観光ツールの作成など、あるいはフィルムコミッションの事業を行う事業などとなります。
富士山静岡空港の開港に伴い、牧之原市を国外の就航先へPRするために、多言語のパンフレットや道路
マップの増刷を行いました。
印刷製本費は、多言語パンフレットや観光パンフレットの追加印刷、それから、観光案内ポスター、
展示パネルなどの印刷となります。
負担金は、県大型観光キャンペーン推進協議会及び中部地区の観光協議会への負担金となります。
財源といたしましては、34ページ、5の商工費雑入、その他の雑入を充当いたしております。
3の海水浴場開設及び海岸整備費でありますが、静波海水浴場、相良サンビーチの開設の準備や運営、
シーズン及びオフシーズンの維持管理、ライフセービングハウスにかかる経費などとなります。平成
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22年度は天候にも恵まれまして、両海水浴場で78万2,000人の遊泳客の方に訪れていただきました。
光熱水費は、海岸の照明灯、トイレ、ライフセービングクラブハウスの電気、水道、ガス代で、修繕
料は、海岸のトイレやトイレの機器類の修繕、観光案内看板などの修繕となります。
141ページをお開きください。手数料ですが、浄化槽の検査手数料は、相良サンビーチのトイレの浄化
槽の検査料で、汲み取り料は静波海岸などのトイレの汲み取り料となります。
委託料の駐車場管理運営等業務は、静波、相良両海水浴場の開設、片づけ、駐車料金の徴収、交通整
理などの業務をシルバー人材センターや警備会社などへ委託をしたものでございます。
海岸清掃等業務は、静波海岸の清掃を静波区やシルバー人材センターに委託をしているもので、海水
浴場の管理・監視業務は、両海水浴場の監視運営業務の委託料となっております。
工事請負費は、両海水浴場の警備本部の建築及び解体、給排水工事、電気、水道設備、各種看板の設置
工事などとなります。
財源といたしましては、10ページ、商工使用料の海岸駐車場料金を充当いたしております。
4の地頭方プール施設管理費でありますが、小規模なプールではありますが、遊び要素を取り入れ、
家族や小学生を受け入れやすいプールとして運営をしています。近年、レジャーの多様化や近隣のプール
の開設に伴う入場者の減少や施設の老朽化に伴い、運営には厳しいものがありますが、地元の皆様のご協
力をいただき、日よけや案内看板などを作成したりして、多くの方にご利用いただけるよう努力をしてま
いりました。
光熱水費は、プール施設管理のための電気、水道、ガス代で、修繕料は更衣室の窓やドアの修繕、壁
面の塗装等を実施いたしました。
手数料は、浄化槽の検査、プールの水質検査や清掃手数料、スライダーシートの取りつけや法定点検
手数料となっております。
委託料は、プールの監視業務の委託料となります。
財源といたしましては、10ページ、商工使用料の地頭方プール分を充当いたしております。
5の空港利用推進費でありますが、空港利用推進を図るための事業、並びに空港と地域が調和した地
域づくりを実施するための事業ということになります。平成22年度は、県が実施をいたしましたふじの国
3776友好訪中団への協力や上海万博静岡ウィークへの参加、中国閘北区との交流、中国・小主人報新聞学
校の修学旅行生の受け入れなどの交流を実施をいたしました。
費用弁償は、上海万博静岡ウィークのステージに参加いただいた市民18名の旅費となります。
普通旅費は、静岡ウィークやふじの国3776の訪中団への参加及び国内の就航先都市との交流のための
旅費となっております。
150ページをお開きください。筆耕翻訳料は、静岡ウィークに出演に当たっての中国語の台本の翻訳筆
耕料となります。
負担金は、空港推進関係団体などへの負担金となります。空港利用促進協議会への負担金は、空港の
利活用促進活動を初め、地域経済の活性化に向けた事業推進のための支出となっております。
財源といたしまして、34ページ、商工費雑入の静岡県市町村振興協会助成金を充当させていただいて
おります。
産業経済部からの説明は以上となります。ご審議ほどよろしくお願いを申し上げます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
説明は終わりました。
ここで10時まで休憩といたします。
-68-
〔午前
9時47分
休憩〕
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔午前
10時00分
再開〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。中野康子君。
○(中野康子君)
128ページの牧之原市茶業振興協議会192万円ですが、お茶カフェの5個スタンプを集めるとボトル、買
い物袋等がいただけますが、昨年の10月から今までかかった分ですけれども、どれくらいの費用がかかっ
ていますか。わかったら教えていただきたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。お茶振興課長。
○お茶振興課長(小関美敏君)
それでは、お答えさせていただきます。費用の方はちょっと今、把握して、今、数字を持っていないも
ので、大変申しわけございませんが、数の方ですが、お茶カフェの開店者が初め31から36になっていまし
て、ポイントカードの回収の方なんですが、約280くらい出ております。市内の方が200くらい、市外の方、
県外の方も数人おりますが80人くらいで、あわせて280くらいというような形になっています。
それで、ポイントとしては、マグボトルとか、ランチバック等を進呈すると、5点となった場合。それ
が大体500円程度くらいの物ですから、金額的には15万円弱くらいですか、というような景品の数字にな
るかと思います。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
中野康子君。
○(中野康子君)
お茶カフェはすごいやっぱりいいことで、私、発想もすばらしいし、お茶を広めるためにすごくいいと思
います。今月、私どもも18日に行います。1日で原なんか5個スタンプが全部押せてしまうんです。そう
すると、来てくださるお客様がもう定着してしまって、お茶を1杯飲んでこのスタンプを教えて景品をも
らう。だから、きっと回収を見ると、同じ方の名前だと思うんです。だから、もうちょっと広めるために、
私もいろいろ考えるんだけれども、何かもうちょっといろんな人たちに、例えば、歩かないとこれない人
というのは五つなんかなかなかスタンプは押せない。何回も同じところへ・・・。そういうようなことも
あるものだから、ちょっと景品も500円にしてはいい景品ですよね。結構、考えてくださってあって。だ
から、広めてこういうのをもらえるよというのも広まればいいし、こういったものをもらって、そしてお
茶も買っていただけると本当は一番うれしいんだけれども、定着している、いつもいつも来る人はお茶を
ちょっと飲んで、お菓子をいただいて、このスタンプをもらってという方がちょっと多くなっているもの
で、回収の名前を見ると多分、同じ名前だと思う。だから、そういうので広めていく工夫を私も考えます
ので、ぜひお茶振興課の方でもお願いしたいなというふうに思います。○総務建設副委員長(本杉光雄君)
お茶振興課長。
○お茶振興課長(小関美敏君)
いろんなご意見ありがとうございます。お茶カフェについては、3年を目途にということで昨年度から
開始をしております。当然、なかなか数字的にすぐ何がどうというのは難しいんですが、開店者数もふえ
-69-
ておりますし、今、言われたようにダブっている方もいるかもしれませんが、数もふえてきております。
それと、電話なんかでも「いつ開店するんですか」とかという問い合わせも結構来たりしておりますので、
そういうものも含めて、少しずつ定着しているのではないかなと思っています。今後、あり方については、
茶振協の中に宣伝隊の会もございますので、今、言われた点も含めて検討させていただいて、いろんな方
にもっともっと知っていただいて、来ていただけるように、努力していきたいと思いますので、またぜひ
ご支援よろしくお願いいたします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
よろしいですか。ほかに質問はありませんか。増田伸三君。
○(増田伸三君)
質問というよりも確認になるかもしれません。132ページの上の方の県営牧之原畑地総合整備土地改良
事業負担金4億4,600万円のやつですけれども、よく牧之原市の財政の健全化の話になると、牧之原市は
畑総がきいているものだからって、そういうような説明をされますけれども、これがその分でしょうか。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
お茶振興課長。
○お茶振興課長(小関美敏君)
今、言われたのは、132ページ、9の県営牧之原畑地総合整備土地改良事業負担金の関係かと思います。
これは、先ほどご説明したように、昭和48年から19年度までに県営の牧之原畑総事業ということで、畑地
かんがい事業や農道整備事業、あと茶園の区画整理事業などの事業を実施しました。それに対する国と県、
残りの負担金約10%になりますが、それの償還を借り入れて、一度に払うというのができないものですか
ら、その償還がこれに当たります。償還の方、今、言われた県営の土地改良区特別賦課金というのが、こ
の分が3億5,116万6,693円になります。これが、工事にかかった分の償還金でございます。
24年度が約3億5,100万円の償還があります。25年度は約1億円ちょっと減りまして、2億5,000万円く
らい。26年度はそれからさらに2,600万円くらい減って2億1,900万円くらいと、今がちょうど24年度まで
がちょっとピークという形ですが、これからそういうことで減っていきまして、37年に償還が完了すると
いうような状況でございます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
増田伸三君。
○(増田伸三君)
詳しい説明ありがとうございました。要するに、これがきいているという、財政健全化を判断するとき
に、これがきいていると考えていいわけですね。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
産業経済部長。
○産業経済部長(榑林初夫君)
そのとおりでございます。
○(増田伸三君)
了解です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑はありませんか。大石和央君。
○(大石和央君)
少しお聞きをいたしますけれども、先ほどもありましたけれども、茶業振興費、128ページですけれど
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も、負担金とか、補助金という形で出されていますけれども、こうした中でお茶の消費拡大、販売促進と
いうものが、どのように、数字的に見えてこない部分ってあると思うんですけれども、やはりせっかく事
業を展開して、これだけお茶の販売が伸びるとか、消費が拡大するとかという、そういう何か兆しがある
ようなデータを持っているでしょうかということをお聞きいたします。
もう一つは、商工費の138ページですけれども、東遠工業用水道企業団の負担金と出資金で計600万円と
いうことでありますけれども、その支出に対して、本市ではスズキと東洋製罐が利用されているというこ
とで、この水道料の収入的なものはどんなものだったんでしょうか。少し教えていただきたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。お茶振興課長。
○お茶振興課長(小関美敏君)
今のお茶の振興に関する兆しのあるデータというお話ですが、特段にデータというものは今とらえては
ございませんが、お茶について、昨年、凍霜害、ことし震災の関係の放射能の問題等ございまして、その
前もかなりお茶の価格低下という部分も聞いております。そういう中で、非常に厳しい状況にあるなとい
うのは感じております。ので、農家の皆さんもそういう中でいろんな苦労をされて、お茶をできるだけい
いお茶をつくり、独自の販売をされている方もいらっしゃいますが、そういう取り組みがされているので
はないかと考えております。
市としても、いろんなPRだけでどれだけ効果が出るかというのは難しい面もございますが、直に、お
茶を持っていって飲んでいただいてもらえば、静岡のお茶はおいしいなということを言っていただけます。
昨日も前橋の方のちょっとイベントがございまして出かけてまいりましたが、「静岡のお茶ですよ」と言
うと「ああ、おいしいですね」ということで皆さんも言っていただけますし、たまたまそのときは、紅茶
とか、プーアール茶とか、ウーロン茶、市内の茶葉でつくったそういうものも持っていってPRもさせて
いただきました。緑茶だけですとなかなかインパクトも少ないものですから、そういういろんなお茶もあ
るということも知ってもらった中で、今後も進めていきたいと考えております。
データについては、細かいものはそういうものはちょっとないもので、数字的なものでご説明というの
は非常に難しいので大変申しわけございませんが、そういう中でまた私たちも取り組んでいきたいと思い
ますので、よろしくお願いいたします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
商工企業課長。
○商工企業課長(小栗弘行君)
東遠工業用水道企業団の収入ということでございます。これは、東遠企業団4市の一部事務組合で運営
しておりまして、牧之原市としましては、先ほど言われましたように、スズキと東洋製罐の方が使用して
おります。収入の方は直接企業団の方に入りまして、その企業団の運営の中で不足しているものが、それ
とあと運営にかかるものについて、各市で600万円ずつ補助しているという状況でありまして、収入につ
いては直接そちらへ入ってしまうということであります。
水の単価としましては、52円ほどの単価で水を売っているという状況でありまして、スズキとか、東洋
製罐から幾ら収入があるかというのは、少し資料を持ち合わせておりませんので、またそれは後ほどわか
りましたらお知らせをしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに、粂田幸一君。
○(粂田幸一君)
-71-
136ページの沿岸漁場整備開発事業ということで、ただいまこれは平成22年に終了したということで、
104ヘクタールの藻場が回復したというようなご説明がありました。この見通しとして、私たちが子供の
時分には、相良のワカメとか、カジメなんか食べたわけですけれども、そういうことが期待できる見通し
というのがついてきたのでしょうかという、成功しているかどうかという、そういう点を1点伺いたいと
思います。
もう一つ、今までちょっと気がつかなかったんですけれども、130ページの中段にある賃借料で、丸顔
池というんでしょうか、丸顔池遊歩道土地賃借料というのがあるわけですけれども、この経過というのは、
賃借料を払って遊歩道をつくっているということがどういうことなのかなという、これがそういう必要が
あるということで出していると思いますけれども、この経過というのはどういう形で賃借料を払うように
なったのか、そこら辺を伺いたいと思います。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。農林水産課長。
○農林水産課長(秋野裕之君)
沿岸漁場整備開発事業ということで、藻場の回復ということで、静岡県が事業主体となりまして、5年
間1億円ずつということで事業を進めてまいりました。その結果、先ほども報告させていただきましたが、
104ヘクタールという回復を得たということ。全体では800ヘクタールの藻場があって、それが全滅したと
いうことで、それをどうにか回復するということで現在やってきてここまでまいりました。
聞くところによりますと、自然の岩礁にも海藻が付着しているというのも見受けられておりますので、
先ほども沿岸部に迫る勢いで回復しているということでございますが、そういうことで、回復の兆しはあ
るというふうに考えております。
また、サガラメの関係ですが、サガラメも今、磯焼け対策協議会の方でいろんな事業をやっておりまし
て、昨年はロープにつけて、表層でどれくらい成長するかというようなことで、それも何十センチかのサ
ガラメができたということで、それの商品開発なども研究した県の事例なんかもありまして、非常に希望
は明るいというふうに思っております。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
お茶振興課長。
○お茶振興課長(小関美敏君)
それでは、丸顔池の遊歩道の賃借料の関係ですが、これは、池の老朽ため池の改修事業のときに、あわ
せて景観も図るということで、遊歩道も設置をしたというように聞いております。面積的には2件のとこ
ろから700平米ございます。池の周辺になりますが、ここの土地をお借りをしているということで、何年
からというのはちょっと年数的なものは今、把握しておりませんので、わかりましたらまたご報告をさせ
ていただきたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに、赤堀
○(赤堀
勳君。
勳君)
質問をさせていただきます。140ページ、7款1項3目の3の海水浴場開設及び海岸整備費でございま
す。次のページの142ページに海水浴場管理・監視業務というような項目で973万円ばかりの委託料を払っ
ているということで、今の説明だと委託料を払っているよというだけの説明だったんですが、どこにこの
-72-
監視業務を委託しているか。昨年の連合審査のときには、たしか観光協会へ委託しているというような説
明を記憶しているんですが、そこら辺をちょっと説明をしていただきたいと思います。
それと、その下の工事請負費で、警備本部建築解体工事その他ということで972万7,000円の工事費をう
たってございますが、昨年21年の審査のときには、12の工事の説明がありました。今回は工事ほかという
ことで一括で説明がしてありますけれども、この中には、相良サンビーチとか、静波海水浴場の警備本部
の建築、また解体の工事が入っているかと思うんですけれども、そこら辺の数字をできたらサンビーチ、
それと静波海水浴場のどのくらいの工事費があったか、ちょっと教えていただきたいと思うし、また、去
年、サンビーチと静波海水浴場の建築工事・解体を同じ業者がやっているのか、それとも別々の業者がや
