自 由 科 目 自由科目 自己付加価値の発見 皇居の電気設備の実際 (Electrical Equipment Management (Finding self additional Value) in the imperial palace) 大木 幹雄 自由科目 情報工学科 選択 1単位 3年秋学期 田口 建一 オープン履修不可 全学科 自由科目 1単位 3年春学期 【目 的】 就職志望者が、就職先企業を選定 【授業の目的】 電気技術がわが国に輸入されて以 する上で、大学で培った自己のもつ付加価値を 降、文化的重要施設に電気設備技術を導入する 整理できず、企業にアピールできない学生も多 ことで、社会の発達にどのように役立ってきた い。そのため、自分の力を発揮できる企業はど かを歴史的にふり返ると共に、どんなひとたち こか?に迷う者が多い。講義は、企業の立場か により、どんな努力により基礎技術の発達がな ら見て、受講者の自己付加価値をいかに発見す されてきたのかと言うことを考察する。 るかについて解説する。就職ガイダンスと共同 また、明治から現代の宮殿建物まで含め、安 歩調をとっており、就職ガイダンスへの出席を 全性を考慮した施設設計基準の考え方、実務保 もって、ゼミへの出席と読みかえる措置も可能 守技能および安全対策等の維持運用管理に到る としている。 までの高度な技術を習得する。 【 テ キ ス ト 】 適宜、資料を配布 【評価の方法】提出物などによる 【評価の方法】 レポート、出席を重視する。 【授業計画】 【授業計画】 1.江戸城から皇居まで 1.インターンシップ報告 2.明治の宮殿 2.自己の付加価値と自己研鑽のあり方 3.迎賓館 3.企業選択のポイント:収益構造と事業戦略 4.宮内庁庁舎 4.自己のもつ適性と職業の選択 5.新宮殿造営の経過 5.一般常識の役割とコミュニケーション 6.新宮殿基本設計と計画 6.自己表現の手段としてのエントリーシート 7.新宮殿実施設計の大要 7.技術文書の書き方(1) 8.皇居の灯り1∼4 8.技術文書の書き方(2) 9.高御座・御帳台の照明 9.履歴書と採用の関係 10.皇居の電磁環境1∼2 10.文章表現の能力 11.試験(提出物) 11.論理的思考能力 12.SPIによる能力判断 13.人を判断する基準 14.面接における注意点 15.資格の評価 自 由 科 目 【備 考】 【備 考】 − 591 − 自 由 科 目 自由科目 自由科目 環 境 技 術 資格試験・演習Ⅰ (Environment Technologies) (Qualifcation and Practice Ⅰ) 椋田 實、高瀬浩史 森田 登 1コマ、1クラス、自由科目 全学科 自由科目 2単位 3年秋学期 情報工学科 選択 【授業の目的】 この授業では、特に企業での実学 1単位 1年次春・秋学期 【授業のねらい及び具体的な達成目標】 この科目は、 「情報技術資格認定」の一覧表に において、即戦力になりうる環境に関する知識 ある、独立行政法人情報処理推進機構が実施す を講義する。 【 テ キ ス ト 】 「環境技術」菅原和士著 る「情報処理技術者・基本情報処理技術者」資 【評価の方法】 出席とレポート 格を取得するために設置した。授業は問題を解 【 授 業 計 画 】 講義の内容は、下記のとおり。 くことを中心に問題の解説と考え方、解答を学 ①国際環境規格ISO14000シリーズの詳細 ぶ。なお、自己学習を基本とした寺子屋式授業 ②ISO90000シリーズの概要 である。また、平成18年度以後の入学生は「情 ③工業材料と環境 報処理技術者・基本情報処理技術者」資格を取 講義の項目は次の通りである。 得することで、 「情報技術資格認定」科目の2単 位が認定される。 1.国内環境問題の歴史 【 テ キ ス ト 】 第1回の授業で指定する。 2.国際標準化機構(ISO) 【成績評価方法及び水準】 3.ISO14000シリーズ 授業に実施する試験 (60%)と出席(40%) 4.環境マネジメントシステム で総合的に評価する。 5.環境監査のやり方 【授業計画】 6.環境監査に関する国際規格 1. ガイダンス 7.環境監査員のための資格基準 2. 試験と対策 8.環境法規 3. 問題の演習と解説(1) 9.ISO9000シリーズの概要 4. 問題の演習と解説(2) 10.工業材料と環境材料・建築 5. 問題の演習と解説(3) 11.工業材料と環境電気 6. 試験① 12.工業材料と環境(化学) 7. 