第2回 東京医科歯科大学 大学院保健衛生学研究科 精神保健看護学講座 同窓会特別記念講演会 シンポジウム プログラム <講師> 佐藤雅美 先生 (東京武蔵野病院 CNS) 「精神科病院におけるCNS活動の実際」 内藤みか 先生 (亀戸こころ保育園 看護師) 「おおきなおうち・みんなのきもち -保育園看護師としての日々を通して-」 松岡裕美 先生 (東京医科歯科大学付属病院デイケア副看護師長) 「異和感の対自化の臨床活用」 <総合司会> 美濃由紀子(東京医科歯科大学大学院 准教授) <コメンテーター> 宮本真巳(東京医科歯科大学大学院 教授) 日 時:2010年5月15日(土)13:00~ 開場・受付 13:30~16:00 記念講演・シンポジウム 会 場:東京医科歯科大学 M&Dタワー 2F 共用講義室 1 参加費:300円(資料代として) お問い合わせ:同窓会代表 美濃由紀子 事務局 齋藤香 [email protected] 精神看護の実践を、精神疾患患者の看護に限定せず、あらゆる人々の精神的な援助 に拡げていこうとする動きが始まってから、長い年月が過ぎました。援助の対象者は、 様々な精神的苦悩を持つ人、精神疾患患者の家族、援助職等に拡がりました。援助実 践の内容も、精神科入院患者の世話に留まらず、精神保健相談、グループワーク、患 者・家族教育、多職種チームのマネジメント、地域のネットワークづくり、社会啓発 活動等に拡がりつつあります。これらの実践における看護師の貢献は、市民の精神的 健康を守るための活動の中で重要な位置を占めるはずですが社会的な認知度は低く、 看護職の立場からみても十分な成果が上がっているとはいえません。こうした現状の 変革を担う精神看護の先駆的な実践者を養成していく上で、大学院精神看護学講座は どのような学習の場であることが求められるでしょうか。 本シンポジウムには、本学精神保健看護学講座で学んだ後、精神看護の実践現場で 活躍しておられる3名の方々をお招きしました。これまで担ってきた実践経験の紹介 と併せて、大学院での学習体験を振り返って頂きながら、精神看護の臨床・教育・研 究の関連と、今後の展望について考えてみたいと思います。
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