っているのか。また、過去ずっとやっているかと思うんですけれども、どのような業者さんがこの工事を
請け負っているか教えていただきたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。観光空港課長。
○観光空港課長(中田
明君)
3点ほどご質問をいただきました。1点目の監視業務ということでござい
ますが、直接の監視業務は、監視長、それからライフセーバーに直接監視を実施をいただいております。
契約の方法ですけれども、観光協会にこの監視業務を委託させていただいて、観光協会とライフセーバー
あるいは監視長と直接契約といいますか、業務を実施していただいているというような状況です。全体と
しては、観光協会へ市としては委託をさせていただいているという状況でございます。
それから、委託先の詳細でございますけれども、少しお待ちください。
委託の内容でございますが、観光協会への委託であったり、シルバー人材センターへの委託、あるいは
静波区への委託、それから、民間の警備会社への委託というようなことで、幾つかの事業、委託の業務に
分かれてまいります。例えば、シルバー人材センターで言いますと、相良シーサイドパークの清掃及び植
栽管理業務の委託というようなことで、77万円ほどお願いをしております。それから、オフシーズン、要
は9月から6月までということになりますが、こういったところの海岸のトイレですとか、海岸の清掃業
務委託、こうしたものもシルバーにお願いをしております。シルバーで申しますと、海水浴場の駐車場の
開設の準備、あるいは片づけ、運営業務を委託をさせていただいております。626万9,000円ほどの金額と
なっております。
それから、観光協会は先ほどお話をさせていただきましたが、海水浴場の監視管理業務というようなこ
とで973万9,000円ほどの契約をさせていただいております。
あと、静波区ですが、静波区の方は海水浴シーズン、夏季の海岸清掃というようなことで360万円ほど
の委託をさせていただいているということ。それから、ビーチクリーナーを持っていただいて、流木等の
処理、こういったものも実施していただいておりますので、こちらもビーチクリーナーの海岸清掃業務委
託というようなことで、90万円ほどの委託をさせていただいております。
警備本部の工事でございますけれども、相良の警備本部は竹内鉄工さん、それから榛原は曽根建工さん
に工事の請負を実施していただいております。
以上でございます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
赤堀
勳君。
○(赤堀
勳君)
海水浴場管理・監視等は、970万円というお金、これはライフセーバーですか、これにも監視を委託し
ていると思うんですけれども、これは観光協会から委託をしているということで、言うなれば、再委託と
-73-
いうような格好でやられているのでしょうか。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
観光空港課長。
○観光空港課長(中田
明君)
再委託というような形になっております。その辺も直接ライフセーバーなりとの契約というようなこと
も少し検討はさせていただいたんですが、ライフセーバーさんの組織が市としての契約相手方として直接
実施をすることはどうかという疑問点もございましたので、そういった中で、観光協会を通じての業務の
委託というようなとり方をさせていただいております。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
赤堀
勳君。
○(赤堀
勳君)
今の監視業務についてはわかりました。警備本部の建築・解体というようなことで、先ほど相良サンビ
ーチ、それと静波海水浴場で、昨年度どれだけの金額で契約がされているか、昨年は先ほども言ったよう
に、詳しく相良サンビーチについては280万円、それで静波海水浴場については267万7,000円というよう
なご説明があったんですが、今回はそのような説明がなかったものですから、ちょっと数字的なことを教
えていただきたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。観光空港課長。
○観光空港課長(中田
明君)
お答えをさせていただきます。相良サンビーチ警備本部の建築及び解体工事一式でございますけれども、
請負人が株式会社竹内鉄工さん、契約金額が252万円ということです。それから、静波海水浴場の警備本
部の方は、曽根建工株式会社さんで、最終的な精算が283万5,000円ということで、22年度は実施させてい
ただいております。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
お茶振興課長。
○お茶振興課長(小関美敏君)
先ほどの粂田議員の丸顔池の関係ですが、町の方で契約しているのが平成16年度からという形になりま
すので、よろしくお願いします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
商工企業課長。
○商工企業課長(小栗弘行君)
先ほどの大石議員の東遠工業用水の関係でございますが、スズキの使用量ですが、22年度につきまして
は34万6,000トンほど使用しております。使用料としましては3,100万円ほどの収入です。東洋製罐につき
ましては、4万5,000トンほどを使用しておりまして、190万円ほどの収入があったということでございま
す。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑はありませんか。増田伸三君。
○(増田伸三君)
ただいまの赤堀議員の質問を聞いていまして思ったんですけれども、今、シルバーとか観光協会とか、
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いろいろな補助金を出している団体へまた委託している。そういった話が出たんですけれども、そういう
ことがあるなら、会計決算資料へ補助金を出している団体を全部縦に一覧にして、そして補助金が幾らで、
そのほかに委託料がある、ほかに何かある。結果何とかという団体へ総額で幾ら払ったと、そういうよう
な表があった方が変なことを考えなくていいと思うんですけれども、今後、そういったものをつくってい
ただく用意があるでしょうか。私はそういったものがあった方がいいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。政策協働部長。
○政策協働部長(横山裕之君)
団体への補助金につきましては、また精査をいたしまして、どこの団体まで含めるかも含めて、検討さ
せていただきたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
増田伸三君。
○(増田伸三君)
ぜひお願いします。それでないと、補助金の名目でどこかへ出ていて、別の名目でどこかへ出ていると、
そういうようなことはないでしょうけれども、そんな疑いを払拭するためにも、そういう資料を決算資料
に今後つけていただきたいです。よろしくお願いします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と言う者あり〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
これで質疑を終わります。
ここで、職員の入れかえがあります。自席にて休憩といたします。
〔午前
10時30分
休憩〕
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔午前
10時32分
再開〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、8款土木費、11款災害復旧費の説明を求めます。維持管理課長。
○維持管理課長(栗田博之君)
それでは、平成22年度の建設部と市民生活部に関係いたします決算につきましてご説明させていただ
きます。資料5の歳入歳出決算事項別明細書をもとに説明させていただきます。歳出につきましては、備
考欄に従いまして順に説明させていただきますけれども、歳入からの充当がある場合につきましては、そ
の都度説明をさせていただきます。なお、ページにつきましては、事項別明細書の右のページを申し上げ
ますので、よろしくお願いいたします。
それでは、事項別明細書の132ページをお願いいたします。6款1項6目土地改良費のうち、下から5
段目にございます8の(県営)農道保全対策事業負担金から説明をさせていただきますので、よろしくお
願いいたします。
この事業は、中地区の県道榛原金谷線から500メートルほど東に入ります榛南広域農道の舗装につきま
して、壊れている箇所の修繕をしていただきました県の事業への負担金でございます。
次の、9の排水路改修費でございます。この事業につきましては、朝生排水路改修ほか13件の修繕料
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が主な事業になっております。
また、原材料費につきましては、材料を提供いたしまして、地元の皆様に施工をお願いしたものでご
ざいます。
続きまして、10の農道維持補修費でございます。これにつきましては、時ヶ谷川農道舗装修繕ほか5
件の修繕料と材料費にかかわった事業ございます。
11の小規模土地改良事業費補助金は、4区から申請をいただきました農道2件、排水路4件、合計6
件の地元施行事業につきまして補助金を出したものでございます。この制度は、小規模で簡易な改良工事
を実施する地区に補助金を交付させていただいているものでございます。
続きまして、90の(きめ細かな臨時交付金)農業施設改良事業費でございます。この事業につきまし
ては、地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用いたしまして、農道や排水路等の農業用施設の整備を実
施するというものでございます。
この事業につきましては、白井排水路の改修及び幹線農道であります畑総20号幹線の整備をさせてい
ただきました。それに伴います委託料、工事費及び補償費でございます。
財源といたしましては、14ページ、14款2項1目総務費国庫補助金、地域活性化・きめ細かな臨時交
付金の一部を充当しております。
続きまして、8款の土木費の説明に入らせていただきますので、144ページをお願いいたします。1項
土木管理費、1目土木総務費でございますけれども、1の職員給与費は、職員17名分の給与及び諸手当で
ございます。
2の土木管理一般事務費は、消耗品であります建通新聞の購読料が主なものでございます。
3の登記一般事務費でございますが、嘱託員1名の報酬、並びに手数料といたしまして、道路を寄附
していただきました際の分筆図面の作成料、並びに土地家屋調査士会が作成しております土地移動登記の
申請書類等の作成に伴います手数料の支払い。
それから、委託料につきましては、道路台帳の修正業務、並びに国土調査終了後の修正業務にかかわ
ります測量の委託でございます。
財源としましては、12ページ、13款2項4目土木手数料、土地台帳他閲覧料を充当しております。
次に、2項道路橋りょう費でございます。1目道路橋りょう総務費でございますけれども、1の職員
給与費は職員2名分の給与、諸手当でございます。
146ページをお願いいたします。2の道路橋りょう一般事務費の主なものは、静岡県が主催をいたして
おります協会や利用者会議、並びに幹線道路の早期完成を目指しまして、関係市町と構成しております期
成同盟会への負担金、また1月23日に供用開始いたしました国道473号相良バイパスの開通式への負担金
を支出させていただきました。
8款2項2目道路維持費でございます。支出総額は2億3,462万7,050円でございまして、主なものは、
各地区からの要望に基づきます修繕等が主なものでございます。
1の市道維持補修費でございます。このうち修繕費につきましては、市道部ヶ谷赤土原線の側溝修繕
ほか82件の修繕工事を行いました。
手数料につきましては、街路樹の剪定や道路愛護運動によります側溝清掃から出ました廃土の処分に
伴ったものとして支出をさせていただいております。
賃借料につきましては、各区で実施していただいております側溝清掃等におけますダンプ等の機械の
借上料が主なものでございます。
工事請負費は、市道福岡天王森線側溝修繕工事ほか8件に要した費用でございます。
-76-
原材料費につきましては、溝蓋やコンクリート舗装の修繕等を地元でしていただいた場合に対して、
その材料費を支給したものでございます。
補助金は、道路改良等整備事業に伴うものでして、地域の皆さんが一緒になって共同でコンクリート
舗装であるとか、側溝修繕、あるいは道路拡幅等をしていただいた事業へ補助金を出させていただいてお
ります。本年度は7区8路線につきまして交付をさせていただきました。
財源といたしましては、8ページの11款1項1目交通安全対策特別交付金、及び10ページの13款1項
6目道路占用料、18ページの15款2項1目総務費県補助金の特定発電所周辺地域振興対策事業費の一部を
充当しております。
それでは、148ページをお願いいたします。2の(原発共生交付金)市道地代地頭方線側溝修繕でござ
います。これは、地頭方地区にございます駿遠運送から東へ向かいまして、東沢川までの165.5メートル
の側溝並びに舗装の修繕をさせていただいたものでございます。
財源といたしましては、18ページの15款2項1目総務費県補助金の原子力発電施設立地地域共生交付
金の一部を充当しております。
3の市道舗装補修費でございます。このうち修繕費につきましては、市道の安全確保を目的に、緊急
を要する箇所の舗装修繕、並びに布引原9号線ほか5件の小規模修繕をさせていただきました。
また、工事請負費につきましては、舗装の傷みの激しい市道蛭ヶ谷7号線ほか14件を実施いたしまし
た。
財源といたしましては、18ページの15款2項1目特定発電所周辺地域振興対策事業の一部を充当して
おります。
続きまして、4の(緊急雇用対策)道路路肩部点検整備事業でございます。この事業は、国の施策に
より中高年齢者等の失業者に対しまして、次の雇用までの短期の雇用、就業機会を提供するという事業で
ございまして、本年度につきましては、7名を4月から12月まで雇用いたしまして、道路の路肩部分の草
刈りを実施させていただきました。
財源といたしましては、20ページ、15款2項4目緊急雇用創出事業臨時特例対策事業費補助金の一部
を充当しております。
次の90の(きめ細かな臨時交付金)市道改修事業費でございます。これにつきましても、地域活性
化・きめ細かな臨時交付金を活用いたしまして、市道の整備を実施させていただいたもので、本年度につ
きましては、市道波津大沢線の舗装修繕工事ほか12件、及び波津二丁目5号線ほかの側溝修繕として16件
を実施させていただきました。
財源といたしましては、14ページ、14款2項1目地域活性化・きめ細かな臨時交付金(繰越明許分)
の一部を充当しております。
次は、建設課の説明になります。
○建設課長(丹所正和君)
3目道路新設改良費であります。1の職員給与費。これにつきましては、職員2人分の給与及び諸手
当であります。
2の(創造交付金)市道壱丁田北線・大倉壱丁田線新設は、スズキ相良工場増設に伴います交通渋滞
緩和対策として、車両の分散化を図るために道路を新設するものであります。
委託料につきましては、工事箇所内にあります貴重種の移植とモニタリング費用であります。
工事につきましては、国道473号東萩間駐在所から準用河川大倉川にかかる橋を23年度に繰り越しして
実施させていただき、7月に橋本体、橋長12.2メートル、幅員9メートルの本体は完了しました。
-77-
次のページをお願いします。道路敷地に必要な土地購入でありますが、平成21年11月より用地交渉を
実施しまして、昨年度は16件とこれに伴う補償を実施しました。現在も用地交渉を継続しておりますが、
用地進捗率は全体で70%となっております。
財源につきましては、14ページ、14款2項5目の国の道路交付金と36ページ、21款市町村合併特例債
を充当しております。
3 の ( 創 造 交 付 金 ) 西 原 2 号 線 改 良 は 、 国 道 473号 バ イ パ ス 東 萩 間 イ ン タ ー 開 設 に あ わ せ 、 延 長
158.5メートルに右折レーンを設置したものであります。
補償費は、工事に伴う工作物や水道が主なものであります。
引き続き、東萩間西原線として歩道設置を進めてまいります。
財源としましては、14ページ、14款2項5目の国の道路交付金と36ページ、21款市町村合併特例債を
充当しております。
4の(まちづくり交付金)静波中通線歩道新設であります。静波保育園の北側の道路となりますが、
道路敷地を確保するため、3件の土地とこれに伴います工作物や庭木2件の補償が主なものであります。
本年度、用地取得が完了した箇所の拡幅工事を実施いたします。
財源としましては、14ページ、14款2項5目まちづくり交付金と36ページ、21款市町村合併特例債を
充当しております。
5の(空港隣接)市道並木山脇線改良であります。坂部地区の幅員3メートルほどの狭あい道路を生
活の利便性を向上するために拡幅するもので、起点側に流末排水路を幅60センチメートル、延長123.8メ
ートルを設置したこの工事と、これに伴います用地等補償であります。
本年度から本線の工事を進めるものであります。
財源としましては、20ページ、15款2項県補助金と空港隣接地域振興事業と36ページ、21款土木債の
市町村合併特例債を充当しております。
6の(原発共生交付金)市道川角口2号線改良であります。堀野新田地区の避難路の確保や生活道路
の利便性を図るために、幅員5メートルで拡幅と一部新設改良したもので、延長198メートルの事業が完
了しました。なお、この全体の総事業費は5,605万円であります。
財源としましては、18ページ、15款2項1目総務費県補助金の原子力発電施設立地地域共生交付金を
充当しております。
7の企業誘致促進道路改良は、中里工業団地開発に伴う排水対策として実施した事業であります。
農地進入路を兼ねた調整池下側工事と国道473号横断部及び萩間川放流口の工事の2カ所を実施したも
ので、このうち国道横断部につきましては繰り越しさせていただきまして、8月に工事が完了しておりま
す。
財源としましては、20ページ、15款2項5目の県の工業用地安定供給促進事業を充当しております。
次のページに移りまして、8の(市単)江湖田1号線改良は、萩間川の河川整備に合わせ、生活道路
を整備するものであります。
委託料につきましては、新橋付近から江湖橋までの道路の測量及び詳細設計を実施したものでありま
