ご使用の前に,この「取扱説明書」と「安全上のご注意」をよくお読みください。 CATV 屋外(内)用 光 受信機 取扱説明書 OPTICAL RECEIVER 伝送周波数帯域 CATV : 70 ∼ 770MHz BS・CS : 1000 ∼2602MHz 光波長 1550nm帯 OR77BCTR-HM 光 受信部 電源部 AC100V または DC15V方式 FTTH(Fiber To The Home)によるCATV,BS・CS 放送伝送システムに使用する端末用の光 受信機 です。 遠隔制御ユニット搭載対応 BS・110° CSデジタル放送対応 2600MHz対応 WDM:Wavelength Division Multiplexing 生 産 の 覇 者 MASter of PROduction 波長分割多重(WDM)対応 電源部連結型 優れた性能と機能 遠隔制御に対応 光ファイバートレイ装備 光 受信機用遠隔制御ユニットOR77BCTR-ARMまたは OR77BCTR-SRMを搭載することによって,ケーブル テレビ局からの制御信号で,光 受信機のRF信号出力を ON/OFFできます。 光ファイバーを接続する市販のメカニカルスプライスや WDMフィルターを収納できる,光ファイバー2芯伝送に 対応した光ファイバートレイを装備していますから, 光ファイバーの接続工事が容易です。 光入力レベル表示灯 取外し可能な電源部 適正な光入力レベル(-12∼-6dBm)のとき,表示灯 が緑に点灯しますから,調整やメンテナンスが容易です。 電源部が取外し可能ですから,光 受信部と電源部を別々 の場所に設置できます。 AGC機能 優れた不要放射抑圧特性 光入力レベルが変動しても,AGCによってRF出力 レベルを一定に保ちます。 光 受信部および電源部の高周波回路は,シールド構造 ですから,不要放射は有線テレビジョン放送法技術 基準に準拠した50μV/m(34dBμV/m)以下になって います。 1 各部の名称と機能 警告 フタの開閉について 絶対に光コネクターの端面をのぞかないでください。 レーザー光線が出ていますから,目に有害です。 メカニカルスプライス保持部 内部前面 ビスをゆるめてから,手前に 引上げてください。 ● フタを閉めたあとは,必ず, 手でフタ固定ビスをしっかり と締付けてください。 フタ固定ビス 光 受信部 光ファイバーを接続するための 市販のメカニカルスプライスを 取付けます。 ● フタを開けるときは, フタ固定 フタ 光ファイバートレイ ● ● 電源部 光ファイバーを収納します。 p.4「光ファイバートレイへの 収納」をご覧ください。 WDMフィルター保持部 電源表示灯(PWR) 光ファイバーを分波する場合,市販 のWDMフィルターを取付けます。 ● 取付可能なWDMフィルターは 出力レベル調整ATT (0, 15dB切換) φ3またはφ5.5mmの円柱形 のみです。 ● 市販のWDMフィルターの 取扱いについては,WDMフィ ルターの取扱説明書をご覧 ください。 ● 出力レベルが高い場合, 使用します。 ● 出荷時は 「0dB」になって います。 ケーブルストッパー 光 入力端子 (SC-SPC型) p.4 「光ファイバートレイへの収納」 をご覧ください。 メカニカルスプライス保持部 ACコード (約0.9m) ACコードを延長するため に,途中で切断して別の コードをつなぐことは, 電気設備技術基準で禁止 されています。 木ネジ取付孔 p.3「光 受信機の取付方法」を ご覧ください。 光入力レベル表示灯(OPT) RF出力表示灯(RF) RF信号出力の状態を表示 します。 光 入力レベルの状態を表示します。 表示灯 光入力レベル 消灯 -12dBm未満 -12∼-6dBm(正常範囲) 緑 -6dBm超え 赤 表示灯 RF信号出力 緑 ON (出力) 赤 OFF(停止) 底面 電源部 光 受信部 光ケーブル引込口 OUT端子 (F型コネクター) 出力測定端子 (-20dB) IN端子 (F型コネクター) ● ● 2 測定後は,再度,防水キャップ を取付けてください。 