第 9 代堀越社長誕生!

Vol.2
第 9 代堀越社長誕生!
平成 26 年 9 月 8 日
9 年目を迎えたSCPの第 2 回目の授業。この日はプログラムを提供して下さっているジュニア・
アチーブメント日本の理事、高木正明様が東京よりお越し下さった。SCPを取り組むに当たって
その趣旨と心構えをお話し下さった。
「このプログラムは世界 120 カ国で取り組まれています。この
SCPは、過去の先輩たちがたくさんの成果を上げていま
す。みなさんが社会に出たときに実際に要求されることを
学ぶことでしょう。SCPは即戦力を養成することを目的
としていませんが、一所懸命すればその分、自分に跳ね返
ってきます。当然皆さんは、一所懸命されると思っていま
すが、一所懸命さの度合いや中味の違いが要求されること
でしょう。
」単に、文化祭のバザー感覚でこのSCPを捉え
ている生徒に最初の警告。
「会社組織として経営していく中
で、数々の意志決定の場
面が出てきます。どちら
かを選択した場合、選ばれなかった方の価値を考えてみる、別
の視点を持つようにしてみましょう。社外取締役として来て下
さっているトッパンハリマプロダクツの戸倉様も、通常の業務
を差し置き、SCPを選択されて毎週約 2 時間授業に来て下さ
っています。本来、2 時間あれば会社で相当の業務が行えたは
ずです。その価値のこともしっかり考えましょう。
」
次に全員が社長になったつもりで、特徴が両極端の従業員A
と従業員Bのどちらを正社員として採用するかのケーススタデ
ィ。
「解答は無いので、自分の意見をはっきり主張しましょう。
“黙っている”ということの無いようにしてください。SCP
は意見を戦わすことが大切です。先生や社外取締役の方は一切
解答を話しません。自分たちでまず考えてから相談するように
しましょう。
」
たくさんの心構えを聞き、残り時間 10 分となって最後は「社
長選出」
。立候補を募ると、最前列に陣取り、元気よく挙手をす
るものがただ一人。堀越
亮公(ほりこし
)
りょうき だ。立
演説で「僕は 2 年生の時からSCPを選択して社長をしたいと
思っていました。剣道部のキャプテンをしたし、寮長もして人の上
に立つことが多かった。SCPでも引っ張っていけないことはない
と思いました。過去にない利益のあげられる会社にしていきたいで
す!」演説が終わると自然と拍手がわいた…。
「今の拍手でみなさん
の信任という事でいいですか?では新社長就任演説を。
」
堀越社長「反感を買うことがあったり、無理矢理自分で決めてし
候補
良
作
身
ド 漂
まう事があるかもしれません。 い会社を っていきましょう。
」全 から社長のムー を わしな
就任演説だった。
がらの
部企 支援
校 ぐ近
株式
ご支援 受け 産管 課 邦基
き、会社経営のアドバイスをいただくことになっている。トッパンハリマプロダクツ様は今年で3
年目のご支援となる。
「私は会社経営者ではなく、生産管理課の一管理職としての立場ですが、皆さ
んと一緒にこの会社の経営について考えていきましょう。皆で意見を出し合うことが大事です。従
業員となった皆さんは、ただそこにいるだけではこの授業を受けた価値がありません。一緒に頑張
っていきましょう。
」と激励をして下さった。
この授業は外
業の
でも成り立っている。学 のす
くにある、トッパンハリマプロダ
クツ
会社様の
を
、生
理 の戸倉
様に社外取締役として授業にお越しいただ
1名だけだったのは意外だったが、
その他のメンバーは何らかの役員を虎視眈々と狙って
いるのだろうか?今週木曜日に会社役員の全貌が明ら
かになる予定だ。 (文責
坂本 好明)
社長立候補がただ
社外取締役の戸倉様
「よろしくお願いします」と新社長