す。
工事費につきましては、河川工事で支障となり一部撤去した新橋に仮設で継ぎ足し、29メートルの工
事を実施し、自転車、歩行者の通路を確保したものであります。本年度につきましては、引き続き本線側
の道路改良を進めてまいります。
財源につきましては、18ページ、15款2項1目県の特定発電所周辺地域振興対策事業を充当しており
-78-
ます。
9の市道新設改良の委託料と用地補償費は、県道相良浜岡線に接続する現市道名須々木56号線を実施
したものであります。
工事費につきましては、静波勝間田線に歩道橋を設置しまして、交通安全確保のため生徒の通学路な
どを整備したものであります。
10の県単独事業負担金は、県道菊川榛原線延長240メートルの測量試験器の負担金であります。
90の(道路交付金)市道壱丁田北線・大倉壱丁田線新設改良費(繰越明許)につきましては、3件の
土地購入と4件の建物移転等の物件補償費であります。
3目の道路新設改良費で不用額が生じましたのはこの路線が主なものであります。交付金の財源充当
を考慮しまして、21年度繰越明許費から22年度現年分にて執行対応したものによります。
次は、維持管理課の説明になります。
○維持管理課長(栗田博之君)
次に、4目交通安全対策費です。1の交通安全対策整備事業費でございますけれども、光熱水費につ
きましては、空港トンネル、山の手幹線など道路の照明灯の電気料でございます。
修繕料は、市道大江44号線道路照明灯修繕ほか24件を実施いたしました。
工事請負費といたしましては、市道高橋三栗線ほか19カ所につきまして、区画線2,179メートル、ガー
ドレール292メートル、道路反射鏡設置8カ所を実施いたしました。
財源といたしましては、8ページ、11款1項1目交通安全対策特別交付金と34ページ、20款土木費雑
入を充当しております。
次に、8款3項河川費でございます。1目の河川総務費でございますけれども、1の職員給与費は職
員1人分の給与でございます。
152ページから154ページにかけましての2の河川一般事務費につきましては、県の河川協会への負担
金を支出させていただいたものでございます。
次に、2目河川維持費でございます。1の河川維持補修費の報償金は、河川海岸愛護運動に伴います
各区への報償金でございます。
修繕料は、橋柄川の河床修繕ほか6件を行いました。
賃借料は、河川愛護に伴いますダンプトラック等機械の借り上げが主なものになっております。
工事請負費は、準用河川ラムネ川の護岸修繕工事ほか5件を行いました。
財源といたしましては、10ページ、13款1項6目河川占用料と20ページ、15款2項7目河川海岸愛護
運動に伴う県の補助金を充当しております。
2の(緊急雇用対策)河川・海岸環境整備事業でございます。道路路肩部点検整備事業と同様に、7
名を4月から12月まで雇用いたしまして、河川の土手の草刈り等を実施いたしました。
財源といたしましては、20ページ、15款2項4目緊急雇用創出事業臨時特別対策事業補助金を充当し
ております。
続きまして、3目河川改良費でございます。1の(原発共生交付金)準用河川東沢川改修は、測量設
計及び用地測量業務の委託と改修にかかわります土地購入費でございます。22年度から用地買収と下流側
延長18メートルの工事を実施したものでございます。
財源といたしましては、18ページ、15款2項1目原子力発電施設立地地域共生交付金を充当しており
ます。
次に、4目砂防費でございます。1の砂防一般事務費でございますけれども、砂防協会静岡県支部へ
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の負担金を支出させていただいたものでございます。
2の急傾斜地崩壊防止事業費のうち、工事請負費は、勝俣橋向急傾斜地におけます流末水路を施工い
たしたものでございます。
負担金は、静岡県が実施いたします事業に対する負担金でございまして、22年度の施行箇所は勝間大
沼地区、菅ヶ谷谷川地区、笠名西ノ谷地区の3カ所を実施いたしました。
財源といたしましては、36ページ、21款1項3目土木債一般公共事業を充当しております。
続きまして、4項港湾費でございます。
1目港湾管理費のうち1の港湾一般事務費は、海岸美化のため相良海岸のサンビーチや相良港ふるさ
と海岸の樹木の剪定、清掃などを実施した委託料が主なものでございます。
2の(県営)港湾整備事業負担金でございますが、県の事業への負担金でございます。
御前崎港(維持修繕)への負担は、牧之原市にかかわりますマリーナの浮き桟橋の更新にかかわるも
のでございます。
相良港(維持修繕)は、相良地区、平田地区の航路の浚渫に実施した費用への負担でございます。
榛原港(海岸環境整備)は、平成14年度から実施しております避難地公園の整備に伴います負担金で
ございます。
御前崎港(港湾施設改良)への負担金は、牧之原市にかかわりますマリーナの浮き消波工7基の設置
にかかわります負担金でございます。
この事業の財源といたしましては、36ページ、21款1項3目土木債、一般公共事業(港湾整備事業)
を充当しております。
次は、都市計画課からの説明になります。
○都市計画課長(村松正史君)
次に、5項1目の都市計画総務費です。1の職員給与費につきましては、職員6人分の給与及び諸手
当になります。
財源としましては、12ページの都市計画手数料の一部を充当しております。
2の都市計画総務費ですが、委員等報酬につきましては、土地計画審議会委員の報酬でありまして、
5月、1月にそれぞれ開催し、都市計画区域マスタープランの見直し、臨港地区用途地域の見直しについ
て審議していただきました。
賞品・記念品等につきましては、市の景観写真を公募しましたので、応募者に対する賞品代でありま
す。
印刷製本費につきましては、都市計画区域マスタープランの都市計画決定と図面などの印刷。
委託料につきましても、臨港地区見直しに伴う都市計画決定図面等の作成業務であります。
負担金につきましては、県都市計画協会、島田榛原地区都市計画連絡協議会への負担金です。
財源としましては、12ページ、都市計画手数料の一部、及び20ページの土木費県補助金、都市計画補
助金を充当しております。
次は建設課からになります。
○建設課長(丹所正和君)
2目街路事業費であります。1の職員給与費は、職員1人分の給与及び諸手当であります。
2の(まちづくり交付金)山の手幹線は次のページをごらんください。5段目の委託料は、シロウオ
の環境保護対策として、引き続きの河川水辺環境調査を実施いたしました。本年度も継続調査と、これま
での取りまとめをいたしまして、調査を完了する予定であります。
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工事請負費は、本年度に債務負担として実施しました橋の上部工50.5メートルと2級河川勝間田川の
条件護岸81.3メートルと右岸側の排水路の工事を実施したものが主なものであります。
また、この橋の上部工の工事でありますが、7月末に完了しまして、引き続き前後の道路改良も7月
に入札を実施しまして、年度内に全線の供用完了を目指しているものであります。
財源といたしましては、14ページ、14款2項5目まちづくり交付金の一部及び36ページ、21款1項4
目の都市計画債の一部を充当しております。
なお、このページの不用額3段目、15節工事請負費1,293万2,954円でありますが、左岸側の河川堤防
のかさ上げ工事につきまして、工程的に本線道路改良とあわせて工事を進めたいため、本年度に先送りし
たことにより不用額が生じたものであります。
3の(まちづくり交付金)細江1号幹線の三者契約を含めます2件の土地買収と建物移転を含めます
物件補償3件であります。この東慶林工区345メートル区間は、3月に完了を目指しているものでありま
す。
財源といたしまして、14ページ、14款2項5目まちづくり交付金の一部及び36ページ、21款1項4目
都市計画債の一部を充当しております。
4の都市計画街路事業費推進費は、今後、相良地区天の川大江線を実施するに当たりまして、必要な
交通量調査を実施したものであります。
5の静波1号幹線。「さざんか」南側から静波組合道線までの延長160メートル、幅員16メートルで完
成しました県施行の都市計画街路事業の負担金であります。
90の山の手幹線の(繰越明許)は、県との河川協議に期間を要したことから、工事期間が不足となっ
たため、右岸側橋台の工事を繰り越しさせていただいたものであります。
90の細江1号幹線の(繰越明許)は、建物移転撤去に時間を要したことから、交差点工事を繰り越し
したものであります。
財源といたしましては、16ページ、14款まちづくり交付金の一部及び38ページ、21款都市計画債の一
部を充当しております。
8款5項3目都市下水路費であります。市街地の浸水被害を解消するため、都市下水路の浚渫及び維
持管理を行ったものであります。
1の都市下水路管理費の主なものとしまして、工事請負費の雨垂都市下水路浚渫工事ほか5件の工事
請負費と次のページをお願いします。
補助金につきましては、市単補助事業の小下排水路の改良を2地区で2件実施したものへの補助金で
あります。
財源としましては、10ページ、13款都市下水路占用料を充当しております。
次は、環境課の説明になります。
○環境課長(金子俊明君)
4目公園費の説明に入ります。1、公園緑地管理費は、油田の里公園、小堤山公園、ふるさと体験の
森を初めとします市内の公園31カ所とポケットパーク等小公園、緑地をあわせて約40カ所の維持管理に要
した経費でございます。
主なものとしまして、光熱水費は公園等の電気、水道料。
委託料は、浄化槽の保守点検。
除草業務は、地元町内会等15園の委託経費でございます。
賃借料は、油田の里、細江多目的公園ほか4カ所分でございます。
-81-
工事請負費の東慶林公園整備に伴う工事は、まちづくり交付金に関する事業で、排水改良や塗装、ベ
ンチ等を設置した経費でございます。
財源といたしまして、10ページ、13款1項6目土木使用料の都市公園使用料、夜間の照明施設使用料、
14ページの14款2項5目まちづくり交付金、24ページ、15款3項5目の権限移譲事務交付金の自然公園条
例の関係の事務費、それと34ページの20款5項3目土木の雑入、優良景観樹木保全事業を充当しておりま
す。
次の2、(緊急雇用対策)公園緑地等維持管理事業費でございますが、これは公園管理の樹木の伐採、
草刈りなど、公園の維持管理の業務、不法投棄などの処理に要した経費でございます。
主なものといたしまして、賃金で延べ9名分と軽トラックのリース料、機器の借上料でございます。
財源といたしまして、20ページ、15款2項4目県補助金の緊急雇用補助金を充当しております。
160から161ページにかけまして、5目の緑地推進事業費です。1の緑化推進事業費は、市民参加によ
る花づくりの推進やグリーンバンク事業の普及など、緑化推進に要した経費であります。
主なものとしまして、光熱水費は、花壇20カ所分の水道料。
補助金は、花の会への補助金であります。牧之原市花の会につきましては、現在24団体と個人会員を
含め312名により構成されております。市内38カ所、2,725平方の花壇を管理しております。
また、県のグリーンバンクの活用によりまして、86団体への草花・種子・球根等を配布いたしました。
次は、都市計画課の説明になります。
○都市計画課長(村松正史君)
次に、6項1目住宅管理費です。1の職員給与費につきましては職員3人分の給与、諸手当です。
財源としましては、24ページの都市計画事務委託金のうち建築基準法等施行事務を充当しています。
2の公営住宅維持管理費は、市内13の市営住宅の維持管理に要する費用で、報償金は管理人の報酬、
修繕料は団地の維持・修繕や退去に伴う室内の床や壁などの張りかえ等であります。
手数料は、浄化槽や貯水槽の点検や清掃、家賃の口座引き落としや消火器詰替手数料などです。
賃借料は、ハイツ地頭方ほか3団地の各団地の駐車場等の借地料。
工事請負費は、菅山団地の地デジアンテナ工事や給水ポンプ等の取りかえ工事などです。
財源につきましては、10ページの市営住宅使用料等を充当しております。
3の住宅対策費は、建築確認申請などの事務処理に要する費用や耐震基準の満たない昭和56年5月以
前に建築された木造住宅の耐震化を進めるための費用が主な費用であります。
委託料は、わが家の専門家診断業務で、静岡県建築士会にお願いしまして、60棟の耐震診断を実施し
ております。
補助金は、耐震診断後の補強計画の作成に67件、補強計画作成後の木造住宅耐震補強工事への助成が
17件となっております。
なお、補強工事につきましては、2月補正において、国から戸当たり30万円の上乗せ補助がありまし
たので、その補助分につきましては23年度へ繰り越しております。
その他、ブロック塀等撤去改善事業に11件、生け垣づくり補助金に5件助成をいたしております。
財源としましては、14ページの国庫補助金、住宅・建築物耐震改修等事業と20ページの県費補助、プ
ロジェクトTOUKAI-0総合支援事業を充当しております。
4の改良住宅管理費は、波津西及び静波改良住宅の維持管理費で、財源としましては、13款改良住宅
使用料の一部を充当しています。
90の(きめ細かな臨時交付金)公営住宅改修事業につきましては、ハイツ地頭方の1号棟、4号棟の
-82-
屋上防水工事を実施しております。
次は、維持管理課の説明となります。
○維持管理課長(栗田博之君)
それでは、少し飛んでいただきまして、224ページをお願いいたします。
11款災害復旧費でございます。この災害復旧費につきましては、22年4月30日の豪雨並びに7月30日
の集中豪雨によります災害復旧が主なものでございます。
1項1目農業用施設災害復旧費でございます。224ページから次の226ページにかけましての4の市単
独農道・排水路災害復旧費でございます。主なものは、細江3号排水路の災害復旧ほか8件の工事費でご
ざいます。
2項1目公共土木施設災害復旧費でございます。1の公共土木施設災害復旧費の主なものは、市道西
萩間6号線の災害復旧事業に伴います測量設計業務の委託並びに災害復旧工事でございます。
財源といたしましては、14ページ、14款1項2目現年発生公共土木施設災害復旧費と38ページ、21款
1項7目2節公共土木施設災害復旧債を充当しております。
続きまして、2の市単独災害復旧費でございます。主なものは、市道坂部87号線ほか30件の工事費並
びに災害復旧工事に伴います土地の購入費でございます。
財源としましては、40ページ、21款1項7目1節公共土木施設災害復旧事業を充当しております。
以上で、建設部並びに市民生活部に関係いたします決算の説明を終わらせていただきます。ご審議の
ほどよろしくお願いいたします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。名波富幸君。
○(名波富幸君)
154ページの備考欄、河川海岸整備事業費というところで、焦点が違うかもしれませんけれどもちょっ
と質問します。
今、萩間川も含めまして、白井川とか、菅山川に土砂がたまってしまって、非常に河川が埋まってしま
っているというような状況を建設部の方もご存じだと思いますが、ここで処理しているのは手数料、廃土
処分、それから賃借料、重機借上料、どんなところに利用しているかちょっとお尋ねします。
それから、まちづくり交付金事業という関係で、細江1号線、それから山の手幹線がまちづくり交付金
を利用しておりますが、このまちづくり交付金が幾ら、それから都市計画債、これが幾らというような、
細江1号線、それから山の手幹線の両方の幹線をご説明願います。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。維持管理課長。
○維持管理課長(栗田博之君)
それでは、河川の浚渫等につきましてのご質問にお答えをさせていただきます。白井川、萩間川と2級
河川につきまして、大分土砂がたまっているということで、地元の皆さんからもお声をお聞きしておりま
す。2級河川につきましては、県の管理河川になっておりますので、島田土木事務所の方に現地を確認し
た上で、浚渫等お願いをしております。
この決算で示させていただきましたものにつきましては、小さな小河川でありますとか、準用河川以下
の小河川、市でやったり、あるいは地元の皆さんにやっていただいて、借り上げていただいた重機代の使
-83-
用料、あるいは地元の皆さんがやっていただいた簡単な修繕に伴います原材料等を支給させていただいた
ということでございまして、大きな2級河川につきましては県、準用河川以下の小河川につきましては市
の方の管理という形でさせていただいておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
建設課長。
○建設課長(丹所正和君)
名波議員の質問にお答えします。まず、まちづくり交付金の事業費で、細江1号幹線と山の手幹線の事
業費の内訳という形の中でのご質問かと思います。この国庫補助金、まちづくり交付金の国庫につきまし
ては、山の手幹線につきましては、8,720万円の国庫補助金、細江1号幹線につきましては2,240万円の
22年度の国庫補助金で入っております。
また、そのほかとしまして、静波中通り線、こういったものも道路新設改良費でありますけれども、そ
ちらの方へも340万円の充当をしております。
また、起債の関係であります。都市計画債を充当しておりますが、これにつきましては、山の手幹線、
これにつきましては9,060万円。また、細江1号幹線、これにつきましては1,630万円の都市計画債を充当
しております。
以上であります。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
名波富幸君。
○(名波富幸君)
説明はわかりました。そういうことで、河川の浚渫は非常に萩間川におきましても、川幅を広げないと
非常に水の流れがまずいよというような状況もありますし、白井の地元からもいろんな要望が出ていると
思いますが、いろんな方向で県へ要請をしながら、浚渫を早目にやっていくべきではないかと思います。
お願いというか、お示しをして質問を終わります。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
鷺坂・夫君。
○(鷺坂・夫君)
きょうは事業課ですので、少し地籍調査の成果について質問させていただきたいと思います。過日の税
務課での台帳整理等については、現地のことは特に関心を持っていないというようなご答弁でした。きょ
うは事業課ですので、管理の関係だとか、工事発注等について、図根点だとか、トラバー点、そういった