p . 1 1「出 力 レ ベ ル を 測 定 す る ときのご注意」をご覧ください。 (F型コネクター) (DC15V送電端子) 出力端子 (F型コネクター) (DC15V受電端子) 接続ケーブル ● 電源部を分離して使用するとき, 取外します。 ● p.3「電源部の分離方法」 をご覧 ください。 取付方法 注意 屋外で使用する場合,電源部のACコードに水がかからない 場所(軒下・家屋の側壁など)に取付けてください。 光 受信機の取付方法 ご注意 ● 本機は,取付方法にしたがって正しく取付けて ① 光 受信部の仮止め ● 木ネジは,壁面から4mm浮かせて 取付けてください。 ● ください。 屋外に設置する場合,本機を横向きや逆さま にして取付けないでください。雨水が入 り, 故障の原因となります。 付属の木ネジ (1本) を壁面に取付けます。 ( ) 木ネジ (付属品) 木ネジに,光 受信部背面の引っ掛かり部を 合わせます。 4mm 引っ掛かり部 ● ACプラグは,宅内の配線工事がすべて終了 してから,ACコンセントに接続してください。 ● 電源部をAMラジオの近くに置くと,ラジオ から雑音が出ることがあります。 ●光 光 受信部 (背面) 木ネジ(付属品) 受信機は,グラスウールのような断熱材の 上に置いたり,包んだりしないでください。 内部温度が上昇して,故障の原因となることが あります。 ● 長期間ご使用にならないときは,ACプラグを ② 壁面への取付け ACコンセントから抜いてください。 フタ固定ビスをゆるめて,光 受信部のフタを開け, 付属の木ネジ(2本)でしっかりと取付けます。 木ネジ取付孔に 付属の木ネジを 挿入して壁面に 取付けます。 防水キャップの取付けについて フタ固定ビス 屋外に設置する場合,付属の防水キャップを 必ず取付けてください。 フタ 電源部を連結するときは,OUT端子に 取付けてください。 ● 電源部を分離するときは,出力端子に 取付けてください。 ● p.10 「使用例」をご覧ください。 ● 木ネジ取付孔 防水キャップ(付属品) ACプラグ 木ネジ(2本) (付属品) F型コネクター(別売) ● 締付トルク 2N・m (21kgf・cm) 電源部の分離方法 防水キャップにビニルテープを 巻付けて75Ωケーブルに固定 しないでください。雨水がたまり, 故障の原因となります。 AC100V 75Ωケーブル ACコンセント 光 受信部と電源部を分離して,別々の場所に設置できます。 ① 分離の準備 ② 接続ケーブルの取外し フタ固定ビスをゆるめ,光 受信部の フタを開けます。 フタ固定ビス 矢印の方向に接続ケーブルを 取外します。 ③ 分離 電源部背面のビスをゆるめ, 電源部を分離します。 フタ ビス 電源部 電源部 (背面) 光 受信部 突起部 接続ケーブル 光 受信部 (背面) ご注意 ● 電源入力端子と電源出力端子を接続するケーブルの長さは,低損失75ΩケーブルS5CFBで最大40mです。 ● 接続ケーブルを取外す場合,必ず送信部のフタを開けてください。開けないと,接続ケーブルの脱落防止用の 突起部がフタに引っ掛かり,取外すことができません。 ● 接続ケーブルを再度取付ける場合,脱落防止用の突起部が手前になるようにしてください。手前にしないと, 突起部を送信部のフタで固定することができなくなり,接続ケーブルが脱落することがあります。 3 電源部の取付方法 分離した電源部は,壁面に取付けることができます。 ① 取付金具の付換え ② 電源部の仮止め ③ 壁面への取付け 付属の木ネジ(1本)を壁面に取付けます。 木ネジは,壁面から2mm浮かせて 取付けてください。 ● 木ネジに,取付金具の 孔を引っ掛 木ネジ けます。 光 受信部と電源部を連結している取付金具 を電源部に付換え,壁面取付用として使用 します。 ● ( ) 取付金具 付属の木ネジ(2本)で, しっかりと取付けます。 (付属品) 取付金具 木ネジ取付孔 (2か所) 木ネジ (2本) (付属品) 木ネジ (付属品) 光 受信部 (背面) 電源部 (背面) 2mm 取付ビス ● 締付トルク 0.6N・m(6.2kgf・cm) 光 受信部側の取付ビスを取外し,電源部へ 取付金具を取付けるときに使用します。 ( ) 電源部を壁面に取付けない場合 取付金具 光 受信部と電源部を連結している 取付金具を,右図のように電源部に 付換えてください。 電源部 (背面) 光 受信部 (背面) 取付ビス ● 締付トルク 0.6N・m(6.2kgf・cm) 光 受信部側の取付ビスを取外し,電源部へ 取付金具を取付けるときに使用します。 ( 光ファイバートレイへの収納 ) 光ファイバーを光ファイバートレイに収納します。 配線には,下記の市販品が必要となります。 ●テレビ・データ信号用光ドロップケーブル ●テレビ信号用光ファイバー (SC-SPC型光コネクター付) ●予備ファイバー ●データ信号用光ドロップケーブル ●メカニカルスプライス 光ドロップケーブルの加工 テレビ信号用 光ファイバー 550mm以上 データ信号用 光ファイバー メディア コンバーター接続用 ( データ信号用 光ファイバー ) ご注意 光ファイバーの長さは,必ず550mm以上 にしてください。短いと光ファイバーを 収納できなくなります。 データ信号用 光ドロップケーブル メディア コンバーター接続用 ( 4 テレビ・データ信号用 光ドロップケーブル ) 光ドロップケーブルの取付け ① ケーブルストッパーの固定ビスを ② 加工した光ドロップケーブル(2本)を ゆるめて,ケーブルストッパーを 起こします。 光ケーブル引込口に引き込みます。 光ファイバー トレイ ③ ケーブルストッパーを倒して,固定 ビスを指定のトルクで締付けます。 固定ビス 光 受信部 固定ビス ● 締付トルク 0.6N・m (6.2kgf・cm) ケーブルストッパー データ信号用 光ドロップケーブル メディア コンバーター接続用 ( テレビ・データ信号用 光ドロップケーブル ) メカニカルスプライスの取付け データ信号用 光ファイバー (メディアコンバーター接続用) 市販のスプライスキットを使用して,市販のメカニカル スプライスに光ファイバーを接続します。 データ信号用 光ファイバー ( 詳しくは,スプライスキットの取扱説明書を ) ご覧ください。 ご注意 光コネクター (SC-SPC型) 光コネクターの保護キャップは,光 入力 端子に接続するまで外さないでください。 破損や故障の原因となることがあります。 保護キャップ メカニカルスプライス テレビ信号用 光ファイバー (SC-SPC型光コネクター付) テレビ信号用 光ファイバー 光ファイバーの収納 光ファイバーの長さに応じて,光ファイバートレイに光ファイバーを 収納してから,メカニカルスプライスを固定します。 光ファイバートレイ メカニカルスプライス 光ファイバーの曲げ半径について 光ファイバーの許容曲げ半径は30mmです。 曲げ半径を小さくすると,光ファイバーの 破損や伝送損失の増加の原因となることが あります。 メカニカルスプライスの固定 メカニカルスプライス保持部 メカニカルスプライス 光ファイバーを収納した後,光ファイバートレイの メカニカルスプライス保持部にメカニカルスプライス を押し込んで,確実に固定します。 光ファイバー データ信号用 光ドロップケーブル メディア コンバーター接続用 ( ) テレビ・データ信号用 光ドロップケーブル 5 光コネクターのクリーニング 光コネクターを接続する前に,必ず光コネクターの端面と光 入力端子をクリーニングしてください。 クリーニング後は,指や布などで触れないようにしてください。 (市販の専用クリーニングキットをお求めください) ● ● 光コネクター側 光 入力端子側 保護キャップを外し,綿棒で直接クリーニングします。 図のようにしてクリーニングします。 3mm ホルダー (市販品) 光コネクター (SC-SPC型) 綿棒 綿棒 (細) 詳しくは,市販の専用 クリーニングキットの 取扱説明書をご覧くだ さい。 アルコールをしみ 込ませてください。 綿棒の先端に アルコールを しみ込ませて ください。 