ハートビル条例(ハートビル法を含む)利用円滑化基準

チェックシート1−1(共同住宅を除く)
ハートビル条例(ハートビル法を含む)利用円滑化基準
不特定多数の者又は主として高齢者、身体障害者等が利用する特定施設
(利用円滑化経路等含む)
特定施設
廊下等
令7
階 段
令8
条例6
傾斜路
令9
チェッ
ク欄
利用円滑化基準
1
2
1
2
3
4
5
6
7
8
1
2
3
4
1
便 所
(設ける場合)
令10
条例7
敷地内の
通路
2
3
4
5
1
2
令11
3
駐車場
1
(設ける場合)
令12、条例9
案内設備
までの経路
1
(設ける場合)
令14
浴室等
(設ける場合)
条例8
1
2
ただ
備考
し書
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
(視) 階段又は傾斜路上端に近接する部分に点状ブロック等を設置する。
有1
有2
手すりを設置する。(令=踊場を除く)(条例=踊場)
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。(令)
路面の端部とその周辺は、色の明度差等により段を容易に識別できる。(令)
段鼻の突出がない等つまずきにくい構造とする。(令)
主たる階段は、回り階段ではない。(令)
有3
蹴上げ18cm以下、踏面26cm以上(条例)
有2
階段の幅120cm以上(条例)
有2
(視) 段の上端に近接する部分に、点状ブロック等を敷設する。(令)
有1
勾配1/12を超え又は高さ16cmを超える傾斜がある部分には手すりを設ける。
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
傾斜路と廊下等を色の明度差等により容易に識別できる。
(視) 傾斜の上端に近接する部分に点状ブロック等を敷設する。
有1
次の基準に適合する便所を一以上設置すること。(男女別の場合はそれぞれ)
① 腰掛便座、手すり等の適切な設置、車いす使用者が利用できる空間の確保がさ
れている便房を一以上設置する。(令)(平15国交告176)
② 便所の出入口付近に、①の車いす使用者用便房がある旨の表示をする。(令)
床置き式小便器等を一以上設ける。(令)
床の表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。(条例)
ベビーチェア等の設備を設けた便房を一以上設置し、便房及び便所の出入口にその
旨を表示する。(条例)
有4
ベビーベット等の設備を設け、便所の出入口にその旨を表示する。(条例)
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
段がある部分は、次に掲げるものとすること。
① 手すりを設ける。
② 路面の端部とその周辺を色の明度差等により段を容易に識別できる。
③ 段鼻の突出がない等つまずきにくい構造とする。
傾斜路は、次に掲げるものとすること。
① 勾配1/12を超え又は高さ16cm超えて勾配1/20を超える傾斜がある部分には手
すりを設ける。
② 傾斜路とその前後を色の明度差等により容易に識別できる。
次の基準に適合する車いす使用者用駐車施設を一以上設けること。(令)
① 幅350cm以上(令)
② 車いす用駐車施設付近にその旨を表示する。(令)
③ 利用居室までの経路が短かい位置に設け(令)、誘導表示を設ける。(条例)
(視) 道等から案内設備までの経路を一以上、次に掲げる視覚障害者利用円滑化経 有1
路とする。
① 線状ブロック、点状ブロック等を適切に敷設又は音声装置等の誘導装置を設ける。有5
② 車路及び段・傾斜路の上端に近接する部分に点状ブロック等を敷設する。
有1
床の表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
次の基準に適合する浴室又はシャワー室を一以上設置すること。(男女別の場合はそ
れぞれ)
① 浴槽、シャワー、てすり等を適切に配置する。
② 車いす使用者が円滑に利用できる空間を確保する。
③ 出入口の幅85cm以上
④ 出入口の戸は自動開閉、その他車いす使用者が通過しやすい構造で、その前後
に高低差がないこと。
(視) 不特定多数の者又は主として視覚障害者が利用するものに限る。
有1 平15年国交省告示175号
有2 都;ハートビル条例6条2項
有4 都;ハートビル条例7条2項ニ号
有3 ハートビル令8条六号
有5 ハートビル令14条2項ニ号
※1 不特定多数の者又は主として高齢者身体障害者等が利用する便所を設ける場合 ※2 対象となる用途と規模が限定されている。詳しくは、条例7条2項ニ号及び別表第2参照 ※3 不特定多数の者又は主として高齢者身体障害者等が利用する駐車場を設ける場合 ※4 建築物又はその敷地に当該建築物の案内設備を設ける場合 ※5 不特定多数の者又は主として高齢者身体障害者等が利用する浴室等を設ける場合 heartcheck.xls共住除く1-1
