平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 教 育 委 員 会 ( 開会 会 議 平成24年度 平成24年9月4日(火) 閉会 録 教育委員会会議 第6回定例会 平成24年9月4日(火) 午前9時00分 午前11時03分 場所 西宮市教育委員会庁舎3階 大会議室 出席委員 委員長 井ノ元 由紀子 委 員 安冨 富美枝 委 員 眞野 淳 委 員 中原 朗裕 教育長 眞鍋 昭治 会議に出席 職 氏 欠席委員 名 職 氏 名 した職員 村上 勲 秋本 理沙 教育人事課長 八橋 徹 敏之 教育職員課長 加藤 周司 中島 貴子 (一般報告②まで) スポーツ振興課長 小西 昇 中央公民館長 上田 幹 青少年育成課長 水田 清貴 中尾 篤也 学校教育課長 垣内 浩 中央図書館長 柏木 弘至 佐々木 理 北口図書館長 竹内 省吾 薩美 征夫 (一般報告③から) 谷木 陽介 学事・学校改革課長 中西 しのぶ 学校給食課長 北 教育総務課副主査 教育次長 出口 剛 教育次長 伊藤 博章 教育総括室長 戎野 良雄 社会教育部長 勢田 幸次郎 (一般報告①のみ) 学校管理部長 森脇 正彦 学校教育部長 田近 教育総務課長 同 係長 教育総務課係長 同 係長 教育委員長 同 同 委員 署名委員 1 副主査 課長補佐 裕幸 ) 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 付 議 案 件 <承認案件> 選挙第第1号 西宮市教育委員会委員長選挙の件 議案第16号 兵庫県高等学校全日制普通科(学年制)の新通学区域に係る選抜制度改善に ついて兵庫県教育委員会に要請する件 <一般報告> 一般報告① 人事に関する件 (非公開) 一般報告② 教育委員施設訪問及び「ザ・チェック!西宮」の評価結果を踏まえた公民館 及び図書館の管理運営事業について 一般報告③ 平成23年度教育委員会決算資料の提出について 一般報告④ 西宮市立幼稚園の適正配置計画(当面のあり方)について 一般報告⑤ 学校給食費の公金化の進捗状況及び今後の予定について 一般報告⑥ 西宮市立山東自然の家の指定候補者の選定について 一般報告⑦ 西宮市運動施設の指定候補者の選定について 一般報告⑧ 児童生徒の状況について ・全国中学校軟式野球大会優勝報告(学文中学校) 傍 聴 0名 2 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 井ノ元委員長 おはようございます。 ただいまより平成24年度第6回教育委員会定例会議を開催いたします。 会議録署名委員に眞野委員を指名します。 本日の議案のうち、選挙第1号と一般報告①につきましては人事に関する案件の ため非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。 (異議なし) 井ノ元委員長 それでは、選挙第1号と一般報告①については非公開といたします。 審議の順番ですが、非公開の案件から先に審議を行い、続いて公開の案件を行い たいと思います。 それでは、非公開案件の審議に入ります。よろしいですか、皆さん。 それでは、まず初めに選挙第1号「西宮市教育委員会委員長選挙の件」を議題と いたします。 事務局の説明を求めます。 (非公開) 井ノ元委員長 以上で選挙第1号は終了いたします。 次に、一般報告①「人事に関する件」を議題といたします。 事務局の説明を求めます。 (非公開) 井ノ元委員長 次に、公開の案件に入りたいと思います。 それでは議案の審議に入りたいと思います。その前に、本日、会議の議題がたく さんありますので、資料はすべて読ませていただいておりますので、説明は簡潔 にお願いします。ご協力よろしくお願いいたします。 それでは議案第16号「兵庫県高等学校全日制普通科(学年制)新通学区域に係 る選抜制度改善について兵庫県教育委員会に要請する件」を議題といたします。 事務局の説明をお願いいたします。 垣内課長 学校教育課の垣内です。よろしくお願いいたします。 3 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 議案第16号につきまして説明をさせていただきます。 お手元の資料にありますように、平成23年6月より県教委から素案が発表され て、私たちのほうで保護者、地域の方に説明をしてまいりました。また、24年 5月に協議の会を開催し、現場の先生方、保護者、有識者の方からもご意見をい ただきました。この中で、全県的な通学区域の拡大について、明確になっていな いことについて不安に感じる市民の方、学校関係者の方もご意見をいただき、今 回、県教育委員会に、西宮市教育委員会として選抜制度の改善についての要請を 行いたいと考えました。 要請の内容につきましては3点考えておりまして、一つはこれまで進めてまいり ました複数志願選抜、特色選抜の理念を堅持すること。これまで各小・中学校で 進めてまいりました進路指導、キャリア教育の根本にかかわることですので、こ の理念を堅持していただきたいということが1点目。 2点目は評価の公平性につきまして、県教育委員会が主体となって保護者に公平 性であることを明らかにしていただきたいということ。 3点目はセーフティーネットの一つであります、その他校について存続をお願い したいと。これまで学校で進路指導してくる中で選択権の保障を根本として進め てまいりました。この、その他校の存続を西宮市教育委員会としても要望し、ま た、この範囲が、通学に無理のない範囲となることを強く要望するということを 兵庫県教育委員会に要請したいと思います。 ご審議よろしくお願いいたします。 井ノ元委員長 説明終わりましたので、質疑、討論に入ります。ご意見、ご質問ございませんで しょうか。 眞鍋教育長 その他校について、兵庫県下全体、大きな目で見た時に、こんな煩わしいもの要 らんやないかという意見もありますし、それから実質ないほうがいいよとはっき り大きい声を出して言っている部分もあるし。そういう中で、その他校って何で 要るんですかという点について、西宮の実態を踏まえて説明を加えてください。 垣内課長 今いただきましたご質問につきまして、まず、その他校の考え方について、今、 ご指摘ありましたような、必要ないのではないかとか、進路指導をすれば必要な くなるのではないかというようなご意見も確かにあります。ただ、根本的な捉え 方のところで、その他校が必要ないとか、第一志望の学校だけでいいのではない 4 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 かというようなことにつきましては、やはり自分が本当に行きたい学校を選ぶと いうよりも、自分の成績とか出願状況とか、それによって志望校を限定するよう な考え方、進路指導があることは確かです。 ただ、西宮は総合選抜から複数志願選抜に変わりまして、本当に各学校の特色を 見る中で、自分はこの学校で学んでみたいという学校をそれぞれが選択してきて います。その中で、最終的にもし自分が行きたいと考えた学校に進学できなかっ た場合でも、どこかの公立学校には進学したいという今までの制度の流れの中で の望みといいますか、希望を、セーフティーネットとして、その他校を選択して いる生徒が多くいております。 今まで進路指導の中で各学校が行ってきた進路指導が、難しくなるといいますか、 場合によっては、もう学校の言うことは理想で、それよりも現実的に点数でここ の学校にしましょうということにつながり、私たち西宮の教員が今まで培ってき たことが根底から変わってしまうんじゃないかという危機感を持っております。 以上です。 井ノ元委員長 ほかにはございませんでしょうか。 この要請なんですけれども、他市でも出されている市というのはあるんですか。 垣内課長 既に素案が発表された段階で、学区拡大について反対の意向を示されたところが あります。