光 入力端子 光コネクターの接続 警告 ① 光入力レベルの確認 光パワーメーターで,光入力レベルを確認します。 絶対に光コネクターの端面をのぞかないで ください。レーザー光線が出ていますから, 目に有害です。 正常範囲は-12∼-6dBmです。 ご注意 光入力レベルが - 6dBmを超える場合,フォトダイオードの劣化を防止するため,市販の光アッテネータ− (SC-SPC型)を光 入力端子に取付けて,光入力レベルが-6dBmを超えないようにしてください。 ② 光コネクターの接続 保護キャップを取外し,光コネクターを光 入力端子に接続します。 光コネクターの接続のご注意 光コネクターの凸部を,光 入力端子の 凹部にしっかりと押し込んでください。 凸部 凹部 光コネクター (SC-SPC型) 光 入力端子 保護キャップ ③ 光入力レベル表示灯(OPT)の確認 光入力レベル表示灯(OPT) 光入力レベル 表示灯 消灯 -12dBm未満 -12∼-6dBm(正常範囲) 緑 -6dBm超え 赤 光入力レベル表示灯(OPT)が点灯しているか確認します。 RF 6 光 受信部 (底面) 光ファイバートレイの取外し・取付け 光 受信機OR77BCTR-HMには光ユニットが収納されています。 ユニットを交換する場合,光ファイバートレイを光ファイバー ごと取外すことができます。 光ユニット 光 受信部 (光ファイバートレイを取外した状態) 取外し ①光コネクター(SC-SPC型)を光 入力端子から取外して,光ファイバートレイの光コネクター保持部に固定します。 ②光ファイバートレイのつめ(2か所)を下向きに押して,光ファイバートレイを手前に引き出します。 光ファイバートレイ つめ(2か所) ②光ファイバートレイのつめ ①光コネクター保持部 光コネクター (SC-SPC型) つめ 光コネクター保持部 光ファイバートレイのつめ (2か所)を下向きに押します。 取外した光コネクターは,光ファイ バートレイの光コネクター保持部に はさんで固定します。 光コネクター (SC-SPC型) 光 入力端子 ガイド取付孔 光ファイバートレイ 取付け ①光ファイバートレイのガイドを光 受信機のガイド取付孔にはめ込み, 光ファイバートレイのつめ(2か所)が, 「カチッ」と音がするまで, 光ファイバートレイを押し込みます。 ②光コネクター(SC-SPC型) を光コネクター保持部から取外して, 光 入力端子に接続します。 ガイド 7 ユニットの取外し・取付け ご注意 ● 各ユニットは,必ず電源を切ってから交換してください。電源を入れた状態で交換すると,故障の原因となる ことがあります。 ● 光コネクターを取外した後は,保護キャップを必ず取付けてください。 光ユニット 取外し ツメ 光ユニット ① 遠隔制御ユニットが収納されている場合,先に 遠隔制御ユニットを取外します。 (下記「遠隔制御ユニット」をご覧ください) ② 接続ケーブルを取外します。 ③ 光ユニットを固定するツメ (2か所) から光ユニット を取外します。 ④ 光ユニットを手前に倒して取出します。 取付け ① 光ユニットを取付け,光ユニット固定用のツメ (2か所)が,「カチッ」と音がするまで,光ユニット を押し込みます。 ② 固定ビス(2本)を指定のトルクで締付けます。 ● 接続ケーブル 締付トルク 0.4N・m(4.1kgf・cm) 遠隔制御ユニット(別売) 取付け 制御出力端子 固定ビス ① 矢印の方向に遠隔制御ユニットを取付けて,遠隔 制御ユニットの制御出力端子とRF入力端子を, 光ユニットの制御入力端子とRF出力端子に接続し ます。 制御入力端子 遠隔制御 ユニット ② 固定ビス(2本)を指定のトルクで締付けます。 ● 締付トルク 0.4N・m(4.1kgf・cm) RF入力端子 ご注意 遠隔制御ユニットと光ユニットを確実に接続するために,遠隔制御 ユニットのRF入力端子を,光ユニットのRF出力端子にしっかりと 押し込んでください。 