地籍調査が過去30年来にわたって、多額な経費をかけてやってきたにもかかわらず、公共事業だとか、民
間の工事でかなりそういった基準点が遺失しておりますので、その辺についての管理だとか、そういった
ことがどこかに経費として載っているのかどうかずっと聞いていたんですけれども、ないような感じです
けれども、そういったことについてどのように考えているか、ちょっと確認をさせていただきたいと思い
ます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
建設課長。
○建設課長(丹所正和君)
まず、最初に市の道路新設改良等におきまして、トラバー等がなくなった場合の対処の仕方という形で
お答えさせていただきます。
これにつきましては、今年度、榛原地区のある程度の工事完了が見込めます。そういった中で、道路上
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にあるトラバー、基準点杭につきましては、今年度委託料等におきまして復元作業、そういったものを実
施して、連携を持って維持管理課とトラバーの復元を、そういったものをしておる状況であります。工事
に関係しましては、各工事の中で見ておるという状況であります。
以上であります。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
鷺坂・夫君。
○(鷺坂・夫君)
今の建設課長の答弁でやっと手がついたかなというふうなことで確認をしました。過去30年来やってき
た、昭和49年当時くらいから始めて、平成18年か20年くらいにやっと国調の記載が終わって、法務局に移
管になったと。その間もそうだったんだけれども、その後の基準点管理等が過去において全くされていな
いような状況で、この5万人の市民の方が、土地を持っている方については、必ずどこかで復元をしてい
かなくてはならないということで、そのまま置くと、ただの明治時代の公図になるような危険性がありま
すけれども、今、建設課長が言われたような対応を今後どのように考えているか、少し教えてください。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
維持管理課長。
○維持管理課長(栗田博之君)
鷺坂議員のご質問にお答えいたします。三角点、トラバー点については、大変、重要なものであるとい
うことで、公図等管理する部署といたしましては認識をさせていただいております。市の事業につきまし
ては、今、建設課長の方からお答えをさせていただきましたけれども、県の事業、あるいは民間の開発の
工事等につきましては、その都度、トラバーが関係する場合につきましては、また復元、また戻すという
ことでお願いをしてございますけれども、今、議員のお話のように、大分なくなっているところもあるの
ではないかということでございます。市の方で、今すぐそれを復元ということになりますと、なかなか予
算的にも大変厳しい状況にもございますので、現状をすべて把握していないという点もございますので、
民間の開発等も含めて状況を承知されていらっしゃる測量士さん、あるいは土地家屋調査士の皆さんが関
係いたします協会等とも、いろいろ情報交換もさせていただきながら、今後について少し検討をさせてい
ただければというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
鷺坂・夫君。
○(鷺坂・夫君)
前向きな答弁をいただきましたけれども、実態調査もさることながら、せっかくやられた多額の巨費を
投じた地籍調査ですので、やっぱり民間にも協力要請をしたり、市でも積極的に復元をしていくと。それ
で、県の工事ということで言われたんですけれども、県の工事も用地買収の図面等に、引照点等が記載し
てありますけれども、実際には工事の途中でほとんどが遺失してしまうような工事内容になっていますの
で、その辺、設計図を書いたり、分筆等の引照点のとり方等については、公共物というか、残る地物に刻
んだり、実際の図根点の設置等を指導するくらいの覚悟でやっていただかないと、本当にただの紙ぺらに
なってしまって、市民の皆さんが大変なご苦労をして、自費負担で復元等をやらなくてはならないような
状況に現在もなっておりますので、ぜひ今後、税務等の関係も含めて、市全体を挙げて検討していただい
て、対応していただきたいというふうに要望して終わります。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑はありませんか。
-85-
〔「なし」と言う者あり〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
これで質疑を終わります。
ここで、12時30分まで休憩といたします。午後の再開は12時30分ということでよろしくお願いいたしま
す。
〔午前
11時25分
休憩〕
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔午後
0時31分
再開〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
県の消防操法大会の報告について、総務部長より報告がございます。
○総務部長(橋本辰夫君)
消防費の説明に入る前に少しお許しをいただきまして、ただいま申し上げました県の消防操法大会の結
果について報告をさせていただきたいと思います。
静岡市の県の消防学校におきまして開催をされました大会でございますけれども、県下の各支部を勝ち
抜いてきましたそれぞれ10の消防団、自動車ポンプと小型ポンプの二つで競技がされたということでござ
います。当日、議長さん初め議員の方にもご参加、ご支援を賜りました。ありがとうございました。
成績の結果でございますけれども、おかげさまをもちまして、自動車ポンプにおきましては第4分団、
それから第5分団合同のチームということで、平成5年以来ということになりますけれども、見事優勝を
勝ち得ました。個人の部でも5分団の2番員をされました村松さんにつきましても、優秀賞をいただいた
という状況でございました。また、小型ポンプにつきましては、第10分団、地頭方地区でございますけれ
ども、残念ながら入賞できなかったという状況でございます。
それぞれ各分団とも昨年支部で優勝して以来、毎週3日ということでの訓練を重ねてきました。こうし
た大会に備えての日ごろの成果ということで、当日は遺憾なく発揮をされ、好成績につながったというふ
うに感じとっております。今後とも消防団活動に一層のまたご支援を賜りたくお願いして、報告とさせて
いただきます。ありがとうございました。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
9款消防費の説明を求めます。防災課長。
○防災課長(矢部
昇君)
それでは、防災課ですけれども、よろしくお願いします。歳入歳出決算書の164ページをお願いします。
最初に、9款1項1目の消防総務費でございます。1の職員給与費は、防災課職員6名分の給与、手
当等であります。
2目非常備消防費、1の消防団員報酬は分団数11分団、消防団員560名分の年額報酬でございまして、
報酬額は団長10万円、副団長8万円、本部長6万円、分団長5万2,000円、副分団長3万6,000円、部長3
万円、班長2万5,000円、団員2万円となっております。平成20年4月から15分団を11分団に統合・廃合
を行ってまいりました。団員削減計画につきましては、20年から24年にかけて毎年20名ずつ団員数を減ら
していくもので、今後は本年度の560名体制を維持して消防団活動を行ってまいります。
2の消防運営費は、消防団を運営するための年間経費であります。
講師謝礼は、支部指導員9名に消防操法の指導をお願いした謝礼金であります。
費用弁償は、団員出動手当で1回当たり1,000円、延べ6,302名が出動したものであります。
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消耗品は、新入団員のアポロキャップ、作業服、安全靴等の装具品。
燃料費は、消防車両の燃料代。
負担金は、消防協会榛原支部に対する負担金でございます。
交付金は、消防団運営にかかる交付金であります。
行事につきましては、4月の辞令交付式から始まり、非常呼集訓練、市の放水大会、榛原支部消防操
法大会、9月、12月の防災訓練、出初め式と続くものであります。
火災等の出動件数でありますが、建物火災6件、枯れ草火災7件、その他の山林3件、その他の火災
が3件、地震は3月11日の大津波警報の発令に伴いまして出動をしており、合計で20件となっております。
前年度に比べまして77件の増、延べ1,311人の増となっております。
財源といたしましては、20ページの消防費県補助金、大規模地震対策等総合支援事業費を充当してお
ります。
次ページをお願いします。3の消防施設等管理費は、消防団詰所等施設や消防車両の備品の維持管理
にかかる経費であります。
費用弁償につきましては、消防自動車等の管理手当年額3万8,000円を32台に支払ったものでございま
す。
光熱水費は、詰所、器具置き場の電気、水道代であります。
修繕費につきましては、詰所、器具置き場等の修繕、ポンプ車の点検修理費に充てたものです。
手数料は、浄化槽の検査、自動車点検料。
保険料は、車検自賠責保険。
委託料は、浄化槽管理委託業務であります。
使用料は、NHKの受信料であります。
賃借料は、詰所、器具置き場14カ所の年間の土地賃借料であります。
負担金につきましては、消火栓保守点検等の点検料であります。
消防団の装備につきましては、消防ポンプ車18台、ポンプ積載車が14台、消防車両32台と指揮車1台
で構成しております。詰所・器具置き場は30カ所で、消防本部は静波コミュニティ防災センター2階にあ
ります。
市内の消火栓につきましては、牧之原市水道が610基、大井川上水道35基、吉田水道50基、計695基分
となっております。防火水槽については市内に500基となっております。
4の公務災害補償等の内訳であります。災害補償費は、元消防団員への障害補償年金、遺族年金、及
び団員の事故にかかる医療、休業補償を支払ったものであります。
負担金につきましては、現役消防団員の公務災害医療補償、休業補償に要する掛金年間3,900円と消防
団員等公務災害補償等共済基金へ支払ったものであります。
歳入といたしましては、34ページの消防費雑入、消防団員公務災害補償費を充当しております。
5の消防団員退職報償費は、現職退職団員への退職報償金の支払いと消防団員等公務災害等共済基金
への掛金年額1万9,200円を1人当たり支払ったものであります。21年度末の退職者は83名で、22年の新
入団員は80名となっております。
歳入といたしまして、34ページの消防費雑入、消防団員退職報償金を充当しております。
6の消防操法支部査閲大会費は、昨年の11月川根本町におきまして、榛原支部操法大会において、ポ
ンプ車操法の部、4分団・5分団の合同チーム、小型ポンプは10分団、地頭方地区が優勝し、23年度の県
操法査閲大会に出場し、先ほど述べたポンプ車操法については優勝という輝かしい成績をおさめたもので
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あります。
次ページをお願いします。3の消防施設費の消防施設等整備事業費は、消防団の第8分団大江、10分
団地頭方、ポンプ車、消火栓などの整備を行い、消防力の向上を図っております。
財源につきましては、38ページ、施設整備事業消防ポンプ自動車2台分を充当しております。
4目1の災害対策費は、市民の防災意識を高め、地域コミュニティが支え合う防災に強いまちづくり
を進めるため、各種防災訓練や同報無線等の保守点検及び防災資機材、家具の固定などの補助事業を行っ
ております。
昨年は、3月11日の東日本大震災の発生に伴い、3月23日に牧之原市被災者支援対策本部を設け、支
援物資、職員派遣、義援金及び被災者の受け入れなどの被災地支援活動を行いました。被災時における職
員初動体制確保、地域自主防災会との情報伝達などをスムーズに対応することができなかった問題点につ
きまして検証し、防災訓練で課題解消に努め、職員一人一人の防災対応能力の向上を図ってまいりました。
今後も行政と自主防災組織が一体となった実践的な防災訓練に取り組み、消防力の強化を図ってまいりま
す。
委員報酬は、地域防災指導員16名の報酬であります。
講師謝礼は、防災研修会の講師2名の謝礼であります。
消耗品は、同報無線、屋外子局の非常用バッテリーの購入費であります。
修繕料は、行政無線、同報無線、防災資機材等の修繕であります。
委託料は、同報無線の点検、気象情報提供業務、防災行政無線保守点検業務、防災行政無線免許変更
申請業務、家具転倒防止取りつけサービスの5件となっております。特に、気象情報提供業務につきまし
ては、大雨や地震などの気象情報の変化に応じ、職員に情報と出動要請を携帯メールする業務でありまし
て、これによりまして迅速な災害対応に努めております。
工事請負費は、同報無線の感度が悪かった新庄地区にスピーカーの増設をしたものであります。
負担金につきましては、県防災ヘリ運行連絡協議会、県防災行政無線運営協議会の負担金でございま
す。
補助金うち、防災資機材整備事業は、区及び町内会が行う防災資機材の購入に対し、3分の2を補助
するものです。
自主防活動支援事業は、防災訓練経費や研修活動、修繕にかかる費用は全額補助対象とするものであ
ります。
歳入といたしまして、20ページの県支出金、消防費県補助金、大規模地震対策等総合支援事業費を充
当しております。それと、34ページ、消防費雑入、防災ラジオ、その他の雑入を充当しております。
2の津波・高潮対策施設管理費は、委託料として津波・高潮防災ステーションの保守点検業務と各地
区に委託している水門陸閘の管理委託費であります。津波・高潮防災ステーションは、地震時に相良地域
の水門5門、陸閘8門を遠隔操作で自動開閉し、津波・高潮の被害から市民の生命・財産を守るものでご
ざいます。施設は地震計が250ガル、おおよそ震度5以上を感知すると自動的に閉鎖するシステムとなっ
ております。
津波・高潮防災ステーションの保守点検委託は、水門5基、ゲート8門、ステーション1カ所にかか
る保守点検委託料であります。
水門陸閘管理業務は、地元区に管理委託をお願いしている小型の水門5基とゲート59基の管理委託料
であります。
財源といたしましては、18ページの県負担金、消防費負担金、津波・高潮ステーション管理負担金を
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充当しております。22ページの県委託金、消防費委託金、陸閘等管理業務委託金を充当しております。
90の同報無線総合整備事業(繰越明許)、全国瞬時警報システム改修工事につきましては、津波や地
震などが発生した場合、市同報無線から自動で市民の皆様に緊急速報を伝えるシステムの整備を図ったも
のであります。
歳入といたしまして、20ページの消防費県補助金、防災情報通信設備事業100%を充当しております。
5目の広域施設組合費は、決算額4億6,577万272円でございます。これは、吉田町牧之原市広域施設
組合及び牧之原市御前崎市広域施設組合消防署本部への負担金となっております。
財源といたしまして、権限移譲事務交付金を充当しております。
6目の消防広域対策費静岡地域消防広域化事業は、平成28年度の静岡地域広域化の実現に向けた運営
協議会設置準備会の経費と25年4月から相良消防署の運営を開始するため、相良消防署建設基本構想策定
委員会を設立し、23年3月に基本構想の策定を行っております。
委託料は、相良消防署の用地候補地2カ所の不動産鑑定経費であります。
基本構想報告書にかかる基礎資料作成業務委託経費であります。
負担金は、静岡地域消防救急広域化運営協議会設立準備会を22年8月に設置し、静岡市防災局に事務
局を設けました。22年度につきましては、広域化に向けた広域化運営計画策定指針の策定をした経費であ
ります。
広域化に向けては、消防署にかかる現況事業量調査を行い、組織、財政、警防、救急、予防、通信部
会で各議論をし、運営計画策定指針(案)の作成を行いました。この策定指針は、広域化にする場合に製
作する静岡地域消防救急広域化運営計画のもととなるものでございまして、今後、関係市町、消防本部等
で協議を重ね、平成24年9月には運営計画を国に提出する計画となっております。
財源といたしまして、20ページの県支出金、消防費県補助金、大規模地震対策等総合支援事業費を充
当しております。
防災課の説明は以上でございます。よろしくお願いします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う者あり〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
これで質疑を終わります。
職員の入れかえがございます。自席での休憩といたしたいと思います。
〔午後
0時47分
休憩〕
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〔午後
1時00分
再開〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
10款教育費の説明を求めます。教育総務課長。
○教育総務課長(大石
朗君)
10款教育費関係の歳入歳出決算についてご説明いたします。資料番号5、歳入歳出決算事項別明細書
の169ページをお開きください。
10款1項1目の教育委員会費ですが、備考欄の事業ナンバー1、教育委員会運営費は、教育委員会の
定例会議の開催等に伴う経費で、主な支出は教育委員4人分の報酬、賞品記念品等は教育委員会表彰の賞
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品代等で、少年少女ノーベル賞は4個人・4団体を、また教育委員会表彰は19個人・8団体を表彰したも
のです。
関連する収入として、28ページの教育委員会表彰基金繰入金が充当されています。
次に、169ページから172ページにかけての2目事務局費ですが、事業ナンバー1の職員給与費は職員
16人分の人件費です。
172ページに移っていただいて、2、事務局事務費は、負担金と補助金が主な支出で、負担金の主なも
のは、日本スポーツ振興センターへの負担金で、児童・生徒3,709人分の掛金です。学校管理下における
けが等に対応するもので、昨年度は日本スポーツ振興センターより給付件数465件で、総額336万9,215円
の給付を受けました。
関連する収入として、31ページ、日本スポーツ振興センター納付金の小学校児童分納付金及び中学校