それから、但馬地域では、連携校方式を堅持して欲しいというような 要請は各自治体、それから教育委員会からか出てきております。 井ノ元委員長 ありがとうございます。 ほかにございませんか。 (なし) 井ノ元委員長 ないようですので、採決に入りたいと思います。 議案第16号「兵庫県高等学校全日制普通科(学年制)の新通学区に係る選抜制 度改善について兵庫県教育委員会に要請する件」については了承にすることとし てよろしいでしょうか。 (異議なし) 5 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 井ノ元委員長 ご異議を認めませんので、議案第16号はこれを承認することといたします。よ ろしくお願いいたします。 続きまして一般報告事項に移ります。 一般報告②、「教育委員施設訪問及びザ・チェック西宮の評価結果を踏まえた公民 館及び図書館の管理運営事業について」を議題といたします。 まず、公民館から説明をお願いいたします。 上田公民館長 中央公民館の上田でございます。中央公民館についてご説明させていただきます。 お手元の資料の中で、公民館活動推進委員会活動の推進についてというものがご ざいます。これは8月1日に教育委員の皆様に訪問していただきまして、その際 いただいた質問を我々なりに受けとめまして、それに対する見解といいますか、 考え方を示しているものでございます。 推進会活動の現状の中に委託契約のことを書いております。この機会に推進委員 会活動の実態を説明したいと思いまして、予算と、それにかかわる職員数を示し ております。 中央公民館では6人がかかわっておりますが、これだけをやっているわけではな くて、主催事業などほかの業務と兼務してやっております。1人当たり3館から 5館を担当するような状況になっておりまして、そうならざるを得ないような人 員の状況でございますので、なかなか指導・助言がしにくい状況になってきてお ります。これ以上、担当者が減ると、各推進委員会への適切な指導・助言が難し レベルの人員になっております。 それから(3)テーマのところに、テーマの選定について説明しております。こ れは委員長のほうからご指摘あった部分に関連いたしますが、毎年同じテーマの 講座もございます。しかし、ここに書いてありますような理由で同じようなテー マが何度も出てくるということもございます。 ただ、下線を引かせていただいてまいすように、やはり偏りや、情報収集の弱さ なども見受けられますので、我々のほうで適切に指導・助言し、サポートしてい く必要があると考えています。 次のページをお願いします。 推進委員の人数についてもご指摘があったと記憶しております。おおむね7名で しております。これは、いろんな年代の方、お仕事を持ちながらという方がおら れますので、一定人数を確保して、協力しながら運営していただく必要があると 6 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 考えておるからでございますが、何らかの理由で欠員が生じてそのままという場 合もございますので、人数については柔軟に運用しております。 それから次、研修集会を書いておりますけれども、二つ目の段落にございますよ うに、「実行委員がやる以上は楽しく推進委員会活動をしたい。それは共通の思い だ。」ということで選んだテーマが「楽しく推進委員会活動をするために」でした。 これは各推進委員会の各地区の代表者の方が何名かで構成する実行委員会の中で 話し合いの上、決まったものです。 それから今後の運営についてという部分ですが、3ページ目に図式しております けれども、公民館活動の推進委員会につきましては、幾つかの方向でサポートし ていきたいと考えています。 一つは、これから立ち上げようとしております各館の公民館運営協議会。地元の 方々の代表者などで構成する運営協議会です。現在では選考委員会という形で、 推進の選考のためだけに集まっていただいている方々を基本にしまして、運営協 議会を立ち上げようとしております。この中で地域のために推進委員さんは活動 しているという仕組みを構築いたしまして、見守っていきたいと考えております。 それから、一般の方々に対しましても、地域の方々に講座のリクエストができる とか、講師のリクエストができますよ。それから、推進委員でなくても3名以上 で企画することができる。推進委員会の予算を使って企画して、世話人講座とい うことでできる場合もありますよということを広報していきたいと思います。 それから、図で言いますと下のほうですけれども、中央公民会の担当者と、それ から各館に配置された嘱託員のほうで協力し合い、推進活動をサポートし、指導・ 助言もしていこうと考えております。 推進委員会活動につきましては以上です。 続きまして、横長の資料、ザ・チェック西宮評価結果と所管課としての対応方針 について、公民館分について説明します。 評価結果はそこに書いてあるとおりであります。 まず、公民館に求められている役割変化に伴い、市として戦略を立てる必要があ るということをザ・チェックの評価員のコーディネーターが最後に取りまとめさ れ、発言されました。 これに対しましてはごもっともなお話でございまして、我々も努力しないといけ ないと思っております。長年にわたって積み上げてきた公民館活動を市全体の生 涯学習の中で適切に位置付けたいと思います。ただ、そのためには、今お手元に 配らせていただきました生涯学習推進計画というのが市の中で定められておりま 7 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 す。その見直しが必要であると考えております。それは平成12年10月に策定 されて、大きな見直しは実質的にはありません。書いてあることは非常に今でも 通用することがたくさん書いてあるんですけども、よく読みますと、ちょっと古 いなというようなことがわかる、そういうものに基づいてやっておりますので、 これを市全体で、もう一度、各所管が努力して見直す必要があるのではないかと 考えております。 ただ、公民館としては、市の全体の話だから関係ないのではなく、自らの役割を 再確認しながら、主に使用基準の緩和と、予約システムの利便性向上に取り組み、 あるいは民間教育事業者の力を取り入れた講座を行うといったような見直しは進 めるべきと考えているところでございます。 それから、地域特性の分析を行いという部分ですけれども、これに関しましては、 ここにいただいていることを達成するためには、各館に配置された嘱託員ととも に協力して進めていきたいと考えております。また、ザ・チェックでは、不要な 館が出れば廃止・転用というような大胆な評価員の意見も出てきておりますけれ ども、私どもは、こういった地域活動で成り立っている公民館を安易に廃止する ことはできないと考えております。しかしながら市民館との関係では、公共施設 マネジメントの考え方もございますので、公民館の役割は明確にしながら市全体 の調整には対応していきたいと考えております。 管理については、もっとコスト意識をということに対しましては、全庁的に方針 が出ております夜間の機械警備を導入して、複数年契約を導入し、コスト削減に 努めたいと考えております。 それから、OB職員の採用はゼロベースから見直すという意見が出ました。これ らは、評価員の方々が、公民館というのは貸し館なんでしょうというふうな先入 観とか、公務員はだめだ、公務員というものは能力が足らない、天下りというの はだめであるなど、日頃の考え方でもって、現場とかをチェックすることなくお っしゃった意見ですので、それはそれとして受けとめないといけないんですが、 我々といたしましては、逆に60歳から65歳の間の方はまだまだ現役で仕事が できる力がおありの方々ですし、管理職OBとしての長年の行政経験を地域活動 の中で生かしてもらいたいと考えております。そうすることで、学習施設として の公民館が運営できると考えております。 