固定ビス 遠隔制御 ユニット RF入力端子 光ユニット 遠隔制御 ユニット RF出力端子 RF出力端子 光ユニット RF出力端子 固定ビス 取外し ① 固定ビス(2本)をゆるめます。 ② 矢印の方向に遠隔制御ユニットを取外します。 8 遠隔制御 ユニット 光ユニット 光ファイバーの収納例 光ファイバー2芯伝送 映像・通信の信号が2芯の光ファイバーで別々に伝送されてくる場合 テレビ信号用 光ファイバー メカニカルスプライス データ信号用 光ファイバー この 部 分 にも 光ファイバーを 収納できます。 データ信号用 光ファイバー メディア コンバーター接続用 ( テレビ信号用 光ファイバー SC-SPC型 光コネクター付 ( ) ) データ信号用 光ドロップケーブル メディア コンバーター接続用 ( 光ファイバー1芯伝送 テレビ・データ信号用 光ドロップケーブル ) 映像・通信の信号が1芯の光ファイバーで伝送(WDM:波長分割多重) されてくる場合 メカニカルスプライス データ信号用 光ファイバー この 部 分 にも 光ファイバーを 収納できます。 データ信号用 光ファイバー メディア コンバーター接続用 ( テレビ信号用 光ファイバー SC-SPC型 光コネクター付 ( ) WDMフィルター (市販品) ) データ信号用 光ドロップケーブル メディア コンバーター接続用 ( テレビ・データ信号用 光ファイバー (1芯で3波長分割多重伝送) ● 取付可能なWDM テレビ・データ信号用 光ドロップケーブル フィルターはφ3また はφ5.5mmの円柱形 のみです。 ● 市販のWDMフィル ターの取扱いについ ては,WDMフィル ターの取扱説明書を ご覧ください。 ) 9 使用例 4端子ホーム共同受信の例 電源部連結型(AC100V方式) として使用する場合 OR77BCTR-HM VU/BS(CS) セパレーター SR2TL2-P テレビ端子 2DSKT BS・110° CSアンテナへの電源 切 にしてください。 供給を○ 地上・BS・110° CS デジタルチューナー テレビ CATV・ BS・110° CS 4分配器 4SPFA 防水キャップ (付属品) 2DSKT AC100V 75Ωケーブル テレビ・データ信号用 光ドロップケーブル(2芯) BS・110° CSアンテナへの電源 切 にしてください。 供給を○ 2DSKT SR2TL2-P 地上・BS・110° CS デジタルチューナー 2DSKT テレビ CATVデジタル セッ トトップボックス データ信号用 光ドロップケーブル(1芯) パソコン メディア コンバーター 電源部分離型(DC15V方式) として使用する場合 VU/BS(CS) セパレーター SR2TL2-P OR77BCTR-HM テレビ端子 2DSKT (光 受信部) BS・110° CSアンテナへの電源 切 にしてください。 供給を○ 地上・BS・110° CS デジタルチューナー テレビ 2DSKT CATV・ BS・110° CS 防水キャップ (付属品) 4分配器 4SPFA OR77BCTR-HM (電源部) DC15V テレビ・データ信号用 光ドロップケーブル(2芯) 75Ωケーブル DC15V 電流が通過する端子に 接続してください。 BS・110° CSアンテナへの電源 切 にしてください。 供給を○ 2DSKT DC15V SR2TL2-P 赤い端子 地上・BS・110° CS デジタルチューナー テレビ端子 (電源挿入型) 2DSKTD AC100V テレビ CATVデジタル セッ トトップボックス データ信号用 光ドロップケーブル(1芯) パソコン メディア コンバーター 10 F型コネクター(C15FP5)は別売です。 屋外使用の場合,加工する前に,ケーブルを付属の防水キャップに必ず通して ください。 ● 接触不良やショー トを防ぐため,プラグはていねいに取付けてください。 ● F型コネクターの取付方法 ● ① ケーブルの加工(加工寸法は原寸大です) 1 4mm ご注意 S5CFBまたは S7CFB コンタクトピンは,必ず,専用の圧着ペンチで 圧着してください。 ③ プラグの取付け あみ線(銅編組) を 折返してください。 