生徒分納付金が充当されています。
次に、補助金は、榛原中学校及び相良中学校の部活動に対する助成金、中学校の部活動が県大会以上
に参加した場合の派遣費補助金、及び遠距離通学の児童・生徒に対する通学費補助金です。なお、通学費
補助金は、交付対象者が小学生202人、中学生44人で、内訳は小学生がバス通学95人、徒歩107人。中学生
は全員が自転車通学です。
次の3目の教育振興費は、学校教育課からの説明になります。
○学校教育課長(大石茂生君)
それでは、172ページ、3目教育振興費について説明をいたします。
1の特別支援教育推進事業費でございますが、知的な面及び情緒的な面において、広汎性の発達障害
を抱える児童・生徒に対する指導方法を、臨床心理士の資格を持つ専門の先生から直接指導を受けまして、
児童・生徒の困り感の改善を図る事業であります。
主な経費といたしましては、特別支援教育学習支援員への講師謝礼でございます。平成22年度はこう
した児童・生徒は市内に201名を数え、特別支援教育学習支援員の先生に学校訪問をお願いし、授業参観
を通して先生方に対し課題の与え方、指示の仕方、学習の進め方等について直接ご指導をいただき、子供
たちの改善を図ったところでございます。その実績は各学校3回程度、合計38回であります。
続いて、2の適応指導教室推進事業費でありますが、不登校傾向を示す児童・生徒に対し支援を行う
事業であります。あわせて保護者相談も行うなど、不登校児童・生徒及び関係の保護者等をサポートする
事業であります。
経費の主なものとしましては、相談員2名、巡回相談員1名の嘱託員報酬と臨床心理士1名の報償金
であります。平成22年度は、この適応指導教室「フルール」に小学生3名、中学生13名が通級し、そのう
ち中学生3名の生徒が学校復帰をすることとなりました。「フルール」でございますけれども、平成18年
度に開設以来6年を経過しまして、堅実で安定的な事業活動を展開しております。また、その存在の周知
も広がり、適応指導の拠点基地として機能するまでに至っております。
平成22年度の相談件数は、電話、来室、巡回相談をあわせますと1,603件で、種別としましては、不登
校関係の相談が639件と最も多く、次いで集団生活への不適用266件となっております。それ以外にも発達
障害に関する相談や進路に関する相談、親子間の問題の相談など、多岐にわたる内容でございます。
1枚めくっていただきまして、174ページをお願いします。3の就学指導事業費でありますが、年3回
特別支援学校、特別支援学級への入校、入級を審査・判定する事業であります。主な経費といたしまして
は、就学指導委員6名分の委員報酬であります。平成22年度は、年3回の就学指導委員会におきまして、
230名の幼児・児童・生徒の審査判定を行いました。
-90-
4の外国人英語指導助手配置事業費でありますが、市内小中学校及び公立幼稚園へ、外国人英語指導
助手ALT2名を配置し、中学校では生の英語を通して正しい発音や会話能力の向上を図るため、小学校
では英語になれ親しむとともに外国の文化を学ぶ事業であります。経費は、外国人英語指導助手配置の委
託料であります。
小学校では、ご案内のとおり新学習指導要領によりまして、今年度から英語活動が行われており、A
LTを活用した授業の一層の充実を図ってまいりたいと考えます。学校への派遣回数は、小学校で平均し
ますと年間12日程度、中学校では2校を平均しますと年間130日程度であります。
5の言語指導事業費でありますが、口蓋裂、構音障害等を抱える就学前の幼児を対象に、発音の訓練、
言語指導等を行い、小学校入学後の学習や生活がスムーズに行えるよう支援する事業であります。経費の
主なものといたしましては、3名の指導者への嘱託員報酬であります。
平成22年度におけることばの教室の通級状況でありますが、相良小学校に開設しております「たんぽ
ぽ」という教室へは53名、川崎小学校に開設をしております「コスモス」という教室には39名の幼児が通
級をし、そのうち約55%の園児が通級を終了いたしました。
6及び11の教員補助員配置事業費であります。これは、教員補助員が学習障害、注意欠陥多動性障害、
アスペルガー症候群などの広汎性発達障害を抱える児童・生徒に対して、個別指導を通して学習支援を行
い、学習の効果を上げる事業であります。経費は、教員補助員への嘱託員報酬であります。
学校からは、教員補助員のきめ細かな指導とねんごろなかかわりにより、注意欠陥多動性障害を抱え
る子供が自分の席で授業に取り組むようになった。また、保護者の方からは、補助員さんがいつも見守っ
てくれるため精神的に安定をしており、家でも勉強がわかるようになったと言い、宿題も少しずつ自分で
やるようになりましたなどの声が寄せられています。平成22年度における対象児童・生徒はさきにも述べ
ましたが、市内で201名おり、年々増加傾向なり、規模の大きい学校におきましては、20名から30名とい
う数のお子さんが在籍をしておるという状況でございます。
なお、この事業にかかわる財源としまして、20ページにあります県補助金、緊急雇用創出事業臨時特
例交付対策事業費補助金から105万5,000円を充当しております。
7の児童放課後学習支援事業費でありますが、学習の理解が十分でない子供たちに対しまして、放課
後を使って補充学習をする事業であります。市内全小中学校で実施しているものでございます。経費は、
学習支援を行う指導者への講師謝礼でございます。平成22年度の状況といたしましては、小学生5,579名、
中学生365名、トータル5,944名の児童・生徒がこの放課後学習に参加し、わからないところやつまずいて
いるところの克服に努めました。
参加した児童・生徒からは、宿題のやり方がわかるようになった、漢字を覚えて漢字の勉強が楽しく
なった。また、保護者からは、家で勉強をする時間がふえた。わかることがふえたせいか表情が明るくな
ったなど、事業の趣旨や目的に合った成果が報告されております。
なお、この事業にかかわる財源としまして、20ページにあります県補助金、放課後子ども教室推進事
業費補助金から882,000円を充当しております。
8の外国人児童・生徒教育支援事業費でありますが、日本の文化や学校生活に不慣れで、日本語が十
分でない外国人児童・生徒に対し、バイリンガル相談員や日本語指導員がサポートをし、あわせて保護者
支援を行うものであります。
経費といたしましては、バイリンガル相談員4名の嘱託員報酬と日本語指導員2名の講師謝礼でござ
います。市内外国籍児童・生徒数でございますが、平成22年度は67人でありました。小中学校ともにブラ
ジル人が多く、全体の85%ほどを占めております。日本語指導が必要な児童・生徒は小学生21名、中学生
-91-
12名であります。
10のコミュニティ・スクール推進事業費であります。この事業は、平成21年度より国から2年間の研
究指定を受け、地域に開かれた信頼される学校づくり、地域に根差した特色ある学校づくりを目指し、実
践的研究を通してそのあり方や仕組みについて研究するというものでした。
研究指定校は萩間小学校でございます。萩間小学校はかねてより地域や保護者と十分な連携のもとに、
地域の人、物を学校の教育活動に生かし、地域から支援を受けて教育活動の充実を図ってきた学校であり
ますが、本指定での実践的研究によりまして、関係諸団体との連携が深まり、一層の充実が図られたとい
う報告を受けております。
次の4目組合立学校費は、教育総務課からの説明となります。
○教育総務課長(大石
朗君)
続きまして、4目組合立学校費の事業ナンバー1、牧之原市菊川市学校組合負担金は、牧之原小中学
校の管理運営に充てる負担金で、構成市の分担割合は、全体の2分の1を基本割とし、基本割の3分の2
を牧之原市が、3分の1を菊川市が負担しています。また、残りの2分の1は児童・生徒数割とし、牧之
原市、菊川市がそれぞれの児童・生徒数により案分しています。
2、御前崎市牧之原市学校組合負担金は、御前崎中学校の管理運営に充てる負担金で、構成市の負担
割合は、全体の40%を基本割とし、基本額の2分の1ずつを牧之原市と御前崎市が負担しています。また、
残りの60%は生徒数割とし、牧之原市、御前崎市がそれぞれの生徒数により案分しています。さらに、牧
之原市の負担金には、牧之原市菊川市学校組合と同様に交付税算入分が含まれています。
次に、2項小学校費、1目学校管理費の事業ナンバー1、職員給与費は、小学校の市費事務職員2人
分の人件費です。
174ページから176ページにかけての2、小学校施設管理費は、市内小学校9校の施設管理費で、主な
ものは施設の修繕料、浄化槽清掃などの手数料、176ページに移っていただいて、警備業務や浄化槽点検
管理などの委託料。
使用料は、市内7校のパソコン教室に設置している電算機器の使用料です。
土地賃借料は、小学校5校の敷地の一部やグラウンド用地などに借りているものです。
工事請負費は、相良小学校の渡り廊下棟で雨漏りが発生したため、屋根防水工事など全部で5件の修
繕工事を実施したものです。
備品購入費は、萩間小学校、坂部小学校、片浜小学校の3校のパソコン教室に教師用パソコン、児童
用パソコン、カラープリンター、学習用ソフト等を購入したもので、これまで各小中学校のパソコン等は
リースで行ってきましたが、今後は購入によりすべての学校を順次更新していく予定であります。
次に、3、小学校管理費は、小学校9校の管理にかかる全体的経費で、7校に配属した嘱託職員の報
酬。
消耗品費は、4年に一度の小学校用教科書の採択更新があったため、市内9校で使う教師用教科書及
び指導書等を購入したものです。
備品購入費は、教科書改訂に伴う指導用教材や実験用具等の理科教材、特別支援学級用の教材備品及
び図書室用図書等を購入したものです。なお、理科教材は理科教育施設整備費等補助事業により、また特
別支援学級用の教材備品及び図書用図書は住民生活に光をそそぐ交付金事業により購入したもので、関連
する収入は、14ページから16ページにかけての小学校費補助金のうちの理科教育設備整備等補助金、及び、
14ページの地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金の一部が充当されています。
負担金は、市内に弱視の特別支援学級がないため、牧之原市内の児童1名が御前崎第一小学校に入学
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していますので、その分の必要経費を御前崎市に負担したものです。
次に、176ページ下段から190ページまでの15ページにわたって記載の4、小学校運営費は、各学校ご
とに管理する学校運営にかかる経費で、相良小学校運営費で見ますと、主な支出は学習用、事務用の消耗
品、178ページに移っていただきまして、光熱水費、修繕費、複写機の使用料、教材備品等の購入費など
です。
なお、178ページの片浜小学校の運営費以降、各学校ともほぼ同じ内容ですので、学校ごとの説明は省
かせていただきます。
次に、少し飛びまして、190ページをお願いします。その下段の5、(きめ細かな交付金)小学校施設
管理事業は、国からのきめ細かな交付金を活用して、市内小学校3校の修繕工事を実施したもので、菅山
小学校は体育館の昇降照明が一部故障したため修理したもの、地頭方小学校は、体育器具庫の外壁が劣化
により破損したため修理したもの、細江小学校は校舎から浄化槽までの配管に破損が生じたため修理した
ものです。
関連する収入として、14ページの地域活性化・きめ細かな交付金の一部が充当されています。
次に、2目教育振興費の事業ナンバー1、児童等健康診断事業費は、学校医等の報酬や次のページに
移っていただいて、委託料は新入学児童や在校児及び教職員の健康診断等に要した経費です。
負担金は、教職員の人間ドックの受診料の経費の一部を公立学校共済組合に負担したものです。
2、就学援助費は、経済的に困窮する世帯に学用品や学校給食費などを支給したもので、対象人数は
110人でした。また、医療費扶助は6人でした。
3、就学奨励費は、特別支援学級に在籍する児童に就学奨励のため学用品や給食費を支出したもので
対象人数は26人でした。関連する収入として、13ページの小学校費補助金の就学奨励費補助金が充当され
ています。
4、小学校特別支援学級運営費は、市内七つの小学校に設置している特別支援学級の運営費です。
次に、3目学校建設費ですが、事業ナンバー1の(原発共生交付金)萩間小学校校舎改修費及び2の
(原発共生交付金)地頭方小学校校舎改修費は、両小学校の管理棟が屋根防水シートの劣化や外壁のクラ
ック等により雨漏りが発生しているため、これらを補修する工事の実施設計を行ったものです。
関連する収入として、18ページの原子力発電施設立地地域共生交付金の一部が充当されています。
90の(きめ細かな臨時交付金)小学校施設改修費は、国からのきめ細かな臨時交付金を活用して、
21年度からの繰り越しにより経年劣化等により老朽化が著しい小学校施設の改修工事8件を実施したもの
です。関連する収入として、14ページの地域活性化・きめ細かな臨時交付金(繰越明許分)の一部が充当
されています。
次に、3項中学校費、1目学校管理費の事業ナンバー1、職員給与費は、中学校の市費の事務職員1
名分の人件費です。
194ページをお願いします。2、中学校施設管理費は、市内の中学校2校の施設管理費で、主な支出は
施設の修繕料、浄化槽清掃などの手数料、警備業務や浄化槽点検管理などの委託料。
使用料は、榛原中学校のパソコン教室に設置している電算機器の使用料です。
土地賃借料は、榛原中学校の通学路防犯灯の用地21本分です。
工事請負費は、榛原中学校の技術棟のトイレを外から使えるようにしたこととともに、グラウンドに
あった円形トイレが老朽化したことから、このトイレを解体撤去したものです。
備品購入費は、相良中学校のパソコン教室に教師用パソコン1台、児童用パソコン40台、カラープリ
ンター3台、学習用ソフト41セット等を購入したものです。
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なお、榛原中学校は現在リースで行っていますが、平成26年度には相良中学校と同様に、購入により
更新する予定であります。
3、中学校管理費は、中学校2校の管理にかかる全体的経費で、榛原中学校に配属した嘱託職員の報
酬、備品購入費は、実験器具等の理科教材や特別支援学級用の教材備品、図書室用の書棚及び図書室用図
書等を購入したものです。
なお、理科教材は理科教育施設整備費等補助事業により、また特別支援学級用の教材備品及び図書用
の書棚、図書は、住民生活に光をそそぐ交付金事業により購入したもので、関連する収入として、15ペー
ジの中学校費補助金のうちの理科教育施設整備費等補助金及び14ページの地域活性化・住民生活に光をそ
そぐ交付金の一部が充当されています。
4、中学校運営費は、中学校2校がそれぞれで管理する学校運営にかかる経費で、194ページから
196ページ中段までが相良中学校運営費、196ページ中段から198ページ中段までが榛原中学校運営費とな
っています。両校とも主な支出は、学習用事務用の消耗品費や電気・水道等の光熱水費、修繕料、複写機
の使用料、教材備品の購入などとなっています。
次に、198ページをお願いします。2目の教育振興費の事業ナンバー1、生徒等健康診断事業費は、学
校医等の報酬。
委託料は、生徒や教職員の健康診断に要した費用。
負担金は、教職員の人間ドック受診経費の一部を公立学校共済組合に負担したものです。
2、就学援助費は支給対象が71人で、医療費扶助は1人でした。
3、就学奨励費は支給対象が14人でした。
関連する収入として、16ページの中学校費補助金のうちの就学奨励費補助金が充当されています。
4、中学校特別支援学級運営費は、相良中学校、榛原中学校に設置しています特別支援学級の運営に
かかる経費です。
次に、3目学校建設費ですが、事業ナンバー1の(原発共生交付金)相良中学校体育館改修費は、屋
根防水シートの劣化や外壁のクラック等により雨漏りが発生しているため、体育館の屋根と外壁の補修工
事を実施したものです。
関連する収入として、18ページの原子力発電施設立地地域共生交付金の一部が充当されています。
次に、200ページをお願いします。90の榛原中学校技術棟改修費は、国からの安全・安心な学校づくり
交付金及び地域活性化・公共投資臨時交付金を活用して、21年度からの繰り越しにより耐震補強工事及び
太陽光発電施設設置工事等を実施したものです。
関連する収入として、15ページの中学校費補助金のうちの安全・安心な学校づくり交付金(繰越明許
分)、14ページの地域活性化・公共投資臨時交付金(繰越明許分)の一部、及び37ページの教育債のうち
の榛原中学校技術棟改修分が充当されています。
なお、主要なる成果説明書の85、86ページに本事業についての記載がありますが、主要なる成果説明
書では、全体の事業がわかるよう前年度に実施済みの耐震補強計画策定業務委託及び実施設計業務委託も
含めて記載してあります。
90の(きめ細かな臨時交付金)中学校施設改修事業費は、国からのきめ細かな臨時交付金を活用して、
21年度からの繰り越しにより、榛原中学校の第2理科室の水道・ガスの配管修理及び生徒会室の床の張り
かえ等を行ったものです。
関連する収入として、14ページの地域活性化・きめ細かな臨時交付金(繰越明許分)の一部が充当さ
れています。
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次の4項幼稚園費は幼保支援課からの説明となります。
○幼保支援課長(前田富治君)
それでは、4項1目幼稚園費をお願いします。
1、職員給与費は幼稚園職員9人分の人件費です。
2、幼稚園管理費は、相良幼稚園及び地頭方幼稚園にかかる共通管理経費で、主なものは、園医及び
8人分の嘱託職員の報酬、社会保険料、各種設備の点検検査手数料、警備業務や駐車場用地などの賃借料、
AEDの購入となっております。
次の3、幼稚園運営費は、相良幼稚園及び、次のページの地頭方幼稚園の運営にかかります経費で、
主なものは、3月現在で198人おりました園児にかかります日常的な事務用、教育用の消耗品費や光熱水
費、施設設備などの修繕料、点検手数料、その他職員研修にかかる負担金などとなっております。
以上の幼稚園費の財源としまして、10ページの幼稚園保育料が充当されております。
それでは、204ページの方をごらんください。4の幼稚園就園奨励費です。私立の幼稚園に就園する園
児の世帯のうち、保護者の所得状況に応じて経済的負担を軽減することを目的とするもので、市民税課税
額が基準以下の世帯に対して補助するものです。市外の民間幼稚園に在籍する場合も対象となります。交
