9月号 - さいたま市立北浦和小学校

北浦和小学校だより
はと広場
平成27年 9月 1日発行 No.5
さいたま市立北浦和小学校
TEL 048-831-2463
-希望(ゆめ)のまちの『学港』
ニチニチソウとウサギ
北浦和小はネクストステージへ-
-生命尊重-
校長
富 永 恒 一
日焼けした元気な子どもたちの笑顔が学校に戻ってきました。子どもたちの話を聞くことが楽
しみです。猛暑日の連続記録が生まれた今年の暑い夏でしたが、下旬になると秋を感じさせる日々
が続きました。今年の夏、私の心に残ったことは北小のニチニチソウとウサギです。
ニチニチソウは浦和区の花です。毎年苗をいただいて育てていますが、今年は例年以上にきれ
いに咲かせることができました。ニチニチソウという花はデリケートで、木の樹液に弱いので木
の下はだめ、根が細く、菌が付きやすい、水をやりすぎではいけない、日当たりのよいところが
よいなどの特徴があるようです。用務員さんが毎年少しずつ植える場所や水加減を調整し、工夫
を加えてきた結果、見事な花を咲かせることができました。気持ちが伝わったのでしょう。
ニチニチソウにはもう一つ話があります。3年前、地植えのニチニチソウが上手く育たなかっ
たので、旅先で、
「秋までは楽しめますよ」という店員さんの言葉を信じて鉢植えのニチニチソウ
を買ってきました。職員室に置いてありますが、校務員さんが毎日世話をし、かわいがってくれ
ているおかげで、信じられないことですが、3年間も花をつけています。それも冬の間も花をつ
けるのです。今も青々とした葉をたくさんつけています。気持ちが伝わっているのでしょう。
この猛暑の中、3羽のウサギも心配されましたが、2年生が毎日交代で世話をしてくれたおか
げで、元気に乗りくることができました。教員も365日、見守ってきています。毎日世話をし
ている教員が近づくと、ウサギは寄ってきます。赤ちゃんの時から大切に育てたウサギです。気
持ちが伝わっているのでしょう。
愛情と誠意で植物も動物も変わります。植栽や飼育などの体験活動から「命の大切さ」
「思いや
りの気持ち」
「愛情」
「創意工夫」など多くのことを学ぶことができます。
この夏、ホームページの表
紙を校門前のニチニチソウに
変えましたので、ご覧くださ
い。また、ご来校の際には、
3羽のかわいいウサギにも会
いにきてください。
◇
学校のホームページでは、最新の児童の活動を紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
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