そ う の せ 三ノ瀬の は ぎ や き 萩焼のひみつしっちょる~?? ~歴史~ ちょうせん 萩焼は、約 400 年前に 朝 鮮 半島から伝えら れました。まず萩で作られるようになり、 そ う の せ 三ノ瀬では約 350 年前から焼かれるように ばくまつ けん かまもと なりました。幕末には12軒の窯元があった と言われてますが、今は減って5軒になっています。 のぼりがま 昔は12軒の窯元が共同で登り窯を使っていたそうですが、今は個 人の窯で焼いています。ちなみに古い窯が 3 ヶ所残っています。 ~萩焼の作られ方~ たいど そ ち 1土(胎土・素地)づくり げんど かんそう (1) 原土の乾燥 だいどうつち み しま 原土には大道土(防府市大道にある白い粘土)見島土(萩市見島の鉄分の多 み たけ い赤土)金峯(阿武郡金峯山の耐火度の高い 土)その他の地土 つちこ (2) 土漉し すいそう 原土を充分乾燥して水槽に入れ水漉しする。 (ゴミ砂等を除くため) (3) 乾燥 もりばち はち 水槽の底にたまった土を「盛鉢」という30㎝余りの素焼き鉢に盛り丁度い い柔らかさになるまで水分をとる。 (4) 土踏み 粘土を板張りの踏み台に乗せこれに金峯 山、見島土等を適当に混ぜ足で踏んで土を 調合する。練った土は土置場にしまって寝 かせて置き必要な時に取り出す。 (5) 土もみ 土を均一にし空気を取り除くためろくろ にかける必要な分量だけそのつど揉み、最後の調整を終える。 2 成型 け (6) 蹴ろくろでみずひき みっちゃく 揉んだ土をロクロ台に 密 着 させ蹴ロクロを 足で回転させながら引き上げる。 (7) 陰干し 水挽きした茶碗などを2,3日陰干しして 自然乾燥させる。 (8) 高台削り 陰干しした茶碗をかんなを使って高を削りあるいは耳付けなどをしてし あげる。 3 素焼 仕上げした素地を十分乾燥させた上 凡そ 700℃~800℃程度に軽く焼き 上げる。 4 釉薬掛け ゆうやく か (10)釉薬掛け 5 本窯 か ま だ き (11)窯づめ・窯焚き 釉掛けした素焼を窯づめして焼くことを本焼きという。 窯は朝鮮式の登り窯で赤松材の薪を用いり焼く。 この工程であじの あるいい萩焼がで きます。 ぜひ皆さんも萩焼 を使ってみてくだ さい!
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