日本語マニュアルを参照

一般研究用試薬。In vitro use only.
r
Roche Applied Science
LightCycler® FastStart DNA MasterPlus SYBR Green I
®
キャピラリLightCycler 共通のHot Startタイプのマスターミックス
簡易マニュアル
Sep. 2007
製品に添付される最新バージョンのマニュアル (英語版) を必ずご確認ください。本マニュアルと製品に添付されるマニュアル (英語版) の内容に相違のある場合,製品に添付
されるマニュアル (英語版) の内容が優先されます。
本キットは、キャピラリタイプのLightCycler® 専用試薬です。その他の機器での使用については保証できかねます。
製品番号:3 515 869 (03 515 869 001),
(96 反応分/20 µL 反応)
製品番号:3 515 885 (03 515 885 001), (480 反応分/20 µL 反応)
製品番号:3 752 186 (03 752 186 001),(1,920 反応分/20 µL 反応)
保存温度:-15 ∼ -25℃
Reaction Mix (バイアル 1b) は遮光して保存してください。
1. キットの内容
4. プライマーについて
バイアル
1a
1b
2
ラベル
Enzyme
Reaction Mix
H2O, PCR-grade
まずは、各最終濃度 500 nM で反応させてください。必要に応じて 200∼1000 nM で最適化くだ
さい。
内容
a) 3 515 869 (96 反応分)
b) 3 515 885 (480 反応分)
c) 3 752 186 (1,920 反応分)
a) 1a (約 42 µL) x 1 本, 1b (約 114 µL) x 3 本:混合すると
3 本の 5x マスターミックス (各約 128 µL) となります。
b) 1a (約 42 µL) x 5 本, 1b (約 114 µL) x 15 本:混合する
と 15 本の 5x マスターミックス (各約 128 µL) となります。
c) 1a (約 210 µL) x 4 本, 1b (約 570 µL) x 12 本:混合す
ると 12 本の 5x マスターミックス (各約 640 µL) となります。
アンプリコンサイズは、最長 700 bp まで可能ですが、よりより PCR 効率のために 300 bp 以下でデザイン
することをお勧めします。
5. 反応溶液の調製
反応溶液の調製の一例を示します。実験に合わせて濃度や液量を調整してください。
コンポーネント
液量
最終濃度
H2O (バイアル 2)
9.0 µL
Forward プライマー(10 µM)
最終濃度 0.5 µM の場合
1.0 µL
Reverse プライマー(10 µM)
最終濃度 0.5 µM の場合
1.0 µL
5x マスターミックス (1a と 1b 混合後)
1x 濃度
4.0 µL
・ ゲノム DNA:< 50 ng
・ cDNA:20 倍程度希釈したもの
テンプレート (DNA や cDNA)
5.0 µL
10
・ プラスミド:< 10 コピー
Total 液量
20.0 µL
<使用方法>
・ 融解していることを確認した後、1a と 1b をスピンダウ
ンし、液をバイアルの底にあつめます。
・ a), b) :1aから 14 µL分取し、1 本の 1bへ加え穏や
かに混合します。
・ c):1aから 70 µL分取し、1 本の 1bへ加え穏やかに
混合します。
・ 下記「反応溶液の調製」を参考にして調製してくださ
い。
a) 1 mL x 2 本
b) 1 mL x 7 本
c) 25 mL x 2 本
2+
プライマーやテンプレートの希釈は、H2Oでおこなってください (TEを用いると溶液中のMg 濃度が変
化してしまいます)。
cDNA は反応液量の 10% (2 µL) を超えて持ち込むと、PCR を阻害することがあります。まず
は、20 倍、200 倍などと段階希釈したもので阻害がないかを確認ください (阻害されている場合は、
増幅シグナルが等間隔で得られません)。
<別売り Cat. No.>
3 315 932 (1 mL x 25 本)
3 315 959 (25 mL x 1 本)
3 315 843 (25 mL x 4 本)
6. 反応プロトコル
反応プロトコルの一例を示します。プライマーの Tm 値や増幅長に合わせてアニーリング温度や伸長時間を調整し
てください。
解析モード
サイクル数
セグメント
温度
保持時間
蛍光取得
熱変性
10 分
酵素活性化
95℃
None
1
None
600 秒
増幅
熱変性
95℃
10 秒
None
プライマーの Tm
10 秒
値-5℃程度か
(プライマー結
45
ら検討。
合の特異性
プライマーのアニ
(ターゲットのコ
(例:Tm 値
None
をより高め
ーリング
ピー数に合
60℃のプライマ
たい場合は
わせて
45
サ
Quantification
ーの場合 55℃
1)
0∼10 秒)
イクル以下を
∼)
目安に設
増幅長/25
定)
秒
伸長反応
72℃
Single
(例:250bp
の場合 10
秒)
