CST

CST
7MPa クランプ ・ ワークサポート
model
ワークサポート
7MPa
Work support
model
CST
スプリング
リフト
スイングクランプ
リンククランプ
クランプシリンダ
ワークサポート
スプリング
リフト
7MPa
信頼性を向上させたテーパスリーブ型ワークサポート
リ フ ト ス プ リ ン グ
ク ー ラ ン ト 対 策
ワーク剛性やヘッドキャップ重量
ワークサポートにおける最大の問題
に応じて、2 種類のリフトスプリン
点となる高圧クーラントやキリコの
グ が 選 択 で き ま す。ヘ ッ ド キ ャ ッ
侵入を防止し、スムーズで確実なプ
プを取外すだけでリフトスプリン
ランジャ昇降動作を行なうために低
グが簡単に交換できます。
摩擦の特殊スクレーパを採用してい
ます。さらにボディ以外の主要パー
センタリングバイス ワーク位置決めシリンダ
ツにはステンレス材を使用し、内部
ヘッドキャップ
部品の防錆・耐久性を向上させてい
ワーク
リフトスプリング
ます。
プランジャ
スクレーパ
オプション
油圧
(G ネジ配管)
Patent
ク ー ラ ン ト 対 策
G ネジプラグ
油圧(ガスケット配管)
高圧クーラントやキリコの侵入に
よる動作不良を防ぐため、ワーク交
換時にスリーブ∼プランジャ間を
エ ア ク リ ー ニ ン グ で き ま す。エ ア
クリーニングには専用のエア回路
が必要です。
ピストン
テーパ
スリーブ
2 ウ ェ イ 油圧配管
ガスケット配管からGネジ配管へ簡
単に変更できます。
配 管 方 法 → 1 0 9 ページを 参 照して
ください。
クリーニング
エア
推奨クリーニングエア圧
0.3 ∼ 0.5 MPa
108
お問合せはカスタマーサービスセンターへ 0120-933-895
スプリング
リフト
※1
ワーク保持力(油圧力 7 MPa)
kN
cm 3
シリンダ容量
リフトスプリング力
L : 標準
※2
N
H : 強力
N
プランジャストローク
mm
ヘッドキャップ最大許容質量
kg
質量
kg
取付ボルト推奨締付トルク(強度区分12.9) N·m
CST04
CST06
CST10
CST16
CST25
5
0.7
3.0 ∼ 4.1
4.8 ∼ 7.5
8
0.15
0.5
7
7
0.9
4.3 ∼ 8.1
6.6 ∼ 11.1
12
0.2
0.9
7
10
1.2
5.3 ∼ 10.8
7.8 ∼ 13.3
12
0.2
1.1
7
16
2.1
5.5 ∼ 10.8
11.2 ∼ 19.8
16
0.3
1.8
11
25
3.3
6.9 ∼ 13.2
13.5 ∼ 22.4
16
0.3
3.1
25
使用油圧力範囲:2.5 ∼ 7 MPa 保証耐圧力:10.5 MPa 使用周囲温度:0 ∼ 70℃ 使用流体:一般鉱物系作動油(ISO-VG32相当)
※1 : ワークサポートをクランプと対向させて使用する場合は、ワーク保持力が(クランプ力+切削加工負荷)の1.5倍以上となるように、
ワークサポートとクランプの機種を選定してください。
※2 : リフトスプリング力はプランジャ上昇端∼下降端でのスプリング力を示します。
塩素系切削油がかかる環境でも使用できます。
型式表示
① -F
②
CST F
配管方法
ワークサポートmodel CSTはガスケット配管とGネジ配管の2つの配管
(例 : CST06-L)
方法が選択できます。Gネジ配管の場合はGネジプラグを取外してくだ
① サイズ
② リフトスプリング力
さい。
(Gネジ配管の場合もOリングは取外さず、取付面でシールさせて
ください。)
04
Gネジ配管くい込継手については→164ページを参照してください。
06
CST
ガスケット配管
L : 標準
Gネジ配管
ー
10
H : 強力
16
Gネジプラグ
25
Oリング
油圧
油圧
油圧力とワーク保持力の関係
Oリング
負荷と変形量の関係
25
50
CST25
CST10
CST06
CST04
5
2
2.5
3
4
5
6
7
オプション
CST16
10
0
CST16
40
20
変形量(μm)
ワーク保持力(kN)
CST25
15
スイングクランプ
型式
リンククランプ
仕様
7MPa クランプ ・ ワークサポート
7MPa
クランプシリンダ
ワークサポート
CST10
30
ワークサポート
CST
センタリングバイス ワーク位置決めシリンダ
model
CST06
CST04
20
10
0
0
5
10
油圧力(MPa)
15
20
25
負 荷(kN)
ワーク保持力 kN
油圧力
MPa
CST04
CST06
CST10
CST16
CST25
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
5.5
6.0
6.5
7.0
1.4
1.8
2.2
2.6
3.0
3.4
3.8
4.2
4.6
5.0
2.0
2.6
3.1
3.7