※1
※2
※2
※3
※4
チェックシート1−2(共同住宅を除く)
ハートビル条例(ハートビル法を含む)利用円滑化基準
利用円滑化経路等を構成する特定施設
(利用円滑化経路等の場合、前表の基準の他に以下の基準によること。)
特定施設
段差の禁止
チェッ
ク欄
ただ
備考
し書
利用円滑化基準
1 利用円滑化経路上には、階段又は段を設けない。(傾斜路又は昇降機を併設する場合を除く。)
有6
令13②一
廊下等
令13②三
条例10①二
傾斜路
令13②四
条例10①三
敷地内通路
令13②七
条例10①五
出入口
令13②ニ
条例10①一
昇降機及び
昇降ロビー
令13②五
条例10①四
1
2
3
4
5
1
2
3
4
5
6
1
2
3
4
1
2
3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
幅140cm以上(条例)(令では120cm以上)
50m以内ごとに、車いすの回転に支障ない構造とする。(令)
戸は自動開閉又は車いす使用者が通過容易な構造で、その前後に段差がない。(令)
(視) 階段の下端に近接する廊下等の部分に点状ブロック等を敷設する。(条例)
有7
授乳及びおむつ交換場所のできる場所を設け、その旨を表示する。(条例)
有8 ※6
幅140cm以上(条例)(令では120cm以上、階段に併設する場合は90cm)
勾配1/12以下(条例)(令では1/12以下が原則)
手すりを設ける。(条例)
高さ75cmを超える場合は、75cm以内ごとに踏幅150cm以上の踊場を設ける。(令)
両側に側壁又は立上りを設ける。(条例)
始点、終点に車いす使用者が安全に停止できる平坦な部分を設ける。(条例)
幅140cm以上(条例)(令では120cm以上)
50m以内ごとに、車いすの回転に支障ない構造とする。(令)
戸は自動開閉又は車いす使用者が通過容易な構造で、その前後に段差がない。(令)
傾斜路は次に掲げるものとすること。
① 幅140cm以上(条例)(令では120cm以上、階段に併設する場合は90cm)
② 勾配1/20以下(条例)(令では1/12以下が原則)
③ 手すりを設ける。(条例)
④ 両側に側壁又は立上りを設ける。(条例)
⑤ 始点、終点に車いす使用者が安全に停止できる平坦な部分を設ける。(条例)
幅85cm以上(条例)(令では80cm以上)(昇降機のかご・昇降機の出入口は除く。)
直接地上へ通じる出入口は100㎝以上(条例)
戸は自動開閉又は車いす使用者が通過容易な構造で、その前後に段差がない。(令)
利用居室、車いす使用者用駐車施設・便房のある階、地上階に停止すること。(令)
かご・昇降路出入口の幅80㎝以上(床面積5,000㎡を超えるときは90㎝)(条例)
かごの奥行き135㎝以上(令)
乗降ロビーは高低差がないこと。幅及び奥行きは150㎝以上(令)
かご及び乗降ロビーに車いす使用者の利用しやすい位置に制御装置を設ける。(令)
かご内に、停止する予定の階、かごの現在位置を表示する装置を設ける。(令)
乗降ロビーに到着するかごの昇降方法表示する装置を設ける。(令)
(特) かごの床面積1.83㎡以上(令)
(特) かごは、車いすの回転に支障ない構造とする。(令)
(視) かご内に、到着する階・出入口の閉鎖を知らせる音声装置をもうける。(令)
有9
(視) 制御装置は、点字表示等視覚障害者が円滑に操作できる構造とする。(令)
有9
(視) かご内又は乗降ロビーに、到着するかごの昇降方向を知らせる音声装置を設ける有9
(令)
特殊な構造
又は使用形
態の昇降機
条例13②六
1 エレベーターの場合は、以下に掲げるもとすること。
① H12建設省告示1413号第1第7に規定するものとする。 (平15国交告178号)
② かごの床面積0.84㎡以上(平15国交告178号)
③ 車いす使用者が、かご内で方向変更する必要あるが場合は、十分な床面積の確
保する。(平15国交告178号)
2 エスカレーターの場合は、以下に掲げるもとすること。
H12建設省告示1417号第1ただし書きに規定するものとする。(平15国交告178号)
利用円滑化経路の設置 ①利用居室を設ける場合、②車いす使用者用便房を設ける場合、③車いす使用者用駐車施
設を設ける場合は、下欄に掲げる経路のうち一以上を高齢者、身体障害者等が円滑に利用
(①∼③のいずれかを
設ける場合設置必要) できる経路(利用円滑化経路)にしなければならない。
利用円滑化経路とは? ①道等∼利用居室、②利用居室∼車いす使用者用便房、③車いす使用者用駐車場∼利用
居室までの経路について、高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる経路をいう。(令13条)
不特定多数の者又は主として高齢者、身体障害者等が利用する居室をいう。(直接地上へ通じる
利用居室とは?
