トロ箱通信vol.8(PDF) - 焼津市

トロ箱通信 vol.8
2012.02.18
発行:事務局「おもてなしプロジェクト実行委員会」
トロ箱カレッジ第1、2期生 活動紹介!!
この日は市民団体紹介として、トロ箱カレッジ卒業生の活動を紹介しました。
第1期生、2期生ともに、受講生が3つのグループに分かれ、それぞれが別々のテーマで活動しました。
<第1期生>
※国文祭・・・国民文化祭
焼津エキマエグルメ
「焼津駅周辺グルメを紹介」
焼津駅周辺のお店に、国文祭限定
メニューを作成してもらい、
「グ
ルメMAP」を作成して紹介。
合計 27 店舗を掲載しました。
わけっこ交流会
「国文祭出展者と交流を」
おもてなしプロジェクト実行委員会
「焼津ならではのおもてなしを」
国文祭のイベントのひとつであ
った「B級グルメ」
。この出展者
と市内の市民団体ならびに行政
関係者を交えた前夜祭を開催。卒
業後も交流が続いている。
国文祭の各会場で、市民の皆さまに「焼津
の宝(自慢)
」を書いて頂いたほか、
「高草
紅茶」で、もてなしを。国文祭終了後は、
写真展「焼津の宝発見展」を実施するほか、
イベント会場で高草紅茶を振舞っている。
<第2期生>
GOGOチーム
「食を通じて」
トロ箱ナビ
「焼津の情報を市民の目線で」
小石川サミット
「小石川を介して、交流を」
「食を通じて 人を 地域を 育
てたい」
。トロ箱カレッジでは「農
業」をテーマに活動し、今年は1日
レストランも計画中です。
卒業後にブログを作り、メンバーで
順番に焼津の情報を発信している
ほか、facebook 勉強会などメンバー
が学ぶ場も設けている。
焼津駅前を流れる「小石川」をきれい
にしたいという思いから、焼津のまち
づくり『小石川サミット』を企画した
が、実現せず。お蔵入りとなっている。
卒業生の活動紹介は参考になりましたか? 現在も活動を継続しているメンバーもいれば、ここでの学びを活かして、
新たな挑戦をしているメンバーもいます。
「続ける」ということの大変さもありますが、その一方で続けることで得ら
れる信頼もあります。そして何よりも、同じ講座で学んだメンバーと卒業後も交流を深め、
「仲間」として協力し合っ
ていけたら、そこからまた新しい何かが生まれるかもしれませんね。
【わけっこ交流会】
トロ箱通信 vol.8
【GOGOチーム(やいづ健康まつりにて)
】
【焼津エキマエグルメ】
1
トロ箱通信 vol.8
2012.02.18
発行:事務局「おもてなしプロジェクト実行委員会」
グループワーク⑤ 「地域の課題解決に向けて 」
講義「 地域の課題解決に向けて 」増田 照正氏(元・市商連会長)
【やいちゃん】
前回に引き続き、課題解決に向けた提案を考えた後、グループ発表としました。
自分たちの考える課題と、商店街の課題、ニーズが合っているか。受講生と講師・増田氏の意見は次の通りです。
<焼津市の商店街の課題と解決策>
課題
解決策
市民が商店街のことを知らない
・商店街の中へ入っていく、写真を撮る
A
→ ウォーキング、ウォークラリー
・空き店舗、空き駐車場の活用
市民が商店街のことを知らない
・まずは市民が知る、発信する
B
→ ウォーキング、レンタサイクル
季節毎に年 4 回。
「八雲」商店街+浜通り
C
D
講師・増田氏
商品選びに魅力が欠ける
・品揃えでは静岡にかなわない
頑張っている人もいるが…。応援したい!
跡継ぎが…
→ 商店に愛着を。店主、店のファン拡大
・みんなで白子商店街にいこう!
・外国の店舗を商店街へ。
・昭和通り最盛期 110 店舗 → 現在 35 店舗
・生活に尐しでも役立つように → まちゼミ
・店員のいるお店がほとんどなく、良い案が出て
・まずは商店街を歩いてもらおう!
も、人手が足りない
→ ウォークラリー「あるかざぁ」
・商店街 400 メートルに対して、駐車場 10 台ほど
<これまでの事業一例>
まちの駅、障がい者用花火シート、レンタサイ
クル、まちの案内人、ミニFM、1000 円市…
増田氏からは、受講生が挙げた課題はすべて、商店街自身も感
じているという回答でした。その背景としては、
「後継者、人員
不足」「店舗数の減尐」「駐車場不足」などの現状があり、その
ような状況下においてどのように取り組んでいるのか、商店街
が抱える現状、取り組みの状況について教えて頂きました。
ここでの話を踏まえ、つづいて意見交換会に臨みました。
トロ箱通信 vol.8
2
トロ箱通信 vol.8
2012.02.18
発行:事務局「おもてなしプロジェクト実行委員会」
ワークショップ「 地域の課題解決に向けて 」
グループワークの発表と商店主の話を受けて、商店街の活性化についての課題を共に考えるため、講師を囲んで意見
交換しました。内容を下表にまとめました。
内容
商店街での実施事項
商店街での検討事項
商店街への質問事項
商店街からの要望
回答・補足など
・昭和通りを考える会(毎月第一月曜会合)※1
※1 活動内容 … たい焼き大食い大会、
・(焼津市から)新規出店の補助
高さ 4m の招き猫作り、4m の門松作り
・まちゼミ
など
・イメージキャラクター
マスコットを作りたい
・市の予算を使わないと実施できないのか?
市が「新規事業」に予算を割り当てる傾
向にあるため
・商店の情報発信
「やいーづ」「トロ箱ナビ」などに期待
・まちの中を歩く+α(店を知る、寄る)※2
※2 ウォーキングなど。
・各店のお宝、他にはないものを展示
※3 視察を 3 月 4 日にしてはどうか?
・受講生、商店街、市役所職員、JCなど、まちづ
※4 商店街ごとにテーマを設ける。日々
受講生から
くりに関わる人に声をかけ、白子通り商店街の視
の生活に楽しさを提案。「市」、
「テ
商店街への提案
察(店内へ導く工夫)※3
ラススペース」の実施。
・商店街のカラー、イメージ戦略 ※4
※5 同じような MAP を何パターンも作
・既存をバージョンアップするという視点 ※5
るのではなく、
「活かす」
「つながる」
・商店街全体を商店が考える
という考え方で。
上記の事項を受けて
商店街を歩いて探そう!!
「商店街を知る(現状把握)」方法のひ
事務局からの提案
「あなたのおススメの一品はなんですか?」
とつとして、フィールドワークを提案。
受講生からの提案を一方的にぶつけるのではなく、商店主の方からの提案
も聞き入れ、一緒に考える、ということが「協働」への第一歩となります。
実践を視野に入れて、質問、意見交換をし合えたのは、これまでのグルー
プワークがあったからこそ。話を提案したり、持ちかけられたりしている
うちに、
「仲間」になっていくと考えます。
最終講座では、協働の実現に向けて最終的な検討をします。
あわせて、フィールドワーク『商店街を歩いて探そう!!「あなたのおス
スメの一品はなんですか?」』の報告タイムも予定しています。
トロ箱通信 vol.8
3