資料 №1 (仮称)新潟青山ショッピングセンターの新設届出について 調査審議資料 <届出年月日 Ⅰ 平成22年9月8日> 新設届出の概要 (1) 特定施設の概要 (添付資料1~5参照) 特定施設の名称及 (仮称)新潟青山ショッピングセンター び所在地 新潟市西区青山二丁目172 特定施設の設置者 イオンリテール(株) の名称及び住所 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 新 設 の 区 分 改築 外64筆 特定施設に該当する規模を有する既存施設を同一敷 地内で改築(条例附則第4項の規定により新設届出 が必要) 特定施設において 事業を行う者 特定施設の床面積 事業を行う者 事業内容(販売品目等) イオンリテール(株)ほか 小売業、飲食店等(詳細に ※他事業者については未定 ついては未定) 改築前:28,200.06㎡ の合計 特定施設の店舗面 → 改築後:33,460㎡ (改築により5,259.94㎡増床) 改築前:20,088㎡ 積の合計 → 改築後:26,210㎡ (改築により6,122㎡増床) 開発行為に係る工 改築する建築物の敷地が既存の特定施設及び駐車場である 事の着手日 ため、開発行為に係る工事は不要 建築物の増築に係 平成24年2月20日(予定) る工事の着手日 特定施設の新設日 平成25年2月28日(予定) (開店日) 関 係 市 町 村 【立地市町村】 新潟市 【隣接市町村:10市町村】 長岡市、三条市、新発田市、加茂市、燕市、五泉市、 阿賀野市、聖籠町、弥彦村及び田上町 【指定市町村】 指定市町村の指定の申請はなかった - 1 - (2) 建築物の概要 建築物の構造等 (添付資料3~5参照) 2棟・2階建て・鉄骨造 建築物ごとの床面 改築前 改築後 増加面積 床面積(㎡) 床面積(㎡) 床面積(㎡) 店舗面積(㎡) 店舗面積(㎡) 店舗面積(㎡) 積及び店舗面積 28,200.06 33,460 5,259.94 20,088 26,210 6,122 (3) 新設予定地の概要 備考 改築 (添付資料2・7参照) 現況の土地利用 宅地(既存特定施設とその駐車場) 都市計画の状況 新潟都市計画区域内(第二種住居地域に指定) 関係法令の規定に 農業振興地域の整備に関する法律、森林法、自然公園法、 よる地域の指定等 自然環境保全法等の規定による地域指定等は、ない。 の状況 新設予定地の周辺 北側 主要地方道新潟・亀田・内野線を挟み、住宅が立地 の状況 南側 市道5-132号線を挟み、住宅が立地 西側 主要地方道新潟・亀田・内野線を挟み、住宅が立地 市道青山小針線を挟み、新潟文化自動車学校が立地 東側 主要地方道新潟・亀田・内野線または市道5-132 号線を挟み、店舗等が立地 (4) 特定施設の集客の見込み 集 客 予 定 区 域 (添付資料6・8参照) 新潟市 ・ 特定施設から自動車でおおむね10分の距離の区域を基 本商圏として設定 集 客 予 定 数 平均的な休祭 日1日当たり 改 築 前 の 集 客 数:19,100人 改築後の集客予定数:24,900人(5,800人増加) 改築前後の集客予定数については大規模小売店舗立地法 の指針により算出したもの。 【参考値】H22.12(休日)のレジ通過数 - 2 - 約10,000人 Ⅱ 県が意見の有無の決定に当たり勘案すべき事項に関する県の考え方 (1) 新設届出書の内容とにぎわいのあるまちづくり基本方針との適合 適合・不適合の別 適合・不適合の理由 にぎわいのある 不適合 まちづくり基本 ・ 方針 新設予定地は、都市計画区域内の第二種住居地域に指 定されており、抑制地区に該当しているため。 ↓ 【県の考え方】 新設届出書の内容とにぎわいのあるまちづくり基本方針とは適合していない ものと考えられる。 (2) 新設届出書の内容と県の土地利用関係計画との適合 適合・不適合の別 適合・不適合の理由 ア 国土利用計画 (新潟県計画) 適合 ・ 新設予定地は、都市の既成市街地に該当し、「既存施 設の有効活用が図られるよう、再開発等により土地利用 の高度化を図る」ことが県土利用の基本方向において示 されており、同一敷地内で老朽化した建物の改築を行う ことにより、既存施設の有効活用が図られるため。 