ただ、OBなら誰でもというわけではなくて、やはり事務処理能力、端末を利用 しての事務処理能力と、それから地域活動にかかわって今までのキャリアを生か したいというお気持ちのある方に是非来ていただきたいと考えております。 8 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 それから、指定管理者制度について再検討を行うべきとございますが、こちらに つきましては、これまで高須と鳴尾東の2館で試行した結果、平成22年度末を もって断念したばかりでございますので、現在は、公民館運営協議会による地域 参画の仕組みづくりに取り組んでおりますので、その方針は維持したいと考えて おります。 説明は以上でございます。 井ノ元委員長 公民館の説明が終わりましたので、ご意見、ご質問ございませんでしょうか。 すみません、それじゃ1点だけ。 ザ・チェックなんですけれども、いろんな評価をいただいているんですけども、 私とっても残念だなと思ったのが、市民館との役割を明確にするということで、 公民館を廃止・転用もということを言われたんですけれども、市民館は市内22 カ所だと思うんですけれども、公民館は小学校区に大体1館という形の中で利用 率がすごく多いと思うんですけれども、この市民館は置いておいて、公民館を統 廃合、廃止しなさいというご意見をいただくというのが、本当に市民館と公民館 の役割をしっかりご存じの上でのご意見なのかなということで、こういうご意見 をいただくというのはとっても残念だなという気がしましたので、その辺で回答 していただくほうもきちんと回答していただけたらとありがたいと思います。よ ろしくお願いします。 ほかにございませんでしょうか。よろしいですか。 (なし) 井ノ元委員長 それではないようですので、図書館の説明に移ります。よろしくお願いします。 竹内図書館長 北口図書館の竹内です。社会教育施設(北口図書館)訪問時のご質問について、 説明させていただきます。 子どもたちが本を読みたいと思う夏休みに、課題図書や選定図書の在庫がないと いうことでございますが、夏休みは学校から感想文の課題が出されます。学校に よっては自由に本を選ばせたり、青少年読書感想文全国コンクールの課題対象図 書いわゆる課題図書ですが、こちらを参考にしたり、一律ではありません。しか しながら保護者としては、やはり課題図書から選べば安心という意見もあるのか、 課題図書に集中しやすい傾向があり、本が足りないという事態が発生します。 9 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 図書館としましては、夏休み前の期間中は通常の予約件数を2件に制限し、少し でも多くの子どもが借りられるようにしております。課題図書は、一時期に集中 するということがあるからです。図書館には前年、前々年度に限らず、これまで 出された課題図書をたくさん所蔵しております。これらの本を手にとっていただ き、自分がおもしろいと思った本を読んでいただけたらありがたいと思います。 対応といたしましては、過去何年かの課題図書のリストを作成して各図書館で配 布するとか、課題図書のコーナーを飾るとか、目立つようにしたいと考えており ます。 2点目として、家庭に眠っている児童書の寄贈を受けてはどうかというご質問が ございました。 この点につきましては、ご意見のとおり、前年、前々年度に購入された課題図書 がどの家庭にもあるかと思います。現在、図書館では予約のほうにつきましては 成人図書、児童書に限らずホームページで寄贈を呼びかけておりますけども、課 題図書に限定して図書館に寄贈をいただくことは大変ありがたいと考えておりま す。夏休みなどの時期を絞って課題図書の寄贈依頼のチラシを配布したり、ホー ムページでお知らせするなど、広報に努めたいと思います。 また、児童・生徒に身近にあるのがやはり学校図書館でございますので、学校図 書館に寄贈していただくということも効果的だと考えております。 3点目、これは館内の見学時でのご質問でございますけども、北口図書館の新聞 を読むコーナーがあり、そこで自習している人がいるということについてお答え します。 北口図書館は交通の便がよく、多くの方に利用していただいています。特に夏休 みに一番混雑しております。新聞の閲覧席には左から順番に1番から番号が振っ てありまして、館内が混んできて、新聞を読まれる方の席がない場合は、1番目 の方から順番に譲っていただくということで対応しております。今後とも利用者 が快適に利用できるように努めてまいります。 説明は以上です。 柏木図書館長 中央図書館の柏木でございます。私からはザ・チェックの評価結果についての所 管課の対応方針についてご説明させていただきたいと思いますが、初めに、先ほ ど、これからの図書館像という形の資料をお配りさせていただいたものに関して 一言おわびさせていただきます。今お配りしました図書館像の資料ですが、これ について、いつ使用したものであるかというところの記載が漏れております。申 10 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 しわけございません。この資料につきましては5月9日に教育委員会議の懇談会 の中で事前にお配りさせていただいた資料です。参考資料としてお配りいたしま した。よろしくお願いします。 それでは、ザ・チェックのほうの評価結果と所管課としての対応方針についてご 説明させていただきます。 事前にお配りしておりますA4横長の資料をご覧ください。左側に評価結果が書 いており、右側に所管課としての対応方針のほうが記載させていただいておりま す。いただいた意見は3点です。 一つ目は今後の図書館像について、先ほどお配りいたしました文部科学省の資料 をもとに、今後の図書館が多様な取り組みを行いますということを説明したこと によるご意見と考えます。 この意見につきましては、公共図書館を利用される高齢者、障害者の方など、幅 広くさまざまな人に対して、多様な、それぞれのニーズに合った資料を提供する 社会教育施設という役割があります。サービスの対象を絞り込むことにつきまし ては、図書館の設置目的からしますと難しいと考えております。また、現在、社 会教育委員会議に対しまして、新しい時代に対応した生涯学習拠点としての今後 の図書館のあり方について諮問をしているところでもありますので、今後いただ く答申を踏まえまして、図書館像の確立に向け、検討してまいりたいと思います。 二つ目が民間委託や指定管理者制度の導入などによる効率化を求めるといった意 見です。本市の図書館は平成19年度と24年度に管理運営の見直しを行ってお ります。その中で、業務の委託化や、開館日や開館時間の延長、また、新サービ スの取り組みを行いました。 指定管理の検討につきましては、平成22年度から23年度にかけて検討しまし て、結果、継続性などの問題、観点、また、現在取り組んでおります学校図書館 との連携強化の中では、学校側のほうから、図書館に対して相談しやすい関係づ くりを基本として行っていきたいという考えからしましても、従事期間の定めが あり、短い指定管理業者のほうでは対応が困難であると思います。 そのほか資料の質や量の最適化についても求められておりますが、今後も4拠点 間で特色ある蔵書構成を目指します。また、幅広くさまざまな人に対しまして、 それぞれのニーズに合った資料を提供する図書館の設置目的を維持しながら、高 度で専門的な内容の資料の求めがある場合には、国会図書館だったりとか、専門 図書館だったり、大学図書館等と連携して提供してまいりたいと思います。 今年度の管理運営の見直しで行っております内容につきまして、今後、検証を行 11 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 いますとともに、社会教育委員会議の答申を踏まえ、対応を検討してまいりたい と思います。 三つ目が図書館を運営する受益者負担の方針の検討についてのご意見です。 