平成25年度 指定管理者運営評価シート 所管課 自転車対策課 1 公の施設 公の施設の名称 所 在 地 西宮市自転車駐車場 西宮市津門大塚町8番地先ほか 市内22駅に、70箇所の自転車駐車場を設置。合計24,928台収容(平成24年度末現在)。 施 設 概 要 2 指定管理者 指定管理者 団体名 サイカパーキング株式会社 所在地 東京都中央区日本橋小網町7番2号 選定方法 指定期間 公 募 開始日 平成 22 年 終了日 平成 27 年 評価対象年 指定期間 5 4 月 1 3 月 31 年のうち 3 日 日 年目 3 指定管理者の業務実施状況 ・自転車等整理業務(入場自転車・原付の整理保管等)、自転車駐車場の受付・案内等業務、使用料徴 収業務、使用料返還業務、自転車駐車場周辺巡回整理業務、等を実施。 ①施設の運営業務 ・自転車駐車場管理人による日常清掃業務、自転車駐車場の巡回警備及び点検業務、等を実施。 ・自動ゲート設備、消防設備、ラック設備、防水扉、自転車等搬送用コンベアー、機械式駐輪施設、駐車 管制設備の定期点検業務等を、外部委託にて実施。 ②施設の維持管理業務 ・自転車等放置禁止区域内の放置自転車への啓発活動として、JRさくら夙川駅・西宮駅・甲子園口駅、 阪急夙川駅・西宮北口駅、阪神甲子園駅周辺において、放置自転車に対する警告札の貼付、自転車 駐車場の案内等を実施。 ・JR西宮北第3自転車駐車場において、一時利用の無断駐車及び定期利用の契約外区画への無断駐 車に対して、監視・案内・誘導を実施。 ・自転車駐車場管理員の新人基本研修、新人実地研修等を実施。 ③指定管理者の提案によ ・利用者マナーに係る苦情が多い自転車駐車場へ駐輪マナー向上啓発POPを設置。 る取り組みとその実施状況 ・阪神甲子園駅において、放置自転車ゼロキャンペーンを平成24年10月に実施。 ・乱雑な利用が目立つ今津西自転車駐車場の場内整理を実施。 ・不正利用を防ぐため西宮北口南西1の仮設自転車駐車場の巡回管理活動を実施。 ・班長・副班長会議の実施。 ・一時利用コールセンターの開設。 単位 ① 自転車駐車場利用率 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ % 平成22年度実績 平成23年度実績 平成24年度実績 平成25年度計画 89.0 88.3 88.1 90.0 4 利用者ニーズ・満足度等の把握の実施方法・結果の概要(実施していない場合は、その理由) ① 利用者ニーズ・満足度等の実施方法 ・自転車駐車場利用者に対し、平成25年2月にアンケート調査を実施。 ② ニーズ等の把握結果 ・自転車駐車場を利用する場合に最も重視することは、①「駅や目的地に近い」が58.6%、②「料金の安さ」が11.9%、③「屋根有あ るいは屋内」が8.5%、④「管理人の常駐」が8.5%、⑤「防犯面(ゲート・防犯カメラの設置等)の充実」が6.0%、⑥「駐車しやすい(1 階あるいはラックの下段等)」が4.4%、等であった。 ・自転車駐車場管理人の接客態度については、①「良い」が65.7%、②「普通」が29.6%、③「良くない」が1.4%、等であった。 把握結果等への対応状況 ・自転車駐車場利用者の最も大きいニーズは、「駅や目的地に近い」ことであった。このため、特に自転車駐車場が不足している駅 については、市が駅近辺であることを重視した自転車駐車場用地の確保に努めるとともに、指定管理者が既存の自転車駐車場の有 効活用(例:定期利用区画から一時利用区画への変更やコインポストの増設等)について市へ提案を行っている。 5 指定管理料及びその内訳(指定管理者の収入) 区 分 (単位:千円) 平成22年度決算 平成23年度決算 平成24年度決算 平成25年度予算 指定管理料 うち光熱水費 うち修繕料 241,266 249,102 251,937 258,091 (10,685) (12,366) (12,574) (12,624) (7,096) (7,547) (8,370) (7,799) うち備品費 「指定管理料」の「うち数」は、その金額が明確な場合にのみ記入している。また、「うち数」の合計は、指定管理料と同じではない。 補足説明 ・光熱水費、修繕料については、実際の使用に基づき、精算を行っている。 ・報奨金は、前年度の実績に基づいて、当年度予算で執行する。 6 使用料等の収納状況(市の収入) 区 分 使用料 (単位:千円) 平成22年度決算 平成23年度決算 平成24年度決算 平成25年度予算 511,047 514,941 518,107 523,369 光熱水費等使用者負担金収入 0 0 0 0 その他の収入 0 0 0 0 511,047 514,941 518,107 523,369 合 計 千円未満は、四捨五入している。 補足説明 7 市による指定管理者の評価 ・平成24年度は指定管理期間5年のうち3年目であり、本市自転車駐車場の特性や問題点の把握が進んでいることから、指定管理 者には、更なる効率的な自転車駐車場運営、サービスの向上、及び民間ノウハウを活用した業務改善について提案を求めた。 ・平成24年度の自転車駐車場利用率は、前年度と比較して、88.3%から88.1%へと下降したが、0.2%とわずかであり、自転車 駐車場利用率は自転車駐車場の増設や景気等の影響を受ける面も多いため、指定管理者の努力不足が原因とは言えない。 ・指定管理者から既存の自転車駐車場の有効活用について提案(例:定期利用区画から一時利用区画への変更やコインポストの増 設等)があったが、これは民間ノウハウを生かした提案であったと評価する。
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