付対象は342人で、1人当たりの補助額は8万5,000円ほどでした。
財源は、16ページに、教育費国庫補助金が幼稚園就園奨励費として充当されております。
次の5、学校法人私立幼稚園運営助成費は、市内にあります私立の幼稚園4園に対しまして、幼児教
育の振興を奨励し、その充実及び向上を図るために要する経費の補助として、基本割及び園児数に応じた
補助金を交付したものであります。
次の5項社会教育費は、社会教育課から説明させていただきます。
○社会教育課長(鈴木正行君)
5項1目社会教育総務費から説明をいたします。備考欄1の職員給与費は、職員13人分の人件費であ
ります。
206ページをお願いしまして、2の社会教育振興費の委員等報酬は、社会教育委員会委員14人と学校支
援委員会委員6人の報酬です。社会教育委員会は、年間4回の定例会議のほか、県・中部及び榛原地区の
それぞれの連絡協議会や研修会へ参加していただきました。学校支援委員会は、国委託事業の学校支援地
域本部事業にかかわる会議を2回行いました。
次に、嘱託員報酬ですが、社会教育指導員2人、社会教育事務補助員1人、及び学校支援地域本部事
業のコーディネーター2人、計5人分の報酬です。
学校支援地域本部事業は、小中学校での学習支援や校内環境整備など、学校側の依頼に応じて学校を
支援する方を紹介するというものです。事業実績としまして、小中学校へ延べ49回の支援ボランティアの
派遣を行っております。また、学校支援地域人材リストの作成配布を行いました。
この学校支援にかかわります歳入は、20ページ、教育費県補助金の学校支援地域本部補助金220万
6,000円を充当しております。
委託料ですが、はりはら塾発表会経費として実行委員会へ支出しております。2月12日、13日にその
活動の成果の発表会が開催され、作品展示、舞台での発表、体験教室が行われました。昨年度のはりはら
塾は、講師66人の方々に137講座を開催していただき、受講生は1,609人でありました。
負担金は、県中部及び榛原地区の各社会教育委員連絡協議会への支出であります。
次に、3の青少年教育費でありますが、委員等報酬は、青少年健全育成推進会議及び補導活動などを
行った推進員46人の報酬と青少年問題協議会開催時の委員18人の報酬です。
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青少年健全育成推進員の活動内容は、花火大会や祭典終了時の巡回指導や商店、ゲームセンター等へ
の立入調査を実施し、環境浄化活動を行いました。育成推進員の活動とは別に、児童等の防犯対策としま
して、児童・生徒の下校時間に合わせた青色回転灯によるパトロール、同報無線による帰宅放送のお知ら
せとともに、児童・生徒の見守りなどの軒先運動の推進を行い、不審者対策を含め、青少年の安全・安心
に努めました。
次に、賞品、記念品等は、成人式における新成人者への記念品代、及び7月に開催しました家庭と地
域で子供を育てる市民の集いにおいて、「私の主張作文」の優秀作品を発表した中学生4名に記念品とし
て支出しております。
なお、成人式の出席率は、新成人対象者543人に対し、出席者は443人で約81.6%でした。
印刷製本費は、成人式のしおり600部、案内はがき、リストの打ち出しなどの費用であります。
補助金は、ボーイスカウト2団、ガールスカウト1団への活動費補助と朝霧高原で行われた日本ジャ
ンボリー参加費用の一部を助成しました。その他、小学生を対象に、地域の大人との触れ合いの中で学校
生活では得られない体験の場として、牧之原子供教室15教室を開催いたしました。
また、中学生の体験ボランティアとして、市内13の福祉施設と社会教育事業の成人式、図書館業務な
ど延べ254人が参加しました。
通学合宿の推進事業につきましては、各小学校区において、宿泊可能な施設から学校に通う事業で、
基本的生活習慣や望ましい人間関係を育てることを目的としています。昨年度は市内すべての10小学校が
実施をいたしました。
4の家庭教育推進費でありますが、主な支出は委託料で、家庭教育学級の開設にかかわる経費であり
ます。家庭教育における教育機能の向上を支援するため、3歳児から中学生までの親を対象に24学級、
1,101人が学習しました。合同学習会として、10月のテレビ寺小屋公開録画への参加ほか、各年代層に合
わせ、子育てについて熱心に取り組んでいただきました。
また、就学前のお子さんを持つ学級生が参加しやすいよう、学級生の子供を預かる託児ボランティア
により、安心して学習できる環境づくりも行いました。
次に、5の成人教育費でありますが、主な支出は委託料で、学習機会の提供や地域の活性化を図る目
的で行います地区セミナーへの委託、平日の昼間開催します中央セミナーへの委託、そして女性団体連絡
協議会へ男と女のフォーラムの開催委託の経費であります。
フォーラムについては、9月に第1回目として「絆を結ぶエンゼルメイク」というテーマでの講演会。
第2回目は、2月におばあちゃん劇団「ほのお」による「うつと向き合う家族の物語」をテーマとした演
劇を行いました。いずれも市民の興味や要望に応じたテーマで講演会を開催していただきました。
次に、2目公民館費、1の職員給与費は、職員2人分の人件費であります。
208ページをお願いしまして、2の公民館管理運営費でありますが、委員等報酬は公民館運営審議会委
員9人の報酬です。
嘱託員報酬は、相良公民館の嘱託職員、萩間公民館、地頭方公民館の館長及び萩間公民館管理人の計
4名の人件費であります。
光熱水費は、各施設にかかわる電気料、水道料、ガス代です。
建物等修繕料は、相良公民館の水道ポンプ取りかえなどの修繕を行いました。
手数料につきましては、機械・器具等の点検料及び検査料などで、消防設備点検料のほか8件。
保険料は、総合賠償保険料であります。
委託料につきましては、各施設設備等の保守点検業務や施設休日・夜間等管理業務など、計11件の業
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務委託を行っております。
使用料は、主に3館の複写機の使用料であります。
賃借料は、地頭方公民館の敷地2,437平米の借地料であります。
本事業にかかわります歳入は、10ページの公民館使用料、36ページの教育費雑入の印刷実費代など、
計63万2,673円を充当しています。
210ページになりますが、次に、3の地域活動推進費ですが、主な支出として、報償金は地区公民館
22館の公民館主事への謝礼です。公民館主事連絡会を開催し、公民館活動の推進と中央公民館まつりの企
画運営を行っていただきました。
講師謝礼は、小学生を対象とした少年少女ふるさと教室と公民館活動発表研修会の講師への謝礼であ
ります。
補助金は、地域活動助成として、地区公民館活動への助成と子供たちへの体験教室等の指導をしてい
ただいている子供を育む地域活動推進団体5団体への助成で、この事業については地域の皆さんが講師と
なり、さまざまな体験を通して、子供たちへお互いに協力し合う心や自然の大切さを教えていただいてお
ります。
4の成人学習費でありますが、主な支出は講師謝礼で、学習機会の提供と生涯学習の推進を図る目的
で、65歳以上の高齢者を対象とした万年青大学と3歳児を持つ親の学級を開催いたしました。万年青大学
では100人の講座生があり、7回の学習会を開催しました。高齢者がいつまでも元気でいていただくため
に、講座内容も生活に役立つこと、振込詐欺被害防止にかかわることなどの内容となっております。
3歳児を持つ親の学級では、38組の親子が7回の学習会に参加しました。父親の参加もあり、子育て
にかかわっていこうという姿勢が見られました。
委託料は、田沼塾発表会経費として運営委員会へ支出しております。2月5日、6日にその活動発表
会が開催され、作品展示、舞台での発表、体験教室が行われました。昨年度の田沼塾は、講師53名の方々
に72講座を開催していただき、受講生は944人でありました。
次は、文化振興課の説明となります。
○文化振興課長(鈴木
守君)
引き続き210ページ、3目文化費の説明をさせていただきます。備考欄1の文化振興費でありますが、
まず、嘱託員報酬と次の社会保険料は、文化センターの貸し館業務や文化協会事務などの嘱託員1名分の
支払いでございます。
委託料といたしましては、書道や絵画、華道、保育園、幼稚園、小中学校の皆様から多数の作品を出
品していただきました文化祭と合唱や民謡、舞踊、大正琴の演奏などの発表会であります芸能祭の開催、
また、文芸まきのはら第5号の発刊業務は、市内及び市出身の方々256人、1,082作品にも及ぶ投稿をいた
だきました。
補助金は、芸術文化の向上を目的に活動しております文化協会、それと、各種イベントに出演してお
ります太鼓保存会に活動費を助成しております。
また、市民の文化意識の高揚と芸術活動の活性化のために実施する文化ホール文化振興事業として、
7団体に補助金を交付いたしました。
これに伴います歳入といたしまして、36ページ、教育費雑入で、文芸まきのはら等の実費代がありま
す。
次に、2の榛原文化センター管理運営費でありますが、文化センターのホールや会館等の会議室など、
貸し館に伴う日常的な維持管理経費であります。
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嘱託員報酬は、月曜から金曜日の夜間及び土日、祝祭日の管理にかかる管理人3名に対するものでご
ざいます。
燃料費は、暖房用のボイラーの重油。
光熱水費は、大部分が電気料でございます。
建物等修繕料でありますが、築32年以上も経過しているため、法的な点検により指摘された箇所等の
修繕を行いました。修繕箇所としましては、地下タンク油配管の修繕、地上灯取替修繕、雨水排水管修繕、
聴講室等雨漏りの天上の修繕、10カ所の修繕を実施いたしました。
手数料は、浄化槽検査料や特殊建築物定期検査など法的な点検や検査手数料です。
212ページをお願いいたします。委託料は、安全・安心・快適に利用してもらうために必要な、照明、
音響技術業務委託や清掃業務、それぞれの設備の保守点検委託業務であります。
平成22年度の利用状況でありますが、ホールが3万人、会議室が2万7,339人の多くの皆様にご利用い
ただきました。
歳入といたしましては、10ページの施設使用料348万3,000円を充当しております。
次に、3の相良総合センター管理運営費でありますが、「い~ら」のホールと各種会議室などの貸し
館に伴う日常的な維持管理経費であります。
賃金は、土日、祝日の昼間と夜間使用のある日の管理にかかわる管理人3名に対するものでございま
す。
光熱水費は、冷暖房に必要な電気料が主なものでございます。
そのほかには、各種の検査手数料やそれぞれの設備の保守点検、業務委託でございます。
利用状況でございますが、ホールが2万344人、会議室等が9,289人の利用がございました。
歳入といたしましては、10ページの施設使用料273万4,000円を充当しております。
次は、社会教育課からの説明となります。
○社会教育課長(鈴木正行君)
4の相良図書館管理運営費から説明をさせていただきます。
嘱託員報酬は図書館職員1人分の報酬です。
講師謝礼は、読み聞かせボランティア研修会の講師、及び幼稚園、保育園、小中学校へ読み聞かせな
どの読書活動を行っているグループへの謝礼です。
委託料は、床清掃業務、自動ドアの保守点検業務と土日等の会館業務を読書グループのおはなしパレ
ットにお願いしている経費であります。
備品購入費は、書架ほか5台、図書書籍854冊の書籍の購入費であります。
相良図書館の年度末蔵書数は2万561冊で、年間貸出冊数は2万6,150冊、年間来館者数は1万3,983人
でした。
本事業にかかわります歳入は、14ページの総務費国庫補助金、住民生活に光をそそぐ交付金105万円を
充当しています。
5の榛原図書館管理運営費ですが、嘱託員報酬は図書館職員1人分の報酬です。
委託料につきましては、土日等開館業務を読書グループのお話しクラブにお願いしている経費であり
ます。
備品購入費は、児童書用書架6台、図書館書籍760冊の書籍の購入費であります。榛原図書館の年度末
蔵書数は2万3,916冊で、年間貸出冊数は2万9,766冊、年間来館者数は1万4,761人でした。
本事業にかかわります歳入は、光をそそぐ交付金165万円を充当しております。
-98-
6の移動図書館管理運営費ですが、主な支出としては、嘱託員報酬で、移動図書館職員1人分の報酬
です。
委託料は、図書館車運営管理業務です。図書館を利用しにくい遠隔地の市民のために、市内を8コー
スに分け、毎週火曜日と水曜日に巡回し、地域の方に読書機会の提供を行いました。
また、各小学校へは昼休みや放課後を訪問時間として巡回しております。
216ページをお願いしまして、備品購入費は、図書館書籍283冊の書籍の購入費であります。移動図書
館の年度末蔵書数は7,829冊で、年間貸出冊数は1万1,897冊、利用者は4,527人でした。
本事業にかかわります歳入は、光をそそぐ交付金10万円を充当しています。
7の(緊急雇用対策)図書館読書活動推進事業費は、相良・榛原両図書館に1人ずつ計2人の臨時職
員を配置し、図書館サービスの充実と学校や図書ボランティアの支援を行いました。
本事業にかかわります歳入は、20ページ、緊急雇用創出事業臨時特例対策事業費補助金311万6,834円
を充当しています。
8の移動図書館車整備事業ですが、旧車両が18年経過し、故障が多くなったため、新しい車両に更新
しました。巡回コースは、車両更新前と同じく、小学校及び図書館遠隔地を対象に8コース、53カ所のス
テーションを巡回しています。
本事業にかかわります歳入は、36ページ、教育費雑入の日本宝くじ協会助成金1,727万400円を充当し
ています。
次は、文化振興課の説明となります。
○文化振興課長(鈴木
守君)
4目文化財保護費の備考欄1の文化財保護総務費でありますが、文化財保護法による大規模な農地開
発に伴う埋蔵文化財の発掘調査として、坂部の宮下遺跡調査事業を実施いたしました。
また、牧之原市の貴重な文化財の保護・保全に努め、後世に引き継ぐための経費でありまして、市の
文化財保護審議会委員9名の報酬や嘱託員職員の3名分の報酬と社会保険料でございます。
賃金は、発掘調査に伴う作業員賃金。
それと、消耗品費は、同じく調査に伴う土嚢袋、写真のフィルム、ブルーシートなどでございます。
光熱水費、修繕料等は、宮下遺跡の現場事務所と相良文化財調査事務所の維持管理費でございます。
委託料は、勝間田城址の管理委託をお願いしております勝間田区への委託料や宮下遺跡の調査に伴う
出土品の化学分析の委託料、測量業務委託として宮下遺跡の空中写真測量や現地の遺構測量の委託料でご
ざいます。
218ページをお願いいたします。土地、重機及び現場事務所等の借上料は、宮下遺跡での現場の借上料
でございます。
工事請負費は、平成21年8月11日の地震により被害を受け、危険な状態であるため閉館しておりまし
た榛原郷土資料館の解体費用でございます。
また、補助金といたしまして、市内にあります重要文化財の管理と大江・波津・鹿島・神明神社の御
船神事、蛭ヶ谷の田遊び、一幡神社の御榊神事などの伝統民俗芸能の活動に対しての助成と、同じく21年
8月11日の地震により倒壊いたしました平田寺の多宝塔や屋根や壁に被害がありました重要文化財大鐘家
の補助金、それと市指定の板屋庭園の補助金でございます。
これに伴います歳入としまして、宮下遺跡の発掘調査事業として、国及び県からの補助金がございま
す。
2の相良史料館・民俗資料館の管理運営費でありますが、昔の懐かしい民具や田沼意次に関する歴史
-99-
的な資料などを展示するとともに、2階ホールの貸し館を行い、芸術文化の向上に寄与するための施設で
ございます。
主なものは、管理をお願いしております嘱託員2名分の報酬や光熱水費、施設警備などの委託料でご
ざいます。
入館者でありますが、相良史料館が2,602人、民俗資料館が278人、資料館2階のホールの利用者は1
万5,277人でありました。
歳入ですが、10ページの資料館ホール使用料の36万4,000円を充当しております。
次は、健康推進課からの説明となります。
○建設推進課長(辻
良典君)
引き続きまして、6項保健体育費につきまして説明いたします。218ページ、下段になります。1目保
健体育総務費は、市民の健康推進と体力の向上を目的に、市体育指導員を推進母体に体育協会、スポーツ
少年団、総合型スポーツクラブ等と連携し、スポーツの普及啓発を図るものであります。
1の職員給与費は、職員4名分の人件費です。
220ページをごらんください。2の社会体育振興費ですが、主なものは、非常勤公務員としてスポーツ
の普及、指導をお願いしております体育指導員の委員報酬や体育協会への市町対抗駅伝参加運営委託、県
セーリング連盟への小中学生ヨット教室の運営委託でございます。
補助金は、牧之原市体育協会及びスポーツ少年団への補助金です。
歳入といたしまして、資料36ページの教育費雑入、スポーツ教室参加料を充当しております。
3の(緊急雇用対策)市民スポーツ環境整備事業は、国の緊急雇用創出事業補助金を受け、社会体育
施設管理者のNPO法人牧之原市体育協会に、失業者2名の雇用による施設の利用環境整備を委託したも
のです。
財源は、資料20ページの緊急雇用創出事業臨時特例対策事業費補助金のうち、事業に要した委託料の
全額を充当しております。
次に、体育施設費は、指定管理制度による委託を含めた市内体育施設の維持管理にかかわるものであ
ります。
1の社会体育施設管理運営費の主なものは、ぐりんぱる、相良総合グラウンド、B&G海洋センター
など、市内9カ所の社会体育施設の運営管理をNPO法人牧之原市体育協会に指定管理者とした委託料で
あります。
賃借料は、B&G海洋センター、相良総合グラウンド、地頭方体育館の敷地の一部の賃借料でありま
す。
歳入としまして、資料10ページの保健体育使用料、学校体育館使用料を充当しております。
次の90(きめ細かな臨時交付金)社会体育施設改修事業費は、国のきめ細かな臨時交付金を活用して、
老朽化の進む体育施設の整備を行ったもので、静波体育館の照明設備改修と相良B&G海洋センターの屋
根防水工事が主なものであります。
歳入としまして、14ページ、地域活性化・きめ細かな臨時交付金(繰越明許分)の一部を充当してお
ります。
次の3目学校給食費は、教育総務課からの説明になります。
○教育総務課長(大石
朗君)
221ページをお願いします。3目学校給食費ですが、事業ナンバー1の職員給与費は、市費の栄養士1
人分の人件費です。
-100-
2、給食センター運営費は、小学校2校、中学校1校、幼稚園2園であわせて1,514食の給食を行った
もので、主な支出は、電気、ガス等の光熱水費、調理用器具等の備品修繕、食材購入の賄材料費。