芯線には白い膜が付いていることが あります。導通を良くするために, 必 ず取除いてください。 かしめ用リング プラグ プラグを強く押込んで ください。 ② コンタクトピンの取付け コンタクトピン 1mm以下 1. コンタクトピンを芯線に はめてください。 ④ かしめ用リングをペンチで圧着 2. のぞき孔から芯線が見えるのを確認してから,専用の圧着ペンチで コンタクトピンの根元を圧着してください。 圧着 コンタクトピンを前後に動かして, しっかり圧着されていることを確認 してください。 のぞき孔 正しく使用していただくために 予定の出力レベルまたはよい画質が得られないときは,次のチェックをしてください。 ① 出力測定端子に信号が出ない ④ 電源表示灯(PWR) (電源部)の確認 遠隔制御状態のチェック ・RF出力表示灯(RF)の点灯チェック ● 光 入力信号がきていますか。 ・光入力レベル表示灯(OPT)の点灯チェック ・光ファイバーのチェック ・光コネクターの接続をチェック ・メカニカルスプライスの接続をチェック ● 電源のチェック ● ● ⑤ 電源電圧(電源部分離時) ● ② 75Ωケーブルの確認 ● 点灯していますか。 電源部に電源(AC100V)が供給されているか確認 してください。 正常ですか。 出力端子の受電電圧はDC14.7V∼15.5Vが正常です。 ⑥ 光入力レベル表示灯(OPT)の確認 断線またはショートしていませんか。 F型コネクターを取外して確かめてください。 ● 緑に点灯していますか。 光入力レベル(正常範囲-12∼-6dBm)を確認して ください。 ③ 接続ケーブルの確認 ● 光 受信部・電源部間の接続ケーブルが外れたり, ゆるんだりしていませんか。 以上の方法でもトラブルが解決できない場合,技術相談まで,お問合わせください。 出力レベルを測定するときのご注意 出力レベルを測定するときは,測定用75Ωケーブルの減衰量も加算してください。 実際のレベル = 測定値 + 測定端子結合量(-20dB)+ ケーブル減衰量 測定用75Ωケーブル減衰量(S5CFB 5m) 周波数(MHz) 70 100 130 160 190 220 250 300 350 400 451.25 500 550 600 650 700 750 770 減衰量(dB) 0.3 0.4 0.4 0.5 0.5 0.5 0.6 0.6 0.7 0.7 0.8 0.8 0.9 0.9 1 1 0.3 0.8 周波数(MHz) 1000 1100 1200 1300 1400 1500 1600 1700 1800 1900 2000 2100 2200 2300 2400 2500 2602 減衰量(dB) 1.1 1.2 1.3 1.4 1.4 1.5 1.5 1.6 1.7 1.7 1.8 1.8 1.9 1.9 2 2 2 11 Specifications 規格表 光 受信部 電源部 項目 規格 項目 Items CATV 伝送周波数帯域 BS・CS 70∼770MHz Frequency Range 伝送波数 Number of Transmission Signals 光波長 36波 光入力レベル 定格出力レベル ※1 Rated Output Level AGC特性 0, 15dB切換 ±3dB以内 Frequency Response 利得安定度 Temperature Stability of Gain 光コネクター VSWR Voltage Standing Wave Ratio CN比 ※1 Carrier to Noise Ratio ) 約280g(取付金具含む) ±3dB以内 2以下 2.5以下 アナログ44dB以上 デジタル34dB以上 (光 入力レベル-12dBm) 28dB以上 ※2 (光 入力レベル-12dBm) -66dB以下 ※1 -46dB以下( 90∼222MHz) 不要放射 34dBμV/m以下 Radiation Surge Protection Voltage ーーーーーーー -60dB以下 