出入口のある階又はその直上階若しくは直下階のみに居室がある建築物にあっては、地上階にあるものに限る。) (令13条1項一
号)
(視) 不特定多数の者又は主として視覚障害者が利用するものに限る。
(特) 不特定多数の者が利用する建築物で、床面積が2,000㎡を超えるもの
有6 ハートビル令13条2項一号
有7 都;ハートビル条例10条1項ニ号ロ
有8 都;ハートビル条例10条1項ニ号ハ
有9 平15年国交省告示177号
※6 対象となる用途と規模が限定されている。詳しくは、条例10条1項ニ号ハ及び別表第3参照 heartcheck.xls共住除く1-2
チェックシート2−1(共同住宅)
ハートビル条例(ハートビル法を含む)利用円滑化基準
多数の者が利用する特定施設
(利用円滑化経路を含む)
特定施設
廊下等
令7
階 段
令8
条例6
傾斜路
令9
チェッ
ク欄
利用円滑化基準
1
2
1
2
3
4
5
6
7
8
1
2
3
4
1
便 所
(設ける場合)
令10
条例7
敷地内の
通路
2
3
4
5
1
2
令11
3
駐車場
1
(設ける場合)
令12、条例9
案内設備
までの経路
1
(設ける場合)
令14
浴室等
(設ける場合)
条例8
1
2
ただ
備考
し書
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
(視) 階段又は傾斜路上端に近接する部分に点状ブロック等を設置する。
有1
手すりを設置する。(令=踊場を除く)(条例=踊場)
有2
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。(令)
路面の端部とその周辺は、色の明度差等により段を容易に識別できる。(令)
段鼻の突出がない等つまずきにくい構造とする。(令)
主たる階段は、回り階段ではない。(令)
有1
有2
蹴上げ18cm以下、踏面26cm以上(条例)
有2
階段の幅120cm以上(条例)
(視) 段の上端に近接する部分に、点状ブロック等を敷設する。(令)
有1
勾配1/12を超え又は高さ16cmを超える傾斜がある部分には手すりを設ける。
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
傾斜路と廊下等を色の明度差等により容易に識別できる。
(視) 傾斜の上端に近接する部分に点状ブロック等を敷設する。
有1
次の基準に適合する便所を一以上設置すること。(男女別の場合はそれぞれ)
① 腰掛便座、手すり等の適切な設置、車いす使用者が利用できる空間の確保がさ
れている便房を一以上設置する。(令)(平15国交告176)
② 便所の出入口付近に、①の車いす使用者用便房がある旨の表示をする。(令)
床置き式小便器等を一以上設ける。(令)
床の表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。(条例)
ベビーチェア等の設備を設けた便房を一以上設置し、便房及び便所の出入口にその
旨を表示する。(条例)
有4
ベビーベット等の設備を設け、便所の出入口にその旨を表示する。(条例)
表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
段がある部分は、次に掲げるものとすること。
① 手すりを設ける。
② 路面の端部とその周辺を色の明度差等により段を容易に識別できる。
③ 段鼻の突出がない等つまずきにくい構造とする。
傾斜路は、次に掲げるものとすること。
① 勾配1/12を超え又は高さ16cm超えて勾配1/20を超える傾斜がある部分には手
すりを設ける。
② 傾斜路とその前後を色の明度差等により容易に識別できる。
次の基準に適合する車いす使用者用駐車施設を一以上設けること。(令)
① 幅350cm以上(令)
② 車いす用駐車施設付近にその旨を表示する。(令)
③ 利用居室までの経路が短かい位置に設け(令)、誘導表示を設ける。(条例)
(視) 道等から案内設備までの経路を一以上、次に掲げる視覚障害者利用円滑化経 有1
路とする。
① 線状ブロック、点状ブロック等を適切に敷設又は音声装置等の誘導装置を設ける 有5
② 車路及び段・傾斜路の上端に近接する部分に点状ブロック等を敷設する。
有1
床の表面は、粗面又は滑りにくい仕上とする。
次の基準に適合する浴室又はシャワー室を一以上設置すること。(男女別の場合は
それぞれ)
① 浴槽、シャワー、てすり等を適切に配置する。