Melting (融解曲線分析)
熱変性
95℃
0秒
None
アニーリング
65℃
15 秒
None
Melting
1
0
秒
Curves
メルティング
95℃
Slope =
Continuous
0.1℃/秒
冷却 (Cooling)
冷却
40℃
30 秒
Cooling
1
None
1a には主に酵素、1b にはバッファ (SYBR Green I を含む) が含まれます。
1a は非常に粘性が高いため十分にスピンダウン後、注意深く分取してください (不足の原因にな
ります)。
混合後の 5xマスターミックスには、PCR酵素、反応バッファ (dTTPの代わりにdUTPを含む)、SYBR
Green I、MgCl2が含まれます。別途MgCl2を加える必要はありませんが、サンプルによっては最適化
するとよりよい結果が得られることがあります。
2. 保存温度
未開封のキットは、-15 ∼ -25℃でラベルに記載の有効期限まで使用可能です。
開封後のキットは、下の表を参照し保存してください。
バイアル
ラベル
保存
・ -15 ∼ -25℃
1a
Enzyme
・ 凍結融解を繰り返さないでください。凍結融解を繰り
返す可能性がある場合は小分け分注しておくことを
お勧めします。
1b
Reaction Mix
・ 1b には蛍光物質が含まれるため遮光して保存してく
ださい。
・ -15 ∼ -25℃で 3 ヶ月以内に使用してください。
・ +4 ∼ +8℃で 1 週間以内に使用してください。
・ 凍結融解を繰り返さないでください。凍結融解を繰り
1a と 1b
Master Mix
を混合後
返す可能性がある場合は小分け分注しておくことを
お勧めします。
・ 蛍光物質が含まれるため遮光して保存してください。
・ -15 ∼ -20℃
2
H2O, PCR-grade
Ver.3.3 以前のソフトウェアでは、Gain を以下のように設定してください (ラン終了後の変更はできま
せん)。Ver.3.5 以上のソフトウェアでは設定の必要がありません。
F1=3、F2=1、F3=1
1)
100 µL反応の場合は、30∼45 秒
3. サンプルについて
サンプル RNA は、あらかじめ cDNA に逆転写しておいてください。RNA のクオリティは結果の正確性と
再現性に影響を及ぼします。サンプル RNA は高濃度で DNA の混入のない、RNase やその他のインヒビ
ターを含まない高純度のものを調製ください。
7. 解析について
ゲノム DNA は 50 ng 以下になるよう調整してください。
ご使用のソフトウェアのバージョンに合わせて下記を参照ください。
Ver.3.5 以前の場合:F1
Ver.4.0 以降の場合:Channel 1 (530)
10
プラスミドDNAは 10 コピー以下になるよう調整してください。
cDNA は反応液量の 10% (2 µL) を超えて持ち込むと、PCR を阻害することがあります。まずは、
20 倍、200 倍などと段階希釈したもので阻害がないかを確認ください (阻害されている場合は、
増幅シグナルが等間隔で得られません)。
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8. よくある質問
Q1. 1a 液が足りません。
A1. 1a 液は、1 バイアルにつき 14 µL x 3 回分 (または 70µL x 3 回分) の液量が入っています。しかし
粘性が非常に高いため、スピンダウンが十分でないと足りなくなる場合がありますのでご注意ください。
Q2. ラン開始直後に 「1 本目以降のキャピラリが見つかりません」というエラーメッセージが表示されます。
®
A2. キャピラリタイプのLightCycler では、ラン開始直後にキャピラリ内の蛍光物質を検出し、検出機のポジショ
ン調整をおこないます。そのためキャピラリ内に蛍光物質が入っていない場合や感度以下の蛍光強度の場
合はエラーが表示されます。1aと 1bの混合比や加える量を再度ご確認ください。それでも解消されな
い場合は、弊社担当者までご連絡ください。
Q3. 増幅されません。
A3-1. サンプルが cDNA の場合、原液を反応液量の 10% (2 µL) を超えて持ち込むと、PCR を阻害する
ことがあります。まずは、20 倍、200 倍などと段階希釈したもので阻害がないかを確認ください (阻
害されている場合は、増幅シグナルが等間隔で得られません)。
A3-2. サンプルがゲノムDNAの場合、1 反応あたり 50 ngを超えないようにしてください。またプラスミド
10
DNAの場合、10 コピーを超えないようにしてください。
お問い合わせやご質問は・・・
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ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
AS 事業部(研究用機器・試薬) 製品学術部
Tel:03-5443-5287 / Fax:03-5443-7098
Mail:[email protected]
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