このことにつきましては、図書館が資料の貸し出しだけではなく、新聞や雑誌の 閲覧、集会行事への参加など気軽に立ち寄れる憩いの場所として利用していただ きたいと考えている現状があります。そのために、受益者負担等を今すぐにとい うことは困難と考えておりますが、今後、社会教育委員会議の答申の中で、新た に図書館サービスといったものが示される場合には、受益者負担が可能かどうか についても検討していきたいと思います。 以上でございます。よろしくお願いします。 井ノ元委員長 説明が終わりましたので、ご意見、ご質問、ございますでしょうか。 中原委員 先ほどの家庭で眠っている児童書の寄附の件の広報についての意見です。 広報の方法としてホームページでというふうにおっしゃったんですけど、やはり 保護者の皆さん、ホームページ見てらっしゃる方、多分少ないと思いますので、 是非市政ニュースの活用とか、あと、学校だよりとか、そういう物の活用も是非 ご検討をお願いしたいと思います。 以上です。 竹内図書館長 家庭に届くような学校だより等活用して周知図りたいと思います。ありがとうご ざいます。 安冨委員 北口図書館にお尋ねいたします。ほかの図書館に自習室はあるのでしょうか。 竹内図書館長 中央図書館と鳴尾図書館には自習室があり、自習席を希望される方については、 中央図書館、鳴尾図書館を案内しています。 安冨委員 北口図書館は自習の場所を設けないという方針ですか。 竹内図書館長 席があいてる場合には自習していただいて結構かと思いますが、アクタは大変利 用者が多い場所でございます。中央図書館の、香櫨園から10分ほどかかる場所 であっても、105席ほどの自習専用席に警備員を配置し、整理している状況が 12 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 ありますので、北口で場所を設けるとなると、かなり広い場所が要るかと思いま す。したがいまして、専用の自習室というのは今のところは考えておりません。 以上です。 安冨委員 先だって訪問させていただいた時に見てみましても、本を読む席で自習をしてい る人がほとんどですね。大学生が論文書いてみたり、高校生が宿題してみたり。 実際に読書をする席がないという場合が多々ございますね。特に夏休みでしたか ら。そのあたりは、図書館の方がご指導、注意をなさっているのでしょうか。 竹内図書館長 席に荷物を置いて出ていく方がいらっしゃいますので、荷物は回収させてもらい ますという注意書きを置くなど対応しています。あとは、席がないと探しておら れる方につきましては、新聞閲覧席とか、ほかにも番号をつけた席がありまして、 それについては、自習されている方について、閲覧の席でございますので、順番 に譲っていただいているという対応をさせてもらっています。 本当に北口は大変一番多い地域でございまして、席がある場合は、自習されてい る人も、一概にだめとは言えない状況なんですけども、ただ、あくまでも閲覧席 でございますので、その方が座れないということも本末転倒でございますので、 館としても対応をしていきたいと思っております。 安冨委員 どうぞよろしくお願いいたします。特に自習の方が多い時には、何らかの形で、 対処していただけますか。 竹内図書館長 研修室なんですけども、30名か40名ほど入れますが、そこでは、現状といた しまして自習の方が多いですが、そこでは本当におさまり切れないということが ございます。 安冨委員 基本的に自習は北口図書館ではできないということですね。 竹内図書館長 自習専用席、閲覧優先席ですということは机上にも張ってありまして、注意はこ れからもしていくつもりです。 安冨委員 どうぞよろしくお願いいたします。 本当にゆっくりと本が読める状況をつくっていただきたいと思います。 13 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 井ノ元委員長 ほかにはございませんでしょうか。 上田公民館長 すみません。先ほど説明を一つ漏れておりまして。 井ノ元委員長 ちょっと待ってください。図書館はよろしいですか、ご質問、ご意見。 (なし) 上田公民館長 すみません。公民館の上田です。 ザ・チェックの評価結果で、公民館に求められている役割変化という部分でござ いますけれども、公民館は、今、教育委員会の管理下でございます。市長部局に 移管するという話も耳にはしております。私どもにとって、教育委員会の管理下 にあって何も不都合はございませんし、どちらかというと、居心地がいいとは感 じております。 ただ、今言われておりますのはアセットマネジメント、公共施設マネジメントと いう部分の対応とか、あるいは、より生涯学習を発展させる。先ほど申しました ように、生涯学習推進計画がまだ策定されていない中で、市全体として整備して、 より発展させるためにというふうなことでしたら構わないのではないかと思って います。また、定期使用グループ等の関係も整理して、より一般の方にも開かれ た公民館にするとか、そういった機会にもなるかもしれないと考えております。 ただ、そのあたりは我々が決めることではございませんけれども、もしそういう ことになった場合でも、やはりこれまで市民の方々と積み上げてきて、今まで積 み上げた公民館というものを維持していただきたいなと考えております。ですか ら、公民館を廃止して別の施設にするとかというよりは、公民館というものがそ のまま維持された推進委員会活動のように、地域の方々の努力で成り立っている ようなものは今後も継続していただきたいと思いますし、公民館という名前を残 すと言ったらおかしいですけど、位置付け、その仕組みはやはり大事だと考えて おります。 以上です。 井ノ元委員長 よろしいでしょうか。 14 眞鍋教育長 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 西宮市で、今、欠けているのは、宮水学校でもそうですが、生涯学習の取り組み が、市民力は非常にあるんですよね。そこで身につけた人たちは自分たちで社会 貢献しようとして実はかなり動いていて、学校とか、それから公共施設に自分の 得たものを披露しようと、貢献、役立てようと動いています。ああいうのを西宮 の中で組織的に体系化してない、価値付けが行政としてまだできてない、生涯学 習社会の中で価値付けができていないという。ある意味いいことなんかもしれな いんだけど、そういう意味では公民館でやっていることもそうですし、それから 市長部局がやっていること、それを一緒にして、やはり生涯学習社会の体系化を、 価値付け化をしていかないといけないじゃないかと思います。 ですから、できたら、今度、市長さんと教育委員さんとの懇談の時などにもやは り話題にしていただいて、行政がやはり市民におくれないようにしていくことが やはり必要じゃないかなと。だから、ある市では点数化したり貨幣化したりして 動いているところもあるでしょう。今の現行の社会教育法そのものがもう既に貢 献するということをうたっているわけですからね。それと、現在の、例えば放課 後こども教室にしても、社会教育もどんどんやってくれていますけど、あれでも すごい貢献度ですね。みんなそれぞれがやっているけども、行政はやはり後をつ いていく形にはなっていますから。どこかで市長さんも、それから教育委員さん も一緒に考えていくという、そのほうがいいんじゃないかなと思いますので、ま た課題として。 井ノ元委員長 そうですね。 ほかにはございませんでしょうか。 (なし) 井ノ元委員長 ないようですので、一般報告②「教育委員施設訪問及びザ・チェック西宮の評価 結果を踏まえた公民館及び図書館の管理運営事業について」は終了いたします。 次に、一般報告③「平成23年度教育委員会決算資料の提出について」を議題と いたします。 事務局の説明をお願いします。 中島課長 教育総務課の中島でございます。よろしくお願いします。 