6−2 PLC と直接接続する 6−2 PLC と直接接続する ツールバスまたは上位リンクで PLC と直接接続する場合の設定方法を説明します。 1 オフラインのときに次に示すいずれかの方法で[PLC 機種変更]ダイアログ ボックスを表示させます。 ・プロジェクトツリー上の PLC ネームをダブルクリックします。 ・プロジェクトツリー上の PLC ネームを右クリックし、[変更]を選びます。 ・プロジェクトツリー上の PLC ネームを選択し、メインメニューの[編集] から[選択箇所の編集]を選びます。 PLCとの接続 6 2 3 [ネットワーク種別]選択ボックスで、「Toolbus(ツールバス)」または 「SYSWAY(上位リンク)」を選びます。 [ネットワーク種別]選択ボックスの右側にある[設定]ボタンをクリック します。 [ネットワーク設定]ダイアログボックスが表示されます。 例:ツールバス接続の場合 直接接続の PLC のネットワークアドレ スは、自ネットワーク通信の場合 0 に 設定します。(*1 参照) 直接接続の PLC のノードアドレスは、必 ず 0 に設定します(*1 参照)。 オンライン操作(通信コマンド)のレスポンス監視時間を設定します。 メモリカード操作でサイズが大きいファイルのコピーを行うときなどに、 タイムアウトする場合は、レスポンス監視時間を増やします。 6-5 6−2 PLC と直接接続する *1:通常、直接接続の PLC のネットワークアドレス、ノードアドレスは、ともに 0 に設定します。 ただし、下表のように、プロジェクトとして実際のネットワークアドレスおよびノードアドレスを 登録しておきたい場合は、直接接続の PLC にルーチングテーブル(自ネットテーブル)を設定し。 その値を設定することも可能です。 なお、ルーチングテーブルを設定していても、ネットワーク通信ユニットを装着していない場合 は、直接接続の PLC に接続するときは、ネットワークアドレス、ノードアドレスはともに必ず 0 に設定することにご注意ください。 場合 PLCとの接続 6 直接接続の PLC の ルーチングテーブ ル ネットワーク通信 ユニット ネットワークアド レス ノードアドレス 存在しない 装着されていない 0 に設定してくださ い。 0 に設定してくださ い。 存在しない 装着されている 0 に設定してくださ い。 0 または実際のノー ドアドレスを設定す ることが可能です。 存在する 装着されていない 0 に設定してくださ い。 0 に設定してくださ い。 存在する 装着されている 0 または実際のネッ トワークアドレス を設定することが 可能です。 0 または実際のノー ドアドレスを設定す ることが可能です。 [ネットワーク]タブの機能の詳細については、6−5 項を参照してください。 4 [ドライバ]タブをクリックし、以下の設定を行います。 ・[ポート名] PLC との接続を行うパソコンの COM ポート番号 を選びます。 ・[通信速度] 通信速度を設定します。 ・[通信速度自動認識] CS/CJ/CP シリーズでツールバス接続のときのみ 有効な機能です。[通信速度自動認識]を有効に 設定すると、PLC 側の通信設定に関らず、上記の [通信速度]で設定した通信速度で PLC と接続し ます。 データフォーマットの設定は、SYSWAY(上位リンク)接続のときだけ行え ます。 6-6 6−2 お願い PLC と直接接続する ・弊社製 RS-232C ケーブル 形 XW2Z-200S(-V)/-500S(-V)を使用して、 CX-Programmer を CS/CJ/CP シリーズ CPU ユニットの RS-232C ポートに接続 する場合、「Toolbus(ツールバス)」ではオンライン接続できませんので、ご 注意ください。「Toolbus(ツールバス)」で接続する場合は、形 XW2Z-200S-CV /-500S-CV を使用するか(ただし、DOS/V パソコンのみ可)、付−3 項の 「RS-232C ケーブルの作成方法」にしたがって、RS-232C ケーブルを作成して ください。 ・ネットワーク種別は、CS/CJ シリーズの場合、以下のように設定してください。 (PLC システム設定がデフォルトの場合のみを示します。) 接続ポート CPU ユニットの ペリフェラル ポートに接続 シリアルコミュニケ ーションユニット/ ボードの RS-232C ポ ートに接続 前面ディップスイッチ SW4 が OFF のとき (通信条件が自動認識) 前面ディップスイッチ SW4 が ON のとき (通信条件が PLC システム設定にしたがう。し かも、PLC システム設定がデフォルトのままの とき) 前面ディップスイッチ SW5 が OFF のとき (通信条件が PLC システム設定にしたがう。し かも、PLC システム設定がデフォルトのままの とき) 前面ディップスイッチ SW5 が ON のとき (通信条件が自動認識) PLC システム設定がデフォルトのままのとき ネットワーク種別 (シリアル通信モード) Toolbus(ツールバス) SYSWAY(上位リンク) SYSWAY(上位リンク) Toolbus(ツールバス) *1 SYSWAY(上位リンク) 注:シリアルコミュニケ ーションユニット/ボ ードは、Toolbus(ツー ルバス)接続不可。 *1:弊社製 RS-232C ケーブル 形 XW2Z-200S(-V)/-500S(-V)では不可 ・ネットワーク種別は、 CP シリーズの場合、 以下のように設定してください。 (PLC システム設定がデフォルトの場合のみを示します。) 接続ポート 条件 CPU ユニットの オプションボード 1 に接続 前面ディップスイッチ SW4 が ON のとき (通信条件が自動認識) 前面ディップスイッチ SW4 が OFF のとき (通信条件が PLC システム設定にしたがう。し かも、PLC システム設定がデフォルトのままの とき) 前面ディップスイッチ SW5 が ON のとき (通信条件が自動認識) 前面ディップスイッチ SW4 が OFF のとき (通信条件が PLC システム設定にしたがう。し かも、PLC システム設定がデフォルトのままの とき) PLC システム設定がデフォルトのままのとき CPU ユニットの オプションボード 2 に接続 シリアルコミュニケ ーションユニットの RS-232C ポートに 接続 ネットワーク種別 (シリアル通信モード) Toolbus(ツールバス) SYSWAY(上位リンク) Toolbus(ツールバス) SYSWAY(上位リンク) SYSWAY(上位リンク) 注:シリアルコミュニケ ーションユニット/ボ ードは、Toolbus(ツー ルバス)接続不可。 6-7 6 PLCとの接続 CPU ユニットの RS-232C ポート に接続 条件
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