神楽舞教室;pdf

“「しまね」の魅 力 再 発 見 ”事 業
事業実施団体: 三瓶伝統文化保存会
●事 業 概 要
少 子 高 齢 化 の 地 域 である た め、伝 統 芸 能 を保 存 、継 承 していく 事 が 困 難 な状 況 となっ ています。そ こ で児
童 ・ 生 徒 の 頃 か ら 地 道 に 伝 統 芸 能 に 関 わっ ていく 体 制 作 り をする ため、小 中 学 生 を対 象 とした奏 楽 ( 特 に 和
笛 )教 室 及 び 神 楽 舞 教 室 を開 催 し、子 ども達 が 伝 統 芸 能 に 接 する事 でふるさとの良 さや 素 晴 ら しさに 気 付 き
大 切 にする心 を育 てたいと思 います。
又 、神 楽 衣 装 工 房 で ワ ーク シ ョッ を行 い、古 くか ら 伝 わ る 衣 装 ・ 道 具 の 歴 史 ・ 製 作 に つ いて研 修 し、製 作 体
験 を行 うことで子 ども達 が依 り一 層 伝 統 芸 能 に関 心 を持 つ事 が出 来 るよう本 事 業 を実 施 しました。
●実 施 内 容 紹 介
① 実施内容
・三 瓶 こども奏 楽 教 室
7月 ~11月 の日 曜 日 に6回 午 前 10時 ~12時 教 室 延 べ参 加 者 ―89名
・三 瓶 こども神 楽 舞 教 室 9月 ~10月 の土 ・日 曜 日 に5回 午 後 7時 ~9時 教 室 延 べ参 加 者 ―53名
・ワークショップ
8月 29日 ・日 曜 日 午 前 8時 30分 ~午 後 5時 30分 参 加 者 ―23名
場 所 金 城 町 神 楽 工 房 ワークくわの木
② 効 果 及 び感 想
・伝 統 芸 能 の保 存 、継 承
11回 の教 室 で笛 を中 心 として神 楽 奏 楽 の恵 比 寿 や例 大 祭 での御 神 幸 で発 表 出 来 るところまで習 熟
できた。
又 、一 部 の受 講 生 は他 の演 目 も吹 けるようになった。 舞 の練 習 を行 った事 で子 ども達 だけで
舞 うことが出 来 る3演 目 を発 表 出 来 た。
子 ども達 も教 室 に参 加 することで地 域 を見 直 し「学 校 を卒 業 しても地 域 に残 りたい」、「三 瓶 が好 きだ」
という意 見 も多 く聞 かれ、ふるさとの良 さに気 付 きふるさとを大 切 にする心 が芽 生 えた。
・異 年 齢 間 の交 流 及 び礼 儀 作 法 の習 得
小 学 1年 か ら 中 学 3年 までの 幅 広 い 年 齢 か ら の 参 加 者 が あ り 練 習 を通 した関 わ り の 中 でお互 いを敬
い、思 いやりを持 った行 動 が見 られた。 又 、経 験 豊 富 な講 師 、指 導 協 力 者 と関 わることで、地 域 におい
てあいさつも積 極 的 に行 うことが出 来 るようになりました。
●今 後 の予 定 (問 合 せ先 )
今 後 も資 金 的 な見 通 しが出 来 れば、この活 動 を継 続 し、年 々奏 楽 の 演 目 を増 や しながら子 ど も達 だけで舞
える演 目 の練 習 も行 い、後 継 者 を育 成 し伝 統 芸 能 の保 存 活 動 を続 けて行 きます。
そして、この活 動 の中 からふるさと三 瓶 を愛 する気 持 ちを持 つ 子 どもの育 成 を目 指 し、併 せて古 くから続 く伝
統 文 化 を未 来 へ引 き継 ぎ、この活 動 を通 して三 瓶 地 域 の 〝絆 “づくりに寄 与 したい。
【問 合 せ先 】
大 田 市 立 三 瓶 公 民 館 (三 瓶 伝 統 文 化 保 存 会 事 務 局 ―藤 井 )
大 田 市 三 瓶 町 池 田 1887-1
電 話 ・ F AX 0 8 5 4 ― 8 3 - 2 5 5 0