平成23年度の決算内容につきまして、お配りした資料につきましてご説明させ 15 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 ていただきます。 資料の1ページめくっていただいた歳出決算総括表でございますが、教育費の予 算現額189億4千100万円。支出済額170億300万円。翌年度繰越額が 13億1千700万円で、不用額は6億2千万円。執行率は96.5%となって おります。支出済額は前年度決算に比べて率で7.5%、額で13億8千600 万円の減となっております。 一般会計に占める教育費の割合が、22年度が、括弧で書いてありますが、11. 8%あったのに対しまして、23年度は10.1%と1.7ポイントマイナスに なっております。 内訳欄でございますが、消費的経費が支出済額147億200万円。学校園増改 築などの投資的経費が22億5千500万円。積立金、貸付金などその他経費は 4千500万円でございます。消費的経費は前年度に比べて1千700万円の減 と微減となっており、主な理由としましては、消費的経費のその他のところでご ざいますが、私立幼稚園就園奨励助成金の増額などがあるものの、人件費のほう では正規職員の減員などにより9,600円の減でございます。投資的経費でも 13億5千900万円の減となっております。これは夙川小学校校舎等の増改築 事業の工事の着手による増があるものの、児童急増対策として実施いたしました 用海小学校の校舎増改築工事の終了によりまして大幅な減額となりました。その 他経費につきましては900万円の減でございます。 なお、翌年度繰越額がございまして13億1千700万円となっております。こ れは23年度に国庫補助金を、より確実有利に活用するために、学校の施設整備 事業や耐震補強事業のうち、24年度に計画していた事業を前倒しいたしまして、 12月と3月の定例市議会で補正予算を組みましたけれども、年度内の事業執行 が不可能であることから、事業費全額を24年度に繰り越したものでございます。 2ページ以降の説明に移らせていただきます。 2ページにつきましては歳出の実績調書でございます。項目単位に歳出の実績を 一覧表にしております。今年度、一つ目の項05総務費、目70、防災対策費と いうのがございまして、東日本大震災の被災地への支援として、炊き出し班や教 育支援チームを派遣するなどに要した経費で、決算額は429万円でございます。 後の表では、翌年度繰越額の説明をさせていただきますと、小学校費では8億2 千800万円ですけれども、これは神原小学校のエレベーター整備と、8校15 棟分の耐震補強工事を翌年度に繰り越して実施します。中学校費のところで翌年 繰越額3億9,700万円ですが、甲武中学校及び浜甲子園中学校のエレベータ 16 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 ー整備と、3校5棟分の耐震補強工事を翌年度に繰り越して実施いたします。特 別支援学校費では耐震補強工事4棟分を翌年度に繰り越して実施いたします。幼 稚園費でも耐震補強工事を1棟分翌年度に繰り越して実施いたします。 では、4ページを説明いたします。4ページは歳出の主な不用額の状況を示した 一覧表でございます。またご覧ください。 続きまして、5ページでございます。5ページ、消費的経費についての表ですけ れども、歳入の決算につきまして、前年度比較をして主な増減があった予算事業 を拾い上げたものでございます。後で参照ください。 7ページをお願いいたします。こちらは歳入の決算の状況を示すものでございま す。このうち、不納欠損額ですけれども、款75、諸収入、項15、貸付金元利 金収入、目、教育貸付金収入のところで10万1千円が計上されております。こ ちらは西宮市債権の管理に関する条例に基づき実施したもので、奨学貸付元金で 消滅時効完成による不納欠損でございます。 その右の欄の収入未済額でございますが、款40、使用料及び手数料、目50、 教育使用料のところで、これは幼稚園保育料で1万9千円の収入未済がございま すが、今年度に入り収納されております。 続きまして、その下のほうの欄の款75、諸収入、項15、貸付金元利金収入、 目50、教育貸付金収入の収入未済額は、奨学貸付元金と藤田奨学資金貸付元金 で4,743万円でございます。また、雑入のところの291万8千円が計上さ れておりますけれども、内訳としまして、樋ノ口小学校体育館ほか耐震補強工事 で、仮設足場撤去工事費で230万8千円。浜脇小学校校舎改築衛生設備工事費 返還金で61万円でございます。過年度の工事におきまして、業者が倒産した等 によりまして、前払いで納めた額の返還金がまだ完済されてないなどでございま す。 続きまして、8ページをお願いします。歳入決算の対前年度比較でございます。 特徴的なところを少し申し上げますと、上から二つ目、使用料の幼稚園保育料で ございますが、園児数が大幅に減になっておりまして1千524万3千円の減額。 それから、国庫負担金と国庫補助金におきましては、投資的事業内容の変更に基 づきまして、安全・安心な学校づくり交付金が、学校施設環境改善交付金等が大 きく増減が生じております。 また、県補助金の一つ目、スクールアシスタント事業が23年度ゼロとなってお りますが、これは特別支援教育支援員に対する県の補助金が終了したもので、2 3年度以降、補助金がなくなりました後も市負担で、全小・中学校に1名ずつ継 17 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 続配置しております。それから飛びまして雑入の欄ですけれども、下から二つ目 の山東自然の家施設管理関係委託料返還金は、指定管理者が平成22年4月から 一般社団法人の法人格を取得したことによりまして、今後、消費税がかかってく る団体になるんですけれども、最初2年間は消費税免除団体であることがわかり まして、22年度の委託料から消費税分が返還されたものでございます。一番下 の嘱託調理員等互助会補助金返還金は、財団法人西宮市職員自治振興会が実施す る給付事業が、地方公務員法上の給与条例主義に反するとされた確定判決の趣旨 を重く受けとめまして、嘱託調理員及び嘱託介助員への退会せんべつ金という給 付制度の事業主負担分を返還したものでございます。 次のページをお願いいたします。9ページは教育費の過去10年、平成14年以 降の決算額の推移の表でございます。一番下の一般会計に占める教育費の割合の 推移を見ていただきますと、平成23年度に10.1%というのは、過去10年 間の中で一番低い割合となりました。 説明は以上でございます。 井ノ元委員長 説明が終わりました。ご意見、ご質問ございますでしょうか。ございませんか。 よろしいでしょうか。 (なし) 井ノ元委員長 ないようですので、一般報告③「平成23年度教育委員会決算資料の提出につい て」は終了いたします。 続いて、一般報告④「西宮市立幼稚園の適正配置計画(当面のあり方)について」 を議題といたします。 事務局の説明お願いします。 中西課長 学事・学校改革課です。 西宮市立幼稚園の適正配置計画(当面のあり方)について、9月議会の常任委員 会において、所管事務報告を行いたいと思いますので、ご報告させていただきま す。 所管事務報告で使用する資料はお手元にお配りしている資料のとおりです。平成 21年8月に作成いたしました西宮市立幼稚園教育振興プラン(素案)の議論、 研究を経て設置いたしました西宮市幼児期の教育・保育審議会のほうから公立幼 18 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 稚園の適正配置の必要性と方向性が示されましたことと、長期的な視点では、就 学前児童のさらなる減少や、幼稚園入園率の低下など、今後の幼児教育施設が過 剰になることも予想されることから、定員割れが継続している市立幼稚園につい ては閉園を検討すべきと判断いたしまして、適正配置に取り組むこととした計画 をお示しする予定にしております。 