問題の演習と解説(4) 13.洗浄と環境 8. 問題の演習と解説(5) 14.新材料と環境 9. 問題の演習と解説(6) 15.まとめ 10. 試験② 11. 問題の演習と解説(7) 自 由 科 目 【備 考】 この授業は、自由科目ですが、即 戦力を目的とした授業であり、一般教養的な講 義ではありません。将来、環境に関する業務に 興味のある学生や環境関連の資格取得に興味の ある学生に推奨します。環境に関する耳慣れな い専門用語が出てくるため、複数の学年(例え ば1、2、3年)で、同じ講義を聴講すること が望ましいです。こうすることにより、特殊専 門用語の意味など明解になります。 12. 問題の演習と解説(8) 13. 問題の演習と解説(9) 14. 試験③ 【備 考】 − 592 − 履修条件:教科書は必ず購入すること。 学生へのメッセージ:全学年が履修の対象である。 自 由 科 目 自由科目 キャリアデザイン入門 キャリアデザイン研究 (Introduction to carrier design) (Career Design Seminar) 有賀 幸則、田中 隆治、田中 佳子 岩隈 利輝、高橋 雅充 自由科目 1単位 1・2年春・秋学期 建築学科 選択 0単位 3年春学期 【授業の目的】 自分の良さ、素晴らしさ、隠れた 【授業の目的】 仕事や社会活動をとおして、個人 能力…それらを探す「自分探しの旅」に出てみ が自らの生涯をどう生きていくのかを考えるの ませんか? は、大学生活でとても大切なことです。 21世紀の日本社会では、終身雇用は崩れつつ この科目は、楽しく、分かりやすく、友人と あり、離職、転職は当たり前などと、専門の職 のグループワークやモノ作り等を通して「自分 能を軽んじてはなりません。 再発見」をするプログラム。ゲームエクササイ キャリアアップの道は、専門の確実な研鑽や ズも存分に取り入れて、遊び心たっぷりに学ん 能力アップの中から拓かれます。 でもらえる、大学授業らしくない講義です。で 先ず、キャリアガイダンスの専門家を講師に も、受講後に得られる達成感と満足感は、きっ 招き、最終的な専門性をどう高めるか、キャリ と皆さんの将来への大きな糧になると思います。 アデザインを考えます。 次に、各界で活躍しているOBを講師に招き、 この講義できっと見つけられるもの=自信、 建築家の人生、行政官の人生、ゼネコンのトッ 積極性、前向きな意欲、コミュニケーションが プで指揮する先輩などから、新鮮で刺激的な話 上手くなった自分、今以上に好きになった自分。 を聞きながら、各自のキャリアデザインを育み 【 テ キ ス ト 】 「キャリアデザイン入門」専用教 材 ます。 【 テ キ ス ト 】 なし 【評価の方法】 出席日数と授業態度で判定 【評価の方法】 受講者が自らの成果を自己診断・ 【授業計画】 自己評価する。 第①回「大学生としての自分」 【授業計画】 1.キャリアガイダンスの専門家を迎え、専門技 第②回「コミュニケーションスキルの向上」 術者のキャリアデザインを考える。 第③回「自分の興味と関心」 2.都市整備公社で、都市再開発を手がけてきた 第④回「自分の適性開発」 先輩の仕事と建築界 第⑤回「自分の成長の鍵」 3.フリーの建築家として活躍する先輩の作品と 第⑥回「自分カタログ作り」 パワー 第⑦回「プランニング&制作表現演習①」 4.大手ゼネコンのトップで指揮する先輩からの 第⑧回「プランニング&制作表現演習②」 メッセージ 第⑨回「ポジティブな自己表現」 5.組織事務所で、建築界を支える先輩 第⑩回「まとめ講義」 などなど、これから踏み出す専門職能へのガイダ 自 由 科 目 ンスで、講演の後は質疑応答及び懇談会を予定。 【備 考】 実際の授業は、専門の派遣講師に 【備 考】 より行なわれます。 − 593 − 自 由 科 目 自由科目 自由科目 文章能力開発演習Ⅰ(レポートの書き方を学ぶ) (Seminar for Japanese Language 文章能力開発演習Ⅱ(実験リポートから就職小論文・日誌まで) (Seminar for Japanese Proficiency Proficiency DevelopmentⅠ) Development.Advanced level) 田中 佳子 田中 佳子 全学科 自由科目 1単位 春・秋学期 全学科 自由科目 1単位 春・秋学期 【授業の目的】 大学教育に必要な文章作成能力を 【授業の目的】 技術を人に伝えるためには、表現 高める練習。