4.2
4.8
5.3
5.9
6.4
7.0
2.8
3.6
4.4
5.2
6.0
6.8
7.6
8.4
9.2
10.0
4.5
5.8
7.1
8.3
9.6
10.9
12.2
13.4
14.7
16.0
7.0
9.0
11.0
13.0
15.0
17.0
19.0
21.0
23.0
25.0
変形量 μm
負荷
kN
CST04
CST06
CST10
CST16
CST25
0
0
0
0
0
0
5
23
19
16
13
9
27
22
18
13
31
26
18
7
10
15
使用不可
38
27
20
36
25
45
油圧力 7 MPaで保持
CAD データのダウンロード・最新情報はパスカルホームページへ
www.pascaleng.co.jp
109
CST
スプリング
リフト
ワークサポート 標 準
7MPa
外形寸法図
取付穴加工図
4-Z
□F
油圧ポートG1/8
油圧配管穴Max. ø4
.5
C0
R2
B
□F
ø
G
R2
.3
+0 0.1
+
P
スイングクランプ
7MPa クランプ ・ ワークサポート
model
エアベント配管穴
Max. ø4
リンククランプ
4-S
E
エアベントG1/8
D
C
R3
3.8(プラグ飛出量)
クランプシリンダ
プランジャ先端部詳細
ヘッドキャップ
ストローク
プランジャ先端部
リフトスプリング
J
4-ø X
K
4-øW
HL
HK
R0
.4
12.5
ø
M
A
L
硬度:HRC52
V
ø14
ヘッドキャップ詳細
↑Y
↑Y
2-OリングFA
0
øG -0.2
ø HD±0.05
Rz6.3
SR HJ
1
HF
HH
OリングFB
HG
オプション
センタリングバイス ワーク位置決めシリンダ
N
ワークサポート
プランジャ
øH
エアベント
ネジ HM
R2
R2
HE
ø HC
ø HC
油圧ポート
R3
ø HB
øHA
Y-Y
110
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リフトスプリング
7MPa
mm
CST25- HL
A
67
82
85
108
129
B
45
52
56
65
78
C
55
61
65
73
85
D
32.5
35
37
40.5
46
E
22.5
26
28
32.5
39
F
34
40
44
52
62
øG
40
47
52
60
72
øH
15
16
20
22
25
J
46
50
52
61
62
K
21
32
33
47
67
L
26
26
28
30
30
M
60
75
78
99
120
4
4
5
6
P(二面幅)
13
13
17
19
22
R2
10
12
13
15
18
R3
25.5
28
30
33.5
39
S
M5
M5
M5
M6
M8
V
15
15
N(二面幅高さ)
4.5
16.5
15.9
12
W
5.5
5.5
5.5
6.8
9
X
9.5
9.5
9.5
Z
R3
R5
11
R5
R6
スイングクランプ
CST16- HL
リンククランプ
CST10- HL
クランプシリンダ
型式
CST06- HL
14
ワークサポート
CST04- HL
R7
OリングFA(フッ素ゴム 硬度Hs90)
P7
P7
P7
P7
P7
エア抜きバルブ
VCE01
VCE01
VCE01
VCE01
VCE01
z 取付面は最大高さ粗さRz6.3以下に仕上げてください。
z ヘッドキャップは必ず付けて使用してください。(リフトスプリングが保持できなくなります。)
z 取付ボルトは付属しません。
ヘッドキャップ詳細
mm
CST04- HL
型式
CST06- HL
CST10- HL
CST16- HL
øHA
8.5
8.5
10.3
10.3
øHB
7.2
7.2
9.2
9.2
øHC
5
5
6
6
øHD
7.8
HE
17.6
HF
9
HG
7
HH
1.9
HJ
70
HK
7.8
CST25- HL
14
11.2
7.5
9.2
9.2
22.5
32.5
39
9
11
11
15
7
7
9
9
22
1.9
70
2.3
90
2.3
110
13.5
3.5
140
11
11
14
14
18
øHL
12.6
12.6
16.5
16.5
21.5
HM
(推奨締付トルク)
M10×1.5 深さ11
(30 N·m)
OリングFB(フッ素ゴム 硬度Hs70)
S8
M10×1.5 深さ11 M12×1.75 深さ13 M12×1.75 深さ13
(30 N·m)
(50 N·m)
(50 N·m)
S8
P9
P9
7MPa クランプ ・ ワークサポート
スプリング
リフト
ワークサポート 標 準
センタリングバイス ワーク位置決めシリンダ
CST
オプション
model
M16×2 深さ20
(80 N·m)
AS568-014
z ヘッドキャップを製作する場合、ヘッドキャップ詳細を参考にOリング溝・スプリング受部・ガイド部を設けてください。また、付属の
