可変容量形二連ピストンポンプ（HPPｰVCC2V，HPPｰVCF2V）２台の可変容量形ピストンポンプ（HPPｰVC2VｰF14※ｰA、HPPｰVF2Ｖｰ F63A3ｰA）を一体にして１台の電動機で駆動できるようにしたものです。２台のポンプから吐出された油は、個々の回路に供給して各々別のアクチュエータを動作させたり、合算して同一のアクチュエータを動作させたりします。 ■特長同一軸によって２個のピストンポンプが駆動できますのでスペースをとりません。使用上の注意ご使用の際は、取扱説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。 ●回転方向は軸端からみて右回転（時計方向）とします。 ●各ポンプの性能はシングルポンプと同じです。 18ページ、22ページをご参照ください。 OUT M O ●作動油は、Ｒ＆Ｏタイプ、耐摩耗性タイプを使用してください。 OUT ●2∼3ページの「ポンプ・モータ使用上の注意」をお読みください。 M O IN DR IN DR ■形式説明 HPPｰVCC2VｰL14ｰ14A3A3ｰA デザイン番号シャフト側ポンプの圧力調整範囲 3：1∼7MPa（HPPｰVCシリーズ） 1.4∼7MPa（HPPｰVFシリーズ）ヘッド側ポンプの圧力調整範囲 3：1∼7MPa 5：3∼14MPa シャフト側ポンプの押しのけ容積 14：14.5㎝3/rev 63：63㎝3/rev ヘッド側ポンプの押しのけ容積 14：14.5㎝3/rev 取付方法 L：フート形（フート形のみ製作）シャフト側ポンプ C：HPPｰVCシリーズ F：HPPｰVFシリーズヘッド側ポンプ可変容量形ピストンポンプ ■仕様形式 HPPｰVCC2VｰL14ｰ14A3A3ｰA HPPｰVCF2VｰL14ｰ63A3A3ｰA HPPｰVCF2VｰL14ｰ63A5A3ｰA 20㎜ /s 2 定格圧力 MPa 7 7 7 7 14 7 押しのけ容積㎝3/rev ※1 ※1 ∼ 14.5 14.5 ※1 ※2 ∼ 14.5 63 圧力調整範囲 MPa 1∼7 1∼7 1∼7 1.4∼7 3∼14 1.4∼7 回定格転速度 min 最高 -1 最低 500 1,800 1,800 720 720 定格出力、押しのけ容積、および調整範囲において最小・最大とも上段はヘッド側ポンプ、下段はシャフト側ポンプを示します。 ※1：最小吐出し量設定は、回転速度にかかわらず5L/min以上にしてください。 ※2：最小吐出し量設定は、回転速度にかかわらず23L/min以上にしてください。 41 ■外観寸法図 HPPｰVCC2VｰL14ｰ14A3A3ｰA 190 128 27 （36） 186 156 27 （36） Rcねじフランジ吐出し口Rc3/4 137.55 A矢視図 26 76 228.5 35 吐出し量調整ねじドレン口Rc3/8 （2か所） 399.5 （右回転吐出し量減少） 76 35 吐出し量調整ねじ（右回転吐出し量減少）注油口（2か所） 30 A 106 162 13 22.2 148 15 0 69.8 −0.05 47.6 +0.024 4.76 +0.012 163 154.8 44.5 6 0 φ82.55 −0.05 0 φ21.25 −0.15 0 φ19.05 −0.021 圧力調整ねじ（右回転圧力上昇） 18 （2か所） R5.5 4ーφ11 50 76.5 47.6 55 74 83.5 Rcねじフランジ吐出し口Rc3/4 202.5 22.2 4ーφ22 16ーM10深15 質量 26.5㎏ 18 270 200 40 30 （40） 35 74 83.5 114 30 （40） 27.5 55 70 43 吸入口 Rcねじフランジ Rc1 1/2 吸入口 Rcねじフランジ Rc3/4 吐出し口 Rcねじフランジ Rc1 1/2 160 235 276 吐出し口 Rcねじフランジ Rc3/4 注．（）内寸法は溶接フランジ寸法を示し、（）なし寸法は、Rcねじフランジ寸法を示します。 42 ドレン口Rc3/4 圧力調整ねじ吐出し量調整ねじ 495.5 （右回転圧力上昇）（右回転吐出し量減少） 435.5 注油口 324.5 76 ドレン口Rc3/8 228.5 圧力調整ねじ（右回転圧力上昇） 155 注油口吐出し量調整ねじ（右回転吐出し量減少） φ90 20 0 −0.05 109.5 6ーφ18 35.2 ±0.13 0 φ31.75 −0.025 117 261 25 59 34 9.5 76.2 152.4 230 267.5 69.8 2ーφ40 8ーM12深16 35.7 22.2 47.6 270 +0.030 7.94 0 34.5 HPPｰVCF2VｰL14ｰ63A※A3ｰA 2ーφ22 8ーM10深15 471.5 495.5 質量 84.8㎏