自立的にレポートの作成、文章の 力が必要です。技術力を伝える相手は同じ技術 校正ができる力をつける。クリティカルシンキ 者だけとは限りません。就職活動でも会社訪問 ングができるようにする。 であなたと話すのは人事担当の人です。学校の 【 テ キ ス ト 】 全回出席するとできあがる。 先生になっても人に伝えることは大切です。人 【評価の方法】 各回に課題が出ているので、全課 に伝わる日本語表現力をつけましょう。 題を自分の努力で収集、再生、作成し全課題を 教室の雰囲気は、アットホームな雰囲気です。 冊子にして提出する。冊子をもって評価する。 一度教室に足を運んでください。 【授業計画】 【 テ キ ス ト 】 追って指示 【評価の方法】 各回に出る課題を全てまとめて提 1.くねくね文 2.禁止語 出する。 【授業計画】 3.たんごかるた 4.ひらがな文 1.文章作成のきほんの「き」 5.図・図・図・絵 2.文章作成のきほんの「ほ」 6.4コマシャッフル 3.文章作成のきほんの「ん」 7.日本語ディクテーション 4.接続語の「いろいろ」 8.5W1H 5.これって意味が通じるのかな? 9.むかしむかし 6.短くても難しい文って? 10・ずんずん調査 7.実験リポートのABCの「A」 11.言葉あて 8.実験リポートのABCの「B」 12.ならべかえ 9.実験リポートのABCの「C」 13.トピックセンテンス 10.小論文のいろはの「い」 14.アウトライン 11.小論文のいろはの「ろ」 15.修了製作 12.小論文のいろはの「は」 13.ようやく「要約」 14.やっと「会うとらいん」 15.完成したらまとめてみよう 自 由 科 目 【備 考】 テスト・授業中も全て持ち込み可。 【備 考】 テスト・授業中もすべて辞書の使 携帯に辞書のダウンロードも可。 用可。携帯の辞書の使用も、ダウンロードも可。 道具を使って正確な表記ができることも練習し 可能ならノートPCの持参も可。 ます。 友達同士誘い合ってきてくださいね。 − 594 − 自 由 科 目 自由科目 自由科目 教員実技演習Ⅰ 教員実技演習Ⅱ (Integrated Course of Exercise for (Integrated Course of Exercise for Teacher’ s License ExaminationⅠ) Teacher’ s License ExaminationⅡ) 原田 昭 原田 昭、鹿嶋 泰好 全学科 自由科目 2単位 3年秋学期 全学科 自由科目 2単位 4年春学期 【授業の目的】 教員を目指す学生の教育現場での 【授業の目的】 教員を目指す学生の教育現場での 指導技術の向上を目的とする。 指導技術の向上を目的とする。 内容は、学校教育を取りまく現状と課題につ 内容は、 「教員実技演習Ⅰ」の基礎の上に、学 いて、今日的・具体的な事例を通して学習し、 校教育を取りまく現状と課題について、今日 教育現場で対応できる実践的指導力を身につけ 的・具体的な事例を通して学習し、教育現場で る。 対応できる実践的指導力を身につける。 【 テ キ ス ト 】 プリント 【 テ キ ス ト 】 プリント 【参 考 書】 中学校学習指導要領解説 総則編 【参 考 書】 高等学校学習指導要領解説 総則編 中学校学習指導要領解説 総則編 教職課程 月刊誌 協同出版 高等学校学習指導要領解説 総則編 教員養成セミナー 月刊誌 時事通信社 教職課程 月刊誌 協同出版 学校教育の基礎・基本 古垣光一編著 成文堂 教員養成セミナー 月刊誌 時事通信社 教育小六法 教育小六法 【評価の方法】 試験、レポート、平常の学習状況、 【評価の方法】 試験、教育論文、指導方法の実技、 出席状況 面接の実技、出席状況 【授業計画】 【授業計画】 1.教育改革の動向と学校現場 1.教育現場における今日的課題 2.教育現場における今日的課題(個、ゆとり、 2.教育委員会の教育目標と学級経営方針 生きる力、学力) 3.教育課程の編成と実施 3.学習指導案の作成と指導法 4.学習指導案の作成と指導法 4.教育課程の編成と実施 5.授業の実際 5.進路指導の今日的課題と対応 6.生徒に対する評価の在り方と実際 6.学校における生活指導の実際 7.生活指導の事例研究と指導法 7.特別活動の実際 自 由 科 目 8.教育委員会の教育目標と学級経営方針 8.教員の服務事故と処分 9.生徒の問題行動とその対応 9.教育論文の書き方 10.不登校の事例研究と指導法 10.