Oリングは必ず使用してください。
z リフトスプリングを製作する場合、ヘッドキャップ詳細を参考に寸法を決定してください。防錆対策は必ず行なってください。(ただし、
スプリングを製作した場合の動作保証はできません。)
z 本図は無加圧時、プランジャにヘッドキャップを締込んだ状態を示します。
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111
スイングクランプ
7MPa クランプ ・ ワークサポート
model
CST
ワークサポート
1. エアクリーニングをする場合は、5μm フィルタを通したエア
(オイルレス)を使用し、エアベントに配管してください。
油圧回路図
(参考)
ワークサポート model CST
(推奨クリーニングエア圧 : 0.3∼0.5 MPa)
2. エアベントは大気開放としてください。切削油やキリコなどが
入る場合は配管してください。内部に切削油などが侵入し、サ
ビの発生など不具合の原因となるおそれがあります。
油圧
2. 以下の使用方法は避けてください。スリーブが変形し、プラン
ジャの動作不良やサポート力の低下の原因となります。
× プランジャに偏心荷重をかける。
リフトスプリングによりプランジャが常に上昇しているため、
フローコントロールバルブによる速度調整は不要です。
× 定格のサポート能力を超える負荷をかける。
× ロック時にプランジャを回転させる。
オプション
センタリングバイス ワーク位置決めシリンダ
ワークサポート
クランプシリンダ
リンククランプ
使用上の注意
112
お問合せはカスタマーサービスセンターへ 0120-933-895
クランプ・ワークサポート
オプションパーツの取付け・取外し
1. クランプ・ワークサポートは、工作機械関係のワーククランプを目
1. フローコントロールバルブまたはエア抜きバルブの取付け、取外
的に開発されたものです。その目的に準じた用途以外では、使用
しを行なう場合は、油圧回路内の圧力を0 MPaにしてから行なって
しないでください。
ください。
2 . フローコントロール バ ルブまた はエア抜きバ ルブを取 付 ける
場 合 、推 奨 締 付トルクで 締 付 けてくだ さい 。
( 推 奨 締 付トルク
→158・160ページ参照)
3. スムーズな動作を確実に行なうため、摺動部やフランジ上面を
3. 切削油カバー(樹脂:POM)の取付けは、カバー本体を強く押入
れてください。入りにくい場合は樹脂ハンマなどで軽く叩き入れ
リンククランプ
てください。
4. 切削油カバーの取外しは、精密
ドライバなど、先端の尖ったも
のを切 欠き部 に引っか けて外
クランプシリンダ
してください。
油圧配管の注意事項
1. 油圧機器のトラブルの多くは、キリコやゴミなどの異物が油圧配管内に混入することにより発生します。製品の取付・油圧配管は、製品に添
付されている「油空圧機器 配管時の注意事項」を参照してください。
2. 油圧配管後、必ず油圧回路内のエア抜きをしてください。エア抜きが不十分な場合、動作不良の原因となります。
3. クランプを複数個使用する場合、配管抵抗およびクランプの内部抵抗のバラツキにより、動作速度・動作タイミングにバラツキが生じます。
フローコントロールバルブで動作速度・動作タイミングを調整してください。
4. 特殊スクレーパは、ロッド表面の油膜をかき取る能力が高いため、クランプ内部のグリースと作動油(油膜)を外部にかき出す場合がありま
す。このため、スクレーパ上部のピストンロッド外周に油分が溜まることがありますが、油漏れではありません。
Gネジのシール方式
1. 本製品では「フランジ面シール方式」を標準採用しています。ボンデットシールまたは弾性体シールの継手を使用してください。
ワークサポート
エアブローなどで定期的に清掃してください。
センタリングバイス ワーク位置決めシリンダ
う、必ずカバーなどで保護してください。
オプション
2. 溶接ジグに使用される場合は、摺動部にスパッタがかからないよ
スイングクランプ
機器使用上の注意事項
7MPa クランプ ・ ワークサポート
使用上の注意
「テーパ面シール方式」の継手(Oリングシール方式)は使用できません。
2. シールテープや液状パッキンは不要です。継手に付属のパッキンでシールします。
3. 取付時はパッキンが接触する面にキリコや汚れなどがないように清掃してください。
フランジ面シール方式
テーパ面シール方式
ボンデットシール
弾性体シール
フラット面をボンデットシールまたは弾性体シールにより、シールする。
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Oリング
テーパ面を O リングにより、シールする。
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