Hum Modulation 耐雷性 生 産 の 覇 者 ハム変調 ±15kV(1.2/50μs) のサージ電圧に耐えること 出力測定端子結合量 -20dB(F型コネクター) Tap Value of Output Test Point 使用温度範囲 MASter of PROduction IM3 -64dB以下(470∼770MHz) Cross Modulation -20∼+40℃ Temperature Range 電源 DC15V 約0.33A Power Requirements 質量(重量) ( Weight ーーーーーーー ※1 Weight 2.5 以下 160 (H) ×52 (W) ×56 (D) mm 壁面取付時 171 (H) ×52 (W) ×56 (D) mm 質量(重量) IM2 -53dB以下( 90∼222MHz) 混変調 外観寸法 2 以下 SC-SPC型 Fiber-optic Connector Dimensions 2.5dB以下 -20∼+40℃ Temperature Range 外観寸法 1dB以下 75Ω (F型コネクター) Output Impedance ※1 使用温度範囲 ±2dB以内 出力インピーダンス 相互変調 Voltage Standing Wave Ratio Dimensions 周波数特性 ※1 75Ω(F型コネクター) Insertion Loss 80dBμV ※3 出力レベル調整ATT Output Level Control ATT DC15V 最大0.4A 入・出力インピーダンス 挿入損失 ±3dB以内 ACG Regulation 約6.5W 出力電圧・電流 VSWR 85dBμV ※2 ※1 AC100V 50・60Hz Primary Voltage Input/Output Impedance -12∼-6dBm Optical Input Level 1000∼2602MHz 消費電力 Output Voltage/Current 1555±10nm Wave Length of Laser 70∼770MHz 1次電圧 Power Consumption シングルモード Fiber-optic Type Intermoduration Frequency Range 1000∼2602MHz 9波アナログTV信号 + 9波デジタル信号 (-10dB運用) 使用ファイバー 規格 Items 伝送周波数帯域 164(H) ×160(W) ×64(D)mm [電源部連結時 176(H) ×213(W) ×64(D)mm] 約510g(電源部連結時 約800g) シンボル Symbol マスプロの規格表に絶対うそはありません。 保証します。 O/E ※1 光 送信機OTA77BCL10-HMと組合わせて使用したときの値です。 ※2 光変調度9 %のときの値です。 ※3 光変調度2.9%のときの値です。 付属品 防水キャップ ‥‥‥‥‥‥ 1個 木ネジ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5本 2K56-257 製品向上のため 仕様・外観は変更することがあります。 本社 〒470-0194(本社専用番号)愛知県日進市浅田町上納80 技術相談 TEL名古屋(052)805-3366 受付時間 9∼12時,13∼17時 (土・日・祝日,当社休業日を除く) インターネットホームページ www.maspro.co.jp 技 術 相 談 以 外 は , 記 載 の 営 業 所 に お 問 合 わ せください 。 12 姫路営業所 〒672-8071 姫路市飾磨区構4-64 TEL(079)234-6669 神戸営業所 〒651-0097 神戸市中央区布引町2-1-7 ソーラービル1F TEL(078)231-6111 APR.,2009 AM (B) ·94-5257-1C 登録意匠 第1101997号
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