成長戦略を仕入先様と共に 適正取引を推進するために 仕入先様との関わり 協力会(豊成会)QC発表会 豊成会では、2回/年のQC発表会を開催しています。発表 調達基本方針 会は、日頃の各仕入先のQCサークル活動の成果を発表す 1.開かれた公正・公平な取引の原則 2.調達相手先と一体となった競争力強化の原則 3.調達相手先と共存共栄の原則 4.原価低減活動等における課題・目標の共有と成果 シェアの原則 る、相互研鑚の場として継続しています。今年度、この活 動の代表サークルとして、東豊工業(株)白黒サークル殿が 大豊グローバルQC大会へ参加し、 『 Excellent Prize』 を受賞されました。 5.相互信頼に基づく双方向コミュニケーションの確保 の原則 当社は、 『 調達基本方針』に基づき、適正取引の推進を図っ ています。調達基本方針に基づいた年度方針については、 毎年2月に調達方針説明会を開催し、仕入先様との成長 戦略を共有しています。 豊成会を代表してグローバルQC大会に参加 成長戦略の実現に向けて 実践リスクアセスメント研究会(労働安全) 2年目を迎えた研究会では、現場での実践を主体とした活 動により、アセスメント能力のレベルアップを図りました。 トップQA点検、品質勉強会(品質向上) トップQA点検の場で、日頃の活動成果の紹介、また、品質 勉強会を1回/月実施して、仕入先様の品質向上活動を支 援しています。 調達方針説明会 TPS研究会(生産性向上) 各仕入先様のTPS活動のリーダーを集めた今年度の活動 サプライチェーンマネジメントの構築 昨年発生した東日本大震災において、サプライチェーンへ の影響把握、また、調達困難な原材料、部品の代替先検討 などでの反省を踏まえ、 サプライチェーンの構築に取り組ん でいます。 実践活動を行い、個々のレベルアップを図ることができま した。 事例:飯島精密工業株式会社 社内のTPS活動及びTPS研究会で アルミ系エンジンベアリングのサプライチェーン (イメージ) お客様(製品品番) の改善活動により、1時間あたりの 製品出来高が目標を達成しました。 出来高イメージ図 (%) 100 50 Lv1 Lv2 細谷工場 (アルミ素材) A社(アルミロ−ル) Lv3 細谷工場(圧延済コイル) B社(アルミシート) 0 目標100% 2012年1月 2011年7月 斜板ライン 生産性2倍への挑戦 本社工場(アルミロール) C社(アルミ素材) 上記の情報を管理し、 マネジメント体制の構築をめざしています。 21 は、各仕入先様で解決できていない課題をテーマとした 工程削減等により、9月には目標のサイクルタ イムを達成しました。 ところが、付帯作業による ライン停止で可動率がなかなか安定しませんで した。現在は付帯・外回り作業の標準化等も行 い、出来高向上につながりました。今後も、厳し いコスト競争に打ち勝つために、TPS活動を強 飯島精密工業(株) 取締役 化していきます。 竹内 真人
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