Version 5.0 でのポイント数の数え方は? 記事番号: Q2271 作成日:1997 年 9 月 25 日 対象Citect版数: 5.x 要約 Version 5.0 でのポイント数の数え方は? 解決策 Citect Version 5.0 では静的ポイントと動的ポイントを持つようになりました 静的ポイントは、プロジェクトが構成される時に認識されます。これはアラーム、トレンド、レポート、イベント、およ びページにより使用されるタグをすべて含みます。動的ポイントは、ランタイムにおいて動的に使用されます。これ らは変数データベースの中に存在しますが、プロジェクトの構成時には動的ポイントは使用されません。動的ポイ ントは、スーパー ジニーを呼び出してCicode機能のTagRead()やTagWrite()を使用するか、DDE、ODBCあ るいはCTAPIを使って、それらの読み込みあるいは書き込みを行う場合に使用されます(メモリタグ・ディスクタグ も対象となります)。 デモ モード Citect は、実演(デモ)モードにおいては、保護キーのない状態で実行することができます。デモモードでは、通 常は Citect の機能をすべて使用することができますが、使用できる時間と I/O は制約されます。以下のデモモ ードが利用できます: 注: 最大 50,000 点の実 I/O で 15 分。 静的ポイントなし、最大 1 点の動的な実 I/O で 10 時間。これはメモリーやディスク I/O を使っ ての実演に便利です。Citect は、静的ポイントが一切構成されておらず、ソフトウェア キーが ない場合に、このモードで始動します。もし DDE、CTAPI、あるいは ODBC が、このモードで Citect に書き込むのを実演したければ、1 ポイントだけ書き込むことができます。1 ポイント以 上を書き込みたければ、少なくとも一つの静的 I/O ポイントを作成し、Citect を 15 分、 50,000 点の I/O のデモ モードで始動させる必要があります。 これを働かせるには、附随する PLC あるいは I/O デバイスで、実際の変数タグを構成する必 要があります。タグはページあるいは Cicode の中で使用してください。実際の I/O デバイスを 接続させないと Citect は、ハードウェア エラーを出しますが、これを IODeviceControl 機能を 使って無効にすることもできます。 最大 42,000 点の実 I/O で 8 時間。これは特別な OEM キーによってだけ利用できます。 標準的なライセンスキーは、ポイント数に応じて提供されます。たとえば 5,000 点キーでは、PLC(I/O デバイス) から 5,000 点の PLC タグをいつも読むことができます。ポイントの数え方は、Citect の外からくるデータに対してで す。それは例えば、物理的 I/O デバイス(PLC 等)から、あるいは内部タグとしてもそのタグに外部アプリケーション から書き込まれることが相当します。具体的にいいますと、Excel から DDE 経由でディスク PLC の内部タグに書 き込むと1ポイントとして数えられるということです。ポイント制限値を超えてしまうと、DDE あるいは Poke 動作は できなくなりまが、Citect はそのまま動作を継続します。 静的ポイント数がライセンスポイント数を超えると Citect は起動しません。動的ポイントでライセンスポイント数に 達しても Citect は動作継続しますが、それ以上の動的ポイントは使用できなくなります。これは、スーパージニー、 DDE、CTAPI、ODBC 経由での新たなタグ参照はできないということです。 著者: Martin Roberts
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