委託料は、平成21年度から調理、洗浄、配送業務を民間委託しましたので、その委託料が大きなもの
となっています。
224ページに移っていただいて、3、小中学校等給食施設管理費は、小学校3校の単独校調理場で、あ
わせて633食の給食を行ったものです。
主な支出は、給食センター運営費と同様に、光熱水費、賄材料費、調理用業務等の民間委託料となっ
ています。
事業ナンバー2及び事業ナンバー3の給食業務に関連する収入としては、32ページの学校給食費納付金
等が充当されています。
次に、4、吉田町牧之原市広域施設組合負担金は、榛原地区の小中学校5校の給食を吉田町との組合
立で行っていますので、その分の負担金で、構成市町の負担割合は、全体の40%を基本割とし、基本割の
2分の1ずつを吉田町と牧之原市が負担しています。また、残りの60%は児童・生徒数割とし、吉田町牧
之原市がそれぞれの児童・生徒数により案分しています。
5、(きめ細かな交付金)給食センター運営事業は、国からのきめ細かな交付金を活用して、給食セ
ンターの県貸与保存用の冷蔵庫が耐用年数を過ぎ老朽化が著しいため、冷蔵庫1台を買いかえたものです。
関連する収入として、14ページの地域活性化・きめ細かな交付金の一部が充当されています。
同じく、6、(きめ細かな交付金)小中学校等給食施設管理事業費は、国からのきめ細かな交付金を
活用して、菅山小学校調理場の食材保存用の冷蔵庫及び冷凍庫が耐用年数を過ぎ老朽化が著しいため、冷
凍庫1台と冷蔵庫1台を買いかえたものです。
関連する収入として、14ページの地域活性化・きめ細かな交付金の一部が充当されています。
90の小中学校等給食施設管理費は、国からの安全・安心な学校づくり交付金及び地域活性化・公共投
資臨時交付金を活用して、平成21年度からの繰り越しにより、萩間小学校給食棟と地頭方小学校給食棟の
耐震補強工事を実施したものです。
関連する収入として、13ページから16ページにかけての小学校費補助金のうちの安全・安心な学校づ
くり交付金(繰越明許分)、14ページの地域活性化・公共投資臨時交付金(繰越明許分)の一部、及び
37ページの教育債のうちの萩間小学校給食棟、地頭方小学校給食棟耐震補強分が充当されています。
なお、主要なる成果説明書の88、89ページに本事業についての記載がありますが、榛原中学校技術棟
改修費と同様に、主要なる成果説明書では全体事業がわかるよう、前年度に実施済みの耐震補強工事策定
業務委託及び実施設計業務委託も含めて記載してあります。
以上で、10款教育費関係の説明を終了させていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑はありませんか。鷺坂・夫君。
○(鷺坂・夫君)
3点ほど教えてください。ALTの件と、それと中学生のボランティアが非常に好評だったということ
で、206ページのボランティア保険料ってかなり安いんですけれども、子供たちが将来に向けてボランテ
ィアでかなりの生涯学習をすると思いますが、もし万が一の事故のときに、この程度の保険料で賄えるか
どうか少し気になりましたので、その点を教えてください。
それと、220ページの社会体育施設、指定管理者だけなんですけれども、9カ所の施設を指定管理者に
お願いしているわけですが、好評だとか苦情だとか、成果説明書のどこに書いてあるかちょっと見つけら
-101-
れなかったものですから、ちょっと確認をさせてください。
ALTの件については、具体的にはかなりの時間をやっていただいて、成果説明書の90ページに書いて
ありますが、年度途中でお一人ふえたというようなことで、かなりハードなスケジュールになっているの
ではないかなというふうに思いますが、静岡空港も開港したということで、万国共通語の英語にかなり子
供たちがかなり興味を示していると思いますが、その辺についてこの金額でいいのかどうか、それと今の
配置で間に合っているというのかどうか、もっとふやしたいというのか、その辺だけ少し教えてください。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。健康推進課長。
○建設推進課長(辻
良典君)
指定管理の状況ということでございますが、成果説明書の方は19ページになります。こちらの方に全体
の利用者数等を記入させていただいておりますけれども、全体で指定管理者との連絡体制は常にとってお
ります。市民からの不具合等の連絡につきましては、すぐに対応するようにという指示も出しておりまし
て、我々の方も定期的に施設の方を見回りまして、不具合がある場合は改善するようにという指示を出し
ております。
利用者の皆さんからは、市が行うよりも修繕等の対応とか、それについては比較的早くやってもらえる
ということでは好評をいただいていると思います。現在、施設の貸し出しについても、一括で1カ所に集
まってやっていただけるというようなことで、利用の皆さんには実際にその施設に行かなくても1カ所で
いろいろできるよということで、利便性を上げるように指導をしているところであります。総体的に現在、
苦情等は余り出ておりませんが、施設の老朽化がありまして、それについてはこちらの方も改修を進めて
いかなければならないんですが、なかなか大きなお金がかかる部分もありますので、順次、計画的に予算
を立てて進めていきたいというふうに考えているところであります。
以上でございます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
学校教育課長。
○学校教育課長(大石茂生君)
ご質問いただきましたALTの件でございますけれども、今くらいの配置でいかがなものかというふう
なご質問かと思いますが、私どもとしましては、大変それはたくさんいるにこしたことはございませんけ
れども、やはり近隣の市町の状況を見たり、それから現在は3名の方にお願いをしておるわけですが、昨
年より1名増という形で、小学校の英語活動が5、6年生で週1回行われる対応をしておりますので、そ
ういう意味では、この規模の市町としましては、大変、充実した配置をさせていただいているというとこ
ろかというふうに考えております。
以上でございます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
社会教育課長。
○社会教育課長(鈴木正行君)
青少年ボランティアに関する保険の関係でございますが、206ページをごらんいただきまして、2の社
会教育振興費にボランティア保険料が出てございます。それから、少し下がっていただきまして、3の青
少年教育費にもボランティア保険料が1,000円出てまいります。2の社会教育振興費の方は社会福祉協議
会が運営しております保険、それから、3の青少年教育費の方に関しましては、民間の保険会社が運営し
ます1日保険ということになっておりまして、いずれもスポット的にかけております保険なものですから、
-102-
掛金はそんなに高くはないですけれども、保障内容としてはまずまずのものではないかなというふうに思
っております。
以上でございます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
鷺坂・夫君。
○(鷺坂・夫君)
ALTの件はもう少しで十分だというふうな答弁ですよね。やっぱり小さいときに覚えた英会話という
んですか、僕らではちょっと聞き取れないような英語も、小さいときに学んだやつはかなり読解力という
か、聞き取りができるということで、生の英会話をなるだけたくさんの児童に教えていただきたいという
ことで、増額をまたできたら検討してください。了解しました。
施設管理の方についても了解をさせていただきました。ただ、施設が老朽化しているということで、事
故のないように常に点検管理をしていただきたいというふうに思います。
それと、1日保険ということで、ちょっと気になったのは、青少年の教育費の中に、施設の老人の皆さ
んをボランティアでいろいろ体験学習をするということで、たった1,000円で何人かなと思ったら46名だ
とかたくさんの方が体験をされているということで、学校から行く間の例えば交通事故とかそういったも
のは含まれないのかどうか、少し1,000円でどれだけの保障があるのかなというふうにちょっと気になっ
たものですから、もし万が一の事故があったときのことを考えて、しっかり調査して、事故があっても子
供たちの父兄から苦情が来ないように、十分配慮していただきたいというふうに思います。了解です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑はありませんか。増田伸三君。
○(増田伸三君)
4点ほどお願いします。一つは、176ページあたりに、小学校の運営費がいろいろ出て、その次にはま
た中学校の、また別のページには幼稚園があるんですけれども、そこら辺に児童・生徒というんですか、
そういった人数が入っていれば、大体どこが高いか、あるいはそれぞれの間で公平性を保っているか、そ
の辺の検証がされているかどうかという点が一つと、それから、土地の賃借料が時々出てくるんですけれ
ども、先ほども、今回ではないですけれども、公園の賃借料が出てきて、今回は小学校、そういったこと
が出てくるんですけれども、その辺は借りる方が安いのか、あるいはお金がなければ買うことができない
ですけれども、買った方が安いのか、その辺の損得、あるいはもう少しこうしたら経費削減ができるのか、
その辺の検討はされているかということが二つ目です。
それから、三つ目は、榛原文化センターに関することです。210ページに、榛原文化センターの管理運
営費がいろいろ出ているんですけれども、もうすぐ榛原文化センターの使用をやめるということですけれ
ども、やめた場合、年によってかかる経費は若干違うかもしれませんけれども、この中からどれが残るで
しょうかということ、それから前回、文教厚生委員会で文化センターを見に行かせていただきましたが、
裏の方にポンプがあったりして、雨が降ると水をかい出すとか、あるいは屋根から雨漏りがしてその水を
かい出すとか、いろいろそんなお話を伺いましたけれども、その辺の費用はどこに入っているのか。入っ
ていなくてもいいですけれども、そういうことを考えると、これから文化センターの使用をやめて、その
まま建物を残した方がいいのか、あるいは一時的にお金がかかっても取り壊してしまった方が将来的にコ
ストが安く済むのか、その辺の検討はされたかということと、細かくなりますけれども、212ページと
214ページに榛原文化センターと相良文化センターの舞台照明音響技術業務というのがあって、ざっくり
で120万円くらい違うんですけれども、何でこんなに違うんですかと、以上の4点お願いします。
-103-
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
教育総務課長。
○教育総務課長(大石
朗君)
まず、1点目の小中学校、幼稚園の運営費ですけれども、児童数がここに今、記載されていないという
ことで、これについては記載の必要があれば来年度以降記載できるかどうか、この決算書の作成の担当課
とまた協議したいと思います。
次に、学校にかかります土地賃借料についてですけれども、現在5校ほどで学校用地、あるいはグラウ
ンド用地の一部を借地で行っているんですけれども、それを買った方が安いのか、借りる方がいいのかと
いうことですけれども、当然長い年月にわたって借りる話ですので、トータル的には購入した方が経済的
かと思いますが、地主さんのご理解、あるいは一時期に多額の費用を要するというようなことから、現在
借地になっているものがございます。今後も地主さんとの話し合い等を進めて、財政との話し合いも進め
ながら、どちらの方法がよいのか検討してまいりたいと思います。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
増田伸三君。
○(増田伸三君)
今の答弁ありがとうございました。それで、人数を書くのはもちろん相談してからで、いいですけれど、
人数を書くこと自体ではなくて、人数が書いてあれば、私らが簡単にそろばんをはじいても大体同じだと
か、あるいはここのその学校が極端に多い。多いのは例えば修繕が多いとか、その辺がわかるんですけれ
ども、それは私らがやらなくても、当局でもって公平性が保たれているように検討を既にされているかと、
その辺が一番のポイントなものですから、公平性がちゃんと保たれているように検討されてあれば結構で
すけれども、その確認です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
教育総務課長。
○教育総務課長(大石
朗君)
各学校と毎年次年度の予算立てをする際に、児童数あるいは前年度の予算との対比の中で協議をしなが
ら予算を組んでいます。臨時的に必要なものも盛り込んだりしながら組んでいますので、妥当性について
も協議しています。
以上です。
○(増田伸三君)
今の件は了解です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
文化振興課長。
○文化振興課長(鈴木
守君)
先ほどの榛原文化センターをやめた場合の経費的なことですけれども、23年度は工事がございますけれ
ども、ホールの方をなくした場合ですけれども、維持管理費に約1,400万円ほどを予定しております。で
すから、今の金額からいくと1,800万円ほどの減額ということで予定しています。
中身的には、手数料は浄化槽、あと簡易水道、防火対象物等はそのままホール棟がなくなっても対象に
なります。あとは、委託料といたしましても、日常清掃、施設警備、電気設備、浄化槽、消防、清掃衛生
業務、エレベーター、これは新しく設置する予定でエレベーター等の委託料が入ります。
-104-
それと、取り壊しをした場合の経費的なことですけれども、舞台上、ホール棟にかかわります維持管理
的な経費のものは一切削除になります。
ただ、取り壊しを予定していますが、5,000万円以上の取り壊し費用がかかる関係もございます。あと、
今後の計画等をまた決めていって、そちらの方の取り壊しがどうなるかとかということはまた検討させて
いただきたいと思います。
それと、榛原文化センターの委託料の方の舞台照明音響技術が330万7,500円。それと、相良総合センタ
ー「い~ら」の方の舞台照明音響が198万4,500円ということで違いがございます。こちらの方は、相良総
合センター「い~ら」の方につきましては、舞台袖で音響・照明、特に簡易的な照明の設備をそちらまで
引っ張ってきておりますので、舞台袖で集中的にできるということで、操作も2階の照明室までいかなく
てもいいということで少なくしてこちらにさせてもらっております。
それと、あとは同じく吊り物等が「い~ら」の方は舞台袖で全部電気で、ボタンで上げ下げできるとい
うこと、榛原文化センターの方は舞台袖まで自分の手で、麻のロープでの上げ下げということで、人為的
なこともございますので、「い~ら」の方が大幅に安くなっております。
以上でございます。
○(増田伸三君)
了解しました。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑はありませんか。太田佳晴君。
○(太田佳晴君)
1点、174ページですけれども、10款の備考欄10のコミュニティ・スクール推進事業費についてお尋ね
します。課長の方の説明ですと、これは21年度から2年間をかけて、その地域に根差した学校教育という
ことで、萩間小学校を調べていて、結果的には十分なそういった連携をとってあるというような結論だと
いうような報告なんですけれども、ちょっとわからないのは、ということは、もう既に目的が当初から達
成されていたというような感じにとれるんです。それで、あくまでも2年間かけて指定ができるかどうか、
その調べをしたというふうに私は思うんですけれども、なぜ指定にならなかったのか、目的が達成されて
いたならば。それはどういうふうに考えればいいのか説明をお願いします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
学校教育課長。
○学校教育課長(大石茂生君)
研究指定校に萩間小学校が選ばれた理由としましては、やはり一つには非常に実績があったということ
だと思います。それを受けまして、さらにこの研究を通して、今までの実績というのが、萩間小学校の場
合にはある程度地域の支援もあったわけでありますけれども、ある団体に少し偏るというんでしょうか、
その団体が学校に対しては非常に支援をしてくれたわけでありますけれども、地域全体の支援をどうして
いくかというあたりが一つの大きな研究課題でございました。
先ほどちょっと申し上げませんでしたけれども、報告の中に、保護者やより多くの地域の皆様方が教職
員と一体となった学校づくりを実感をして、学校運営への参画意識を高めることができたというふうな報
告もされております。つまり、より広い範囲での学校支援がこの研究を通して行われるようになったとい
うふうなことかというふうに私どもは理解しております。もともとの非常に実績のある学校が、さらにこ
の研究によってより充実が図られたというふうなことだというふうに考えております。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
-105-
太田佳晴君。
○(太田佳晴君)
ちょっと私、勘違いしているかもしれないですけれども、2年間調べをしてそれで指定をするというの
が目的ではないんですか。萩間小学校をコミュニティ・スクールとして指定するということではないんで
すか。なぜ指定にならなかったんですか。その目的は十分達成されているし、今の課長の説明だといいこ
とばかりですよね。なのになぜ指定されなかったのかとそこのところです。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
学校教育課長。
○学校教育課長(大石茂生君)
すみません、私の議員さんからの質問の理解が十分ではなくて申しわけございません。指定をするため
にこの研究指定をしたということではないというふうに私どもは理解をしております。コミュニティ・ス
クールという地域に開かれた、地域に根差した学校をつくっていくというときに、先ほど申し上げたとお
り、萩間小学校には伝統もありましたし、実績もありましたので、それをさらに深めるという意味でモデ
ル的にやっていただいたと。ですから、これをやって2年間成果が上がらなかったものだからコミュニテ
ィ・スクールとして指定されなかったとかというふうな問題ではないというようなことでございます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
