98. 助産活動論Ⅰ………………………142

98.
助産活動論Ⅰ(選択)
コマ
履修主題
数
担
教
当
員
黒田
緑、伊藤
幸子、山内まゆみ、笹川
第3学年
開講期
単位数
コマ数
後
2単位
6
0コマ
期
修
内
容
担当
教員
朝子
高槻 友子(非常勤)
対象学年
履
履修の目的
1
地域におけ
地域で展開される助産師活動の実際を
高槻
る助産師活
(非常勤)
学ぶ。
動
2
1)助産所
の管理・運
営
助産所の開設、管理、運営に関する法
律について学ぶ。
助産所における周産期管理について理
解する。
助産所の地域母子保健における役割に
ついて学ぶ。
〃
3
保健医療チームにおける助産師の役割
2)助産実
を学ぶ。
践の可能性
地域における助産師の役割を学ぶ。
〃
1.妊婦期の母児に関わる基礎知識を
理解する。
1)生殖生理の基礎知識
妊婦の基礎
2)妊婦の身体的特徴と心理
知識
3)胎児の発育と発達
4)妊娠期のマイナートラブルとケ
ア
黒田
1.妊婦に対する助産師の役割と助産
診断を理解する。
1)妊婦に対する助産師の役割
2)妊娠期の助産診断とアセスメン
妊娠期の助
ト
産診断
妊娠の成立
妊婦の経過
胎児の健康・発育状態
妊婦のセルフケア能力
妊婦の日常生活
黒田
妊産褥婦及び胎児・新生児の健康水準を診断し、妊娠・出産・産
褥が自然で安全に経過するよう援助できる能力を養う。
授業の形式
(板書、
プリント、
視聴覚機器の活用、
学外見学など)
提出された課題をチュトリアル方式で学習する。
4
5
成績評価の基準等
ペーパーテスト、レポート、出席日数などを合わせて総合的に評
価する。
6
7
学生へのメッセージ(履修上の心得など)
母児共に生命に関わる事項が多いこと、また多領域での知識も必
要なことから事前学習、自己学習が多くなることを認識してほしい。
・かならず以下に示す※の教科書を準備すること。
8
9
〈教科書・参考図書〉
書
名
著者名
発行所
価格
※
(教)第3版助産学大系全12巻 青木康子他編 日本看護協会出版会
合計
38,
000円+税
(教)最新産科学 正常編
荒 木
勤 文
光
堂
52
,
50円
(教)最新産科学 異常編
荒 木
勤 文
光
堂
73
,
50円
(参)新生児学入門第3版
仁志田博司著 医 学 書 院
60
,
90円
(参)改訂版プリンシプル
産科婦人科学2
坂元正一 他監修 メジカルビュー社 1
36
,
50円
10
11
1.妊婦に必要な健康診査の目的・内
容・方法を理解する。
妊婦健康診
1)問診―助産録の聴取
査
2)視診―触診・測診・聴診等
3)内診―軟産道・骨産道・胎児先
進部
12
1
3
妊婦健康診 1.ロールプレ イにより助産録聴取の
査
実際を学ぶ。
演習1
2.得られた情報を元に、妊婦のアセ
―問診
スメントの実際を学ぶ。
14
1
5
― 142―
妊婦健康審
1.診察技術を実習を通して学ぶ。
査
レオポルド触診法、子宮底・腹囲
演習2―外
測定、胎児心音聴取法等について
診・内診
黒田
助産活動論Ⅰ
第3学年・後期・60コマ(選択)
コマ
履修主題
数
履
修 内
容
担当
教員
16
コマ
履修主題
数
32
18
33
1.
