ALPINE SKIPREPARATION TECH MANUAL - Swix

ALPINE SKI PREPARATION TECH MANUAL
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スキーのチェック
スキーを固定
フラットチェック
ベースエッジのべべリング
ボーダーを削る
サイドエッジの研磨
スキーのねじれ、滑走面のキズ、 バイスを使い、
スキーをしっかり スチールスクレーパーでチェック。 ファイルとベースエッジベベル 次の行程のサイドエッジ研磨で、 ファイルとファイルガイドを使
またビンディングに不備がない チューンナップテーブルに固定。 フラットでなければマシーンに ガイドを使って、
滑走面側のエッ 邪魔になるボーダーをボーダー 用し、
サイドエッジの研磨を行う。
かなどをチェック。
かける必要がある。
ジをべべリングする。
カッターで削る。
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バリ取り
リフレッシュニング
ファイバーテックスでケバ取り
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滑走面のクリーニング
ファイバーレーンで拭く
オイルストーンまたはガムストーンで滑走面およびサイド側のエッ スチールやブロンズブラシでトッ ファイバーテックス粗目で滑走
ジをこすってバリを取る。この時、角に直接当ててしまうとエッジ プからテールに向かって掻き 面の細かいケバを取る。
が丸くなってしまうので、絶対に当てないこと。なお、直接エッジ 出すようにブラッシングする。
の角に当てないためには、
ファイルガイドを使用して作業を行うと
良い。
ベースクリーナーでクリーニング。 ファイバーレーンを使ってベー
スクリーナーを拭きとり、表面
の細かいゴミを取り除く。
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スクレーピング
ブラッシング
ファイバーテックス仕上げ
フィニシングパッド仕上げ
ワックスをたらす
ワックスをのばす
滑走面を軽いタッチでスクレー スチールまたは、
ブロンズブラ ファイバーテックス細目で滑走
ピング。軽く撫でることで、滑 シでブラッシング。ストラクチャー 面をスムーズにする。
走面の状態が手に伝わってくる。 内に残った不純物を取り除く。
微量のチリ、
ブラッシング等で ワクシングアイロンでワックス アイロンにファイバ−レーンプ
ロを挟みワックスが液状になる
起きた静電気を取り除く。
を溶かしてワックスをたらす。
までのばす。
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サイドにたれたワックスを取る
スクレーピング
ブラッシング
ワクシングの仕上げ
フィニシングパッドで最終仕上げ
マルチスクレーパーで、サイド スキーを室温で冷やし(最低30分)、 ワックス粗削り用ブラシ、仕上げ用ブラシの順で滑走面をブラッ ファイバーテックスポリッシュで フィニシングパッドでワックスの
にたれたワックスを乾かないう スクレーピング。スクレーパーは角が丸 シング。電動ドリルと組合せて使うロトブラシは、効率的ブラッシ 滑走面を軽いタッチで仕上げる。 粉、
ブラッシングで発生した静
ちに取り除く。
まっていると効率良くスクレーピングが ングが行なえる。
電気を取り除く。その後セーラ
できないので、スクレーパーシャープナー
Fワクシングへ
で目立てをしてスクレーピングする。
セーラFのワクシング方法
ワクシング準備
セーラFは他のワックスとは異なり、滑走面に深く染込ませるのではなく、滑
走面の表面に塗布するタイプのワックス。また、他のワックスに比べて長時
間汚れを吸収しない性質と、水に対する強い反発力を持ち合わせている。
ドライワクシング方法(生塗)
セーラFをワクシングする前に、コンディションに合った滑走ワックスをSWIXセーラノバシ
ステムより選定し、ホットワクシングする。定着後スクレーピング&ブラッシングで仕上げ
た後、以下のドライワクシング又は、ホットワクシング方法のいずれかでワクシングする。
セーラFパウダーのホットワクシング方法(焼付)
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●パウダー
●リキッド
●ソリッド(固形)
●スプレー
セ−ラFを塗布する
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ご注意
コルクでのばす
リキッドは専用ポリシャーでの
コルクの摩擦熱を利用して ばす。
すり込む。
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ポリッシャーでなじませる
ブラッシング
フィニシングパッドで仕上げる
セ−ラF専用ポリッシャーで滑 ナイロン、馬毛またはナイロン フィニシングパッドで余分なセ
走面全体になじませる。
ポリッシュの順でまんべんなく −ラFと静電気を取り除く。
ブラッシングする。
*セーラFは300℃以下で保たれ
れば無害ですが、165℃から化
学変化を始め、
その物質的性
格が変わります。密室で165
℃以上の高温の物質に長時
間触れると、発生したガスが空
気中の許容濃度を超える場
合も考えられますので、ホット
ワクシングの際、換気には充
分注意して下さい。またワクシ
ングの際、
タバコ、
ストーブ、
バー
ナー等の火気は避けて下さい。
*セーラFは、
オゾン層を破壊す
るといわれる種類のフッ素化
合物には属しません。