適正配置の進め方につきましては、お手元資料の3ページ以降の資料のとおりで、 前回までにご説明差し上げたものでございます。 現在、西宮市幼児期の教育・保育審議会の審議が継続しておりますことから、今 回の所管事務報告でお示しする適正配置の計画は、当面の取り組みといたしまし て、現行の西宮市幼稚園の休級・休園に関する規程を改正しまして、その適用を もって適正配置を進めてまいります。 最終的には、残された課題としまして、この審議会が継続しておりますことから、 最終的な適正配置計画や、市全体としての就学前施設のあり方、その後の活用策 及び適正な保育料等については、今後の審議会の審議を踏まえて検討いたしまし て、当面の取り組みを資料のとおり所管事務報告でご報告差し上げたいと考えて おります。 以上です。 井ノ元委員長 説明が終わりましたので、ご意見、ご質問ございますでしょうか。ございません か。 この審議会なんですけども、いつまで続けられる予定なんですか。 中西課長 平成24年度中、今年度中に審議のまとめをさせてもらって、最終答申の提出は 平成25年度の前半のうちにお出しする予定となっております。 井ノ元委員長 25年度の前半でできるんですか。しないといけないんですか。 中西課長 25年度の前半目指して準備を進めさせていただいております。 井ノ元委員長 それが一番最終の結果ということになるわけですね。 中西課長 はい、そうです。 19 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 井ノ元委員長 わかりました。 ほかにございませんでしょうか。 (なし) 井ノ元委員長 ないようですので、一般報告④「西宮市立幼稚園の適正配置計画(当面のあり方) について」を終了いたします。 次に、一般報告⑤「学校給食費の公金化の進捗状況及び今後の予定について」を 議題といたします。 事務局の説明をお願いします。 北課長 学校給食課の北でございます。よろしくお願いいたします。 学校給食費の公金化の進捗状況及び今後の予定につきまして、お配りしておりま す資料にて、9月12日の市議会、市民文教常任委員会において報告させていた だきたいと考えておりますので、本日ご報告いたします。 常任委員会におきましては、昨年12月市議会で、公金化につきまして所管事務 報告をさせていただき、その後、25年4月の公金化に向けまして大きな四つの 目標、一つ目が、市が保護者から直接徴収もしくは管理できる仕組みをとる。 二つ目、保護者が金融機関を選択できるようにする。 三つ目、市が責任を持って学校給食の食材を直接、調達する仕組みをつくります。 四つ目、延滞者増加の防止のため、教育委員会と学校が徴収にかかわる体制を構 築するの大きな四つの目標を持ちまして準備を進めていく中、これまでに定まり ました方向性や今後の予定を資料に沿って説明させていただく予定でございま す。 資料の内容につきましては、先月8月8日の懇談会におきましてご説明させてい ただきましたが、項番1で学校給食費とセンター掛金を説明させていただきまし た件、項番の入れかえであったり、図表の文章化、また今、文言を省略した部分 はございますが、基本的に内容は変わっておりませんので、本日の説明は割愛さ せていただきます。 以上、簡単でございますが、報告させていただきます。よろしくお願いいたしま す。 井ノ元委員長 それではご意見、ご質問受けたいと思いますが。 20 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 眞野委員 2ページ目の最後のところから滞納への対応と書かれているんですけども、その 後の文章を読んでいると主語がよくわからないというか、誰がするのかがよくわ からないんですが、公金化後ということであれば、給食費の関係では西宮市がや っていくということなんでしょうか。 北課長 公金化後につきましては、西宮市が給食費及びセンター掛金の滞納がございまし たら、滞納者に対して督促状なり、その後の対応をしてまいる予定でございます。 眞野委員 ちなみに、そうはいってもやはり滞納が出てくると思うんですけども、どのぐら いの回収率ということで考えて予算組みを市のほうとしてはなさっていかれるん でしょうか。 北課長 現在、滞納率は0.5%、99.5%が納付していただいているという状況でご ざいます。これをできるだけ増やさない方向で学校と連携して対応に当たってい きたいと考えております。 以上でございます。 眞野委員 ということは、予算としては100%収入あるものとして組んでいかれるという ことなんですかね。 北課長 そうでございます。 井ノ元委員長 ほかにはございませんでしょうか。 (なし) 井ノ元委員長 ないようですので、一般報告⑤「学校給食費の公金化の進捗状況及び今後の予定 について」は終了いたします。 では、一般報告⑥「西宮市立山東自然の家の指定候補者の選定について」を議題 といたします。 事務局の説明をお願いします。 21 水田課長 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 青少年育成課の水田でございます。どうぞよろしくお願いします。 一般報告⑥、山東自然の家の指定候補者選定について説明いたします。資料の1 枚目をご覧ください。 西宮市立山東自然の家指定候補者選定委員会に指定予定者である一般社団法人山 東自然の家を指定候補者とすることの妥当性について諮問いたします。 指定期間は指定管理者制度運用指針に基づきまして、平成25年度から平成29 年度末までの5年間とします。諮問期間は平成24年10月17日から議会の議 決を得た翌日までとし、選定委員会の開催は10月17、23、30日の3回を 予定しております。4、その他の(2)③の添付資料は省略させていただいてお ります。 次に、一般社団法人山東自然の家を非公募により指定予定者とする理由について 説明いたします。資料2枚目をご覧ください。 理由の一つ目は指定予定候補者である社団法人山東自然の家は、地元地域が一体 となって施設運営を行うために結成された団体であり、この団体を通して見守り などに地元の協力が得られて、自然学校の円滑な運営や利用者の安全・安心が確 保されている。 二つ目は施設の建設に当たって、地元雇用の促進を図ることが西宮市と山東町で 協議、合意されている。 三つ目は、隣接している朝来市の農村広場やアウトドアビレッジと山東自然の家 を一体管理できることで利用者の利便性が高まる。朝来市は平成25年度からも これら2施設の指定候補者として、当法人を非公募で選定する意向であり、山東 自然の家のみを公募案件とした場合、一体利用が阻害されるおそれがある。 四つ目、現在、指定管理者として指定している当法人は、施設の利用促進や利用 者のニーズの把握にも努めるとともに、施設の安全点検、修繕、食物アレルギー 対策など総合的に良好な管理運営を行っている。 以上の理由により、指定管理者制度の担当である行政経営推進課とも協議した結 果、3枚目につけております参考資料、公の施設に係る指定管理者の指定手続等 に関する条例の第5条第1項第4号に該当するものとして、当法人を非公募で指 定予定者として選定委員会に諮ることが妥当であることの結論を得ました。 次に、選定委員会の委員について説明いたします。4枚目をご覧ください。 山東自然の家が自然学校を中心とした野外活動施設であることから、野外活動の 専門的立場から財団法人OAA専務理事である清水委員。収支予算など財務的な 見地から税理士の今川委員。自然学校として利用する子どもの保護者として西宮 22 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 市PTA協議会から松田委員。同じく自然学校での利用者として小学校校長代表 の榎田委員。内部委員として教育次長、出口委員の5人の方を委員として委嘱し ます。 5枚目につきましては、参考としまして、指定候補者選定委員会設置要綱を添付 しております。 