「妊婦健康診査、演習1―問診」で
得られた情報を元に、助産過程の
妊娠期の助
展開を学ぶ。
産診断
1)アセスメント
演習―1
2)助産診断の提示
3)助産目標の提示―評価基準の明
確化
34
2
0
3
5
2
1
36
2
3
24
内
容
担当
教員
分娩各期の
助産過程
黒田
17
2
2
修
31
妊婦健康診
査
モデルを用いて診査の実際を学ぶ。
演習2―外
診・内診
1
9
履
1.妊婦援助の考え方と具体的方法を
理解する。
1)妊婦健診について
2)妊婦健診における健康教育
敢非妊時の健康状態に起因する事
柄
(生活習慣・嗜好品等)
妊婦期の助
柑妊娠経過に伴う事柄
産援助
(妊娠の維持・安定、胎児の発
育・健康、貧血、マイナートラ
ブル等)
桓日常生活に起因する事柄
(肥満、動静、休息、睡眠等)
3)妊婦の自己決定と家族への援助
出産様式・場所、育児、勤労等
37
38
1.分娩三要素の特性を理解する。
1)骨産道および軟産道の形態と機
能
2)経膣分娩における骨産道の関与
・産科的真結合線、骨盤軸等
3)娩出力の定義と特性
・種類、陣痛発来、陣痛周期、
共圧陣痛等
・陣痛測定方法
分娩三要素
4)胎児の位置
産道
・胎位、胎向、胎勢と表現方法
娩出力
・各部の名称等
胎児および
5)胎児附属物の名称と特性
胎児付属物
・胎盤、卵膜、羊水、臍帯
・破水の時期、部位等
6)胎児の健康状態
・発育状態
・健康状態
CTG所見
臨床所見等
2.分娩機転を理解する。
・胎児の回旋に伴う下降の原理
黒田
1.分娩各期の特徴と助産診断につい
て理解する。
1)分娩各期の特徴
2)産婦に対する助産師の役割
3)分娩各期のアセスメントと助産
診断
2.分娩各期の健康診査と助産診断を
理解する。
分娩各期の
1)分娩第1期から第2期
健康診査と
敢分娩開始の診断
助産診断
・分娩の前徴、自他覚症状
柑産婦の健康状態
・全身の健康状態、心理社会的
状態
桓分娩三要素の診査項目と診査方
法および判断基準
2)分娩第3期
3)分娩経過の判断と予測
4)分娩第4期
黒田
黒田
伊藤
3
9
山内
笹川
2
5
4
0
26
27
4
1
妊娠期の助
産診断
演習―2
1.
「妊娠期の助産診断、演習―1」で
提示した目標に基づき、助産ケア
の具体策を学ぶ。
1)目標達成するための具体策を提
示する。
28
4
2
4
3
2
9
44
4年生の受け持ち事例をとおして分娩
分娩各期の
各期の助産診断の実際を知り、助産過
助産過程
程について学習をする。
30
4
5
― 143―
助産活動論Ⅰ
第3学年・後期・60コマ(選択)
コマ
履修主題
数
履
修 内
容
担当
教員
46
4
7
48
4
9
3.診査技術
内診、骨盤外計測、分娩監視装置
分娩各期の
の装着及び胎児心拍、陣痛図の判
診断技術と
読、など
援助
4.産婦のケア
1)分娩経過をスムーズにする援助
2)産痛緩和への援助
50
51
52
黒田
伊藤
53
54
5
5
1.分娩後アセスメントの必要性につ
いて学ぶ。
2.褥婦の健康状態の診断とケアを理
解する。
1)全身および局所の復古状態の診
断と復古促進
産褥期の助
2)セルフケアに基づく日常生活援
産診断
助
3)マイナートラブルの診断と対処
3.母乳栄養確立のための支援を理解
する。
1)母乳哺育の可能性と予測
2)母乳哺育のための具体的支援
山内
笹川
56
57
58
5
9
1.出生直後の健康状態の診断とケア
を理解する。
2.母体外生活適応状態の診断を学
新生児の助
ぶ。
産診断とケ
3.全身状態の観察と ケアを理解す
ア
る。
1)健康状態、発育状態
2)栄養状態と栄養方法
6
0
― 144―