② 車いす使用者が円滑に利用できる空間を確保する。
③ 出入口の幅85cm以上
④ 出入口の戸は自動開閉、その他車いす使用者が通過しやすい構造で、その前
後に高低差がないこと。
有1 ハートビル令8条六号
有2 都;ハートビル条例6条2項
有3 都;ハートビル条例11条2項一号
※1
※2
※2
※2
※4
シート№1-1にあって、2-1にないもの
シート№1-1と、2-1と相違するもの
※1 多数の者が利用する便所を設ける場合 ※2 多数の者が利用する駐車場を設ける場合 注 ; 1 共同住宅であっても、多数の者が利用する浴室がある場合は、当該浴室には、チェックシート1に掲げる基
準が適用される。
2 共同住宅の中に、不特定多数又は視覚障害者が利用する経路がある場合は、その経路上にある階段、
廊下、傾斜路、敷地内通路等について、チェックリスト1に掲げる視覚障害者に配慮した当該特定施設の整
備をしなければならない。
heartcheck.xls共同住宅2-1
チェックシート2−2(共同住宅)
ハートビル条例(ハートビル法を含む)利用円滑化基準
特定経路を構成する特定施設
(特定経路の場合、前表の基準の他に以下の基準によること。)
特定施設
段差の禁止
チェッ
ク欄
ただ
備考
し書
利用円滑化基準
1 特定経路上には、階段又は段を設けない。(傾斜路又は昇降機を併設する場合を除く。)
有3
条例11②一
廊下等
条例11②三
傾斜路
条例11②四
敷地内通路
条例11②七
1
2
3
1
2
3
4
5
1
2
3
4
幅120cm以上
50m以内ごとに、車いすの回転に支障ない構造とする。
戸は自動開閉又は車いす使用者が通過容易な構造で、その前後に段差がない。
幅140cm以上(階段に併設する場合は90cm)
勾配1/12以下(高さ16㎝以下の場合は1/8)
高さ75cmを超える場合は、75cm以内ごとに踏幅150cm以上の踊場を設ける。
両側に側壁又は立上りを設ける。
始点、終点に車いす使用者が安全に停止できる平坦な部分を設ける。
幅140cm以上
50m以内ごとに、車いすの回転に支障ない構造とする。
戸は自動開閉又は車いす使用者が通過容易な構造で、その前後に段差がない。
傾斜路は次に掲げるものとすること。
① 幅120cm以上(階段に併設する場合は90cm)
② 勾配1/12以下(高さ16㎝以下の場合は1/8)
③ 高さ75cmを超える場合は、75cm以内ごとに踏幅150cm以上の踊場を設ける。
(勾配1/20を超える場合に限る。)
出入口
条例11②二
昇降機及び
昇降ロビー
条例11②五
特殊な構造
又は使用形
態の昇降機
条例11②六
適用除外
条例11④
④ 両側に側壁又は立上りを設ける。
⑤ 始点、終点に車いす使用者が安全に停止できる平坦な部分を設ける。
1 幅80cm以上(直接地上へ通じる出入口、昇降機のかご・昇降機の出入口を除く。)
2 戸は自動開閉又は車いす使用者が通過容易な構造で、その前後に段差がない。
1 各住戸、車いす使用者用駐車施設・便房のある階、地上階に停止すること。
2 かご・昇降路出入口の幅80㎝以上
3 かごの奥行き115㎝以上
4 乗降ロビーは高低差がないこと。幅及び奥行きは150㎝以上
5 かご及び乗降ロビーに車いす使用者の利用しやすい位置に制御装置を設ける。
6 かご内に、停止する予定の階、かごの現在位置を表示する装置を設ける。
7 乗降ロビーに到着するかごの昇降方法表示する装置を設ける。
8 (特) かごの床面積1.83㎡以上(令)
1 エレベーターの場合は、以下に掲げるもとすること。
① H12建設省告示1413号第1第7に規定するものとする。 (平15国交告178号)
② かごの床面積0.84㎡以上(平15国交告178号)
③ 車いす使用者が、かご内で方向変更する必要あるが場合は、十分な床面積の確
保する。(平15国交告178号)
2 エスカレーターの場合は、以下に掲げるもとすること。
H12建設省告示1417号第1ただし書きに規定するものとする。(平15国交告178号)
特定経路となるべき経路又はその一部が利用円滑化経路若しくはその一部となる場合
は、重複する部分には適用されない。
特定経路の設置 共同住宅においては、道等から各住戸までの経路のうち一以上を、多数の者が円滑に利用できる
特定経路とは? 経路(特定経路)にしなければならない。(地上又はその直上階若しくは直下階のみに住宅がある共同住宅にあっては、地
上階にあるものに限る。)(条例令11条1項)
heartcheck.xls共同住宅2-2