以上で説明は終わらせていただきます。 井ノ元委員長 説明が終わりましたので、ご意見、ご質問ございますでしょうか。特にございま せんか。よろしいですか。 (なし) 井ノ元委員長 質問がないので、一般報告⑤「西宮市立山東自然の家指定候補者の選定について」 は終了いたします。 次に、一般報告⑦「西宮市運動施設の指定候補者の選定について」を議題といた します。 事務局の説明をお願いします。 小西課長 スポーツ推進課の小西でございます。よろしくお願いいたします。 西宮市運動施設指定候補者の選定についてご報告いたします。 平成20年度に選定いたしました西宮市の運動施設並びに有料公園施設を管理運 営する指定管理者が平成25年3月末をもちまして指定期間が満了となるため、 次期指定管理者の選定を行うものでございます。 資料1ページ目は、選定委員会への諮問内容でございます。初めに市長と教育委 員会連名での諮問となっておりますが、これは本市の運動施設は原則、都市公園 に併設される施設は市の環境局公園緑地課が所管し、それ以外の運動施設は教育 委員会のスポーツ推進課が所管しております。両者の施設を合わせて管理するほ うが効率的な側面もあるため、市と教育委員会事務局の連携のもと、指定管理者 の選定作業を進めておりますのがその理由でございます。 1、諮問事項には二つございます。1点目が指定候補者を公募する施設において、 応募されました複数の候補の中から最適な団体を選定いただくこと。2点目が指 定候補者を公募しない施設において、公益財団法人西宮スポーツセンターを指定 候補者とすることの妥当性についてご判断いただくこととしております。 23 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 2、管理を行わせようとする公の施設でございますが、次のページをご覧くださ い。 初めに指定候補者を公募する施設でございます。大きく4区分に分けて募集をし ております。これは施設の特性や地域によってグループ分けしたもので、できる だけ多くの応募を期待したものでございます。 その次のページが指定候補者を公募しない施設となっておりますが、中央運動公 園及び各地域の体育館を中心に六つの施設区分に分けて整理しております。 1ページ目にお戻りください。 3、諮問期間でございます。平成24年10月3日から議会の議決を得た日の翌 日までとしておりますが、それは10月中に4回の選定委員会を予定しており、 指定候補者を選定いただきまして、その結果を12月議会に上程させていただく ものでございますが、万が一議会で承認いただけない場合、再度選定作業を行い、 改めて議決という流れとなりますので、このような書き方となっております。 その他、添付資料につきましては、本日は省略いたしまして、指定候補者を公募 によらずに選定する理由書のみをつけております。 4ページ目をご覧ください。 先ほど申し上げました指定候補者を公募しない施設を決定した理由について報告 いたします。 大きな1番、「これまでの経緯」の4行目でございますが、指定管理者制度につい ては原則公募で選考することとし、緊急の場合や申請がない場合、公募を行わな いことについて合理的な理由がある場合などに、公募によらずに選定することが できるとされております。これは次のページの参考資料、西宮市公の施設に係る 指定管理者の指定手続等に関する条例によるものでございます。 続きでございますが、平成19年7月4日の市議会総務常任委員会で外郭団体の 見直し方針が示され、その中で主要な施設以外で公募を拡大するとの指針が示さ れました。過去3回、選定を行いましたけれども、本市における主要なスポーツ 施設は体育館と位置付けまして、体育館と公園が一体となった施設は非公募とし てきた経緯がございます。ただし、モデル的に複数ある同種類の施設の一部を公 募し、非公募とした施設も、今後、公募の可能性を検討するとの指針も示され、 すなわち、徐々に公募の施設を拡大していきなさいとの主旨でありまして、これ に従って、当初、一番初めが平成18年度4施設の公募に始まりましたが、平成 20年度に2施設を追加いたしまして、21年度に1施設を追加。合わせて七つ の施設を公募しております。 24 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 大きな2番、今回の25年度の選定でございますけれども、今後、拡大をさらに 進めるために、今回は市の北部地域に位置する流通東公園と塩瀬中央公園の2施 設を追加いたしまして、合わせて九つの施設を公募することといたしました。 なお、非公募の施設につきましては、規定方針どおり主要な施設を非公募といた します。ただし市民の生涯スポーツ推進のために、あらゆる世代に応じたスポー ツ事業を全市域において均一に提供するというのがスポーツ推進課としての大き な目標でもございます。そのため、基幹施設である体育館は、同一事業者による 運営が望ましいと考えております。しかし今回、新たに公募といたしました流通 東体育館、塩瀬体育館は全9体育館の中でも稼働率が低い部類に属する施設であ るため、利用者の拡大と施設の有効利用を図るために民間のノウハウや創意工夫 あふれた提案に期待して、新たに公募施設として追加したものでございます。 次のページをご覧ください。選定委員会の名簿と、最後のページがその選定委員 会の設置要綱をつけさせていただいております。選定委員5名のうち石黒先生の みが再任で、あとの4名の方々は新任でございます。 初めに柳本先生でございますが、健康医学がご専門で、スポーツクラブ21ひょ うごの西宮市の推進委員を長年お勤めいただいておりまして、本市のスポーツを 取り巻く状況をよく知っていただいております。また、兵庫県内での自治体での 指定管理者選定委員の経験も豊富で、指定管理者制度全体に当たってご造詣が深 いとの観点からお願いしたものでございます。 次の武田先生でございますが、公認会計士として民間企業の会計監査はもとより、 和歌山県の包括外部監査を監督されるなど非常に経験豊富であり、また、大阪府 内の自治体での指定管理者選定委員の経験もおありという観点からお願いしまし た。主に団体の財務状況の診断にお力をかしていただきたいと思っております。 次の鎮静先生でございますけれども、神戸市の運動施設での指定管理者のご経験 があり、実際の管理運営経費の算定にお詳しいという観点から、特に非公募施設 の候補は、西宮スポーツセンターの一団体のみになりますので、その提案に関し まして、その金額等を含め、妥当性をご判断いただくことを期待してお願いした ものございます。なお、NPO法人のご代表ということもあり、体育施設の運営 にかかわります民間企業との利害関係がないという点も考慮して選定させていた だきました。 次の石黒先生でございますが、この方のみ再任でございます。長年スポーツ推進 委員として、地域はもとより、各種大会などの場合は市内全域にわたってご活躍 いただいておりまして、市内の運動施設について何より詳しいという観点からお 25 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 願いいたしました。利用者の立場で理想的な施設管理運営のあり方についてご判 断いただければと思っております。 最後の一名は戎野教育総括室長でございます。行政の観点からの選定をお願いす るものでございます。 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 井ノ元委員長 それではご意見、ご質問をお受けいたします。ございませんか。よろしいですか。 前回も公募されて、結果、スポーツセンターがということになったと思うんです けれども、ということは、公募しても、応募というのか、申し出されるところが なかったということなんですか。 小西課長 5年前前回の公募案件は、結果的にスポーツセンターともう1者の2団体の応募 でございまして、選定の結果、スポーツセンターが選定されたということになっ ております。 