太田佳晴君。
○(太田佳晴君)
ちょっと行き違いになっているかもしれないですけれども、いつだったか国の方の方針として、県もそ
れを受け入れて、とにかく今後コミュニティ・スクールの指定校をふやしていくというような、そういっ
た方針が出たということで、そういうものを受けてこの牧之原市としても萩間小学校ならいけるだろうと
いうことで2年間やったのではないかなという、私は思ったんですけれども、その2年間の成果として、
確かに大丈夫だ、いいよということならば、何で指定校として推薦しなかったのかその辺はちょっとわか
らないですけれども、なぜかなという、素朴な疑問としてその点がどうかなというのがよくわからない。
簡単ですけれどもよくわからないです。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
学校教育課長。
○学校教育課長(大石茂生君)
私どもの方から県の教育委員会に出してコミュニティ・スクールとして推薦をするであるとか、しない
であるとかというふうなことについては、私自身はちょっと存じ上げていないところがありますので、そ
こはきちんと精査をしておきたいというふうに思います。指定が21、22年だったというふうに思いますが、
私の知る限りでは、この実績を持って県の教育委員会にコミュニティ・スクールとして推薦をするである
とか、しないであるとかというような手続の問題については承知をしておりませんので、そこのところは
少し精査をして調べさせていただいてご回答させていただきたいというふうに思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑は。鈴木千津子君。
○(鈴木千津子君)
片浜小学校が複式学級となって少したつわけですけれども、今後の参考のためにちょっとお聞かせいた
だければなと思いまして、質問というほどではないんですけれども、複式学級になった後の子供たちの反
応はどうであったのか、それから、よかったところとか、それから今後において気になるところとか、そ
-106-
れから今後において当局は今後どういうふうな考え方を持っていらっしゃるのか、簡単でいいのでお聞か
せいただきたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。教育総務課長。
○教育総務課長(大石
朗君)
片浜小学校の複式学級についてですけれども、教育委員さんも片浜小学校の複式学級は視察、見学等さ
れております。教室の前と後ろで黒板を使って、1人の先生が2年生を教えた後、そちらに少し問題を解
かせている間、今度は後ろで3年生を教えるというようなやり方でやっているわけですけれども、直接子
供たちからの反応を聞いたことがございませんので、今ここで私の方から申し上げられませんが、特段、
親御さん等から複式学級に関する問題等の言葉はないように思います。
それから、複式学級について気になる点ということで、私も一度見させてもらいましたが、確かに私個
人として気になるのは、非常に先生が忙しいというか大変です。子供たちよりむしろ先生が大変だなと。
一つの時間の中で2年生と3年生、あるいは4年生と5年生を教えているということで、その先生にかか
る重圧があるのではないかなという点は少し気になりました。
今後については、議員ご存じのとおり、片浜小学校を今後、統廃合等どうするかということは、地元と
も今、協議を進めているところでございます。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
鈴木正樹君。
○(鈴木正樹君)
事項別明細書の214ページの中で、相良図書館と榛原図書館の管理運営費の件が載っているわけですけ
れども、2点ほどお聞きしたいと思います。
1点は、図書館が土曜、日曜日、祭日に開館されている状況ですけれども、これの成果的なものがどう
か。それから、あと水曜日の夜間の開館があります。それと、夏休みにはそれぞれの図書館の中でも学習
室を設けてやられているということで、それの状況はいかがだったものか1点お聞きしたいと思います。
それから、2点目としましては、蔵書の点検期間を5日間ほど設けて休館をされて、不明図書の確認を
されています。それと、長期延滞者の処理をされておりますけれども、具体的な形の詳しい説明をちょっ
とお願いしたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
社会教育課長。
○社会教育課長(鈴木正行君)
土日、祭日の委託によります開館ですけれども、やはり土日は一般市民の方にとって利用しやすい、あ
るいは子供たちにとっても利用しやすいということで、大変好評かと思います。ほかの市町と比べまして
も、牧之原市は月曜日は休館ですけれども、そのほかの土日の重なる祭日等も開館しておりますので、開
館日数はほかの市町よりトータルとしてやや多くなっておりまして、これについては市民の方に好評をい
ただいておると思っております。
水曜日の夜間開館ですけれども、これもやはり土日利用の方と同様に、お勤めの方とか、夜間でないと
利用できないという方がございますので、これについても相当な利用があって好評をいただいております。
あと、夏休みの児童・生徒さんの学習室利用でございますけれども、これも相良におきましては保健セ
ンター、榛原におきましては文化会館のほかの部屋というようなことのご理解をいただきまして、利用で
-107-
きる場合はなるべく学習室として開設するということで、利用の児童・生徒の方にも好評でありますし、
そういった方々で図書館の中がざわつくことがないということで、一般利用者の方からも好評をいただい
ているというふうに感じております。
それから、不明図書の追跡等でありますけれども、相当長期にわたります場合は、電話連絡をしました
り、あるいは書面によって督促的なものを出しているというような事務を随時いたしております。
以上であります。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
鈴木正樹君。
○(鈴木正樹君)
土日・祭日とかそういった形の利用者、それから水曜日、そういった形の中で一部私も聞いた範囲内で
は、「物すごくいいよ」というような意見を聞いておりますので、ぜひともそのまま維持していただきた
いと思っています。
それから、不明図書と長期延滞者の関係ですけれども、もし具体的な数字がわかっているかとは思うん
ですけれども、長期延滞者は返していただいたんですか、それともわからない状態なのか。それから、不
明図書はどこかへ行ってしまったのか、その辺の確認がどうなっているかもうちょっと詳しく、ただ今の
でしたら、私もこれ文章を読んだだけでわかる話ですから、その辺のところはどうなんですか。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
社会教育課長。
○社会教育課長(鈴木正行君)
不明図書の具体的な数量等でありますけれども、申しわけございません、今ちょっと把握してございま
せんので、よろしくお願いします。
いずれにしましても、よその市町でも同様かとは思いますけれども、不明図書というのは解決しません
と好ましくございませんので、これまで以上に連絡や督促を確実にやっていくようにしたいと思いますの
でよろしくお願いいたします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑は、大石和央君。
○(大石和央君)
若干お聞きをいたします。学校給食ということで222ページ、224ページということで、指定管理で民間
委託になったわけですが、これは経費削減ということで、人件費の削減費用ということでいいのか、ちょ
っとその辺の削減された金額についてお聞きをしたいと思います。
それから、2点目としてちょっと細かいところなんですけれども、小中学校で除草とか、あと植木なん
かに殺虫剤をまくというふうなことがあると思いますけれども、中には除草作業について委託をされてい
るところもあるようですけれども、しかしながら、学校として除草剤とか、殺虫剤の購入費、小中学校の、
幼稚園もそうかもしれないんですけれども、1年間どれくらい購入されているのかということと、それか
らあと、多分そういう散布というのは父母の方が奉仕作業でやられているということもあるのかもしれま
せんけれども、それぞれ各学校で違うとは思いますけれども、回数がもしわかったらお願いをしたいとい
うふうに思います。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
答弁を求めます。幼保支援課長。
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○幼保支援課長(前田富治君)
それでは、幼稚園の関係ですけれども、保育園もそうですけれども、実際に運営をしている保育園、幼
稚園では、直接除草剤をまくということはありませんで、大体、職員または保護者会の活動の中で草刈り
とかそういうものをやっています。
使う物とすれば、建物の中のゴキブリ駆除の関係の、トイレとか、調理場とかそういうところの衛生関
係でやるものはありますけれども、一般的な除草剤を使うということはありません。
以上です。
○(大石和央君)
殺虫剤は。
○幼保支援課長(前田富治君)
殺虫剤と言いますと、子供の虫さされだとかそういうものですか。
○(大石和央君)
植木とか。
○幼保支援課長(前田富治君)
植木も、そういうやるものは業者に委託していたかな、そこまで大きなものがないと思います。どちら
かといいますと伐採、剪定の方が主になっています。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
教育総務課長。
○教育総務課長(大石
朗君)
学校給食の相良地区の給食センター、あるいは単独校の民間委託でございますけれども、削減額という
ことですが、これは少しとらえ方もあると思うんですが、基本的にはそれまでの給食調理員の人件費が委
託によって下がったということが大きいと思います。その削減の率ですけれども、基本的に給食調理員の
人件費だけで考えた場合は、おおよそ11%くらい下がったと思われます。ただ、それで大体950万円くら
い下がったと。11%で950万円くらい下がったととらえています。
ただ、民間委託にしたことによって、その他の業務でもかなりの業務が減ったということで、今まで給
食センターに配属していました職員の数を、それまで市の職員3名だったのを、今は栄養士と事務員の2
人にしたということで、係長クラスの職員を1人そこで削減しましたので、その人件費を含めますと大き
な金額が下がったと。20%近い、約2,000万円近くの経費が下がったというふうにとらえています。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
学校教育課長。
○学校教育課長(大石茂生君)
ご質問をいただきました小中学校の農薬等の関係でございますけれども、基本的には剪定作業をすると
きに、一緒に委託でやっておりますので、学校の運営費の中でこういったものを買うというようなことは
ございません。ただ、先ほど議員さんからお話がありましたとおり、PTAの奉仕作業等で、運動場等に
草が生えていた場合は、安全な形で除草剤を使っているということは聞いておりまして、その辺の購入に
ついてはPTAの会費のお金から使っているのかなというふうに理解をしております。
以上でございます。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
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大石和央君。
○(大石和央君)
農薬についてはよくわかりました。学校給食ですけれども、成果説明書の方で、委託してから給食に関
して事故等もなく給食を提供したというふうに出ていますけれども、異物混入とかも全くなかったという
ことでしょうか。
それから、あともう一つは、アレルギー対応についてなんかも、うまくきっちりとされたのかというこ
とについてお聞きをいたします。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
教育総務課長。
○教育総務課長(大石
朗君)
給食を委託しています魚国総本社という会社の責任者と毎月1回うちの方と、それから現場の栄養士を
交えて定例的に業務の報告会、あるいは打合会をやっています。その中で、異物混入等があった場合には
報告をいただいていて、実を申し上げて異物混入も時々あります。ただ、大きな問題になるような異物混
入ではありませんけれども、異物混入があった場合は必ず報告をいただいています。あと、配送のときに、
スプーンの数を間違えただとか、そういうような報告も必ずいただいています。
それから、アレルギー対策ですけれども、これは栄養士の方がしっかり指導しまして、アレルギーのあ
る子については、別メニューの給食を提供するということでやっております。
以上です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
粂田幸一君。
○(粂田幸一君)
1点収入の方でお聞きをしようかと思ったんですけれども、そこをちょっと抜かせてしまったもので、
公民館の方でお聞きをしたいということです。公民館の使用料が10ページに14万5,150円というように書
いてあります。榛原地区と相良地区、私、大体こういう質問をしているんですけれども、市民のこういう
公設の施設を使う場合の使用料の負担というのがあって、その比較をすると、非常に相良の方が優遇され
ているということをきょうお聞きをしたいわけで、ここら辺の見直しはしないのかどうなのかということ。
一つは、コミュニティセンターが8ページに牧之原、勝間田会館、細江コミュニティ、川崎コミュニテ
ィと四つの施設の使用料が335万8,000円あります。こういう関係で、公民館の方を見ると、先ほど言った
ように14万円幾らというような形で、公民館的な活動をやって使用しているのに、これだけの格差がある
ということがいいのかなというのを毎年思っているわけですけれども、公民館だから公民館法によって違
うだよという説明で今まで来たわけですけれども、文化センターのホールの方が使えなくなるというよう
な問題もありまして、これはまた次の議会に質問したいと思いますけれども、そういう点で、やっぱり榛
原と相良の方の地域によって、文化活動をやるについても、やっぱり公共の施設を使う場合の格差がある
と、こういうことをずっと放っておいていいのかなというのがあって、これはやっぱり教育の方の、公民
館の方の問題だけではなくて、市全体でやっぱり考える必要があるではないかと。そういう使用について
は、統一したこういう場合にはこうしようという、私たちもいろいろクラブの活動をしているわけですけ
れども、相良の人も同じような活動をしていても、「あんたらどうだね、使用料を払っているんだかね」
と言ったら「無料だよ」というように言われて、私たちの方はずっと使用料を払っているというような形
でのクラブ活動とか、あるいは学習なんかをやる場合の部屋の使用料なんか払っているわけで、そういう
点で、公民館というのがあるとないでは非常に違うと。そういう点、この際、榛原の方にも公民館が欲し
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いねというような話になってしまうわけですけれども、そういう点で、ここら辺の検討をぜひ市としてい
ただきたいなとそういう質問ですけれども、きょうはそこら辺の提起をしたいということで、ぜひお願い
したいと。この辺の取り組む姿勢があるかどうか、そこだけお聞きをしたいと思います。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
社会教育課長。
○社会教育課長(鈴木正行君)
議員ご指摘のとおり、これまでも検討をしてきたと思います。そして、議員のご指摘のとおりだと思い
ますけれども、できることならば、そういった格差は解消していく方がいいと思いますので、今後も引き
続き検討をさせていただきたいと思います。
○・・・・・・(・・・・君)
・・・・。
○(粂田幸一君)
・・・・。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
粂田議員、よろしいですか。
○(粂田幸一君)
今の答弁なら結構ですけれども、議員の皆さんは「違うよ」と言っているんですけれども、だから、公
民館の性質というのが違うよということで、建てるときでも違っているだろうし、だけど、現にコミュニ
ティセンターを使用するのに、榛原側はみんな会場費を払って使っているけれども、それでは相良地区の
コミュニティセンターの場合は全然使用料が上がっていないわけです。公民館だけが上がっていると。文
化センターと「い~ら」のその比較は同じような規定でつくったもので、その使用料については何も文句
はないですけれども、そういう点で、公民館だからもう無料でほとんど使っているよと。榛原の方は公民
館的な活動をやってもお金を払うだかねということで、そこら辺の格差がどういうふうに統一するのかと
いう提起です。検討していただければ結構です。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
社会教育課長の方から不明図書の件について補足的な答えがあります。
○社会教育課長(鈴木正行君)
先ほど鈴木正樹議員の不明図書のご質問に対して、数量等明確なお答えができませんでしたので、補足
で説明をさせていただきます。
蔵書点検で明らかになります不明図書は、全体で50冊から60冊くらいということであります。1カ月経
過で電話で催促をして、3カ月経過で通知でもって督促をさせていただくということでございます。そし
て、最終的に年度末の回収は不明図書のうち95%から96%は回収されて、残念ながらそれ以外のものが翌
年度に繰り越すという形になっておるのが現状でございますので、補足で説明をさせていただきます。
○(鈴木正樹君)
了解。
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と言う者あり〕
○総務建設副委員長(本杉光雄君)
これで質疑を終わりにします。
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以上で、本日予定しました連合審査を終了いたします。
これをもって、平成22年度一般会計決算の連合審査を終了いたします。
明日13日は特別会計決算の連合審査となります。
本日はこれをもって散会といたします。
〔午後
2時48分
-112-
散会〕