里の人づくり通信30号

平成 26 年 6 月 12 日(木)
佐濃地区活性化協議会
里の人づくり通信
佐濃地区活性化協議会発行
【第30号】
第2回目は、
京都市内から家族3人で佐濃(永
留)に移住され、ぶどう栽培を始められた藤林
さんを紹介しました。
今回は、地元スーパーとして地域の人々の買
い物の拠り所となっている「ジョイクック」の
奥田さんです。
● 創業は昭和35年
ジョイクックの前身は、昭和 35 年に佐濃農協前に創業した
奥田商店です。この時代は、日本全体が高度成長期にあり、野
中には映画館にパチンコ屋などもある活気ある商店街でした。
しかし、その後スーパーの出現や自家用車の普及などは、地
域住民の消費生活を大きく変えていきました。
● 親子三代でつなぐ“ジョイクックおくだ”
当該店では、今年から高齢者を対象に送迎車に
よる買い物支援サービスを始めています。
午前 11 時 30 分頃、当該店に取材に行くと、
買い物を終えた高齢者が続々と送迎車に乗られて
いました。この日は希望のあった郷と長野を対象
とした買い物送迎日でした。
そんな時代の変化を読み取り、奧田商店は“スーパーおく
サービスを利用されている長野の松本さんに聞
だ”としてリニューアル。また、町内に「おくだ号」を走らせ
いてみると、本サービスは新聞のチラシで知った
るなど、地域に密着した店として、存在感を示してきました。
とのこと。奥田店長に買った物を自宅まで運んで
平成 16 年に“ジョイクックおくだ”として現在の場所に出
もらえるので、大変喜んでいるとのことでした。
店したことで駐車場も拡がり、多くの人が利用しやすい店とな
っています。
先代が築いた奧田商店は、現在店長の良喜さんに引き継がれ
そして良喜さんの息子の大記さんが社長と、スムーズに世代交
代をしながら、地域に根付いたお店となっています。
ところで、社長の大記さんは現在花嫁募集中とのこと。
● 買い物支援で高齢者の心をガッチリ
“買い物難民”という言葉が示すように、自動車が運転でき
ない高齢者世帯にとって、食料等の買い物は至難の業です。
そんな中、奧田大記社長は、新たに 10 人乗り送迎車を購入。
町内で希望する人の各集落を週 1、2 回のペースで回り、高齢
者の買い物を支援しています。当協議会としても地域に貢献し
ている高齢者支援活動を今後も応援していきたいです。
【買い物送迎の問い合わせ先】
携帯電話:090-3621-10286 奧田良喜さんまで
月日(日)
佐濃地区活性化協議会発行
【第3号】
● 6 月 25 日(水)
11:30~13:30
● メニューは
青じそご飯 豆腐ハンバーグ
煮物又はサラダ 吸い物が付きます。
● 協力金 500円
※ 右の写真は、5 月 30 日(金)の“ご馳走ランチ”
「梅ちりご飯とアジの南蛮づけ」です。
● 日 時
6月 13 日(金)午後2時から
● 場 所
いこいサロン☆スター
● 協力金
飲み物とケーキが付き400円
いこいサロンでは、町内のコーラスグループ
「グミの木」に来ていただき、上記日程で歌声
サロン開設から約 2 年、囲碁をされる方がサロン
喫茶を行います。この日は指揮者、伴奏者合わ
に集まるようになり、いつの間にか水曜日は囲碁の日
せて総勢 14 名となります。
として定着しつつあります。
思い出の曲、懐かしい曲、唱歌などをみんな
もちろん囲碁以外の方も来られますが、佐濃のサロ
ンとして場を提供できていることを嬉しく感じてい
で歌いましょう。
ます。囲碁に興味ある方は、一度お立ち寄り下さい。
高 齢 者 防 犯 教 室
近年お年寄りを狙った振り込め詐欺などが社会問題
となっています。当協議会の防災防犯環境部では、高齢
者を狙った“振り込め詐欺”の手口と被害を知ってもら
おうと防犯教室を実施することにしました。
今回は、手始めに下記の集落で行いますが、他集落の
人の参加も可能です。今後下記集落以外でも実施してい
く予定です。
<高齢者防犯教室の実施日と場所>
月
6
7
日
曜
時
間
今回対象集落
場
所
講
師
15
日
午後 4:30
長野、坂谷
長野公民館
16
月
午後 1:30
佐野甲
佐野甲公民館
〃
12
土
午前 9:00
永留
永留公民館
〃
19
土
午前 9:30
安養寺
安養寺公民館
〃
佐濃駐在所 中村巡査 様