イ 国土利用計画 (新潟県土地利 適合 ・ 用基本計画) 新設予定地は、都市計画区域内に位置し、左記の計画 に定める都市地域に該当することから、「総合的に開発 し、整備し、及び保全する必要がある地域」として位置 付けられており、「良好な都市環境の確保、形成及び機 能的な都市基盤の整備等に配慮しつつ、既成市街地の整 備を推進する」ことが土地利用の基本として定められて いるため。 ウ 新潟都市計画 (都市計画区域 適合 ・ 新設予定地は、市街化区域内の第二種住居地域であり、 の整備、開発及 平成19年の都市計画法の改正により大規模集客施設の立 び保全の方針) 地が規制される区域となっているが、既存施設について は、適法にその存在が認められている。 なお、既存不適格の建築物については1.2倍までの増 築が認められており、今回はこの範囲内で行う改築であ る。 - 3 - ・ 左記計画では、都市づくりの目標として「生活しやす いように住宅、学校、商店、福祉施設などが適切に配置 された歩いて暮らせる区域と、広域的、基幹的な医療、 教育、商業、娯楽などの都市機能が集積した区域が結合、 あるいは公共交通のネットワークで結ばれている都市」 を掲げており、新設予定地は公共交通のネットワーク上 に位置している。 また、新設予定地が該当する市街地については、「道 路、下水道、河川、公園などの既存の都市施設を有効に 活用し、またその機能に支障をきたすことのないよう計 画的な土地利用を行う」ことが土地利用の方針として定 められており、既存施設の改築であることから、既存の 都市施設を有効に活用する計画であるため。 エ その他の土地 利用関係計画 (新設予定地は、森林法、自然公園法、自然環境保全法、 鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律、新潟県立自然 公園条例、新潟県自然環境保全条例等の法規の適用を受け ない地域に位置するため、これらの法規の規定に基づく土 地利用規制は、受けない。) ↓ 【県の考え方】 新設届出書の内容と県の土地利用関係計画とは適合しているものと考えられ る。 - 4 - (3) 新設届出書の内容と立地市町村の土地利用関係計画等との適合 適合・不適合の別 適合・不適合の理由 ア にぎわいのあ (新潟市では、にぎわいのあるまちづくり市町村プランは、 るまちづくり市 策定されていない。) 町村プラン イ 新・新潟市総 合計画 適合 ・ 左記の計画では、新設予定地を西区の「生活拠点」と して位置づけ、「市民の日常生活、コミュニティ活動の 中心として、日常生活を支える交通や商業・サービス機 能の向上を図る」ことを拠点の方針として定めているた め。 ウ 国土利用計画 (市町村計画) エ 新潟市都市計 画基本方針(都 (新潟市では、国土利用計画(市町村計画)は、策定され ていない。) 適合 ・ 左記の計画の区別構想では、新設予定地を含む青山二 市計画マスター 丁目周辺地区を「生活拠点」として位置づけ、「市民の プラン) 生活、コミュニティ活動の中心として、日常生活を支え る交通や商業・サービス機能の向上を図る」地域として 位置づけているため。 オ 新潟市中心市 街地活性化基本 適合 ・ 計画 本特定施設の基本的な商圏(自動車10分圏内)は、左 記の計画に定める中心市街地の範囲外であり、目標の達 成に及ぼす影響の程度は限定的であると判断されるた め。 カ 新潟農業振興 地域整備計画 (新設予定地は、農業振興地域の整備に関する法律の適用 を受けない地域に位置するため、同法の規定に基づく土地 利用規制は、受けない。) キ 新潟市森林整 備計画 ク 新潟市景観計 画 (新設予定地は、森林法の適用を受けない地域に位置する ため、同法の規定に基づく土地利用規制は、受けない。) 適合 ・ 新設予定地は、景観計画区域に位置づけられているが、 これに伴う所要の手続を実施することとしているため。 ↓ 【県の考え方】 新設届出書の内容と立地する新潟市の土地利用関係計画等とは適合している ものと考えられる。 - 5 - (4) 特定施設の新設が隣接市町村又は指定市町村の土地利用関係計画等の実現に与え る著しい影響の有無等 隣接市町村(長岡市、三条 市 、 新 発 田市 、 加 茂市 、燕 市、五泉市、阿賀野市、聖籠 町、弥彦村及び田上町) 指定市町村 集客予定区域外であり、土地利用関係計画等の 実現に与える著しい影響は見込まれない。 また、この点に関して、隣接市町村からの意見 の陳述はない。 指定市町村の指定の申請はない。 ↓ 【県の考え方】 特定施設の新設が隣接市町村の土地利用関係計画等の実現に与える著しい影 響はないものと考えられる。 - 6 - (5) 特定施設の新設の予定地の周辺の交通機関の状況及び当該特定施設に到達するた めの交通手段の状況 特定施設の新設の ○ 予定地の周辺の交 電車 ・ 通機関の状況 新設予定地の北西側約400m先にJR越後線青山駅 が位置(上下線各50本が運行) ○ バス ・ 新設予定地の北東側に面して青山停留所が、北西側 に面して青山本村停留所が、南東側約200m先に東青 山停留所が位置し、各1日40便以上が運行 特定施設に到達す ○ るための交通手段 新潟駅方面:〔主要な起点:JR越後線新潟駅〕 ・ の状況 交通手段1 JR越後線新潟駅―(電車:約10分)→同青山駅―(徒 歩:約7分)→特定施設 ・ 交通手段2 JR越後線新潟駅(新潟駅前停留所)―(バス:約35 分)→青山停留所―(徒歩:約1分)→特定施設 ○ 内野方面:〔主な起点:JR越後線内野駅〕 ・ 交通手段1 JR越後線内野駅―(電車:約12分)→同青山駅―(徒 歩:約7分)→特定施設 ・ 交通手段2 JR越後線内野駅―(徒歩:約3分)→内野四ツ角停 留所―(バス:約20分)→青山本村停留所―(徒歩:約 1分)→特定施設 ○ 白根・大野町方面:〔主な起点:大野仲町停留所〕 大野仲町停留所―(バス:約15分)→東青山停留所― (徒歩:約3分)→特定施設 ↓ 【県の考え方】 特定施設の新設の予定地の周辺にはJRの駅、バスの停留所が設置されてい る。また、集客を予定している区域の所在している市町村の主要な起点である 新潟駅等から公共交通機関を利用して到達することが可能となっているものと 考えられる。 - 7 - (6) 特定施設の新設に伴って予測される新たな社会資本の整備等の内容 社会資本の新たな 既存の社会資本(道路、水道、下水道、公園、ガス工作物 設置の必要性 及び電気工作物)の利用を行うことから、新たな社会資本 の設置の必要性は、ない。 既存の社会資本の 既存の社会資本をそのまま利用することから、既存の社会 改修、更新等の必 資本の改修、更新等の必要性は、ない。 要性 ↓ 【県の考え方】 特定施設の新設に伴う新たな社会資本の整備等の必要性はないものと考えら れる。 Ⅲ 関係市町村の長及び住民等の意見の内容 (1) 公告・縦覧期間 平成22年9月17日~平成22年12月17日 (2)関係市町村の長の意見・・・まちづくりへの影響に関する意見の陳述はなし。 意見の内容 意見の理由 ア 新潟市(立地 市町村)の意見 施設の設置にあたっては、その面積、配置等について、 法令の遵守は当然のこととして、関係法令上の手続きにお いても、所管部局と十分に協議のうえ進めること。 ・ 施設の設置計画には未確定の部分も多いため、増床し ようとする店舗面積等、関係法令との適合について遺漏 なく所管部局に確認してほしいため。 ・ 新設後の交通計画や地域貢献の内容など、店舗運営に 伴い周辺の生活環境に大きく影響を与えるものについて も、所管部局と十分に調整を図ってほしいため。 イ 三条市(隣接 市町村)の意見 当該特定施設の新設がにぎわいのあるまちづくり基本方 針に適合するよう対応すべき。 ・ 抑制地区への新設であり、床面積及び店舗面積を増加 させることは本条例に適合していないため。 ウ 三条市以外の 隣接市町村の意見 (長岡市、新発田市、加茂市、燕市、五泉市、阿賀野市、 聖籠町、弥彦村及び田上町からの意見の陳述はない。) (3)関係市町村の住民等からの意見 意見書の提出なし。 - 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