教員としての表現力の育成 11.教育論文の書き方 11.教員に求められる資質 12.教員としての表現力の育成 12.期末試験 13.期末試験 【備 考】 【備 考】 − 595 − 自 由 科 目 自由科目 自由科目 教 職 演 習 教育ボランティアⅠ・Ⅱ (Integrated Course of Exercise for Teacher's (Educational VolunteerⅠ・Ⅱ) License Examination) 原田昭、鹿嶋泰好、松井立夫、瀧ヶ崎隆司 瀧ヶ崎 隆司・鹿嶋 泰好 自由科目 全学科 1単位 3年秋学期・4年春学 全学科 自由科目 各1単位 全学年 春・秋学期 【授業の目的】 教員を目指す学生が、教育現場で 【目 的】 将来教員を目指す学生が、早い段 種々の課題に対応できるように指導技術の向上 階から教育現場に入り、児童・生徒及び教職員 を目的とする。 と交流することで児童・生徒の実際を理解し、 内容は、学校教育を取りまく現状と課題につ 教育の意義と教職員の役割を深く考えることを いて、具体的な事例を取りあげ、教育現場で対 目的とする。また、学生の若い力で地域の教育 応できる実践的指導力を身につける。 活動に貢献することも目的である。 ゼミ形式で演習中心の授業を行なう。 【内 容】 近隣の小学校・中学校・高等学 【 テ キ ス ト 】 プリント 校・養護学校等で、授業補助、クラブ活動の指 【 参 考 書 】 導補助、その他教育ボランティアの目的に即し 中学校学習指導要領解説 総則編 た活動を行う。 高等学校学習指導要領解説 総則編 活動時間・回数は派遣先の学校と調整するが、 教職課程 月刊誌 協同出版 45時間(派遣先学校での活動時間すべてを含む) 教員養成セミナー 月刊誌 時事通信社 をもって1単位とする。なお、大学での授業は 教育小六法 ない。 【評価の方法】 試験、教育論文、指導方法の実技、 *活動時間・回数の例 出席状況 週1回4時間ずつ12回(半期) 【授業計画】 2週に1回8時間ずつ6回(半期) 1.教育現場の現状と課題 2.教育委員会と学校 3.教育課程編成上の留意点 2週に1回4時間ずつ12回(通年) 【評価の方法】 単位の認定:活動時間が45時間に達した学生に 4.学習指導案の作成と指導法 「教育ボランティアⅠ」の単位(1単位)を与え 5.開かれた学校への取組み る。さらに活動を続け90時間に達した学生には 6.生徒に対する評価の在り方と実際 「教育ボランティアⅡ」の単位(1単位)を与え 7.生活指導の事例研究と指導法 8.進路指導の事例研究と指導法 る。 9.教員の服務事故と服務規律 成績:教育ボランティア日誌によって評価する。 10.教員に求められる資質、求められる教師像 11.教育論文の書き方 12.教員としての表現力の育成 自 由 科 目 【備 考】 春学期は4月の第1週に、秋学期 は10月の第1週に、 「教育ボランティア説明会」 13.期末試験 を実施するので出席すること。日時・場所は教 【備 考】 職教育センター掲示板で告知する。 高校「情報」の免許取得を希望する学生は、 情報工学科の専門科目「情報ボランティアⅠ・ Ⅱ」の履修を優先すること。 − 596 − 自 由 科 目 自由科目 自由科目 就職対策演習 (Warm-up for job) 兼子 正生 機械工学科 自由科目 1単位 3年秋学期 【授業の目的】 昨今の社会情勢の変化に対して、 企業は人的構成を維持する為に、求人において もより良い人材を求めて一般常識と基本的な専 門知識等の採用試験を行う企業が増加して来て いる。技術的多様化と問題発見能力、問題解決 能力等の柔軟な判断力を持つ実践的技術者とし て、また、大学生として当然、求められ、知っ ておかなければならない一般常識と基本的な専 門知識を習得することを目的としている。就職 試験対策、各種公務員試験対策として、総合的 に基本的な事柄を習得する。 【 テ キ ス ト 】 プリント 【評価の方法】 レポート 【授業計画】 大学生として当然、求められ、知っておかな ければならない日常語と熟語、慣用句とことわ ざ、簡単な数学、平面と空間図形、簡単な物理 と化学、暗号と規則性等の一般常識と機械工学 科としての基本的な専門知識を総合的に取り入 れて毎回試験形式で行う。 自 由 科 目 自 由 科 目 【備 考】 − 597 −
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