以上でございます。 井ノ元委員長 今回も同じような結果になると。 小西課長 昨日9月3日が募集開始でございまして、この2週間募集いたしますけれども、 何団体になるのかちょっとまだわかっておりませんが、公募案件につきましては、 スポーツセンターも応募される可能性があるとは思います。 井ノ元委員長 わかりました。 ほかにございませんでしょうか。 (なし) 井ノ元委員長 ないようですので、一般報告⑦「西宮市運動施設の指定候補者の選定について」 は終了いたします。 では、一般報告⑧「児童生徒の状況について」を議題といたします。 説明を、まず、学校保健安全課のほうからお願いできますでしょうか。 西野課長 学校保健安全課の西野でございます。 26 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 それではまず初めに、夏季休業中の児童・生徒の状況についてお伝えしたいと思 います。 改めてご報告する大きな問題は発生しておりません。ただ1点、前回もお伝えし ましたが、段上小学校3年の男子児童が交通事故に遭い、去る9月1日に亡くな りました。非常に残念でなりません。今後また交通安全指導の徹底については、 学校に指導してまいりたいと考えております。 それでは、今、資料のほう配布させていただいております第2学期の始業式の出 欠状況についてご報告いたします。 それでは、まず、左の欄でございますが、小学校のほうからでございます。昨日、 始業式の欠席者総数は昨年度よりも約80名減少しております。また、中学校、 右側の欄の中学校につきましても、昨年度と比較いたしまして約50名ほど減少 しております。これは実は始業式前の時期に、毎年この欠席調査をするというこ とでの各学校へ依頼をしておりますが、今年度は1学期に不登校、あるいは不登 校傾向であった児童・生徒に対して、家庭訪問、あるいは電話連絡などにより、 夏季休養中の生活実態の把握に努め、そして無理のない範囲で登校のきっかけづ くりを行うように学校に依頼をいたしました。そのかいがありまして、昨年度と 比較いたしまして小学校も中学校も欠席者の総数としては減少しております。 また、長欠の人数でございますが、これは1学期の始業式に比べますとやはり増 加しております。といいますのは、1学期のこの出欠状況の段階ではまだ入学式 前でございますので、小学校の1年生及び中学校の1年生が入った数ではござい ません。それ以降の1学期の状況で小学校も中学校も、小1、中1を含めた人数 での長欠者といたしまして、小学校では39名、中学校では160名ございます。 この中には中学校1年生でしたら、小学校の段階でも長欠傾向であった子どもた ちがそのまま中学校のほうへ進学して、同じような状況を呈しているために、こ れだけの人数になってるところがうかがえます。 以上でございます。 井ノ元委員長 それでは、続けて学校教育課のほうもお願いします。 垣内課長 学校教育課です。学校教育課から3点、報告をさせていただきます。 お手元に資料をお配りしております。学文中学校の全国優勝のご報告です。 1枚目にありますように、非常に長い大会を勝ち抜きまして、全国で優勝すると いうことになりました。中でも一番下から3行目にあります、全国大会の3回戦 27 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 では最終回まで4点リードされていて、中には子どもたちでも涙ぐんだりとかい うような状況の中で、もう一度、顧問の先生から平常心を取り戻して頑張ってい こうという声かけで、4点差をはね返して準決勝に進んでおります。準決勝では、 実は兵庫県大会での決勝で破れていました高砂の松陽中学校を破りまして、決勝 戦で、延長になるまで勝負をしまして、最終的に勝っております。 実はその後、西宮に新幹線と電車で帰ってきたそうなんですが、甲子園口に帰っ てきた時に多くの人に出迎えられて、手づくりの旗で出迎えに来ていただき、地 域からもすごく温かい歓迎を受けたと聞いています。市内の教員にとっても、本 当に普段と変わらない、どこの学校でも同じようなグラウンドの状況とか下校時 刻という条件の中で優勝したことで、非常に大きな励みになっております。 それから2点目なんですが、中学生の主張大会を今年度も8月24日に無事行い ました。20名の主張を本当に概要だけ示しておりますが、今年度は学習とか読 書とか家庭ですね、このあたりをテーマに書いている子どもたちが多かったです。 12月には中国の紹興にこのメンバーを派遣したいと考えております。今年度の 反省の中に、来年度はもっと多くの方に見ていただければなということで、特に 地域の方にもお声がけしていきたいという声がありました。 資料を用意しておりませんが、運動会、体育大会につきまして、昨年度、市民文 教で話題になりました高木小学校の運動会の開催につきまして、グラウンドが狭 くて午前と午後に分けて開催していましたが、今年は瓦木中学校のグラウンドを 借りて開催することになりましたので、いろいろと両校で調整をした上で1日開 催ということになっております。 以上、3点、報告させていただきます。 井ノ元委員長 説明が終わりましたので、ご意見、ご質問ございませんか。 眞野委員 最初のほうの始業式の出欠状況なんですけども、この長欠の数え方を、いま一度 お教えいただけないでしょうか。 西野課長 30日以上欠席した児童・生徒の人数でございます。続いていないケースでも、 トータルで30日以上の欠席がある場合は長欠としての扱いになっております。 井ノ元委員長 始業式にお休みした子で、今まで30日以上休んだ子ということでよろしいです か。 28 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 西野課長 はい。 井ノ元委員長 ほかにはございませんでしょうか。 西野課長 学校保健安全課です。 そうしましたら最後に、7月の定例教育委員会議で、いじめのメッセージのこと につきまして課題をいただいておりましたので、そのことについてご報告させて いただきたいと思います。 いじめ問題に関連したメッセージの発信を各学校に問い合わせをいたしました。 そうしましたら、1学期の終業式で、全校児童・生徒に発信した学校、あるいは、 昨日の2学期の始業式で発信した学校。また、学校だよりなどの配布物でいじめ のことを記載し、保護者に啓発している学校もございまして、全ての学校が何ら かの方法でメッセージを発信しておりました。中には、オリンピックの話題を用 いて、例えばメダリストの誰もがインタビューに関して、周りの人への感謝の気 持ちを述べている、そういうことを例に挙げながら話をされた校長先生もありま す。あるいは、いじめという言葉を直接使わずに、自分のこと、あるいは友達の ことも大切にしていきましょうと。そして2学期、いろいろな大きな学校行事を みんなで盛り上げて、一つになって頑張っていきましょうというようなメッセー ジを送られている学校もございました。 いろいろな方法で、各学校ではいじめに対するメッセージを発信していただいて いるということがわかりました。今後も引き続き、いじめにつきましては、どの 学校でも、どの子にも起こりうるということを意識した上で、教育委員会として も指導してまいりたいと考えております。 以上でございます。 井ノ元委員長 よろしいですか。何かありますか。いいですか。 (なし) 井ノ元委員長 それでは、一般報告⑧「児童生徒の状況について」を終了いたします。 これにて本日の予定していました議案はすべて終了しましたが、本日の課題の中 で、次回、以降の課題となった事項の確認をしたいと思います。お願いします。 29 平成 24 年 9 月 4 日 第 6 回定例会 それでは、これをもちまして第6回教育委員会定例会議を閉会いたします。 (終了) 30
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